最近マルカートでの練習がいかに大切か実感しています。 レガートだと指が流れてしまう・・・。 私の場合、指が勝手に先に動いてしまうのです。 ということで、どんな曲を聴いても前のめり。 伴奏、連弾にしても、ソロにしても、 ビデオで確認すると、すごく前のめりに聞こえる。 なぜかなぁとずっと思っていたのでした。
ここ数ヶ月、メトローノームに合わせ、 マルカートで流されないよう、 平均に16分音符を入れて練習するように心がけていました。 先日のホームコンサート。 グループレッスンのステージ伴奏を聞くと、 今まで前のめりでテンポが速くなりがちだった伴奏が、 落ち着いたテンポで演奏できています。 それはソロにも言えることで、 ハノンでのメトロノームをつけての練習って、 こんなに重要だったのかと驚かされました。
それにしても、子どもに基礎練習の重要性を伝えるのって、 すっごくすっごく難しい・・・。 私も子どものころキライだったし、 先生にいくら説明されてもピンとこなかったなぁ。 「すごく弾きやすくなった〜!!」という実感を体験しないと難しい。
この基礎練習って、適切な動きを学ぶだけでも神経使う。 でも、神経を使って集中して練習しないと、 せっかく基礎練習しても無意味な時間になってしまうんだなぁ。 私も30過ぎてやっとこさ、 基礎練習って楽しい〜って思えるようになった。(^-^;A
ピアノって、着実に着実に一歩一歩が大切な楽器だなぁと思う。 大人になって、少し着実にってことができるようになってきたかな。 子どものうちは、それって難しいよね。 でも、私は負けない。(笑) 家での練習ができていなくても、 週に1回のレッスンで15分くらいかけてやるだけで、 かなぁり違うもの。 一緒に基礎練やろうね〜〜〜♪
♪おまけ♪
モーツァルトは基礎練習のようなもの、全くしなかったそうです。 でも、コンサートのための曲を一日中練習しまくっていたらしい。 ピアノに向かう時間が少なければ少ないほど、 基礎練習というのは効果的なのだと思う。 一日中ピアノを弾いている人には、基礎練習って必要ないのかも。(笑)
|