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今日の捨てたもんじゃない - 2004年05月21日(金)
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帰りの電車に乗り込んだ時、ちょうど中学生の女の子2人連れが降りるとこだったんだけど、片方の子が財布を落としていきました。電車はすぐ出てしまうので、慌てて拾って、ホームに降りかけたその子を何とか捕まえ、ギリギリで渡してあげました。 やれやれ、と思って空いている席に座ると、向かいに座ったサラリーマン3人組がこっちを見て笑っているのです。おまけに指までさして。なんで笑われてんだ?と思いましたが、その笑いが心なしか温かい笑いだったので、うーん、これはどうしたことかなあ、と考えていると、背中に気配を感じてきました。 振り返ってみると、さっきの女の子2人がホームから窓越しに僕に向かってしきりにお辞儀をしていたのでした。それも腰から直角にすごいスピードで状態を上下させて、ちょうど水を飲む鳥のおもちゃがぶっ壊れたみたいな感じで。あまりのことに思わず笑ってしまいました。で、僕は彼女たちに手を振って会釈して、そして電車は駅を離れていきましたとさ。
帰りはこれでずっと幸せな気分だった。心の底から幸せに笑ったのは久しぶり。あんな素直ないい子たちがいるとは、世の中なかなか捨てたもんじゃないなと思いました。
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近況報告 - 2004年05月20日(木)
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お久しぶりです。
4月から就職しました。
雑誌(月刊)の編集担当に回されました。 雑誌は1冊につき6〜7本の論文を掲載しているので、 それらを読んで、校正するのが主な仕事になっています。 ここだけの話、結構いるんですよ、かなりマズイ文章書いてくる方が。 なので、原稿がまとまって到着する時期には、ほとんどそれにかかりきりになります。
その他こまこました仕事はちょっとあるんだけど、 基本的に忙しすぎて時間に追われる、今日もサービス残業だ、 ということは皆無です。 それどころか、全日仕事がまったくない時もあります。 そういう時は、本を読んだり、自分の研究のための調べものをしたり、図書館に行ったり。 就職して1ヶ月半になりますが、ほーぼ定時(17:15)退社。 遅くても18:00前には退社していることがほとんど。 19:00には確実にうちに帰って、夕食を食べてます。
人の論文の直しをして、あとの時間は本を読んだり、調べものをしたりする。 ・・・勘のいい人はすでにお気付きかもしれませんが、 学生時代とやってることがほとんど変わりません。 これで学生時代は月10万払ってましたが、今は20万くらい貰ってます。 経済現象は不思議です。
雑誌は毎号企画を掲げて、それに関連する論文を掲載しているんだけど、 その企画は、研究員が持ち回りで立てています。 予定では、今年の12月号の企画を受け持つことになってます。 なので、そろそろ企画を練って、来月頭の編集会議に挙げなくてはなりません。 こっちは結構しんどい。まだうまいことまとまらない。
それにしても、何より就職してよかったのは、拠点が都心に移ったから、 国会図書館や人事院やその他研究で行きたいところにすぐ行けるし、 定期で行ける場所が多いので、なんといってもお金がかからないこと。 学生時代よりも、研究が進む環境は整っています。 これで研究できなかったら完全に自分のせいなので、精一杯やってます。 会社からは1年に最低1本は業績を出せと言われてますが、 3本は出すつもりで行こうと決め、現在、同時並行的にいくつかの論文を準備しています。 我ながら今回も面白いものになる予感がびんびんする。 教師びんびん物語・・・古い。
というわけで、私は楽しくやってます。
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