####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2007年07月21日(土) 『オーシャンズ13』

“オーシャンズ”のメンバーの1人、ルーベンが心筋梗塞で倒れた。
原因は世界的なホテル王ウィリー・バンクの裏切りにあった為。
ルーベンの病床にかけつけたオーシャンやラスティーたちは、仇をとるべく行動を開始。
狙うは、バンクが新しくラスベガスに建設するカジノホテル。
最新鋭のセキュリティに守られたこの場所で、バンクの全てを奪うための戦いが開始される。。。

単純明快!
ストレートで面白かった。

この手のシリーズものは、回を追うにつれ総じてイマイチになってくるけど、今作は、『11』より『12』より『13』が1番面白かったと思う。

登場人物が豪華で、人数も多いので、あまり複雑な場面や展開があると、全体的に気が散ってしまい、逆に魅力が半減してしまう。
あれもこれも詰め込むのが最良とは限らない。
その点、今回はストレート勝負といった感じで、さほど捻りがない分、楽しめました。
ストーリーの中心を、巨大なカジノホテル1本に絞って進んでいくところも良かったです。

ドン・チードルは芸達者だなぁ。

アル・パチーノはいつ見てもダスティン・ホフマンに似てるなぁ。

これ、『14』も出来るのかなぁ?

♪BGM〜『ヘアスプレー』サントラ

<<昨日は『レミーのおいしいレストラン』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『シッコ』
『めがね』



2007年07月20日(金) 『レミーのおいしいレストラン』

優れた鼻と舌を持つネズミのレミーは、一流シェフになるのが夢。
ひょんなことからパリにたどり着いた彼は、今は亡き名シェフ・グストーの幽霊に出会い、彼のレストランへ導かれる。
そこで料理の才能ゼロの見習いリングイニが、店の大事なスープを台なしにしてしまうのを見たレミーは、思わず味を整えに走る。
レミーの才能を知ったリングイニは、帽子の中に彼を飼い、2人でパリ一番のシェフを目指す。。。

夢がある作品で、なかなか楽しめました。
やはり“ピクサー”作品にハズレはないなぁ。
一緒に見た相方はかなり気に入った様子だった。

「CG」映像に驚いたり感心したりすることも少なくなってきた事自体に驚き(ややこしい…)です。

アニメでもなく、実際の人間(動物)でもないからこそ、ハマる作品や、受ける感動ってあるんじゃないかなぁ〜?
レストランが舞台の物語なので、厨房のシーンが多かったけど、お料理はもちろん、人の(調理作業の)動きなんかも凄くよく描かれていました。
あと、パリの街並みも綺麗だったなぁ。
これまた、絵画や写真や映像とは違った、CGならではの「綺麗さ」があるんだよね。

ピクサーには、これからもずっと夢を与えて見続けるような作品を作って欲しいと思う。
(私の中では、多分『モンスターズ・インク』を越える作品は出ないと思うけど)

ラスト、評論家のイーゴーが言ったセリフ、「誰でも偉大な芸術家にはなれないけど、誰にでも偉大な芸術家になるチャンスはある(だったかかな?」が印象的でした。

私もレミーが作ったラタトゥーユを食べてみたいっ!

これ、原題が『ラタトゥーユ(Ratatouille)』なんだよね。
納得!

♪BGM〜『Lupin The Third JAZZ〜The 3rd』

<<昨日は『善き人のためのソナタ』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『オーシャンズ13』



2007年07月19日(木) 『善き人のためのソナタ』

1984年、東西冷戦下の東ドイツ、ベルリン。
国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーは、劇作家のドライマンと舞台女優である恋人のクリスタが反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。
成功すれば彼には、出世が約束されていた。
しかし予期していなかったのは、彼らの世界に近づくことで監視する側である自分自身が変えられてしまうということだった。
国家を信じ忠実に仕えてきたヴィースラーだったが、盗聴器を通して知る、自由や愛、音楽や文学に影響を受け、いつの間にか今まで知ることのなかった新しい人生に目覚めていく。
ふたりの男女を通じて、あの壁の向こう側へと世界が開かれていくのだった。。。

まず最初に。。。

この映画を見た3日後に、ヴィースラーを演じたウルリッヒ・ミューレエが亡くなってしまったなんて…。
まだ54歳の若さ…これから、いっぱいいろんな作品に出演できただろうに…ご冥福をお祈りします。

自由がない世界というのは私には想像がつきません。
もちろん、私の実生活にも不自由な面はあるけれど、おおむね自由に暮らしていると思っています。
親や会社からの規律ではなく、「国家」からの監視なんて、きっと、1週間、、、いや、1日ももたないと思う。

自由のなさが極普通の人達にとっては、自由な暮らしがどんな暮らしか知らない人もいるかと思うと、怖いなどと一言で片付けられない感じです。

ヴィースラーは、ドライマン&クリスタと「出逢った」わけではないけれど、屋根裏からの盗聴が彼を変える立派な「出逢い」でした。

ヴィースラーがモノクロなら、ドライマンとクリスタはカラー。
(私は白黒テレビの時代を知らないけれど)、今までモノクロでしか見えてなかった視界が、一気に色づけされたように映ったはずです。
しかし、実際には屋根裏で盗聴しているだけだから、目には見えていません。
でも、彼の目には、ハッキリと色がついたドライマンとクリスタが映っていたと思いました。

自らを犠牲にしてシュタージ内で左遷され、やがて壁の崩壊。
モノクロでモノトーンな人生だったヴィースラーにとって、初めて実際の目に映ったカラーが、ラストの本だったような気がします。

都会に遅れること数ヶ月、、、自主上映会にて3日間の限定上映。
ドイツの映画は、秀逸な作品が多いなぁ。

♪BGM〜『Lupin The Third JAZZ〜The 3rd』

<<昨日は『舞妓Haaaan!!!』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『レミーのおいしいレストラン』
『オーシャンズ13』



2007年07月18日(水) 『舞妓Haaaan!!!』

東京の食品会社で働く平凡なサラリーマン鬼塚公彦(阿部サダヲ)。
唯一、平凡じゃないのは、修学旅行で京都を訪れて以来、熱狂的な舞妓ファンだということ。
そんな鬼塚に転機が訪れる。
念願の京都支社に転勤が決まったのだ!
死に物狂いで仕事して、最高峰の壁「一見さんお断り」を強引に乗り越え、やっとの思いでお茶屋デビュー!
だがそこでお茶屋常連の野球選手・内藤(堤真一)と出会った公彦は、内藤に異常な競争心を燃やし。。。

バカバカしくて、ありえないほどにくどい展開だったけど、本当に楽しめた。
あ〜〜〜笑ったなぁ〜。

最初から最後まで一貫しているのは、「鬼塚は舞妓さんが好きっ!」。
ただ、こんなにも単純な個人的趣味が、会社や政治までを巻き込み、これでもかこでもかとエスカレートして進んでいきます。

くどいけど可笑しい。
バカバカしけどハートフル。
そんな作品でした。

以前、『フライ、ダディ、フライ』を見た時だったかなぁ…レポに「堤真一氏は、今までカッコイイと思っていた役者さんだったのに」と書いた記憶があるけど、『三丁目の夕日』や最近のビールCM…もう、こうゆう3枚目路線になっちゃったのかな…。
まぁ、熱い役はお似合いだけど。

主演の阿部氏は文句なしだったけど、私が1番印象に残ったのは、鬼塚が好きになる舞妓さん:駒子を演じた小出早織ちゃん。
初めて見た女優さんだったし、この舞妓衣装&メイクしか分からないけど(素に戻るとイマイチかもしれないけど…)すっごく可愛かった。
うん、これは鬼塚じゃなくて、私も好きになるぞ。

ラストで披露する踊りも、柴咲コウより断然上手だったし、彼女、このまま舞妓さんになっちゃったらどうでしょう(笑)。

病院と友達との待ち合わせの合間に時間が空いたので、(時間つぶしのつもりで)久々のレディースdayでフラッと見に行ったけど、期待以上に楽しめました。

欲を言えば、最初のシーンで少しだけ登場した真矢みきさんのダンスをもっと見たかったな〜。

---

早めの夏休みの旅行記(写真)『パート2』に徐々にアップしてきます。

♪BGM〜『Lupin The Third JAZZ〜The 3rd』

<<昨日は『傷だらけの男たち』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『善き人のためのソナタ』
『レミーのおいしいレストラン』



2007年07月15日(日) 『傷だらけの男たち』

かつては上司と部下の関係だったベテラン刑事のヘイ(トニー・レオン)とポン(金城武)。
大きな事件の犯人を逮捕して帰宅したら、ポンの恋人が自殺。
その時からポンの生活は一変、警察を辞職し私立探偵になり、酒びたりで自堕落な日々を送っていた。
一方のヘイは億万長者チャウの娘スクツァンと結婚し、キャリアもプライベートも順風満帆だった。
そんなある日、チャウが自宅で惨殺される事件が起きる。
父の死に不審を抱いたスクツァンは、ポンに捜査を依頼する。。。

「この後どうなるんだろう?」というハラハラドキドキやスリリングさを求める作品ではなく、最初から、「この人が犯人ですっ!」と見せておいて、その影に隠れているモノを探っていくという展開でした。

トニー・レオンも金城くんも良かった。

でも、「影に隠されているモノ」のネタがいまいち工夫がないというか…ありきたりというか…その辺りが弱くて残念でした。

金城くん演じるポンの恋人の自殺の原因も、なんとなく中途半端だし、(中途半端なのに)いつまでも忘れられず、いきつけのお店に通ったり、同じマンションに住んだり、アルコール依存症になったり…そこまで壊れてしまうようなら、もうチョット苦悩の原因を強烈にエピソードとして交えて欲しかったなぁ。

トニー・レオンの場合も同じく。
過去の事件は確かに悲惨だけど、そんなに「あっ」と驚くような事態でもなく…今回せっかくの(?)悪役なので、それをもうチョット(悪役を)活かしてもらいたかったかな。

2人がかっこよかったので、全体的には満足でしたが…(笑)…ストーリーは、残念ながら消化不良気味でした。
(しっかし、この監督さんは血ダーダーのシーンを容赦なく連発するね…)

背が高く、鼻も高く、ブロンドヘアに綺麗な瞳の色をした外人に比べると、アジア人は、どうしても容姿の面で劣ってしまうけど、金城くんを見ると、「アジア人も捨てたもんじゃないな」と思う。

でも、私はトニー・レオンの、あの「ニコッ」とした笑顔にいつもやられちゃうわ〜。

♪BGM〜『Lupin The Third JAZZ〜The 3rd』

<<昨日は『今宵、フィッツジェラルド劇場で』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)

『舞妓Haaaan!!!』
『善き人のためのソナタ』



2007年07月06日(金) 『今宵、フィッツジェラルド劇場で』

ミネソタ州セントポールのフィッツジェラルド劇場で、長年親しまれてきたラジオショウ「プレイリー・ホーム・コンパニオン」の、最後の公開生放送が始まろうとしていた。
私立探偵を気取った用心棒ノワール(ケビン・クライン)、名司会者キーラー(ギャリソン・キーラー)、カントリーシンガーのヨランダ(メリル・ストリープ)ジョンソン姉妹、カウボーイソングデュオのダスティとレフティ(ジョン・C.ライリー)らが、次々と楽屋入りする。
やがてショウが始まり、番組が始まる。。。

邦題のセンスの良さに惹かれて、自主上映会で見てきました。

アメリカで実在する公開ラジオ番組だそうで、(劇場に公開放送を聞きに来ている人以外は)本来はラジオから流れるトークや音楽なんだけど、映像が入って、1つの大きなショーを見ているようでした。

本物の司会者が劇中でも司会者を演じているんだけど、このギャリソン・キーラー氏の芸達者ぶりが凄かった!
ナマ放送の公開番組を仕切っているわけだから、それ相当の実力の持ち主なのは当然なんでしょうが、ああゆうマルチプレーヤーって本当に凄いね。
バックで黙々と演奏しているバンドも、おそらく本物の(ラジオ番組と同じ)人達だと思うけど、彼らの演奏も素晴らしかったです。

演技の面で名の知れたハリウッドスターが、バリバリに踊れたり、びっくりな歌唱力の持ち主だったり…わりとよくあること。
友達が、「アメリカってだてに人口が多くないよね?(トップに立つ人は、それなりに実力が備わってるよね)」と言うけど、今回のメリル・ストリープにも少々驚かされました。

あと、『シカゴ』で弱々しいエイモス役(ロキシーの夫)を演じたジョン・C・ライリーも面白い役どころでイイ味出してました。

最終回という特別な一夜だけど、変に哀愁や感動をうりにするわけでもなく、あくまでも「いつもと同じ」に進行していく様子が良かったです。

♪BGM〜『Voices』by:Keiko Lee

<<昨日は『ラッキー・ユー』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『傷だらけの男たち』
『舞妓Haaaan!!!』
『善き人のためのソナタ』



2007年07月02日(月) 『ラッキー・ユー』

アメリカ西海岸ラスベガス。
凄腕のプロポーカープレイヤーのハック(エリック・バナ)は、歌手になる夢を追いかけてラスベガスにやって来たビリー(ドリュー・バリモア)に出会う。
互いに惹かれ合う2人だったが、素直で裏表のないビリーと、相手の裏ばかり読んできたハックは正反対で、すれ違いが続く。
やがて、ハックはポーカー世界大会に出場する決意をする。
そこで戦わなければならないのは、かつて自分と母を捨てた父親で、伝説的なポーカープレイヤーのLC・チーバー(ロバート・デュヴァル)だった。。。

相方と休日が重なったので、何の予備知識もなく、突発的に見に行ってきました。
ほとんど話題になってない作品だと思ったら、たったの2週間で終了してしまったのね…そりゃ、見た人も少ないわけだな…そんな地味な作品。

ベガスの煌びやかな景色と、ギャンブルを扱ったストーリーのわりには、確かに地味といえば地味です。

当初、ポーカー=カジノの不正を描いたストーリーかなぁと思っていたら、そうゆう展開ではなく、中心となっているのは、チーバー父息子の話。
けっこう淡々とポーカーやってるシーンが続きます。
一応、ハックとビリーのラブストーリーもあるけれど、それは「おまけ」的な雰囲気で、人間ドラマっていう感じでした。

「職業:ギャンブル」の、いい加減な男をエリック・バナが好演。
“ポーカー・フェイス”というくらいだから、劇中の多くを占めるポーカーのシーンでは、あまり感情を出さず、難しい役を上手に演じていたと思います。
ずっと着ていた革ジャン姿もかっこよかった。

そして、父親役のロバート・デュヴァルも「2度の世界チャンピオン」の貫禄バッチリで存在感あったなぁ。

ポーカー自体もさほど詳しくないし、あんな大きな世界大会があるなんてもちろん知らなかったので、本物のポーカー選手(?)を登場させた世界大会のシーンは、なかなか興味深かったです。

♪BGM♪〜『ジーザス・クライスト=スーパースター』サントラ
       
<<昨日は2007年 上半期トップ3

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『今宵、フィッツジェラルド劇場で』
『傷だらけの男たち』



2007年07月01日(日) 2007年 上半期トップ3

『リトル・ミス・サンシャイン』
『ホリディ』
『ブラッド・ダイヤモンド』
(順不同)

突出して「これが凄く良かった!」という作品はなかったように思うけど、上記3つは印象的な作品でした。

レオファンの私としては、半年の間に新作が2つ見れた事が嬉しかったなぁ。

例によって、当方、田舎住まいの為、主に単館上映系の映画の公開が大幅に遅れる時が多々あります。
都会での公開とズレてる作品があるかと思いますが、私が1〜6月に映画館で見た18本の中で選びました。

下半期は、どんな映画が見られるのか楽しみです。

---

テニス好きの相方に付き合って、最近、夜中はウィンブルドンのテレビ観戦。
今日、ジェームズ・ボンド(ピアーズ・ブロスナン)と、ビリー・エリオット(ジェイミー・ベル)が、観戦客としてアップで映ったよ!
ピアーズ・ブロスナンなんて、007が映画のストーリーの中でテニス観戦しているかのようだった〜。
試合より、2人の姿に興奮。。。

♪BGM♪〜『ジーザス・クライスト=スーパースター』サントラ
       
<<昨日は2007年上半期映画

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『ラッキー・ユー』
『今宵、フィッツジェラルド劇場で』


 <♪前の記事  INDEX  次の記事♪>


書き手: みぃ♪
[御意見・苦情・その他メールはこちらまで]




My追加