今日はフォーレ四重奏曲第2番1楽章の合わせがありました。 やっぱり弦はいい〜〜! ステップの室内楽体験もいい経験になったけれど、 1からみんなで曲を作り上げていく過程は、やはり楽しいです。 弦同士でボーイングの確認をしたり・・・なんていうのも、 面白い体験でした。 弦のボーイングは、フレーズをどのようにとるかで変わってくるのですね。 とても面白い体験でした。
本当はモーツァルトがやりたかったのですが、 今回フォーレを経験してよかったと思いました。 やはりモーツァルトよりも響きが豊かでカラフルなのです。 弦にピアノが共鳴しているのを、ビンビン感じることができる。 モーツァルトではそれほど感じられなかったことです。 それを意識して作曲されているのだろうから、 なおさら効果的なんですよね。
あとは、弦の音色などをふまえて、 ピアノの音色をどのように作っていくか・・・。 想像していたのと違う箇所が何箇所かあったので、 ウナコルダのタイミングや音のバランスなどを変更しました。
この曲の私自身の目標は、「響き」です。 今回合わせをやって、それを実感させられました。 現在ソロ曲はショパンのノクターンをやっていますが、 こちらもなるべく倍音による効果などを感じとり、 ピアノを生かした演奏を目指しています。 ということで、アンサンブルにしてもソロにしても、 目標が一緒。よい機会だったなぁと思います。
アンサンブルは、 呼吸のとりかたがとても勉強になると思っていましたが、 弦とのアンサンブルはそれ以上に、 「音色」「響き」というものを体で感じやすく、 とても勉強になるなぁ、というのが感想です。 ソロでは感じられないほど、ピアノの響きを感じることができる。 これはソロで演奏するために、よい経験になるハズ!! このことを経験するは、ロマン派以降のものがよいのでしょう。
ということで、フォーレの譜読みはかなぁり苦労したし、 練習していても、なかなか曲に入っていけなかったのだけれど、(^-^;A こりゃ面白いぞ!ってな手ごたえを感じて帰ってきたのでした。
まずは、ミスタッチを減らして、 テンポアップできるようにしないとなぁ〜〜(T-T)
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