ブルーにこんがらかって...月人

 

 

MOON WALK - 2001年06月29日(金)

演劇集団キャラメルボックス2001サマーツアー「ミスター・ムーンライト<月光旅人>」、神戸公演即日完売。
……という話を聞いて慌ててDM先行予約に走る。嗚呼小心者。
こんなことならPIA会員の友人に甘えておくのであった。でもあの時はオリジナルチケット欲しかったし一般で何とかなると思っていたのさ。
バイトを終えて公衆電話に向かう。
「おかけになった方面の電話は大変込み合っております」に耐えること数十分。
つながったよ……演劇の神様ありがとう(まて)。
2階席とはいえ悲観するほど遠くもなかろう。なんたって生の声が届く距離なのだ。神戸公演でチケットさえ取れなくて泣いた人もきっといるだろう。とにかく観に行けることに感謝。
ただ残念なのは、いつも一緒に行っていた友人が今回は行けなくなってしまったらしいということ。でも、今公演は初演。つまり数年後には再演の可能性があるわけで、2度とこの話を生で見られない……というわけではないのだね。去年の「クローズ・ユア・アイズ」もまたしかり。
というわけでそれまで命があれば(坂本竜馬っぽく)、また観に行けるのです。んでもって冬公演「ブリザード・ミュージック」だって控えてるのです。だから今回は涙を呑んで次回に備えましょうNさん。わしも取れなきゃ取れないで諦めるつもりだったし(←この場合相当へこむと思うが)。
チケットを取るのは大変だということを忘れかけていました(理由:BOOMは先行ではずれたことがない。加えて先日吹越満のソロアクトのチケットが意外と簡単に取れた。そもそもチケットが取れないような人気者のコンサート及びお芝居には行ったことがない)。いつも日頃の行いとくじ運の良い知人(たぶん)に甘えていた私は怠惰な悪い子でした。反省します。


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それはちょっと。 - 2001年06月12日(火)

THE BOOMが高知で行われるスタンディングライヴイベントに急遽参加決定。なんでもイベンターさんが高知で先日行われたBOOMのライヴを観てえらく気に入ってくれたんだとか。
それはいい。すごく嬉しい。
が、しかし。
HPで出演者の顔ぶれを見て驚いた。
SNAIL RAMP、GOING STEADY、PENPALS、Jitterin' Jinn、D.N.W.、YOUNG PUNCH、そしてTHE BOOM(順不同)。
いいのか? ここにいていいのか? と思わずびびる。
いくら急遽決まったからって……なんだかなあ。
この際はっきり言おう。このメンツの中でBOOMは明らかに浮いてるっすよ!!
ジッタリン・ジンがいてくれるのがせめてもの救いって気がするよ……。
ああ……ここに来るお客さんはいつになくBOOMを聞かない、聞いた事が無い人たちと考えて差し支えないでしょう。別に悪かないけどさ。つーかBOOMの方がむしろ……ばちがい?(爆)イベンターさん気にいってっくれたのはいいけどほんとにいいんですかぁぁっ!?
なんにせよ8月、一体どうなるんだろう。気になる……。


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ハード・ラック - 2001年06月06日(水)

東野圭吾「秘密」を読む。
面白かった……。
あまり多くは語るまい。つーか思いつかない。とにかく読んで損なし。
勢いで映画「秘密」のビデオも借りてみる。
悪くはないです。
2時間しかないから仕方ないといえば仕方ない。小説のほうのエピソードをひとつばっさりカットして一番上の美味しそうなところをぺりぺりっと剥いでみました、って感じか。おかげで短絡的になってしまった気が。被害者と加害者について小説の方であれだけ書かれていたのが台無しというか……。大杉漣はよかったけど。
分かりやすけりゃいいってもんでもないでしょう、とも思うがなにしろ2時間しかないもんね。仕方ない。でもラストは変えちゃいかんよ。
何がいちばんよかったか。それは小林薫演じる平ちゃんです。
い、いとしい……。
小説より少年ぽいとでもいうのか。盗聴は映画の方でもやってたけど、小説の平ちゃんほどやばいことはしなさそうな雰囲気でありました。縁側でひなたぼっこしてるとことかとにかく平ちゃんを見てるだけで楽しかった。


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アンドロイドはミルキィ・ウェイの夢を見るか? - 2001年06月01日(金)

演劇集団キャラメルボックス「広くてすてきな宇宙じゃないか」(1992・再演)を見直す。
やっぱり好きだなあ。
おばあちゃんはすごい。ロイター板のくだり、発電所の屋上のシーン。いやいや、クリコとドア越しに話すシーンか。
こんなことは普通の人間には言えない。だけどおばあちゃんはアンドロイドだから。「おばあちゃん」だから。
だから言える。
それからヒジカタ。
何度観ても悲しい。辛い。
クリコのひとこと、あれは絶対、ヒジカタに言ってはいけないことだったと思う。
だから壊れた。
クリコの台詞だって悲しい。
でもクリコにはおばあちゃんがいる。だから大丈夫。
…ああ、やっぱりおばあちゃんはすごい。

上演時間は通常の約半分。
それでも面白さはいつもどおりかそれ以上。
すごいぞ、キャラメル。


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