切れ端。

2005年01月29日(土) 交差点の向こう。

…時計の針がまた一つ進む

作るのを諦めたパズルを 捨てずに取っておいても

…時計の針がまた一つ進む

何一つ変わらないし 何一つ救われるわけじゃない

…時計の針がまた一つ進む

何かに躓いたまま その原因を見つめることに もう興味も湧かない

…時計の針がまた一つ進む

何にも報われない だからそこに 諦めの墓標を立てるのも興味がない

毎日何かが変わり 毎日誰かが泣き 毎日誰かが笑い 

毎日誰かが幸せを手にし 毎日誰かが不幸せと出会う

新しい何かは 目の前にいつも広がる

信号がもう変わりそう


だから 高い窓からパズルを投げ捨てた



2005年01月24日(月)

時間を越えた日

今までの全てが許された気がして

優しくて 温かくて

この3年の全てを知る人

ありがとう 心から

これからも 見守っていて



2005年01月13日(木) 扉の向こうへ。

哀しい知らせが多くて
言葉一つでは救えなくて

希望が人の上を通り過ぎるから
誰かはまた立ち上がり
誰かはまた悲しさを手にする

重い雲の切れ間から
見える青空が綺麗で

過ぎ去るもの背負いし背中を
誰かはまた優しく触れて
誰かはまた厳しく非難する

過ぎ去りし日々に 
遠き先の日々に 優しさを
いつかの自分へ
いつかの貴方へ 優しさを
出来ることなら 全てに優しさを
いつかまた逢えたなら 
その手を繋いで 優しい言葉を


 < BEFORE  INDEX  NEXT >


shinsuke [MAIL]