2005年11月21日(月) |
NY旅行記(7日目) |
⇒引き続き機内。
ドラマみたいなアナウンスの勃発の後に、今度は「着陸の為(機体を軽くする為)、今から燃料を空中撒布します。翼付近にお座りのお客様は、窓の外に白い煙が見えますが、それは気化したガソリンですので御心配なく。」というアナウンスが。。。
は? えっ? ガソリンを空に撒く? いや、撒くのはしょうがないけど、余分に捨てないよね…。 捨てた後、ちゃんとタンクの栓を閉めてくれるよね…。 飛行機大っ嫌いで怖い私は、もぉぉ心配で心臓バクバクで、こっちが救急医療が必要になるかと思いました…(笑)。
要するに、デトロイト⇒セントレアまでのガソリンが入っているから、予定外の地点に着陸するには、飛行機が重過ぎるっつー事らしくて、ガソリンを捨てるハメになったわけだけど、映画の見過ぎか何なのか、「もしかしたら必要な分も撒いちゃって燃料不足になってるかもしれない…」「もしかしたら栓が故障していて閉じなくなってるかもしれない…」etc…もぉ独りパニック状態。 マイナス面にしか頭が働かなくなっちゃって(苦笑)今までで1番の恐怖フライトでした。
#時間不明 無事にアンカレッジ着陸。 私の悪妄想をよそに、無事に着陸しました。 着陸した途端に、医療隊がドヤドヤと機内に入って来る様子が見えた。 問題の患者さんは、私の席から遠かったので、男か女か?老人か若者か?国籍は?などは全然見えなかったけど、点滴のパック(?)が上からぶら下がっているのが見えました。
#時間不明 ガソリン補給。 患者さんを医療隊に引き渡した後、1時間半ぐらい機内に缶詰。 捨てた分のガソリン補給です。 今度は、「補給量が間違ってないだろうか?」「タンクの栓は大丈夫だろうか?」と、またまた心配になってきた私…。 身体はド疲れているのに、頭だけ絶好調でグルグル心配が駆け巡ってました。
−ここから日本時間− #pm20:15 セントレア着陸。 2時間ぐらい遅れて無事に帰国でしたー。 ほんっっとお疲れさま。
#pm20:55 空港バス。 空港に着いても、ここから帰宅までの道のりが長いのが田舎者の宿命。 荷物を急いで取って、すぐバス乗り場に走りました。 1週間ぶりに聞く遠州弁に、帰国を実感…。 他所の街に住んだ事がない私は、普段、自分がもの凄く方言をしゃべりまくっている事に、実はあんまり自覚がありません(苦笑)。 でも、今回、同行者も居ず、旅行中に遠州弁シャットアウトだった為、1週間の間隔があくと、さすがに「方言って凄いな」と気づかされるものですねぇ。
#pm23:30 帰宅。 駅まで相方が迎えに来てくれて、無事に帰宅。 ホントに身体はド疲れているのに、全ての荷解きをして、出した物は所定の位置に戻して、洗濯をして、全て完了させないと気が済まない私は、フラフラになりながら家中を歩き回って寝ました。 旅も最高だけど、我が家もやっぱり最高だ!
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元々、無計画で衝動的に始まった旅行で、当初の漠然とした予定どおり、本当、ミュージカル中心の旅でした。 もっと色々見たい(行きたい)場所もあったけど、欲をかいてあれこれ行動するよりも、ミュージカル好きの私が、最初に思い描いていたとおり、ミュージカル三昧の旅をするのが良いと思い、毎夜、毎夜、繰り出して楽しんでました。 充実した旅であったと思います。 渡米前は、「何かしら、まぁ1,2本見れればいいかな」なんて思っていたのが、5本も見れたから満足です。 あのタイムズスクエアの華やかさは、一生、私の脳裏に浮かぶと思う。
ド寒い中、tktsに並んで外人といっぱい話したり、劇場で隣の席になった御婦人や御夫婦と色々お話したのも、楽しい経験。 観光地に行ってばかりが楽しい経験とは限らないからね!
NYの(マンハッタンの)印象としては、、、とにかく物価がメチャ高くて、それが1番強烈な印象かも…。 最近、日本は「景気が上向き加減」とか言いつつ、まだまだ「安くしてなんぼ」の世界だけど、NYは「高くしてなんぼ」の世界って感じ。
身近な場面で、一例を挙げると、、、私がよく買っていた、クランベリーの100%ペットボトルジュース(500ml)、だいたい$1.89〜$2ぐらい。 日本円にすると¥¥220〜250ぐらいだから、「うわー、たかっ」って感じでしょ? 日本のスーパーだったら、1リットルの100%紙パックジュースでも¥198で売ってるでしょ? 安売りだったら¥178や¥168で売ってる。 それが、500mlで¥250だからね。
今までのレポを御覧になっていただければ分かると思いますが、私、そんなにあちこち出かけてないし、ブランド物の「ブ」の字も買ってない、ブランド物どころかモノで買ったのはミュージカルのプログラムとCD、あとメトロポリタン美術館でポスターとポストカードぐらい、食事も本当に簡素(レストランなど一切入ってないのに)、$400(約¥48,000)現ナマで持って行って、残りは20$ぐらいだったかな。 もっちろん、現金の他にクレジットカードも使いましたよー。 カードで¥40,000ぐらいは使ったかな。
私は、どちらかというと、比較的、パーパー¥お金を使っちゃう性質です。 独り暮らしの経験が無く、ずーっと親元に居るので、余計に「節約」の感覚がほとんど無い暮らしをしてます。 そんな、お金にカナリ寛大な私の感覚をもってしても、「うわ、NY何もかも高いよ」と思うんだから、世界的に見たら、本当に凄い物価高の街なんだと思う。
今回、誰にもお土産は無しにして、全て自分のお小遣いでした。 だいたい、わたしゃ、今、失業者だしさ(笑)。 というか、NYはお土産は難しい所だねぇ〜。 私は最初から、「無職だし、所持金はミュージカルのチケ代にまわしたいから、今回はお土産買ってこない可能性大だからね!」と、皆に宣言して旅立ったけど、ツアーで一緒だった皆さんは、けっこう頭悩ませてたもの…。
1番心配していた寒さは、心配どおり、本当にド寒でした。 お昼間からあんなに寒いとは驚きー。 ビルが多くて、日なたが無いのも驚きー。 私が行っていた時季は、最高気温が7,8℃だったかな。 温暖な地域に住んでる身としては、余計に堪えたよぉ。
あんまり心配はしていなかった治安の面は、私が行動した範囲&時間帯に限っては、全く問題なしでしたね。 もちろん、用心の気持ちは忘れずにいる事が前提だけどね。 私自身も、「頼りは己のみ」だったから、無意識に緊張していたと思うけど、「危険」は一切感じませんでした。
防寒対策はバッチリだったのに、1つ忘れちゃったのが、「方位磁石」。 どこに行くにも地図を取り出して歩いていたけど、方角が瞬時に分からないんですねー。 どこの通りにも数字で看板があるので、「ここは○番街の□□stだ」という事は分かるんです。 でも、地下鉄から地上に出て、タテとヨコの通りは確認できるけど、「はて、これ、どっちが北?どっち行けばいいのか…」って場面が何度もあったから。 マンハッタンに行く予定がある方は、是非、方位磁石をお忘れなくです!
そして、ニューヨークは、「綺麗な景色を見て『わー!』」とか、「壮大な風景を見て『わー!』」とか、「安くて美味しい物を食べて『わー!』」とか、「立派な歴史建造物を見て『わー!』」とか、そうゆう類が一切無いので、とにかく目的を持って行くべき街だという事を実感しました。
私みたいに「とにかくミュージカルを優先させた滞在にしたい」とか、「美術館だけをグルグルめぐりたい」とか、「ブランドショップのハシゴに命かけたい」とか、「夜な夜なjazzクラブに繰り出して昼間は静にしていたい」とか、「ダンスレッスンを受けたい」とか…もしくは「誰にも構わず独りでブラブラとボーっとしたい」とか…etc…。
1番向いてないのが新婚旅行だと思う。 (私、ハネムーンの経験ないけど…) 私のように10年も11年も付き合っていて(既にそこら中を一緒に旅している間柄なら)ともかく、世間一般的にフツーの3,4年付き合って結婚したような夫婦には、全く向いてない場所。 未婚の私には、新婚旅行でどのくらいのお土産品を購入しなければいけないかが分からないけど、NYは買うモノ無いし(笑)何につけド高いしね。
あと、食事面でも、、、例えば私が夏に行ったベトナムのように「安くて美味しいモノがいっぱいある」所なら、どこでも気軽に入れてOKだけど、NYは、そこそこ満足する味に出会う為には、エンゲル係数が相当上がると思う。 同行者と金銭感覚が合わないと(親兄弟並みに、一切気を使わずに意見を言い合えないと)食事1つとっても、意見の食い違いが(どちらかが納得いかない状況)絶対に出てくるような気がしました。
だいたい、こうゆうとこでモメるでしょ(笑)? だから、複数で行くならば親か兄弟が1番良いと思う。 実際、ツアーで一緒だった皆さんも家族や年配者夫婦が多かったもんね。
私自身、もしもまたNYに行く機会があったら、次も独り旅で良いかなぁって思ってます。 (独りで旅すると、他人のお風呂時間&洗面所使う時間を待たなくて良い事が、ナンテ快適なの!と感じるのだ) もしくは、1日1回ぐらい食事時だけ一緒に行動してくれて、後は各自、自由行動OKな同行者。
あと5年ぐらい経ったら相方と行って、行きたい場所が一緒の所だけ一緒に行動して、お互い自分が見たいミュージカルを見て、食事時間に集合して…etc…そんなNY旅行が理想だわ〜。
私は今まで、南に旅する海外しか経験が無い為、今回、初めての大きな時差(日付変更線越え)でした。 滞在中、リアルタイムで日本の衛星放送が見れていたのに(NYが朝なら、日本はその日のもう夜になっている感覚を味わっていたのに)、最後まで実感できずに終わったのがナゾでした…。
長々と旅行記にお付き合いくださった皆様、有難うございました。 読むの、お疲れ様でした。
明日からは通常の映画レポに戻ります。 【パート2】も通常版に戻りました。
最後に、いつもエンピツで御世話になっている。。。 出発の日、セントレアでブラブラしている時にメールをくださった、kaiさん『I’LL BE COMIN’ BACK FOR MORE』 飛行機に乗る直前にタイミング良くメールくださった、へつさん『へつの映画日記』 帰国したら、「写真楽しみにしています」とメールが届いていた、あずきさん『あずきの試写室』 そしてそして、いっぱい御世話になった、リネさん『Cinephile』 この場を借りて、厚く御礼申し上げます。 ありがとうでした!
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『エリザベスタウン』 『Mr.&Mrs.スミス』
2005年11月20日(日) |
NY旅行記(6日目) |
am6:30 モーニングコールで起こされ起床。 NY最後の朝、朝食を食べて荷造り開始です。 今回、6泊したルーズベルトホテルは、概ね満足のホテルでした。 立地はもとより、ロビーの雰囲気も凄くステキだったし、実用的なところでいくとエレベーターが6台あったのも便利だったし、予想外に日本の衛星放送が見れた事が本当に助かった。 ただ、ガイドブックには「日本からの団体旅行でよく使うホテルで〜」と載っていたけれど、滞在中、日本人は誰1人として見なかったぞー。 自分の独り言&衛星放送以外、ホテル内で日本語を一切聞かなかったもん。 買い物はほとんどしなかった為、持って来た物をまた入れるだけという感じで、荷造りもすんなり。
am8:00 ホテル出発。 頼んでおいた迎えの車に乗り、空港へ出発です。 左ハンドルの車に乗り、右側通行をしていると、今更ながらに「あ〜、ニューヨークなんだな」と思い、マンハッタンを抜けました。 海外旅行に出掛けて、こんな朝早くに街中を走った事はないので、朝のすがすがしさがプラスされて新鮮な気持ちだったなぁ。
am10:20 ラガーディア空港。 ノースウエスト航空機にてデトロイトへ飛び立ちます。 行きと同じく、帰りもデトロイトでトランジット。 運良く、3人掛けのシートに私1人だったので、ゴロンと寝転がって2時間の飛行でした。 デトロイト空港はとっても広いので、色々なお店が揃ってます。 マッサージのお店に入って、首と肩をほぐしてもらいました。 10分…10$ 15分…15$ ↑のように、メニューも細かくあるので、気軽に利用できてgood!
pm14:40 デトロイト発セントレアへ。 いよいよ、過酷なラストフライト。 私は、飛行機に乗ると、気圧の関係で(?)ものすっごくトイレが近くなってしまいます。 ヘタしたら1時間に1回ぐらい行っちゃう。 なので、いつも通路側を取るんだけど、今回どうしても空いてなくて真ん中の席でした…。 通路側の男性に「何度も席を立ってもらうことになるので、もし良かったら替わってくれますか?」と頼んだから(また発音が悪すぎて通じないと困るから、今度は最初から英文書いて、それを見せた!(苦笑))、その御方は、通路を挟んだ向こう側に居る人と連れだそうで、「全然気にしないで!いつでも言って!」と言われたので、フィリピン人女性とアメリカ人男性に囲まれた真ん中の席で飛び立ちました…。
飛び立って6,7時間経過した時でしょうか、、、突然、「機内で緊急に医療が必要なお客様が発生しました。当機は1時間後にアラスカのアンカレッジに緊急着陸いたします。」とアナウンスが響きました…。 ぎょえ〜〜〜〜〜。
⇒⇒⇒7日目へ続く。
2005年11月19日(土) |
NY旅行記(5日目)『MAMMA MIA!』と『I Love You 愛の果ては?』 |
#am6:00と7:00と8:00 もはや日課となった乾燥で目覚め、また寝て、また目が覚めて繰り返し。 モーニングコールで起こされて朝食をとりながら、日本のテレビをチェック。
#am10:00 ホテル付近散策。 泊まっているルーズベルトホテルから歩いてすぐ行ける距離に、MoMAやラジオシティミュージックホール、ロックフェラーセンター、セントパトリック教会などがあります。 1番最初にMoMAに行ってみたものの、案の定、大行列、、、まだ見たい所もあるし、午後からミュージカル控えてる身なので、行列を横目に諦めました。 4年前ぐらいかな?上野の森美術館にMoMA展が来た時に見に行ったので、リニュアルされたNYのMoMAも行きたかったんだけど、あの行列を見る限り、週末は9:00には並んでないと無理そうな感じだなぁ。 毎週金曜の夕方に無料開放があるそうだけど、有料であれだけの人なんだから、無料なんて言ったら、相当な混み具合だと思われる。
MoMAを後にして、ラジオシティ・ミュージックホールまで戻ってみたら、こちらもクリスマスのロケットダンスショーお目当ての人が大行列を成してました。 ここは外観だけでもとっても綺麗なので、写真をいっぱい撮って(その辺に居る外人さんにいっぱい撮ってもらって)退散。
クリスマスツリーの点灯で有名なロックフェラーセンターは、まさに点灯直前の、もみの木の飾りつけの真っ最中でしたー。 正面には、青い大きな垂れ幕が掛かっていて、点灯前でもオシャレな雰囲気。 映画によく登場するスケートリンクは、意外に狭くてビックリでした。
この辺りは、5番街・6番街沿いでとっても華やかな通り。 今回、買い物とかブランド品とか全く眼中に無い旅だったので、どこのショップにも入らなかったんだけど、5番街の一等地にあるカルティエは、お店丸ごとクリスマス飾りになっていて(お店がリボンで包まれた飾りつけ)ステキでした。
#pm14:00 『MAMMA MIA!』 土曜日は、どのミュージカルもマチネ・ソワレと2回公演がある日です。 今日はtktsに並ばずに、通常料金で昨日のうちにチケを買っておきました。 『MAMMA MIA!』は、御存知、ABBAの楽曲で構成されたミュージカル。 日本を含め、世界各国で上演中のヒットミュージカルという事で、ブロードウェイでもまだまだ人気の演目です。 週末という事もあり、観光客が多いのかなぁ…ヨーロッパからの観光客も多いんだと思う。 パッと見の雰囲気で、「わー、ここに居る人達、みんな他所から来た外人だ」っていう空気が伝わってきたもの。 劇場に入ってみても、この劇場そのものが1つのアミューズメントパークみたいな雰囲気を醸し出してる雰囲気でした。 そして、客層は、年齢層がカナリ高め。 お爺さん、お婆さんと呼んでも問題ないくらいの人たちもいっぱい。 私の隣は、トロントとシカゴからやってきたという一族15人勢ぞろいの団体! お爺ちゃん、お婆ちゃん、息子、娘、婿、嫁、孫、、、一族勢ぞろい。 17日のレポにも書いたけど、ホントに、日本人の感覚ではチョット考えられないカップル文化・ファミリー文化だよね…。 冠婚葬祭じゃないっつうの(笑)…。
で、肝心の『MAMMA MIA!』ですが、、、私はこの演目を劇団四季で10回ぐらい見ていて、流れも曲もバッチリ知っているので、安心して見れました。 若干、ダンスの振り付けが違ったり、役者の動きが違ったりする部分はあったけど、95%日本と同じ。 というか、この演目は、世界各国どこの国でも見ても、演出、ダンス、衣装、セリフ、歌…ほぼ同じだろうけどね(ディズニー系も同じです)。 ただ、私自身が見慣れたミュージカルということもあり、「次にどうゆう流れになるか」「次に何の歌を歌うか」全て知っているので、自分の中で「一生懸命、集中して見よう」という気持ちが欠けてしまったかもしれません…。 タイミング悪いことに、昨夜の『ヘアスプレー』の大衝撃・大感動の余韻がまだ残っていたので…余計にね。 もしも『MAMMA MIA!』を1番最初に見ていたら、また違ったかもしれないけど、、、15年ぶりに『オペラ座の怪人』を見て、その後、初見のミュージカル2つ続いた後だったので…見る順番が悪かったかもね。 渡米前は、「見たことあるミュージカルを見よう」という思いが強かったけど、結果的に、何10回もリピートしているような、代役で舞台に立てるような(笑)あまりに見慣れている演目は、ドキドキ度が減って逆効果という事が判明しました。 見る順番を工夫すれば良かった。 でも、会場は初見の人が多かったようで、どっかんどっかん大笑いしていたし、カーテンコールは踊りまくりだったので、楽しかったです。
このミュージカルは日本でも見た事ある人がいっぱいいると思うので、キャスト感想を書きますと、、、 「ドナ」:ベリーショートの女優さんで雰囲気は凄く良かった。でも、歌が私の好みではなかった。 「ソフィ」:歌は上手。でも、顔が…全然可愛くなかった…。 「パパ3人」:サムが凄いオッサン…。ハリーはまぁまぁ、ビルが1番良かった。 「ターニャ&ロージー」:2人とも好演!特にロージー良かった。 「スカイ」:印象無し。
#pm20:00 『I Love You, You’re Perfect Now Change』 オフブロードウェイのミュージカルです。 一昨年、昨年、日本で『I Love You 愛の果ては?』という邦題で上演されて、私は東京まで2回見に行きました。 オケ演奏は、ピアノ(1人)とバイオリン(1人)のみで、出演者は男2人、女2人のみ。 男女の出会いから恋人〜結婚〜子育て〜お葬式(!)までを、4人のキャストが場面ごとにオムニバス形式で演じていきます。 日本版では、サッカー解説でお馴染みの、川平慈英さんが出演していました。 私自身、「もしNYに行く機会があったら、是非見てみたい」と強く思っていたミュージカルが、実はこの演目と『オペラ座の怪人』だったので、結果的に無事に両方見る事ができて大満足。
内容は、、、日本版とは80%ぐらいが同じ。 NYも超早着替えしてます! 多少、演出が違うところもあって(ダンスシーンなど)「あ〜、これをよく変えたなぁ」とか「あ〜、ここをよく分かりやすく演出したなぁ」とか「日本版を、よく上手く作ったわ、これは」とか、そうゆう視点で見れて楽しかった〜。 キャスト4人も、実力派という感じで、歌も芝居も良かった。 文句なし! 最高!!! 見応えがあった! 川平さんがやっていたパートは、オリジナルキャストの人が出演していて(CDの人と同じで)ラッキーだったよ。 東京で初めて見た時にCD(海外版)を買ってよく聞いていたので、物語の流れとか音楽は全部頭入ってるから問題なかったんだけど、、、NYに来てから見た他の4本に比べて、セリフで楽しむ部分も多いので、当然、英語のセリフ部分は、「周りがどっかんどっかん大笑いしていて、私1人ぽかーん」という場面は、多々あったけどね…。
この演目は、オフブロードウェイなので、劇場自体も繁華街からちょっと外れていて、43st,の9番街沿いにあります。 オンブロードウェイの劇場が1000席規模に対し、299席の小劇場。 本当にこじんまりした感じ。 今日のチケは前日に買っておいて、前から11列目のド真ん中の席で、とても見やすかったです。 しかし、英語しゃべれずに見ていたのは確実に私1人だけで、他の298人は全員外人でした。 この状況が凄かった。。。 この時はNYに到着して5日目で、私も多少、外人慣れしていたから、こんな大胆な状況でも平気だったけど、ふと冷静に我に返り、何か起こったら(火事とか地震とか、殺人事件とか(!))「どうすりゃいいんだろう…」と思ってたけど(笑)。 しかーも、土曜の夜ということで、右も左も前も後ろもカップル、カップル、カップルだらけ。 東洋人の女の子が1人、ド真ん中の席で面白い光景でしたー。 隣の席は、ダブルデートをしている男女4人組みで、色々話しかけられて、「日本人は外見が幼い!子供すぎる!」とビックリしてた。 私も、その4人はてっきり20代後半〜30代前半かと思っていたら、まだ全員22歳と言われて、「ぎょえ〜〜〜、私の方が8つもオネエサンじゃん…」と。 私が、「自分は英語が全然分からないけど、このミュージカルは日本で2回見た事があるから、独りで見に来たんです」と言ったら、「エンターテイメントに言葉は関係ないよ」みたいな事を言って「またNYに来てね」と握手されました…。
去年、パルコ劇場で見た時自分のレポに、「ニューヨークでは、3300回を越えて、今尚、上演中の作品との事ですが、外国はカップル(夫婦)文化が根付いているからなのかなぁ?だから、受け入れられやすい(観客もカップルで見に行く)作品なのかなぁ」と書いてあったけど、まさにその通り、本当にカップルだらけの劇場だった。 私のよみが当たったわ。 やっぱり、この演目はカップルで見るのがベストだと思う。 私もいつかもう1度、NYで相方と見てみたい。
#pm22:45 ホテル帰宅。 『I Love You〜』は、タイムズスクエア周辺の劇場街からチョット外れた場所にある劇場だったので、「22:30過ぎてから大丈夫かなぁ…」なんて思ったんだけど、そんな心配は無用で(多分、土曜の夜だったから人が多かったと思う)、今日も劇場から歩いて帰ります。
#am1:30 遅夕食&就寝。 いつもと同じく、買っておいた残りの夕食を食べて、ゆっくりお風呂に入って、日本のテレビと「ブロードウェイプレビュー」を見て、荷造りの準備をして、NY最後の夜が終わりました。
⇒⇒⇒6日目へ続く。
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2005年11月18日(金) |
NY旅行記(4日目)『ヘアスプレー』 |
#am6:00と7:00と8:00 今日も乾燥で目が覚め、また寝て、また目が覚めてを繰り返す。 モーニングコールで起こされてテレビをつけ、昨日と同様、朝食を取りながら、新聞を見ながら、NHKの22:00のニュースをチェック。 連日報道されている大阪の姉妹殺人事件のニュースを見て、「日本の方がよっぽど危険じゃんか…」と思ったり。。。
#am10:45 メトロポリタン美術館。 今日も地下鉄に乗り、METまで。 METは、(火)、(水)、(金)の11:15〜日本語ガイドツアーが開催されてるから(無料です)、それをお目当てに行きました。 大して美術に精通しているわけでもないし、広い館内をとりあえず抜粋して案内してもらうのは良いかなぁと思って。 ガイドブックにも載っていたし、いつもこのエンピツで御世話になっているリネさんからもオススメされたから。 しかし、コートやマフラーを預けて準備万端なものの、一体全体、どこに集合していいのか分からなくて、、、やっぱり広いなぁ。
#am11:15 日本語ガイドツアー。 チケ買って、すぐ目の前にある場所で待っていると案内人が来てくれて参加者(15人ぐらい居た)引き連れて、グルッと絵や展示物の説明をしてくれます。 日本語だけじゃなくて、各国のツアーがあるみたいで看板に色々な国の案内曜日時間が載ってた。 15人中、半分以上の人が、各絵画や展示物の説明を、一生懸命ノートにメモを取っていて、写真もこまめにとっていて(フラッシュさえたかなければ写真はOK)ただ「へ〜」と説明を聞いてキョロキョロ見ていた私は、みなさんの熱心さにビックリしてしまった〜。 ガイドツアーは1時間15分ぐらいです。 とっても丁寧に分かりやすく説明してくれるし、ブラブラと歩くより、こうゆうのに参加するのは、有効的だと思います。
今METでは、ゴッホ展(ゴッホの鉛筆絵画展?)開催されているけど、それはメチャ混みで諦めました…。 私、ゴッホ好きなんだけど、この日も、やっぱりミュージカルチケ取りをする為、午後からtktsに並びたくてね。 記念に、ポスターを買って帰りました。 ただ、残念なことに、美術館の正面が、外壁の塗り替え(?)工事か何かで、足場組んでネット貼ってあったのぉぉぉ…写真が撮れなくて残念だった。 METは、またゆっくり行きたいと思う場所でした。 そして、セントラルパークは、地下鉄駅⇔METまでの道中と、美術館内から見ただけで終わりました。 とてもとても寒くて散策なんてできん。。。
#pm14:30 tkts。 メトロポリタン美術館から地下鉄で戻ってきて、今日も半額チケ目指して寒風吹き刺す中、並びます。 昨日と同じ時間に並んだのに、今日は金曜ということもあり、前日よりも人が多かった。 今日のconversation御相手は、後ろに並んだフロリダから来た母娘さん。 tktsは、タイムズスクエアの「中洲」状態の場所にあり、行列の横で、タップダンスやパーカッションのパフォーマンスをやっている人がいます。 洋楽の音楽を演奏していて、私はタイトルはよく分からないけど、ラジオで流れてるヒット曲ぐらいは分かるので口ずさんだりしていると、後ろのフロリダの娘さんが「日本でもこうゆう曲は有名なの?」とか聞いてきて、一緒に口ずさんだりリズムとったりしていた。 そうでもしていないと寒くて寒くて…チョットでも体のどこかを動かしてないと、固まっちゃいそうで。 フロリダも暖かい地方だから、お互い寒さがキツくて、母娘さんとは暖かい話ばかりしていました(笑)。 昨日のミネソタの御夫妻といい今日の母娘さんといい、通じてるんだか通じてないんだかよく分からない日本人(←私)に対して本当に優しく接してくれて感謝です。
今日は当初、『シカゴ』お目当てで並びました。 舞台も見た事あるし(映画も見たし)CDも持っているから音楽もバッチリ知ってるしね。 でも、本日『シカゴ』は35%オフだったんです。 tktsは、現ナマかT/C支払いのみで、私はこの時の手持ちのキャッシュが80ドルちょっとで、35%オフのチケ買えるギリギリぐらい。 この後はすぐホテルに戻る予定だから、別に残りが1ドルになっても良いっていえば良いんだけど、、、やっぱりホンの15分や20分でも、外国で所持金1ドルは何となく不安で…50%オフだったら『シカゴ』買ったんだけど(セコい?)どうしようかなぁと迷って、もう1回、『ムービンアウト』か『オペラ座の怪人』見ようかなぁと思ったんだけど(共に50%オフだった)、「でも、なるべくたくさんの演目を見よう」と思って、50%オフの『ヘアスプレー』を買ってみました。
#pm17:30 夕食。 昨日と同じく、tktsの帰り道にデリで食料を調達してホテルに戻り、まず、ゆっくりお風呂に入って、お部屋で夕食。 「ブロードウェイプレビュー」のチャンネルで色々なミュージカルのPVをずーっと見ていると、もうこれだけで満足しちゃいそう(笑)。
#pm20:00 『Hairspray』 演目あらすじ(ですが、、、前知識無し&音楽も知らず、なにぶん、英語のセリフもイマイチ理解不能で見ていたので、もしかしたら誤っているかもしれません…あしからず…でも、そんなに大きく的外れてはいないはずです…多分、きっと)。 舞台は1962年のアメリカ地方都市ボルチモア。 主人公はおデブちゃんの女子高生トレイシー。 トレイシーと親友のダサくてトロいペニーは、テレビのダンスコンテスト番組に夢中な毎日。 そして、トレイシーは、番組にレギュラー出演しているイケメンのリンクにお熱です。 ある日、母親エドナの反対を押し切って、新メンバーのオーディションに向かうトレイシーは、憧れのリックにも会えてルンルンだったが、番組のプロデューサー(ディレクター?かな?)のヴェルマに邪険にされる。 ヴェルマは、番組に出演するヒロイン的な女の子アンバーの母親です。 邪険にされて更にヤル気になったトレイシーは、仲間の黒人の男の子シーウィードにダンスを教えてもらって、見事、番組のレギュラーになります。 しかし、シーウィードの妹が、黒人という事を理由にオーディションに落とされていて、番組の人種差別の実態を知る。 「ニグロday」開催を訴えて番組ジャックをしたトレイシーだったが、警察沙汰になり、留置されてしまいます。 そこに、リンクがヘアスプレーのバーナーを持って現れ、フェンスを焼いてトレイシーを救出。 番組の「ミス・ヘアスプレーコンテスト」の受賞を確信していた、ヴェルマ&アンバー母娘の元へ、再度、番組ジャックに向かう。。。 ↑大まかにいうと、おそらく、このような内容です(だと思う)。
『シカゴ』を見る予定でいて、いわば予定外の観劇だったわけで、、、「英語のセリフ分からないだろうから、失敗したかなぁ」なんて心配したんだけど、とんでもない!!!!! もぉぉぉぉぉ、最高のミュージカルでした!!!!! これは、凄い! すごい! すごかった! めっちゃめちゃ面白い! 母親に連れられて幼稚園の頃からありとあらゆるミュージカルを見てる私ですが、この衝撃・感動・感激は、10年以上振りに味わいましたね。 「あー!生きてて良かった」って思った(笑)。 本当に凄かった。
舞台の英語セリフが何しゃべってるんだかイマイチ不明な私でさえ、↑上記、内容ぐらいは十分に理解できた。 劇中、「周りがドッかんドッかん大笑いしていて、私1人、ポカーン」という場面も、もちろんありますよ(苦笑)…。 「あ〜、みんな大笑いしてる…なんて言ってるんだろう…」ってね(笑)。 でも、そうゆうの差し引いても(セリフ聞き取れなくても)、ダンスとか動作で思いっきり笑えるから、全然心配ないです。 お腹痛くなるくらいに笑ったもん。
どのシーンも可笑しかったんだけど、、、特に、、、↑上記あらすじに書いた…「オーディションに向かうトレイシーは、憧れのリックにも会えてルンルン」 ↑このシーンは、トレイシーがリックとぶつかって、一瞬の白昼夢に落ちるというシーンなのです。 「出会って、恋をして、デートして、プロポーズされて、結婚して」と、超勝手な妄想で、一曲が進んでいきます。 終わりの方で、パパとバージンロードを歩く場面なんかも出てきちゃって、涙出るくらいに大爆笑だった。
そしてそして、なにより、楽曲が素晴らしいの〜♪♪ 音楽が最高♪ これが1番の予想外! ダンスシーンも予想以上に多くて(60’s調の踊りが多くて楽しい)衣装もカラフルポップで可愛くて☆何から何まで期待以上でした。 私の持論として、「ミュージカルは音楽だ」と思っていて、「初めて見た演目で、見終わった後に口ずさめる曲があるかどうか」っていうのが重要なポイントなんだけど、これが思いっきり口ずさめる曲があったんですね〜♪ あと、この演目は、日本人ではチョット演じられる人がいないような気がするから=日本では上演は難しいだろうから、そうゆう面でも見て良かった。
劇中のトレイシー女優さんは、歌声もキュートだったし、間の取り方もさすがに上手だったし、ほとんどのシーンに出ずっぱりで、踊りまくり、歌いまくり、「デブなのに、ナゼそんなに踊れるの?息切れ大丈夫?」と心配になるくらいパワフルに演じてました。 少し小柄なんだけど(横幅はあるけど)舞台栄えがする女優さんで、輝いてました。 私が見たShannon・Durigさんは、オリジナルキャストから数えて何代目のトレイシーなのかなぁ…この役は、外人でもなかなか演じられる役者が限られてくる気がする。 あと私が凄く気に入ったのが、トレイシーの親友役のトロいペニーちゃん。 彼女、良かったわぁ〜。 今、ペニーを演じてるのが「トレイシー」って名前の女優さん(笑)。 ペニーは、ラストであっと驚く大変身をして、ソロ熱唱の見せ場が待っていて、そんなこともちろん知らなかったから、ギャップが凄くて大爆笑だった。
初見の演目は、何も知らないだけに、凄い集中して見れるし、言葉なんて分からなくても本当にワクワクして楽しめるんだなぁと実感しましたね。 ラストは、『マンマ・ミーア』のカーテンコールより、よっぽど大盛り上がりだったよ。 リピーターさんも多いのかなぁ?一緒に踊ってる人のいっぱいいました。 もっちろん、記念にプログラムとCDを購入して帰りました。
#pm22:45 ホテル帰宅。 今日も劇場から歩いて帰ります。 週末の夜で、激しい人込み!
#am1:30 遅夕食&就寝。 買っておいた残りの夕食を食べて、ゆっくりお風呂に入って、日本のニュースと大相撲ダイジェストをチェックして、買ったプログラムを何度も見返しながら就寝。 とにかく『ヘアスプレー』にノックアウトされた1日でした。 しつこいけど、本当に見て良かった〜。 (シカゴ35%オフに感謝?)
⇒⇒⇒5日目へ続く。
FOMA撮影写真は、【パート2】をクリック。
2005年11月17日(木) |
NY旅行記(3日目)『ムーヴィン・アウト』 |
#am6:00と7:00 今日も早々と乾燥で目が覚める。 水分補給して、また寝てまた目が覚める。
#am8:00 本当の起床。 モーニングコールで起こされてテレビをつけると、NHKの22:00のニュースが始まったところだった。 昨日はツアーで早起きしたから気づかなかったけど、毎日、朝8:00から、その日の夜の日本のニュースがライブで放送されているらしい。 事件・事故・大相撲など、朝食を取りながらチェック。
#am10:00 国連本部ビル。 昨日、デジカメの充電池を切らすという失態をした私…リベンジで国連ビルに。 よーく地図を見たら、泊まっているルーズベルトホテルから真っ直ぐ東に歩いた突き当たりが国連ビルで、「おいおい、こんな近かったんだ…」と。 この日は昨日とうってかわって晴天なのに、朝から激寒い〜〜〜。 そもそも、マンハッタンは狭い中に建物が多くて、日なたが無い!!! だから、日中でもメチャ寒いです。。。 昨日のツアーでは、親切な日本人のみなさんに写真を撮ってもらったけど、今日からは、“その辺に居る外人さんに頼む”スタート。 オロオロのドキドキで国連に勤務しているっぽい女性の人に声をかけたけど、快く写してくださり、2人目は独りで来ている観光人ぽい外人男性(イスラエルから来たそうな)に頼んで、「国旗を背景に入れて写してください」などと注文をつけて(笑)バッチリ撮ってもらいました。 国連ビルの目の前に松井(←ヤンキースの)が住む超高層マンションがあるんだけど、私が「ここには日本で有名なメジャーリーガーが住んでるんですよ」と頑張って説明しても、イスラエル人には松井を分かってもらえなかった…(苦笑)。
#am11:00 地下鉄乗車。 国連ビルからホテル近くのグランドセントラル駅まで戻り、今日から地下鉄行動を開始。 初日と昨日、何度かタクシーに乗りました。 確かに日本よりは手軽で安い感覚はあるけど、比較的、近距離ばかりだった為、安いのは当たり前といえば当たり前。 料金にチップを上乗せして支払う事を思うと、「ちょっとまてよ…どこもかしこもタクシーにバンバン乗っていたら、お金がバカにならんわ…こりゃ」と思い、今日から地下鉄と歩きに切り替え! 販売機でメトロカードを買い、ソーホーというマンハッタン南部まで乗車です。
田舎住まいの私にとって、普段の生活で「地下鉄に乗る」という事はありません。 というか、田舎に地下鉄は無い(笑)。 こうゆう私からすると、地下鉄は都会のモノで、東京で乗る時も「間違えないように」と多少の緊張はある。 だから、NYの地下鉄も、その辺歩くよりは緊張感を持って乗りました。 といっても、大袈裟に「怖い」雰囲気はないです。 そりゃもちろん用心の気持ちは持ってますよー。 例えば、なるべく女性が多い車両に乗るとか、電車が来るまで女性やカップルの後ろで待つとか、その程度の用心だけどね。 地下鉄の階段やホームは、日本と比べると凄く汚い雰囲気…(多分、諸外国から見て、日本が清潔で綺麗すぎるんだと思う)。 でも、変にビクビクしないで堂々と(?)普通にしていれば全く問題なしです。 アナウンスは聞き取りにくいけど、車内には路線図が貼ってあるので、それを見ていればOKでした。
#am11:30 ダンススタジオ見学(未遂?)。 この旅行で、唯一、事前に調べた事が、社交ダンスのレッスンスタジオ。 ソーホーにボールルームスタジオを見つけたので、時間が合えば単発クラスのレッスンが受けれるかなぁと、地下鉄に乗って見に行ってみました。 しかし、、、社交ダンスのレッスンは、どのクラスも、ぜーんぶ夜からスタートだそうで、こんな昼間は、子供のリトミック教室と母親のヨガ教室みたいなのやっていた(笑)。 ダンスパーティのイベント案内とか色々とパンフレットをもらい、ペラペラ見ていると、講師の欄に日本人女性の名前を発見! この御方は、日本で社交ダンスを習っていてNYに留学してそのまま講師になったのか、はたまた、NYで社交ダンスに出会って始めたのか分からないけど、ビックリしました。 私もダンス留学したくなった←単純(笑)。
#pm12:30 昼食。 ダンススタジオを出た後、「あ〜、もうお昼かぁ、お腹空いてきたなぁ」と思い、食べる所を探して歩いて見ると、どこのレストランも高い!!! (外にメニュー表が飾ってあるのをチェック) というか、NYに来て初日から1番強く感じていたのが、
物 価 の 高 さ !
ただでさえ、今は円安で日本人旅行者にとって不利なのに、とにもかくにも、本当に物価が高い!
ほんっっとに物価高いです!
そして私は、今、失業者…これは大事だ(笑)。 それ以前に、「あれが嫌い」「これが食べられない」という好き嫌いが多い私にとっては、そもそも食事は難関なのだ…。 一品の量が巨大な外国では更に困ったちゃんで、独りだと「半分ずつにしようね」も出来ないしね…。 寒くて温かいモノを食べたかったので、スープメニューがある手軽なカフェを発見してホッと一息つきました。
#pm13:30 ヴィレッジ・ヴァンガード。 御存知、超有名なjazzクラブ、ヴィレッジ・ヴァンガード。 jazz好きな私は、NYに来たからには、とりあえずお店の前まで行ってみたくて、地下鉄→歩きで見に行きました。 付近を歩く外人さんに、お店のサインをバックに写真を撮ってもらい大満足。 「夜のライブに是非おいでよ」と案内されたけど、今回はミュージカルを優先させたので、ライブは諦めました。
#pm14:30 tkts。 タイムズスクエアのど真ん中にあるtktsは、売れ残りやキャンセルの当日チケを25%〜50%で売る場所。 昨日はツアー参加で並べなかったけど、今日は半額チケを目指して。 15:00にオープンする為、30分前に行ってみたら、もう既になが〜〜い行列が出来ていてビックリでした。 「こんなにたくさんの人が並んでいて、私のところまでたどりつくかな」と思うくらいの行列です。 私の前には、ミネソタから来たというトム&メアリー御夫妻が並んでいて(自己紹介しあった)この御2人が本当に優しくて、写真を撮ってくれたり、色々話し掛けてくれたりして、長い行列も退屈しませんでした(激寒だったけど…)。 御2人が色々と質問してきても、聞き取れなかったり、意味が分からなかったりして、私が「ゴメンなさい、もう1回言ってくれます?」と言うと、分かりやすく質問を変えてくれたり、ゆっくり話してくれたり、、、それでも意味が分からない単語があって(苦笑)「上手く伝わらなくて…英語話せなくてゴメンなさい」と言うと、「どんどんトライしてしゃべらないとダメだよ!僕たちちゃんと分かってるよ。大丈夫OK!OK!」みたいな感じで、どんどん私に何とかしゃべらせようと、上手く上手く話を聞き出してくれる御2人でした(感謝)。
この日は、木曜日ということもあり(週末の夜ではないので)、けっこうたくさんの演目が売り出されてました。 何を見ようか全然決めてなくて迷ったけど、トム&メアリーの四苦八苦おしゃべりでエネルギー使ったので、セリフが無い(ダンスのみで展開していく)『Movin’ Out』を思わず買ってしまった(笑)。 50%オフで、55$ですー。 ちなみに、買い終わって時計を見たら、pm15:45、、、寒風吹き刺す中、1時間15分の待ち時間でした(みんなよく並んでるよ…本当に)。
#pm17:30 夕食。 tktsの帰り道、デリで食料を調達して、ホテルのお部屋で夕食。 しつこいようですが、とにかくメチャ寒…。 だいたいが、冬って荷物がかさばるでしょ? 帽子にマフラーに手袋にコート。 +デジカメやガイドブックが入った重いバックを提げている身としては、「どこかのお店に入って食べる」よりも、「何か温かいモノを買って、ゆっくりとお部屋で食べたい」という気分になってきました。 寒さで体力を奪われるので、レストランで英語のメニューを読んだりチップの計算をするエネルギーは補充されてない(笑)。 ブラブラ歩きながらホテルに戻って、まず温かいお風呂に入って、それからゆっくり食事するのも、考えようによっては贅沢です(贅沢品は食べてないけどね)。 日本語の衛星放送も頻繁に見ていたけど、「ブロードウェイプレビュー」という、ミュージカルのプロモーションVTRや役者のインタビューばかりを延々と流しているチャンネルがあって、ミュージカル好きからすると、たまらなく楽しいチャンネルで、ホテルに居る時は、ずーっと見ていました。
#pm20:00 『Movin’ Out』。 このミュージカルは、全編ビリー・ジョエルの楽曲にのせてダンスのみで展開していく演目です。 ミュージカルといえども、セリフはなくて、役者は歌を歌いません(ひたすら踊るだけ)。 役者というかダンサーですね。 総勢10人程のバンドが舞台上部で演奏していて、リードボーカルがピアノを弾きながら歌う形式。 ABBAの楽曲にのせて繰り広げられる『MAMMA MIA!』以降、クイーンやエルビス・プレスリーにジョン・レノンなど、1つのアーティストの楽曲を全編に使ったミュージカルが続々と登場して、それを「カタログミュージカル」とか「ジュークボックスミュージカル」と言うんだけど、この『Movin’ Out』も、その類に入ります。 ブロードウェイで、プレスリーとジョン・レノンはあっという間にクローズしちゃったらしいけど、この『Movin’ Out』も実は12月でクローズが決定している作品。 でも、トニー賞にもノミネートされたし(振り付け賞は受賞したような)、初演が2002年の10月だから、丸3年上演されているので、まずまず頑張った作品なんじゃないでしょうか?
購入したのは半額だけど、前から12列目の上席よ!(ちょうど、11列目から段差がついていてラッキーだった) 今日のお隣は、フィラデルフィアから来たという御夫妻。 ご主人は、「アジアは香港までは行った事があるけど、日本はないんだよ」「日本語は1つも知らない」と言って、「Tokyoってどんな所?」と興味深々の様子で、色々話してくれました。 カップル文化・ファミリー文化が根付いている欧米人からすると、女の子が独りでエンターテイメントを楽しんでいる状況っていうのは、不思議に映るんでしょうかねぇ??? (日本では、もう「女の子」の歳ではない私だけど、必ず10代に見られた…「30歳」と言うと、「君、“サーティーン”じゃなくて“サーティー”なのかい?」みたいに、私が「13」と「30」の数の言い方を間違えてるんじゃないか?という疑惑まで(笑)いくらなんでも数ぐらい分かるわーーー!) ↑上記、tktsで色々お話してくれたミネソタの御夫妻も「ボーイフレンドは?一緒じゃないの?」と聞いてきたし、このフィラデルフィアの御夫妻からも「ボーイフレンドは?お友達と待ち合わせ?」と聞かれた…。
で、『Movin’ Out』ですが、、、まず、ボーカル・ピアノを担当している人が秀逸で、彼の歌声が素晴らしかった。 バンドにはホーンセクションもあって演奏も重厚だし、コンサートみたいな感じですわ。 今夜は、オリジナルキャストのピアノマンでラッキーだったな。 ダンスのみで展開していくと言っても、ちゃんと物語があってですね、、、男女5人の出会い〜ベトナム戦争〜その後を描いている話です。 これだけ知っていれば、あとは舞台で踊っている人たちを見てれば十分に理解できる内容。 ヒロインの1人、ブレンダ役がオリジナルキャストのエリザベス・パーキンソンが出演していて、彼女のダンスは、もうほんっっっとに凄かった!!! ブラボー!!!!! ほとんど出ずっぱり踊りっぱなし+超早着替えの連続なのに、あんな細い体で、激しいダンスを繰り広げて、見ているこっちが目眩を起こしそう(笑)。 容姿スタイルを含め、私の好みのダンサーでした☆ もう1人のヒロイン(ジュディ)は、アンダースタディで、エリザベスと比べるとチョットぽっちゃりしていたけど、クールなブレンダに対して、可愛らしいジュディの雰囲気に合っていて、なかなか良かったです。 1幕最後のお葬式のバレエシーンがけっこう衝撃的だったな。 ジュディの見せ場のシーンで、凄く印象に残ってます。 2時間弱の短めの演目なんだけど、演奏は最高だし、踊りも凄いし、ガツンとくる演目でした。 私、元々、ビリー・ジョエルの曲って、有名な歌しか知らなかったから、単純にビリー・ジョエル曲が知れて良かった♪ あとね、アンサンブルで日本人の女の人が出演してましたよー!!凄いねー。 記念にプログラムとCDを買って帰りました。
#pm22:30 ホテル帰宅。 今日も劇場から歩いて帰ります。 タイムズスクエア周辺は、人がごった返しすぎて怖いくらいの(笑)人込み。 劇場街〜ホテルは15分〜20分ぐらいかなぁ…歩いて帰るにはちょうど良い運動の距離です。 今、ユーロ高の影響でしょうか? ヨーロッパ人と見られる観光客もホテルでは多く見かけるようになってきた。
#am1:00 遅夕食&就寝。 買っておいた残りの夕食を食べて、お風呂に入って、日本の衛星放送をチェックして、買ったプログラムを何度も見返しながら就寝。 今日はいっぱい英語を聞いてしゃべったから、とにかく日本語のテレビが有りがたい、有りがたい。
⇒⇒⇒4日目へ続く。
FOMA撮影写真は、【パート2】をクリック。
2005年11月16日(水) |
NY旅行記(2日目)『オペラ座の怪人』 |
#am6:00 予定外の起床。 「乾燥で目が覚める」 放っておかれると24時間眠り続けられる私。 何が起きても起きない私。 今までの人生で、「目覚ましが鳴る前に自ら起きる」という事は皆無です。 そんな私が、乾燥で目が覚めました。 珍事。 そのくらいホテルのお部屋の乾燥は凄かった(暖房のせいもあるけどね)。 夜中に洗って干しておいた洗濯物が、6:00にはちゃんと乾いてました〜。 目が覚めたからといってそのまま起きる私ではないので、水分補給してまた寝ました。
#am7:00 本当の起床。 モーニングコールで起こされて起床。 普段、あまり水分を欲しない私ですが、乾燥で喉が渇くので、毎日500mlの100%オレンジジュースが朝食になりました。 ジュースを飲み、クロワッサンを食べて、新聞をパラパラ見て(←USAの新聞だけどね)出発。
#am8:15 ツアー集合。 今日は夕方までの観光ツアーに申込み、近くのホテルまでタクシーで移動。 ツアーをバカにする人もいるけれど、私は、初めて訪れる場所ではとっても有効な手段だと思っている。 ガイドブックの写真では分からない部分とか、地図では分からない距離感覚とか地理とか、とりあえずツアーで行ってみて知るのは大事だと思うので、初日に申し込んでみました。 総勢20名ぐらいかな。 見たところ独り旅の人は、私の他には定年退職したぐらいの男性が1名。 あとは家族連れや年配者夫婦が多くて、カップルは数組といったところ。
#am8:30〜pm16:00 ツアー出発。 タイムズスクエア⇒エンパイアステートビル⇒グリニッチビレッジ⇒バッテリーパーク(ここからフェリーに乗り)⇒自由の女神(またフェリーに乗って戻ってきて)⇒グラウンドゼロ⇒サウスストリートシーポート(昼食)⇒国連本部ビル⇒カーネギーホール⇒リンカーンセンター⇒ダコタハウス⇒メトロポリタン美術館前を通って集合ホテルに戻り解散。 ↑ってな内容でした。
「エンパイアステートビル」にて。 ここで、もぉぉぉぉ宇宙人もビックリの超驚きの事件(?)発生! エンパイアステートビルの屋上に上ったんだけど、独りでいる私に、周りの何人かの方々が「写真撮りますか?」とか「独りで来たの?凄いね。写真撮りますから言ってくださいね」とか「こっちの方がよく見えるよ」とか色々声をかけてくださって、写真を頼んだりしてました。 ある母娘2人組の方から、「どちらからいらっしゃったんですか?」と聞かれたので、 私:「静岡県なんです」 母娘:「え〜、私たちもそうですよ」 私:「えぇ〜、そうなんですか〜。でも私は田舎ですよ…磐田ですから。西部地方の磐田です」 母娘:「えぇぇ!私たちも磐田よぉー!○○(←住んでる所)なの」 私:「えぇぇぇぇ!ウソー!?本当ですか?私は□□(←住んでる所)なんですよぉぉー」 母娘:「えぇぇぇぇ!凄い!本当?すぐ近くじゃない」 私:「ウソみたい!こんな世界一の街のこんな高い場所で同じ地区に住んでる人に遭うなんて!えぇぇ〜。凄い」 母娘:「うちは○○の△△の近くで、※※あたりですよ」 私「うちは□□の◎◎のところです。自転車で7,8分の距離ですよね〜」 3人:「凄い!」 (驚きのあまりこの会話を5回ぐらい繰り返し(笑)) ↑ってな事件(?)が起こりました! ビックリでしょ? 20人ぐらい居たツアーの中で、たまたま話かけられて、たまたま「どちら?」という話題になったら、すぐ近所の人だったなんて、、、しかもNYで(笑)。 本当におったまげましたわ。 その母娘さんは、息子(弟)さんがNYに留学していて、2人で会いに来たそうな。 その後の行動でも写真を撮ってくれたり、お昼も一緒に食べてくれたりと、楽しい時間を過ごせました。 磐田市民に遭ったのも驚きだったけど、磐田にあんなキレイな娘がいたなんてビックリするほどの美人で、それも超驚いた(笑)。 お2人は、私が来る数日前にNYに来ていて、17日に帰国するとかで、「また磐田で見かけたら声掛けてくださいねー」と言って別れました。 そのうちそこら辺でまた会いそうです(笑)。
「自由の女神」 自由の女神があるのはリバティアイランドという小さな島で、マンハッタンの1番南からフェリーに乗ります。 けっこうな人数が乗る船で、世界各国の観光客が居るといった感じ。 フェリーが出発すると向こう側に見えるマンハッタンの景色は綺麗だったな。 しかししかし、、、ここで最悪の事件(?)発生。。。 用心深い私としたことが、デジカメの充電を切らしてしまい、この時点で電池マークが点滅…(まだ、ツアーで行く2ヶ所目だよ…)。 予備の充電池は持って来ているものの、「まぁ、大丈夫かな」と、今日バックに入れるのをやめて出発してしまったのだ…とほほ…。 せっかく来た自由の女神なのに、写真少ないです…。
「グラウンドゼロ」 ここはやっぱり、なんともいえない気持ちになり、ただただずーっと眺めてました。 ここも世界各国の観光客が大勢居て、正面のパネルに見入っている人が大勢。
「国連本部ビル」 映画『インタープリター』でも登場したので、実際にあの国旗を見ると壮観でした。 そしてここで、デジカメの充電が力尽きる…(泣)。 1枚しか撮れなかったし、その後のリンカーンセンターは目に焼き付けて終わった。
#pm20:00 『The Phantom of The Opera』。
そもそもこのNY行きは、先にも書いた身辺都合により、無計画の半衝動的で決まった為、「どこに行く」とか「ガイドブックに載ってるお店に行ってみる」とか「どこかでお買い物する」とかそうゆう計画は全くなし。 ミュージカル好きな私は、唯一、「現地に着いて、見れるミュージカルを見てこよう」という目的のみで飛び立ちました。 ガイドブックを見ると、タイムズスクエアのど真ん中にある『tkts』では、当日のキャンセルや売れ残りチケを25%〜50%オフで売り出すとの事。 日本でバカ高い手数料とられてチケを予約するのもバカバカしいので、「向こうに行って買えるものを買おう」、「tktsに並んでみて、何か安いチケが買えたら見よう」、「何か1つか2つぐらいは見れるだろう…きっと」と、そんな気軽な感じで。
本日、16:00にツアーが終わったので、15:00にオープンするtktsに並ぶ時間が取れなくて、旅行会社さんにミュージカルのチケ手配を頼みました。 『オペラ座の怪人』が90$と言ったので、「$90か…きっと2階席の安いチケを儲け含んで90$で売るんだなぁ…でも、とりあえず日本で見たことある演目を最初に見たいし…1番見たいと思ってたのはファントムだったし、まぁ90$ならいいか」と思って購入。 チケは劇場のチケットボックスで受け取る事になっていて、それまではどこの席かは分からず。 夜、劇場に着いて座席案内されたら、ナント!!!!最前列!!! ビックリ〜。 2階席の後ろを想像してたから、双眼鏡持って行っちゃった(笑)。 お隣は、LAから来たという御婦人2人で、色々と話しました。 というか、向こうが頑張って私の英語にあわせてくれたんだけどね(苦笑)。 映画の話とか、LAの話とか。 LAといったら、私からすると『ビバリーヒルズ高校白書』なわけで、その話をしたら「知ってるの?」って喜んでくれた。 で、肝心のファントム、、、ファントムは、劇団四季で見たのが高校生の時だったので(今年、映画版は見たけどね)、ナマで見るのは本当に久々でワクワクだった。
一幕は、ある程度予想どおり、「まぁ、ブロードウェイならこのくらいのデキは当然でしょうという」素晴らしい内容だったけど、二幕は予想以上で、本当に歌に惹き込まれてすっごく感動しました。 舞台に吸い込まれて戻ってこられなくなるような惹き込まれ方。 私が好きな♪墓場にて⇒♪ドンファン⇒ポイントオブノーリターンまでが最高の内容だった。 終わった時は、嗚咽に近いくらい泣けて感動してた。 恥ずかしいくらいだったよ…。 記念にプログラムを買って帰りました。
ファントムって元々がセリフが少ない演目だし、過去に1度見ていて(映画でも見ていて)CDも持っていて、ストーリー展開も楽曲も頭に入っているから、英語も全く問題なかったです。 オリジナル版のCDをよく聞いていた私としては、むしろ歌が英語の方がすんなりきてgoodでした♪ 最前列だったから、コンダクターの息遣いまで聞こえてきたしね。
ブロードウェイ全体で、世界エイズデーのチャリティー(だと思う)をやっていて、カーテンコールが終了後まだ拍手が鳴り止まないうちに、おもむろにファントム役者が「このポスターは○○$で、チャリティーCDは○○$です。みなさん宜しくお願いします」みたいな内容(だと思う)をペラペラ〜っと笑いもとりながら説明したのが凄かった。。。舞台とのギャップがね。 英語だから私はポカーンと聞いていたけど、外人はところどころで大笑いしてたもん(=ジョークを言ったんでしょう)。 というか、外国人の観客は、カテコがあっさりしてるんですねぇぇぇ、まったく。 日本だったら、長い長い拍手に包まれて、2,3回、緞帳が上がるのは普通なのに、、、オールスタンディングにも関わらず、ダーっと拍手してもう終わりだからね。 驚いたわ。 しかも、まだオケはエンディング曲を演奏しているというのに、↑上記説明が終わって役者がはけたら、余韻もへったくりも無しで、みんな、くもの子を散らすような勢いで一気にサーっと退散したのもビックリ。 もちろん、お隣のLA御婦人たちもすぐ席を立ちました。 名残惜しく最後まで席に残ってオケに拍手してたのは、日本人ばかりと少々の外人(笑)。 有名な演目という事もあり、この日は、何人か日本人客の姿も見ました。
#pm23:00 ホテル帰宅(帰ホテル?) この日は、夜から雨だったけど、持参した折り畳み傘をさしながら、44stにあるマジェスティックシアターから歩いて帰りました。 劇場を出たのが、22:40過ぎぐらいかなぁ、、、「夜遅い」と言われる時間帯だけど、タイムズスクエアの付近は人がごった返しだし、そこからホテルまでの道も、普通に夜の暗さはあるけど、「危険」とか「うわぁ、怖そう」といった雰囲気は全くなかったです。 女の人が1人で普通に真っ直ぐ歩いている分には全然問題ない(←注:これは行く場所にもよると思う。あくまでも私が行動したマンハッタン中心部に限っては問題ない雰囲気だった) 当然、用心の意識はバリバリ持ってましたよー。 その気持ちを忘れないでいれば、ホテルがあるマディソンアベニューの45st,辺りまでなら「この時間帯でも劇場⇔ホテルは歩いて帰れるんだ」という事が分かった。 昨日のレポにも書いたけど、そうゆう面でルーズベルトホテルの立地は大変便利で良かった。
#am0:00 遅夕食&就寝。 買っておいた夕食をホテルの部屋で、日本の衛星放送を見ながら食べる。 ツアー終了後、日本人と誰とも話さない私にとっては、この日本のテレビの日本語が本当にホッと安心が出来て、1日の終わりに緊張が解けて、御飯を食べながら、ニュースをチェックしながら、買ったプログラムを何度も見返して余韻に浸りながら(この時点でもまだ嗚咽がよみがえってくるくらいの感動だった)力尽きたデジカメを充電して寛いで寝ました。
⇒⇒⇒3日目へ続く。
FOMA撮影写真は、【パート2】をクリック。
2005年11月15日(火) |
NY旅行記(1日目) |
#am7:15 セントレア行きのバスに乗り込み空港まで出発。 磐田からも片道¥3,200で連れて行ってくれるので、この直行バスは便利です。
#am9:15 セントレア着。 独りでド暇で、食べることばかり考えて、「アメリカ行く前に何食べて行こうかなぁ」と、お店の周りを何回もウロウロして、結局お寿司に決定。 お寿司といっても、空港にあるのは回転寿司ですけど、でも、回転寿司もカウンターに座って「いくらお願いします」とかって言うと、握って(巻いて)くれたのを出してくれるんですねー。 目の前にグルグル回ってるのを無視して、全部、注文して食べてました。 元々、お寿司って「もう1つ食べれちゃうかな…」って感じで食が進むけど、しばらく日本食とおさらばと思うと、ついつい欲張っちゃって、恥ずかしいくらいにお皿が積み重なってしまった…。
#pm12:55 ノースウエスト航空機にてデトロイトへ飛び立つ。 今回の旅は、セントレア⇒デトロイト−−デトロイト⇒NYの乗り継ぎ旅。 夏休みにベトナム航空機に乗った時、各座席にテレビが無い飛行機に初めて乗った私ですが、このノースウエスト機もテレビは付いてなかった…。 隣はフィリピン人の母息子で、この3歳のバカ息子がどうしようもなくうるさくて本当に参った。 思うに、子供はヘタに大きくなるとダメね。 「こんな赤ちゃん連れてよく飛行機乗るな…」と思うような11ヶ月未満ぐらいの乳飲み子の方がまだ何とかなる。 乳飲み子は泣きはするけど、足で座席を蹴ったり飛び回ったり暴れないだけマシ。 2〜5歳ぐらいの子供がどうしようもなく最悪。 フィリピン人母(といっても私と同じぐらいの人だったけど)曰く、旦那さんがアメリカで仕事を見つけて、移住する為に2人で行くと話してくれたから、“よっぽどの事情”で乗っているんだけど、やっぱり叱る場面では叱らなきゃね。 このノースウエスト航空機は、どうやら元々フィリピンから出発して、セントレア⇒デトロイトまで行くそうで、、、どうりでフィリピン人が多いなぁと思ったのが納得でした。 私は、みんな日本に住んでるフィリピンパブの人かと思った(笑)。 そしたら、みんなフィリピンから乗って来ている人だった…(失礼)。
−ここからアメリカ東部時間− #am10:45 デトロイト着。 ド疲れのフライトでまず無事にデトロイト着。 私にとって、日付変更線を越えるのも初めてで、10時間を越えるフライトも初めてで、もう本当に死んだ。 年末年始にパースに行った時、名古屋⇒シンガポール間の7時間半も「あと10分長かったら飛び降りたい」と思ったけど、今回は、「もぉ、パラシュートでも飛び降りでも、どうにでもしてくれ」的な(笑)疲れでした。
#pm15:25 デトロイト発NYへ。 本当なら、13:47発でNYに飛び立っている予定だったのが、悪天候の影響で飛行機が遅れて足止めをくらい、2時間近く遅れて飛び立ちました。 過酷なフライトの後なので、この2時間のフライトは楽勝。 42.195km走ってから100m走やるような感じ?
#pm17:30 NYラガーディア空港着。 やっとやっと着いたNY! 長かった…本当に。 今回は、着いた先に待っていてくれる人もいない初めての場所なので、空港⇔ホテルは旅行会社に送迎を頼みました。 ここでやっと何十時間ぶりに日本人と会って日本語を話せて安心しました。 本当ならもっと明るい時間に到着する予定だったのに、外はもう真っ暗で、マンハッタンに入るまでは「なんか怪しげ…」という感じが…。 まぁ、世界各国どこもそうだと思うけど、往々にして空港の周辺っていうのは田舎なわけで、、、余計にそう感じちゃうよね。
#pm19:15 ルーズベルトホテル着。 今日からしばらく御世話になるルーズベルトホテル。 シングルルームは、思ったよりも広くてなかなか満足。 NYに行った事ある人はお分かりになるかと思いますが、このホテルはマディソンアベニュー,45st沿いという絶好の場所にありまして、、、着いた当初はそんな事は実感できなかったんだけど、その後の滞在において非常に便利な立地条件ホテルでした。
#pm20:00 初めての外出。 どこも出掛けないのもなんだなぁと思い、雨の中、地図を見ながらブロードウェイまでとりあえず歩いて帰って来た。 当然、独りです。 あまりの人の多さにクラクラでビックリ!!! 体格の良い外人の中では,ただでせえ痩せっぽっちの私は埋もれてしまい、人込みでは視界もゼロ…ただ行って帰ってきて終わった(苦笑)。 でも、ずっとずっと憧れていたブロードウェイのミュージカルネオンサイン群を見た時はさすがに感動もんだったよ〜。
#pm21:00 発音悪すぎて英語通じない事件。 ホテルに戻ってから「荷物もちゃんと整理したいし、お風呂入る前に、まず疲れた足だけをお湯につかろう」と思って、お湯を張って足湯をしたら、お湯を抜く栓が見つからない?!?!?! 外国のホテルの場合、日本の家庭のお風呂のような栓はまずないですよね? 海外シロウトの私もそれぐらいは分かってます。 よく洗面台にあるような上下プッシュの栓みたいなの(←これ分かるよね?)探したんだけど、どこにも見つからない。 困った。 困った、困った。。。 まず、フロントに電話して「お風呂の使い方を教えてください」と頑張って訴える。 私の発音が悪すぎて聞き取ってもらえない。 困った。 「お風呂のお湯が流れないので、やり方を教えてください」と再度訴える。 また聞き取ってもらえない。 困った。 これを繰り返すが「私のしゃべってる発音じゃ無理なんだ」と認識し、「今からフロントに行くので待っていてください」と言って(これは通じた)下まで降りて行って、文章を書いて説明した…とほほ…(情けな)。 英文書いたのに、ファイルを取り出して「あなたの部屋は壊れてません」とか言われるし、「なんなら明日修理するから」とか言いだすし(泣)。 「そうじゃないのぉ〜!流れないっていうのは、壊れてるんじゃないわけーー。壊れてないのよ!私はやり方が分からないのっっ」っていうのを分かってもらうまで大変でした。 これはけっこう困りましたね。。。 疲労も最大だった時に、何言っても分かってくれないんだから。 それで、結局ですねぇ… ● ↑これがお風呂の栓だとすると、 この栓の真ん中にちょうつがいがあって、どちらか半分側をグッと下に押し込むんですわ。 そうすると、栓がタテになってお湯が流れていくという仕組みでした…。 知るかーーーーーーーそんなことーーーーー。
#am1:00 就寝。 荷解き、お風呂など終えてやっとホッとしたものの、↑お風呂の栓事件で、ドドドっと疲労が増して1日目が終了しました。 きっと、知らず知らずに緊張していたんでしょうね、、、時差ボケというボケはあまり実感なかったです。 とりあえず、めちゃめちゃ救いだったのが、このホテル、ナゼか日本の衛星放送が映ったこと!!! これは、独り身の私にとって、今後の滞在の中でとても大きな存在でしたね。 「テレビJAPAN」(JAPANテレビ?)とかいう衛星チャンネルで、NHKを中心に民法ドラマなども放送してました。 NYの深夜時間に「おはよう日本」(?)NHKのニュースが放送されていて、これを見て就寝。 紀宮さまも姉歯も(笑)リアルタイムで見てました。
⇒⇒⇒2日目へ続く。
実は、あまりの激寒の為、携帯を取り出して写真を撮る機会が少なかったんですけど…こちらの旅行記と共に、【パート2】には少々の写真もボチボチupしていく予定です。
2005年11月13日(日) |
『イン・ハー・シューズ』+ワタクシゴト |
弁護士のローズ(トニ・コレット)は、義理の母親に家を追い出された妹マギー(キャメロン・ディアス)を仕方なく自宅に居候させる。 当のマギーは、仕事も決まらず勝手し放題。 挙げ句、ローズの恋人とベッドインした所を目撃され、家を追い出されてしまう。 行き場を失ったマギーは、亡くなったと聞かされていた祖母エマ(シャーリー・マクレーン)を頼りに、フロリダへ向かう。 孫娘の突然の訪問に喜ぶのもつかの間、マギーの奔放さに辟易したエマは、彼女を老人たちの施設で働かせることに。 そこでマギーは、新たな自分を発見していく。。。
“対称的な姉妹の成長物語”ということで、まぁ、ありがちな展開といえば展開ですが、主人公2人が魅力的で、そこそこの満足度でした。 この間、『英語でしゃべらナイト』に、トニとキャメロンの2人が出ていて、それを見て、なんとなく見に行った私なので、過度な期待が無かったことが良かったかも。
私自身、2人姉妹の長女なので、本当はローズに肩入れして見たいところだったけど、我が家はこの映画と逆で、妹がデキが良くて、姉の私がヘボ…。 だから、上手い具合にローズとマギーを均等に見れたかな。
どの家の姉妹(兄弟)もそうだと思うけど、「同じお腹から生まれてきたの?」ってくらい、対称的なのが姉妹で、もちろん我が家もその通り。 映画の2人もその通り。 でも、同じお腹から生まれてきた姉妹だから出来る事がいっぱいある。 劇中では、「あ〜、姉妹ってこうなんだよね」「だから、家族なんだよね」という部分が、とても上手に描かれていると思います。
ただ、ちょっと物足りなかったのが、おばあちゃんと娘の確執。 物語は、中盤以降、姉妹にプラスして、おばあちゃんも絡んでくるんだけど、おばあちゃんvs娘(すなわちローズ&マギーのママ)との確執の部分が、上辺だけで語られていて、深く突っ込まれてなかったところが残念だったなぁ。 きっと上映時間の制約もあったと思うけど、ちょっとこの辺が中途半端でした。 あと、ラストシーンがすっごい適当な感じに思えたのは、私だけかな??? 直前に感動のシーンがあったのに、あのラストは、ちょっと手抜きじゃないの? 映画において、ラストシーンは重要よ!
主演2人は、「良い役を演じたなぁ」と思います。 上手だった。 あと、おばあちゃんの周辺に居る老人たちがみんなイイ味を出していました。
私のように、女の人が1人で見るのにオススメの作品だと思います。
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この間、ちょこっとだけ書きましたが、、、実は…私、失業しました。 会社がなくなっちゃったんです…。
この間も書いたけど、私の力ではどうしようもなく、どうにもできない状況なので、今はもうどうにもならなく生きてます。 というか、自分が会社に通っていないという状況が未だに信じられなくて、現実を受け入れられない状態の毎日です。
よく映画のシーンなんかで、主人公がポツンと立ち止まっていて、周辺の風景画ダーッと早送りされる映像ありますよねぇ? あんな感じかなぁ…。
私は、昔、過労で大病になり入院した経験があり、退院後、それまでの仕事のスタンスを一変して(あんなに辛い治療と入院生活は懲り懲りだと痛感して)それ以降は、「仕事が嫌」だとか「会社行くのが嫌」だとか思ったことはほとんどありません。
会社や仕事に愛着があったし、長いこと働いてきて、会社以外での仕事の人間関係も(取引先や顧客)とても良好だったし、自分の姿を傍から見たら、多分、きっと凄くイキイキしていたと思う。
そうゆう状況で毎日出勤していたので、今は余計に錆び付いた自分に思えてきています…。
磐田の職安は、法務局と同じビルにあり(職安が1Fで法務局が2F)、ついこの間まで仕事で法務局に来ていた自分が、まさか失業して同じ場所に来るとはね…。 切ないです。
ホンの少し前まで、スーツ着てヒールの靴をカツカツ鳴らしながら2階への階段を上がっていた自分が、今、スニーカーにジーンズ履いてリュックしょって自転車こいで職安のドアをくぐってるんですから。 自分でいうのもなんなんですけど、この状況って、主観で見ても客観で見ても、辛いですよ。
この前読んだ本に、「何かを選べるってのは、それだけで幸せなんだ。それすらも出来ない人がいる」というセリフがあったけど、今の私は、まさに“それすらも出来ない人”です。
私にとっては、今が「非現実的な」世界なので、旅に出たところで何も変わらないだろうけど、「非現実的×2」という事で、暫く異国に逃避行してきます。 独り旅です…。
今まで自由にお休みを取れなかったので、GWでもお盆でもお正月でもない、こんな時期に長旅なんて初めて。 独り旅で不安もいっぱいだけど、思い切って飛び立ちます!
只今、感想予告の映画も無いので、映画レポは暫く更新が滞ります。
帰国後、旅の画像は【パート2】にてupする予定です。
♪BGM♪〜『CHICAGO サウンドトラック』 昨日の映画は << 『ALWAYS 三丁目の夕日』
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
2005年11月06日(日) |
『ALWAYS 三丁目の夕日』 |
昭和33年の東京。 短気だが情の厚い則文が営む鈴木オート(堤真一&薬師丸ひろ子)に、集団就職で六子(掘北真希)がやってきた。 小さな町工場にがっかりした六子を、一家のやんちゃ坊主・一平は、「もうすぐテレビがくる」と慰める。 鈴木オートの向かいで駄菓子屋をする茶川(吉岡秀隆)は、芥川賞の選考に残った経験がありながら、今は少年誌に冒険小説を投稿する日々。 ある日茶川は、淡い思いを抱く飲み屋のおかみ、ヒロミ(小雪)に頼まれ、身寄りのない少年、淳之介を預かることに。。。
吉岡くんと小雪が好きな私は、単純に、吉岡くんと小雪見たくて、ほとんど前知識なしで見に行きました。 「時代設定が戦後で、冴えないニイチャンの吉岡くんが、キレイな小雪に淡い恋心を寄せる」ドタバタ恋愛映画なかと思ってたら、全然違ってビックリ!
いや〜、ほんっっとに心温まる良い映画でした。 最高!!!
お目当てだった吉岡くんと小雪のエピソードは、実際はドタバタ恋愛ではなかったけど、予想以上にジーンとくる結末でしたね。 特にカウンター越しの“指輪”のシーンはたまらなかった〜。 ボロ泣き〜。 あれは、名シーンだわ。 あの後、2人はどうなるのかなぁ…? ハッピーエンドが嫌いな私としては、小雪演じるヒロミの行く末がどうなるか、ハテナのまま終わったところも凄く良かったです。
この2人(+淳之介少年)のエピソードも凄く凄く良かったんだけど、1番印象に残ったのは、鈴木オートに集団就職でやってくる六子ちゃんかな。 私、この掘北真希ちゃんという女の子を初めて見ましたが、名演、熱演、好演で素晴らしかったよ! この娘、いいよ、オススメ(?)(笑)
吉岡くんが期待通りの演技をするのは、もはや当たり前の感覚になってきちゃうけど(期待通りの芝居も当然素晴らしかったんだけど)、全く初めて見た(しかも、まだ17,8歳?ぐらい?の女の子の)演技に、ここまで感動するなんて自分でも驚きました。
物語は、吉岡くん演じる茶川が経営(?)する駄菓子屋さんと、鈴木オートがお向かい同士で、この二軒にプラス小雪や町の人たちが絡み、進んでいきます。
上記、吉岡くんと小雪の指輪のシーンを始め、目に焼きつくようなシーンが多い。 俳優(子役)の表情なんかもそうだし、1つ1つ時代が進んでいくところをとらえているシーンなんかが「上手いな」と思いました。 鈴木オートが新しく冷蔵庫を買って、それまで使っていた氷冷蔵庫(?)が粗大ゴミに出され、氷を配達していた氷屋さんが、その捨てられた氷冷蔵庫を横目で見るシーンは特に印象的。
しかししかし、小雪は、本当にキレイですねぇ〜。 年代モノのワンピースも、小雪が着ると、あらまぁステキな装いですよ。 古風も似合う、お化粧品のポスターも似合う、プラズマテレビのCMも似合う、美人って罪だなぁ〜。
堤真一氏は、前作の『フライ・ダディ・フライ』でもオッサン役で、今回もオッサン役で、私の中で一気にイメージが変わりました。。。
でも、やっぱりロクちゃんの三つ編みと赤いほっぺが1番最高だよ!
ミュージカル『CATS』の中の、ジェリーロラムが歌うナンバーの中に、♪微笑みながら〜目を細めて〜昔は良かったとつぶやく〜♪というフレーズがありますが、「昔は良かった」と一言で言えばそれまでだけど、昭和33年があるから今の平成17年があるわけで、そう思うと、今を大切に生きる事が一番大事なことなんじゃないかなぁと感じます。
映画の中では、物語の進行と同時に、東京タワーが少しずつ建ってきて大きくなっていく様子が映ってるけど、最近のニュースで、ドンキホーテの屋上にハーフパイプを建築して、それによって「今まで毎日見えていた東京タワーが隠れてしまう」という住民のインタビューを見ました。 47年前は、ビルの屋上にジェットコースターお化けのような物体が建つなんて、誰も予想しなかったでしょうね…。 今日、スクリーンの中の東京タワーを見て、東京に住んでいない私ですが、「なんだか現代は凄い」と感じました。
普段、邦画に見向きもしないような人が、こうゆう映画を見たら、無条件に感動すると思うんだけどなぁ〜〜〜、リネさん(笑)。
“人情”ってステキです。
今日は1人で見に行ったけど、時間があったら、誰かともう1回見に行きたい作品です。
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■感想予告■(映画見済・感想暫待)
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