####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2009年11月17日(火) 『なくもんか』

下町のハムカツ屋さん『デリカの山ちゃん』2代目店主・祐太は、誰の頼みも断らない究極のお人よし。
彼は親に捨てられ、弟と生き別れた過去がある。
そしてその弟こそ、人気お笑い芸人「金城ブラザーズ」の祐介だった。
祐太は先代の娘・徹子と結婚、婚姻届を出すために手に入れた戸籍謄本で祐介が実の弟だと知る。
早速祐介に会いに行く祐太。
しかし偽の兄弟芸人として売り出していた祐介の態度は冷たいものだった。。。

前作同様、ハイテンション、ハイスピードのストーリー展開に、阿部サダヲの熱演は期待どおりだったけど、『舞妓Haaaan!!!』の衝撃に比べると、どうしてもチョット落ちるかなぁ…。

もう少し、「うそでしょ…」っていう大袈裟な展開やドタバタ劇があっても良かったかなぁ〜。

それでも、十分に面白かったんだけどね。

“家族愛”とか“人情”といったところもテーマになっていて、人間関係が希薄になっている現代では、こうゆうウザさもちょっぴり新鮮かもしれませんね。

阿部サダヲありきの作品なので、彼の芸達者振りには本当に脱帽です。

♪BGM♪〜『THIS IS IT』サントラ

<<昨日は『それでも恋するバルセロナ』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『風が強く吹いている』
『幸せはシャンソニア劇場から』



2009年11月12日(木) 『それでも恋するバルセロナ』

バカンスでバルセロナを訪れたヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)は、親友同士だが恋愛観は正反対。
2人はヴィッキーの親戚夫婦の家に滞在して、バルセロナの街を観光する。
ガウディの建築物や、ミロの芸術に酔いしれていた。
ある晩、訪れた画廊のパーティーで出会ったのは、画家のフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)。
彼は元妻マリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)と離婚したばかりだった。
そんな彼に、クリスティーナは興味を持つが、2人の元にマリアがやってくる。。。

終わってみると、「あぁ、こんなこともあったかな」なんていう夏のバカンス的な、どうってことない?でもちょっぴり(かなり?)刺激的な数週間を描いた作品でした。

3人の女優のキャラクターが面白く、また演じる3人も凄く良くて、それが1番だったかな。

フアンみたいな男性は、絶対に恋人や夫にはしたくないけれど、惹かれる気持ちはとっても良く分かる!
スマートで、女性の扱いが上手で、優しくて…etc…遊ぶなら絶対にこうゆう男性の方が楽しい。
ましてや異国の地ときたら、そりゃ恋してしまうのも当然だ〜。

3人の女性の中で1番普通で、しかも婚約者がいる身のヴィッキーが、彼に惹かれてどんどん箍が外れてのめりこんでいく様子は、どの女性にも当てはまるんじゃないかなぁ?
私なら、絶対にこうなる自信がある(笑)。

キャラクター的には、クリスティーナとマリアの方が目立つけれど、理性を忘れて恋する乙女になっていくヴィッキーが印象的でした。

ジウリア・イ・ロス・テラリーニが演奏するテーマ曲『バルセロナ』と、バルセロナのステキな街並みが、物語りにスパイスを加えていて、テンポ良くまとまった96分でした。

今作でアカデミー賞を受賞したペネロペ・クルスは、出番はけっこう少ないんだけど、圧倒的な存在感とオーラで情熱的な役柄が似合っていた。

2週間限定の上映。
楽しみにしていた作品だったので見れて良かった〜。

♪BGM♪〜『THIS IS IT』サントラ

<<昨日は『プール』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『なくもんか』



2009年11月06日(金) 『プール』

大学生のさよ(伽奈)は卒業を控え、タイ北部・チェンマイのゲストハウスで働く母・京子(小林聡美)の元を1人で訪ねる。
迎えに現れたのは母の仕事を手伝う市尾(加瀬亮)という青年で、小さなプールのあるゲストハウスには、オーナーの菊子(もたいまさこ)やタイ人のビーという少年もいる。
その中で、母は楽しそうに暮らしていた。
そんな母の姿を、さよはどうしても素直に受け入れることができないでいた。。。

退屈でした。

あえて、登場人物の背景を浅くして、「ゆるさ」とか「スローライフ」とか、のんびりした雰囲気を強調したい意図なのかもしれないけど…「なぜタイ?」「どうやって生計を立てているの?」…etc…あまりにも「ちょっと現実では無理」っていう展開が多すぎのように思いました。

映画の中の世界だから、多かれ少なかれ「ありえない」設定や展開はあるけれど、それを補う程のストーリーに魅力がなかったのが残念だったなぁ。

「こうゆうところで1週間ぐらいのんびりしたいな〜」と思ったのが唯一の感想か…?

タイ人の少年、ビー君の健気さだけが救いでした。

♪BGM♪〜『THIS IS IT』サントラ

<<昨日は『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『それでも恋するバルセロナ』
『なくもんか』



2009年11月02日(月) 『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』

2009年6月25日に急逝したマイケル・ジャクソン。
ロンドンで実施予定だったコンサート「THIS IS IT」の何百時間にも及ぶリハーサルとビハインド・ザ・シーンの映像。
監督・振り付けのケニー・オルテガが、死の直前までマイケルが行っていた猛特訓風景とその素顔を収めた貴重な映像の数々を基に構成。
あたかも観客が、実現されなかったロンドンコンサートの最前列にいるかのような臨場感溢れる仕上がりになっている。また、舞台上の振り付けから照明、美術、ステージの背景となるビデオ映像の細部にいたるまで、マイケルのステージに対する深いこだわりが感じられる。。。

全てに圧倒されました!
本当に凄かった!

私にとって、マイケル・ジャクソンは、「有名どころの曲は知っている」程度で、どちらかとういうと、ジャクソン5の楽曲の方が好きなくらい。
歌っている姿も、有名どころのPVをテレビで見る程度で…ほとんどよく知らないといってもいいくらいの存在でした。

なので、この映画を見て、今更ながら「こんなに凄い人だったんだ!」って、本当に本当にビックリしました。

もし、6月に亡くならなかったら、この映画(リハーサル映像)は、世の中に出回らなかったと思うし…亡くなって初めて偉大さを知るなんて皮肉なものですね…。

私は、マイケルがあんなに踊れる人だと思っていなかったので、それが1番の驚きだったかなー。

マイケルのパフォーマンスも凄かったけど、もっと凄かったのが、バックダンサー!

冒頭のオーディションシーンは、まるで『コーラス・ライン』のようで…山のような人だかりが踊っていて、「こんなに凄い倍率を勝ち抜いたんだ」と、こっちまで緊張するシーンでした。
しかも、女性ダンサーの合格者は、たったの2人!

当然ながら、彼らの実力は言葉では表せないくらいの凄さで、ダンスにずっと目が釘付けでした〜。

ダンサーやバックミュージシャンのインタビューが、マイケルを本当に尊敬していて、同じ舞台に立てる事を心の底から喜んでいて、「今までいろんな凄いアーティストと仕事をしてきたけど、これが頂点だ」と言っていたのが、とても印象的だった。

ロンドンの舞台に立てなかった彼らの気持ちを考えると…無念だろうな…。

劇中、ジャクソン5の歌のコーナーもあったりして、後半は涙モノの選曲で、まるで本物のコンサートを見ているようでした。

サントラは今日、即買ってしまったけど、ブルーレイが発売されたら絶対に欲しい。
映画も、もう1回見たい!

♪BGM♪〜『THIS IS IT』サントラ(本日購入)

<<昨日は『私はあなたの婿になる』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『プール』


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書き手: みぃ♪
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