2010年12月31日(金) |
2010年 下半期映画 |
『ハナミズキ』 『オカンの嫁入り』 『オーケストラ』 『さんかく』 『小さな命が呼ぶとき』 『闇の列車、光の旅』 『氷雪の門』 『SP 野望編』
以上、8本。 ALL映画館です。
上半期リスト←こちらと合わせまして、明日は2010年のトップ5を発表したいと思います。
今年は、サイトを始めてから史上最小の本数となってしまいました。 独身時代と比べてはいけないけど…昔は100本近く見ていたことを思うと…4分の1か…。 ちょっぴり寂しい状況でしたが、自分の体調不良、そして6月に祖母が亡くなり…映画を見に行く生活から少し離れてしまったな。
2011年は少しアップするといいな!!!
<<昨日は『SP 野望編』
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
警視庁警備部警護課第四係機動警護班隊員・井上薫(岡田准一)は、自殺した理事官に対して「仕方がないだろ。大義のためだ」と係長・尾形総一郎(堤真一)が発した言葉に、猜疑心と困惑の色を浮かべ対峙する。 その出来事から1ヶ月。 東京の街は、何事もなかったかのように毎日が過ぎ、どこを見渡しても平和な日本の姿があった。 だが、そのウラでは、日本という国家のシステムを根底から揺るがすようなテロが企てられており、全ての脅威は、六本木の街から始まろうとしていた。。。
ドラマが放送されていたのは、2007年だったんですねぇ。
ドラマの内容がどんなだったか…忘れかけていたけど、映画が始まったらだんだんと思い出してきました。
映画自体は、話がほとんど進んでいない(笑)。 って、ドラマの時も話しの進み方が遅かったもんね…。 4月に公開される『革命編』で全部がスッキリするのかなぁ?
岡田くんがかっこよかったから良しとします♪
<<昨日は『氷雪の門』
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
1945年夏。 樺太西海岸・真岡町。 太平洋戦争は既に終末を迎えようとし、報道機関は刻々迫る終焉を報じていたが、戦禍を浴びない樺太は、緊張の中にも平和な日々が続いていた。 真岡郵便局の交換嬢たちは、四班にわかれて交替で任務についていた。 広島に原爆が投下された数日後、ソ連は突如、参戦し、日本への進撃を開始した。 怒涛の如く戦車を先頭に南下するソ連軍は、次々と町を占領していった。 ソ連の進攻はやまず、その進攻に激しさを加えてきた。 そして8月20日、真岡の町の沿岸にソ連艦隊が現われ、艦砲射撃を開始した。 やがて上陸を開始、町は紅蓮の焔と銃の乱射によって様相を変えた。 この時、関根律子を班長とする第一班の交換嬢たちは局にいた。 緊急を告げる電話の回線と、まだ避難を続ける町の人々へ、その避難経路を告げ、多くの人々の生命を守るためにも、彼女らは職場を死守した。 じりじりと迫るソ連兵の群。 ただ一本の電話廻線からは、局長の職場を捨てるように、との声が聞こえる。 律子はポケットから青酸カリの瓶を出した。他の八人の乙女たちは律子の側に寄った。 そして、彼女ら九人は服毒した。 最後まで電話交換嬢として、プレスを耳にかけたまま、「みなさん、これが最後です。さようなら、さようなら」。。。
私が生まれる前…1974年に制作された映画。 当時、ソ連の圧力によりお蔵入りになっていた作品が、今年やっと日の目をみることになりました。
邦画の戦争モノというといろいろありますが、樺太を描いた作品はなかなか無いのでは? 『ひめゆりの塔』や『硫黄島〜』とはまた違った視点から見ることが出来ます。
「終戦」は8月15日だけど、それ以降に起こったことって本当に山のようにあるんだよね…。 8月15日に戦争が終わって、8月16日から平和が訪れたわけではない。 一般的には、「アメリカと戦争して敗れた」わけだけど、満州も樺太も北方領土も、結局は日ソ不可侵条約を破ったロシアにやられたわけで…。
つい先日、ロシアの首相が北方領土に来たことが大きなニュースになりましたが、ロシア人のやることってホントに何10年経っても全く変わってないねぇぇ。
劇中の主人公は、郵便局に勤める電話交換手の女性陣です。 郵便局なのに電話??? って、その結びつきが可笑しくなってきたけど、当時、そういった公共の施設や建物もあんまりなかったんだろうなぁ。
そして、この当時、女性が仕事を持っていることも、なかなか珍しいことと思われ。 交換手の若い女の子達は、みんな「仕事」や「労働」に対して、とても誇りを持って働いていたことがよく伝わってきました。
準主役を演じる若かりし日の藤田弓子さん、とーっても可愛かったなぁ〜。 (声は今も昔とほとんど変わってない)
イマドキの子供は、ダイヤル式の固定電話を知らない(見た事がない)らしいけど、この当時、電話と電話が直接繋がるのではなく、交換手が相手先に線を繋いで電話が繋がっていたんですよねー。
家と家の電話どころか、外国からも電話やメールが届く携帯を使っている現代からすると、この65年前の原始的方法が凄く新鮮に映りました。
この古い電話も、樺太が日本だったことも、今の若い人に是非見てもらいたい作品だなぁと思いました。
相方が、「今度、こうゆう映画が公開されるんだって!」と、珍しくチラシをもらってきて、とっても珍しく2人で映画館へ。 2人で映画を見るなんて、最近は1年に1回だなぁー。
今日もまた会員になっている小さな劇場での公開。 なかなかの大盛況でした。
<<昨日は『闇の列車、光の旅』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『SP 野望編』
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