切れ端。

2004年12月31日(金)

空の落ちる音
夢の終わる音
言葉の枯れるとき
全てが重なれば

僕は全てを閉ざし 独りで最後の場所を作った
聞こえる遠い昔日 いつか聞いた誰かの歌声



2004年12月30日(木)

嘆くより早く 繰り返される惨劇を
いつか誰かはドラマのようだと 呟いた

果てない夢を繰り返すなら いっそこのまま

僕たちを置いて 時間だけが通り過ぎた
過去に置き去りで 独りだった錨を取りに戻ろう
そして枯れた花を抱いて 最後の場所へ

疑うより早く 決まりきった言葉を
いつか誰かは綺麗事だけを 並べた

だから何も変わらず ただ腐敗を漂わせて

取り戻した自由を 持て余してた 
明日闇が去ったなら 指切りしよう 
せめて歩く前に 誰も知らない来れない場所で宴を



2004年12月29日(水)

傷付けて幸せになれ 
暗に響く甘い言葉
群がってシナリオを探していれば? 



2004年12月27日(月) 酒の後で。

僕たちのアンカーは過去にあった。



2004年12月23日(木) 弱虫な時計

「また」・「いつか」なんて日は
待ってても来ないんだろうね、きっと。
自分から何も出来ない歯痒さと弱さ。
眠れない日に思い出す言葉と横顔。

あと何年待てばいいんだろうか。
ううん。待たなきゃいけないわけじゃない。
ただ、待っていたいだけ。



2004年12月19日(日) 私信

それは多分、他人から見れば幸せな悩み。

僻みでもなんでもなくね。

僕の意見が役立つかわかんないけど

やれるだけやってみて。

僕にはその悩みが訪れる気がしないや。

でも、君が幸せならそれでいいよ。

じゃあ、近いうちに会いましょう。

おやすみなさい。



2004年12月12日(日)

過ぎた季節を数え 今日を終えて
綺麗だったね その横顔 誰よりも

一縷の希望を探しては
何も出来ず 静かにあなたを待つ

あの日の夕焼けは眩しくて
眠れない日はあなたが歌うを なぞって

何も出来ず立ち尽くし 
あなたの歌声が 聞こえるのを待つ

あなたに逢えた日に あの店で珈琲を

遠いあなたを静かに待つよ そっと


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shinsuke [MAIL]