世界征服日記…TITAN2


世界征服日記
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2007年05月31日(木):苛立ち
電話が壊れたらしい。
MILETが朝からかかりっきりで
対応しているのであるが
とうとうダメということになった。
マニュアルを見ながら
出来る限りの手を尽くしたMILETは
サービスセンターに電話をし、
その解答が
「修理となります」
だったのを聞いてから薔薇職人に
報告の電話をしていた。これは携帯からだが。
しかし薔薇職人は
サービスセンターに電話をして
更にそのセンターの女性がMILETに電話をしてきた。
そこで繰り返される先ほどの会話。
気の長いMILETでも
さすがに苛ついたらしい。
「やれることは全部やってから
ダーリンに連絡したのにっ!」
と怒っていた。
さらにその怒りに火をつけたのは俺様だった。
俺様は胸のむかつきを覚えて
例によって吐き戻ししてしまったのだが
その場所がMILETのベッドだったのである。
MILETの怒りは頂点に達した。
「今日は雨降っているのにっ!洗濯出来ないのにっ!
あーっ!しかも羽毛の枕に吐きやがったなっ!
これ、捨てるしかないじゃんよー。どうしろってんだよっ!」
普段は丁寧な言葉遣いをさせるようにしつけている俺様だが
流石に今日は黙って耐えた。



2007年05月30日(水):ひかり
以前、MILETが理詰めで断った
NTT東日本関係の会社から
またもや勧誘の電話があったらしい。
断るのも面倒臭かったらしいMILETは
「お金を払うのは夫ですから」
と言って、資料を送らせていた。
しかし、今日の夕方のニュースで
光通信のルーター異常が見つかって
通常の電話の通話も出来ない場合があると
報道されていた。
しかも、緊急時に電話が使えなくなる可能性が
高いと言うではないか。
インターネットで高速回線は便利かも知れないが
電話回線を使うと言うことは
緊急時に対応出来ていなければ
本末転倒と言うものではないだろうか。



2007年05月29日(火):日本語
農水相が自殺したことについて
コメントを求められた阿部首相が、こういった。
「慚愧に堪えません」
…恥ずかしくて堪らない、という意味だ。
何が恥ずかしいのだろうか。
それとも何か他の言葉と間違えて
使用したのだろうか。
それから今朝になって、
疑惑の渦中の別の人物が、やはり自殺したらしい。
その人物のことを一部マスコミが
「影の黒幕」
という言葉を使って紹介していた。
黒幕とは表立っていない権力者のことだから
それに「影の」と付け加えるのは
どうかと思うのだが。
日本語は美しい言葉であるが、同時に難しい言葉である。
自分の使える言葉を使うことによって、
美しくも醜くもなる言葉だ。



2007年05月28日(月):責任は
現役大臣が自殺した。
松岡農水大臣である。
疑惑の数々が囁かれていた矢先の出来事だ。
死んだ人間を悪く言うことは禁忌とされているらしいが
どういう経緯でそういった疑惑が生じたのか、
また疑惑は真実なのかどうかということを
追求する手をゆるめるべきではないだろう。
この一連の出来事の責任は
誰がとるのだろうか。



2007年05月27日(日):暑いっ
まだ五月だというのに、今日の暑さは異常だった。
日中、30度を超していたぞ。
室温も30度近くあり、ぐったりしてしまった。
MILETは
「なんか、肌がじりじりする」
と言っていたぞ。
暑くて堪らなかった俺様は
ついには床の上に伸びでしまった。
MILETがクーラーを入れてくれなかったら
熱中症になっていたに違いない。



2007年05月26日(土):連城訣
MILETと薔薇職人がまたもや武侠ドラマのDVDを
借りてきて鑑賞していた。
薔薇職人のお気に入りは「天龍八部」という
中国中央電視台制作のドラマであるが
今回借りてきたのは
制作したテレビ局も違えば、タイトルも違っていた。
「連城訣ってなに?」
という質問をしていた所を見ると
タイトルは「連城訣」だろう。
MILETは丁寧に解説をしていたし、
ドラマを見ながらも原作との違いや
これから起きることのほのめかしなどをしつつ
薔薇職人を楽しませていたようである。
しかし、俺様の記憶が正しければ
「連城訣」は次週から放映が始まる筈である。
何故、先に見てしまったんだろうか。
「うん?予習」
…ドラマ見るのに予習が必要なのか?お前らは。



2007年05月25日(金):ほっと
今日は朝から雨が降り、気温も低かった。
毎日高気温が続き、乾燥していた空気も
今日はひんやりと心地よい。
MILETは例によって
毎日徹夜三昧で、昨夜も寝ていない。
昨夜はとても暑くて
クーラーを入れるように薔薇職人に申しつけた。
室温が25度を超えると
俺様には耐え難いのである。
MILETはしかたなくクーラーをつけると
二時間で切れるようにタイマーをセットしていた。
室温が下がって、俺様も
薔薇職人も安眠出来た。
そして今日は朝から涼しかったので
俺様はここぞとばかりに
昼寝に勤しんだ。
MILETも本を読みながら
うつらうつらしている。
流石に毎日徹夜していると
体力が落ちてきているのだろう。
「私の内力はこんなものか」
とかなんとか、訳の分からないことを言いながら
MILETも昼寝をしていた。



2007年05月24日(木):次々と
なんだか立て篭もり事件が頻発している。
きっかけはアメリカの
バージニア工科大での銃乱射事件か。
日本で、海外で銃を持った輩が
人質を取り、あるいは単独で
立て篭もっては人に危害を加えている。
日本は銃社会とは言えないながらも
暴力団関係者が
いったい何千丁、何万丁にに及ぶ
銃器を持っているのか分からない。
スイスのように
どの家にも銃が保管してあるというわけではないが
銃犯罪車の潜在率は
決して低くはないと思う。
警官が亡くなった先頃の愛知の事件では
どうしてもっと早く解決出来なかったかと
色々な方面の人間どもが言っているようだ。
日本の警察は立て篭もり犯に対して
確保することを主眼に置き、
犯人と交渉をするという。
人権擁護や人命尊重も結構であるが
どちらの側の人権や人命を尊重するか
順番をつけるとしたらどちらが先かを
もう一度考えてみて貰いたいものだ。



2007年05月23日(水):寝不足
この2、3日、MILETに付き合っていたら
すっかり寝不足となってしまった。
ヤツときたら、
夜は全く寝ないし、かといって日中も
2〜3時間の仮眠しかしないと来ているのである。
流石の俺様も、これには参ってしまった。
そもそも猫という生き物は
生きて動いているだけで相当のカロリーを消費し、
体力も使うのである。
それを温存するために、寝なくてはならない生き物なのだ。
今日はMILETにも眠くなるように暗示をかけ、
日中の殆どを寝かしつけることに成功した。
しかし、今日は薔薇職人から
新しい本をお土産として貰っていたので
今夜も徹夜するに違いない。
まぁ、ベッドの上で読書するのだろうから
俺様も寝ることが出来るだろうが。



2007年05月22日(火):薔薇守
俺様の小さな薔薇園は、他所の庭に遅れること
二週間にして、満開の時期を迎えている。
とはいえ、まだ咲いていない花もある。
ピエール・ド・ロンサールや
ウェンチェスター・キャセドラルは
蕾のままだ。
それでもローズピンクの花々を中心に
庭はなかなかのにぎわいを見せている。
その薔薇の世話をしているのは薔薇職人だが、
薔薇の監視をしているのはMILETだ。
いわばMILETは管理職で
薔薇職人は技術者といった関係である。
そのMILETから聞き捨てならない報告を受けた。
「陛下。今朝、ボウ・ベルズの根本に
よその猫ちゃんがそそうをしようとしておりました!」
なんだと。俺様のテリトリーで
しかも薔薇の苗にだと?
「わたくしめが忠告いたしました故、
大事には至りませんでしたが」
とのことだったが…。
これからは俺様もよくよく注意しておこう。



2007年05月21日(月):嫉妬心
MILETと薔薇職人は
常に自分こそが俺様の寵愛を受けていると
お互いに張り合っている。
MILETが
「陛下は最近、ダーリンとべったりねぇ〜」
といやみったらしく言えば
薔薇職人は薔薇職人で
「ダメダメ。MILETが出かけると、陛下は
パニックになるんだから」
と答える。
つまり、牽制し合っているというわけだ。
はっきり言おう。
どちらも間違っているぞ。



2007年05月20日(日):鰹節は
最近、俺様の食している鰹節の種類が変わった。
どうやら以前食べていた鰹節が
手に入らなくなったために
違うものを買ってきているらしい。
しかし、この鰹節。なかなか美味である。
以前のものよりも、数段美味い。
「陛下、鰹節ばっかり食べないで
ご飯もちゃんと食べなさい」
とMILETに注意されてしまうほど
鰹節に夢中になってしまうのである。
今日、MILETたちは買い物に出かけた。
土産に鰹節を買ってくると言っていたが
それは土産ではなく、俺様にとっては
日常必需品だ。
土産としてではなく、買ってこい。



2007年05月19日(土):激しい
朝からMILETが起きていた。
いや、それ自体は最近珍しい事象ではない。
最近のMILETは
夜は3時に寝て、5時には起きるからだ。
というよりも、俺様が起こしているのだが。
今日は朝から元気な様子で
今週の「神雕侠侶」のストーリーなどを
Macで書いていたようである。
MILETが朝からそんなことをするのは
珍しい。
おかげで、急に雷が鳴り出し
激しい雨が降ってしまったではないか。
MILETが作業を終えて、いつものように
くだらないことに熱中し出すと
空は晴れてきた。
MILET、勤勉になるのは
俺様のために止めてくれ。



2007年05月18日(金):お遊び
俺様は毎日新しい発見をすることに
生き甲斐を感じる方である。
同居人の新しい側面や
世間の新しい出来事などには
常に敏感に反応してきた。
今日は新しい遊びを発見した。
薔薇職人が俺様を抱き上げたので
下ろせと命じたのだが
ヤツが下ろした先はベッドだった。
勢いよく放り投げられた俺様は
ベッドの上で幾度か飛び跳ねる羽目になった。
だが、それが存外面白く
薔薇職人に申しつけて、何度も
ベッドの上に放り投げさせた。
スプリングの効いたベッドの上で飛び跳ねるのは
非常にスリリングで愉快な体験だった。
また、やらせようと思う。



2007年05月17日(木):暢気者
夕方、俺様が久しぶりに自分のベッドで
長くなっていると
MILETがやってきて腹を撫でた。
薄目を開けて見れば、なにやらにやついている。
「陛下のお庭に縞猫が入ってきたのよ。
それなのに、陛下ったらこんな格好で寝てたのね」
俺様が気がつかなかったのは
側にいなかったからで
長くなっていたからではない。
まぁ、確かに最近他の猫がうろついていることに
うすうす気がついていたが…。
「暢気ねぇ〜」
お前に言われる筋合いはない。



2007年05月16日(水):恩と仇
薔薇職人は俺様を少々誤解している。
何か俺様に都合の悪いことが起こるたびに
自分の所為にされると考えているようだ。
そうではない。
薔薇職人が俺様に対して
何かした時以外は、復讐など考えないぞ。
俺様は受けた恩は決して忘れないし、
仇も忘れない。
どちらかといえば恩返しよりも
仇返しの回数が多いだけだ。
…ではMILETにはどうして復讐しないのか。
単純な話だ。
ヤツは強い。それだけだ。



2007年05月15日(火):晴天の
青天の霹靂という言葉がある。
前触れもなく突然やってくる驚きを表す言葉だ。
今日はその「青天の霹靂」現象が
実際に起こった。
晴れ渡った五月の清々しい空に
突然雷鳴がとどろいたのである。
勿論、その前からなんとなく眠気を感じていた俺様は
MILETのベッドでうとうとしていたのだが。
MILETもそう言うところは猫並みで
本を読みながら、うつらうつらしていた。
突然の雷鳴にびっくりした俺様とMILET。
しかし、空はまだ明るく
もしかして戦闘機の音を勘違いしたのかとさえ
思われた。
だが空はどんどん雲行きが怪しくなり
驟雨となった。
「いやぁ、激しいねぇ…」
暢気に窓外を眺めるMILET。
眠いのか目がしょぼしょぼしていたぞ。



2007年05月14日(月):職業病
俺様の主な仕事はMILETの保護者である。
世界征服はライフワークだが
MILETの面倒を見なくてはならない昨今
なかなか専念出来ないのだ。
さて。
そんな俺様の職業病というのは
MILETの感情や体調を読み取り
いち早く寝かしつけるために
自分まで寝てしまうことである。
まぁ、猫は寝るのが仕事だという説もあるから
恥に思うことはないのだが。
しかし自分のペースではなく
MILETのペースに併せて寝るというのは
なかなか疲れるものだ。



2007年05月13日(日):母の日
母の日であった。
母の日とは、母親に感謝を捧げる日らしい。
日本の法律によれば
五月五日のこどもの日に
母親にも感謝を捧げる日だと規定しているそうである。
MILETの母親は五月一日生まれ。
毎年一日に母の日と誕生日とを
一緒にやるのだが
どうもそれではイヤだったらしい。
今年はちゃんと母の日に「感謝」を
捧げに行ってきた。
MILETとMILETの兄、それから薔薇職人に
MILETの父親と全員集合だった。
久しぶりに賑やかな集まりに
俺様も気分が晴れやかだった。
だが、楽しい時はあっという間に過ぎてしまった。
7時前になると薔薇職人が帰り支度を始めてしまい
なんだか物寂しい雰囲気となった。
俺様はもっと遊びたかったのだが。



2007年05月12日(土):泣くか
MILETの道楽の一つに
テレビドラマや映画を見て
泣くというものがある。
初めのうちは道楽で泣いていると思わずに
本気で心配してしまったぞ。
最近は「フルーツバスケット」というアニメを見て
ぼろぼろ泣いていた。
とうとうアニメでも泣けるようになったか。
どうやら泣くという行為は
ストレス解消に繋がるらしい。
おいおい泣いた後はけろっとした顔で
紅茶をすするのが
MILETのストレス解消と見た。
なんて人騒がせな方法だろうか。



2007年05月11日(金):暇人め
午後、どこからか電話がかかってきた。
どうせろくな電話ではあるまい。
MILETはインターネットで
ゲームか何かをやっていたが
電話の所為で中断されたことを
腹立たしく思っていたに違いない。
電話の内容は
フレッツ光とかなんとかに
加入しないかとかなんとか
そんな内容だったようである。
MILETはよせばいいのに
へりくつをこねくり回し
相手をさんざん困らせていた。

この、暇人め。



2007年05月10日(木):突然の
今日は夕方から雲行きが怪しくなってきた。
遠雷の音が響き渡り
風も強くなってくる。
庭の薔薇たちは沢山の蕾を付けているため
頭が重いらしい。
風に頼りなげに揺れていた。
唐突に雨が降り出し、
気温がぐっと下がった。
MILETは不安げな様子で俺様を撫でると
「おうちの中にいれば、雷なんて怖くないから」
と俺様に言い聞かせるふりをして
自分に言い聞かせていた。
俺様は自然をバカにすることはしないが
意味もなく恐れることもしないぞ。



2007年05月09日(水):起こす
昨夜もMILETはかなり遅くまで夜更かししていたようだ。
おそらく、三時頃までは
起きていたに違いない。
しかし、そんなことなど俺様の知ったことではない。
今朝は爽やかな朝だったので
5時にMILETを起こしてやった。
爽やかな朝は、ことさら腹が減るのである。
どういうわけか、薔薇職人はちっとも起きなかったので
何度も腹の上に飛び乗ってやったり
耳元で「かわいらしく」鳴いてみたりと
まさになだめたりすかしたりしたのであるが
起きようとすらしなかった。
MILETは
「陛下…勘弁して下さい」
とかなんとかぶつぶつ言いながらも
俺様の朝食を用意し、雨戸を開けて朝日を部屋いっぱいに
入れていた。
ついでに二階の廊下の窓も開けて
空気の入れ換えもしているようだ。
さらには新聞をまとめたり、ペットボトルを捨てに行ったり
朝のニュースを見たりと
そのまま日常生活を続けていた。
朝早く起きると言うことは
気持ちいいものである。
もっとも、俺様は朝食後には一眠りすることにしているが。



2007年05月08日(火):怖いぞ
先日来新聞やテレビを賑わせているのは
ジェットコースターの事故だ。
とある遊園地のジェットコースターが
事故を起こして、人が亡くなったという。
ジェットコースターはスリルを楽しむ乗り物だと
MILETから聞いているが
そうであるならば
なおさら、保守点検は重要ではないだろうか。
問題のジェットコースターは
定期点検を怠っていたと言うではないか。
点検を行っているかどうかというのは
利用者には全く分からないものである。
金がかかるとか時間がかかるとか
そういうのは言い訳にはならないだろう。
安全は金に換えられない商品の筈だ。



2007年05月07日(月):曇り空
天気予報では「夏日に戻るでしょう」などと
言っていたが、今日は曇り空だった。
気温もさほど上がらず
俺様にとっては過ごしやすい一日となった。
やはり暑いよりも
涼しい方が良いに決まっている。
MILETはだらだら過ごしていたが
俺様ものんびり過ごさせて貰った。



2007年05月06日(日):恵の雨
連休最終日は雨となった。
昨日まで俺様にとっては暑すぎた毎日だったが
これでほっと一息つけるというものである。
薔薇職人も今日はおとなしく家にいるだろう。
と、思ったのであるが。
夕方から出かけていった。
すぐに帰ってきたが。
俺様はベッドでゆっくり過ごした。
勿論、連休中の疲れを取るためだ。



2007年05月05日(土):辛いぞ
今日も暑かった。
俺様にとっては、非常に暑かった。
MILETが窓を開けて風を入れてくれていたが
それでは間に合わないぐらい
体が火照って仕方がなかった。
夜になっても、室温が下がっていなかったために
クーラーを入れて貰ったぐらいである。
食欲も減退してしまったので
本番の夏になったら
生きていけないかも知れないと
やや落ち込んでしまった。



2007年05月04日(金):今夜も
MILETは一昨日に引き続き
今朝方まで起きていたらしい。
2日連続で徹夜というわけだ。
二晩続けて読書に夢中になったため、
夜が明けるのに気がつかなかったようである。
平和なことだ。



2007年05月03日(木):第9条
今日は日本の憲法が制定された記念日だ。
近頃改憲しようという動きが盛んになってきた
日本国憲法が、60周年を迎える。
この憲法の素晴らしいところは
戦争の永久放棄を明確に謳っているところだと
俺様は常々思っていた。
前文からして、徹底的に平和主義を尊重している。
そんな憲法は他国に類を見ないだろう。
アメリカ主導で作られたと言う憲法であるが
当時としての理想を全て取り入れられた
かなり斬新なものだったに違いない。
「戦争を放棄しているけれど、他国から侵略受けたら
立ち向かうべきじゃないか」
と言う人間がいるが、それは
「隣の人が銃を買ったら、うちも買わないと
襲撃された時に反撃出来ない」
という理論と同じだ。
隣人がどうであれ、自分は自分の筈だろう。
戦争は人間のもっとも愚かな犯罪である。
犯罪はどんな理由があるにせよ、
決して犯してはならないものだ。



2007年05月02日(水):好天気
休み前の予報では、今日も雨だったが
見事に晴れて良い天気となった。
俺様には少々暑いぐらいの陽気である。
風は強めであったが、心地よかった。
MILETが読書をするからといって、
ベランダに通じる窓に腰掛けた。
「陛下、お外へ出たら?」
と珍しいことを言ったので
気持ちが変わる前にベランダへ飛び出した。
実に気持ちが良かった。
ただ、俺様の毛衣は黒いので
熱を吸収しやすく
10分も日に当たっていると暑くなった。
日陰に身を横たえて、クールダウンし
再び陽光の下へ戻る。
それを幾度か繰り返したら
少々疲れてきた。
MILETがそれを見抜いたらしく、本を閉じると
俺様を寝室に連れて行った。
「さ、お昼寝しましょうね〜」
全く赤ん坊扱いである。しかし、眠かったことは確かなので
うとうとと寝てしまったが。



2007年05月01日(火):疲労す
昨日は大変な一日であったので
今日は疲れ果てて眠っていた。
天気も良くなかったし
眠るしか過ごす方法はないように思えた。
昨日はちょっと、騒ぎすぎたようである。
そういえば
今日はMILETの母親の誕生日だ。
おめでとう。







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