Diary?
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2003年11月30日(日) 東京土産

大阪から幼馴染みが出張でやってきた。30年以上のつきあいなので、年に一回とか二回とかくらいしか会わなくても会った瞬間から世間話をしていたりする。

昨夜は晩ご飯に炭火焼きの店に行って喋り倒し、帰ってきては喋り倒し、布団に入ってからも喋り倒し。

今日はカフェでランチしながら喋り倒し、美術館で喋り倒しながら仏像とか見て、見送りに行った羽田でもコーヒー飲みながら喋り倒す。

で、彼女は羽田で「チーズうさぎを買って帰りたい」とのたまった。お土産用のお菓子で、雪見大福のチーズクリームバージョンのようなものらしい。その販売コーナーにはけっこうな行列ができていたので、喋り倒しながら一緒に並んだ。で、まあせっかく並んだことだし、私もひと箱買ってみた。

東京に住んでいて、どこかに出かけるわけでもないのに東京土産を買ってしまった。どうなんだろうこれは。会社のみんなは喜んでくれるとは思うけれど、何と言って渡せばよいのやら。


2003年11月29日(土) マシン事務

生まれてはじめて、マシンジムをやってみた。

わりと好きかも。ひとりで、もくもくと何も考えないでバイクこいだりするのは性に合ってる。

ただ、スポーツクラブのインストラクターのおねえさんたちがあまりにも元気がよくて笑顔が素敵でフレンドリーで、なんだかこちらがとってもダメな人な気がしてきてちょっと凹んだ。


2003年11月27日(木) しやわせ〜

同僚との間で、お互いの誕生日に好きなものを奢り合うというシステムが出来上がっている。今日は私がごちそうになる日であった。

気になりつつ行く機会の無かった白金の「玻璃」という中華料理レストランでコースをごちそうになった。ここは料理は中華ではあるが、盛り付けやサーブの仕方はフレンチというヌーボチャイナのオサレ〜な店である。

頂いたものは
冷製柔らか豆腐のイクラ添え
とろっとした辛味スープ
海老しんじょうと中国野菜(金針菜)の炒め
大根もちまんじゅう
フカヒレ姿煮キヌガサ茸添え
トンポーロのおこわ
アンニンドウフ
食後のお茶に文山包種

どれも美味しかった。ああ、幸せ。金針菜って初めて。美味しい。あとフカヒレの付け合わせのほうれん草が、ワイルドな味ですごく美味しかった。


2003年11月25日(火) ココア

今日、仕事中に唐突にものすごくココアが飲みたくなった。しかもアイスココア。

普段、ココアとかチョコレートとか好きなわけでもないんだけど。時々猛烈に欲する時があるなあ。さすが麻薬系。

会社のビルの地下が大丸ピーコックなので、ココア求めて徘徊してみた。最初は1リットルの紙パックで、しかも「喫茶店の味」とかいって500円くらいする高級ココアしか見つからなくて、でもどうしても飲みたいから買ってもいいぞ、とまで思いつめていた。ふと横を見たらハーシーズの小さいカップがあったからそれ買ったけど。

自分の席に帰って、カップにストロー差したらもう一気飲み。なんでそこまで飲みたかったんだろか。たぶんもう一年くらいは要らないと思うんだけど。


2003年11月24日(月) 完徹

諸事情によりコーヒーと日本茶を大量に飲んだら全く眠れなくなって、暇にまかせてサイトのリニューアルなんかしてみた。

完全に徹夜したのなんて15年ぶりくらいだ。カフェインのおかげで頭はばっちり冴えていて、昼間に眠ろうとしても眠れない。まあいいかと思ってそのまま起きてた。

夜は友達が誕生日祝いをしてくれた。前から行ってみたかった池袋のマッシュマンズカフェでご飯を食べた。カフェとはいってもちょっと泥くさい店だった。ずっと70年代ロックが流れていて、トイレの壁にはいろんなミュージシャンの写真に勝手な吹きだしをつけたのがびっしり貼ってあった。パティ・スミスが「さあこっちにいらっしゃい」って言ってたり。便座に座ったら真正面がイギー・ポップだったり。食べ物は美味しかったし音楽はまるでリクエストしたかのようだし、いいなあ。もうちょっと近ければなあ。


2003年11月22日(土) ビネガー

鶏のさっぱり煮を作った。大失敗。

たぶん敗因は酢。私は酢が好きなので、富士酢という高級な酢を使っている。さすがに煮物に使うにはちょっともったいない。そういえば昔買ってあんまり美味しくなくて使い残してる白ワインビネガーがあったわ。酢には違いないしそれを使ってやれ。というわけで使ってみた。

鶏のさっぱり煮は、普通に米酢でつくると酢の味は飛んでしまう。味はしないけど鶏が感動的にやわらかくなるのだ。しかし。ワインビネガーで作ったさっぱり煮は、涙が出るほどすっぱかった。こんなに強烈にすっぱいモノを食べたのは生まれて初めてかもしれない。一緒に煮込んだ大根がこれまた凄いことになっていて、噛みしめると中からじゅっとすっぱーい煮汁が。

ああ、あまりにすっぱくて頭痛がしてきた。


2003年11月21日(金) いもや

夕方、仕事で神保町に行ったのでいもやで天丼を食べて帰った。

いもやは神保町近辺に何軒かある天ぷら屋。何となく昭和30年代のプロレタリアートな感じがする店で、天丼は500円です。海老、鱚、イカ、茄子、海苔の5品の乗った普通の天丼、油は白絞のごま油。だけど500円。てんやなんかより何十年も前から激安天ぷら店は存在していたわけです。

注文する時に「ご飯少なめでお願いします」と言った自分が少し情けなかったです。こういう店では大盛り飯をガツガツ行きたいもんだ。


2003年11月19日(水) ああ旨かった

自分の誕生日の翌日ではあるが、同僚の誕生日祝いで美味しいものを食べに行った。同僚の誕生日祝いではあるが、私の家から歩いて2分の店であった。いや、本人がそこがいいって言うから。

白和えが旨い関アジが旨い合鴨が旨いかさごの一夜干しが旨いまぐろのづけ丼が旨いあさりの味噌汁が旨い。

全くナショナリストでは無いけれど、こういう時は日本人で良かったと思う。


2003年11月18日(火) ハッピーバースデー

誕生日です。

ある年令以上になると、特に女性は「誕生日といっても嬉しくないのよねー」とか言うもんらしい。

でも私は誰が何と言おうとも誕生日は誕生日だっていうだけで嬉しい。スペシャルな日だよ。

特に何をするわけでもないけど、ケーキだけは毎年欠かさず食べに行く。普段滅多に食べないけど、誕生日とクリスマスだけはケーキ必須。なぜか誕生日やクリスマスには恋人がいない場合が多い人生なので、友達や同僚につきあってもらって美味しいケーキを食べに行く。

今年は久し振りに経堂のトレントサンクのケーキを食べました。私がケーキを2個食べる唯一の店。りんごのシブーストとショコラケーキを頂きました。うひひひひおいぢかった〜


2003年11月16日(日) 屋上

今日は屋上で遊んだ。

屋上が好き。普通のビルの屋上は入れないことが多くて残念。デパートの屋上は最近廃れてきているみたいで心配。

今日行ったのは日本橋三越の屋上。さすが三越、プレイランドは無かった。でもアンパンマンショーやってた。等身大のアンパンマンはちと恐ろしい。クリームパンちゃんを見た時は、てっきり餃子だと思った。子供たちはあんまり嬉しそうじゃなかった。親の方が一生懸命写真撮ったりしてて。

その後は丸善の屋上にあるレストランマルゼンで元祖ハヤシライスを食べてみた。こ、濃ゆい。あまりの濃ゆさに危うく完食できないところだった。


2003年11月15日(土) 紅葉狩り

この間盧花恒春園に行った時に「紅葉が美しいぞよ」と書いてあったので行ってみた。カエデはまだまだ緑だった。

でも黄色く色づいて落葉している木があって、一面に黄色い絨毯を敷き詰めたみたいになっていた。そこをざくざく歩くのが嬉しかった。

夜は越後蕎麦を食べたんだけど、そこで出てきた「けずり豆腐」っていうのが珍しかった。乾燥させてあるのかなあ?木をカンナで削ったような形のモノで、かなり塩が効いている。それを蕎麦の芽といっしょに和え物にしてあった。塩辛いんだけど、なんか癖になる味。


2003年11月10日(月) マニフェスト

マニフェストってさあ、戦隊モノの必殺技みたいだよね。
5人が合体して

マ・ニ・フェ・ス・トーーーーーッ!!!!

とか。それだけじゃあ。


2003年11月09日(日) 水色の髪

白髪の家系だ。今や両親ともにプラチナブロンドだ。
私もかなり増えてきている。

ここ何年か、髪をいろんな色にしてきた。ずっとやってもらっている美容師さんが、ヘアカラーが上手で。

今回は、黒っぽいけれど実は緑色、ていう色を入れた。
黒髪と白髪ではやはり色の入り方が違う。前に明るい色を入れたら白髪だけプラチナに光り輝いて驚いたことがある。だから美容師さんも「今回は白髪が緑色になるかもね」とか言いながらドライヤーをかけていた。

しかし。

美容師さん「わっ、水色だー」

そう、なぜか私の髪は、黒髪部分は黒っぽい緑色、白髪部分は鮮やかな水色に染まっていた。

水色の髪かぁ。萌え系アニメに出てくる巨乳美少女みたい?


2003年11月02日(日) ゆでめん

昨日は篆刻のあと、すずらん通りをぶらぶらして祭り気分を満喫した。で、ズック地の布製手さげ袋を衝動買い。「ゆでめん」とプリントしてある。よくわからない。その店には他に「苔」とプリントされたTシャツとかもあった。何なんだ。


2003年11月01日(土) 篆刻初体験

神田古書まつり。

神保町には仕事で縁があるんだが、古書まつりは行ったことがなかった。行ってみてびっくりだ。神保町にこんなに人がいるのは初めて見た。ほんとに「まつり」だったのね。

実は近所のはんこ屋さんの店頭で、古書まつりのイベントとして「蔵書印まつり・篆刻体験教室」があるとのチラシを発見していたのである。今回は古書ではなく篆刻目当てでやって来た。

こんなにおもしろそうなイベントなのにあまり人が集まらないようで、神保町の交差点で印章組合のおじさんが客引きをしている。印章会館のビルに入っていくと、まず篆書の先生が文字を書いてくれる。彫刻刀のような道具を借りて、その字に沿って石を彫ってゆくのだ。案外簡単に彫れる。夢中になってしまった。

素人だから、普通のはんこみたいに字の部分を残す彫り方ではなくて、字の部分を彫る。つまり押した時には字が白抜きになるってわけだ。それがまたなかなか味があるっていうか。

今回、名前の一文字を作ったから、来年もう一回行って残りの一文字も彫ってやろうかと思う。ただ問題なのは、うっかり蔵書印なんか押すと古本屋に売れなくなるってことか。


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