2004年09月25日(土) |
【NY発】ワルキューレ |
【THE METROPOLITAN OPERA】 指揮:Valery Gergiev ジークムンド:Placido Domingo ジークリンデ:Margaret Jane Wray フンディング:Stephen Milling ウォータン:Vladimir Vannev フリッカ:Yvonne Naef ブリュンヒルデ:Olga Sergeeva
6時半の開演、会場を後にしたのは11時半過ぎ。 それにもかかわらず、すごくすごく面白かった!!! オペラに疎い私は、カルメンの方を楽しみにしていたのですが、 カルメンよりずっとずっと面白かった! 席からはオケの様子も伺うことができ、 これも楽しめた要素のひとつかも。
ワーグナーのオペラは、 スカパーでマイスターシンガーを2回ほど見ただけ。 ほんとオペラ好きの人にはごめんなさい状態で、 このワルキューレを見に行ったわけですが、(^-^;A ワーグナーって面白い!! ゲルキエフの演奏も私の好み。 あまりに劇的な演奏で好きじゃない人もいるかもしれないけれど、 私は序曲からぐいぐいっと引き込まれてしまいました。
歌手もよかった~~。 オペラにありがちな、おでぶさんジークリンデだったけれど。(笑) 役の雰囲気をしっかりとつかんで、 歌声でも演技できる歌手だと見た目は気にならなくなるものですね。
ドミンゴは声量の少ない歌手ではあるけれど、 演技がピカイチで、声の表情も豊か。 やっぱりオペラはこうでなきゃっ!
ブリュンヒルデとウォータンのやりとりもよかった! ウォータンが罰する場面でのブリュンヒルデの悲痛な声、 ウォータンの厳しさ、苦悩、 すべてが目を話せない歌声、演技ですばらしかった。
こう面白さがわかると、 指輪4部作、連日連夜ですべて見たくなるなぁ~~。 ワルキューレは「つづく・・・」で終わるオペラなので、 なおさらそう感じたのかも。
ほかのワーグナーも見てみたい! あぁ、日本のオペラもこれくらいの値段で見られたらなぁ。 高すぎるよねぇ。(T-T)
|