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2004年02月26日(木) leave to start

厳しいことを厳しい口調で言われてから2日ぶりにバイトへ。甘えを許していた自分を叱咤してくれる存在があることはありがたいことなのだと自分に言い聞かせつつも、闘争心だけは表情から隠せない。そしてそれは決して憎悪から来るものではないのだ。表情の奥にあるのは、二度と自分を甘やかさない決意と、二度と相手にちょう笑させる余地を与えないという意地ともいえるものだ。

先週もそうだったが、「風に乗って春の香りがする」。本当に、もうすぐそこに来ているとしか思えない。手を伸ばせばそこに存在するもの。

手を伸ばせば届いていた。あんなに近くにあったのに。そして離れても、いつかまた巡り巡って再び近づき、顔を見合わせ、その瞬間に互いの過去を重ねる。もう一度手を握り締めあうために、再び離れる。気の遠くなるほどに延々と続く時間。しかし空白にしてはならない。


川村 |MAIL