2007年05月31日(木) |
『クィーン』+5月の読書まとめ |
1997年8月。 ダイアナ妃がパリで事故に遭い亡くなった。 王家にとっては、既に民間人となっていたダイアナの死は本来関係のないことであった。 女王はコメントを避けるが、ダイアナを称える国民の声は次第に高まっていく。 やがてダイアナの死を無視し続ける女王に、国民の非難が寄せられるようになる。 若き首相ブレアは、国民と王室が離れていくことに危機を感じ、その和解に力を注いでいく。。。
どこまで真実の姿か分からないけど、ウィンザー城で過ごすエリザベス女王の様子に、「けっこう普通なんだな」と感じた人は多いように思います。 女王自ら車を運転していたのには驚いたよ(本当に運転するのかなぁ?)。
ついつい日本の皇室と比べちゃうけど(日本の皇室の姿は報道の一部しか知らないけど)「きっと、こんなに普通じゃないはず…」と思った人も多いと思います。
イギリス王室というと、「不倫」「離婚」オンパレードの一家というイメージが強烈で、その中で唯一(?)立場を全うしているエリザベス女王は、これといったイメージがありませんでした。 今まで、「白髪の上品なおばさん」ぐらいにしか印象がなかった。
劇中、女王が皇太后(すなわち実母)と散歩しながら会話する姿を見て、若くして皇位を継承して苦悩もあり、とても意思が強く、また責任感が強い人間…一般人には到底、理解できない苦労があるけど、その悩む姿は、我々一般人が何かに悩む姿と全く一緒なんだなぁと感じました。 (もちろん、「悩み」の種類は違うけど)
ダイアナ妃が亡くなってからの王家の様子と、ブレア首相が誕生した様子をテンポよく絡めてあって、とっても興味深く見れました。
この役で各賞を総なめにしたヘレン・ミレンはもちろん素晴らしかったけど、他のキャストが本物に超そっくりな事が1番凄かった!
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5月の読書まとめ
・『一瞬の風になれ 3』(佐藤多佳子 著)★★★★★ 1〜3巻まで本当に楽しく読めた。 主人公世代の若者はもちろん、大人にもオススメの作品。
・『家日和』(奥田英朗 著)★★★★☆ 奥田さんの最新作。 おうちにまつわる短編集でなかなか面白かった。
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金城くん主演で、『三国志』の赤壁の戦いを描いた映画が製作中との事。
昔、NHKで放送されていた人形劇『三国志』をご存知の人いるかな?
私は↑この人形劇は、チラっとしか記憶がないんだけど…つい先日まで、スカパーの時代劇チャンネルで一挙放送があり、相方の(←三国志おたく)熱烈要望で、チャンネル契約して見ていました。 彼は「DVDとして残せる」と言って涙ものの喜びだった…。 毎夜のようにリビングで映ってる人形劇を、私も付き合いで見ていたので、映画はとっても楽しみ♪
ネットで見た金城くん@孔明は、そこそこイメージどおり。 カッコイイ。 最初、「うーん、金城くんか…」なんて言ってた孔明好きの相方も、写真を見たら「案外いいね」なんて興奮していた(なんじゃそりゃ!)
この映画、トニー・レオンも出演するとか?!
私が好きな関羽は誰が演じるんだろうなぁ。 曹操は誰が演じるんだろう。
ちなみに監督はジョン・ウーです。
♪BGM♪〜『ラブソングができるまで』サントラ <<昨日は 『ラブソングができるまで』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『パリ、ジュテーム』
2007年05月09日(水) |
『ラブソングができるまで』 |
80年代に爆発的な人気を博した5人組バンド、“PoP”のメンバーだったアレックス(ヒュー・グラント)。 しかし、解散後に発売したソロアルバムが泣かず飛ばずで、今では、過去のスターとなっていた。 ある日、若者に絶大な人気を誇るシンガー、コーラ・コーマンがアレックスのファンという繋がりから、彼に曲の依頼が入る。 またとない復活のチャンスだが、曲を書くのは10年ぶりで、作詞が出来ない。 そんな時、自宅の植木係りとして雇ったソフィー(ドリュー・バリモア)に作詞の才能があることに気が付く。。。
1975年生まれの私は、80年代は小学生を過ごした時間。 当時、洋楽に触れる機会はなかったけど、この映画を見ながら、「あ〜、80年代の匂いプンプンの音楽」と、(リアルタイムでは感じられなかったけど)不思議と懐かしさを感じました。
冒頭の“PoP”のプロモーションビデオの映像で、80%ぐらい満足しちゃった感じ。 ミュージックシーンと寸劇(?)シーンを織り交ぜたPVは、もっすごいお約束な展開で進んでいくんだけど、これが本当にハマりました。 冒頭とラストで2回も見れて嬉しい! 私よりも少し年上で、当時、洋楽を聞いていた人が見たら、これは涙モノでしょう!
先日の『ホリディ』同じく、“ラブコメ”というほどにコメディ要素はそんなに強くないけど、“あの人は今”状態になったアレックスが真剣に曲作りに励んでいく様子は、なかなか感動させられ、心地よい気分になりました。
ソフィーの過去がイマイチ支離滅裂なのが難点だったけど、終始、明るい雰囲気のソフィーをドリューが可愛く演じていたので、まぁまぁかな。
今作の中で1番メインとなる曲:『愛に戻る道』よりも、“PoP”の『恋は突然』、『ミーニングレス・キッス』、『僕と踊って』が超気に入って、サントラも購入してしまった私…。
サントラのライナーノーツに、「80年代の曲をバカにすればする程に、耳に残って離れない」という事が書いてあったけど、ホント、そのとおり♪
本編よりも“PoP”のPVのDVDが欲しいです(笑)。
♪BGM♪〜『ラブソングができるまで』サントラ(本日購入) <<昨日は 『不都合な真実』+4月の読書まとめ
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『クィーン』
2007年05月08日(火) |
『不都合な真実』+4月の読書まとめ |
“不都合な真実”とは、地球温暖化の問題を意味する。 二酸化炭素などの温室効果ガスが増えることで地球の気温が上がる「地球温暖化現象」。 これにより海水面の上昇や異常気象、巨大ハリケーンの発生、生態系の変化といった事態が引き起こされている。 このままいけば、近い将来、植物や動物、そして人類は危機的な状況に陥るのは間違いない。 こうした地球温暖化問題に心痛めた元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏は、環境問題に関するスライドを世界中で開催。 人々の意識改革に乗り出していく。。。
この間、マックの前を通ったら「24時間営業」と看板が出ていてビックリ。 マックに限らず、「こんな時間まで(営業時間を長く)やる意味あるのか?」と思う事が多々あります。
多分、お店側は、「来る人(お客さん)があるから営業している」と言うだろうけど、「開いてなければ行かない」と思うんだよね。
少し前、イオンが“レジ袋有料化”を打ち出し、私もそれには大賛成だけど、「レジ袋有料化をやる前に、営業時間の短縮やれば?」と思う。
真夜中まで営業している消費電力、お客さんが乗ってくる車の排気ガス…etc…チョット意識を変えれば削減できる事って、もの凄くたくさんあると思うんだけどなぁ。
「便利」っていう言葉は便利だけど、今ある便利な事がなくなったとしても、きっとそんなに不便にならないような気がする。
この映画の中では、世界的規模の危機的状況を見て恐ろしくなるけど、南極や北極の氷の事を考える前に、まず普通の生活の中で、どうにかなりそうな事っていっぱいあるはずなのになぁ…と、しみじみ思ってしまいました。
劇中に出てくるゴア氏のスライド解説は大変勉強になります。 多少、ゴア氏の“1人芝居”を見ている雰囲気もありますが、それでも(頭では分かっていても)実際にデータで解説され、目と耳で感じると、ジンジン伝わってくる。
なにはともわれ、自分が出来る事を確実に実行していくのが第一歩であり、とっても大切な事だと思います。
(私の場合、お買い物にmyバック持参は当たり前で、あとは自転車によく乗ってるぐらいだけどね)
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4月の読書まとめ。
・『駆け込みセーフ?』(酒井順子 著)★★★★☆
・『なわとび千夜一夜』(林真理子 著)★★★☆☆
・『一瞬の風になれ 2』(佐藤多佳子 著)★★★★★ 1巻に続き、2巻も凄く良かった! 私も心は春高陸上部の一員状態(笑)。
♪BGM♪〜『Darn That Dream』by:Michel Petrucciani <<昨日は 『働き始めました』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『ラブソングができるまで』 『クィーン』
4月の上旬から働き始めました。
「そろそろ仕事探そうかなぁ」と思っていた時に求人を見つけ、応募してみたら受かったのでタイミングが良かったです。
しっかし、面接の時にアポ無しでテスト(漢字・算数・税金・経済問題)やらされたのには参った〜。 冷や汗出て鉛筆持つ手が震えたなんて、大学受験以来だよ。
勤務は月に12日間で、平均すると週に3日程度。 土日は出勤する日が多いので、平日にゆっくりできそうだし、とりあえずは、扶養範囲内で考えていたので、その条件にもマッチしています。
本当は前のように図面(CAD)の仕事をやりたかったけど…最近やっと生活が慣れてきたのに、新しく仕事を始めた事により、またパニックになってしまうと困るので…今の私のライフスタイルには、家事もやりつつ、お勤めもできる、週3日程度の勤務が合ってるんじゃないかなぁと思って、働いてみることに決めました。
1番の希望条件の「住宅関係で」という希望には当てはまっているし、通勤面もとても便利で、相方も賛成してくれたので。
ただ、住宅業界の宿命で、普段の土日はもちろん、GWや夏休み・お正月など世間の皆様が休んでいる時に働かなければいけなく、土日祝日が完全休日の相方とは休日がほとんど合わなくなってしまい…その点だけ迷ったけど、、、私個人的には、どちらかというと平日にお休みが多いのを望んでいたし、以前、勤めていた時も休日が合う日数は少なかったしね。
相方は、「働くには良い機会だし、良い条件も揃っているし(給料・勤務日数・通勤・仕事内容など)土日出勤の事はさほど気にしないよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えてって事で。
応募してからとんとん拍子で話が進んでいき、イキナリ仕事が始まり、研修で覚える事も大量…平行してバンバン実践に入っていった為、GWが終わるまでは週5日勤務で、いっぱしのOL状態だったので、チョット面食らっちゃってました。
GWはカナリ忙しく、会社側が「すぐにでも来て欲しい」と言った意味が分かったよ。
今までの経験で、「家」に関する知識は多少はあるし、図面も読めるけど、今までは「お施主さん」相手だったのが、今度は「お客さん」相手になったので、多少オドオドしてしまいます。
超大手企業で働くのも初めてで、戸惑いもあるけど、まぁ、暫く頑張ってやってみようと思います。
毎日頑張ってお弁当作って持って行ってます。 お味噌汁1つ作ったことないまま結婚した私なのに、お弁当まで作ってるなんて…人間変われば変わるものだ(笑)。
働き始めてから昨日まで週5日勤務でずっと忙しく、帰宅も20:00近くて、それでも真面目に夕飯作りをしてあれこれやっていたら、GW中についに体調不良に…。 どうしても休めない2日間をヘロヘロで乗り切ったら倒れてしまい、夜間救急へ(苦笑)。 只今、咽頭炎で通院中です。 GW過ぎて、勤務がやっと本来の週3日になったのでホッとしながら、次の勤務日までゆっくり主婦して治そうと思います。
そんなこんなの多忙日々だった為、約2ヶ月ぶりの更新となりました。
映画のレポはまた後日。
♪BGM♪〜『Darn That Dream』by:Michel Petrucciani <<昨日は『ブラッド・ダイヤモンド』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『不都合な真実』 『ラブソングができるまで』
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