2004年06月30日(水) |
2004年 上半期映画 |
『イン・アメリカ』 『すべては愛のために』 『ミスティック・リバー』 『シービスケット』 『ラブストーリー』 『リクルート』 『解夏』 『ハリウッド的殺人事件』 『ニューオリンズ・トライアル』 『WATARIDORI』 『赤い月』 『ラブ・アクチュアリー』 『ロード・オブ・ザ・リング』 『ヘブン&アース』 『マスター&コマンダー』 『ブラザー・ベア』 『ホテルビーナス』 『ペイチェック』 『恋愛適齢期』 『殺人の追憶』 『ディボース・ショウ』 『オーシャン・オブ・ファイヤー』 『ホーンテッド・マンション』 『世界の中心で、愛をさけぶ』 『死に花』 『フォーチュン・クッキー』 『アドルフの画集』 『ビック・フィッシュ』 『トロイ』 『グッバイ・レーニン!』 『レディ・キラーズ』 『デイ・アフター・トゥモロー』 『チルソクの夏』 『シルミド』 『メダリオン』 『下妻物語』 『白いカラス』 『ブラザーフッド』
以上、38本。 ALL映画館です。
明日は、上半期のベスト5…個人的な好みを発表します。
♪BGM♪〜『Vitamin K』by:Keiko Lee
≪≪ 昨日の映画は『ブラザーフッド』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『幸せになるためのイタリア語講座』 『真珠の耳飾りの少女』
1950年のソウル。 ジンテ(チャン・ドンゴン)ジンソク(ウォンビン)兄弟は、母親とジンテのフィアンセ:ヨンシン(イ・ウンジュ)そして、彼女の弟妹と一緒に貧しくも楽しく暮らしていた。 6月25日、朝鮮戦争勃発。 突然、徴兵される兄弟。 自分の事を犠牲にしても、まだ高校生で将来を夢みる弟のジンソクを守るジンテ。 戦場で色々な任務をこなし、昇級していくジンテ。 太極勲章を授与されれば、弟を除隊させてくれるという上官の言葉を信じて、彼は更なる任務につく。。。
戦闘シーンがハンパじゃなく凄すぎて、そうゆうシーンは、全て目をつぶっていた私(隣の相方に、血ダーダーのシーンが終わったら手で合図してもらいながら見た)。 見て無いけど、もの凄い爆音と、「ワー」とか「オー」とかいう悲鳴や叫び声に、「これが戦争の実態なんだなぁ」と、、、本当は目を背けてはいけない事なんだけど…。
アジア人が演じる戦争モノは、肌の色や髪の色が同じだから、欧米の戦争映画より、めちゃめちゃリアルに伝わってくる感じがしました。
ちょっと、映画の内容とは掛け離れてしまうかもしれないけれど、見終わってから、“民度の違い”みたいな事を考え、相方とカナリ議論した。 よく、「日本人は、民度が低い」と言われるけど、日本人の誇りって何だろう?って(なんか、西尾幹二氏の発言みたいになってるけど(苦笑))。 昭和20年を境に日本人の民族意識というのは全く変化してしまったわけで、じゃ、今の日本人って何なんだろう?って。 オリンピックやW杯になると突然大量発生する“プチナショ”、これらの人は、普段、どのくらい日本や日本人の事を考えているのか、、、平和ボケこそが現代の日本人の民度そのものなんでしょうか?
この映画、韓国では1200万人が見たとの事ですが、もしも、同じような内容の日本映画があったとして(天皇側から見た戦争でもいいし、関東軍側から見た戦争でもいいし、描き方は、どこに重点をおいてもいいから)、果たして、どれだけの人が見に行くだろうか? 1200万人なんて100%ありえない数字ですよ。 そもそも、昭和史を学校で全くといっていいほど教えてもらっていない日本人にとって、戦争の真実(戦前戦後の話)映画など、関心があるかどうか。。。 韓国映画の、北×南モノや、こういった戦争モノが自国でヒットするのは、別に映画ブームだからヒットしてるというわけじゃないと思う(私は)。
最近の邦画だと、『スパイゾルゲ』は、学校で教えてくれない近代史をそこそこ深く描いていた映画だと思うけど、篠田監督のラスト作品って事が話題になっただけだもんねぇ。
根本的に自国の歴史に対する感覚が違うんだよね。 これこそが、民族意識や誇りの違いなんだろうな…。 外国人から見たら、日本人て、ホント不思議な国の人だと思うよ。
話を映画に戻すと、、、私には妹が1人いますが、ジンテほど自分を犠牲にはしないと思うけど、もしも鉄砲の弾が飛んできたら、多分、自分が盾になると思う←と、思いながら見てました。 いや、普段は別に強い姉妹愛は無いですけどね。 でも、やっぱり姉の本能として(?)妹をかばうだろうな。
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6月の読書まとめ。
『歴史と文化が日本をただす』(呉善花・八木秀次・高森明勅 著)★★★☆☆
『負け犬の遠吠え』(酒井順子 著)★★★☆☆ (『少子』の方が断然面白かった)
『国民の油断』(西尾幹二 著)★★★☆☆
『ミルキー』(林真理子 著)★★★☆☆
『つまらない男に恋をして』(藤堂志津子 著)★★★☆☆
『臨場』(横山秀夫 著)★★★★☆ (横山氏、お得意の短編集。長編好みの私ですが、これはなかなか面白かった)
『香港人・上海人・北京人』(孔健 著)★★★★☆ (中国に興味ある方にはオススメ。私は香港旅行後なので読んでみた)
『紅一点主義』(林真理子 著)★★★☆☆
『野ばら』(林真理子 著)★★★★☆ (最近の小説の中では個人的にヒット!タカラジェンヌが主人公です)
『不運な女神』(唯川恵 著)★☆☆☆☆ (暗い話ばかりで、気が滅入る…すっごい落ち込む…全くオススメできません)
『箸の上げ下ろし』(酒井順子 著)★★☆☆☆
『昭和史がわかる55のポイント』(保阪正康 著)★★★★★ (めちゃめちゃにオススメ!!! PHP文庫です)
♪BGM♪〜『Vitamin K』by:Keiko Lee
≪≪ 昨日の映画は『白いカラス』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『幸せになるためのイタリア語講座』
ユダヤ人の古典教授:コールマン・シルク(アンソニー・ホプキンス)。 授業中のふとした発言が黒人差別と受け取られ、大学側から辞職に追い込まれる。 コールマンは作家のネイサン・ザッカーマン(ゲイリー・シニーズ)に、事件を本に描いて欲しいと訪ねる。 そして、コールマンにはフォーニア(ニコール・キッドマン)という年下の恋人ができる。 少女時代の虐待と家族の不和の心を傷を背負って生きてるフォーニアだが、コールマン自身にも深い傷があった。。。
主題が良いのに、内容が伴っていないというか、物足りないというか、消化不良気味の映画だった。
コールマンとフォーニアと2本柱にするのではなく、コールマン1本で話を進めていけば、もっともっと深まってストーリー的にも納得いく流れだったと思うのになぁ。
どうしてもニコール・キッドマンを出演させたかったのだとしたら、思いっきり若作りさせて若き日の恋人役、もしくは、思いっきり老けさせて(黒人用のメイクにして)年老いてからの妹役にすれば良かったのに…。 はっきりいって、フォーニア(+エド・ハリス演じる夫も)登場人物として、こんなに大きく必要がない。 その分を削ってでも、もっとコールマンに重点を絞るべき。 特に、ユダヤ人と名乗っていた背景(亡くなった奥さん絡みかなぁ?)、ボクシングの選手をやめた(諦めた?)背景、描き方が足りないよー(っていうか、皆無だよー)。
ああゆうラストにしたわりに、意外に何も残らない、共感できない、すごくもったいない感じでした。
人種差別問題は、日本人にはなかなか分かり難い面だけれど、だからこそ、ちゃんとした背景が必要に感じました。 私的には、もうチョット時間が長くても良いから、じっくり物語りに入りたかったな。
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今日、ノルウェーから絵葉書が届いた。 ドイツに住んでいる友達が旅行先から出してくれたもの。 ヨーロッパ最北端のノールカップという所まで行くとの事。 今の時季は24時間太陽が沈まないと思うけど、夜が来ない夜(笑)、そして、旅行中で曜日感覚ゼロ、きっと、日にちとか時間とか一切忘れているんだろうなぁ。
♪BGM♪〜『Vitamin K』by:Keiko Lee
≪≪ 昨日の映画は『下妻物語』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『ブラザーフッド』 『幸せになるためのイタリア語講座』
茨城県下妻市。 竜ケ崎桃子(深田恭子)の生き甲斐は、フリフリのロリータなお洋服で着飾る事。 ひょんな事から友達になった白百合イチゴ(土屋アンナ)は、改造原チャリで田んぼの中を飛ばしているヤンキーだった。。。
桃子もイチゴも私の周りはいない人種なので、(私の周りの人の周りにもいない人種)とっても面白く見れた。
篠原涼子(桃子の母親役)久々に見たけど、芸達者だわ〜。
このサイトを見てくださってる人で、私の姿形を知ってる人は、「えぇぇ?頭おかしいんじゃないのー」と言うかもしれませんが…私もベイビーの洋服を着てみたくなりました…ははは…。
♪BGM♪〜『Vitamin K』by:Keiko Lee(本日購入)
≪≪ 昨日の映画は『メダリオン』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『白いカラス』 『ブラザーフッド』
死者を甦らせるメダル。 メダルを司る少年:ジャイが誘拐された。 香港警察の刑事エディ(ジャッキー・チェン)は、ジャイを追って香港からアイルランドへと。。。
コンパクトにまとまっていて、気軽に楽しめる作品。
ジャッキー・チェンの凄さというのは、自分の王道をひたすら進んでいる事だと思う。 どの作品でも、観客は「あ〜、これこそジャッキー・チェンの映画だなぁ」というのを期待している(と、私は思う)。 そして、それを確実に貫いている。 キャリアも年齢も重ねていく中で、自分の見せ場を変えないというのは決して簡単な事ではないと思うんだけど、、、だからこそ、いつも凄いなぁと思う。 アクションの凄さというよりも、ジャキー・チェンがジャッキー・チェンらしくしている凄さ(なんか、よく分からない表現だ…)。 私は、そうゆうジャッキー・チェンが好きです。
追伸:アイルランドの景色がとっても綺麗で、見とれてしまいました。
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今日は友達一家とフラワーパークに行く予定だったけど、天候が不安定で、チビッコ付きの為、延期に。 先週に続き、またまた浜名湖花博へ。
しっかし、アスファルトの上を歩くっつーのは、どうして、こんなに疲れるんでしょうね? 私なんて、普段、どこに行くにも自転車、週に2回(6時間)踊っていて、ジョギングに水泳、、、かな〜〜り、足腰を動かしてると自負しているのに、花博に行くとド疲れる…。 当然、ちゃんとスニーカーですよ(サンダルなんぞ、履いて行ってません)。 絶対、アスファルトのせいだと思う。
今日の世界の料理体験は、韓国。 評判の杏仁ソフト、美味しかった〜♪
PhotoGalleryは、大自信作です!
♪BGM♪〜『cafe brasil』
≪≪ 昨日の映画は『シルミド』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『下妻物語』 『白いカラス』
死刑囚のインチャン(ソル・ギョング)は、他の囚人たちと「実尾島(シルミド)」に送られる。 空軍のチェ准尉(アン・ソンギ)から、「北朝鮮の金日成の首を取りに行く」と言い渡され、秘密特殊部隊として過酷な訓練を受ける。 遂に出撃の夜、しかし、兵士達が出動した途端、命令が取り消される。。。
闇に葬られる形となったこの事件自体は実話だが、実際は、死刑囚が集められたわけではないとの事。
“実話を元にしたフィクション”にしたならば、もうチョット登場人物(兵士達)の設定を深めて欲しかったと思う。 一応、主人公のインチャンが、父親が北朝鮮への亡命という設定で進んでいるけれど、せめて、あとのリーダー2人も何らかの過去の物語があればなぁ。 3人とも良い演技をしていただけに、それだけが物足りなく感じました。
とはいっても泣けたけどね。 特に、3班(だったかな?)のリーダーと21歳の指導軍人の最後のシーンは、グッとくるものがありました。
ラストはあれしかなかったのかなぁ…なかったんだろうなぁ…。 イルチャンだけが名前を書かなかったけど、、、。
韓国映画の南×北モノは、何を見てもやるせなさが残り辛い。 戦後生まれの日本人に、本物のやるせなさがどれだけ理解できるか自分自身でも分かりませんが…。
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午後から浜名湖花博へ。 パスポート買ってあるのに、やっと2回目。。。
「園芸文化館」に初めて入り、盆栽の魅力にとりつかれてしまった!!! 出口の売店で、長時間物色していたけれど、欲しい盆栽(¥1500〜¥3000ぐらいで、小さい小さい鉢に入っている盆栽)や、盆栽本があまりにもありすぎて、決められなくて断念。
今日の世界の料理体験は、タイとトルコ。 (前回はネパール)。 タイ料理がナンバー1の評判と聞いていたけど、噂どおりとっても美味しかった。 トルコはアイスを買ったけど、¥350もしたのに、味はイマイチ(>_<) ただ、店員さんのトルコ人が熱くて(「必勝」とか文字が入ったハチマキしてるのよ(笑))私を含め、熱気で買ってる人が多いように思えた。 次は何料理を食べようかな〜。 お花見に行くのと、世界の料理と楽しみは半分ずつです♪
♪BGM♪〜『cafe brasil』
≪≪ 昨日の映画は『チルソクの夏』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『メダリオン』
1977年、下関市。 姉妹都市関係を結ぶ韓国釜山との親善事業として、毎年夏に開催される関釜陸上競技大会に出場した長府高校の陸上部4人組、郁子(水谷妃里)、真理(上野樹里)、巴(桂亜沙美)、玲子(三村恭代)。 高跳び選手の郁子は、同じ種目の韓国人の男の子、安大豪(淳評)と出会う。 宿舎まで会いに来てくれた安に郁子も好意を抱く。 七夕の夜(韓国語で「チルソク」)2人は1年後の再会を約束する。。。
ラストシーンが、とっても良いっっ!!! 超好み!
結果的に郁子と安の恋はフェイドアウトしてしまったわけだけど、結ばれない恋モノが好きな私としては、単なる切なくて辛いだけじゃない、ああゆラストは凄く良かったです。 とても心に焼きつきました。
私は本州では、神戸より西に行った事が無いので、下関の街並もじっくり堪能できた。 やっぱり水のある景色って良いよね。 特に、継続的に映る新聞配達をする郁子の姿を追った四季の移り変わり(=安くんとの1年間の文通)が、効果的だと思いました。
ずっと陸上をやっていて、その昔は全国大会にも出ていたという相方に「陸上部の話だし、オススメ」と伝えたら、珍しく素直に見に行ってくれた。 そこそこ好評の意見を言ってたいけど「気になったのが70年代の曲をモロに流してたところ。ちょっと工夫が必要じゃないかな」と。 逆に私は、このモロ流れてたのが良かったと思ったんだけどな…。 彼曰く、「百恵とかピンクレディーとか映像がモロに浮かんできすぎる」らしい。 1975年生まれの私と1970年生まれの彼とでは、こうゆう時に少々のジェネレーションギャップが生じる。
安くんを演じてるのは、日本人と韓国人のハーフの子なんだけど、私は途中からケイン(コスギね)に見えてしょうがなかった。 相方は、途中で(山口県と福岡県のトンネルのシーンのセリフのところで)「この子、韓国人じゃないんじゃない?…このカタコト日本語わざと言ってるのか…だとしたら、凄い上手だ」と思ったらしい。 私は、あのカタコト日本語が、よりケイン化されて見えてたよ。。。
パンフのプロフィールを見たら、4人娘は、1984年〜87年生まれと書いてあってビックリした。 いや、高校生の役だから、年相応の子だろうとは思ってたけれど、こうやって数字で書いたのを見ると、しかも全員が全員(安くん役の子も1981年生まれ)80年代だと結構、強烈だ。 4人ともよく走ってよく笑ってよく泣いて健康的で可愛かったです♪
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ダンス雑誌に、ハリウッド版『Shall we ダンス?』の記事が載っていた。 草刈民代=ジェニファー・ロペスで、役所広司=リチャード・ギア。 リチャード・ギアは法律家の設定らしい。
相方から、「これから団塊の世代が一斉に定年を迎えて、また、もの凄い社ダンス人口が増えるんじゃないの?その頃には、コーチぐらい出来るようになっててくださいな」と言われた。
社交ダンス(競技ダンス)は、もしかしたら北京オリンピックから競技種目になる可能性もなきにしもあらずで、私が一緒にレッスンしてる人は、既に子供さん(小4と小1)に習わせている! 実際、今、ラテン種目で日本で1番上手いと言われているカップルは、若い姉弟ペアなんですよ。
♪BGM♪〜『cafe brasil』
≪≪ 昨日の映画は『デイ・アフター・トゥモロー』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『シルミド』
2004年06月06日(日) |
『デイ・アフター・トゥモロー』 +松山バレエ団『ドン・キホーテ』 |
海水の温度の低下と海流の変化が重なり、ハワイ島をすっぽり覆う台風が発生する。 世界各地で異変が起き始めて、氷河期が到来。。。
余分な助走無しに、イキナリ本題に入っていく展開は良かったと思う。 けど、ストーリー自体をとると、結構、淡々としすぎのような…。 もうチョット大きなパニック(ハラハラ・ドキドキシーン)を入れれば見応えがあったのになぁと思いました。
まぁ、こうゆう映画は、ある程度予想ができるので、予想どおりに近い内容ってことで、これはこれで良いんじゃないのでしょうか。
CGと分かっていつつも、スケールの大きい映像には圧倒されました。
映画の内容とはズレるけど、「デイアフタートゥモローって、どうゆう意味?」と話してる声があちこちで聞こえてきて、おったまげた。 そのくらい知っててよ…。 ってか、知らないなら調べて来なよ…。
デニス・クエイドって、父息子モノが多いよね?最近。
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松山バレエ団『ドン・キホーテ』 (@アクトシティ浜松 大ホール)
未だに踊り続ける森下洋子さまと清水哲太郎さまのコンビ。 久々に見たけど、いろんな意味で凄かった…。 いつも、「もう、これが最後なのかなぁ」と思いつつ、松山を(森下さんを(清水さんも))見るけれど、このぶんだと、60歳までは確実に踊る気なんじゃなかろうか。 松山バレエ団、森下洋子さんを御存知ない人に一応説明しますと、うちの母と同じ歳のプリマでございます(55歳だっ!)。 全盛期を知ってるファン(まさにうちの母ぐらいの年代のオバファン)から根強い人気があります。
今日も周辺はえらいこっちゃだった。
まず、私の前の席に着物の御婦人が座っていたんです。 少し遅れて、スーツ姿の男の人が来て、「あっ、御夫婦なんだなぁ」と思ってたら、他人で、着物御婦人が席を1つ右側に間違えて座ってて、2人は「すみません」とかやりとりが始まりました。 年齢も一緒ぐらいで、お互い1人で来ていて、座席の間違えで話すきっかけが出来たからか、もぉ、盛り上がる盛り上がる。 私は真後ろで、「この2人、絶対、終演後に、どっかでお茶してくな」とか思ってたよ(笑)。 それで、本題。。。この男の人が、森下さんがちょっとターンしただけで、爆竹拍手しまくり、うるさいうるさい…。 きっと昔からのファンなんだろうけど、「いくら55歳だろうと、あなたに心配してもらわなくても、飛んだり跳ねたりできるってばっ!」と、私は心の中で叫んでいました。
そして、私の左隣のオバサンは、森下さん登場しただけで泣いてるし(笑)ホントもう大変…。 うちの母は比較的おとなしく見ていたけど、終演後に「私も、もっと脚上がるようにならなきゃ(母はジャズダンスをやっている)」と燃えていた…。
えっと、感想。
森下さんは、まぁまぁだったかな〜。 幕が進むにつれて踊りにメリハリが出てきたのは凄いと思いました。 キレはさすがに衰えてるけど、スピードは比較的あったよ。 表現力は素晴らしいから、やっぱり、まだ踊り続けるんだろうな…。
問題は清水氏…。 途中でコケるし(笑)曲より踊りが足りなくなるし(笑)2テンポぐらい遅れるし(笑)このぶんだと、いつか、すっ転びそう…。 そうなる前に、もうやめた方が身の為だと思った…マジで。
2人以外のソロの人たちは、なかなか良かったと思います。
♪BGM♪〜『Passage causette』
≪≪ 昨日の映画は『レディ・キラーズ』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『チルソクの夏』 『シルミド』
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