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タラップを降りるとそこは日本であった。うかつにも到着地の下調べをしていなかったため、とりあえず長い直線の道路を歩き続け、港の敷地内から出る。そして途方に暮れている場合でもないのでひたすら「街」らしい方面へ足を進め、途中で避難場所の地図のようなもので近くに駅があることを確認。たどり着いた伏木駅は幸いにもJRで(知らない土地での私鉄は未だに不安)、そして小さかった。駅前の郵便ポストのうえに仏像が乗っていたりした。1時間に1本の電車で高岡まで行き、特急サンダーバードに乗り換え大阪へ。その約3時間の間に、どれだけ目まぐるしく景色が変わったことか。まったくもって対照的である。車窓は飽きることがなかった。右手に比良山地、左手に琵琶湖という絶景に差し掛かった頃にガイドのアナウンスまであった。京都駅を通過するころには、違和感もなくなり、既に現地人。
川村
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