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■ くじら・浮遊。
地球の北のすみっこスコットランドにて 東のすみっこからきたわたしは、 おっきな大陸のことを考えている。
ざとうくじらは、夏の間アラスカにいてニシンを食べ 冬の間、小笠原あたりで子育てをする。
まるい地球について考えるきっかけとなったアラスカでの中学時代。 わたしの人生のある起点となる、小笠原。 そして、故郷もないまま浮遊する。 アフリカという、ふれてもふれてもまだ足りない大陸。
友人が、春の休暇のしばしの帰郷。 タンザニアにゆくことが、まるで初めて行くみたいだと、 記憶の中の故郷に胸を躍らせていた。
また、故郷ってなんだろうと考えた。
陽が暮れる。
2001年03月20日(火)
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