想い出の樹

2004年09月18日(土) 合わせの練習

今日はフォーレ四重奏曲第2番1楽章の合わせがありました。
やっぱり弦はいい〜〜!
ステップの室内楽体験もいい経験になったけれど、
1からみんなで曲を作り上げていく過程は、やはり楽しいです。
弦同士でボーイングの確認をしたり・・・なんていうのも、
面白い体験でした。
弦のボーイングは、フレーズをどのようにとるかで変わってくるのですね。
とても面白い体験でした。

本当はモーツァルトがやりたかったのですが、
今回フォーレを経験してよかったと思いました。
やはりモーツァルトよりも響きが豊かでカラフルなのです。
弦にピアノが共鳴しているのを、ビンビン感じることができる。
モーツァルトではそれほど感じられなかったことです。
それを意識して作曲されているのだろうから、
なおさら効果的なんですよね。

あとは、弦の音色などをふまえて、
ピアノの音色をどのように作っていくか・・・。
想像していたのと違う箇所が何箇所かあったので、
ウナコルダのタイミングや音のバランスなどを変更しました。

この曲の私自身の目標は、「響き」です。
今回合わせをやって、それを実感させられました。
現在ソロ曲はショパンのノクターンをやっていますが、
こちらもなるべく倍音による効果などを感じとり、
ピアノを生かした演奏を目指しています。
ということで、アンサンブルにしてもソロにしても、
目標が一緒。よい機会だったなぁと思います。

アンサンブルは、
呼吸のとりかたがとても勉強になると思っていましたが、
弦とのアンサンブルはそれ以上に、
「音色」「響き」というものを体で感じやすく、
とても勉強になるなぁ、というのが感想です。
ソロでは感じられないほど、ピアノの響きを感じることができる。
これはソロで演奏するために、よい経験になるハズ!!
このことを経験するは、ロマン派以降のものがよいのでしょう。

ということで、フォーレの譜読みはかなぁり苦労したし、
練習していても、なかなか曲に入っていけなかったのだけれど、(^-^;A
こりゃ面白いぞ!ってな手ごたえを感じて帰ってきたのでした。

まずは、ミスタッチを減らして、
テンポアップできるようにしないとなぁ〜〜(T-T)




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中嶋 [HOMEPAGE]

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