2008年06月30日(月) |
2008年 上半期映画 |
『Litlle DJ〜小さな恋の物語』 『アース』 『歓喜の歌』 『音符と昆布』 『いつか眠りにつく前に』 『僕のピアノコンチェルト』 『バンテージ・ポイント』 『君の涙ドナウに流れ ハンガリー1956』 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』 『once ダブリンの街角で』 『魔法にかけられて』 『ポストマン』 『フィクサー』 『大いなる陰謀』 『砂時計』 『アフタースクール』 『インディージョーンズ〜クリスタル・スカルの王国』 『つぐない』 『モンテーニュ通りのカフェ』
以上、19本。 ALL映画館です。
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昨年末に、「来年はもう少し平日休みを上手に使って、たくさん映画を見たいと思う」と書いたのに、蓋を開けてみたら、上半期でたったの19本(少な…)でした。
フルタイムで働いている人に比べたら、圧倒的に時間に余裕がある私ですが、やはり、相方と休日が合わない為=(月)〜(日)毎日どちらかが出勤していく為、家の中が落ち着かなくて、どうしても時間の使い方が鈍くなってきちゃってるのかな…。
下半期は、昨年より多く見れるといいな。
♪BGM♪〜『EXILE LOVE』by:EXILE
<<昨日は『モンテーニュ通りのカフェ』+6月の読書まとめ
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『痛いほどきみが好きなのに』 『ダージリン急行』 『近距離恋愛』
2008年06月27日(金) |
『モンテーニュ通りのカフェ』+6月の読書まとめ |
若き日をパリで過ごした祖母の思い出話に憧れ、田舎町からパリにやってきたジェシカ。 なんとかモンテーニュ通りにあるカフェにで働けることになった彼女は、本来なら男性の仕事であるギャルソンの仕事を始める。 カフェに隣接する劇場や高級ホテル、ブティックなどから、女優、ピアニスト、舞台や映画の関係者、美術収集家といった客たちが日々やってくる。 そんな彼らを、ジェシカは興味深く観察し始める。。。
コンパクトにまとまった群像劇で、とても面白かったし、実在するというカフェやパリの風景もとても雰囲気良く映し出されていました。 セシル・ドゥ・フランス演じるジェシカは、当てもなくパリに出てきた役どころなので、職を求めて、泊まるところを求めて、パリの街をさまよう姿が描かれています。 劇場の屋上から朝焼けを見たシーンが、なんとも幻想的で美しかった。
極々普通に考えて、仕事も住むところも何も当てもない暮らしなんて、心配でたまらないと思うけど、「行き当たりバッタリ」で済ませちゃう人には、なにかしらのチャンスや縁がめぐってくるのかなぁ?と思いました。 ま、人生、こんな映画のようにはいかないと思うけどね。
いろいろなタイプのキャラクターが登場するけど、今作でセザール賞を獲ったというバレリー・ルメルシェ演じる女優のカトリーヌと、ダリ演じる定年間近の劇場のオーナーがとても印象強い。 劇中の中でもそうだったけど、やはり女性は強し!と言ったところでしょうか。
フランス映画ちょっぴり苦手な私だけど、テンポが良くてフランス語のセリフに睡魔を感じることもなく、あっという間の2時間だったな。
自主上映会にて、今日から3日間の限定上映。 今年はじめに、主宰者の方が急逝してしまって、会自体はなくなってしまったようだけど、どうやら単発的に上映の開催があるみたいで、嬉しい限り。
今日は70〜80人ぐらい居たかな? 大入りの金曜の夜でした。
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6月の読書まとめ。
・『阪急電車』(有川浩 著)★★★★☆
・『流星の絆』(東野圭吾 著)★★★☆☆ 前半は凄く面白くてぐいぐいひきこまれて読んだけど、後半〜ラストの展開がちょっと残念でした。
・『福袋』(角田光代 著)★★★☆☆
♪BGM♪〜『EXILE LOVE』by:EXILE
<<昨日は『つぐない』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『痛いほどきみが好きなのに』
第二次世界大戦前夜、夏のイングランド。 政府官僚の娘で、作家志望の13歳ブライオニーは、大学を卒業したばかりの姉セシーリアと使用人の息子で幼なじみのロビーのただならぬ関係を目撃し、ロビーへの警戒心を抱く。 そして事件は起きる。 ブライオニーの嘘の証言によって、愛しあう恋人たちは無残にも引き裂かれ、犯した過ちの重さにブライオニーが気づいたときには、泥沼の戦争が始まっていた。。。
救いようのないストーリーで、予想以上に重たかったけど、この作品独特の雰囲気は素晴らしかったです。
私は、正直が正義とは思いません。 「ウソも方便」なんて諺があるくらいだし、ウソが悪いばかりではない。 でも、ついた本人からすると、そのウソの行方がどうなるのか、最終的に考えてない場合もあるのかな。
今作は、当時のイギリスの階級社会を上手く表していて、「使用人の息子が犯人なら丸くおさまる」という流れもあったのかもしれません。 ブライオニーの13歳の嫉妬心では、その先のウソの行方までは追えなかったのかも。
劇中のブライオニーを見て、自分が中学生の頃、何の根拠もなく「大きくなれば、何にでもなれる」って、漠然と夢を見ていた頃を、思い出しました。 ランドセルからセーラー服に変わっただけの3年間で、世の中が少しでも分かったような錯覚になっていた頃…まさに、ブライオニーの言動や行動なのかな。
ピアノの旋律とタイプライターの音が、とっても効果的で、もの凄い緊張感の映画でした。 時々、おどろおどろしくて怖いくらいだった。
キーラは、こうゆう設定の役がとっても似合いますね。 ちょっと低めの、あの声も高貴な雰囲気に合うんだろうなぁ。
♪BGM♪〜『EXILE LOVE』by:EXILE
<<昨日は『アフタースクール』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『モンテーニュ通りのカフェ』
2008年06月21日(土) |
『インディ・ジョーンズ〜クリスタル・スカルの王国〜』 |
時は1957年。 相棒マックに裏切られ、スパルコ率いるソ連工作員の魔手から危うく逃れたインディ。 大学も強制休職となり街を出ようとしていた彼に、マットという若者が声をかけてきた。 「伝説の古代秘法“クリスタル・スカル”を手に入れられる」という。 その言葉を信じ、インディはマットと共にペルーへと向かう。 そこでようやくクリスタル・スカルを手に入れるものの、待ち構えていたスパルコたちに捕らえられてしまい。。。
私が映画好きになったきっかけは、昔、学校で見せてもらった『魔宮の伝説』。 週休2日の現在では、学校で映画を見せてもらったりはないかもしれないけど、私が子供の頃(20年前)は、学期末、もう教科書が終わっちゃった時なんかに、先生がたまに見せてくれたものです。
『魔宮の伝説』を見た時、「映画って、なんて面白いんだろう」と興奮した感覚を今でも憶えています。 そして、すぐハリソン・フォードの大ファンになりました。
待望のパート4は、探し求めているスカルがそんなに重要なモノかどうか?いまいち伝わってこなくて、また、時代背景も1957年の冷戦時ということもあり、ちょっと古臭い設定で、物語の流れとしては…うーん、、、といった感じ。
ただ、インディ独特のアクションシーンは面白かったし(スプラッシュマウンテン×3回のシーンは凄かった)ハリソン@インディが見れただけでも満足かな〜。
1番凄かったのは、ケイト・ブランシェットのロシア訛り英語。 英語聞き取り苦手な我々日本人にも、とっても分かりやすい訛った英語をよくしゃべってました。 これは、日本語に当てはめると、全然違う地方の方言を習得するみたいなもの?なのかな? 彼女はどの映画のどの役でも、本当にお見事にこなすね。
♪BGM♪〜『EXILE LOVE』by:EXILE
<<昨日は『アフタースクール』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『つぐない』
2008年06月08日(日) |
『アフタースクール』 |
母校の中学校で教師をしている神野(大泉洋)と、サラリーマンの木村(堺雅人)は中学時代からの親友。 産気づいた木村の妻を、仕事で忙しい木村の代わりに神野が病院まで送りとどけた。 その日、夏休み中だが部活のため出勤した神野のもとに、同級生だという探偵、島崎(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。 島崎と名乗る探偵は木村を捜していた。 若い女性と親しげにしている木村の写真を探偵に見せられた神野はショックを受け、なかば強引に木村捜しを手伝うことになってしまう。。。
前作、『運命じゃない人』を見た時の衝撃は忘れられません。
レポを読み返すと「まいったー!やられたーー!!くーーー!!!凄いっ!!!!内田監督バンザイ!」と、感想にならない感想を書いてますが、自分の中で期待度が大きすぎて、今作は正直ちょっと物足りないなぁと感じてしまいました。
「捻りすぎ」なのか「もう一捻り欲しい」のか、、、どっちか分からないけど、とにかく、もう一声なにかが欲しかった印象。 って、見る方は勝手気ままに言えるけど、作り手サイドは大変だよね…。
ストーリー全般は、もう一声だったけど、5人のメインキャストはとっても良かったです。 特に男性陣3人がそれぞれ魅力を発揮していました。
『ココニイルコト』で堺雅人くんに惚れて以来、早7年(?)、今回もまたあの笑顔にやられちゃいましたわ。
♪BGM♪〜『EXILE CATCHY BEST』by:EXILE
<<昨日は『砂時計』+5月の読書まとめ
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』
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