2006年11月28日(火)
|
追いつけ、追い越せ! くじ運絶好調のかあちゃん |
この日。この8月にオープンした近所のローソンにて。
ローソンは「NANA」関連グッズが限定発売されたりするので、 おこづかいを持って、クロワさんと一緒にたまにのぞくんですよ。 今年の秋は、とっても気持ちのいい日が連日続いて、お散歩するのにもってこい。 たまにボケて、クリーニング屋がお休みの日にクリーニング屋さんに行っちゃったりとか、 ご愛嬌的失敗もするんですが、何やかんやと理由をつけて、外に出るようにはしている。 そうじゃないと、クロワさんにまで引きこもりが伝染っちゃう(苦笑)。 そして、上記ローソンもうちらのお散歩範囲内。 この日は、クロワさんと父ちゃんと3人で、お買い物がてらのお散歩です。
と、レジ横を見ると。。。
リラックマ一番くじ ¥500
500円でくじが1回引けて、結果によってあれこれリラックマグッズがもらえるみたい。 お丼だとか小皿だとか、タオルとかステーショナリーとか・・・・。 おぅ♪ このお丼はかわいいので欲しいな♪ とか思ってたんだけど、 たかだかくじ引きに500円はどうなの?? と思って、ちょっと渋っていたら、
「1回くらいやってみれば?」
父ちゃんは優しいです(爆)。 母ちゃんがリラックマ大好きなのを知ってるのねん。
「んじゃ、1回だけ。あたし、あのお丼が欲しいな。タオルでもいいんだけど♪」
レジのお姉ちゃんに頼んで、料金を払い、くじを1回だけ引いてみる。
「わぁっ!! 1等です〜!! おめでとうございます〜〜〜〜!!!」
「え?? え??? 1等??? すげぇ〜〜〜〜っっ♪♪」
「コレ、最後の1本です。すごいですね〜っ!!!」
まだ100枚くらい残っていそうなくじの中から、ランダムに1枚を引いたつもりだった。 そして、別に1等じゃなくても、そこに並んでいるお丼かタオルが欲しいつもりで引いたつもりだった。 それが。。。。 それがどうなの。。。。 この1等の商品。。。。。
1mリラックマぬいぐるみ♪
「まだ買い物もあるのに、こんなにデカいのをどうやって持って帰るんだよぉ(T_T)」
「そ・・・・そんなこといったって・・・・( ̄∇ ̄;)」
「クロワさんよりでかいし( ̄∇ ̄;)」
「ど、どうしよう(苦笑)。」
「とりあえず、俺が先に家まで持って帰るよ。買い物しとって。」
「(; ̄ー ̄A アセアセ・・・ わ・・・・悪いねぇ。よろしく頼むわ。」
ほら、ごらんよ、クロワさん・・・・ くまがクマ抱えて家路を急ぐ姿を・・・・(* ̄m ̄) ププッ なかなか見られるもんじゃないぜ。
スーパーで買い物を済ませている間に、ぷよ2は家に獲得したぬいぐるみを持って帰り、 また出てきてくれました。
「4台ほど車とすれちがったんだけどなぁ・・・・皆、俺のほうをすげぇ顔してみてくんだよぉ。」
「(* ̄m ̄) ププッ くまがクマ連れてたから?」
「(T_T)」
「せめてこの子と一緒だったら、また見る目は違ってたかもね(苦笑)。ご苦労様。」
クロワさんを授かってからというものの、やたらと引きのいいアサミンジャー。 ついに、今年の冬は年末ジャンボを少しでもいいから買ってみるかという話にまで及びました。 妊産婦の引きの強さは、色々なところで実しやかにささやかれているけれど、 まさかここまでとは思いませんでした(笑)。 ホントに笑っちゃうほどにでかいんですよ、当たったぬいぐるみは(爆)。 何せ1mですから(笑)。
クロワさんの成長過程が一目瞭然にわかるようにと、この3月にリラックマのぬいぐるみを購入したことは この日記にもそれとなぁ〜く書きました。 そのぬいぐるみだって、そんなに小さいものではなく、50〜60cmくらいの体調はあるんですよ。
これが生後2ヶ月のクロワさんとそのクマ。
まだまだ身長が追いついていませんが順調に成長しています^^
そしてこれが生後3ヶ月のクロワさんとそのクマ。
大きくなりましたよっ♪ ついにクマを抜き去りましたっっ♪
そしてこれが生後4ヶ月のクロワさんといつものクマ、そして1mクマ!!
いつものクマに比べると、クロワさんがどれだけ大きくなっているかが一目瞭然なわけですが でかい方のクマが目の錯覚を引き起こし、逆に縮んでしまったかのようにも(笑)。
それでもぷよ2はしみじみと言いました。
「とはいえ、このでかい方のクマよりも大きくなる日もいずれ来るんだよなぁ。」
( ̄∇ ̄;)もちろんですとも。 今日明日という話ではありませんが、必ずそういう日だって来ますわよ。 1mのクマがホントにでかいなぁ・・・・と思えている期間って一体どのくらいの間なんだろう。 いつものクマの方が大きかった日々もすでに懐かしかったり。 今やそっちのクマは追い越して、徐々に1mクマに向かってクロワさんも成長中です。
2006年11月23日(木)
|
くろ・でり(17) 百日すぎても気にすんな♪ 食べるフリだけだけどお食い初めだぁ〜! |
この日。 アサミンジャーの父・山賊は、プロ根性を賭けて非常に張り切っていた(笑)。
如何せん、初孫のお食い初めですからね( ̄ー ̄)ニヤリ
こっちも初めてのことだし、一応、ネットや本なんかで基本形態をあらかじめ調べて、 リクエストを少しは出しといたんですよ。
「ん〜っとね、尾頭付きの鯛・・・・ちっちゃいのでいいよ、コレと・・・・ あとは、煮物、吸い物、香の物ってとこなのかなぁ。 ご飯ものもあると助かるけど、そこまで改まった形じゃなくてもいいから。 どうせ食べさせたフリをしたあとは大人たちが皆食べちゃうから♪」
と、まぁこんな感じでお願いしたんです。 そして予約前日。
「鯛と赤飯と、あと煮物に吸い物は用意するぞ。そんなもんでえぇのか?」
「上等!上等! ありがとうね♪」
お食い初めの予約なんてとったことがないはずだから、きっと難しいに違いない・・・・と心配してたんですが 何のことはございません!!
何この一抱えくらいありそうな尾頭付きの鯛は(爆)。
う〜ん・・・・さすが初孫に対する愛情の表れ?? 気合の入りようが違う(爆笑)。
このほかに何がお膳に並んだかというと・・・・
出世できるようにとぶりの照り焼き、 おめでたいことだからと、紅白の衣をまとったエビを含む天ぷらの盛り合わせ、 大人たちの欲求を満たす(笑)刺身の盛り合わせ、 お寿司、玉子焼き、黒豆、焼きエビ、鱈の焼き物、鯛の鍋物、野菜の炊き合わせ、牛肉のごまだれあえ、 とどめは、おひついっぱいの赤飯!! 祝いの張本人は食べられないものの、外野の大人たちは全員大満足の大ご馳走(笑)。
とにかく孫がかわいくてかわいくてたまらない、二人のじいちゃんは、 クロワさんを半ば取り合いながら、片方が抱っこして、片方が箸で食べさせるフリ・・・・ そしてクロワさんはされるがまま(爆)。 本来の儀式は、ものの数分で済んでいき、あとは大人の宴会となったのでした。 (両家のじいちゃんばあちゃんたちのための宴会だよなぁ。)
そろそろクロワさんも、母ちゃんと母ちゃん以外の人の区別がつくようになってきたようで あれだけ頻繁に会っているはずのサヨコばあちゃんですら、たまに寄せ付けないことも(苦笑)。 サヨコばあちゃんはまだしもだよ、近頃、父ちゃんに対してすらぐずぐずパワー爆発!! ということもあるので、母ちゃんは求められてる嬉しさの反面、何も出来んので非常に疲れるよ(苦笑)。 母ちゃんの抱っこで、ぐずぐずがピタッと止まってくれることに優越感を感じるものの、 せめて父ちゃんの抱っこでも同じようになってくれよと思う、身勝手な母ちゃんなのであった( ̄∇ ̄;)
2006年11月17日(金)
|
くろ・でり(16) それいけ♪BCG! はりきって4ヶ月健診だぞ |
どうも、よその子に比べて大きめちゃん・・・・というのはうすうす感じていたけれど、 そう特別大きいわけではないし、成長曲線の中にもギリギリとはいえ納まる程度だし、 うちのクロワさんときたら、ホントに親に心配をかけない優良児だわぁ♪ と、勝手に解釈しておりました(超自由)。 生後3ヶ月と19日。体重はともかく、身長がやたらとでかい気がします( ̄∇ ̄;)
本日、4ヶ月健診&BCG集団接種です。
首の据わりはほぼ標準的な時期。 体重が標準より重い分、抱っこが大変なので、「はよ据わらんかな・・・・」と真剣に思ってましたよ。 えぇ・・・・表面上は、急いだ成長を歓迎していないフリをしながら、いい加減しんどいんで(笑)。 うつぶせの状態で、首はまだまだ上手に持ち上がらないものの、 うつぶせの状態はそんなに嫌いでもないらしく、苦しそうにもがく一方、機嫌は良さそう。 毎日ちょこっとずつ練習させてます。
自分とよく似たイキモノが何十人もいるのが珍しいのか、クロワさんはあっちゃこっちゃを凝視しつつ おとなしく待機♪ 拳骨しゃぶりが一番のお気に入りなので、余計なおもちゃ等が必要じゃないのでありがたい。 加えて完母なので哺乳瓶も要らない。荷物が少なめで済む親孝行のお嬢ちゃんです。
さて。 身長、体重、頭囲、胸囲の測定です。
●身長 66.0cm (出生時 48.9cm) +17cm ●体重 7370g (出生時 3355g) +4kg ●頭囲 42.5cm (出生時 35.5cm) +7cm ●胸囲 43.0cm (出生時 34.5cm) +8.5cm
順調に育ってますよ♪ かなり良好すぎるくらいに^^ 体重の増え方は少しずつ落ち着いてきて、成長曲線ギリギリだったのがかなり中腹の方へ。 頭囲や胸囲の大きさは、まぁ平均ちょっとくらい。身長や体重とのバランスを考えるとこのくらいでしょう。 びっくりしたのは身長。 生まれた時はちょうど標準くらい、むしろ小さめ??ってくらいだったのが、 ここ数ヶ月のうちにすくすくすくすく伸びたようで(笑)、とうとう成長曲線から飛び出しました。 見た目そこまでおデブじゃないのに、どうしてこの子はそんなに重いのかしら??と不思議だったのですが おデブに見えなかったのは、身長がでかかったからだったんですなぁ( ̄□ ̄;) あたくしの子だから、デブ必至??と思ってたんだけど、意外とや身長の伸びの方がいいとは。 嬉しい誤算だ(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)うんうん
計量(笑)が済んだ後は、お医者さんに診てもらいます。
「ほほぉ・・・・なぁんにも申し上げることはございませんなぁ。」
「そ、そうですか??」
「肌のかさかさが気になる・・・・と。いつまでも生まれたてのままでいるわけじゃないですよ(笑)。」
「(笑)ですよねぇ( ̄∇ ̄;)」
「問題ありません。首もしっかりしてるねぇ。よしよし♪ はい、けっこうですよ。」
この子はホントに・・・・。どこに連れてってもランスルーなんだよなぁ(笑)。 オカン初心者のあたくしが不安になるくらいに、今日の今日まで何の問題もなくきちゃったし。 大きな怪我も、お熱も、病気もなく。 首が据わるのよりも早く、母ちゃんのご飯食べるのを凝視しては泡吹いてたしなぁ(笑)。 だけど離乳食は遅めスタートにしようと母ちゃんは思ってるんだよ。 だって、母乳なんて、人生における食事のうちで、究極に期間限定のものだからね。 無理して早々に切り上げるなんてもったいないし^^ つか、この子、絶対に離乳食を始めたらめっちゃ食いそうで、 音速で「幼児食」に移行しちゃいそうなんだもん。 欲しがるのを抑制するのって何だか可哀想なんだけど、 コイツが欲しがるだけ与えてたら、それこそ、あっという間に肥満児一直線!! その点おっぱいなら、まだ欲しがるだけあげててもいくらか大丈夫だろうから・・・・。
そして注射。
注射が済んだら、市立図書館の人がブックスタート用の絵本を下さって、 クロワさんにも1冊、マンツーマンで読んでくださいました。 まだ、我が家では絵本を導入していないのだけど、意外と食いついて眺めていたので、 これを機会に色々と見せてみようかなぁと思ったり。 本だけは絶対にケチりたくないの!! あたくしがそうして育ってきたから。 欲しがるだけ与えてもらった・・・・とは思っていないけれど、本を大事にするようには教えられてきたと思う。
同じ年代の子達があんなに集まるところに行ったのは初めてだったので、 どうもクロワさんも興奮気味だったようで、この夜、なかなか寝付けず(苦笑)。 注射もされたし、眠いところをあれこれされたし、絵本まで見せてもらったり・・・・ とにかく初めてづくしで、きっと頭の中が整理されるまでにすごく時間がかかったんだろうな。 おりこうさんでよく頑張りました。 次の注射も頑張りましょう^^
2006年11月12日(日)
|
くろ・でり(15) 今日はおいちゃんの結婚式だぞぉ♪ |
昨日、首が据わりましたよ〜(●⌒∇⌒●) ポッキープリッツの日だな・・・・_φ( ̄ー ̄ )メモメモ 覚えやすいよな。後で母子手帳に書いとくのだ。 そんなわけで、本日もめっちゃご機嫌のクロワさん。 今日は、あなたを溺愛している(笑)リョウヘイおじちゃんとぽわぽわリエちゃんの結婚式なのだよ。
母ちゃん、まともに化粧をするのが数ヶ月ぶりなものだから、支度に手間取っちまっただよ( ̄∇ ̄;) だから、そんなに怒るな。 そりゃ、本当ならば家を出る前におっぱいをあげたいところだったけれど、 授乳してたらお式に間に合わないんだよぉ・・・・。
「ごめんな、クロワさん!! 早速だが出発だ!!」
自宅から歩いていけるところに式場があるってのが、何よりの救いだったり(笑)。 どんな地元密着型なんだよ(爆)。
「クロワさん、いいお顔しとるんやよ〜♪」
「(# ̄З ̄)」
「( ̄□ ̄;)お・・・・怒ってる。。。」
「え??」
「ほら、見てよ、このふてくされた顔( ̄∇ ̄;) おっぱいもらえなかったから怒ってんの。」
「( ̄‥ ̄)=3フン」
「(笑)ホントだ。機嫌悪ぅ。」
「お式が終わったら、あげるからね^^ もうちょっと辛抱してな^^」
こんな具合になだめすかして、おニューのピンクのお洋服に身を包んだクロワさんをひたすら抱っこ。 はうぅぅぅぅ・・・・重い。。。重すぎ。。。。 賛美歌斉唱。
「い〜つくしみふか〜〜〜き〜〜〜♪ と〜〜もなる イエスはぁ〜〜〜〜♪」
うぉぉ。 今にも泣きそうだ。。。 頼む、式の間だけでも持ちこたえてくれ!!
「アーーーーーーーーーメーーーーーーーーン♪」
「あ〜〜〜〜〜〜〜 え〜〜〜〜〜〜〜〜ん♪」
ナイスだ、クロワさん!! うまいことユニゾンするとは、なかなか芸が細かい!! 機嫌は悪いものの、ぐずるまではいかず、とにかく抱っこされていさえすれば大人しい。 まだ生後3ヶ月半だというのに、出来た子だよ、うちの子は(爆)。
クロワさんはおいちゃんが大好き♪ 家にきたら、全力で遊んでくれるからなんだけど。 おいちゃんもクロワさんが大好き♪ まるでわが子のように溺愛しててくれる。 初めての姪っ子というのもあると思うけど、リョウヘイちゃんがあんなにも子煩悩だとは知らなかった。 子供が好きだと公言していたぷよ2なんかよりも、不言実行というか 好きだの嫌いだのという前に、ホントに上手に抱っこしていた(笑)。 怖い云々言う前に、「やらせてくれ〜」と新生児時代の彼女をお風呂に入れてくれたこともあったっけ。 ギャンギャンぐずりだしても、さして困った風にもならずに、自分なりに工夫してあやそうとしてくれるし おまいら、早く自分らの子供作っちゃえば?? と進言したくなるくらいにうちの子を溺愛してくれている。
案ずるより生むが易し・・・・
とはよく言ったものである。 うまく育てられなかったらどうしよう。。。。 お金が足りなかったらどうしよう。。。。 自分の連れ合いが、生まれてくる子供のことを愛してくれなかったらどうしよう。。。。 虐待してしまうかもしれないよ。。。。 実際に産んでみるまでは、取りこし苦労的不安要素が満載である。 あたくしの場合は、自分はもちろん夫であるぷよ2も実父、実弟も、義父すらも 周囲の男性たちは全員が全員、新しい命に釘付け(笑)。 彼らは皆、一番彼女に近いはずのぷよ2よりも上手に彼女にアプローチしている気がする。 じいちゃんになったうちらの父親は、とりあえず父親経験者なのでまだわかるとして、 子供を持ったことのないリョウヘイちゃんが、あんなにのめりこんで夢中になってくれるのは 予想外のことであった。(ソフトバンク!!)
披露宴が始まって、あたくしがクロワさんを連れて高砂にいる二人のところにお酌をしにいくと・・・・
「あ〜♪ クロワちゃんがきた〜♪ あのねぇ、リョウちゃんがねぇ、 昨日から「クロワさんがどんな格好をしてきてくれるか楽しみやぁ♪」ってずっと言ってたんですよぉ。」
「あはは♪ やっとピンクが似合うようになったから、おニューのピンクだよ^^ はい、クロワさんもおめでとうしようね〜♪」
「おぉ〜♪ クロワさん、かわいいなぁ〜^^」
「お式の間もおりこうさんやったね^^」
「そうか、そうか♪ よ〜しっっ!! 一緒に写真撮ってもらうぞぉ〜♪」
主役のリョウヘイおじちゃんは上機嫌だ。 めでたい日に、愛する姪っ子も機嫌よくしていてくれるのが嬉しいみたいで。 高砂で皆で並んで、カメラマンさんに写真も撮ってもらいました。
無事にフォーマルデビューも果たしたわけですが、さすがに母ちゃんは疲れたよ(苦笑)。 夜には、長時間の抱っこの証・筋肉痛が( ̄□ ̄;) 実は、せっかくのお料理も満喫しきれないまま宴もお開きになってしまい、バタバタしたまんまで^^; とはいえ、弟夫婦も無事にお式をもてたことだし、なかなかアットホームな宴になったし、 クロワさんのフォーマルデビューにはちょうどいい規模と雰囲気で、そういう意味ではとても満足できた。
その夜。 もうヘトヘトになってしまった母ちゃんは、興奮してなかなか寝付かないクロワさんに添い寝しながら 自分も今にも落ちていきそうになっているところへ、リョウヘイちゃんから電話が入った。
「お〜。もう全部済んだの?」
「お〜。今日はありがとなぁ。大役まで頼んでまって。」
あは。 実は、本来ならお仲人さんがやるような二人の紹介みたいなヤツを、あたくしが頼まれて、やった。 何をしゃべるか、会場入りしてからも決まってなくて(爆)、いかがしたもんだかと思ってたんだけど 何とか勢いで乗り切った (* ̄∇ ̄*)エヘヘ 実際、ぽわぽわリエちゃんのお母さんや親族がいる前で、彼女のことをめちゃくちゃ言ったりして あとから「うわぁ・・・・やっぱりまずかったかなぁ・・・・」と思ってたのだ。 意外と小心者のアサミンジャー。
「りえちゃんのお母さんとかがおるのに、めちゃくちゃ言い過ぎたかなぁ?」
「いやいや、めっちゃウケてて大好評やったで?」
「ならえぇけどさぁ。ちょっと気になっとったもんで。」
「それはそうとさぁ。。。あんなにお祝いもらってもよかったんけ? 沢山はいっとったでさぁ・・・・ちょっとびっくりして。」
「あぁ、いいんやて♪ ぷよ2の方針やしさ。直後は何かとモノ要りやし。 その分はちゃんととってあったで、とりあえず収めときぃな。」
「あぁ、でもなぁ・・・・」
「ほんなら、また何か面白いものでも見つけたらさぁ、クロワさんに何か買ってやってよ。」
「あぁ、そうか♪ そうやなぁ♪」
「うちの近所にトイザラスはないんで(笑)。」
「うん、わかった。そんならそうさせてもらうわ♪」
夫婦(+ムスメ)で呼ばれたので、それに見合った金額を包んだのだけど、 彼の予想していた金額よりはるかに多かったらしく(笑)、びっくりして連絡をくれたようだ。 義理堅いぞ、リョウヘイちゃんよ(爆)。 こうやって言っておけば、またクロワさんに何かおもちゃのひとつでも買ってくれるかも^^ 先行投資だな(笑)。
いやはや、それにしてもちびちゃんの多い結婚式で、 クロワさんと生まれが10日くらいしか違わない、ほとんど同じサイズくらいの赤ちゃんも りえちゃん側で列席^^ その赤ちゃんのお兄ちゃん(2歳)の他にも、小学生の姉妹もいたりして、 かなり平均年齢の低いお式&宴でした。 なので、多少やいやい言い出しても、周囲の目は温かく、その場にいづらいなんてこともなく、 それがストレスの少なさにもつながったなぁと感じたわけで。
あったかいお式でした♪
2006年11月05日(日)
|
●平均年齢の低いアパート ●まさかの展開!? いい感じに壊れつつあるリーダーのレッド |
相変わらず正義の味方気取りがやめられない、おこちゃまなアサミンジャーですよ〜♪
土曜日。遊びに来てくれたじいちゃんたちを見送ろうと、駐車場にクロワさんを連れて出てみる。 この日、うちのお嬢ちゃんはやたらと興奮気味、いつもは外に出るとわりと大人しく抱っこされているのに この日に限っては、何だかわけのわからない奇声を上げたりして、大ハッスル(苦笑)。 一度にたくさんの大人たちに会ったから、本当に興奮しきっちゃってたみたいで。
駐車場から部屋に戻ろうとしていた時に、ちょうどうちの部屋の真上のお宅の奥さんがベランダにいて、 上と下とで挨拶を交わした。 今までお互いにどういう生活スタイルだったのかというのもわからずにいたのだけど、 実はこのお宅も、この5月にニューボーンがあったばかり。うちと同じで女の子♪ 窓を開けていると、「や〜〜〜〜〜んっっ!!」と元気な泣き声が聞こえてくることも^^ 「こんにちは〜^^」「いいお天気ですね〜^^」なんてやってたら、 ダンナさんが姫様を抱っこして、ベランダに登場。 クロワさんと上の姫様も、初対面を果たしました。 (名前もちょっぴりおそろいチックなの^^)
今住んでいるこのアパート。 実は、ゼロ歳児だらけなのだ。 全部で4棟あって、18世帯(空き部屋があるかもだから満室にはなっていないとは思うけれど)入る。 うちの棟は6世帯入っているのだけれど、うちとうちの真上、あと上の階の一番奥に1歳未満の子がいる。 そして、お隣の棟にも1人、ゼロ歳児がいる模様。 そしてお向かいの棟2つともにも、それぞれ1人ずつゼロ歳児がいて、 このアパートは最近、いつも賑やかなのだ^^ 今年は秋が長くて、季節柄とても気持ちよく、窓を開けている時間も自然と長くなるわけで。 赤ちゃんがいると、必要以上にエアコンに頼りたくなくなる気持ちもあってか、 皆、わりと開放的に窓を全開にしたまま、日中を過ごしている。 まだ、日中におっぱい泣きもすればオムツぐずりもする赤ちゃんが大集合のこのアパート。 壁が厚いので、すごく暮らしやすいのだけど、お互いに窓を開けっ放しのまま過ごしているので 「や〜〜〜〜〜〜んっっ!!」があちこちから聞こえてきて、面白い。
「ぬをっっ!!?? さっきおっぱい飲んで寝たばっかりなのに?? この声はうちの子かっっ???」
「いんや、どうもお向かいの棟みたいだよ(; ̄ー ̄A 」
「寝室に寝かして、うちらがこっちの部屋におると、一瞬、わが子かと思うよね(笑)。」
「でも、それを思うと、ご近所にいらん気を遣わなくてすむからラクやなぁ。 コレだけ赤ちゃんがおると、ホントの意味でお互い様やもんな(笑)。」
「(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)うんうん そのストレスがない分、かなりラクやわ。」
多分、自分のとこに赤ん坊がいなかったら、あんまり穏やかな気持ちでいられなかったかもしれない。 とはいえ。 うちのアパートは子供の声があんまり漏れてこないみたいなので、生活騒音に悩まされずにすんでいる。 以前、うちの棟の上の階にゼロ歳児がいた頃、深夜にとても頑張って泣いている声が聞こえてきたけれど 頑張って泣いているような声のわりには、耳をよくすまさないと聞こえないくらいで、 「あんなに頑張って泣いているのに、わりと聞こえないものねぇ。」と このアパートの造りに感心したことがある(笑)。 はぁ・・・・住環境にも恵まれて、育児に対する妙なストレスも更に少なくなっていることに気づかされる。 住環境といえば、うちのアパートから最寄の小児科までは徒歩10秒!! (産院までも徒歩1分だったし(爆)) 待合にいて下手に病気をうつされるリスクを考えず、診察券を出して家で待機が可能♪♪ 玄関を出て車の置いてある駐車場にいくよりも、そのまま小児科に向かった方が早いという、 ウルトラステキ環境!! うぉ〜〜〜〜。しばらく絶対に引っ越したくねぇよ。
さてさて。話はめっきり変わりますが・・・・。 妊娠中、特撮モノを見るための早起きができなくて、 平気で1〜2ヶ月分くらいをHDDに溜め込んじゃったりしましたが、 クロワさんに合わせて生活をするようになってからというものの、早起きは必須(笑)。 おっぱいをあげながらボウケンジャーを満喫し、 洗濯機を回しつつ、今度は自分の朝ごはんを食しながら仮面ライダーカブトを視聴。 そのまま片付け物をしたり洗濯物を干している間に、あれあれ?プリキュアが終わって 題名のない音楽会がいつの間にか始まってるよ( ̄∇ ̄;) 時間が流れるの早ぇえ〜〜(笑)・・・・ ってな具合で日曜の朝とはいえ慌しく、昨日も書いたけれど、特に休みという感じもしない。 特撮モノも、いつの間にかHDDに撮りためていた分さえもほとんど消化しきって、 おっとびっくり、リアルタイム視聴で毎週毎週いけちゃってるよ??ってな具合になってきて、 毎週日曜朝の時計代わりにすらなってきている。
かなり前に、轟轟戦隊ボウケンジャー考みたいなものを書いた気がしますが、 あの頃とはかなり話の向きやキャラ設定に変化が見られるようになり、 実は、めっちゃ面白くなってきたやんけ?? といい感じに裏切られました。 特にレッド!!! あんなに鼻につくキャラは近年なかなか見られなくて、すごくアクが強いし、鬱陶しいな・・・・ と思ってたくらいなのに、現在、そんな彼が、愛しい壊れキャラになってきていて、 正直、オモロすぎる(爆)。 つか、恐らく制作サイドも、最初に決めたキャラ設定のままでは到底もたんと思ったのかもな(笑)。 しばらくの間、かなりキビシー感じで、何度視聴を頓挫しかけたことか。 あんなふうに方向転換を余儀なくされて、レッドは複雑かもしれないけれど、 本人も楽しそうだし、前より生き生きしているし、番組も面白くなってきてるし、 いい傾向かしらと思う。 多分、このまま最終回まで突っ走りながら視聴も続くと思われます。
仮面ライダーカブトは相変わらずいい感じだと思う。 一瞬、「実写版:ミスター味っ子」みたいな番組になりかけましたが、まぁ、気にすんな( ̄^ ̄) こっちも、ものすごく偏ったキャラばっかりが登場するのだけど、 何でか当初からそれなりにまとまりがあったから不思議だわ。 早いとこ、天道総司のおばあちゃんが登場してくれないかと、 毎週、とっても楽しみにしている視聴者がここにいるんですけど・・・・( ̄∇ ̄;) こっちは話の筋も面白いんですが、賞賛すべきはCGの出来!! 毎週、安定したクォリティで、大人の視聴にも耐えられるいい番組になってきました。 そういう意味でも面白いですわ。
歴30年だよ・・・・筋金入りとはまさにこのこと?? まさか、正義の味方が自分よりも年下になる日が来るだなんて、子供の時は想像だにしませんでしたが、 こんなにも早くそんな日が来るなんて・・・・ちょっぴり複雑な気分のアサミンジャーでしたとさ。
2006年11月04日(土)
|
くろ・でり(14) 母ちゃんのわがまま |
はいさい。こんにちは。
本日、名古屋のじいちゃん&ばあちゃん&クロワさんは初対面のひーばーちゃんが こっちまで訪ねてきてくれて、にぎやかな昼下がりになりました^^ クロワさんもご機嫌♪ じいちゃん&ばあちゃん&ひーばーちゃんは無論、超ご機嫌!!(笑) ここんとこ、あっちゃこっちゃに精力的にお出かけしたり、彼女にとっては刺激的な毎日が続いた。 おっぱいの回数は以前に比べて減ってはきたものの、如何せん、1回戦のタイムトライアルが 非常に長期化してきて、あたくしとしては、回数こなしてたほうがラクだったような・・・・( ̄∇ ̄;)
都合7kg以上のお嬢さんを同じ姿勢のままずっと膝の上に乗せて、いくら回数が減ったとはいえ、 1日にそういうのがまだまだ6〜7回はあるわけで( ̄∇ ̄;) 腰、膝、腕・・・・もうボロボロですわ。 無理するなと言われても、コレばっかりは無理してでもこなさなければならないことだったりするわけで。 添い乳にしたら? とも言われるんだけど、うちのお嬢さんはコレがヘタクソみたい(苦笑)。 「ガッツリお食事飲み」の時にお布団の上で寝ながらだと、 顔から体から母親から全部をおっぱいまみれにするくらいに派手にリバースするので、 せっかく長い時間をかけてお腹いっぱいになるまで飲む予定が、志半ばでほとんど出てしまうので 逆に時間が空かないし、すぐに機嫌が悪くなるし・・・・悪循環。 夜中のグズグズの時、5分程度くわえるくらいだったら寝ながらの方がいいみたいなんだけどね・・・・。
昨日なんか、お天気が良かったからよかったようなものの、予定外に洗濯機を朝から3回戦(; ̄ー ̄A 全部、クロワさんのリバースがらみアイテム(笑)。 新しい洗濯機は寡黙な働き者なので、作業自体は苦ではないものの、 1日でもサボると、彼女のお衣装ストックに支障が出るし、 たんまりあるはずのタオルやガーゼの残量も気にしなくちゃいけなくなると、衛生的でいられなくなる。
ぷよ2は無責任に「休め、休め」と言うけれど、馬鹿正直に休んでいたら 後々2倍も3倍もしんどい思いをするのは実はこっちなのだ。 休んでいて、雑事もその間に片付くんなら喜んで休ませてもらうけれど、 汚れ物はどんどんどんどん溜まる一方で、休んでいる間に減るなんてことはない。 頑張るつもりなんかないけれど、下手に休むよりも1日に少しずつでも片付けたほうが 今はそっちの方がいくらかラクなのだ。 まぁ、「休め、休め」は彼なりの優しさであり思いやりなんだろうけれど、今はちょっと的外れ。 あたくしに休みを与えてくれるよりも、昼まで寝ているその根性を直してくれさえすれば、 一緒にご飯も食べれるし、あたくしの作業だってサクサク捗って、 結局は、いい感じに日中に休憩がとれるようになるのになぁ。 あたくしが休んでいる間に、汚れ物や洗い物が全部片付くような生活レベルと意識を 同居人が持っていたならば、あたくしは大興奮で休んでしまうんですけど(笑)。 まぁ、人にはそれぞれ得手不得手というのがあるので、多くは望まないよ♪ 1つだけ言うんなら、「得手」の部分でもサボっているのだけは非常に腹が立ったりしますけどね。 なので、最近、彼のご都合のみでの全ての要求は、ホントにサラ〜っと却下です( ̄^ ̄) ただ単に今のあたくしには、精神的にも肉体的にもまったく余裕がないからで、 言うなら、今だからこそ言えるあたくしの究極のわがまま・・・・ぷよ2が悪いわけじゃない(笑)。
あたくしは、1週間に2日休みがある生活ではない。 早く寝たくても夜更かしを余儀なくされるし、寝坊したくても早く起きなければならない。 妊娠中からそうだったけれど、「休みの日だから休む( ̄^ ̄)」という要求に あたくしは今、どうしても応えられない。・・・・だって、あたくしにとっては休みじゃないもん。 一緒に住んでいる人間が徹底的に協力してくれない限り、あたくしに休みはない。 独身生活や、子供のいない頃の生活と同じように「休日」を楽しむことができる立場ではなくなった。
でもなぁ・・・・思うんだ。 今のこの生活、悪くないなぁ♪って。 別に休めなくっても、余裕がなくっても、人間やめたくなるような「つらさ」はないんだよ。 この生活を邪魔するようなことを言ったりやったりするような人には、正直に殺意を抱くけど。 この生活をする直前まで、人生の中における長い長いヴァケイションをいただいていたので、 この忙しなさも、逆にありがたい。 あたくしはこれからも特別頑張らないけれど、多分、特別に休まないとも思う。 クロワさんがどんどん成長していく中、休憩すらもままならなくなるような気がする。 でも、妊娠中に漠然と不安に感じていたことや、産後すぐに覚悟していた「大変さ」は あたくしにとっては意外と負担ではなかった。 今のうちに少しずつ覚悟を重ねていくことで、今後も言うほど大変じゃない生活になるかもしれない。
たまに、「あ〜ぁ。あたくしも仕事してたらなぁ・・・・」と思うことがあるけれど、 外に勤めに出ていない身分だからこそ、こんなにも育児を満喫できる。 ありがたい身分なんだよね♪ 1日にほんの数時間しか顔を合わせられない父ちゃんより、 やっぱりこういう立場の母ちゃんは数万倍幸せだ♪ 愚痴も欲求も、全部母ちゃんのわがままだったりするよ(笑)。
2006年11月01日(水)
|
くろ・でり(13) 「ええにょぼ」になれよ♪ |
山賊じいちゃんを前にすると途端に饒舌になり、ものすごく興奮してよく笑うクロワさん(笑)。 2人の会話(爆)を端から見ていると、そりゃもう滑稽で、 あたくしとサヨコばあちゃんはゲラゲラ笑ってしまうのだけど。
今日わかったのだけど、クロワさんの「話し相手」を務めるのには、相当の体力が必要らしい。 あたくしは毎日のことなので、疲労に対して感覚が麻痺しつつあって、 夜、まだ早い時間から、眠くて眠くて舟をこいでしまうのも、抱っこのし過ぎで腕や腰や膝が痛いのも 何となく当たり前のことのように感じてしまっている。 そりゃ、その症状が緩和されればラクだろうな・・・・とは思うものの、 毎日のことなので、半分は諦めている。
この日、文字通り全力でクロワさんの話し相手をしていた山賊。 彼に甘えて、あたくしはサヨコと一緒に束の間の買い物に出かけたのだけど、 帰ってみると、あれほどクロワさんを連れてこい連れてこいと喧しかった山賊が 何だか憔悴している(笑)。ものの1時間ちょっとの外出だったのに、だ。
「ありがとねぇ♪ どう? くぅちゃん、おりこうさんしとった?」
「ε- ( ̄、 ̄A) フゥー しばらくやいやい言うとったけど、やっとさっき寝た・・・・疲れたぁ・・・・」
「あらぁ・・・・そりゃ、ご苦労さん。ありがとう。」
「クロワが寝とるんやったら、何も面白いこともないで、俺も寝る( ̄^ ̄)」
「( ̄∇ ̄;) お・・・・おやすみ(苦笑)」
老いた背中で寝室へ消える山賊(爆)。体力自慢の彼が、ねぇ・・・・(* ̄m ̄) ププッ
「じいちゃん、ヘロヘロになっとる(笑)。」
「くぅちゃんの相手はやっぱり体力勝負やよ。けっこう疲れるもんよ?」
「そうなんや? この程度は当たり前のレベルやと思っとったわ(笑)。 あたしも意外と疲れとったのかなぁ? 今まで全然わからんかった。」
「でもなぁ・・・・毎日、あぁやって全力で話しかけて 相手したっとるんやったら、絶対間違った育ちはせんよ。安心やわ(=⌒▽⌒=)」
「そ、そうかな? (●⌒∇⌒●)」
実母でも、あぁした方がいい、こうした方がいいと口喧しく育児に干渉してきたりして、 実母だからこそそういうのに物凄く腹が立って、めちゃくちゃストレスになってやってられない!! ・・・・なぁんて訴えている人もいる中、あたくしの場合は、本当に恵まれていると思う。 里帰りをしていた間も、彼女はあたくしのやりたいようにやらせてくれたし、 余計なことはあんまり言わなかったし、しなかった。 あたくしもあたくしで、努めて根を詰めないようにして、のんびり構えるようにしていたので クロワさんが泣き止まなくても、自分の体が痛くて痛くてたまらなくても 何とかのんびりやってこられた。 わからないことはサヨコが知っている限りのことは教えてくれたし、 幸いなことに彼女は新しい物好きなところがあるから、昔のやり方に固執しすぎたり 我流をとことんまで押し付けたりしないのが、またよかったりした。
「うちらの頃はこうだったけど、今はどうなんやろうねぇ・・・・?」
「今は便利なものが安く出てんのねぇ♪ 買い物に行くとワクワクするわぁ♪」
「まぁ、あんまり無理せんと、ゆっくりやりぃや♪」
万事この調子なので、こっちもマイペースでいられた。 彼女はあたくしのやり方を頭ごなしに否定することもなかったし、 自分が出産した時は復職したのがとても早くて、じっくりと育児できなかったから 今回のあたくしのデリバリーを、一緒に楽しんでいるフシもあるみたいで(笑)。
だから、あたくしの場合。 巷で言われているような、「育児はこんなにも大変!!」という大変レベルに触れずに 毎日ゆったりまったりと、クロワさんと2人の暮らしを満喫している。 爆発しそうになる前に誰かが手を差し伸べてくれるので、差し出された手にありがたく縋ることで あたくしも安定を手に入れ、クロワさんにも笑いかけられているのかもしれない。 ・・・・この時期、近くに実家があるっていうのは、どんなに精神的な助けになることか。 嗚呼、ありがたい、ありがたい(シ_ _)シ
それはそうと、先日、ひーじー&ひーばーちゃんとクロワさんを初対面させた時。 ひーじーちゃんは、嬉しそうにクロワさんを抱っこしながらこんなことを言った。
「そしゃ、えぇにょぼになれよ〜。」
ええにょぼ・・・・。 イコール戸田菜穂(* ̄▽ ̄*) ・・・・そう短絡的に思っちゃうのは何もあたくしだけではあるまい。 何となく意味はわかっていたけれど、一応調べてみた。
ええにょぼ・・・・丹後地方の方言で「美人」を意味する言葉
丹後・・・・京都あたりのことかな? ええにょぼ。美人になれよ〜、か^^ 見た目や容姿の美しさだけじゃなくて、心根のきれいな人という意味での「美人」と、別記にあった。 何となくだけど、いい言葉だなぁと思った。 まだどんな風になっていくのか、親にも本人にもわからない彼女の未来。 色んな可能性がいっぱい詰まってて、欲を言い出せばキリがない。 誰からも好かれるような、いい娘に育ちなさいよ・・・・そう言われているような感じがした。
じいちゃんは奥飛騨の出だ。 同じ岐阜県なんだけれど、特に奥飛騨地方は文化がここらとはまるっきり違う。 京都とは離れているはずなのに、西の文化がけっこう色濃く反映されていることも多い。 日本海側、富山経由でそういう風習が入ってきているらしい。 食文化も、濃尾平野の独特の文化とは隔絶していて、味噌も白味噌。 お雑煮の中身を見ると、餅は丸餅、具沢山で白味噌仕立てだ。 丹後の方言が奥飛騨から拾えることも珍しいことではないようだ。 だから「ええにょぼ」なんていうのも、普通に口をついて出てくるのだなぁ・・・・納得♪ 柔らかくっていい言葉だなぁと思った。
目をキラキラさせて、ひーじーちゃんの腕の中にいるクロワさんはきっと、 うちらやひーじーちゃんの期待を裏切らない育ち方をしてくれるんじゃないかなぁと、 何の疑いもなく思っちゃったんですけど、親バカですよ、えぇ、そうですとも♪( ̄^ ̄) ただ、現実問題そうなっていかないとしても、だ。 今、何の穢れも知らずに、キラキラ笑っているこの子は、ひーじーちゃんの言うところの 「ええにょぼ」の素質は十分に持っているんだなぁと素直に思えた。 それが、うちら親たち、大人たちの生きる希望のような気もして。
うちの父ちゃんは、よそよりず〜っと娘と仲良しのはずなんだけどね(; ̄ー ̄A まぁ、長い人生、泣きたくなる夜もあるわな(爆)。
|