2005年10月31日(月) |
『まだまだあぶない刑事』+10月の読書まとめ |
サングラスだけを残して横浜の海に消えたタカ(舘ひろし)と、ユージ(柴田恭兵)は、韓国の釜山で核爆弾の闇取引現場に潜入していた。 華麗な連携で取引を阻止し、7年振りに横浜へ戻ってきた2人を出迎えたのは、何者かによるライフルの狙撃と現場に駆けつけた若手刑事コンビだった。 手錠をかけられ連行された先は、懐かしの港署。 2人の帰還に驚くおなじみのメンバーだったが、タカとユージも驚いた。 あのトオル(仲村トオル)が捜査課の課長になっていたのだ。 7年前に逮捕した凶悪犯・尾藤が脱獄したことを知った2人はさっそく出動するが。。。
何を隠そう、私は恭兵さんのファン。 かっこよかった〜♪ それだけで満足の映画でした(笑)。
ストーリーの核のなる部分が(まさに「核」の話だったんだけど)、けっこう大事(おおごと)大袈裟な感じで、その辺が多少(?多大に?)突っ込みどころはあったんだけど、全体的には満足できる合格点の範囲だったと思います。
お馴染みの懐かしのメンバーの顔が見れただけでも嬉しいよ! “パパさん”と“ナカさん”の出番がもっと多かったら尚良かったのになぁ…。 でも、忘れかけていた人(鑑識の人&ひとみちゃん)死ぬほど久々に見たので、「おぉ!」でした。
「事件」の部分を、もう少し身近なネタにしてくれれば、より入り込んで見れるかなぁと思ったけど、まぁ、少なくとも一連の『踊る〜』シリーズよりは十分に面白みがあると思います。 ここ近年の『踊る〜』シリーズの映画は、“上層部vs現場”のネタを捏ね繰り回したあげくに、実際はただザワザワさせて終わっているだけという感じになりつつあるけど、『あぶデカ』はもう全部ストレートだもん。 お約束はお約束のまんま。 タカとユージはもちろん、カオルもトオルも署長も周りも、みーんなまんま。 加齢はしょうがないけど(笑)他はまんま。 これはこれで、すっごく大切な事じゃないかなぁと感じました。
また何年が後に次回作はあるのかしら? 舘さんと恭兵さんには、いつまでもかっこいいサングラスの刑事でいてほしいな。
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私にとって『あぶない刑事』は、ちょっぴり甘い(?)思い出が…。 むか〜し、好きだった人が『あぶデカ』ファンで、その人と話を合わせたいが為に、私もテレビを見始めた経緯があります。 当時、私はまだ10代で、好きな人は8歳年上で、『あぶデカ』で恭兵さんが乗っている「レパード」という車に乗っていた。 横浜が好きな人で、よく横浜の話をしてくれました。 ちょうど、その人のお誕生日が11月で、今日は、なんとなくセンチメンタルな気分に浸りながら見てました。 今ごろ、彼もきっとどこかで、この映画を見ているのかなぁ〜? ↑なんか歌の歌詞みたい(笑)?ははは…。
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10月の読書まとめ。
・『震度0』(横山秀夫 著)★★★☆☆
・『ワーキングガール・ウォーズ』(柴田よしき 著)★★★★☆
・『シーセッド・ヒーセッド』(柴田よしき 著)★★★☆☆
・『残響』(柴田よしき 著)★★☆☆☆
・『八月の砲声(ノモンハンと辻政信』(津本陽 著)★★★☆☆
・『昭和80年戦後の読み方』★★☆☆☆
・『あの戦争は何だったのか』(保阪正康 著)★★★★★ 〜大人のための歴史教科書〜
・『夜空の向こう』(香納諒一 著)★★★★☆ 図書館の棚で、なんとなーく手にとって借りてみた本だったけど、なかなか面白かった。 長編でじっくり読むのが好きな人にはオススメ!!!
・『さよならバースディ』(荻原浩 著)★★★☆☆
・『阿片王(満州の霧と夜)』(佐野真一)★★★☆☆
♪BGM♪〜『五線譜のラブレター サウンドトラック』 昨日の映画は << 『私の頭の中の消しゴム』
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
2005年10月23日(日) |
『私の頭の中の消しゴム』 |
建設会社の社長令嬢のスジン(ソン・イェジン)は、天真爛漫なお嬢様。 大工で、建築家を志すチョルス(チョン・ウソン)と、コンビニで運命的な出会いをし、2人は恋人同士になる。 2人は結婚し、幸せな生活を送るものの、ある時から、スジンは物忘れが激しくなってきた。 やがて、自分の家への道順すら忘れてしまうようになってしまい、病院で、若年性アルツハイマー症だと診断される。。。
全てを描くには、とくかく時間が足りない。 127分では、どうにようもならないストーリーだと思いました。
前半の恋愛部分〜結婚初期はけっこう良いと思います。 特に、結婚する前までの2人を見ていて、私は、「あ〜、こうゆうふうに恋人同士になっていくっていいなぁ〜いいなぁ〜」と感じたし、主演の2人もステキに映ってました。 本当にお似合いのカップルの雰囲気で、見ていて楽しかった。
単なるラブストーリーや結婚話ならそれでも良いけど、この映画の主題は、あくまでも「若年性アルツハイマー」なんだから、いくらなんでも、後半の展開が急激過ぎちゃって、「おいおい、まだ早いでしょ…」と思ってる間に終わっちゃった感じです。 ちょっと物忘れが進行してから、いきなりオシッコ漏らしちゃったりとか、、、いわんとすることは十分理解できるけど、やみくもに急ぎすぎー。
前半の恋愛〜結婚部分がお粗末だと、後半の痴呆後の2人の感情が活きてこないのは分かるけど、肝心な病気の部分をもっとジリジリと描いてくれないと説得力に欠ける。 ⇒冒頭に書いたように、全てを描くには127分では無理…。 甘いラブストーリーも、残酷な病気も両方は追えないですね。
荻原浩著の『明日の記憶』を読んだ事がある人なら、この映画は、あまりにも超特急すぎて、全然物足りない。 一瞬で終わっていくと思われます。
『明日の記憶』は、50歳のサラリーマンのアルツハイマーを描いた本ですが、これはもうジリジリと凄いよ…読んでるこっちがボケてくる感覚…マジで。 30歳の私でさえ、頭がおかしくなるくらい、“ボケ”の症状がリアルだったので、35歳の相方に読ませたら本当にボケちゃう気がして、オススメするのをやめました(笑)。 うちの親(父:55歳、母57歳)なんて、これ読んだらもう完全にアウトかもしれない…(笑)。
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例によって、TOHOシネマズで上映してくれないので、今日もお隣の豊橋まで行って来ました。 この映画、どうしてTOHOで上映がないのか不思議…。 浜松だけ上映がないのかな…他所の地方のTOHOは上映してるのかなぁ? 毎度毎度しつこくて悪いけど、ほんっっとにTOHOシネマズの上映作品の偏りって、どうかしてるっっ(怒)。
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ちょこちょこと豊橋のシネコンに出掛けているものの、いつも映画が終わるとピューっと浜松に戻って来ちゃってたけど、今日は初めて現地でランチをしてみた(【パート2】参照)。 このお店の他にも、いくつか気になっているお店があるので、これから寄ってみようと思う。 ランチは値段もお手ごろだから、初めて入るお店は、ランチスタートが良いよね。
♪BGM♪〜『Ray サウンドトラック』 昨日の映画は << 『ベルベット・レイン』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『まだまだあぶない刑事』
2005年10月16日(日) |
『ベルベット・レイン』 |
香港黒社会の大ボスのホン(アンディ・ラウ)の暗殺計画が噂され、配下の3人のボスはお互いの腹をさぐり合っていた。 ホンの弟分のレフティ(ジャッキー・チュン)が跡を継げば、多くの血が流されることは明らかだった。 一方、レストランで働くイック(ショーン・ユー)は、相棒のターボ(エディソン・チャン)に誘われ、くじ引きで暗殺者を決める会場のディスコへと向かう。 殺す相手の写真を見せられ、ナイフを渡されたイックは夜の町へと飛び出していく。。。
何をどう書いてもネタバレになりそうな内容なんで、触れどころが難しいんだけど、、、上手く交差した作品でした。
これは、一夜を描いた作品なんだけど、私は、こうゆう短時間のストーリーって、けっこう好きです。 すっごく長い時間を見ている感覚になる。 でも、見終わって、「あ、これ1日の話だったんだ」と改めて気づく。 この、不意打ち感覚っぽいところが好きなんです。
今、パッと思い出すと『トレーニング・デイ』は、濃密で深くて、映画館出た後に、「あ〜、これはたった1日の出来事だったのか」と、しみじみ感じたのをよく憶えてます。 今流行りどころでいうと、海外ドラマの『24』なんかも、この状況を上手くとって描いているわけですよね。 『トレーニング・デイ』に比べると、今作は、濃密さはチョット劣るかもしれないけど、2つの軸が廻っているので、上手に変換しながら見れて面白い。
私は、物語が2/3ぐらい進んだところで、「これって、もしかして…」と、トリックになんとなーく気づいて、喧嘩のシーンで確信になったけど、このシーンまで、よく引っ張って(交錯しないように)描かれていたと思います。
後半のアンディ・ラウ×ジャッキー・チュンのレストランのシーンが最高に良かった! もっすごい緊張感で、いつ、お互いがパッと銃を出して発砲するかと思うくらい心臓バクバクで怖かったけど、良いシーンだったなぁ。
『インファナル・アフェア』と比べると、幾分、小ぶりな感じがするけど、香港映画好きな人にとっては、満足できる作品だと思います。 ポスターの写真構成も凄く好き!
しっかし、あれですね…アンディ・ラウはかっこよすぎ♪ もぉぉ、悩殺されました。 トニー・レオン好きな私は、アンディ・ラウに対して、今までそんなにキャーキャーいうほどではなかったけど、この映画はステキでした〜。 『インファナル・アフェア』の時と髪型が変わっていて(短髪ではなくなっていて)それが、ホンという役柄のイメージにあっていてバッチリでした。
映画館出た後、ポスターの前にへばりついて離れない私を、相方が痺れきらしてました(苦笑)。
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ここ数ヶ月、TOHOシネマズより頻繁に行っている豊橋のamcホリディスクエア。 ここ、「ユナイテッドシネマズ」と名前が変わるらしい。
どの映画館でも、通常レイトは低料金で見れるけど、amcは、朝一番の回が¥1,000という、とってもお得なシステムなのだ。 シネコンがイトーヨーカドーと併設されている為、駐車料金も無料。 浜松から豊橋は片道45kmぐらい(かな?)あるので、まぁ、その分、ガソリンを使うっていえば使うんだけど、浜名湖を横断していくから道中の景色も最高だし(時間は片道45〜50分で着く)、私は助手席に座っているだけだし(笑)、映画館はいつも比較的空いているし、なにより、座席と座席の間が、段差があって凄く見やすいのがお気に入りで、いつも頑張って早起きして、朝1番の回(といっても10:00台です)を見ています。
いっつも書いてるけど、とにかくTOHOシネマズの上映作品の偏りが著しくて、見たい映画が全然ないから、ここのところ、よく豊橋に行ってるんだけど、ユナイテッドシネマズに完全移行したら、もしかしたら¥1,000サービスはなくなっちゃうのかな…。 ウソみたいに空いているのに、ラインナップは素晴らしいシネコンで、私のように他地方から行く人間にとっては、一種の穴場的存在だったので、移行してもTOHOみたいな、最悪な上映作品群になって欲しくないな…(念)。
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ワタクシ、諸事情により、生活状況環境がガラリと一変してしまいました…。 私にとっては、自分の力ではどうしようもない、いわば不可抗力みたいなモノだったので、本当どうしようもなくて、どうしようもできない状況で、どうにもならない状態。
鬱憤晴らしに(?)勝手に秋休暇でもとって、1週間ぐらいどっか飛んで行こうかな。
今年は、お正月:パース、GW:香港、夏休み:ホーチミン、と、既に3回も海外に出掛けてしまったので(昨年の5月に生まれて初めてパスポート持って海外に行った人とは思えない渡航状況)秋休暇なんぞ、経済的に相当無謀なんだけどね。 でも、今は「えいやっ!」という気持ちが必要かも…。
♪BGM♪〜『BEST CLASSICS 100』 昨日の映画は << 『地方の映画館の現状』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『私の頭の中の消しゴム』
2005年10月08日(土) |
地方の映画館の現状(その2)+『ER』 |
約2ヶ月前、浜松の映画館の現状と映画館閉鎖の事を書きましたが、この映画館が予定通り、9月末で閉館してしまいました。
10月1日に映画館の前を通ったら、もう看板も全部外されていて(のっぺりした外壁だけ)眺めながら「あ〜、本当に終わっちゃったんだな」と、しみじみ感じた。
2ヶ月前も書いたけど、ここの中央劇場は、TOHOシネマズでやらない作品も上映してくれていたので、私としては本当に淋しい限り。
まだ、シネコンが出来る前は、人気作品が上映されると、表の歩道までズラーっと大行列が出来ていて凄かったんだけどな。 また浜松の街から、1つの時代が終わったという感じです。
TOHOは、ラインナップが偏りすぎていて、見たい映画が全然ないから(まさに今も)、分母が多い(選択肢が多い)都会が羨ましい。 田舎は、「選べる幸せ」が無いのよ…。
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今日から、地上波で『ER』の9シーズンがスタートしましたー。
日付変わってから見させられるのも、既に慣れっこになっちゃってる事が怖いけど、23:00台に放送してた事に懐かしさすら感じる今日この頃。。。 はぁ…このまま次から次へと、怒涛の韓国ドラマの投入は続くんだろうな…。
本音は、「23:00台を返せー」なんだけど、そこまで贅沢は言いません。 韓国役者や韓国ドラマに罪はありません。 が、なんか目の仇のように、奥の奥に押し込んで放送するこの仕打ちに、本当あったまくる。 それもこれも、過去の“ルーシー事件の2話すっ飛ばし放送事件”ならびに、『冬のソナタ』が始まるからと言って、1年間待たされたあげくに、結局、再開してもド深夜放送(半年間待った意味なし)、、、地上波組は、この恨みを忘れられないからね。
私は、事前に本で読んで、9シーズンの初回で“ロマノがヘリコプター事故で腕を切断しちゃう”というのは、知ってたけど、あんなにも突然に、あんなにも普通の流れの中で勃発するとは思わなかったっ!!! ビックリとかいう簡単な言葉で片付けられないほどビックリ。
夜中のam1:00過ぎに、ヘリのテールローターに腕を吹っ飛ばされた映像を見させられて、こっちも眠気が吹っ飛んだわ…。 (しかも、その後、吹っ飛んだ腕をくっつけた)。
天然痘騒ぎの時、ロマノはほとんど関わってなかったのに、突然登場してきて、すぐに屋上のヘリポートのシーンが出てきて、「ぎゃぁぁぁー、ヘリが来た…。あぁぁー、ヘリ来ちゃったよ…。あ〜、ロマノ、ヘリに乗っちゃダメー」って思った瞬間にドッキューン…。 目をつぶる時間もないくらい、ウソみたいに突然の出来事だった。
これからロマノはどうなるんだろう…。 10シーズンでは生存してるのかなぁ? 『ER』は、いつもけっこうネタバレで先の話を知っちゃうんだけど、ロマノに関しては知らないでいたいな。
昨日、飛行機やヘリがたくさんある所に出かけたんですが(【パート2】参照)、ヘリのプロペラ見るだけで、前夜の恐怖がよみがえってきて、自分の左腕がむずむずしてしまいました…。 あのシーンって、相当トラウマ映像だよな。
カーター、アビーとイチャイチャしてばっかりいないで、しっかりしろー!
♪BGM♪〜『BEST CLASSICS 100』 disc「6」が超お気に入り!
昨日の映画は << 『Dear フランキー』
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
2005年10月01日(土) |
『Dear フランキー』 |
DV夫から逃れる為に、リジー(エミリー・モーティマー)は、耳に障害のある息子のフランキー(ジャック・マケルホーン)と、母(メアリー・リガンズ)を連れて、スコットランド中を転々としている。 フランキーが難聴になったのも夫のせいだったが、9歳の息子に真実を告げるのは忍びなく、パパは船乗りで世界中を旅しているのだと教え、月に二度父親の振りをして手紙を出すと、フランキーも熱心に返事を書くのだった。 ある日、父が乗っているとフランキーが信じる船が、彼らの町に寄港することになる。 そして、リジーは一日だけ父親役を演じてくれる男を探す。。。
久々に良い涙を流した映画でした。
スコットランドの寒そうな景色をはじめ、ストーリー全般に派手さは全くないです。 むしろ地味な作品。 でも、大きなモノがいっぱい詰まったステキな作品でした!
あぁぁ、、、「良かった」とか「素晴らしい」しか感想が言えない自分が全くもって情けない…。
ストーリーは90%ぐらいが、いわゆる“お約束な展開”で進んでいきます。 息子にウソをつきつつ葛藤しながらも本当の事が言えずに、代役の父親を探すリジー。 フランキーに情が移り、離れたくなくなる代役パパ(ジェラルド・バトラー)。 それに絡む、フランキー。 「こうなるの分かってるじゃん」という展開なんだけど、残りの10%が、意外に意外で、結果的に“お約束な展開”で終わらなかった! ズバリ言っちゃうと、代役パパが新しいパパになるという結末ではない! 彼の正体を含めて、このラストが非常に私好み! 「この後、どうなるんだろうなぁ?」という余韻が(どっちともとれる余韻になっているところが)たまらなく好き。
あと、ラブシーンが異常に苦手な私ですが、リジーとストレンジャーのキスシーンは、名シーンだと思います。
リジーを演じたエミリー・モーティマーは、なんといっても表情が素晴らしかったよ〜。 困惑の表情をする場面が多かっただけに、ジェラルド・バドラーとのダンスのシーンの嬉しそうな顔がたまらなく印象的だったなぁ。 (困惑の表情が、『ER』のアビーにチョット似てました) あと、何気に、脚が超長くて、ジーンズスタイルがかっこ良かったです。
ファントムで一躍有名になったジェラルド・バトラーも、凄く自然体で好演だったな〜。 バトラー氏って、私の中で、なんとなくクライブ・オーウェンとかぶるんだけど(そう思わない???)この作品を見て、彼(バトラー氏)の方が、全体的にスマートで良いなぁと感じました。
そして、フランキーを演じたジャック君は、手紙のセリフを担当してるものの、難聴の役という事で、劇中では一言しかセリフを発しません。 しかし、今、思い返してみて、彼がセリフを言っていないように全然感じられないくらい、見事な演技だった。 『リトルダンサー』のジェイミー君ほどのインパクトは無かったけど、大きくなっちゃう前に違う作品で是非見てみたいなぁと思いました。
自主上映会にて、1〜2日の2日間(たったの2日間)限定上映。 今日は、土曜の夜&映画の日¥1,000という事もあってか、7,80人はいたかな…この間見た『運命じゃない人』の時よりも大入りで、大盛況でした。
私を含め、会場ほとんどが、タツノオトシゴの人形のシーンで一気に涙爆発! その後は、ラストまで泣きっぱなしだった。 1年後ぐらいに、もう1度見たいと思う作品です。
『Dear フランキー』、、、タイトルもなかなか良いね。
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この前、いつも御世話になっているkaiさんから、「『クライマーズハイ』がNHKでドラマ化される」という話を聞いて、「横山さんもドラマから映画から、あれよあれよという間に、本当に売れっ子作家になっちゃったね〜」なんて言ったら、今度は『出口のない海』が映画化だって!!!
横山氏の本は全部読んでいるけど、私が1番好きなのが『出口のない海』(ちなみに2番目が『クライマーズハイ』)です。 例によって、原作読んだら映像見ない派の為、映画は見るつもりはないんだけど、最近続いている福井3部作の後追いみたいな映画になって欲しくないな…。 しかも、主役が海老蔵だって…(もっと野球少年ぽい人を選べなかったのかよ…)。
でもね、この本は、マジで超ド級にオススメよ! 本当に! 普段の横山氏の作品からするとカナリ異色なので、読む前は、「横山さんがこのジャンルを?」という感じだったんだけど、ティッシュ1箱使うくらいの、涙ナミダの作品でした。
特攻隊というと、どちらかというと、飛行機の特攻隊の方がイメージが強かったから、魚雷の特攻隊の物語というのが想像以上に強い緊張感だった。 読みながら、もう自分が戦争に行くような気分になっちゃって、凄い臨場感のある恐怖で、何度も本を閉じつつ、また開いて、溜息をついて、また閉じて、開いて、溜息をついて←繰り返しでした。
ゲンダイの日本男児に特に読んでもらいたいなぁと思う1冊です(もちろん、女の人にもオススメだけど)。
♪BGM♪〜『BEST CLASSICS 100』
昨日の映画は << 『運命じゃない人』
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
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