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「ある行いをした後で、悩まされ、眼に涙をためて泣き叫ぶ。そのような報いを受ける行為は、してはならない。」(ダンマパダ)
常に正しいしい選択を、ということを心がけていたが、今になってもやはりどちらが正しいのか間違っているのか、迷うことがある。その時の自分の気持ちに正直になることだけが、賢明な選択であるとは限らないからだ。それは、誰か自分以外の相手に向ける言動である場合はなおさらである。その瞬間だけの感情に決して押されてはなるまい。考えるまでもなく、正しいとはいえないと行動する前に自覚する場合もあれば、考えさらに考え、結果、感情を抑えなければならないときもあるだろう。正しいとは思えないと判断された行いを為すことがないように。少なくとも自分自身を認めてくれている相手だからこそ、ここまで考えなければならない、それだけの価値があるのだから。誰に対しても、そして自分自身に対しても公平に振舞えるようになるために。
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