####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2005年06月30日(木) 2005年 上半期映画

『ターミナル』
『ネバーランド』
『オーシャンズ12』
『パッチギ!』
『オペラ座の怪人』
『ステップフォード・ワイフ』
『きみに読む物語』
『ボーン・スプレマシー』
『Ray(レイ)』2回
『プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウエディング』
『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』
『サイドウェイ』
『アビエイター』
『エターナル・サンシャイン』
『インファナル・アフェア 終極無間』
『Shall we Dance?』
『五線譜のラブレター De−Lovely』
『交渉人 真下正義』
『キングダム・オブ・ヘブン』
『クローサー』
『バタフライ・エフェクト』
『ザ・インタープリター』
『ミリオンダラー・ベイビー』
『最後の恋のはじめ方』
『電車男』
『宇宙戦争』

以上27本。
ALL映画館です。

明日は、上半期のベスト5…個人的な好みを発表します。

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“置き薬”って分かります?
薬が入った箱を自分ちに置いて、使った分だけお金を払って補充してもらう、あの置き薬です。
(今の10代の子なんかは、全然知らないかもしれないなぁ)

私が子供の頃、我が家は3つの置き薬をやってました。
それがいつの間にか2つになり1つになり、そして今日、最後の1つがなくなりました。
最近は、どのくらいのペースで集金&補充に来てくれていたんだろうか、、、私は勤めに出ているから分からないけれど、とりあえず、全くといっていいほど使っていなかった(私を含め家族全員)。

今日の昼間、母が居間で寛いでいたら、置き薬屋さんが来て、「どうします?もう回収していいですか?」と言ったそうです。
それで母もお願いしたそうです。

私が子供の頃は、今のようにドラッグストアなんてなかったし、病気したら置き薬を使うのが当たり前だった(本当によく使っていた)。
だから、集金&補充もけっこう頻繁に(2ヶ月に1回ぐらい?)来てくれていて、私は、その作業を見るのが大好きでした。
オジサンが大きな木の箱の中にいっぱいお薬を詰めて持ってきて、箱の中はピシーっと整頓して並んでいて、その中から数個うちの置き薬箱の中に補充してくれて、それをいつも妹と覗き込んで見ていた。

「時代だね」と、一言で片付けられてしまう話題かもしれないけど、母とも「なんか寂しいねぇ」と話したところです。

昔、置き薬屋のオジサンがいつも紙風船をくれたのを懐かしく思い出しました。

♪BGM〜『Lupin the 3rd;Remixes&Covers Best』

<<昨日は『宇宙戦争』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『バンジージャンプする』



2005年06月29日(水) 『宇宙戦争』

アメリカ東部に異変が起こった。
立ちこめる暗雲から稲妻がほとばしり、落雷地点が脈打つように震動する。
直後、人々の眼に信じがたい光景が映った。
地中深くから巨大な三本足の“物体”が姿を現し、手当たりしだいに人間を殺し、町を破壊しはじめたのだ。。。

すっごくカロリーを消費する映画でした。
怖いし、異質物体の攻撃音とダコタ嬢の泣き喚く悲鳴は強烈だし、ただ座って見ているだけなのにドッと疲れた。

ストーリーは直球でしたね。
凄くストレート。
始まってすぐに本題に入り⇒何のひねりもなく主題を向かえて⇒佳境に入り⇒ラスト。
終始、“追いかけられて逃げる”に専念、わっかりやすい展開ですわ。
映像や効果音(主に「ダコタ音」)は、強烈だけど、ストーリーだけとれば、とても淡々としています。

同じ系列の『インディペンデンスディ』『ディープインパクト』そして『ディアフタートゥモロウ』などと比べると、今作がいかに余分なモノがないかが分かると思います(良い悪いや好みは別としてね)。

トムは、ダコタ嬢を抱っこする(抱っこして走る)シーンが多く、演技云々の前に、「けっこう重いだろうに大変だなぁ」と感じちゃいました。
御覧になられた方、「どうして、おんぶしないんだろう?」って思いませんでしたか???
私なら、抱っこより絶対おんぶして担ぐけどなぁ。
逃げるシーンがちっともスピード感が感じられなかったよ(抱っこしてるとボテボテして見えて)。
演技面では、セリフが少ない役で、けっこう難しいと思うけど、なかなかだったんじゃないでしょうか?
物体に遭遇した後の、洗面所のシーンは、恐怖感がリアルで良かった。
一人で走ってるシーンを見て、イーサン役を見たくなりましたー。

トムが演じるレイは、離婚した妻の元にいる息子と娘を預かっている最中に、攻撃に遭うので、一応、そうゆう家族愛みたいな流れも1本あるんだけど、とにかく基本は“追いかけられて逃げる”なので、親子物語は主軸ではないです。
「普段は離れ離れに暮らす父子」「母親のお腹の中には、再婚相手との子供がいる」なんて、ベタな背景なんだけどねー。

ラストは思いっきりアメリカちっくでした!
(日本人が描いた小説なら、絶対ああゆう展開はないだろうね)

世界同時公開日がたまたま自分の休日と重なった為、見に行ったので(特に期待もなかったので)私としては「怖いハリウッド映画見たなぁ」ぐらいの感想でした。

ただ、こんな極端ではないにしても、今、ニュースを見ただけでも自分の周りに異常な事がいっぱい。
四国は夜間断水を始めたというくらい雨が降らないのに、新潟はどしゃ降りで避難勧告、狂牛病に鳥インフルエンザもまだまだ続く…etc…地球は壊れかかっている事は確かなのかもしれませんね?

この前の日記にも書いたけど、私は今まであんまり節水を心がけてなくて、この快晴梅雨で天竜川水域の水も少なくなり、初めて意識しはじめたという不届き者(すみません)。
でも、この第一歩が実はとっても大事と思っています。
スーパーやコンビニのレジ袋有料化にも大賛成だし、「無駄使いをしない」と「無駄なモノを使わせない」が、すごーーーーーく果てには宇宙からの異質物体攻撃を防ぐ道なんじゃないかなぁ…な〜んて思いました(大袈裟すぎ??)。

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6月の読書まとめ。

・『李玉琴伝奇』(入江曜子 著)★★★☆☆
 愛新覚羅溥儀の若い側室の伝記モノ

・『まんがパレスチナ問題』(山井教雄 著)★★★★☆

・『香港映画の街角』(野崎歓 著)★★★☆☆

・『メリーゴーランド』(荻原浩 著)★★★★☆

・『図書館の神様』(瀬尾まいこ 著)★★★★★

・『幸福な食卓』(瀬尾まいこ 著)★★★★☆

・『天国はまだ遠く』(瀬尾まいこ 著)★★★☆☆

・『卵の尾』(瀬尾まいこ 著)★★★★☆

・『愛がなんだ』(角田光代 著)★★☆☆☆

・『地上八階の海』(角田光代 著)★★☆☆☆

・『エコノミカルパレス』(角田光代 著)★★☆☆☆

・『夜のピクニック』(恩田陸 著)★★★★★

・『葉桜の季節に君を想うということ』
 (歌野晶午 著)★★★★★!!!!!
  これは超オススメの作品です!

・『ここに幸あり』(中野翠 著)★★★☆☆
 
・『歴史から消された日本人の美徳』(黄文雄 著)★★★☆☆

♪BGM〜『五線譜のラブレター』サウンドトラック

<<昨日は『電車男』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)



2005年06月22日(水) 『電車男』

秋葉系ヲタク22歳の青年(山田孝之)は、電車の中で酔っ払いにからまれていた女性(中谷美紀)を助けて、御礼にエルメスのカップをもらう。
恋人いない歴22年の彼は、この出来事に舞い上がるものの、どう接していいのか分からず、インターネットの掲示板の住人たちからアドバイスを受けることになる。
「電車男」と呼ばれるようになった彼は、勇気を振り絞って「エルメスさん」を食事に誘う。。。

個人的には、電車男くんのオタクキャラより、エルメスさんのお上品キャラが強烈な印象でした。
極度のせっかちな私は、彼女の爪の垢でも煎じて飲みたいくらい…。
私の周りに彼女のような女の子はいないし(もちろん私自身も全く違うタイプだし)とっても新鮮だったなぁ。
って事で、私の中ではエルメスさん主役の映画でした。

自分の身に当てはめて考えたらどうだろう、、、電車の中で酔っ払いにからまれる確率がゼロというわけではないけど、あんなシチュエーションが起こる可能性は凄く低いし、、、でも、もしも万が一あったとしたら、もちろん丁重に御礼はするでしょう。
しかし、それ以上の「何か」は今の私では多分ありえないと思う。
けど、げんきんなもので、カッコイイ人だったら分からんかな…正直(笑)。

ドラマティックな事が起こるのも人生、起こらないのも人生だけど、サクセスストーリーは以外に目の前に転がってくるものかもしれないなぁーって思いました(望むと望まないに関わらずね)。

私が好きな木村多江さんが出ていて嬉しかった。
彼女の雰囲気が好きなのだ。
佐々木氏演じる夫との夫婦関係が、映画の中で1番リアリティがある光景のように感じました。
(私がもしも今結婚したら思いっきりあの状態になりそうだから…)

ネタバレというほどでもないと思うので書いちゃうけど、、、エンドロールの最後にちょっとした映像があります。
後ろの人の話し声が聞こえてきて、どうやらテレビドラマ化されるそうで、その宣伝を兼ねた映像。

私は、「あ、チビノリダーの伊藤くんが電車男やるんだ」と思っていたら、隣の女子高生4人衆が「主役、あの人なんだ〜」などなど色々と話し始めた。
しかし、誰一人として「チビノリダー」とは口にしていなくて、「はっ!!!この子達にはチビノリダーなんて通じないんだ…え?下手したら、この子達が生まれた頃の話?」と、すっごく時代を感じた瞬間でした。
私の世代からすると、伊藤くんは、いつまで経っても“チビノリダー”ってのも凄い事だわなぁ。

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なにかと話題の竹内結子主演の『豊饒の海 春の雪』の予告を初めて見た。
三島由紀夫オタクの私としては、「文学は映像で見るものじゃない!」と痛感した!
監督は行定氏だし、きっと話題になる映画(竹内嬢デキ婚事件で既になっている?)でしょうが、これをきっかけに三島作品を読んでくれる人が増えるといいなぁ。

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最近、会社の上司(男)と、先輩(男)の仲が悪くて、間にいる私は非常に困っています。
定期的にモメゴト(喧嘩みたいな)起こすんだけど、ちょっと今の不仲はけっこう深刻で、、、どんよりした雰囲気が、もうたまらないー。
言い争いを聞いてると、こっちが胃が痛くなる…。
私からすると、先輩はいわば「同士」的な存在で、数々の困難や上司の理不尽な態度を一緒に乗り切ってきたので、もしここで辞められたら私の気持ちも相当に沈む…。

どんな仕事にも(どこの職場にも)それぞれの不満や悩みや多忙etc…あると思うし、それがゼロなんて「仕事」じゃないと思うので、私は仕事の愚痴を他人に言うのが大嫌いだし、言ってる人はみっともないと思うけど、、、けど、本当、いろいろあるよね…。

♪BGM〜『五線譜のラブレター』サウンドトラック

BS2で放送された『ブロードウェイの100年』を相方に録画してもらい、一気に見た。
コール・ポーターもいっぱい映ってました。
奥さんのリンダを見たら、映画の中のアシュレイ・ジャッドが改めてよく似ていたと思った。

<<昨日は『最後の恋のはじめ方』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)



2005年06月08日(水) 『最後の恋のはじめ方』

ヒッチ(ウィル・スミス)は、恋愛下手な人を手助けするコンサルタント。
ある日、財団セレブ嬢のアレグラ(アンバー・ヴァレッタ)に恋をしたアルバート(ケヴィン・ジェームズ)から依頼を受ける。
ヒッチのアドバイス通り、アレグラの注意を引いたアルバートは、彼女をデートに誘うことに成功する。
一方ヒッチは、バーでゴシップ記者のサラ(エヴァ・メンデス)と出会いデートにこぎつけるが、アレグラのスキャンダルを追っていたサラは、ヒッチの正体に気付き。。。

ウィル・スミスとエヴァ・メンデスという、私としては全くピンとこない役者陣で、全く期待しないで見に行きました。

しかししかし、予想に反して、なかなか良かったですぞ!
予告も見たことがなくて、予備知識ほとんど無しで見たのも良かったのかもしれませんが、素直に楽しめました。
ラブコメ苦手な私がここまで褒めるは、自分でも珍しいかも!?

アルバートは、デートコンサルタントを雇っているわけで、そのアドバイス通りに行動していくから、本来なら「計算して行動してる」なんだけど、彼の言動行動からは、それが一切見えない。
“敢えて笑いをとろうと狙ってる風でもないんだけど、結果的に笑えちゃう”というシーンが多くて、楽しく笑わせてもらいました。
コメディタッチのシーンの比重がちょうど良かったように思います。
演出もストーリー展開も上手い作りで、なかなか質が高いのでは?

主役は、ウィル・スミスというより、アルバートを演じたケヴィンでしたね。
彼は、この作品で映画デビューだそうですが、お見事でした。

気分が軽やかになる作品で、見に行って良かったです。

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梅雨なのに、全然雨が降らなくて、天竜川水域も取水制限に入りました。
普段、あまり節水を心がけていない私ですが(ゴメンナサイ)、最近は、カナリ意識して水道の蛇口を閉めています。

このままだと、お米不足に、野菜の値段急騰なんてことになっちゃうのかな…。
雨降りは何かとうっとおしいけど、雨が降る時季にはちゃんと降らないといけませんねー。

♪BGM〜『Dream』by:小野リサ

<<昨日は『ミリオンダラー・ベイビー』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)



2005年06月01日(水) 『ミリオンダラー・ベイビー』

老トレーナー、フランキー(クリント・イーストウッド)は、雑用係りのスクラップ(モーガン・フリーマン)と、ボクシングジムを運営している。
有望株のウィリーは、タイトル戦を先延ばしにするフランキーにしびれを切らし、
別のマネージャーの下へさってしまう。
そんな時、フランキーの前に現れた女性はボクサー、マギー(ヒラリー・スワンク)だった。
「女は断る」と跳ね除けるフランキーだったが、黙々とジムに通い練習し続けるマギーの姿に心を動かされる。。。

「生きる」って大変だなぁと感じた。

幸いにも私はまだ家族の死を経験した事がなく、「死」というものに対して現実味を肌で感じられない部分があります。
「生」か「死」に、答えなんてないような気がするし、ラストの展開も、どっちが良いとか悪いとかは分からなかった。

ただただ、主人公3人の情熱を感じる作品でした。
寂しさと輝きが両方合わさったような、そんな映画だったと思います。

ありきたりだけど、3人の演技は本当に凄かった。

『ビバリーヒルズ』のカーリーを知ってる私としては、ヒラリー・スワンクの笑顔が、とても輝いて見えました。

♪BGM〜『Dream』by:小野リサ

<<昨日は『ザ・インタープリター』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『最後の恋のはじめ方』


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書き手: みぃ♪
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