■日々コレ精進ナリ■

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ニュージーランド旅行記、合計180KB。
それを全部PCに打ちこんだおばかさんの戯れ言。
その一覧はトップページにあり。

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2002年07月11日(木) サルのように跳びまわれ

 昨日ほどではないものの、まずまずの天気が続く。今日の予定は、朝はひたすらのんびりして昼からは昨日少し見に行った"Rock'n Ropes"に行く。朝のうちは本屋に行ったり雑貨屋に行ったり、ネットつなげてEメールしたり、図書室に行ったりと時間をつぶした。

 昼になってから、昨日一緒に行動した二人と場所へ向かう。設備については昨日簡単に説明したので割愛するが、半日(3時間半)で59$払い、そこにある器材を使い放題にできるというわけだ。遊びは全部で10種類。文章ではうまく説明できないが、とにかく全てが高い所で行動するような感じで、電線工事してるような雰囲気とでもいえばいいだろうか…。(現地のサイトhttp://www.rocknropes.co.nz/もあるので参考まで。)

 時間的に全部制覇するのは無理なので簡単なやつから始め、後から難しいものを挑む。中でも印象が強かったのが、丸太の上を一切支えなしで10mほど歩くというもの。バランスを何度か崩すものの、意外に簡単だった。あくまでもそれは水平だったので、少しでも斜めだったらキツかったかも。

 そしてメインともいえる"Giant Swing(ジャイアントスイング)"。唯一名前がついていて、簡単にいえば巨大ブランコ。15mほどの高台に登り、そこからロープにつかまりジャンプして振り子のように振られるというものだ(説明が足りているだろうか?)。これが気持ち良かった。3時間以上休みなしに動き回ったのでとにかく疲れた。宿に戻って晩飯をとりながらビールを飲むと、これが非常にウマイ!何はともあれ俺のしたいことに応じてくれたタカシさんとジュンコさん、ありがとう。

 明日の移動のためにバスを予約する。いよいよ俺の旅行も終盤にさしかかってきた。


2002年07月12日(金) 雨って本当、イヤですねぇ

 今日は丸1日かけた移動日。目的地はTe Arohaテ・アロハという少し田舎のところで、ここTaupoからバス一本では行けない場所だ。朝はまずHamilton(NZで4番目にでかい14万人都市・以前車に乗せてもらった人もここへ向かった)に移動する。

 Hamiltonには13:30に到着したが、次の乗るべきバスは17時まで来ないので3時間以上もここで過ごさないといけない。でかいバックパックを持っているのであまり遠くへ行くこともできない。近くに映画館があるので何か見ようかと訪れてみると、金曜日という週末もあってかすごい人の量だ。これは背中に荷物しょってうろちょろすることすらままならない。これはダメだ。予定を変更して2時間ほどインターネットをすることにする。

 ネットでいろいろ見ているうちに、今日本では「あいのり」というテレビ番組でニュージーランドが舞台になっているという話を思い出し、そこのサイトを見ると確かにニュージーランドの部分が放送されている。なんか不思議な気分だ。

 そうこうしているうちに時間はやってきて、Hamilton−Te Arohaへ向かうバスを待つ。来たバスは正に路線バスのそれだった。そこにバックパックを持ちこむ俺。なんか少し浮いてる気がするけどそんなことはどうでもいいや。Hamiltonには泊まらずにいて正解だった。見掛けるアジア人はほぼ全て中国人。お前らどれだけおるんじゃーと思いながら町中を歩いていた。

 Te Arohaには18:30に到着する。Hamiltonにいた頃から天気がぐずついていたけど、ここにきて大雨になってしまった。出発前には、運転手に「YHA前で降ろしてください」と頼んでいたけれど、降ろされたのはメインロード。運転手曰く「ここから5分ほどそこの道を上がっていけば着くよ」と言われてしまう。──この雨の中を歩けってか!!最寄りのところまで連れていってくれる雰囲気もなさそうなので、仕方なく雨の降った暗い道をとぼとぼ歩く。なんか、5月上旬のNelson Lakesでの歩き(05/01の日記参照)を思い出してしまった。途中、どこにあるのかわからなくなってしまったので民家の人を呼んで場所を聞き、ようやく到着することが出来た。

 宿に着いたが誰もいない。スーパーマーケットは近くにあることがわかったので先に30分ほど買い物に行き、そこから戻ると3人ほどいた。その後20時にオーナーのHelenがやってきた。さらに続いて4人のグループが集まった。このYHAは12人が泊まれるらしいのだが、今日は8人もいるということでこれはかなり多いということだそう。

 この宿はかなりいい雰囲気で、古いレコードデッキなんかも置いてあった。置いてあるレコードにはなぜか『春の海』(正月によく聴けるアレです)が入ったレコードもあり、俺はそれを聞いていた。懐かしいJapanese Musicだぜ!なんてな。

 Auckland出身という女の人と話をし始めると「New Zealandの住み具合はどうなのか?」という話になり、都心部の住みにくさはこっちも一緒でしょ、と言うのだ。確かにAucklandは、もともとのどかなNZから見ればかなり異色の雰囲気なので、住みにくさというのは一級品なのかもしれない。俺はAucklandの中心部しか見てないからなんともいえないけれど。

 明日と明後日はここでのんびりすることにしよう。


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Hamiltonで更新した日記がこちら。中身は上とほとんど同じ。↓


==(07/12)現在俺がいるニュージーランドを毎週テレビで見られる?==


こんちは。

先日複数の知人から聞いた話なんですが、
フジテレビの「あいのり」という、世界を旅しながらウソクサイ恋愛沙汰を
繰り広げて行く番組で、ちょうど今ニュージーランドが舞台になっているのだそうです。

番組の出演者とかその事情はどうでもいいのですが、
どういう風に紹介されているのか、というのがとても気になります。

今、俺はニュージーランド全土を旅行中で、彼らが訪れるような所は
俺自身多分行ってるはずです。

ただこちらで聞いた話によると、ロケは4月前後に行われていたらしく、
実際に見たという情報も、オークランドのバックパッカーズで
ピンクのワゴン車を見たとかその程度のもので、俺は一度たりとも見ませんでした。
(まあ当然かもしれないが)

もしその番組を見る機会があれば、
「あーヤツはこんな場所を旅しとるんだな」と
思ってやってください。

まあ所詮テレビなんで、かなり映像操作してるでしょうけどね。
旅をしてるのは事実でしょうから。


2002年07月13日(土) 1,000mをなめるな

 すっきりした青空が広がっている。昨日、オーナーから近くに小高い山があるという話を聞いたので、この天気を見ては行かねばならぬ、Mt.Te Aroha!10時に宿を出発して、Visitor Informationで簡単な地図を買ったあとその横の出発地点から歩き始める。

 小さな間欠泉のある所から山道へ入り、歩きまくる。頂上まではおよそ2時間半かかる、と立て札には書いてあったが1時間50分ほどで山頂近くのテレビ塔へ。誰とも途中に会わなかったのは妙だったな。山頂まで行くと男女2人が写真などを撮りつつくつろいでいた。俺もお願いして一枚写真を撮ってもらった。自分自身が写るものっていうのはかなり久々かもしれない。

 かなり良い景色だ。950m前後と、1,000mも超えないということで大したことはないだろうと軽い気持ちで臨んだのだがなかなかのもんだ。さすがに雪景色をしたとおくの山々までは見えなかったけれど、先月行ったMt.Maunganuiはバッチリ。それにしても山頂はすこぶる風が強い。腕時計の温度計を見ると11度!うーむ、この場所でじっとしているのは風のせいもあってかなり寒いので移動。同じ道を戻るのはやはりシャクなので別の道を通る。3時間以上かかるし遠回りになるようだが、体力はもちそうなのでチャレンジ。

 雨は降らないものの、昨日まで大雨がふっていたせいで地面はグチャグチャだ。小道が小川に化けてしまっている所もあって、かなり歩きにくかった。2つほど炭坑跡地を通り、大きな滝をボーッと眺める。コースの残り1時間となったところの分岐を越えてからしばらく行くと、なぜかマウンテンバイクで走るためのコースに迷い込んでしまった。この時でも相当疲れていたのに、分岐路に出ると

「↑EASY Hard→」

とかワケのわからん標識に出くわすことになる。もうどうにもこうにもなので、道を無視してひたすら東へ東へと足を進めると、いつの間にかYHAの近くの道路にたどり着くことが出来た。

 それほど食べ物を準備していかなかったのでYHAに戻ってからはひと休み。夜近くになってインスタントくじやパンなどを買い出しに行き、戻ってからはVisitor's Bookの読み漁り。夜は、50年以上にもなるという古いレコードプレーヤーの中についてるラジオを聞いて一日終了。レコードって、味があるよなあ…。


2002年07月14日(日) またしてもヒッチハイク大作戦

 もう1日この居心地の良いTe Aroha YHAに宿泊すると、3泊目の料金が少し割引になるそうなのだが、ここでやりたいなと思っていたことは大体やったし、次へ移動するかなと思う。しかし…俺が向かいたい方向には土日にバスが走っていないので、少々迷う。(よく考えたら、土日にバスが一本も走らないって日本じゃ考えられないがNZでは至極普通のことである)

 天気は昨日よりも更に良いのでヒッチハイクするには最適だが…。迷った挙句ヒッチハイクに挑むことにした。実はオーナーのHelenには「明日も泊まると思う、たぶん(probably)」と言っていた。なので、今日は泊まらないという置き手紙くらいしてくればよかったと少し後悔。

 とりあえずの目的地はCoromandel Peninsula(コロマンデル半島)。最低でも半島の付け根にある町で50kmほど離れたThamesテムズまでは行きたいところだ。10:40出発。ヒッチをすると決めた以上、町の端まで向かわなくてはいけない。中心部は時速50km制限なのでそれが解除され時速100kmになる場所まで歩くのだが、なかなかそこまで辿り着けないので、ある程度までで妥協してしまう。

 そこからヒッチを開始する。どうも車内を見ていると子連れが多い。待っていると、わずか10分後に一台のワゴン車が止まった。Terryという名の男で、途中のPaeroaパエロアまでは道が同じだと言うので、少しだけ迷ったが乗せてもらうことにした。アメリカのNew York州出身で、本当はNew Zealandの田舎で働くつもりだったのにAucklandで働いているらしい。今仕事中でこれからAucklandに戻るところだそうな。その後の行動を彼に伝えると、次のヒッチハイクをしやすいように町の端まで送ってくれた。ありがとう!

 そして次の車待ち。さらにヘンピなところなのでさらに車通りが減る。バックパックを背負ったまま車を待ち続け、15分ほど経って少し疲れたからと、背負ったまま正座をしてヒッチハイクしていると、するとどうだ!1台止まってくれたではないか!正座が効いたのか!?

 マオリの女性で、Thamesまで行くと言うので「俺もそこへ行きたかった」と言い、乗せてもらう。が…助手席にはチャイルドシートに乗せた赤ん坊、後ろの席には小学校低学年くらいの子供が2人。女性はチャイルドシートを後ろに移動して俺が助手席に。「本当にいいの?」と問うと「いいのいいの気にしない」といった感じで乗せてくれた。彼女の名は…忘れてしまった。確かKenyとかそんな感じだったかな?以前Rotoruaで会った女性と同様、彼女もマオリ語と英語を両方話せるらしい。今日で学校の冬休みが終わりなのだそうで、これからThamesの家に帰るつもりなんだとか、後の小学生は甥っ子なんだとか。どうりでヒッチハイクしてる最中に沢山子供連れの家族を見るわけだ。

 無事にThamesのVisitor Info.に着き、「ありがとう」と言うと、俺に貝殻のペンダントをくれた。Tongaトンガでのおみやげらしい。本当にありがとう!名前忘れちゃったけど…本当に失礼なヤツだな俺は!

 それからはバスでWhitiangaウィティアンガに移動することにした。バス代は27$。15:30発のバスしかなく、ここには12:30に着いたためまだ3時間近く余裕がある。近くのショッピングモールへ寄ったり、公園を歩く。ラグビー場があったのだが、先週の大雨でものすごい水溜りができていて、そこから写真を撮るとただの水溜りが湖みたいですごくキレイなものが撮れた。何やら小さい鉄道のようなものがあって、子供たちが集まっていたのでそこでもつい写真を撮る。

 その後、とあるBackpackersを見つけたのでVisitor's Bookを見せてもらおうと思い、受付に行くが閉まっていて誰もいない。仕方がないので勝手に入らせてもらい中を見てみるがそのノートはどうも見つけられない。その代わりにインターネットが出来るパソコンを見つけたので2$コインを入れてネットをしてみた。すると「Excuse me?」と声を掛けられた。何だ?と思い振り向くと、恰幅が良く、少ししかめっ面をしたオバサンが立っている。

「君はどこから来たの?」と聞かれたので
「Te Arohaからです」と俺が答えると
「ここに泊まるのかい?」と尋ねてくる。
「いえ…まだ決めてませんが」と言うと
「そのパソコンは泊まる人のためのものなんだけどね…まあいいわ」

といった雰囲気で言い去っていった。どうやらさっき入ったときには居なかったオーナーのようだ。そんな言われようをされたので、ネット接続の残り時間の居心地が悪いこと悪いこと…。いいじゃねえかこの金あんたらのだよ!と思ったが、注意書きをちゃんと読んでいなかった俺も少しまずかったかな、と思いながらそこを去った。

 バスの時間がきて、うたた寝状態であっという間にWhitianga到着。宿は日本人ばっかりだ。日曜の映画タイム、今日は何かと新聞のテレビ欄を見てみると、TV1も2も3も全く知らないものばかり。今日はおとなしく寝ることにするか。また栄養不足の日々が続いてるぞ、いかんなー。


2002年07月15日(月) 牛たちの横を歩きまくる

 雲一つない青空だ。Taupoあたりで続いていた曇り空がウソのようだ。今日もとことん動いてやるぞ。ここWhitiangaは海沿いの町で、少し湾に入り組んでいる。対岸にも小さな集落があり、小さなフェリーに乗り3〜4分ほどで対岸に着く。そこから10km以上先にあるHaheiの近くのCathedral Cove(カセドラル・コーブ)という不思議な形の岩を見ようと思う。

 まずはフェリー(というか屋根付きの小型ボート)に乗り、最初の4kmくらいは平気で進んでいたけど、ときどき通る車の速さにうんざりしてしまう。よってヒッチハイクに挑戦。意外にもあっさりつかまり、たかだか5kmほどなのだが、途中のわかれ道まで送ってもらった。Sueというおばあさんで、後部座席にはやたら動き回る一匹の白黒の犬がいた。

 次もあっさりつかまった。Julieという女性で、この人も後部座席に大きなレトリバー(だと思う)を乗せていて、目的地まであと2kmというところまで乗せてもらった。2km強、およそ40分ほど歩くと駐車場に辿り着いた。ここからまた30分歩くということで少し気分が滅入ったが、ここまで来て引き返すわけにはいかないのでさらに進む。

 きつい日差しの中を歩き続け、出発からおよそ2時間半後にようやくCathedral Coveに到着。う…美しい…。しかし、よくよく見ると岩の部分に落書き(彫り物)がなされている。日本語のそれは見当たらなかったけれど、なんとなくイヤな気分だった。シャワーのような小さな滝が2つあり、そこで軽く水浴びをして引き返す。Haheiの町にあった店でアイスクリームを買って上機嫌。歩きながら食べていて、アイスの棒がゴミになってしまったのだがゴミ箱が見つからなくて、とある家の玄関先に置いてあった家庭用のゴミ袋の中に無理矢理アイスの棒を押し込んだ。ポイ捨てするよりはマシでしょ?

 さて、帰りはだるいな…フェリー乗り場までバスが出ているらしいけど、値段を聞くと20$というので、却下!高すぎるよ。そのためヒッチハイクを試みる…が出来ない!!車が全く通らないのだ。途中2〜3台通ったけどそれは止まってくれず、行きで楽した5kmを歩き続ける。そしてようやく1台止まってくれた。地元の人で子供を連れていた。Kerryという母親とKane(Karn?)という息子。Kerryという名前を言うとその息子は「今日の晩ごはんはCurry(カレー)ね!」みたいなことを言っていた。どうやらKerryとCurryをかけていたらしいが、俺は理解するのにかなり時間がかかってしまった。子供は何を考えてんだか?

 そのままフェリー乗り場(正にFerry Landingという名の集落)まで乗せてもらい、無事生還。その後宿に戻ってからポテトチップス200gをあっさり完食。そんな自分が少しイヤ。そういえばこないだバンジージャンプした時に体重を測ったら3kg増えてたな…気をつけないと。


2002年07月16日(火) ひとまずのゴールかも

 今いるところはCoromandel Peninsula(コロマンデル半島)。なのでCoromandelという町にも行こうと思っていたのだけれど、ここWhitiangaからCoromandelへ向かうバスは走っていないと宿のオーナーから聞いた。他にも見てみたい場所があったけど、どうしても乗り換えが多くてバス代が高くついてしまう。けれどそこまでこの周辺を見たいという執着心はないので、ひとまずAucklandに戻ることにする。

 昼過ぎにはAucklandに着き、2ヶ月前に泊まったところと同じ宿であるAuckland International YHAへ。ワーキングホリデーサポートの事務所に郵便物をためているのでそれをとりに行く。また街の中を歩いていると、インターネットが全体的に安くなっていることに気付く。1時間2$のお店がずいぶん増えたみたいだ。良いことではあるのかもしれないけれど、まあなんというか…いや、いい。また中国人の比率が増えているように思うのは気のせいだろうか?Aucklandの人口の半分が中国人になるのは時間の問題かもしれない。

 寄るは久々に日本食の店で牛丼なんぞを食するが、これがちっともおいしくない。自分で違うもん作ったほうがよっぽどマシだったな、チクショウ。


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安いネットカフェで更新した当時の日記がこれ。ろくなこと書いてねえ。↓


==(07/16)ニュージーランドに都会は必要なし==


なんだかんだで2ヶ月弱ぶりにAucklandに戻ってきましたエイジです。
やっぱりこの街の感想は

「うっせー!そしてきたねー!夜怖いー!中国人帰れー!」

です。鬱屈した生活なんですね、俺・・・。

久々に日本食レストランなんかにでも行って、
ラーメンでも食べようかなとか思っております。

誰かメシおごってくれ。そろそろ限界近いからな。
だからといって盆なんかに帰りたかねーよ。


2002年07月17日(水) わざわざ日本食買わずとも

 前に行こう行こうと思っていたが行けなかったAuckland Station(オークランド駅)まで行ってみる。話によると、駅舎といわれるものは既に買い取られたらしく、今はプラットフォームが存在するのみだ、と旅の途中に聞いた。行ってみると、見事なまでにプラットフォームしかない。これが本当に国の最大都市にある駅なのか?と憤慨させてしまうような作りだった。これでは電車に乗ってみようという気も失せてしまう。

 この街はNew Zealandの中でも一番日本人が多いので、日本食レストランや日本語サポートの店が多数ある。日本を出る前から情報として仕入れていた日本用雑貨のスーパーマーケットのような所へ足を運ぶ。懐かしい名前のお菓子や見たことのない新製品のカップラーメンなど、ありとあらゆる種類が所狭しと並べられていた。が、値段をみてがく然としてしまう。カップラーメンが4.80$、プリ○ツ3.80$、チョコレートパイ9.80$、シャンプー12.50$、ペットボトル入りお茶4.70$、一番安いベビー○ターラーメンが1.20$(1$=60円と考えてほしい)。

 えっ・・・?

 どれ一つとして買おうと思えるものがなかった。NZには600mlのペットボトル入り炭酸飲料が2$であるけれど、いつもは買わないくせにそれがずいぶん安いように思えてしまった。決して安いわけではないがそこの商品が高すぎるのだ。それでもこうやって広い面積の店を維持できているってことはそれだけ需要があるってことだよなあ??やっぱり日本人ってお金持ち〜♪何も買わないのも気が引けたので、カップラーメンを買うことにした。韓国製の2.25$。あら?日本食スーパーマーケットじゃなかったかしら…ホホホ。

 今日もYHAに泊まっているのだが、やはりというか当然というか日本人が多い。それと同時に他の国の人も多いから別に構わないけどな。明日はたまった写真やら現像するか。


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日本食はほどほどで良いと感じたそんな日の日記。↓


==(07/17)合う人合わない人==


昨日までは、ここAucklandから車で3時間ほど走ったところにある
Coromandel(コロマンデル)半島というところに滞在してたんですけど
そこの宿で、普段Aucklandで住んでいるという人に会いました。

3ヶ月近くそこに居るらしいんだけど、特別嫌に感じることはない、と。
話によると、バスで一時間くらい走る所にホームステイしているらしいんです
(それはもはや別の町だとかいうツッコミをした人、多数)。
でも、休みの日でヒマなときは中心部まで遊びに行っているそうな。

俺はAucklandの中心部しか見てないから、

「アジア人多いーうるせーくせー」(昨日と感想違う)

とか思ってますが、初めて着いた場所がここだったら、
印象はかなり変わってしまっているんだろうな、とふと思う。

とにかくなんか疲れます。
日本食を集めたスーパーみたいなところ行ったけど、
バカかおのれは!?と思わせるような値段ばかり。
でも需要があるんだよな・・・。恐ろしい話だ。

日清カップヌードル、5.50$。
日本円に換算すると、320円くらい。


・・・ガマンしよ。


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