# 『ストロベリィボーイズ』制作秘話
2001年04月08日(日)
相方と話し合った末、映画を見に行くのは11日になりました。
なので昨日云ってた映画感想はナシ(そりゃそうだ)
今日は地元のイベントでした・・・。

えー、昨日の日記に書いた通り、今日は小説制作秘話第二弾。
予告通り、『ストロベリィボーイズ』の制作秘話を語りましょか。
今日は昨日より短めでいきますよ。
ネタバレになりますので、気になる方は先に小説をお読み下さいね〜。


シャンバギ小説『ストロベリィボーイズ』はゾロ番リクでした。
「砂吐きそうなくらいラブラブなシャンバギ」ってリクです。
昨日も書きましたが、私は話を考えるのが苦手です。
でもこの話は全体のイメージが最初から湧いてました。
思いついたイメージは以下の通り。
・イチゴパフェを食う。
・「アー見て見てェ、顔にクリーム付けてるゥー。カワイー。」
・バギーの鼻は赤くて可愛い。←(笑)
でも最初書き始めたときはバギー視点だったんです。
(書き上がったものはシャンクス視点です)
特別にバギーバージョンを一部公開してしまいましょう。よっ太っ腹!(違)
あ、本文と比べてみると、手抜きっぷりがバレます(笑)

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スプーンいっぱいに乗せたアイスクリームを頬張って、んまい、と笑う、
ストロベリーブロンドのオトコのコ。
グラスに突っ込んだ顔にベタベタ生クリームつけて、イチゴ、イチゴ、と呟いてる。
やっぱり、悔しいぐらいにカワイイじゃねェか。バーカ。
 
「ガキくせェ」
「なんだとう」
「オンナ共はこの外見に騙されるわけだな。バカなヤツら」
「なァなァバギー、食ってみて、ココ。マジうま」
「んあ」
ぱく、と口に放り込まれたスプーン。口に生クリームの甘味と、イチゴの酸味が広がる。
「甘ェー。オマエよくこんなん食えんのな」
「最近おれ、イチゴブームなの。真っ赤に熟したやつもんまいけど、ちょっと酸っぱいのもスキ」
「んー、イチゴはうめェよ。もーらい」
「あ、ズリィ!それ、とっといたのによォ!」
パフェのグラスを挟んで、イチゴ争奪戦勃発。
イチゴジャムの絡まったアイスクリームと生クリームの中から、大きくて真っ赤なイチゴゲット。
「あーあ、おれのキューティーストロベリー・・・」
「ぎゃはははは!なんだそりゃあ!キュー●ィーハ●ーの親戚かァっ?」
「へェ、バギーそんなの見てたんだ〜。ヤラシイの〜」
「ばばば、バカ、違ェよ、」
「すみませーん。ストロベリーパフェ、もイッコくださァーい」
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ようするに逆だったんです。ハギーとシャンの位置が。
で、女共がキャーキャー云うのは、ホントはバギーが鼻にクリームつけてる姿が可愛いからなんだけど、バギーはそう云われてるのはシャンのことだと勘違いしてるっていう。
でもこれはボツになりました。バギシャンチックになったので。
やっぱりここはバギーを可愛くして、それに見惚れるシャンクスというふうにした方が自然だなと思って、全く逆に書き直しました。
カップルにありがちな「はい、あーんv」というのは私は大嫌いです。
あれは自然にやるのがベストだと思ってます。
「可愛いバギーに見惚れるシャンクス」という構図が固まったらあとは簡単。
得意分野です、シャンバギの(笑)
私はシャンクス視点でバキーを書くと、その可愛さにメロメロした文章になってしまう、という悪い癖があるんですよ〜・・・(苦笑)
それを克服しようと練習で書いたのが、TYPE Bの『癒し系』です。
これは『ストロペリィ…』ではなくて『至近距離恋愛』の頃書いたのですが。
とにかくラブラブシャンバギってのはワンパターンになりやすい。
でも『ストロベリィ…』は一番書きやすいパターンだったので、書いてる間はすごく楽しかったですよ。シャンクスに感情移入して書いてましたからね(笑)
『血ノ染ミタ…』に比べれば割とさくさくと仕上がりました。
・・・といっても二週間もかかってますけどね(笑)

以上、『ストロベリィボーイズ』制作秘話でした。

さて、順番からいって次の秘話は『rainbow chaser』ですかね。
明日になるか明後日になるかは私の気分次第。

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