2005年09月24日(土) |
『運命じゃない人』(+“ブックバトン”答えます!) |
婚約破棄で自暴自棄になった桑田真紀(霧島れいか)は、寂しくレストランで食事をしていた。 頼まれたことは絶対に断れない“いい人”のサラリーマン、宮田武(中村靖日)は、突然姿を消した前の恋人、あゆみ(板谷由夏)のことですら心配するほどのお人好し。 そんな宮田の親友で私立探偵の神田(山中聡)は、宮田のことが歯がゆくて仕方がない。 宮田のためナンパした女の子はなんとレストランで居合わせた真紀。 住むところのない真紀は宮田の好意で彼の家に招かれるが、そこに、恋人のヤクザの組長(山下規介)と一悶着あったあゆみが帰ってくる。。。
まいったー! やられたーー!! くーーー!!! 凄いっ!!!!
こんなに面白い作品を生み出せる人間の脳みそって(というか、内田監督の脳みそって)素晴らしい!
前知識ゼロで見たので、ストーリー展開の意外性、その捻られた組み立て方を、ほんっっとに心から楽しめました。
雰囲気的には、この前見た『サマータムマシン・ブルース』と少し似ています。 でも、これを見たら、『サマー〜』が、まだまだ青い中学生のように思えてきて、この作品が、すっごく大人で、すっごく粋に感じられた。 そう! 粋なんですっ! 「面白い」「楽しい」「凄い」「ワンダフル」…全部ミックスして粋!
こんなにステキな作品に、こんなに幼稚な感想しか書けない私は、とっても野暮なんだけど(あんまり詳しく書くと、面白みが激減しちゃうんだもん…と、言い訳…)騙されたと思って、是非、御覧になってみてください。 本当、騙されるから(笑)。 ってゆうか、今まで普通に見てきた大規模映画、大予算映画、大監督映画、大俳優映画に、いかに騙されているか、気づかされますよ…マジで。 見たことも聞いたこともない監督と役者で、こんなに凄い映画が見れちゃうんだから。
内田けんじ監督バンザイ!!!
神田役の山中さん、タイプでした♪ (髭フェチの私にとって、彼のお髭顔はなかなかステキでしたわ)
自主上映会にて、今日から3日間の限定上映。 いつも御世話になっているケイケイさんから大プッシュを受けて、初日に張り切って行ってきました〜。 土曜の夜という事もあってか、60人ぐらい居たかなぁ? なかなかの大入りでした。
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『ブックバトン』
いつも御世話になっているちいさんから、『ブックバトン』の御指名を受けました。 どうもありがとう☆ 早速、回答してみたいと思います。
■持っている本の冊数 子供の頃から“本は図書館で借りる主義”の私、、、読書量と所蔵が比例していません。 持っている本は、多分、100冊あるかないかだと思う。 ほとんど文庫。 もっぱら借りて読む専門です。 そんな中で、唯一、本を買っていた時代は、小5〜6の頃。 クラスで、集英社のコバルト文庫と、講談社のX文庫が大流行して、お小遣いでせっせと買ったり(親に買ってもらったり)していたなぁ。 クラスの女の子みんなで回して読んだ!懐かしい〜! 花井愛子さん、小室みつ子さん、倉橋耀子さん、特に私のお気に入りでした。 あと、予備校時代に、生まれて初めて電車通学を経験したので、その時もよく文庫を買っていたっけ。 100冊の内訳は、こんな昔(20年前と10年前だ…)買った本がそのままです。
■今読みかけの本 or 読もうと思っている本(既読、未読問わず) 今読みかけ本⇒ ・『あの戦争はなんだったのか〜大人のための歴史教科書〜』(保阪正康) 今借りている本⇒ ・『昭和80年戦後の読み方』(中曽根康弘・西部邁・松井孝典・松本健一) ・『八月の砲声〜ノモンハンと辻政信〜』(津本陽) ・『夜空のむこう』(香納諒一) ・『さよならバースディ』(荻原浩) 今予約中の本⇒ ・『アッコちゃんの時代』(林真理子) ・『その日のまえに』(重松清) ・『阿片王〜満州の夜と霧〜』(佐野真一) ■最後に買った本 自分が読むためではないんだけど、今年3月、親しい知人の子供の大学入学祝いに本を贈りました。 ・『昭和史』(半藤一利) ・『夢顔さんによろしく』(西木正明) お金は、他の大人が贈ればいいから、私は、大学生の男の子に是非読んで欲しい本として。 私が図書館に通うきっかけを作ってくれたのが、実は、この男の子のママなんです。 昔から親しくしている、うちの裏の家のオネエチャンで、当時、私が幼稚園年長さん、オネエチャンがOLさん1,2年目ぐらいの23,4歳かなぁ…お休みの日に図書館に連れて行ってくれて、カードを作ってくれた事を今でも鮮明に憶えています。 現図書館は、10年ほど前に新築移転して、立派な大きな建物になったけど、昔の図書館は、ボロボロでド狭くてド暗くて独特な匂いがして…今はもう建物すら無くなっちゃったけど、思い入れがあるのは昔の図書館だなぁ。 高校生の頃、ボーイフレンドと待ち合わせして一緒に勉強したっけ。
■特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで) 本当はALL三島由紀夫でいきたいところなんですが…それじゃ、面白みがないので…考えました。 ・『風を道しるべに…』(倉橋曜子) ・『ドナウの旅人』(宮本輝) ・『火車』(宮部みゆき) ・『三四郎』(夏目漱石) ・『音楽』(三島由紀夫)
■バトンをまわす人 今日、ちょうど横山秀夫氏の話をしたばかりのkaiさんにタイミングよく(?)お願いしようと思います。 kaiさん、あのメールは、指名予告匂わせメールでした〜。 あと、私とはチョット好みが違うと思われるリネさんにもお願いしようと思いますが、今ネット不調のようなので、街がクリスマスイルミネーションに変わる頃ぐらいに(笑)気長に。
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脱IT生活から脱しましたー。 修理代、¥18,337也。。。 あと2年は、意地でももたせるぞぉ。
という事で、【パート2】も大復活します!
♪BGM♪〜『BEST CLASSICS 100』
昨日の映画は << 『四月の雪』
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
コンサート会場の照明チーフディレクターのインス(ペ・ヨンジュン)の元に、妻の交通事故の知らせが届く。 病院に着くと、そこには見知らぬ女性ソヨン(ソン・イェジン)と、もうひとつの受け入れがたい事実が待っていた。 事故に遭った時、インスの妻とソヨンの夫は同じ車に乗っていたのだった。デジカメ、携帯電話には、二人が知りたくない秘密が残されていた。 突然の出来事に、戸惑いながらも、看病をする二人。 二人にしか分からない苦しみを背負った彼らは、励ましあううちに、いつしかお互いを心の支えにしていることに気付く。。。
「自分が、この4人の立場だったら、どうするだろう?」というか、「相方を、インスの立場に立たせてしまったら、どうするだろう?」というのを、すっごく考えた映画でした。
W不倫のカップルのそれぞれの夫と妻が恋に落ちるという設定は、十分にありえるお話だと思うんだけど、事態が事態なだけに(意識不明の重体)、チョットその辺が、、、う〜ん…私だったら、相手への憎しみで溢れちゃうんじゃないかなぁ…。 衝動的に求め合うのは、まぁ理解できるとしても、この状況下で「好きになっちゃう」とは、また違うと思うんだけどなぁ…。
そんなこんなを考えました。
ホ・ジノ監督の作品は好きなので、演出やカメラワークなどは、けっこう満足できました。 鏡や窓ガラス越しの映像使いが多く、こだわりが見えた。
ただ、ラストは、あの電話のベルで終わって欲しかったよぉぉーーー。 ラストのセリフは余分だよね? ね?ね? 私と同じ意見の人いないかしら、、、? 「この後どうなるの?」と、曖昧なラストを好む私としては、(現状のラストも多少それを含んでいるけど)、もっと「見せない」手法が良かったです。
ストーリー展開は、何の前触れもなく、すぐにお話の中心に突入していきます。 事件(事故)と、寒そうな映像とが合わさって、けっこう緊張感を保てていて良いと思う。 全体的にセリフも少ないから、主人公2人の溜息の奥に潜む心情も伝わってきます。
主人公2人は、好演だったと思う。 ラブシーンの映し方が、ゆっくり過ぎて、エロくて困ったけど(ちなみにヨン様は半裸ありでした)、他はなかなか良かったんじゃないかな。
でも、私としては、全体的には、前作の『春の日は過ぎゆく』の方が好みでした。
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7月1日に、『バンジージャンプする』を見に行った時、無事に帰還できたのが不思議なほどの、オバ地獄恐怖を体験した私…。
今回は完全武装で、前日にチケ予約して挑みました。
一緒に居た相方は、7月の時は「女子校の同窓会に来ちゃったみたい」と言ってたけど、今日は「婦人会の集まりに来ちゃったみたい」と呟いていました。
右も左も前も後ろもオバオバオバ…(エンドレス)。 だいたい、うちの母(56歳)ぐらいの層が多く繁殖していて、中には、杖をついたオバアチャンまで数人見かけました。
でも、この光景って、別にTOHO浜松だけじゃなくて、全国津々浦々の映画館で起こってるわけだよね? 恐ろしや〜。
これから見に行かれる方は、できたら指定席チケ制度のシネコンで見る事をオススメします。
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ケイケイさん、早速の映画バトン、ありがとうございました!
<< 昨日は『大統領の理髪師+映画バトン』
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
2005年09月15日(木) |
『大統領の理髪師』(+“映画バトン”答えます!) |
1960年代の韓国。 軍事クーデターを経て、新しい政権が誕生する。 大統領官邸のお膝元の町で、細々と理髪店を営むソン・ハンモ(ソン・ガンホ)は、ある日、大統領の理髪師という大役を仰せつかる。 緊張を強いられながらも誠実に務めを果たし、やがて、町でも一目置かれる存在になるが、北朝鮮武装ゲリラ侵入事件が起きて、状況は一変する。 彼らが下痢をしていたため、同じ症状の国民は「マルクス病」とされ、スパイ容疑で次々と逮捕される破目に。 そんな時、長男・ナガン(イ・ジェウン)も下痢を訴える。。。
もう少し、重々しい内容かと思っていたら、前半は意外にコミカル。 大統領官邸がある町に暮らしながらも、日々の生活に追われる普通の庶民の様子が、おもしろおかしく描かれています。
事態が徐々に展開するのは、ハンモが大統領理髪室の「室長」になってから。 しかし、これまた、もう少し政治色が強い内容に突入するかと思っていたら、そんな流れでもなく、後半のマルクス病騒動へと動いていきます。
前半〜中盤がなかなか上出来だっただけに、後半の展開がちょっとイマイチだったかな…。 「フツーの人が大統領の専属理髪師になる」「親子の愛情」など、主題は良いので(役者の演技も抜群なので)、もう少し大きな事件をドカンと一発欲しかったというのが正直な感想かな。
内容的には、↑こんな感じでしたが、とにもかくにも“ソン・ガンホ劇場”映画でした。 今更、彼の演技を褒めるのは無粋ですが、素晴らしいとしか言いようがない! 前作の『殺人の追憶』は、ストーリーがストーリーだけに、私としては、もう、怖くて怖くてダメだったから、今回、やっと落ち着いて彼の演技を見られて良かったです! ガンホ氏なら、どんな役を演じようと見たいと思うけど、個人的にはまた『シュリ』みたいな役が見たいなぁ〜。
妻役のムン・ソリも好演だったけど、息子のナガンを演じたイ・ジェウン君もピカイチ☆ 彼が担当するナレーションも上手でした。 実は、私は子供時代、彼みたいな髪型をしていたので、なんとなく親近感を沸かせながら見ていました。
9月14日〜16日まで、自主映画にて限定上映。 “ソン・ガンホ劇場”を堪能させていただきました!
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『映画バトン』
という事で、いつも御世話になっているkaiさんが弱気に差し出してくれ(笑)、リネさんからも御指名を受けた『映画バトン』をやってみたいと思います。 ご両人さま、ありがとー。
■好きなジャンルは?(Vシネマ等ビデオ含む) ・悲恋モノ ・切ないモノ ・古典モノ ・実話モノ ・歴史戦争モノ ・香港映画 とにかく“結ばれない恋の物語”が、すっごく好きな私…。 あと劇中音楽も非常に重視するかな。 逆に苦手なのが、怖い映画、血ダーダー映画(こうゆうのは、ほとんど見ないけど)。 あんまり好きじゃないのが、ラブコメとかハッピーエンド系です。
■その中で1番面白かったもの(3つほど) 『愛人 ラマン』 『花様年華』 『ウエスト・サイド・ストーリー』 私の中で、不動の3つ!!! kaiさんもリネさんもけっこう考えていたようですが、私は迷うことなく、即回答です!!!
■今後見たい映画 『私の頭の中の消しゴム』
■バトンをまわす人5人 えーっと、、、いつも御世話になっています、映画にとってもお詳しいケイケイさん! もし、これを御覧になったら、よろしくお願いします。
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脱IT生活は引き続いております。 夜は早寝になって健康的(?)かな〜。
<< 昨日は『チャーリーとチョコレート工場+愛・地球博』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『四月の雪』
2005年09月11日(日) |
『チャーリーとチョコレート工場(+愛・地球博2回目レポ』 |
両親と両祖父母と一緒に、傾いた家で細々と健気に暮らすチャーリー少年。 彼の楽しみは、年に一度、誕生日だけに買ってもらえる“ウォンカ”印のチョコレート。 世界中で爆発的な売り上げを記録しているウォンカのチョコレートですが、実は誰も工場に人が出入りしているところを見たことがありません。 ある日のこと、チョコレート工場に5人の子供を招待する!とウォンカ氏が発表。 チャーリーはその幸運な5人の中に。。。
予告を見た印象からすると、「映画を見終わった後に、チョコレートが食べたくなるかな」と思っていましたが、ちょっとそうゆう雰囲気とは異なっていました。
大人になると、多かれ少なかれ、誰しもが「腹の探り合い」をして生きていますよねぇ? 良い悪いは別として、そうしないと生きていけないのも現代社会だと思うし。 意識してやってしまう時もあれば、無意識にやっている時もあるはず。
この映画は、そうゆうのを一切忘れさせてくれる作品でした。 プラス、ディズニーランドやミュージカルの世界を体験するような、キラキラのワクワク感あり。 『ポーラー・エクスプレス』を見た時の感覚に少し似ているかな。
私、「チャーリー」って、ジョニー・デップの役名かと思っていたら、違ったんですね…。 「チャーリー」を演じるのは、フレディ・ハイモア君。 『ネバーランド』の感想に、「ラストの演技がお見事!」と書いたけど、今作も好演! これからいろんな表情を引き出せる役者さんになっていくんじゃないかしら? 個人的には、チャーリーのパパ役のノア・テイラーも良かったです。
あと何と言っても、音楽が最高♪ サントラ聞いて、歌を覚えたいなぁ〜。
世間の皆様に大人気のジョニー・デップですが、すみません、私は特別ファンではないので、そんなに期待もせず見に行ったけど、、、帰宅後、いつもエンピツでお世話になっているリネさんに(リネさんはジョニー・デップのファン)電話で力説してしまったくらい、良い作品でした!
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行って来ました〜!2回目の万博。
無事に生還できたのが不思議なほどの死ぬ暑さでした。 激暑い・激混み、、、ほんっっとに暑くて、すっごい人で、みんないったいどこから来たのか、人人人…暑い暑い暑い…←ずっとこの繰り返し。 あんな人ごみの中に埋もれるのも、今後暫くはないと思います。
私は今まで生きてきた中で、1番汗をかきました。 暑さにわりと平気で、ほとんど汗をかかない事で有名な(?)この私が、滝のように流れる汗と格闘するとは。 猛烈な暑さに、自分の身体が対応できず、一気に熱が噴出したみたい。 一緒にいた相方は、「こんなみぃは見た事がない。人体温暖化だ(笑)」と、驚き笑っていました。
朝5:30に起きて出発したのに、東名を走っていると、三好駐車場は「混雑」マーク! 何とか駐車場には入れたものの、会場までのシャトルバス待ちは、長蛇の列、、、ちなみにまだ8:00前ですよーーー。 会場の東ゲートに着いても、列・列・列、、、実際、チケを入場機械に通したのは、9:45でしたー。
前回は、事前ネット予約を2つゲットして行ったので、人気パビリオンも色々見れたけど、今回ネット予約はアウト。。。 しかも、「6:00にはゲートに並んでないと無理なんじゃないか」ってくらい、スムーズに入場できないので=当日予約なんて全くアウト=入場した頃には、あちこちびっしり大行列なのです。 ↑このへんは、予想どおりだったので、今回は「見れる所を見よう」と。 なので、パビリオンで行った所は、前回気に入った「グローバルハウス&マンモスラボ」のみでした。 ここは、SONY提供するタテ10m×ヨコ50mの大スクリーン映像で、その後にマンモスが見れるんです。
企業パビリオンが激混みだから、「外国館は余裕なんじゃない?」ですって? いやいや、とんでもないっっ! 30分〜1時間待ちは当たり前、ドイツ館なんて150分待ちという恐ろしさ…どんなに凄い人混みか、御想像していただけるでしょう。
その中で、足を運んだのは、ベトナム・ブルネイ・南太平洋共同館・アメリカ・南アフリカ・クロアチア。 アメリカ館もなかなか凝っていたけど、私好みだったのはクロアチア! 入場してから前半は、「これは、旧ユーゴの内戦で過酷な道をたどってきたクロアチア人の心の叫びか?!」みたいな、すごい謎な映像を見させられて、その後「なんか収容所送り?」みたいな道を歩かされ(これ、数十個のモニターで映し出されていて怖いの…)、「うわぁ、とんでもない暗い所に入っちゃったなぁ」と思うんだけど、最後に見る映像は圧巻でした! 凄い斬新な作り!
1人の少年が、凧上げをしていて、その凧が風に舞っちゃうんです。 そして、凧の目線から眼下を映していく映像になっていて、それを私達も2階から下を覗き込むようにして見るの。 だから、凧と一緒に飛んでる感覚。 これ面白かった〜。 ちなみに、ここも40分以上並んで入りました…。
夕方からは、お目当てのニュージーランド「マオリ族」ショーへ。 45分並んで最前センターをゲット! パフォーマンス内容も前回とは曲も衣装も変わり、ハカも新ハカを披露☆ ブラボーーー!!! 最高でした!!! ラストは、日本語で『上を向いて歩こう』を歌ってくれて、我々オーディエンスも一緒に大合唱♪ ほんっっとに素晴らしいステージでした!
万博は、パビリオン以外にも素敵な魅力がある場所です。
残り10日を切りましたが、もしもこれから行かれる方は、多大なる覚悟を決めて突入してくださいませ。。。
日本人には珍しく、温泉の類が大嫌いな私、、、今あちこちにあるスーパー銭湯にも足を運んだ事がありません。 そんな私が、今日の暑さにギブアップして、「スーパー銭湯寄って帰ろう」と訴え、一風呂浴びて、夕飯を食べて帰宅しました。 なが〜い1日、お疲れ様。。。
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諸事情により、今春に続き、再び脱IT生活に突入する羽目になってしまいました…。 PCなし生活は、慣れると全然平気なんだけど、また壊れちゃったのがショックだわ。 (今回はどうやら4月とは違う箇所みたいだけど)
4月の時も、“開店休業宣言”しつつ、なんらかの方法で意外にレポup出来ていたので、多分、今後暫くの間はそうなるかな…。
【パート2】は、画像upが困難な為、しばし休業いたします。 あ〜〜〜、万博のすっごい写真(?)の数々を、是非とも見てもらいたかったのに、今upできないのが本当、残念。 << 『サマータイムマシン・ブルース』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『大統領の理髪師』
2005年09月06日(火) |
『サマータイムマシン・ブルース』 |
夏休みなのに毎日大学に来ては、部室でたむろしているSF研究会と写真部の面々。 ある日、部室のクーラーのリモコンを壊してしまう。 翌日、いつものようにメンバーが部室を訪れると、そこには見慣れない金属製の物体が置かれていた。 「もしかしてタイムマシン?」 「とりあえず昨日に戻って、壊す前のリモコンを持って来よう」と、部員たちは軽いノリでマシンに乗り込む。。。
これ、面白いよー!!! 1度だけ予告を見て、「面白そう」と期待して見に行きましたが、うん、満足でした。 私は、こうゆう笑いは好きだなぁ。 ストーリーも単純でバカバカしいかもしれないけど、私としては、逆に新鮮で斬新に感じました。
話の流れは、すっごくシンプルで、大学生8人の男女が「壊れたリモコンを取り戻す」が中心です。 バカみたいなまでに、これに拘っている。 “タイムマシン”とタイトルになっていますが、実際は、タイムマシンには執着していないのよ。 リモコンには執着してるけど(笑)。
そして、普通、タイムスリップといったら、何百年過去や何百年未来の未知の世界をとらえるのが定番だと思うけど、この映画は、あくまでも「昨日」が基本。 一部、過去と少々の未来が登場するけど、話の中心は「昨日」です。 この、“お手軽さ”(?)が、ミソというか、面白みを引き立てています。 「昨日と今日を行ったり来たり」なんていう単純なバカバカしさを、よくここまで面白くまとめたなぁと感心しちゃった。
冒頭の10〜15分程、ちょっと特殊な映像と効果音があり、「なんじゃ?こりゃ?」って、ちょっぴり「あれ…これ、もしかしてつまんない映画?」と思わせておいて、次の瞬間から一気に盛り返して惹きこまれていきます。 そして、次々に、冒頭の「なんじゃ?こりゃ?」の正体が判明するという手法。 役者達が走るシーンが多かったのも手伝って、全体的にスピーディにまとめられていて楽しめます。
役者陣は、とっても個性的。 SF研究会と同居部室の写真部の女の子役で、『スィング・ガールズ』の上野樹里嬢と『パッチギ!』の真木よう子嬢が出ていますが、2人とも前作とはガラリと雰囲気が変わっています。 どちらかというと、SF研究会の男の子達が主役のストーリーなので、彼女たちが前面に出てこないのがチョット残念だけど。
元は戯曲の作品との事なので、是非、お芝居で見てみたいと思いました。
9月も半ばにさしかかり、秋の虫が鳴き始めて、とっても淋しさがある今日この頃、、、そうゆう時季に、全面的に「真夏!」な、この映画は、ゆく夏を惜しむ意味でも、オススメです。 今日は1人で見たけど、もし、誰か友達が「見たい」と言ったら、私、付き合いでもう1回見てもいいかも。
丸亀市に住んでる人、丸亀市の出身の人、丸亀市に行った事ある人、丸亀市に親戚縁者友人知人がいる人などは、映像的にも楽しめると思います。
しかし、この手の映画をTOHOシネマズが上映したのは少々の驚きでした。
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残りの開催日がわずかとなった愛地球博。 来週、2回目に行ってこようと思っています。 結果的に、けっこう駆け込みになっちゃったなぁ。
この前、新聞に載っていたけど、いつだったか、23万人(1日にね)来場した日があったそうで、「磐田の人口の何倍だ?」状態…。 きっともう、平日も土日も関係なしに混んでいるよね。 (それでも、平日に行ける私はまだマシだと思うけど) この前行ったのが7月で、超ド暑かったけど、来週もさほど変わりなさそうですね…きっと、、、アスファルトの上は暑いから。
♪BGM♪〜『BEST CLASSICS 100』(本日購入) このアルバム売れてますよね〜? ついに買っちゃった。 6枚組み!
<< 『奥様は魔女』
■感想予告■(映画見済・感想暫待)
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