にっきちゃん。

2004年06月30日(水) QC大会

今日、わたしたちの会社が経営する3つの旅館は、
全館休業をしまして、全社員でQC大会というものを行いました。
半年に1回ある大会で、半年間ひとりひとりがテーマを決めて
仕事に取り組み、活動した記録をまとめて、選ばれた人が全社員の前で
それを発表する、というものです。
16人選ばれまして、私はその中の一人でした。
その発表と共にこの半年間の個人評価点ベスト10位の表彰も
おこなわれる、一大イベントの日です。

私はこの表彰の為に半年やってきました。
QCも、得点に関しても・・。

いろいろありまして、得点は結果3位。
QCは、賞に入りませんでした。
理由は・・制限時間12分の発表にも関わらず、
私はほかの発表者よりも大幅にダントツオーバーし、33分も
かかってしまい、激しく減点、というのが特に大きなものです。

終わった後、審査員の人がきて
なんでもっと簡潔にしなかったんだ!
12分におさえていれば・・・!!!と
何人もに言われました。
伝えたいことが多すぎて,私は、それでもカットしてカットして
妥協して、ぎりぎり33分もかかってしまったのです。

点数が減点されるのはよくわかっている、
でも伝えたかった。
どうしても。どうしてもです。
33分もかかっては減点されて賞にはいらないだろう、と
発表前からわかっていた。
でも、どうしてもこれ以上私の中でカットできなかったのです。

・・・わかっていた結果です。
私は、今まで自分が必死でやってきた半年に、
優秀な成績を残すメダルよりも、私の前に座っている全員に
自分の気持ちを妥協せず伝えるほうを選びました。
妥協すればいくらだってカットできた。
わかってます。
わかっていてそれを選んだんです。
こんなに時間がかかってはあとの時間がおして迷惑がかかってしまう
こともわかっていたけれど・・・結局それを選びました。
前の日,朝方までまとめながらずっとずっと葛藤しました。
でもやっぱり譲れなかった。


私のこの半年、この日に、形として私の半年を認めてもらうことを
目標にやってきました。


前の日33分かかってしまうとわかっていながら今日に挑んだ時点で
覚悟しなければいけなかったのに
今日、こんなに悔しいです。
バカですね。
最高に勉強になりました。
もう、同じ事をしないぞ。
この気持ちがわかったから。



めちゃくちゃ悔しいです。
眠れません。
本当に悔しくて悔しくてたまりません。
でも、反省すべき点は多くあります。
でも、悔しい。
矛盾かもしれないけれどやっぱり悔しい。


得点に関しては、この半年、本当に力を入れてやってきました。
というか1位を取るために毎日必死でした。
今日の、この日のために。

この半年、今日を目指してずっとやってきた。


こんなに悔しい思いは生まれて初めてです。
マジデ悔しい。
悔しい悔しい!!!!!!!!!!

クソ!!!


絶対に今日の1位の価値よりも大きいものを得てやる!!!!
いつか絶対。
絶対!!!!!!!



みてろよ!!!!!!!
次は、絶対にQC、1位をとる。

これから半年、絶対にがんばる。
悔しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サービスをできなくなり、
今日、生まれて初めてこんなに悔しい、という勉強をし、
まだ正直言って明確に先はみえないけれど
私は本当に本当にこれからだ。



見てろよ、社長!!!
見てろよ、自分!!!!!!!!
やるぞ。



2004年06月27日(日) カコキュ

今日。(本当は29日ですが)

仕事仲間が、仕事中に午前、午後と一日に二度も過呼吸で
ぶったおれました。

毎日過ごす仲間の中にどうしても苦手な人がいると。
その人の名前を聞いたり、視界に入って来たり
会話をしたり、またはこのあとその人と接しなければいけないこと
を考えると心臓が痛くなって過呼吸を起こし倒れてしまうのです。

決して甘えるだけの弱い人ではありません。
1年ずっとずっと笑顔で、苦手な人の前でも元気いっぱいに
一生懸命やってきて、積み重なったストレスの結果です。


倒れた彼女を抱きかかえて裏の部屋に入り、
一緒にそばにいるとき彼女は泣きながらこう言いました。

「仕事中なのに、迷惑かけてゴメンナサイ。綾にも、みんなにも
迷惑かけてゴメンナサイ。こんなんじゃだめってわかってる・・」


彼女の心は使い古してボロボロになったぞうきんのように
きゅ、っとキツクしぼられ、解きほぐす方法もわからず
どれだけ苦しいだろう、と思いました。


心が苦しい、あれがやだ、これがつらい、
そう思うだけでも苦しいのに
我慢しすぎて精神ではコントロールできず
過呼吸となって症状としてでてしまう。


きっとモノスゴイでしょう。


今日、強く思いました。


私が毎日めそめそしてたらこの仲間を助ける事の出来る力ももてないじゃないか!


そんなんじゃだめだ。
しっかりしろ、自分!と。



実際どうしたらいいのかわかりません。
話を聞いて、共感して、(実際ものすごく共感できる内容ではある)
抱きしめて・・・
それで彼女が少しでも楽になってくれるのなら
いくらだってします。
実際、苦しんでいる彼女を見て無条件にしてしまうことは、
そういう母親的な愛情をもって彼女を抱きしめることです。
そして
彼女とその、苦手な人があまり接することの無いように
日々行動することもある程度は出来ます。


だけど、それはあまりにも小さな単位の解決で、
根本からの解決にはならないでしょう。


本当の解決は、彼女とその人がわかりあい、
同じ空間にいることに嫌悪感を抱かず仕事をこなすことができるように
なること。



・・・・・・精神を超えて自分ではもうコントロールできないほどの苦痛が
過呼吸、心臓の傷み、として体に症状が現われてしまう彼女に
「がんばれ」「強くなれ!」「のりこえろ!」
・・・なんて言えません。
そんな気持ちと、この1年間彼女は一人で充分戦ってきたはずだからです。



・・・・・どうしたらいいんでしょう。


ツライよ、苦しいよ、という精神的なものだけなら
どんなにつらくても叱咤激励すると思うのですが
本人のガンバル意識を乗り越えて不本意にも
体に症状が表れてしまうほどの苦しみを抱いている
仲間を、事実他人であるわたし(もしくはわたしたち)が
救うことは出来るのでしょうか。

・・・・わかりません。
助けたい。



**********************************
なんともゴールのない迷走日記でゴメンナサイ。

本当に、ただのつぶやきでしたね。







2004年06月24日(木) 未来の私のための仕事日記

今日私がしたこと。
朝食バイキング用のお客様カードの予備を
たくさんコピーして補充したこと。
 
・・・もう、そんなに作らなくたって当分困らないから、だから・・・



ねぇ、 お客様の所に行こうよ。
何かを探しながら困った顔して歩いてるあのお客様の所に
いこうよ。


明らかに短い浴衣を着て笑顔でお風呂に向かっていった
あのおじいちゃんに新しい浴衣届けに行こうよ。


重そうな荷物を持って歩いているあのご夫婦を助けに行こうよ。

砂がたまった外の手すり、拭きに行こうよ。

走り回ってるみんなを助けにいこうよ。

ご案内しながらお客様の顔を受けて選ぶ会話がしにいこうよ。

お客様の顔も見ずフロントで返事をしているあの人に
「そんなの悲しい」って話をしにいこうよ。

椅子に座ってタバコすってるあの先輩に
「今外にお客様がくるかもしれないのに!」
っていいにいこうよ。

いつもぐっとこらえる。
アサカラヨルマデぐっとこらえる。


・・・・言えるわけない、できるわけない、
言えばいいじゃない、旅館のためなんだから。
・・・言えない。だって私はもう充分たりているバイキングカードを
作る力だけを持つ今日という日。
「何様のつもり」そう、自分の頭から聞こえる。

心だけが空回りの仕事してる。
あのお客様の所にいきたい、館内に出て もっとプラスアルファの
事、探したい。

ねぇ、私、いつかまた笑える?

 朝 出勤して事務所のドアに手をかけるたび
 あけられず うずくまる。
心臓が痛くなって 息が苦しくなる。
意識がとびそうになる。逃げだしてしまいたい
衝動に駆られる。


今日もドアを開けると 私の戦場が広がってる。
たたずんでうごけない私の戦場。

Mさん、いつも「あせるな。ゆっくり。無理するな」とやさしい顔を
私にくれてありがとう。
一番それが必要なのは本当はあなたです。
そういいたい。力になりたい。
私がいたら本当は痛い持病のことすら、
みんなに伝えられないね。
でもその気持ちを伝えることも今の私にはおこがましく思える。



福支配人、いつも何も言わないで 進ませてくれようとして
ありがとう。私はあなたが毎日怖くてたまらない。
でも、あなたがいなかったら 私は 本当にうずくまって
崩れてしまう。その厳しくて凛とした姿を 
毎日感じることが出来なかったら 
私は泣いてあなたにしがみついてしまうでしょう。
それができたら私はどれだけ救われるんだろう、
でも、その救いはきっとほんの一瞬のこと。
本質的な 私の進歩とはかけ離れた救いだ。
福支配人は正しい。
もっと私に冷たくして。そんなんじゃ役立たずだと叱って。
建設的な仕事の話だけして。そして凛としたあなたの姿を
いつも見せてください。
それが、私への一番の救い。


・・・・本当は心の中で一番頼ってる。
お願い、私に向かって笑って。
「おつかれさま」って言って笑って。
「大丈夫、きっと綾ならできるよ」って笑って。





みんなの着物、とってもきれい。
キラキラ見える。

お客様の笑顔、本当にキラキラ見える。

たたんだ浴衣が、おしぼりが、タオルが、器が、
キラキラ見える。


もっと、したいよ。
外に行きたいよ。
痛みに支配されず必死に働きたいよ。
もっともっと素敵な旅館にしたいよ。
力になりたいよ。
いっぱいいっぱい 泣いても苦しくても
いくら 疲れてもいいから
お客様の力になりたいよ
みんなの力になりたいよ

こんなに 逃げ出してしまいたくて
息が苦しくて 食べたものがでちゃうのに
運転中意識が飛ぶのに
事務所のドアをあけるのにこんなに勇気が必要なのに

あたしは

こんなに こんなに  こんなに


この旅館がだいすきだ・・・



ここで働くみんなが

だいすきだ




大嫌いなのはこんな自分

泣いてる自分


もう こんなに 弱い日記はやめよう

でも 確かに 今の このあたしが ここにいたことを
残して いつか読み返したときに

「このときのおかげで成長できたなぁ・・」
って笑っていえる日のために・・



削除することを控えます。


自分のための日記でした。

謝罪。












2004年06月23日(水) 『怠らぬよう』

一日中心が冷めてる日。
一日中心が何も感じない日。
一日中誰にも何の感情も沸かない日。
一日中時間だけに操られている日。
今日、あした、あさって、1週間後、半月後、1ヶ月後の
ゴールが見えない日々。



今の自分は非常によくない状態です。
うん、こりゃマズイよ。マズイマズイ。



わかっちゃいるけど本能はどうしてもどうにも変えられない。
そんな時期もあるさ。
今の自分の心の状態をよくないとわかりつつ、
奮闘させねばと思いつつ、
それでもどうにもならない時もあるんだと。


自分をすこし受け入れることにしました。
とにかく、毎日生きてみるしかない時もきっとあるんでしょう。


とにかく、ただ日々怠る事のない様に。
がんばらなきゃ、がんばらなきゃ、を
少し休めて「怠らぬよう」。


がんばったら私には、今先がないんだ。

気持ちと体が別々な時な、このどうにもならない毎日も
受け入れるべきあたしの生活なのでしょう。
これが、あたしなのでしょう。



2004年06月22日(火) 振り向かないまさよしさん

ここ2ヶ月くらい音楽から遠ざかっていました。
実家にいてもとても音楽を聞いて気持ちよくなろう、なんていう
気持ちにはなれず。
今日、久しぶりになんとなく
部屋でCDをかけてみました。
ほんとになんとなく。

そしてこれまたほんとになんとなく
山崎まさよしの「OKS」という、彼がギター一本で武道館ライブを
したときのアルバムを選びました。


・・・・いやあ。
いいですよ。

音楽はさぁ。


チョイスもヨカッタのかもしれません、いや、よかった。

電子音が全くなくギター一本と声で作られた音楽を聴いていたら
めちゃくちゃ心がするりとしました。



みなさん、ご存知ですか?
「振り向かない」という彼の初期の頃の曲。


この曲のせつなさがなんというかかんというか
ありきたりですが胸に染みました。ええ、染みてしまいましたとも。


・・・あのねえ。
ちょっと青い事いっちゃいますが、

このギター一本のまさよしさんのアルバムを聞くと
なんだろなぁ
夢を追ってるいきおい、というか輝きみたいなエネルギーを
ものすごい勢いで感じて胸に迫るものがあります。
いやいやホントウに。


そして自分を振りかえる。と。
そして曲名は『振り向かない』、と。



この矛盾がたまりません。


とかいうオチで今日はしめ。



2004年06月21日(月) 副支配人

さて。
最近仕事の話ばっかりですね。



といいつつ、今日も仕事の話をさせてもらおうかと思います。



以前、あたしの上司さん、『副支配人』という人のことを書いたことがありますが。
今日は,彼のお話です。



彼は一日の半分くらいを事務所で過ごします。
私は今まで事務所にはほとんどいることがなかったため、
こうして事務所で多くを過ごしている今、彼と同じ時間を
過ごすことがとても多くなりました。
といっても同じ場所にいる、というだけで実際
彼の仕事の助けになっているなんてことはないのですが・・・。
(なれたらいい・・と思ってます、とても・・・)


とても優しい人です。
というか優しいように見えるけれど実は恐ろしく冷静で物質的な人です、
・・と見せかけて実は本当に優しい。と私は思っています。
大声を出してものを言うことを絶対にしない人で、
常に冷静に物事を判断し、ゆったりとした口調で発言します。
そしてとても頭のよい人です。



私がお休みを頂いている間も、みんなに迷惑をかけ、
当然上司である彼にも非常に迷惑をかけていたにもかかわらず
休んでいる間いつも「大丈夫?』『焦らずゆっくり治して」
「こっちは大丈夫だから」そう、私の気持ちを考えて言葉ヲくれる人でした。




そして。今。
相変わらず彼はとても優しいです。
もちろん声を荒げる事もなく、何をして言いかわからない私に対して
厳しい言葉を投げる事もありません。
ただ、『綾さん、自分で仕事をみつけてね」と言うだけです。


もちろん、『副支配人、コレはどうしたら・・・』と聞くと
丁寧に教えてくれます。
だけれども、自分からこれをして、と言ったりこれはそうじゃなくてこうやるんだよ、という事はありません。




ただ、自分の仕事を進めています。
私に何かを言う事もなく。叱る事もなく。もちろん、必要以上に励ます事もなく。




・・・・・私は、彼がとても恐いです。
何も何もいわないけれど、きっと彼はこう思っていると思います。

「何かを与えられないと何をして言いかわからない状態のまま成長しないなら
私はあなたを見放します。それくらいの仕事に対する責任と自身で居場所を作る能力をもたない人間はいりません」


と。

私は右も左もわからない新入社員じゃない。
(まぁ、ナナメ右やナナメ左はわかっていないぺーぺーですが)
10代のコドモじゃない。
体を壊し、こういう状態になって会社やみんなに迷惑をかけた現実を
受けとめて、今のどうしていいかわからない状態も受け止めて、
自分自身で居場所や有益な仕事を見つけていく責任を持ちましょう、と。




もしかすると彼は私に対してそんなこと全く思ってはおらず、
そんなふうに考えているかもしれないというのは私のエゴかもしれませんが
どうしてもそういう気がします。


だって、必要以上のことは言わず、けれどもしっかりといろんなことを
考えている頭のイイヒトだから。




自分を試されているような気がして、
おだやかで私にもいつも優しいからこそ彼の存在が今非常に脅威です。



・・・いや、自分でこう思っているだけで本当は私のことなんて
そこまで思ってはいないのかもしれませんが。




私は彼とみんなに迷惑をかけてしまった。
私の事なんて考えてないかもしれない、なんて言うのは
もし本当にそうだとしても彼に対してとても失礼だと
思いました。
実際はどうであれ、先に述べたように考えます。





ああ。
恐いです。
彼の冷静でおだやかな顔が恐いです。



恐い、なんて思わないで自信を持って
「私はここでこれをするんだ」
と自信を持って言える日が早くくるように、
いや、「はやく」というか、「くるように」しなければいけません。




副支配人、早くあなたのおだやかで優しい顔を
心から素直に 感じられる日がくるように、私がんばります。









2004年06月20日(日) 理性と本能の激しい分裂

しかしあれです。
本当に、困った。


今が一番苦しい時ダゾ、と自分に言い聞かせて
日々過ごしております。
もうやだ!!!!
と心は常に叫んでいますが、


忙しくていろんな事に手が回らない中体を酷使して
走りまわっているみんなの前でそんな気持ち、
見せるなんてナンセンス。

自分ばっかつらいつもりでいるんじゃねーよ!!!
・・・・そう自分に言い聞かせて。


本当に、心と体が激しく分裂しています。
もう腰が折れて動けなくなってもいいから
仲居さんやりたい!

そんな気持ちにさえ一瞬なってしまう。
アホか!
毎日自覚していますが、それでもなんてちっちゃなあたしの脳なんでしょう。


そんなことしたら自分が将来後悔し、しかもみんなにも
きっとうしろめたい思いをさせてしまうでしょう。


26年間も生きてきたのにあたしはこんなに未熟者です。
正直言って苦しさにおぼれて正しい判断をしっかりとした
意志で導き出し、それを強い意志で持続させる事が出来ていません。



いま、いま、いま、のことで体も心もいっぱいです。






ああ。


がんばらなきゃ。



2004年06月19日(土) つまづき中

非常にヤバイです。
接客ができないということがこんなに苦しい事だとは。

本当に恥ずべき事ですが
毎日家に帰って「死んじまいたい」と思うくらいヤバイです。


あ。ほんとにヤバイ。

オマエの脳、猫並にちっちぇぇ!って頭ではわかっているのですが
どうしても心は感じてしまいます。
「これからあたし、どーやっていきてこ」
「これからずっとこんなに苦しいままいるんだろーか」
「消えたい!」
「誰かタスケテ」


なんてちっちゃい脳でしょう。
理性と本能の分裂です。
ちっちゃいながらも。



おかげで社内にあたしの『泣き部屋』が誕生しました。
みんな、祝ってください!!!
新しい誕生ですよ!



我慢して我慢して、とうとう耐えられなくなって
もうだめ!!!となった時
事務所の隣のちっちゃな小部屋に駆け込み
わーわーと泣きます。
おもいっきし。


とりあえずなるべく早く戻らねばならないので
だらだらと終わらない事のない様に
もう、思いっきりうわーーー!!!!と泣いて。
落ちついてきたらタオルで顔をぐしぐしっと拭いて、
また戻るわけです。


気持ちが抑えられなくなった時、
思いっきり涙を流す事は今のこの状態で
仕事を続けなければならないあたしにとってとても有効な手段だと
知りました。



が、っと泣いてしまうと少し落ちつくからです。
そして「よし!」と言ってまだ戻る。



あー、事務所の隣にちょうど誰も来ないいい部屋があってよかった。
みんな。
みんなが一生懸命走りまわって頑張っているのに
そんな時涙を流すために時間をつかっているあたしを
今は,どうか許してください・・・。



今はまだ自分の気持ちをどうにかすることができず、
実際無能だけれども

絶対にいつか役立つようになるから。



こんちくしょう!!!!


「おまえ何やってんの」
「何しにきたの」
「足手まといになるなよ」



上等です。
ガンガンこい!!!!
現実から逃げないぞ。
ここで逃げたらあたし、先に進めないよ。



2004年06月18日(金) 伊豆に

久しぶりに日記を書いているわけでゴザイマス。

腰が逝ってしまったため、約1ヶ月実家に帰り
休養していたわけですが、やっとこさ伊豆に戻ってきました。
仕事も再開。


・・・・とはいっても前のように仲居さんはできなくなってしまったわけで。
まったく悔しい限りだわ。
そんなわけで今事務所でやっているわけでございます。
いやぁ、とても苦痛です。

今まで着物をきて走りまわっていたわけで。
おかげで事務所の仕事が全くワカラナイ状態でして。
そして、はっきりと「これをやる人ですあなたは」と
決まっていないものですから自分で仕事を見つけていかねばならない。
「何か出きる事は。。」「お手伝いできる事は。。」「今やることは。。」
と周りに聞いてもほとんどが「特にない。」な状態で。
そんなときぽかん。と一瞬頭が真っ白になってしまいます。

いい訳じゃないけど、ダッテ、ホントニナニシテイイカワカラナイ・・・。


そんななか、時を同じくして場面を切りかえると。
今までやっていた中居さんは猫の手も借りたいほどいそがし状態。
う、今みんなは手が足りなくて困ってる・・・と思うと
そちらに行きたくて行きたくてたまりません。
実際わたし、手が空いてる。
・・・というかむしろ何をしていいかわからず必死で困ってる(汗)


行こうか。行きたい。すっごい行きたい。
でも、行ってやったら腰が痛くなってまた立てなくなる。
と手を取るように先が見える。
それじゃあおんなじじゃないか。すこしでもよくなって
すこしでもまた接客に携わる事が出来るようにならなくちゃ。


・・・・・気持ちとは裏腹にそんな現実があるわけで、本当に
心と体がバラバラになってちぎれそうです。
というかむしろちぎれて何も感じなくなればいいのに!!
とすら考えてしまうくらいあたし、今非常に下降ぎみです。




することを必至で探して、でもまだよくワカラナクテ
はっきし言ってあたし、会社にとってまったく無能人間です。

事務所で無能。
仲居さんとしても無能。
ああ!ビバ!!!


そしてお客様と接しているみんなが心底うらやましい。
そんな姿を見ていると自分のふがいなさに涙がだーだー。
ああ、接客がしたい!
まだまだやりたいことたくさんあるんだ。

でも、やっちゃだめだ。
また同じ事になる。



みんなの視線が恐いです。
こんなに忙しいのにおまえ何やってんの。
やることないの?
なんでここにいるの?
何しにもどってきたの?



・・・・・まぁ、仕方ないです。
いくら悔しがっても悲しんでも現実はこうなのです。
受け入れます。



今は一日単位で困り、悲しみ、悔しく、泣いていますが
もっと先を見て。



絶対に無能人間を打破してやる!!!
こんちくしょぉ!!!!!!

悔しい!!!!


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綾 [MAIL]

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