世界征服日記…TITAN2


世界征服日記
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2002年11月30日(土):読み方
日本語はなかなか難しい言語である。
表記文字が
三つもある上、それぞれを織り交ぜて
表現する。
その表記文字のうち、
漢字がまたまた煩雑な仕組みで使われる。
読み方には二つあり、
音読と訓読が使い分けられる。

今日、MILETとフィギアスケートの大会を
テレビ観戦した。
その選手の中に「村主」という選手がいた。
「すぐり」と読むらしい。
どう読んだら、「すぐり」になるのだろうか。


本当に日本語というのは難しい。



2002年11月29日(金):和菓子
和菓子の芸術性を
紹介する番組を、現在見ている。
MILETは
「うわー、美味しそう」
とか
「食べたい」
とか、言っているだけだ。
芸術のなんたるかを知らないMILETには
ただ「旨いもの」という風にしか見られないのだろう。
芸術性というのは
ある意味、欲とは対局にあるものであろう。
有名な「チャタレイ裁判」でも取りざたされたように
欲と対局にあれば、それは芸術と認められる。
しかし
その欲をかき立てなければ、
芸術ではないようにも思うのである。
MILETが美しい和菓子を見て「美味しそう」だと思う時点で
ただの菓子が
芸術にまで昇華したととるべきなのかもしれない。



2002年11月28日(木):こもる
今年は秋らしい秋がなく
一気に冬の寒さとなった。
11月だというのに、拙宅では
毎日ファンヒーターがついている状態である。
当然のことであるが
俺様も活動時間が短くなった。
今年の夏は暑すぎたため
やる気をなくしていたのだが、
秋もこの状態では
流石に運動不足になりそうである。
しかし
俺様は機会を捉えては体を動かしているが、
MILETはその努力すらしていない。
その所為で、最近は便秘だとか言っていた。
こもるのも結構だが、
少しは体を動かした方が良いと思うのだが?



2002年11月27日(水):逆恨み
先日来
MILETが「足が痛い」と言っている。
その原因は
俺様が思うに運動不足である。
ところがMILETは
あろうことか俺様の所為だと言うのだ。
夜にMILETの足下で寝ているのだが、
その時に俺様がMILETの足首を枕代わりにしている。
それは確かである。
しかし
MILETが寝るときには、俺様は自分のベッドに戻る。
MILETの睡眠を妨害していないし、
一晩中MILETの足首に頭を乗せているわけでもない。
それをヤツと来たら、
薔薇職人に
「陛下が一晩中私の足首に頭を乗せてるから
痛くなったのよ」
と言う始末である。言いがかりもいいところだ。
そのくせ、俺様に足下で寝てもらいたがっている。
MILETの我が儘と自己中心的性格には
全く持って、呆れてしまった。



2002年11月26日(火):晴れ女
MILETが午後から出かけてしまった。
なにやら
ばたばたしていたところを見ると、
ある程度時間が決まっている外出だったらしい。
帰ってきたのは
すっかり暗くなってからだった。
雷雨が降り始めていたので、
濡れて帰ってくるかと思ったのだが…
MILETはちっとも濡れていなかった。
確か、傘は置いていった筈である。
帰宅直後のMILETを出迎えた俺様は、
MILETの手に新しい傘を認めた。
しかし
その傘も濡れていないようだ。
どうやら雨雲も、MILETと係わりを持ちたくないようだ。
そう言えば、MILETが出かけるとき、
どんなに雨が降りそうなときも
大抵傘を持たずに出かけるような気がする。
岐阜に行ったときも
直前までの天気予報では
「雨のち曇り」とか「曇り時々雨」であった。
しかし出かけてみれば、
見事に晴天になっていた上、気温も上昇していた。
MILETは晴れ女というヤツなのだろう。



2002年11月25日(月):眠くて
今日は昨日の疲れのためか
眠くて仕方がない。
朝、いつもと同じ時間に起きた俺様であるが、
薔薇職人を送り出した後
また寝てしまった。
MILETに至っては
薔薇職人が出かけたのさえ
知らなかったに違いない。
天気も良くないので
今日は昨日の疲れをとる日だと決めて、
ゆっくり過ごすことに決めた。



2002年11月24日(日):遠方へ
予定通り岐阜へ出かけた。
毎年MILETの声楽の師が出演する
オペラを鑑賞するために岐阜へ出かけるのである。
その度に俺様も
オペラ鑑賞をしたいと願っているのだが
今年もその思いは叶わなかった。

旅行自体は非常に快適であった。
行きは混雑もなく天気も上々であったので
気持ちの良いドライブといえた。
帰りは少々俺様も疲れてしまった。
渋滞にも多少巻き込まれたものの、
首都高の渋滞と違ってまるで動かなくなるわけではなく、
ゆるゆると進むぐらいの渋滞だった。
途中でMILETたちは夕食を食べるために
サービスエリアに寄っていた。
俺様も外に出たかったのだが。

さて。
次の遠出はいつなのだろうか。
楽しみにしていよう。



2002年11月23日(土):準備は
日曜日は遠出すると決めていた。
MILETたちは
その準備なのか、買い物に出かけてしまった。
俺様は
寒い中一人で留守番していた。

しかし、
今日は大人しくしていた方が良いに決まっている。
明日の遠出に出かけるためには
体力を温存しているに限るのだ。



2002年11月22日(金):甘え方
俺様は必要に応じて
MILETや薔薇職人に甘える術を知っている。

甘い鳴き声や、柔らかく喉を鳴らす術を
俺様は会得している。
もっとも
猫ならば誰であれ、そう言った技を持っているのだが。

しかし
この甘え方というのは、猫独自のものではないらしい。
人間の♀でも
同じように甘えては♂を籠絡しているらしい。

我が家ではどうか。
MILETは確かに甘ったれた声を出しているときがあるが。
あれでは
甘え方としては最低レベルだと言える。
それでも薔薇職人は、ころっとMILETの言いなりになるのだから
人間の♂というのは
根性が座っていないのだろう。
それとも薔薇職人が根性なしだと言うことだろうか。



2002年11月21日(木):補償は
スペインでタンカーが真っ二つになり、
重油が垂れ流しになった。
スペイン有数の漁港である
被害地域はあっという間に重油まみれとなった。

海が汚染されたら
そこに生息する魚などの生物も生きては行けまい。
当然、その魚などを獲って暮らしている
漁師達だって生きていけなくなるだろう。

その真っ二つになったタンカーは
複雑な「権利」状態になっているらしい。
大体船の「権利」というのは複雑になっているが、
今回のは特にそうだ。
船主はギリシア人で、船籍はバハマ、積み荷はロシアで
船の所属国は中国らしい。

一体、どこの国がこの汚染の補償をするのだろうか。
大規模な海洋汚染であるから
相当の額が請求されることは
想像に難くない。

おそらく
どの国でも責任をなすりつけあうのだろうな。
そしてその間にも
海はどんどん汚染されていくのだろう。



2002年11月20日(水):人間考
俺様が人間と共に生活をして
随分経ったように思う。
人間観察もかなり詳細にしてきたつもりである。

しかし、
何故だろうか。

人間という動物は
観察すればするほど、その矛盾点において
俺様の疑問を深めるのである。

悪意を持って隣人を誹る人間、
善意を持って自分を貶める人間。

人間というのは
どうしてこうも矛盾しているのだろうか。
平和を声高く叫んでいる同じ口で、
どこかの遠い国を攻めろと言う。

愚かだと言えばそれでお終いになるのだが、
今後も観察を続けて
この矛盾する生き物を更に研究していこうと思う。



2002年11月19日(火):爪研譚
俺様がなかなか入れないという
和室の話を
随分前にしたように思う。
その和室には
俺様の爪研ぎに丁度よいベニヤ板がある。
その上、
いじくり回すと楽しげな工具類も豊富だ。
また、
開けっ放しの押入の二段目には
高々と積まれた座布団がある。
まさに俺様の遊び場にふさわしいといえよう。

しかし
MILETは和室に俺様を入れようとしない。
理由は俺様が畳の縁で爪を研ぐからだという、
言いがかり以外の何ものでもない理由からだ。
ここではっきり言っておくが、
爪を研ぐという行為は
俺様の権威を象徴した行為なのである。
それを悪戯と同等に考えてもらっては困る。
つまり、俺様が爪を研ぐ場所というのは
決まっているのだ。
所定の場所以外である
畳の縁でなど、爪を研ぐわけではない。

全く。
MILETの無知にも困ったものである。



2002年11月18日(月):気温差
朝夕の寒さのみならず、
最近は日中の気温が「平年を大きく上回った」り、
あるいは「平年と比べかなり低かった」りする。
お陰で
流石の俺様も疲れが抜けない。
気温差が激しい方が、
紅葉が美しいと聞く。
言われてみれば、拙宅より見晴るかせる
桜並木も今年は例年になく、美しく紅葉している。
山の紅葉は
さぞかし美しかったであろう。

秋の始まりに、紅葉見学に出かけたが、
もう少し堪能したかったような気もする。




2002年11月17日(日):家から
最近のMILETの
俺様に対する態度を諫めるために
今日も厳しく接してやった。

薔薇職人とどこかへ出かけるような計画を立てていたが、
阻止した。
また
買い物と称して外出したので
俺様は憤慨して見せた。

こうした俺様の毅然とした態度に
鈍いMILETも感慨を受けたのであろう。
今日の計画はお流れとなった。

確か来週はMILETたちが岐阜へ出かける筈である。
当然であるが、
俺様も同行するつもりだ。



2002年11月16日(土):集まり
さて。
昨夜のMILETの行動を、報告させた。

昨夜は南青山にある、
テレビにも紹介されたという「美味しい店」に於いて
オフ会なるものに参加したという。

参加者は女性ばかりで、美女度が高かったらしい。
しかし
爆笑混じりで「ナチュラルビューティー」と言ったのは
どういった訳なのだろうか。
詳細を尋ねたのだが、
ひーひー笑うばかりでちっとも要領を得ない。

オフ会の趣旨は
「EMYさんとぴーさんを囲う」
というものだったそうだ。
EMY女史は俺様も愛用させて貰っている、
猫モチーフデザインの雑貨を作っている女性だ。
MILET曰く、穏やかで優しい語り口調の
魅力溢れる女性だったそうだ。
ぴー女史というのは
猫の人形などを作っている、人形作家の方だ。
彼女の作品は、カレンダーなどにもなっている。
彼女もとても気さくで
楽しい方であったとMILETが言っていた。

今回のオフ会の主催者は
水牛嬢と風千女史だったと聞く。
…何故、俺様は招待されなかったんだろうか?
女性だけの集まりだったのか?



2002年11月15日(金):休戦す
MILETがオフ会に出かけてしまったので
今日の報復計画は
一時休止とした。
しかし、
MILETが今日会っていたのは
女性ばかりだったというではないか。
俺様を差し置いて、
美女と会っていたのではあるまいな。

明日、ゆっくりと聞き出してやろうと思う。



2002年11月14日(木):報復2
MILETが
とあるドキュメンタリー番組の再放送を
熱心に見ていた。
9月11日に起きた
あのテロ事件の被害者の家族達が
平和活動をしているという姿を追った番組だった。
その番組の中で
「暴力で暴力を止めることは出来ない」
と誰かが言っていた。
まさに、その通りである。
俺様が行った報復措置に対して
MILETが爪切りという暴力を働いたとしても
俺様の気持ちが動くわけではない。
むしろ復讐心に火がついただけである。
その証拠として
MILETが別室に下がったのを見計らい、
椅子で爪研ぎをしてやった。
MILETに俺様の崇高な心根が
理解できなかったとしても、である。




2002年11月13日(水):報復1
今日から爪切りへの報復措置を開始した。

今日の報復措置予定リストは、以下の通りだ。

1…MILETに撫でられても、喉を鳴らさない
2…MILETのベッドを乗っ取る
3…意味もなくMILETに噛みつく
4…MILETのテレビ鑑賞を邪魔する
5…調理台の上に乗る

以上、五つである。

まず、1を実行した。
毎朝MILETは俺様の頭を撫でるので、
俺様はおはようの代わりに、喉をゴロゴロ言わせる日課となっている。
今日は喉を鳴らさなかった。
MILETの反応は
「あら。陛下、まだおねむなのね〜」
だけであった。鈍いヤツだ。
次ぎに、MILETのベッドを乗っ取ることにした。
しかし、これもMILETは気にとめることがなかった。
「まぁ。陛下ったら。また、おネンネなの?」
と、これだけである。
次ぎに、3と4を一緒に実行した。
MILETが大人しくテレビを見ているところに現れ、
とことん邪魔する計画である。
まず、MILETの手に噛みついた。
MILETは
「あらら。陛下、遊びたいの?甘えん坊ねぇ」
と、余裕の表情である。
そこで俺様は、少々顎に力を入れた。
途端、MILETは悲鳴を上げた。
それ程強く噛んだつもりはないのだが…?
MILETの顔を見ると、にやにや笑っている。
俺様を驚かせようと言う魂胆だったらしい。
あまりにも腹が立ったので、本気で噛みついてやろうかと
思ったぐらいである。
しかし、MILETはテレビのスイッチを消したので
一応作戦は成功だったといえるだろう。
最後に、調理台に乗った。
ただ乗るだけでは、気がつかれないおそれがあるので、
それとなくMILETの注意を惹き付けながら、
乗って見せた。
MILETは慌てて俺様を捉えると、
「なんて悪い子なの!爪切りするからね!」
と、言い出した。
抗議した俺様だが、敢えなくMILETに爪を切られてしまった。

今日のところはMILETの勝ちにしておいてやろう。
明日はそうはいかないからな。



2002年11月12日(火):嵐吹く
今日は酷い天気であった。
気温ばかりは高かった。

陋屋の雨戸は閉め切られていたが、
寝室は明かり取りのため、少々雨戸が開いていた。
その雨戸の隙間から
天地を裂く稲光が仄見えた。

こういう天気の日は
おとなしく寝ているにかぎる。

それに
俺様の機嫌は天気と同じく
あまり麗しいとは言えなかったからだ。

しかし、MILETは飽きもせずに、
俺様の爪を切ろうとしているようだった。
俺様のためだと言っているが、
その実は俺様が唯一MILETにしてやられる行為であることを、
快感に思っているに違いない。



2002年11月11日(月):健忘症
陛下のご機嫌は
未だに麗しくありません。

と、日記にお知らせするのを
すっかり忘れておりました。
申し訳ありません。

MILET拝



2002年11月10日(日):爪切り
俺様の前足第1指の爪が
巻き爪になっていた。
肉球に先が食い込んでいて、
少々不愉快だった。

その爪を
今日は切ってもらった。

俺様は爪切りが嫌いである。
よって、この処置は
非常なストレスであった。

そんなわけで
今日はもう休むことにする。



2002年11月09日(土):外出着
特に何もない日だった。

MILETは日が落ちてから
いそいそとどこかへ出かけていった。
帰ってきたのは
薔薇職人と一緒だったところを見ると
外食をしてきたらしい。

そのMILETは
着道楽である。
外出する日は、日に三度は着替える。
寝間着は勿論、別にして、の話だ。

その上、
クローゼットに入りきらないほどの洋服を持ちながら、
まだ欲しいという。

「○○へ行くんだけど、着ていく服がない」

というのが、MILETの口癖だ。
俺様が思うに
無駄遣いもいいところである。
毎日違う服を着ても、一年で着きれない程の
洋服を溜め込んでいるのだ。
その中の一着を着ていけば済むことだろうに。

そう言えば
薔薇職人も、MILETに劣らず衣装持ちだったな。
人間というのは
みんなそんなモノなのだろうか。



2002年11月08日(金):生温い
今日はなんだか
生暖かな天気であった。
強風が吹き荒れていたために、
MILETは洗濯物を室内に干していた。
朝は美しい朝焼けであったのだが、
風が重苦しい色の雲を
次々と運んできた。
こういう日は
どうも眠くてたまらなくなる。
MILETもなにやら忙しそうにしていたし、
俺様はうとうとと一日を過ごしてしまった。
気がつけば
薔薇職人が帰宅しているし、外は真っ暗だった。
慌てて薔薇職人に食事の支度を命じたが、
俺様の腹時計は
食事の時間でないと言っていた。
どうやら薔薇職人は
頭痛のために早退してきたらしかった。
MILETとゴディバのチョコレートを食べ、
コーヒーを飲んでいるうちに頭痛は収まったようだが。
聞いた話であるが
緊張性の頭痛にはカフェインが効くという。
だからチョコレートとコーヒーだったのだろうか。
それにしても
薔薇職人の頭痛とやらは、今日の気温並みに
生温い根性だったに違いあるまい。



2002年11月07日(木):考え方
俺様は公明正大に悪を極める。
まるで自分は悪いことをしていないような顔をしたり、
表だけはきれい事を並べる、
そんな悪党には虫酸が走る。

悪には悪の美学がある。
それに反するのはすでに悪ではなく、
醜いだけだ。




2002年11月06日(水):結末は
中国で日本人が拉致されたと、先月の末に
ニュースが報じていた。
その日本人は、NGOとして
北朝鮮からの難民を支援している人物だった。
一体、誰がなんの目的で
彼を拉致したのだろうか。
解放された彼が語ったところによると
拉致したのは中国の保安局とでも言うような
組織であったらしい。
北朝鮮と中国の親密な関係が
はっきりと分かった事件だったように思う。
それにしても
北朝鮮という国もよく分からないが、
中国という国もよく分からない国である。

話は全然変わるが、
アメリカの上下院の選挙が共和党圧勝で
終了したらしい。
その理由は
ブッシュ大統領の「テロ報復戦争」を支持しているからだと
いうことらしい。
アメリカという国は、つくづく好戦的なお国柄だ。



2002年11月05日(火):戸惑い
最近の朝晩の冷え込みは
あまり心地の良いものではない。
薔薇職人も
冬用の毛布を引っ張り出してきた。
俺様は薔薇職人のベッドに
今日は潜り込んで寝ることにした。
だが、
寒がりの筈のMILETは
まだ毛布を出そうとしない。
その上、
半袖の服を着ているではないか。
暑がりに転向したのだろうか。
しかし
その割にはファンヒーターの前から離れようとしない。
一体、MILETは何がしたいのだろうか。



2002年11月04日(月):決勝戦
なんの決勝戦かというと
WBCAのHalloweenKING決選投票の話である。
なかなか決着が付かず、
11月1日に「3日間限定決選投票」を行うと
宣言した。

しかし、連休中は
ネット離れが進むのか
あるいはMILETの広報が悪かったからか、
投票数わずか11票。
うち一票は10月31日から1日にかけて
投票されたものである。

この侘びしい投票率で
決選投票としてよいものやら、どうなのか。
俺様の悩みどころだ。

しかし、だらだらと続けていても
意味がないように思える。
とりあえず、kingの発表は明日以降にしよう。



2002年11月03日(日):何の日
休みであった。
…文化の日、だったのか。
それとも
ただの日曜日だったのか。

最近祝日が変わっている日が多い。
アメリカ式に例えば「●月の第三月曜日」とか
そんなような感じになったらしい。
ということは
今日は休みだったのか。
それとも、ただの日曜日だったのか。

ここのところ
やたらと三連休になる。
週の半ばに休日があるのと
週末に連休があるのとでは、どちらがいいのだろうか。

ちなみに俺様には
あまり関係ない話である。



2002年11月02日(土):統治力
最近MILETたちが
俺様に対する礼儀をわきまえないようになってきた。
その証拠に
自分たちだけで平気で外出するようになり、
はたまたMILETに至っては
俺様に断りもなく夜遊びする始末である。

ここは統治者として
ヤツらに改めて厳しい態度で接しなければなるまい。

そう決心した俺様は
今日から強硬な態度でMILETたちに迫ることにした。

朝は休日なら6時半に叩き起こし、
平日は5時14分。
そう決めてあるので、そのようにした。
しかし。
敵もさるものである。
MILETは一度起きると、俺様に食事だけ出して寝てしまった。
腹が立った俺様は
用意された食事を食べたあと、戻してやった。
慌てて起きてくるだろうと思ったら、
起きてきたのは薔薇職人だった。
そのまま起きるだろうと思ったのだが、
薔薇職人も再び寝付いた。

あまりにも俺様自身がふがいなく、
俺様も寝ることにした。



2002年11月01日(金):可愛い
MILETは俺様のことを
「可愛い」
と、一日百万回は言っているだろう。
不思議なもので
そう言われ続けて五年経つと、自分でもそうなのかと
思い始めてしまう。

しかし、我に返ると
「可愛い」という言葉は、俺様に対する侮蔑の言葉であると
ふと気がつくのである。

大体小さなものや、己よりも力の弱いものに対して
「可愛い」という言葉は在るはずである。
その証拠に、
いい年をした男が、ふと見せる気弱さを差して
「可愛い」
と女性から言葉をかけられることがある。
容姿に対しての誉め言葉としても
俺様に対してはふさわしいとは思えない。
俺様には「凛々しい」とか「逞しい」とか
そう言った言葉こそが誉め言葉であると
思うのである。

そう言った誉め言葉が出ないと言うことは
MILETの語彙がないからか
あるいは
俺様がその言葉にふさわしくないと言うことなのだろう。

俺様もまだまだ修行が足りないようだ。







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