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2004年03月10日(水) 郊外へ

早朝に目が覚める。半地下の窓から見える空はまだ暗かった。そのまま出かける用意。早く起きすぎたので当然時間が余る。家に電話する。今月中には帰ってくると思っていたらしい。実際のところいつ帰るのか、自分でもわからないのだ。旅路はまだまだ続く。

晴天。トロントへ。時間がないため珍しく地下鉄を利用。Highparkという、ブロアストリートをずっと西へ行ったところで降りる。地上に出るとすぐにHighparkという公園が見えた。葉を落とした木々が、あの日のセントラルパークを思わせる。住所の記憶違いから、逆方向に数ブロック歩いてしまい、緩やかな坂道だったせいか、その時点で予想外に体力を消耗してしまっていた。帰りに公園に寄ることは断念。目的とする某旅行会社でとりあえず手続きを済ませる。2ブロック東に、壁面にロシア語が書かれたコンビニのようなものを発見したがその文字だけを見た瞬間に拒否反応が起きる。動悸がした。読めない、わからない、いかに致命的なことであるか。

イートンセンターへ。買い物の目的は特にないので、いつもの通りマクドナルドで昼食を取り、Yves Rocherで友人へのお土産になりそうなものを適当に選ぶ。ブロアでの歩き疲れと、コートの重さで次第に疲労感が増してきたところでSEARS側から表のストリートに出てバスターミナルに向かった。散歩にはちょうど良い天気だった。地下鉄内にいた時間は長かったけれど。


川村 |MAIL