####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2005年07月31日(日) 『皇帝ペンギン』(日本語吹き替え版)

3月、南極に冬がやってくる。
多くの生き物たちが暖かさを求めて北へ移動する中、逆に南へと旅を始めるものたちがいた。
ペンギンの仲間の中でもっとも大きい、皇帝ペンギン。
列を組んで行進を始めるペンギンたちが目指すのは、外敵が近づきにくい氷山に囲まれた土地。
ここでペンギンたちは、お互いのパートナーを見つけるための求愛行動を始める。
そして5月末、産卵を終えたメスたちは、卵を自分のパートナーに託して、100キロ離れた海へ旅立つ。
自分とこれから産まれるヒナのための餌を求めて。。。

“1つの命の尊さ”を、とっても強く感じる映画でした。

今までペンギンに対して別に特別な感情や知識もなく、現れる映像に「ほ〜」「へぇ〜」「はぁ…」といったような子供のリアクションしてました。

簡単に言えば、未知の世界。
見る映像、ほとんど全てが初めて知る事ばかり。
捻りも何もない言い方ですが、何から何までためになりましたよ。
オスが卵を温めるなんてビックリだったもの!
そして、あんなふうにペンギンの体が“カンガルー状態”になるなんて!
いやぁ、動物の力、生命を繋ぐ力は凄いねぇ。

南極での撮影は、とてつもない作業だと思うし、本当に凄いし、本当に良いものを見せてもらったけど、難点も少々(多々?)ありました。

まず1つは、もう少し大自然を伝えて欲しかったかな…。
マイナス40℃を、ただ見ているだけの人のワガママ意見とは分かっているものの、シロウトが行けない所なだけに、余計に、嫌ってほど見せて欲しかった。
「自然の厳しさ」の部分がチョット足りなかったように思います。

南極の第一印象は、「意外に水が多い」。
一緒に見ていた相方もこれを凄く感じたようで、見終わった後、「氷が少なかったよね」と言ってた。
うーん、やっぱり地球の温暖化は確実に進んでるのかなぁ。

2つめは、同じ類の『WATARIDORI』や『ディープ・ブルー』と比べると、少しテンポが悪いのが気になりました。
空を自由に飛びまわる鳥と飛べないペンギンでは、テンポが悪いのは一目瞭然なんだけど(笑)それとは別に、全体的な構成の面で粗末な感じがした。

3つめは、音楽が異常にウザい…。
私は、あの音楽はダメだった。
全く効果的ではなかった…です。
残念。

私が行った映画館では、日本語吹き替え版しか上映がなかったので、日本語ナレーションで見ましたが、これは字幕とどっちがいいんだろうなぁ?

フランス語のイントネーションが不得手な私にとっては、日本語で良かったのかもしれないけど、ナレーション自体は別にあってもなくてもどっちでも良いかなぁって感じでした。
音楽のウザさの方が気になっちゃって…。

そして最後4つめは、ずーっと見ててもオスとメスの区別がつかなかったぞ!
あれだけナレーション入れるなら、一言、オスとメスの特徴(身体的違いがあるのかないのか?目に見えるのか?)教えてくれーーー。

と、文句(?)は、色々ありますが、赤ちゃんペンギンは死ぬほど可愛いし、とにかく命を守る(育てる)過程の凄さは、ものすごーく感じる映画ですので、見て損はないと思います。
特に、小学校高学年〜中学生ぐらいの子に1番見て欲しいと思った。

赤ちゃんペンギン、本当に可愛いよ♪
スクリーンに手を伸ばしてなでなでしたいくらい(笑)可愛い。
人間でもペンギンでも、赤ちゃんのうちは(赤ちゃんの時だけは)可愛いねぇ。

私は、今までもそしてこれからも、こんなにも大量のペンギンを1度に見る事はないでしょう。

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浜松の映画館では上映がなく、久々に豊橋のamcホリディ・スクエアまで行ってきました。
ここのシネコンは、座席の高低さがちゃんとあって、TOHOシネマズより見やすくて好き。
(指定席じゃないのが不満だけど)

豊橋はお隣の愛知県なんだけど、遠州に住むものにとっては、静岡や清水に行くよりずっと行きやすいんです。
磐田から車で1時間ぐらいで着いちゃいます。
浜名湖を越えればあっという間。

南に遠州灘、北に浜名湖を一望できる浜名湖バイパスを通る度に、「あ〜、この景色を他県の人にも見せてあげたい!」って思う。

♪BGM♪〜『Second Kiss』by:Bossanova Cassanova

<< 『フライ、ダディ、フライ』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)



2005年07月27日(水) 『フライ、ダディ、フライ』+7月の読書

円満な家庭で幸せな生活を送っている鈴木一(堤真一)。
そんな鈴木の元に、ある日、娘の遥(星井七瀬)が殴られて入院したとの知らせが。
病院に向かった鈴木に、加害者の高校生・石原と教頭は威圧的な態度を見せる。
鈴木は刃物を隠し持って石原の高校に向かったつもりが、そこは隣の高校だった。
話を聞いたおちこぼれグループ達が、鈴木に1人の在日朝鮮人の高校生スンシン(岡田准一)を紹介する。
スンシンの下、家族の絆を再生しようと、次の日から鈴木は会社を休んで猛特訓を始めた。。。

簡単に言うと、堤氏演じる鈴木さんが、娘の仇を討とうと、とにかく「強くなる」努力をしていくお話。
そこに、岡田君演じるスンシンとの絆が深まるという流れです。

劇中、鈴木さんは、スンシンと仲間から「オッサン」と呼ばれていて、実際、まぎれもなく、超オッサンに見えたのが、私の中ではちょっと意外でした。
堤氏の今までのイメージでは、「一般的に見たらけっこうカッコイイ部類に入る役者さんだなぁ」という感じで、、、そりゃさすがに若者とは思ってなかったけれど、とてもとても「オッサン」などとは思った事もなかったので。
プロフィールを調べたら、1964年生まれとの事。
うーん、やっぱりオッサンなのかなぁ(笑)。

劇中の半分は、緑色のジャージ姿で登場してる堤氏。
オマケに所々、キティちゃんのリュックもしょってたり(笑)。
走ったり、跳んだり、登ったり…etc…着実に強くなっていく姿は、文字通りの熱演でした。

対する岡田君。
いや〜、惚れ惚れするほどステキでした☆
「岡准って、こんなにかっこよかったんだ!」って感じで、堤氏との2ショットシーンでは、ほとんど岡田君ばかり見ていた私…ははは…。
家庭環境が複雑で、ちょっとツッぱった役どころなんだけど、物語が進むにつれ、段々、鈴木さんとの距離が縮んでいって、素直な気持ちを口に出していく姿は好演でした。
彼が登場したシーンの存在感が凄かった。

岡田君ファンにとっては、たまらないんじゃないかしら?
特別ファンでない私でも惹かれましたよ。
女の人は、きっとほぼ100%こうゆう意見だと思うので、男の人の感想が聞きたいなぁ。

あと、とっても良かったのが、、、鈴木さんが利用する最寄駅バス停で、バスを待つサラリーマンが5人登場するんだけど、この5人衆が最高にイイ味出してます。
『Shall we ダンス?』で役所氏と一緒にレッスンを受けていた、田口氏と徳井氏が5人の中心人物。
そして、バスの運転手さんは、「ぬっくん」事、温水氏です。
このバスの集団、面白いよー。

お話の中核に進むまでがカナリ強引ではあるけれど、熱くなってジーンとくる作品でした。
唯一、難点は、ちょっと時間が長すぎたこと。
もう少し凝縮してくれたら言うことなしでした。

『宇宙戦争』も早々に見てしまって、『スターウォーズ』は興味なし、『皇帝ペンギン』は浜松で上映してない、『アルフィー』などミニシアター系はもってのほか、、、ダンスレッスンの前に時間があったので、フラッと見に行った映画でしたが、「一生懸命」という言葉がピッタリの作品で楽しかったです。

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7月の読書まとめ。

・『明日の記憶』(荻原浩 著)★★★★☆
 若年性アルツハイマーのお話。
 読んでいる途中から自分までボケてきてしまう物語でした。

・『さまよう刃』(東野圭吾 著)★★★★☆
 超怖かったけど、夢中になって読めた。

・『となり町戦争』(三崎亜記 著)★☆☆☆☆
 これ、今回の直木賞にノミネートされましたね。
 しかし、私としては一体全体どこが良いのか全く分からないまま終わった。

・『日本軍の毒ガス兵器』(松野誠也 著)★★★☆☆

・『美女に幸あり』(林真理子 著)★★★☆☆

・『泳いで帰れ』(奥田英朗 著)★★★★★
 直木賞受賞後、人気作家となった奥田氏のアテネオリンピックエッセイ。
 オリンピックの熱い感動がよみがえってくるし、面白かった。

・『優しい音楽』(瀬尾まいこ 著)★★☆☆☆

・『駆けこみ交番』(乃南アサ 著)★★★★★
 『ボクの町』の続編。

・『ユージニア』(恩田陸 著)★★☆☆☆
 登場人物リレー式の、こうゆう進行の仕様って最近流行なのかしらね?
 嫌いじゃないけど、内容がけっこう陰気臭くてイマイチでした。

・『ルパンの消息』(横山秀夫 著)★★★★★
 横山氏、幻の処女作、ついに発刊!
 図書館で早々に順番が廻ってきて一気に読んだ。
 長編で読み応えがあり面白かったです。

・『夏の魔法』(本岡類 著)★★★★★
 CDのジャケ買いならぬ、表紙借りした一冊!
 内容も本岡氏も全然知らずに借りたけど、とっても良い一冊でした!
 今、私のイチオシ!
 是非、夏の間にたくさんの人に読んでもらいたいなぁ〜。

・『暗いところで待ち合わせ』(乙一 著)★★★☆☆

・『ナラタージュ』(島本理生 著)★★★★★
 切ない!
 悲恋モノを好む人にはたまらない作品だと思います。

♪BGM♪〜『Second Kiss』by:Bossanova Cassanova

<< 『トニー滝谷』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)



2005年07月23日(土) 『トニー滝谷』

幼い頃から一人でいることが当たり前だと思って生きてきたイラストレーターのトニー滝谷(イッセー尾形)は、、15歳年下のA子(宮沢りえ)と出会い、結婚する。
最愛の女性と過ごす毎日は、これまで味わったことのない幸福をトニーにもたらしたが、ただ1つだけ不満があった。
それは、A子が新しい洋服を次から次へと買いあさることだった。
洋服を着るために生まれてきたような美しいA子は、魅力的だが、新しい洋服への執着は中毒だった。。。

ボーっと見ていたいんだけど、没頭してしまって抜け出したくないような作品でした。

画面がロールしていく感じの横移動の映像も効果的。
写真家の広川泰士氏という方の撮影だそうですが、この撮り方が惹きこまれる一因だったと思う。

横にロールする映像というは、「あー、ここもうちょっと止まって見ていたいのに、、、あー、もう進んじゃうのか」っていう感じで、上手い具合に“腹八分感”を引き出していたと思います。
動く歩道に乗せられて、何か見ているっぽい感覚(?)うーん、ちょっと違うかな…。
何でもそうだけど、この“腹八分感”って凄く大事よね?
そのものの魅力を引き出すには1番そそられる方法(?)だと思う。
でも、なかなか難しいよね。
私なんて普段の食事でさえ困難だもの…。

イッセー尾形氏は、もう、存在そのものが「THE!役者!」。
一挙手一投足全てが素晴らしかったです。
こうゆう褒め言葉しか見当たらないのも情けないけど、それしか言えない。
昭和天皇を演じた『太陽』も是非見てみたいなぁ(日本での公開はまず無理なんだろうけど)。

久々に見た宮沢りえは、「やっぱり、宮沢りえって綺麗だなぁ」と改めて感じた。
特に、最初の方に登場する白のベレー帽をかぶった姿は、昔の『ぼくらの七日間戦争』を思い出させるような可愛さでした。
この役は、単に演技力があるだけではできないし、かといって単に美人なだけでもできないし、両方を兼ね揃えた彼女には適役だったと思います。
綺麗な洋服や靴を、次から次へと着て登場するシーンは、女の私でも見とれてしまった。
尾形氏ともども、2役を演じていますが、自然でした。

72分という短い作品ですが、グッとくるというより、ジーンとくるという感じで、ステキな映画でした。

都会では、お正月ぐらいに公開だったのかしら?
こちらでは、例によって、自主上映会にて、7月20日〜23日までの4日間限定。

今日は最終日で、土曜の夜という事もあり、50人ぐらい居たかな…大盛況でした。
つい先日、『バンジージャンプする』を見た時は、オバの大群に襲われ、異次元の空間を体験しましたが(悲劇の詳細は、7月2日の日記へ)、今日は、いつもどおり、ミニシアター系が好きな映画ファンが集まった、いつもの空間で安心しました。

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映画に行く為に、仕事から急いで帰宅したら、東京で震度5の地震があったというニュースが。

関東圏に住む友人知人に「無事ですか?」メールを送る。
仕事をしていた人、銀座のバーゲンに行っていた人、動物園に行っていた人、コンサートに行っていた人、etc…みんなから「揺れはすごかったけど、無事」という連絡がきてホッとする(いつもこのエンピツで御世話になっているkaiさんだけ、「あんまり揺れを感じなかった」と言っていましたが)。

そして、みーんな「電車が止まっていて大変」と。
いつも東京に大雪が降ると、交通機関マヒのニュースを見るけれど、都会は本当に電車が不通だと参ってしまいますね。
かといって、改善策っつうものがあるようには思えないけど。

我が家は、防災グッズやヘルメットまで玄関先にちゃんと用意してあって、家族全員、枕元には懐中電灯を置いて寝ていますが、地震は必ずしも夜〜夜中に発生するとは限らないんですよね。
今日、私が連絡した友人知人でも、(家族と同居している人で)家に居た人はゼロだった!
家族全員が揃っていない時間帯って、1日のうちの半分以上だし、そうゆう時が本当に困るなぁと感じました(我が家は、妹は南半球に居るし)。

♪BGM♪〜『Second Kiss』by:Bossanova Cassanova

<< 『彼女を信じないでください』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)



2005年07月13日(水) 『彼女を信じないでください』(+愛・地球博レポ)

刑務所で服役中の女詐欺師ヨンジュ(キム・ハヌル)は、天性の嘘と演技で委員会の同情を買い、保釈を勝ち取って列車の中へ。
そんな彼女の向いに座ったのが、真面目な薬剤師の青年ヒチョル(カン・ドンウォン)。
彼が大切にしていた婚約指輪をひょんなことで手にしたヨンジュは、その指輪を返そうとヒチョルが住む田舎町にやってくる。
ところがヒチョルは指輪をなくした事を全く気づかないで留守。
その間に家族は、恋人がやってきたと勘違い。
後に引けなくなったヨンジュは、ヒチョルの恋人に成りすます事に。
そして帰宅したヒチョルはことの成り行きに驚き、「彼女とは関係ない」と訴えるが、言い訳をすればするほど家族は彼女の味方になっていく。。。

楽しかった〜!
ラブコメが苦手な私ですが(展開がよめた作品だったけど)本当に純粋に楽しめた。

いわゆる「どたばたラブコメ」ではあるし、誤解が誤解を生んでどんどん深みにはまっていくというクラシカルな手法なんだけど、セリフのテンポが良く、登場人物のキャラクターも全員が魅力的で、すぐにひきこまれました。

前半は、ヨンジュvsヒチョル家族のシーンが中心で、ひたすら笑いっぱなし。
ヒチョルの家族というのが、またツワモノ揃いで、上手に描かれています。
特に、痴呆症を患っているおばあちゃんが最高にイイ味を出してます。

後半、“Mr.唐辛子コンテスト”というなんともベタな場面が登場して、ラストに向かうんですが、これが意外に感動しちゃったりするんです。

役者の魅力って、本当に大きな要素ですよね?
なんていうんだろう…看板を背負うって言うのかな…一気に映画全体がその人に包まれちゃうような、そんな感じ(上手く言えないけど)。

キム・ハヌル嬢は、決して美人さんではない。
しかし、この魅力ったら何でしょう!?
私が大好きな『リメンバー・ミー』を見た時、「これは彼女の為の映画だ」と感想に書きましたが、本作も彼女の魅力が全開で、いやはや凄いです。
参った。
超キュートで可愛かった。

昔からある映画館での上映だったので、予告も見た事がなく、前知識なしで見ましたが、自然と笑顔になっちゃう映画っていうのかな、そんな作品でとっても楽しめました。。
エンドロールに流れる曲と、物語がとてもマッチしていて(本来、ハッピーエンドは大嫌いな私ですが)ラストの2人のシーンは気に入りました。

私を信じて、是非、御覧になってみてください。

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愛・地球博に行ってきました。

小学生の頃、つくば万博に行きたくて行きたくてしかたがなかったのに連れて行ってもらえなかった私は、今回、初めて万博というモノを体験しました。
楽しかった。
やっぱり、とっても立派で凄いわ。

ネットの事前予約を2つ(三菱館と長久手日本館)ゲットしていったので、長時間待ちしなくても良かったし、けっこう見れたかな。
行った所は、
・「ワンダーホイール観覧車」
 (会場全体が見渡せてよかった)
・「三菱未来館@earthもしも月がなかったら」
 (大感動しました!凄い映像だった!!月がなかったら怖いよ!!!)
・「長久手日本館」
 (これまた大感動の映像!360度全天球型映像はビックリです!)
・「グローバルハウス&マンモスラボ」
 (これまたまた凄い映像!タテ10m×ヨコ50mのスクリーン!)
・「JR東海超電導リニア館」
 (ドつまらんかった…3Dメガネかけて見るけど、おもしろくない)
他、外国館は、
シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、ブルガリア、ボスニア・ヘルチェコビナ、ロシア、、、and「ニュージーランドのマオリ族ショー」です。

全体を通して、1番感動したのは、もぉぉ〜、なんといっても「マオリ族のショー」です!
東南アジア&オセアニアの外国館が建っている中央で、1日に数ステージ、民族舞踊ショーが行われているんです。
マオリ族の舞踊もその1つ。
簡易ステージで、観客は体育座り+立ち見なんだけど、黒山の人だかりで、大盛り上がりでした。
私が見たのは、18:00〜の回だったので、ちょうど日も暮れかかり始める頃で、空の色と目の前のショーと、すっごくステキな空間でした☆

オールブラックスが(ラグビーのニュージーランド代表)試合前に必ず行う、「ハカ」という踊りがあるんだけど、それはマオリの文化からきている踊りなんです。
超ラグビーオタクの私としては、それをナマで見れた事に超感激で、震えがきました。
ショーが終わった後、出演者の方々と一緒に写真を撮ってもらい感激もひとしおでしたわ!
同じくラグビーオタクの相方もカナリ感動していた。

朝6:30に出発して、東名で三好駐車場に8:00頃到着⇒シャトルバスにて会場⇒東ゲート。

1番並んだのは、東ゲートの入場でした。
9:00前に到着していたのに(9:00開園)既にけっこうな行列で、、、それからが長かった〜。
入場チェックが厳しい為(=時間がかかる為)炎天下でギュウ詰めで辛抱。
結局、入場できたのは9:40過ぎでした。
東ゲートから入場すると、自動的に北ゲートの横(というか上)を通るんだけど、眼下に見える北ゲートの大行列も圧巻で恐ろしかったです…。

しかし、1番恐ろしかったのは、会場で目の当たりにする高齢化…でした。
昔の老人=今の元気な老人(65歳〜75歳ぐらいまでの人)多さったら!!
相方が、「これを支えていく世代はどうなるんだろう…」と、ポロっと言って、本当に日本の今の現状を思い知らされましたよ。
どこに行っても大混雑で、あれだけの園内を歩き回り、行列に並び…etc…年配者には、大変な場所だなぁと感じました。

そして、お約束の「こんな乳幼児連れてくるなよっ!」っていうバカ親軍団。
いますよー、いますよー、大量に発生してますよー。
子供(乳児〜未就学児)は、自分の意思ではなく、大人の都合で連れて来られているわけで、、、ぐずり泣き叫ぶ姿を見て、イライラして怒れるけど、「あ〜、こんな所まで連れて来られて、この子達もかわいそうだなぁ」とも一瞬思いました。
ただでさえアスファルトの照り返しが暑いのに、子供は大人より地面に近いんだから、ホントかわいそうだと思う。
しっかし、どうして子がいない私が気づくような事を、子の親が気づかないんだろうか…不思議でたまらん。

一緒に行った相方は、20年前、つくば博に3回も行ったそうで、当時、中学生の男の子にとっては、とても魅力的な場所だったらしく、今回も張り切っていたのはどちらかというと彼の方だった。
私の休日に合わせて休みをとってくれて、チケ購入からネット予約も全てやってくれて、私といえば、「なんか、あんまり気分が盛り上がってない」といった状況で(苦笑)。
しかし、実際に行ってみると、「もう1度行きたい!」って思いました。
残り、2ヶ月、、、いつ行けるかな。

♪BGM♪〜『Vitamin K』by:Keiko Lee

<< 『バンジージャンプする』と“恐怖の韓流ブーム体験”

■感想予告■(映画見済・感想暫待)



2005年07月02日(土) 『バンジージャンプする』

1983年。
大学生のインウ(イ・ビョンホン)は、ある雨の日に出会ったテヒ(イ・ウンジュ)に恋をする。
幸せな恋人生活を送るものの、インウが兵役へ旅立つ夜、見送りに来るはずのテヒは朝になっても現れなかった。
2000年。
インウは高校の国語教師となり新しいクラスを受け持つことに。
そこでインウは、男子生徒・ヒョンビンの言動に動揺する。
それは、テヒを思い起こさせるものばかりだった。。。

ストーリーに工夫は見られるけれど、なんとなーくスッキリしない映画でした。

後半、若い高校生カップルが出てきた時、「あ、この娘がテヒの娘だったりするわけ?」とか思って、「またベタな展開だなぁ、輪廻転生ね、はいはい」と見ていたんだけど、どうにも風向きがおかしい。
ひとひねりした展開の努力はかうけれど、これはチョットあまりにも普通じゃなさすぎて感情移入できませんでした。

私、韓国映画の“現実じゃ考えられないロマンティック系”は好きなんです。
『イルマーレ』とか『リメンバー・ミー』とか大好き。
これも、いつもの韓国映画の流れに沿って輪廻転生を描けば、きっともう少し美しく涙する作品になったと思うのになぁ。
前半のビョンホン氏&ウンジュ嬢の恋愛部分+後半のカッコイイ高校教師のビョンホン氏も良かったので、この脚本が残念です。

この作品は、『JSA』の後に撮ったそうですが、あの当時に日本で公開されていたら、もっとビョンホン氏の魅力が伝わったんじゃないなと思います。
彼の後半の切ない演技は、とっても良かった。
けっこうグッときた(だけに、あの展開はないだろ…と、余計に思う)。
今よりも、ぽっちゃり(プヨプヨ)してるけど、十分にキラースマイルでステキでした。

ウンジュ嬢は色っぽかったなぁ〜。
後半はほとんど登場しないけど、存在感ありでした。
テヒという役が、もう少し濃いキャラクターだったら尚良かったです。
彼女がもう、この世にいないと思うと、、、寂しいですね。
こんなに若くてキレイで才能豊かな人が自殺しちゃうなんて…。

主演2人の良さは伝わってきますが、作品としては私はちょっと納得いかない展開でした。

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7月1日〜3日まで限定上映の自主映画で見ました。

今までもちょこちょこと書いてますが、浜松にはミニシアター系の映画館は無く、その手の作品は、有志の人が運営する上映会で見に行ってます。
詳細は、ここに書きましたが、『シネマ・シンドローム』終了後、『シネマ・アジア』という上映会が発足してくれました(もう1つ『デ・プレ』という上映会もあり)。
東映の劇場のラストの回が終わってから、劇場だけ借りて上映するシステムなので、時間も遅く(だいたい20:30〜)日程もほとんどが3、4日間限定です。

どの作品を見に行っても、たいてい、20人〜30人ぐらいの観客。
40人、50人居れば、「おお!今日は大入りだ」と感じる状況です。

ここまで読んで、勘の良い方は私が今から書く展開がよめると思いますが、、、いやぁ〜今日は凄かった!
オバ!オバ!オバ!
右も左も前も後ろもオバ!
オバ大量発生!
オバ地獄!!!

メディアで取り上げられている“韓流ブーム”は、「う〜わぁ〜、このオバ達、ほんとに凄いなぁ」と思ってはいたけれど、どこか他人事(自分の周辺に起こらない事件)でした。
もはや、そんなブームも一段落ついているだろうと思っていた私が甘かった…。
「念の為、20:00頃には着いていようかな」と思って行ったら、ナント階段の1番下まで列が出来ている!
(注:東映劇場はビルの3階)
普段、ここの自主上映会では絶対に見ない人種ばかり。

私の後ろのオバなんて、水筒持って来てるよ…。
いや、映画館に水筒持って来る人が悪いって言うわけじゃありません。
ただ、この後ろのオバは明らかに「こんな所初めて来るから飲み物に不自由するかもしれない=水筒持って行こう」って感じなんです。
いつもの静か〜な地味〜な空間が侵されている状況に、私はもぉぉ、「ここはドコ?私はダレ?」状態、、、ただただ「すごい、すごすぎる」とポカーンとして見ていました。

なんとか座席を確保し、チラシをもらいに行ったら、パンフ売り場が黒山の人。
オバっていうのは、「順番に並ぶ」っていう事を知らないんでしょうか、、、我先にとパンフを奪い合い(まるでバザーの早いモノ勝ちのような)係りのオネエサンがブチ切れて「並んでくださいっっっ!」と大声を張り上げていた。

今日は珍しく相方と一緒に見たんだけど、遅れてきた彼の第一声は「まるでソウル行きの飛行機乗ってるみたい」と(笑)。
確かに、私たちの席は後ろから3番目の隅だったので、前方が見渡せて(前にはスクリーンがあって)飛行機ってい言えば飛行機だった。

映画が始まると、過剰なまでの大笑い、携帯鳴らす、飴の包み紙をカサカサ鳴らす…etc…予想を裏切らないてんこ盛りのオバ行動!

劇中、ビョンホン氏のキャラクターの癖で、緊張すると、しゃっくりが止まらないというチョット面白いシーンがあったんです。
確かに笑えました。
可笑しかった。
でも、オバの過剰笑いに冷めた…。

後ろから1番前までビッシリ満員御礼。
ポスターやパンフも飛ぶように売れていて、怒涛のオバ地獄は終わりました。

運営のオニイサンもある程度は予想はしてただろうけど、多分、きっと(絶対)私と同じように「す、すごい…」と恐れ入っただろうなぁ。
ほんとぉぉ〜〜〜に凄かったです。

以上、現場より恐怖の韓流ブーム初体験レポートでした。

たかが浜松の映画館でさえこうなんだから、成田空港の状況とか考えただけで死にそう…。

♪BGM♪〜『Vitamin K』by:Keiko Lee

<< 昨日は上半期トップ5

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『彼女を信じないでください』



2005年07月01日(金) 2005年 上半期トップ5

『Ray(レイ)』
『アビエイター』
『インファナル・アフェア 終極無間』
『五線譜のラブレター De−Lovely』
『バタフライ・エフェクト』

以上です。

明確な順位は付けられないけど、今、パッと思い返してみて1番印象に残っているのは、『バタフライ・エフェクト』かもしれません。

印象に残った俳優さんは、『パッチギ!』、『きみに読む物語』、そして上記『バタフライ・エフェクト』に出演していた若い役者陣。
ほとんどが初めて見た役者だったけれど、非常に好印象でした。

印象に残ってるシーンは、『サイドウェイ』のラストショットかな。

例によって、当方、田舎住まいの為、主に単館上映系の映画の公開が大幅に遅れる時が多々あります。
都会での公開とズレてる作品があるかと思いますが、私が1〜6月に映画館で見た27本の中で選びました。

下半期は、どんな映画が見られるのか楽しみです。

♪BGM♪〜『Vitamin K』by:Keiko Lee

<< 昨日は上半期リスト

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『バンジージャンプする』
『彼女を信じないでください』


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書き手: みぃ♪
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