想い出の樹

2004年07月14日(水) 基礎練習

あれからずっと基礎練習にはまっています。
でも、おかげで随分力がついたなぁと思います。
この年になって、自分の上達が目に見えてわかるって嬉しい。
ピアノは長い目で見ないと、なかなか上達が見えてこないので、
ここ1年でそれが見えてきたというのは、かなりの成果!

ここ2、3ヶ月取り組んでいるメニューは、
指を広げた運動です。
どうしても指を広げると手に負担がかかってしまうのです。
少しずつ筋力をアップして、それを克服したいなぁと。
友人に、恵美子は細かな動きが得意・・・・と言われ、
得意な動きばかり練習しても意味がないと、
この練習を多く取り入れるようになりました。

ハノンのオクターブの練習。
アルペジオの練習。
6度のトリルの練習。

いずれも最初はかすれるような音からの練習でした。
無理は禁物・・・と自分に言い聞かせ、
脱力できた状態で筋力をつけていく方法を重要視しました。
今では随分音が鳴るようになってきました。
こうやって身に付けることができると、
この練習方法はいい!とレッスンに生かすことができるので嬉しい。
自分が一番の実験材料です。(笑)
(オクターブ、アルペジオはミューズクリニックに更新してあります。)

指が以前に増してしっかりしてきたこと、
姿勢が安定してきたことで、
演奏そのものが安定してきました。
明らかに音が違うとわかるのは気持ちがいい〜♪

実は先日のホームコンサートつっかえはしたものの、
安定感や音そのものについては、かなり上達したなぁと、
自分を褒めてあげたのです。(あぁ、私って自分に甘い・・・(^-^;A)
つっかえたのは、すっごくすっごく残念なのですが、
音の違いには本当に驚きました。

年に何回か使用しているホール・ピアノなので、
その違いがよくわかるのです。
まず第1音目から「え?このピアノってこんなに鳴ったっけ?」と。(爆)
音が鳴ると演奏表現にも幅が出てくるので、
全体に今までにできなかった演奏ができたのだと思います。

これからも自分を実験台に、
どんどんよい演奏を目指して、それをレッスンに生かしていきたいな。
自分が苦労すれば苦労するほど、その過程はレッスンに使えます。
それにしても・・・早く人前になれなきゃなぁ・・・。
練習しても練習しても、人前でつっかえてしまうなんて悲しすぎる・・・(T-T)


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中嶋 [HOMEPAGE]

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