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無意識の冒涜 - 2004年01月03日(土)
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いつからか、初詣という行為を行わなくなった。
僕は信仰を持たない（あるいは「カミ」を信仰しないという信念を持っている）。ないからこそ、信仰を持つ人々を尊重し、その信仰心に敬意を払わなければならない。そのためには、信仰の対象でもないご神体を惰性的に拝んで雀の涙ほどの硬貨を木箱に投入するという行為は厳に慎むべきだと信じている。だから僕は、仏閣を建築・芸術として見に行くことはあっても、決してそこを「参拝」はしない。
初詣といえば、今年も２９０万人（１２月２７日警視庁予想）が明治神宮に参拝したという。毎年毎年、このニュースが報じられるたびに、僕は吐き気を催す。
明治神宮に祀られているのは、カミになった明治天皇だ。
「明治神宮は大正９年１１月１日に創建されました。明治神宮は近代日本の礎をお築きになられました明治天皇さまとそのお后であられる昭憲皇太后さまの二柱をお祭りしています。明治天皇は明治４５年７月３０日に、昭憲皇太后は大正３年４月１１日にお隠れになり、これを伝え聞いた国民の間から一斉にご神霊をおまつりして、ご遺徳を永遠に追慕し、景仰申し上げたいという気運が高まり、その真心がみのって明治神宮の創建となったのであります。」（明治神宮ホームページ http://www.meijijingu.or.jp/intro/qa/15.htm より引用）
まず第一に僕は、明治天皇がカミとして、「今年一年元気で過ごせますように」とか「第一志望校絶対合格！」とか、果ては「たっくんとずっと一緒にいられますように（ハート）」とかいう願いを叶えてくれるとは到底思えない。ただ、これは僕の信念だから、本当に明治天皇がカミとしてそのような御利益を与えてくれると信仰する人が明治神宮を参拝することに、とりあえず僕がとやかく言う資格はない（し、そうすべきでないというのが僕の信念であることは最初に述べた）。
それよりも問題なのは、おそらくあそこに初詣に出かける多くの人間が、自分がしていることの意味を知らない、つまり、あそこに祀られているのが明治天皇だということを知らないのではないかということである。
「天皇＝現人神」という官製の神話の下に、数え切れないほどの人々が不幸になった過去を思うとき、僕は、明治神宮を参拝するという行為にはそれなりの責任が伴うべきだと考える。少なくとも、みんなが行ってるからとか、都心にあって便利だからとか、なんとなくとかいう理由であそこに行って、手を合わせ、賽銭を投げて願をかけることは、天皇（制）の下で不幸になり、命を落としていった人々に対する冒涜に他ならない。
上で、信仰を持って明治神宮を参拝する人に対して、僕は「とりあえず」とやかく言う資格はないと述べた。それは僕が、＜明治天皇はカミであり、私の信仰の対象である＞という信念を持った人も、天皇（制）の下で不幸になり、命を落としていった人々の前に立ち（もちろん命を落とした人と物理的に向き合うことはできないから、想像力を動員することになるが）、「それでも私は明治天皇を信仰する」ことを説明できなければならないのではないかと考えるからである。
近所の神社仏閣を参拝することと、明治神宮を参拝することには、質的な相違があるのだ。
こういう考えを「初詣なんてただの習慣なんだからもっと気楽に考えなよ」と笑うのは、初詣は「ニホンのデントウ」だとか仰って靖国神社参拝の意味をアイマイにしようとする内閣総理大臣閣下と同レヴェルに落ちる。思考しないことは、堕落に過ぎない。
総理大臣の靖国「電撃」参拝に、中国・韓国政府はいつものように速やかに抗議声明を出している。総理閣下のご活躍によって、ヤスクニがクローズアップされる機会は非常に多い。しかしその背面に隠れて、大勢の人々による「無意識の冒涜」が毎年繰り返されていることに目を向けるべきなのではないかと思う。
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俺の頭スクリュー - 2004年01月02日(金)
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今日は朝からヲーターボーヰズを見続ける。
宮地真緒かわいい。万歳。
宮地社長（城南電器）万歳！
そしていつの間にか箱根駅伝で走ってる奴らまで年下になったことに気付き唖然。
試しに山梨学院大は来年から全員ケニア人にしてみてほしい。
年末から飲み続けているお手製のスクリュードライヴァーは、
オレンジジュース１：ウォッカ１。
多分ウォッカ入れすぎ。
４０度のウォッカ使ってるから、単純に考えて２０度ですね。
２０度！？
ほとんど焼酎ストレートで飲んでるのと同じか・・・
＜今年の目標＞
・ハングル検定（とりあえず５級と４級）合格
・本を１２０冊読む
・論文を２本は書いてそのうち１本は発表する
・人前でのコマネチは極力控える
・本を買うならブックオフ
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