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2004年03月04日(木) 力抜け

フィルムを現像したが、ろくな写真が撮れていなかった。辛うじてアルバムに貼れそうなのはビクトリアパークのスケートの写真くらいで、それ以外はセンターがずれている、人物が小さすぎる、逆光、そして顔が気に入らない等の理由で、もう見る気がしない写真としてフィルムと共に封印されるところだが、他の写真とは違う思いが巡るのも事実。ピントがずれていても、笑顔がこわばっていても、その目に映っているのは確かな記憶。写真には写っていない、写真を撮った側の風景が浮かぶ。自分にしか見えない記憶として。

あいかわらず気分は沈んだままだ。いつもなら単純に感動していた春を思わせる風や、いつもと違う通りを歩いたときに聞こえる鳥の声にさえ、心を向ける余裕もない。いつもなら、心の中に大きなため息をつかせていた、ルームメイトの冷たい返事にも、反応する余裕はない。

「だから何だというのだ」。気抜け状態である。一過性のものであることはもちろん知っている。体調が思わしくないというのも原因の一つである。




川村 |MAIL