少し前の事ですが、やつと書けさうなので書く。
この間、誰かに僕の爲に留まつたのだと云はれた。
僕の爲に就職するのだと云はれた。
僕の爲に選んだのだと云はれた。
其れ、僕の爲では無いです。
僕の爲だと云つてしまつた時點で君の爲のものに摩り替はつてゐるのです。
判つて居て云つたのだらうか。
僕は「僕の爲」だと云ひながら選擇をする人間を目の當たりにすると酷く己を嫌いになり消したくなる事を。
2002年09月27日(金)
僕が勘違ひし掛けたら教へて、僕が勘違ひして浮かれてから現實を思ひ知らすくらいなら今の内から僕に云つて、お前と一生一緒に居る氣なんか無いのだと。
何度もそう書き留め言ひ表さうとするのは眞實其の言葉を望むからでは無く、さうでは無いのだと否定して全く異なる臺詞を相手が口走る事を望むから。
逆さ言葉の眞意を汲み取つてくれる事を請い願うから。
相手に其の意を汲み取るだけの洞察力が無いと判つてるにも關わらず逆さ言葉を吐き續ける、こんな僕が嫌いです。
2002年09月20日(金)
男性に裏切られるのはもう慣れた心算。
女性に裏切られるのはまだ慣れて無い心算。
だけど、いつしか僕は女に裏切られる事に慣れ、男に裏切られ慣れて無い自分に氣付かされる。
裏切られた。
まだ、慣れて無いと再確認した。
2002年09月17日(火)
大事にしなくちやならないのだとは判つてる。
誰かの氣持ちや心、僕が手にし得る特定の感情、今此處に在る筈の信頼關係。
絶對不可侵のものだと思ひ込んだ途端に氣付かぬ振りをしてゐた罅に傷が入つて崩れていくのだと判つてる。
今其の場に氣持ちが在るからと求め過ぎるのは好く無いし、己には氣持ちが無いのだと冷めた眼で見やるのも好く無い。
僕が何をしたいのか判つて居るのに判ら無い。
氣持ちを覺ます行動を取るのに、其れは意思とは違ふのだ。
判つて居るのに望んでゐない結果を齎す言動を取らうとしてゐる。
2002年09月14日(土)
泣きたいな。
でも、獨りで泣くのは厭だな。
誰か傍に居てくれ無いかな。
あの人は來てくれ無いかな。
期待するだけじゃ駄目なんだってば。
2002年09月10日(火)
考へなきゃ。
冷靜に行動を分析出來て居る今こそ考へなきゃ。
今考へて居る此の事實を忘れる前に僕の中で結論を出しておかなきゃ。
大事な點は何なのかちゃんと把握し無くては。
期待する以上のものが與へられ無いから自分が表に出すものを減らすのでは雙方が創出する全體量が減るだけで何も解決し無いから。
僕が欲しいものは全てなのか一部だったのか把握し無くては。
僕が觸れられる範圍は全てでは無いのだと今なら判って居るから。
全てを見せてくれて無いしといふ現實も今なら冷靜に理解出來てるから。
今迄の僕が不必要なものだと思つてゐた特定の知識を總動員して今は冷靜に現實を見詰め直さなきゃ。
もつとはっきりと見て取れた過去の事例が他にあつたのだから、引き比べれば厭でも今の僕には判る筈なんだ。
結論を出さなきや。そして僕自身を切り替へなきゃ。
2002年09月06日(金)