新聞屋からもらった今日まで期限のチケット2枚、 友だちが一緒に行ってくれることになった。 >感謝!友よ!
北野武監督の映画、「ドールズ」を観に行った。
北野武監督の作品って、ほとんど出演者が死んでしまうし、 わけがわかんなかったりして好きじゃないんだが、
「キッズリターン」は、私の好きな映画ベストテンには入るだろう。 学生時代の微妙な心の動き、男の子二人の友情物語は、懐かしい学生時代を思い出したものだ。 主人公の金子賢さんと安藤政信さんが、ドラマに出るようになって、あれれ?ひょっとして。。と当時ネットを検索しまくったものである。
あえてもう1ついいと思うものをあげるとすれば、 「あの夏、いちばん静かな海。」 真木蔵人さんが耳の聞こえないサーファー役で出演の映画、あれも淡々とした静かな中に、希望に向かって前進していく様が胸を熱くしたものだ。
「ドールズ」
菅野美穂ちゃんが台本を読みながら涙を流してしまい、その度に白い化粧が落ちてしまってメイクさんが大変だったというエピソードがある。たけしさんが泣かせまいとして、笑わせようとするんだけど、今度は笑い皺ができてしまって化粧直しになったとか。笑ったり泣いたり、とメイクさん泣かせの映画だったらしい?
菅野ちゃんは、ただ歩いて、と言われてひたすら歩いていたらしい。
そんな事を出演者たちがテレビでコメントしているのを観て、気になっていた。
多分、観ても「話し的な感動はないだろう」と思っていて、 単に前評判の「映像の綺麗さ」を大きなスクリーンで観たかった。 最近、精神的にお疲れ気味だったし、何も考えず、四季折々の景色が観たかったにすぎない。
3つのストーリーがほぼ同時進行に流れていく。 きっとどれもが中途半端でわかりずらいのだろう、と思っていたから、 疑問を持つことなく、まあこんなものだろう的には観ていた。
冒頭の方で、菅野ちゃんの泣きのシーンから、予想外に涙があふれて止まらなくなってしまった。私、菅野ちゃんの演技好きじゃないのにな〜。あの女の子の気持ちと男の人の気持ちと、両方が絡みあって、切なくなってしまった。 最近、涙腺がゆるいらしい。
昨日のテレビ「天才柳澤教授の生活」の、寝てしまっている娘の前にすくっと出ていって「しばらくそっとしておいてくださいませんか?」みたいなこと言うシーンで、おいおい泣いてしまったし。こんなちょっとした父の愛情に涙が出てしまうのだからたまらない。 >父親の愛に飢えてるのかしら?
菅野ちゃんの泣きとともに、自分の涙もボロボロ流れてしまうのだ。 し〜んと静まっている劇場内では、鼻をすするのも響くので、できる限り我慢していると鼻水まで垂れてくる。 お陰で、終わった時には、プチタオルが鼻水と涙でびちょびちょになっていた。 許されるものなら途中で鼻をかみたかったくらいだ。
一緒に映画を観た友だちは、 「他の映画はテンポが早くて考える暇を与えないけど、反対にこの映画はいろんな事を考えさせられる映画だったね。」 というような事を言っていた。
確かに。。
それくらい、間が長く、セリフがない。
菅野ちゃんもこんなにセリフが少ない役は初めてだ、というような事を言っていたもんな。
中盤を越えたあたりから、急に音楽が止まり、劇場内にシーンした空気が数秒ながれるシーンがある。 その間、観ている側も耳をすまし、次に何が起こるかを見つめて待っているのだ。
視覚的に癒されたい人にお勧めの映画、と言っておこう。
▼以下は観た人だけ読んでください。(ネタバレあり)
土曜日だけ待ってるおばちゃん、また待ち人が来なくなっちゃってどうするの? 死ぬまで待っているの? 親分は幸せだったかもしれないけれど、再びまたされる方の気持ちは? 親分=待ち人だったと言わなかったから救われるのか? どちらにしろ二度うらぎられるような気にならないか?
元アイドル、せっかく心を開いたのに、待ち人来なくなっちゃってやけになったりしない? 自分が傷を負ってもまだ愛してくれてる人がいると思ったとして、結局は見かけのいい人に行ってしまったのでは? と思わないでしょうか? 急に来なくなったら嫌われたと思うのでは? 去られたと思うのでは?
菅野美穂ちゃん役、おしっこやうんちはそのまましちゃってたの? 臭かった? それとも男が世話をしていた? ペンダントを見せて抱きしめられて涙したのは、記憶が戻ったから?
こういうのが男にとってのきれいな愛情だ! と、見せられた気がした。
よく夫が言うが、 男はつれあいが死ぬと後を追うように死ぬが、 女はつれあいが死ぬと元気になって長生きする、と。
そんな男のあっけなさを観た気もした。
最後に、一番好きなシーンは、 ペンダント見せてニコッとした菅野ちゃんを抱きしめるシーン。 男の気持ちを考えるとボロボロ泣かずにはいられなかった。
あなたはどう考えます?
昨日の父母会でもう1つ。
子供の好きな言葉は、 「役に立つ」と言われることだそうで、
言いましょうよ。 「お前が勉強してくれてるお陰で、お母さんも仕事がはかどるよ。」 とか、 言えないっかな〜?
なんてことを室長が言ってた。
嫌いな言葉は 「早くしなさい。」 だそうで、 言ってもうるさがられるだけ、とのこと。
そんな話を娘にすると、 「別に(早くしなさいって言われても)嫌じゃないよ。」
「嫌な言葉は『勉強しなさい』だね。」
「って、それ言わなかったらあんたやらないじゃない。」
って言うと、笑っていた。
毎日そんなに遊んで疲れがたまらないだろうかっていうくらい、 いつもいつもギリギリまで遊んでくる。 だったら夜は早く寝ればいいのに、 なんだかんだとだらだらしていて、 11時過ぎになって学校の漢字ができなくて追試になったと、 結局12時過ぎまで漢字の勉強をしていた。 いい加減に寝なさいっていうのにやめない。 でもきっと頭に入ってないって感じ。 漢字ドリル開いたままコックリコックリ。 いい加減にして、朝30分早く起きなさい! と寝かせた。
夜、なんだか苦しい気がして寝返りしようとしたら、さっきと同じ苦しい体勢に引き寄せられ、ギュッと抱きしめられた気がした。 最初理解できなくて、まだ寝ている頭で、ゆっくり今の状況を把握しようとする。 腕枕をしてもらっている? >知らないうちに夫が腕枕をしてくれたらしい。 息苦しいのは? >夫の胸の中に顔がうずまっているせいだ。
多分、寝返りするまで、私はこの状態で抱きしめられていたらしい。 頭と背中をよしよしとなでられている、ずっとなでていたらしい?
ひょっとして夫は、寝ている私を愛しいと思った? どんなに憎まれ口たたく子供も寝顔はかわいいと言うし、 きっと文句も言わなくてすやすや寝ている私?を「かわいい」と思ったのかもしれない?
今の状態を理解してくるうちに、涙がこぼれてきた。 心臓がドキドキしてきてはれつしそうになった。
息をするのも難しいくらい苦しくて、それがバレないようにゆっくりゆっくり吐いて吸う。 いくら苦しいとはいえ、このまま離れては申し訳ないような気がした。 夫は私の頬を手でぬぐった。 >あ、泣いてるのバレてるやん。
ちらっと時計を見る。 朝の6時前だった。
昨日、生理になったせいか、意識がはっきりしてくると腹が痛くなってきた。 「お腹が痛い。」 思わずボソッと言ってしまう。
今度は腰のあたりをさすってくれる。 痛みがやわらいでいく。
いつのまにかまた眠りについてしまった。 気付いたら夫は仕事に行っていた。
生理痛で具合が悪かったんだけど、薬が効いてきて元気になると、 なぜか、夫の物が埋め尽くしている和室を片づけ&掃除しまくってしまった。 ちょっとは気持ちが晴れたからかな〜。
発見してしまった。
引越前に「一緒に引っ越しすんの?」と聞いたら、 「捨てるに決まってんだろ」って言ってたクセに。
せっかくいい朝だったのに。
いつも寝ちゃうんだよな、父母会。 先生の声が「子守歌」のようにすやすやと。。
というわけで、いつもは友だち同士で交替で寝てたりするんだけど、 今日はこの前神奈川学園で会った同じクラスのお母さまと入口で会ったので、 思いがけず一緒に座ることになった。 >っていうか、自分から声かけたんだけどさっ。
室長が話すんだけど、結構眠れないくらい爆笑の渦だった。
面談でもね、よく聞くのはね、
「うちの子、計算ミスが多いんです。10問中3問ぐらいはミスするんです。 この計算ができると、これだけの点数になって、これだけの評価になって・・・」
と、夢のようなお話をしてくれるんですが、
計算ミスくらいしますよ。 ターミネーターじゃないんだから。 計算したうちの7割取れてれば良しとしましょうよ。 それをね、愚痴愚痴言っちゃうわけですよ。
「あーあ、またやっちゃって。」 「だから言ったでしょ。」 「お母さんの言う通りにしないから。」
って、本人わかってるんですよ。
いや、わかってるはずです。
わかってると思いたい。
それよりも他の問題にかかりましょうよ。
計算ミスを指摘するのは、6年の今の時期で十分です。 そうすれば本人も気を引き締め、素直に聞き入れるでしょう。 今は反発するだけです。
社理のいい方、無理してやらなくていいです。 社理はやればやっただけできます。 だから頑張っちゃう。 4年生の時に一生懸命やって点数がよかった子も、 大してできなかった子も、 5年生のスタート時には同じになっているんです。 子供は忘れるんです。 今、頑張っても、来年になってしまえば同じです。 だから繰り返しやるんです。 春期でもやります。夏期でもやります。 6年になったらこれでもかってくらいやりますので、今は抑えてください。 確かに評価は社理もやらなきゃいけないようなシステムになっていますが、 6年になって強いのは国算ができる子です。
「比を制すものは受験を制す」ってね。
11月から12月は算数の教科月間として毎週小テストをして、今までの復習も兼ねて理解してもらいます。
まあ、そんなとこ?
いや〜、6年になったら大変だとは思ってたけど、こんなに大変とは思わなかった。 週3に加え、毎週日曜日がテスト、午後は日特。 なんだそりゃって感じ。
更に特別選択講座とか単科講座とかいろいろとったら休みがない子もいたりして。
ちなみに、単科講座は、偏差値45未満のための算数と、偏差値60以上の子のための算数と、偏差値55以上の記述だけで、一体中間の子はどうしたらええねん!て感じだ。
不思議だ、どうにもこうにも不思議だ。
45以下の子は、これで頑張って上に上がってくるんだろ。 50位の子はどうすればいいんだ?
その時になって不安があれば聞いてみようと思う。
夫は、仕事場から直接空手に行き、夜11時に帰ってきた。 足のおやゆびの皮が深くベロンと向け、汗くさい胴着を持って帰ってくる。 そのままむしろうとする夫に、そのまま絆創膏した方がいいと伝え、 布団を敷き、いつでも眠られる用意をし、 二人の話以外の、子供達の話、ニュースの話など、いっぱいいっぱい話した。
本当は今後の夫婦について話したかったけど、 もう夜も遅いし、今から討論する元気はお互いにないので敢えて触れなかったんだと思う。
話の中で、昨日の日記には書かなかったが、 娘と二人でフランス料理連れてくうんぬんって時に、 「つぐないだ」 という言葉を夫がちらっともらしていた。 「どういう意味?」って聞いても「なんでもない」と答えなかった。
今日、娘は友だちに英語教室のハロウィンパーティーに誘われて行った。 誘われてもいない息子もまたハロウィンの格好して望み、先生の配慮で参加させていただいちゃったんだけど。。 娘はしっかりとシンデレラの格好をしてたのが恥ずかしいのか、コートをぬごうとせずだだをこねていた。 友だちもまた困っていた。 かわいいんだからぬぎなよ、とずっと勧めていた。
私が娘を呼び、肩を抱き、念ずるように、 「いい加減にしなさい。気持ちを切り替える。」 と、どすの効いた声で語りかけ、 なぜか娘はすんなりとコートを脱いでみんなの中に溶け込んで行った。 初めてのことだった。 こんなにも気持ちもさっと切り替わり、楽しくしている娘。
その後は実家に行ったので、帰ってきてからいっぱい褒めてやった。
娘は娘なりに頑張っていること。 息子も息子なりに頑張っていること。 そんな話を夫にした。
夫は素直に聞いていたので、つい、その、昨日からの疑問点を聞いてみようと思った。
まず、私は今、娘につぐなっていることを伝えた。
きっと娘がこうなってしまったのは、小さい頃に(パパの)怒鳴り声を聞いて、怒られたらどうしよう、何か言われたらどうしよう、って思ってしまったからだと思う。 そしてそれを守ってやれなかった私の責任だと思う。 失敗したっていいんだよ、怖くないんだよ、よく頑張ったね、って言ってやれなかった自分の責任だと思う。今、それをつぐなわなくちゃいけないんだと思ってるってこと。 パパも昨日、「つぐないだ」って言ったよね。 それって同じ意味?
「そうだよ。」
としたい。
喧嘩した。
新聞屋からもらった映画のチケット2枚、 期限は今月末。 招待券だと平日しか行けない。
月に最低1回くらいは、夫が雨で休みになる。 今月も何日か休みがあったが、 息子が水疱瘡で休んでいたから行けなかった。
息子はめでたく今日から学校へ行った。
先週、 「行くなら火曜日か木曜日の夜しかないけど、どう?」 って話をしていた。
今日、夜になって。。
「火曜日と木曜日は行けそうにないや。 誰かと行ってくりゃあいいじゃん。」
と言った。
びっくりした。 どうしてそんな事が言えるんだろう。
誰かと行って来い?
「誰かと行ってくりゃあいいじゃん? どうしてそんな事が言えるの? 親しき仲にも礼儀あり、とかって言うんじゃん。 友だちにもそうなの? そうじゃないよね。」
「お前は友だちじゃない。 家族だ。」
「家族だって同じだよね。 こんなギリギリになって、誰か誘えって? 申し訳ないな、とか、ごめんな、とか、そういう気持ちが先じゃないの?」
「俺だって何回も断ってるよ。 当日になって息子が熱出したからって断ったりしてるよ。」
「それ、ちゃんと申し訳ないって誠意示してるじゃん。」
「俺だって、言ったらまた怒られるって思うから言えないでずっとずっと今日も仕事中、その事ばっか考えてたんだ。」
「だったら何で『誰かと行ってくりゃあいいじゃん?』って簡単に言うのよ。」
「『行けないんだ。』『仕方ないね。』それで済む話だろ。 いちいちお前に怒られて、なんでチケット如きで俺が怒られなきゃならないんだよ。 新聞屋もいい迷惑だ。 そんな新聞屋なんてやめちまえ。」
>どうしてそうなるかな
「『月曜日の夜だったら大丈夫なんだけどな。』って言われて 『月曜日は(娘の)塾があるから駄目だよ。』って言ったきり何も言われなかったから、 火曜日か木曜日になんとかするのかな、と思った。 その時にきちんと言ってくれればいいじゃない。」
「俺だって仕事してんだよ。 職人置いて勝手に帰ってくればいいのか! 材料ほっぽりなげて帰ってくれば満足なのか!」
「そんな事言ってない。 前からそうじゃん。 空手のためには仕事早く帰って来られるクセに、どうして私との約束は駄目なの? 1ヶ月に1回あるかないかじゃん。 それなのにどうして駄目なの? 初めてじゃないから言ってるの。 どうして私は駄目なのって言ってるの」
「また、フランス料理のことだろ。 そんな低次元の事で。。」
「パパにしては低次元の事でも私にとっては大事なことなの。 どうして私は駄目なの?」
「行きたけりゃ行けばいいだろ。 いつでも連れてってやるよ。 行こうよ。」
「そんな事じゃない。 ちっともわかってない。」
「俺だってお金があるならそうしてやるよ。 どこでも好きなところ連れてってやるよ。 ようは金なんだろ。」
「だからそういう事じゃない。」
「ボーナス今度から全部もらうからな。 お前にいくらもらったかなんて言わないからな。」
>どうしてそう話が飛ぶんだ!!
「そんな事じゃない。 私、家族で行くんだと思った。 それなのに二人で行くって言ったから泣いたんじゃん。」
「そんなの口から出まかせだろ。 今、考えて言ったんだろ。」
「何言ってるの? その時にそう思ったんだよ。 嘘だと思うなら日記見てみりゃいいじゃん。 全部書いてあるよ。 今、私が言った事、全部書いてある。
私が毎日どんな事思って、どんな事感じてるのか、読んだらいいじゃん。 どうして私のことそんな風にしか考えられないわけ?」
わけのわからないことが永遠と続く。
堂々めぐりだ。
夫も壊れている。 私も壊れてもいる。
二人とも疲れてる。
娘は塾に行っていた。 息子はずっと目の前のテーブルの上で、勉強している。 下を向いたまま、聞こえてないようなふりしている。
>こいつもかわいそうだ。
二人がこんなに喧嘩ばっかしてるから、こいつがバカなのかもしれない。 そう思うとめちゃくちゃかわいそうに思った。 何度繰り返しやっても忘れちゃう。 本物のバカかもしれない。
って言われ、 「僕はバカじゃない!」
ってことを証明するために、ここ一週間頑張って勉強している。 今日も5時過ぎまで友だちと遊んできて、それから勉強していた。
あまりのバカさかげんに、幼稚園の問題からやり直し、 やっとカタカナを覚えてきて、 今、1年生の問題に取りかかっているところだ。
「もうやめよう。 子供のいないところでゆっくり話そうよ。」
喧嘩しながらクリームシチューを作ってた。 カレーの次にシチューだなんてちょっとおかしいけど、 材料余ってるし、食べたかったし。
怖い目をしている。 いつだっていわゆるガンたれているというか、 下からなめるような目線を送る。 本人は気付いていないらしいが、あきらかに睨んだり舌打ちしたりする。 床やテーブルをこぶしでゴンゴン叩いたり、こっちは音にびくびくする。
でも結構愛想よく振りまくので、 「他人からは優しそうなご主人ね」と言われる一面もある。
「シチューはどうする? パンで食べる?ご飯で食べる?」
2002年10月27日(日) |
神奈川学園オープンキャンパス |
神奈川学園オープンキャンパスに行く。
まず、最初に講堂に案内され、「新体操クラブ」の演技を見る。 開脚180度以上に、拍手が湧いた。 >めっちゃ身体やわらかいやんけ。
校長先生からの話も聞き、それぞれ希望のプログラムに分かれる。
来る途中で電車で受験3組のお友達親子に会い、一緒に来た。 >私はここが初対面
講堂でその親子がお友達に会い、子供達は3人で回ることにした。 子供3人+私で一緒に回ることにした。
プログラムによっては、人数制限を設け、前半と後半に分かれていた。
娘の希望は、 クラブ体験の美術部(七宝焼でブローチをつくろう) 授業体験の理科(かるめ焼き、わたがしなど身近な材料で作って食べよう) で、 美術は定員20名、理科は定員15名だった。
他の二人も娘と同じところでいい、と言ってくれ、 どちらも人数に限りがあるというので、 「人数の少ない『理科』に行こう!」ということになった。
順番にプログラム別に案内される。
「理科」の番になり、友だちと3人で急いで行くが、もう既にたくさんの人がいる。 どう見ても制限人数の4倍以上だ。 それでもそのまま案内され、前半には洩れ、後半の部の整理券をもらうことができた。 結局、行った子たちの半分は整理券ももらえなかった。
ホント、もらえない子はかわいそうだ。 一番最後の方に娘の友だちがいたことを整理券をもらって解散する時に気付き、 もっと早く気付いてたら友だちだということで一緒に出来たのに。。 と残念無念。
学校には随分早く着き、講堂の席も前の方だったのに、呼ばれて早く並べた子が勝ち、というのは私が最も嫌いな方法で、鈍くさい子はどないしたらええねん!って感じ。
結局、どの世界でもこういう風にできているのだ。
整理券をもらったので、とりあえず前半の時間どうする? と、茶道部に向かう。
▼茶道部 まず、行ったら体験として来てる子は誰もおらず、 茶室の奧に案内される。 生徒がお茶をたてている前に横一列で並び、 最初にお菓子をいただく。
子供達は、どうしたらいいかわからない顔で、私の様子を伺う。 私だってどうしたらいいかわからないが、ひとまず私が食べてみせ、 「美味しいよ。」 と言うと、安心して3人とも次々に食べ、美味しい美味しいと顔を合わせて喜んでいる。
自分たちのお茶を自分たちでたててみる。 左手でお椀を支え、右手でシャカシャカするんだけど、これが結構難しい。 左利きでもこれは変わらないそうだ。
子供達は上手く手を動かせてないみたいで、最終的にお姉さんたちに手伝ってもらう。
私は美味しくいただき、子供達は苦さに一口飲むと残して退散。
▼吹奏楽 トランペット類がなく、娘は覗くなり退散。
▼アニメ こちらも定員オーバーで覗いて終わり。 こちらはやったら最後、時間がかかって他に回れない子もいるようだ。
▼社会 ☆エジプトの絵文字を書いてみよう、というもので、 鳥の絵とかあったりして。。 名前をフルネームで書くんだけど、何度も書いてるうちに覚えてしまうんだな、これが。 古代エジプトの紙というものももらい、そこに書いた。
ちょうど時間になり、ダッシュで理科の化学室に向かう。
▼理科 ☆わたがし 先生が、ビールの小缶の横に穴があいたものを回し、遠心力で中に入ってる砂糖が外に糸状に飛び出す。子供達はそれぞれ割り箸を持ち、出てくるわたがしを絡めて食べる。
☆かるめ焼き 水と砂糖を、ガスバーナーで140度に熱し火から下ろす。 卵白と重曹を混ぜたものを落として20秒かき混ぜる。 そうすると、ぷくーーーっとふくらんで固くなる。 それを4人くらいで分けて食べる。 分けて食べるというよりは、各自が手を出してパクパク食べるって感じ。 積極的にいけない子は、あまり食べられないで終わってしまうかも。 うちの子含む3人は、もう1人いた子のことを、 「あの子、あんまし食べてなかったね〜。」 と言ってたので、 「あんたたちがバクバク食べてたから食べられなかったんじゃない?」 と言っておいた。
少し時間が余ったのと、終わりは3時半でもそれで終わることはないですよ、という生徒の励まし?により、もう1つどこかへ行こうということに。
▼算数 ☆算数パズル 何もない四角に、ピースを隙間無くはめ込んでいく。 これ、結構面白そうだったので、2枚ずつお持ち帰りして、息子にもやらせた。
駅に向かう途中で、次々と友だちと別れ、娘と二人になった。 もう4時過ぎくらいになっていたのと、このまま家に帰るのはつまらないということで、 横浜駅ジョイナス地下街の「ビア・チムニー」という居酒屋に行く。 一度、夫と入ったことがあり、結構美味かったのでもう一度行きたいと思っていたのだ。
私はビールでジョッキ一杯+αを飲み、娘はウーロン茶。 韓国風まぐろのタタキ,築地風たこ焼き軍団+αを食べた。 やっぱ二人は安いっす。 支払いは、JCBのギフトカード2,500円分+現金400円程度。 カードのポイント分をギフトカードに換えたので、まだいっぱい残ってるんだ〜〜。
パパや弟くんには内緒ね、と、 単にお茶して帰って来たってことにした。 こんな秘密で幸せな気分になれちゃうんだもん。 安上がりな幸せだこと。
それから文明堂で、クレープ包みのデザート数種類を2つずつ程度買い、 パパの大好きなフルーツ系を1つだけパパ専用に買う。 ここでもJCBのギフトカード+現金で買う。
家に帰ってくると、息子は「遅い!」と怒ってて、 一緒に「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」を観た。
と言った。 >確かに。。(^_^;)
夫は買ってきた夫専用のデザートを美味しいと言いながらペロッと平らげた。
私はヒレカツを作り、「後はよろしく」と和室に布団を敷いてゴロゴロした。 >歩き疲れた上、酒飲んできたんだ、そりゃ眠くなる
「なんだそりゃ。」と言いながら夫がカレーを温め、カツカレーとして器に盛り、 息子と二人でガツガツ食べ、 「カツ柔らかくて美味いぞ!食え!」 >って、私が作ったんだけどさ
というので、のそのそ起きてミニカツカレーを食べ、 娘は「腹がいっぱい」と言いつつ、カツだけ食べた。
と思ったのであった。
夫は、私が離婚するって決めた時、 「一生償っていく。」 と言った。 私はそれを信じてやり直そうと思った。
でも、その結果がこれ(今)なのかなって。
特別料理が上手なわけじゃなく、特別きれい好きなわけでもなく、完璧な主婦なんて程遠く、スタイルがいいわけでも、綺麗なわけでもない。朝は寝てるし、夜は起きてるし、それでも「子供のことさえしっかりやってくれればいいよ。」って、それ真に受けて頑張ってきた。
でも、時々違うこと言う。
「他の職人はみんなカミさんが弁当作ってくるのにうちはない。」 とか。
じゃあ私が作ったら、お昼代として渡している1日800円計算の1ヶ月分を、お小遣いから減らしてもいい? って、聞くと、怒る。
自分で文句言っておいて、そうつっこまれるとただ怒り、 私はただの言われ損になる。
何か言われると責められたような気になる。
私の努力が足りないから?
多分、同じ。
夫は、「お前が完璧でできるわけないだろ。どうせできないんだからやるなよ」 って言う。
多分、夫は、 「完璧になんてやらなくていいよ。いつも明るくしてくれていればいいんだ。」
っていう意味で言ってるんだと思う。 失敗しても、失敗しちゃったって笑っていられればいい。
きっとそうだと思う。 そう言ってくれる時もあるから。
明るくてあっけらかんとして、 前向きで、くよくよしない。 どんなに落ち込んでも次の日にはからっとしてて、 深追いしない。 そういうのを望んでるんだって。 よくわかってる。
だから私のことを単細胞とか、お前は気楽でいいよな、とか、 私がそうであってほしいと願ってのことなんじゃないのかって 思ったりもする。
確かにそういう部分もある。
でも、全部が全部そうじゃない。 頑張っても頑張っても、明るく前向きで笑顔でいようとしたって、 ちょっとしたことで剥がれて涙が出てきてしまう。 自分が壊れそうになってしまう。
本当の自分が見え隠れして、隠したいのに出てきてしまう。 お願いだから隠れててって思うのに出てきてしまう。
思いっきり泣かせてくれればいいのに。 泣いてても、「またすぐ泣く。」 って言われちゃうと、吐き出せないまま泣き続けることになる。
どうして昔みたいに抱きしめてくれないんだろう。 どうして昔みたいに泣かしててくれないんだろう。
私のことが嫌いだから?
好かれてないんだったら一緒にいる必要なんてない。 ああ、別れたい。
子供会の役員だって、頑張った。 幼稚園の役員だって、私なりに精一杯だった。
先月は経済的にホントしんどかった。 でも自分の好きな飲み物も我慢してやりくりした。
11月23日のあの事件から、私はずっと怒っていた。
その他の会話はしたけど、その時の会話には触れなかった。 「背中掻いてくれ。」って言われても、 「怒ってるからヤダ。」と言い続けた。
夫は、私が何に怒ってるのかわからないらしく、 面倒臭そうな顔をして相手にしようとしなかった。
と、余計腹が立った。
××だけ貸して無視した。
そして今日、夫は雨で仕事が休みになった。
夫の友人の父親が亡くなったというので昨日はお通夜に行った。 今日はお葬式だった。
昨日と同じ黒のスーツを着ていた。
私は洗濯と掃除と洗い物を済ませると、夫の顔が見たくなくて息子の部屋に行った。 これが結果なら離婚してやろうと思った。
私がトイレに入ってると思った夫は、息子の部屋で私を見つけ、 「なんだトイレに入ってるのかと思った。」 と言った。
「泣いてるの!」
頭からタオルケットをかぶってうつぶせになって泣いていた。 涙が止まらないからずっと泣いていた。
「パパがいじめるから!
フランス料理(娘と)行くって言うから! だからずっと泣いてるの!」
黒いスーツ着たまま、夫がタオルケットの上から私の頭をなでている。
「なんだそりゃ。」
って笑いながら私の頭をずっとなでている。
しばらくなでて私が少し静かになると、 「じゃ、行くね。」 と家を出てった。
娘が帰ってきて、テストボロボロだったーーと言った。 唯一得意な算数も、点数の大きいところを全部落としてきた。 その他に計算ミスがいつもと同じくらいあるんだからどうにもならない。 一緒にテストの見なおしをする。
娘は反抗してテスト勉強しなかったわけだから、できなくて当然なわけだ。 ほら、見ろ、言わんこっちゃない。 だからやれって言ってるんだ。 わかったか!
ってなもんだ。
卵を買ってきて、納豆オムレツで昼食とする。
夫が帰ってきて、リクガメの食事用の野菜も買いに行くからと、一緒に買い物に連れてってもらう。 いつもならスーパーも1軒しか行かないのに、 「必要なんだろう?どうせ車なんだから」 って、私が行きたがってる、いつもお肉を安く売っているスーパーにも行ってくれた。
夫は、1軒目で買った極つゆラーメン5袋入りが、2軒目で30円安かったことにショックを受けていた。いつもはそんな事言う人じゃないから、それが妙に可笑しかった。
お米も5kg×2袋、ビール1ケース、その他にスーパーの袋5袋分。
「お正月の買いだしみたいだね。」 「でも、これ全部あいつらが食っちまうんだろ。」
文句も言わずに両手いっぱいに持ってくれる。
夜は、カレーライス。
みんなで美味しい美味しいと言って、TVでやってた「クレヨンしんちゃん」の映画を観ながら食べた。
私の気持ちはまだ晴れたわけじゃないけど。。。
昨日、私があんな事を言った時、 夫の顔色は変わらなかった。
返事もなく、聞こえていないのかもしれないと思ったが、 敢えて繰り返して言わなかった。
娘は今日、稲の穂の殻を取り除いて持っていかなければならないと言う。 理科の宿題で、そのお米を炊くんだそうだ。 娘はこの一週間、すりこぎとザル使用でずっと頑張ってきたが、娘の力では少ししかできなかった。 私もやってみたが思うようにできなかった。
いつものことだけど、こういう時が、子供たちにパパは怖くないのよ、と思わせるチャンスなのだ。
「パパに頼んでみたら?」
子供たちは、決して自分からパパに何かを頼んだりしない。 何か言われたら怖いから。 そこで萎縮してしまい、もう二度と頼むまい、と思ってしまうから。 私が勧めれば、 なくて済む。だから、勇気が出せるというものだ。
「明日までの宿題なんだけど、パパ手伝ってくれる?」>娘
「(夫に)頑張ってるんだけど出来ないのよ。手伝ってあげて。 (娘に)ほら、あなたもただ見てるだけじゃなくて、ちゃんと自分もやるのよ。」
夫も子供たち同様、同じように戦っている。 イライラして罵倒あびせ断る時もあるが、あっさりと引き受けた。
私があんな事を言ったからだろうか。 それともそれは私の思い上がり?
いつもなら夕食を食べたらすぐコックリコックリしてしまう夫が、 夜中の12時過ぎまでお米の殻を取っていた。
これがヌカ床になるんだね。 へえ、そうなんだ。 そうなんだよ。
そんなゆっくりとした時間だった。
そして、今日。
明日はテストだ。 漢字は覚えているのか? 算数は理解しているのか? 社会は? 理科は?
家庭教師の先生は、来月までの予定だったが、 引越が早まったため昨日で終わりとなった。
家庭教師をやめても、今までと同じペースで、 今度はママと頑張っていこうね、という約束をした。 今のペースで頑張れば、きっとクラスもあがる。 そう確認し合った。
それなのに、娘は帰ってくるなり怒鳴り散らし、 部屋に入るな、と怒っている。
私は息子の部屋で、 「アルジャーノンに花束を」 の本を読んでやる。 息子は、主人公のチャーリーが、自分と同じように、 「は」を「わ」と書いたり、 「っ」を抜かしたりして書いている経過報告を、笑いながら聞いている。 >笑えないって、お前だって同じじゃん、みたいな。
娘が自分の部屋から怒鳴ってくる。 「眠いから寝る!」
返事だけすると、また息子に続きを読んでやる。
娘の歯科の時間になり、自転車に乗せて連れていく。 診察時間は5分程度、矯正のネジを調節するだけ。 終わるとすぐにファミレスに向かい、 塾までの空白の時間、15分程度をデザートを食べながら過ごす。 家で留守番している息子のためにお持ち帰りのお弁当を頼み、 間に合う時間に店を出る。 >支払いは、ポイントでゲットしたお食事券で
娘がまた怒鳴る。 急に走り出す。 走らなくていいよ、間に合うから大丈夫よ。
「間に合わないの!いつも遅刻なの!」
初めて聞いた。 私は、きちんと「乗換案内」で時間を調べている。 以前は早すぎた怒られ、他の子と同じだという1本あとの電車に間に合う時間に行かせるようにした。 先月、塾側がスタート時間を5分遅らせた時も、その時間でちょうど間に合う電車を調べた。 私に落ち度は無い!はずだ。
「回数券まだあるの?」
「わからない!」
「調べてごらん?」
ふてくされたように、ただ調べている。 無いならきっと言ってくるんだろう。 札が入った財布は持ち歩くなと言っているのに持ち歩く。 それも無くしたら困るからカバンにつけておきなさいと言ってもつけていない。
カバンにつけておかないとなくしちゃいますよ。
「取れちゃったの!」
娘はそのまま行ってしまった。 怒鳴られ、残された私は涙が出た。
私は一体、何やってるんだろう。 私、何のためにいるんだろう。
ふと、気になって息子にお弁当を食べさせながら、 塾に電話してみる。 「今日出る前に、いつも遅刻している、と本人が言ったのが気になりまして。。 最近の様子を教えていただきたいのですが。。」 「遅刻してくる子は覚えていますが、○○ちゃんが遅刻しているのを見たことはないです。いつもきちんと時間には来ているはずです。」
では、あの娘の言葉は何だったのだろう。 でまかせ? 嘘? 私を困らせるため? 甘え? 偽り?
何?
2002年10月24日(木) |
TVドラマ「サイコドクター」より |
今日、夫は雨で仕事が休みになった。
録画していたビデオ、TVドラマ「サイコドクター」を昼食を取りながら水疱瘡の息子と三人で観た。
ドラマの中で。。
刑事役の西村雅彦さんの娘役、鈴木杏ちゃんが、過食症が原因で何度か道ばたで倒れ、病院に運ばれたりしていた。 娘が中2の時にお母さんが鬱病で亡くなり、父親が「弱い奴だ」とつぶやいていたのを聞いて、自分もそう思われるんじゃないかと、頑張ってきた。 父親にとっては、頭もよくしっかりした娘、過食症だと知っても、お前はやめられるな、強い子だから、というような事を言う。
お前はいい子だから、お前を信じてるよ。
そんな言葉は何も役に立たないのに。。 言いたくても本当のことが言えなくなってしまうのに。
責めてもダメ。
サイコドクターこと、竹野内豊さんが、 過食症の説明をする。
過食っていうのは、ダイエットが引き金に過ぎず、本当の原因は他にある。 私のことを見ていて欲しい、認めてもらいたい、そのために、太っているより痩せている方が受け入れられる風潮がある。人から受け入れられたい、という願いからなのだ、と。
初めて知った。
多分、そうじゃなくて過食に走る人もいるんだろうが。 食べて吐く、それは立派な病気なのは私でもわかる。
最終的に、父親は、娘の心の病を理解し、医者である竹野内豊さんの病院へ通うことになるんだけど。。
「もし、娘さんがまた過食をしたとしても、責めないであげてください。
「その時は、どう言えばいいんですか?」
「言葉はいりません。わかるでしょう。」
というやりとりがある。
私にはわからなかった。
「言葉はいらないって、ただ見守ってやるってことなの?」
夫は、 「抱きしめてやるとか、言葉じゃなくて愛情を示してやることだろ」
と言った。
私たちの娘は、あきらかに精神的に病んでいる。 そして夫は、それに向き合おうとはしない。
未だカウンセリングは受けに行ったことがないが、 何度も何度も真剣に考えて今に至っている。 もしかしたら誰もが乗り越える、そんな時期なのかもしれない、 人より少し感受性が強いだけなのかもしれない、 そう思おうとしている。
この前の横浜雙葉中学校でもそうだった。 行ってすぐ、友だちは「体力測定」がしたいと言った。 娘は、嫌だと言った。 でも、ふつーなら、友だちが行きたいと思うところであるなら、一緒につき合ってあげよう、と思うのが友だちってもんじゃないのか? たかが「体力測定」だ。 友だちだって初めてやることばかり。 でも、やってみたい、と思った。 娘は初めてやることに抵抗がある。 ちゃんとできなかったらどうしよう、 それで何か言われたらどうしよう。 >誰もそんなこたあ気にしないのに
友だちが困っているので、 「一緒に行ってあげたら?」 と言った。 娘は、行く気がないのにわざわざ行かされたと思ったのだろう。 渋々行く形になった。
握力の次に肺活量をやった。 そしたら娘がキレた。
いきなり外に飛び出して、 測定値を書く紙をくしゃくしゃにして投げ捨てた。
もうどうしていいかわからなかった。 私がいるから? 私がいるから甘えているの?
お姉さんたちは、精一杯、初めての娘に、優しく教えてくれたはずだ。
いい加減にしてよ。 何やってるの?
受付のお姉さんもびっくりしてる。 友だちだって戸惑ってる。 友だちのお母さんだって戸惑ってる。
どうして人の気持ちが考えられないの?
娘からしたら、 「どうして私の気持ちをわかってくれないの?」 だろう。
でも、あんた一人が今の気持ちを押し殺して、 あんた一人が我慢してくれれば、 あんた一人が笑顔でいてくれれば、 誰も何も嫌な思いをしなくてすむのに。
公衆の面前で、くしゃくしゃの紙を床に投げ捨てられて、 それを拾ってる母親の私。
友だちに謝って、他の人にも笑顔振りまいて、 娘を叱り、娘のご機嫌とろうする私。
大勢の前で、「いい加減にしないさい!」ひっぱたけたら、どんなに気が楽だろう。 そのまま引きずってタクシー拾って帰ったっていい。
ドラマならそれでもよかろう。 でも、その後はどうする? 残された友だちは?
後でいくら怒ったっていい。 今は気持ちの切り替えだけ専念して、上手くとりつくろってくれないか?
それとも、母親である私が、こんな風に思うこと自体が間違っているのか?
娘も娘なりに抵抗しながらもそんな自分をなんとかしようと目の前で戦っていた。 「気持ちを切り替える。すぐ切り替える。後でいくらでも怒っていいから、今は気持ちを切り替えなさい。」 娘の耳元で呪文のようにささやく。
娘の手をひっぱり、「ごめんなさいね。」という顔をして、 くしゃくしゃの紙を広げ、 肺活量の次の背筋に並ぶ。 次は、10/20の日記にも書いた「ハイキングに行きます。」に続く。 これで機嫌を良くし、次の前屈,垂直跳び,と回る。 一足先に終わった友だちにも謝って、友だちができたところを褒め、 娘が唯一友だちより出来た前屈を褒めてやる。 友だちも明るく接してくれ、そこで娘はやっと、 「(肺活量を)もっと真剣にやっておけばよかった。」 と後悔するのだった。 実感しただけでも一歩前進と思いたい私である。
こう育ってしまったのは、受験勉強のせいじゃない。 小さい頃からの夫の態度や接し方が、父親に気に入られたい、 という意識を強めてしまった。 そしてそれを癒してやれなかった私のせいでもある。
幼い頃から父親が、 声をあらげて怒ったり、 腹を立てて家の中のものを壊したり、 今でもストレスの固まりのように存在している。 夫自身がストレスの中で壊れてしまいそうなのだ。
夫は子供を、2歳までは本当によくかわいがった。 だけど、自我が芽生え出すと、 抱っこしたり、膝の上に座らせたり、抱きしめてやったりすることなんてなかった。
子供達は父親を恐れ、でもそれでは余計父親を悲しませるだろう、と、 優しいお父さんだと思いこもうと頑張っているのだ。
頼み事も怖くてできない。 非難されるんじゃないか、バカにされるじゃないか、そう思って何も言えなかったりする。
抱きしめてやるとか、言葉じゃなくて愛情を示してやること?
と言った。
夫には、この意味がわかっただろうか。
夫は夕食をつまみながら、 娘が見事合格できたら、フランス料理に連れていく、と言った。
家族全員で行くのかと思った。
「二人で行く」と言った。
驚いた。
結婚して、10年も経って、結婚記念日でさえ、 何もしてもらったことなんてない。
フランス料理食べに行こうな。
こんな言葉は昔はよく聞いたけど、 結婚10年目の日でさえ、指輪1つもらったわけじゃない。
別に指輪が欲しいわけじゃない。 フランス料理に連れてって欲しいわけじゃない。
なんで私は連れてってもらえなくて、 娘なの?
なんで私は一度も連れてってもらえないのに、 私だって頑張ってるのに、 なんで娘だけなの?
びっくりした。
なんて言っていいのかわからなかった。
娘に嫉妬してる? そんなんじゃない。
気持ちを落ちつかせ、下の子の時にはどうするの? と聞く。
「あいつ受験するの?」
バカにしたように笑う。
「もし、受験したらパパがまた行くの? パパは2回も行くの?」
違う、こんな事が言いたいわけじゃない。
そういうことじゃない。
何言ってるの?
私は泣き出してしまった。
「私でさえ、フランス料理なんて連れてってもらったことない。 今度一緒に連れてくって言ってるだけで一度も連れてってもらったことない。 それなのに、なんで? なんで?」
夫は、呆れたような、笑っているような、 不思議なものを見るような顔で、私で見つめている。
ドラマならここで、夫が妻を抱きしめ、 「ごめんな。」って背中をトンントしてるシーンだろうに。
「泣けてきちゃうよ。」
言ったっきり、その場を後にした。
娘は、塾から帰ってきて彼女の部屋にいた。 息子は、夕飯も食べずに彼の部屋で寝ていた。
風呂場で乾かしていた洗濯物をたたみ、 戻ってきたら夫はリビングで寝ていた。
まるで、私からの追求から逃れるように、だ。
夫は、私の気持ちなんてこれっぽっちもわかってない。 私だって、女の子なんだから。 私だって。。
2002年10月22日(火) |
恐怖のシャンプー/画像付 |
相変わらず水疱瘡で休んでいる息子は、 起きて早々、パソコンを立ち上げて、こんなものを作っていた。
「ロボットを作るんだ!」 と意気込み、思い通りにマウスが動かなくてイライラしてたりする。
作ってる横で私もぐちゃぐちゃ言う。
ロボット青だけじゃ変じゃない? もっと凝ったもの作ったらどお?
「うるさい!いいの!」
私はその間、のんびりと朝風呂に入り、終わったら教えて! って感じで。。
一応、ホームページにはなったが、 「ぼくがつくたろぼ」
と書かれていたので、読んでやると、 「ぼくがつっくたろぼ」 「ぼくがつくたっろぼ」 とか、わけがわからない。
やっと正しくなって、
ロボットってカタカナで書くんじゃない?
「いいの!」
だそうで、結局、このままになってしまった。
夜、風呂に入ろうとした娘が、
「なんじゃこりゃーーーーーー!!!」
風呂から叫んでいる。
「えっ、何なに?」
息子は、知りたくて知りたくてうずうず。
「ネネ、開けてよ。」 「ネネ、教えてよ。」
「なんでもない。」
「なんでー、じゃー、なんで驚くの?」
交渉して見せてもらうことになったらしい。
「ねえねえ、ママ、来てーー!!」>息子
>仕事してるっつー。
なに?
「いいから、早く」
なに?
「シャンプーが、シャンプーがなだれ落ちてる!」
なんのこっちゃ。
あれが倒れたら。。やばーー、もった(勿体)なーいーー。 と駆け込んで見ると、そこには。。
こんな光景が。。
こんなん初めてみた。
正確にはシャンプーではなく、ボディシャンプーなんだけど。
まるで落ちながら氷ってしまったような。。
これは、一体なんなの!?
今日は、いい加減カタカナが書けない息子に、 「くもんのドリル」カタカナおけいこ4・5・6歳用 をやらせる。
本人は「こんな簡単なの書けるよ。」 と言いつつ、
「イ」ってどうやって書くんだっけ。 「ラ」ってどうやって書くんだっけ。
>「ラ」ってこの前も教えたじゃん
というわけで、一向に覚える気がないらしい。
「ばなな」をカタカナで書く時に、
「『ナ』なんて習ってない!」
と言うのには驚いた。
カタカナ習ってなくて漢字習うわけないでしょ!!
息子はまたテレビの影響で、「あやとり」に凝っている。
タンスの上のクリアケースを降ろし、 随分昔に買った毛糸を取り出して「あやとり」のひもを作ってやる。
最初に、お姉ちゃんから「ほうき」を教えてもらい、作って喜び、
次にまたまたお姉ちゃんから「ゴム」を教えてもらい、作って喜ぶ。
知っているだろうか。
「すべり台」→「カメ」→「ゴム」→「飛行機」→「カブト」→「ネクタイ」で、最後にネクタイの首の部分をひっぱるとするっと抜けるってやつ。
お陰で、水疱瘡の息子は、学校にも行かず、「あやとり」ばかりしている。
「ほうき」,「ゴム」と、くれば、次は「はしご」でしょう、ということで、 「はしご」のやり方を教えてくれ、と頼まれていたが、 何度やっても思い出せない私であった。
というわけで、息子は、昨日の夜からずっと「あやとり」に夢中だった。
と、言っていた。
夫は、・・・が嫌いなのだ。 ・・・が、弱虫で他力本願だから。 >優しいとこあるし、イザという時は勇気を出すし、頼もしいと思うんだけど。。
「あやとりのひも」は3本作り、1本は私のエプロンのポケットに入れていた。 家にいる時は、ほとんどエプロンをしている私。 今朝、何の気なしにポケットから出して、おもむろに「はしご」を作ってみる。 昨日まで思い出せなかった「はしご」が、なぜかできてしまった。 >やっぱり人って一度身に付いたことってそうそう忘れないものね。
できてしまったものの、どうやって作ったのか思い出せず、 もう一度心を真っ白にして「はしご」を作る自分を、 遠くの自分が観察する。
わかった!! 完璧だ!!
早速息子をたたき起こす。 息子は上機嫌な朝を迎える。
↑昨日に続き、息子の手
本日、月曜なり。 金曜日の学校への連絡帳には、 「水疱瘡らしい。」 的なことを書いて上の子に持たせた。
今日は、 「水疱瘡なので、休ませます。」
と病院へ行って診察してもらって完璧「水疱瘡」と確信してのコメントを書いた。
「家庭学習させることがありましたらお知らせください。」
連絡帳が戻ってくる。
「毎日、漢字のテストをやっていますが、やってきません。覚えきれていません。 算数の九九は五のだんまでやっています。できるようにしておいてください。」
泣きたい気分だった。
つい先週末、もう九九はやってるの? と聞いたばかりだった。
その時、 「九九ってなに?」 と言われ、 まだやってないのか。。と思ったのだ。
九九知らないって言ったよね? 五のだんまでやってるって書いてあるよ! 五のだんまでやってるってことは、一のだんも二のだんもとっくのとーにやったんじゃないの?
「知らない、ボクが休んでる時にやったんじゃないの?」
とか言うクセに。
あんた休んだの1日だけでしょ。1日で五のだんまでやるわけないでしょ!
呆れてしまう。。どうして、この子は、こんなにバカなんだろう。。 ホンモノ、なんだろうか、と涙が出てくる。
小学校2年生なんて、学校の授業さえ聞いてりゃ、家で何もしなくたってできるだろうに。 どうしてこの子はこうなんだろう。。
夫が帰ってくる。 夫は、連絡帳の先生からのコメントを聞いて、
「ホント、やばいって。 お前、ネネの行く学校行きたとか言ってる場合じゃないぞ。 高校も行けないぞ。 中学出たらすぐ働くようだぞ。」
博士になりたいんだって。ノーベル賞取りたいらしいよ。
「お前、バカか?」
「ボクはバカじゃない!!」
「だったら漢字のテストで0点なんて取ってくるな! 0点なんて俺、とったことねえよ。 よく0点なんて取れるよ、感心するよ。
クラスで一番バカなんだろ! お前より頭の悪いやつ一人もいないんだろって言ってんだ。
いいか、一生懸命やって取れないってなら話は別だ。 お前は、何もしてねえじゃねえか!
どうせ授業ちゅーたってボケーっとして何も聞いちゃいないんだろ!
食って寝て、遊んで、テレビ見て、ゲームして、食って、寝て、 アホか!
テレビ禁止!ゲームも禁止!
人並みに勉強できるようになるまで一切禁止だ!!」
息子は悔し涙を流している。 >言われて悔しかったらやれよ
「何も勉強ばっかりしろって言ってんじゃない。 最低限やることやれよ。」>夫
とにかく九九ができなきゃ大変ということで、私は何度も何度も繰り返し、息子に言わせてみる。 ごいちがご、ごにじゅう、ごさんじゅうご、ごしにじゅう、ごごにじゅうご、 はい、「ごさん」なに?
「ごさんじゅう!」
>だめだこりゃ
息子は、周りの空気が澄んでいくのが見えたのだろう。 大好きな「あやとり」を、今ならやってもいいのではないか、と、 察知したようだった。
あ。。息子はうつむき立ちつくしている。
こりゃ、ホンモノだわ。
2002年10月20日(日) |
横浜雙葉中高の文化祭/画像付 |
横浜雙葉は、昔は閉鎖的で何考えてるかわからないとか、 ベンツやフェラーリじゃないと学校の送り迎えもできない、とか、 地元ではお嬢様学校として一目も二目も?置かれていた学校だ。
説明会で、そのイメージは撤回され、庶民的で暖かい印象を受けていた。
今日、初めて娘を連れていく。 友だち母&子と一緒、 行きは夫の車で送ってもらい、 帰りは友だちのご主人が送ってくれることとなる。
息子は水疱瘡であるからして、その間、家でお留守番。
山手11系統のバスに沿って、横浜雙葉文化祭の鮮やかな垂れ幕が見えた。 テニスコートの横を歩いていると、 生徒が交替で自分たちの前に立ち、それぞれの催しものの宣伝をする。 「○時から講堂で○○がありますので、よろしかったらぜひ足を運んでください。」 などなど。
講堂、体育館、運動場を横切り、教室の建物に行く。
まず、生物部。
★鶏頭の解剖 ドッグフードとして売られているという鶏頭煮を1つ取り出し、ピンセットで外の肉や骨をはがし、脳だけを取り出す。 友だちは怖がっていたが、娘は楽しそうに解剖し、楽しそうに手の平の上に乗せてニッコリしていた。脳に視神経がくっついている、ということを見たりしたらしい。 近くのテーブルには猫の脳の標本もあり、背骨や目玉もくっついていた。 >うっ。。
イモリとミドリガメがいて、娘はとびついてさわりに行った。 子供達は楽しそうに次から次と「かわいい!」とはしゃぎながら触っている横で、 知らない母たち同士が気持ち悪そうに娘が満足するのを待っている。
ヤモリとイモリの違い、 ヤモリは爬虫類でイモリは両生類だってっ。 >娘に教えてもらった。
★葉脈の標本 これは、整理券が必要だったので、整理券をもらい、時間になってから行った。 葉を煮たやつを、葉脈だけ残すようにして擦り、ドライヤーで乾かし、パッチする。
次に科学部。
風船ロケット作り 犬の形などにして遊べる長い風船わかるかな。 長いまま、おもりなどをつけて飛ばす。
スライム作り、 これは定番だね。
★人工いくら これはめずらしい!! 塩化カルシウム?をいくらか水を入れた中に入れてかき混ぜ、その中に食紅を入れて粉がなくなるまでずうっとかき混ぜる。スポイトで吸い、ある液体の中に落とすといくらができる。子供は食ったそうで、マズイと言っていた。持って帰ってきたけど、すぐ捨ててもうた。
色の心理テスト、
と、言われたそう。
とにかく、ほとんどが、勉強のクイズばかりで、 小さい子が遊べる単純なゲームはない。 下の子は連れていったら飽きてしまって大変だったろう。
クイズは、他の学校では必ずといっていいくらいある 「あきらかなヒント」 がどこにも見当たらない。 正解した数によって多少の景品は違ったりした。
それでも小5の娘たちは楽しそうに回っていた。
受験生対象としては楽しいイベントとなった。
イタリアの国旗 は、どれですか?
折り紙でいろんな色が短冊型に切られている。 選んでいる時に、たまたま持った白を 「合ってるよ。」 「う〜〜ん、そこでいいかな?」 「うん、それも使うよ。」 正解は、「緑,白,赤」
ハイキングに行きます。 クマに襲われないためには何をすればいいでしょう。
1.歌を歌う。 2.はちみちを顔にぬる 3.ニンニク
娘は考えている。
ずっと黙っている。
「楽しいことかな。」
まだ黙っている。
「踊ったりもするかも。」
まだ黙っている。
1.歌を歌う。
「はい、正解です。」
こんな具合だ。
生徒の中にはこうやってヒントを教えて必ず正解に導いてくれる人と、そうでない子がいた。
その他は、ギネスブックの話とか、 ○○さんの記録はこの中のどれでしょう、とか。
アンネの日記の作者は? アンネのフルネームは? アンネが髪の毛を黒く染めたら何色になった?
地理研究部 では、「ワールドカップ」について、だった。 ブラジルについての質問に答える。 ブラジルでサッカーのことを何という? ブラドルのサッカーの監督の名前は? などなど
娘が、ぜひ行きたいと言った茶道部。 彼女は「おかめ」の顔が好きで、 このキャラが書かれた茶道部に惹かれて足を運んだ。 抹茶50円を入れていただき、和菓子250円をいただく。 和菓子は4種類の中から選んだ。
その他、 模擬店のチョコバナナ150円 駄菓子屋のひもつき飴10円
そして、家庭部。 子供達が科学部でいろいろ体験している1時間程度の間、 友だちと二人で母親同士、 ゆっくりとミルクティー,ホットティー、抹茶ケーキをいただいた。 友だちの大好きな音楽が流れていて、彼女はとても上機嫌だった。 それを見ている私もなんだか穏やかな気持ちになった。 こういう時間は、ホッとする。
なんだかんだいって、2時半に出て、 友だちのご主人も一緒に、ファミレスで(遅い)昼ご飯を食べた。
実家に寄ってピアノの練習をさせ、 5時に夫に車で実家まで迎えに来てもらい少しして帰った。
帰ってくると、息子は寝ていた。 起こしても全く起きず、深い眠りにいた。
せっかく横浜雙葉の食堂で「まい泉のカツサンド」を買ってきたのに。 夫は大好きで2切れをペロリと食べ、夜遅くに起きた息子が残りの1切れを食べた。 大金400円もはたいて、たった3キレのカツサンド入り。 私にゃ、勿体なくて食えんっちゅー。
バザーでクッキー100円も何袋か買った。
家の中を見渡すと、行ったままの状態に更に磨きをかけて散らかっていた。 新聞の折り込み広告が部屋中にバラまかれ、 テーブルにはラーメンでも食ったのかであろう、どんぶりがそのまま放置されていた。
どうも、夫は1日ののほとんどを寝て過ごしていたらしい。。
もしかして。。と、胸騒ぎがする。
と言う。 呆れてしまった。 「言ってくれればよかったのに。」 そういう問題じゃないんちゃう? 父親たるもの、これでいいのか? それくらいの配慮はあって当然だろう。 私に依存しきってないか?
それも、自分は息子の部屋のベッドで寝ていたクセに、 息子は、和室の畳の上で布団もなしに寝ていた。 畳は息子の汗で色が変わってしまっている。 これじゃあ、このまま布団敷けないじゃない!
息子が水疱瘡になったことで、 昨日,今日と、予定をキャンセルせざるおえなかった。
連絡をすると、みんな決まって上の子の心配をしてくれる。 もしかして読んでくださった方も少しは気にしてくれただろうか。
気付いたら身体に発疹が出て、特に頭の中はひどいものだった。 病院へ行き、潜伏期間は2週間だと言われても、 電車の中?デパートで?くらいで、確信できる場所は特定できなかった。
ということは、そう、娘さんにも移っているでしょう、ということで。
ビッタシ2週間後に娘は水疱瘡になった。
なんてこった。 周囲に呆れられるわ、笑われるわ、責められるわ。 >当たり前だわな
この時点で予防接種を受けさせてしまうことも可能だった。 そうしたら軽くて済んだろうに。 今まで会った友だちにはすぐ電話して伝え、 友だちの中にはすぐさま病院に向かい予防接種をした子もいた。
行った病院はそういう治療を提案してくれなかったのでわからなかったのだ。 24時間以内でないと意味がないということも聞いていたし、 夫の力を借りず&自分の力だけで連れていける状態でなかったので断念してしまった。 そんなこんなで24時間は過ぎてしまったのだ。
今、水疱瘡になっている息子は、
「あー、予防接種受けときゃよかった。」
と、何度も何度も思い出したようにつぶやいている。 >まるで私への当てつけのよう
だからね、君。 水疱瘡の予防接種しに行こうとして病院連れてったのに、 待合室で熱を出して、急遽診察になっちゃったのはどこのどなたでしたっけ? 水疱瘡の予防接種行こうという時は、周りで流行っている時で、 それ以外の時は金銭的に余裕がないと後回しにしてたんだし。 >って、それは私の責任かい
結局、今、もっと金かかってるじゃん。 予防接種を受けさせた方が得だってことは十分わかりました。 神様、これ以上のバツを与えないでおくんなまし。
友だちんちでは、
それは災難だね、と電話でお悔やみ?申し上げたことがある。
息子は、水疱瘡ながら相変わらずいろいろやってくれる。 今日はホットケーキを作ってくれた。 400gのホットケーキミックスで大3枚焼いてしまう私と違い、 直径6cm位大の小さなホットケーキをいくつも焼いてくれるので、 少し幸せな気分になれる。
「今までで一番きれいなのが出来た。」
まんまるのホットケーキは、まるで売り物のようだ。 焼き加減もちょうどいい。
息子は、 学校でCをいっぱいもらってくるわ、 漢字のテストでは毎回0点や1点で、 毎日のように補習で遅く帰ってくる。 なんでも5点中4点以上じゃないと合格じゃないらしく、 合格になるまで補習をして帰ってくるってわけだ。 なぜか算数だけはほとんど満点を取ってくるんだけど、 国語はてんで駄目なのだから。
未だに「おかあさん」「をかあさん」と書いたり、 「おもしろかった」→「おもしろかた。」と書くし、
ねえ、これ違うよ、と言うと、
「おっもしろかた。」「おもっしろかた。」「おもしろっかた。」 と書き、その度に私はそれを言葉に出して読み、 夫は「なんだそりゃ、しゃっくりしてるみてーだな」と言う。
あれ?違うな、と言いながら、やっと正解に辿りつけるのである。
息子は「知の翼」という通信教育もやっている。
「あっけにとられた」という言葉を使って今までの自分の体験をもとに書きましょう。
という問題があった。
息子は、 「弟のいたずらをしたあとのにげ足のはやさにはあっけにとられた。」 と書いている。
ねえ、これ、答え見たでしょ。 あんた、弟いないじゃん。
あ。。 >顔色が変わる 「弟いればよかったーーー。そしたらバレないのに。」
そういう問題じゃないと思うよ。 その続き読んでやろうか?
「あっけにとられたことを思いだし、おうちの人とはなしてみましょう」
と、ある。
これ、※印の解説じゃん。 こんなんまで書いたらバレバレだよ。 こういうズルはやめようね。 >ニヤニヤ
バツ悪そうにしている。
実は、この行為はその問題の前にバレていた。
「目玉がとびでる」という言葉を使って文を作りましょう。
という問題で、
「おもちゃを買おうとしたがそのねだんの高さに目玉がとびでるほどおどろいた」
と書いてあった。
この文を読んで、「答え見たな」と思ったのだ。 息子にこんな高度な文章が書けるわけがない!からだ。
続いて「弟が」とあったので、確信を持ったのである。
さて、「目玉がとびでる」という文章に戻ろう。
結果的に息子は答えを元に自分なりに
「ローラーのくつがいちまんえんもしたので、めだまがとびでるほどおどろいた」
という文章を書いた。
息子はローラー付きの靴が欲しくて欲しくてたまらない。
「ローラー」と書かせるまでが大変だった。 なんたって息子はまだカタカナが書けない。
「書けるもん!書けないわけないじゃん!」
と言うんだが、試しに、「ム」「ネ」「ユ」 とか言っても書けず、「クなら書ける」とか言ってくる。 それは「書ける」ってことにはならないでしょ!
「ロ」は書けても「ラ」が書けなかった息子。 教えてやっと「ローラ」と書く。 「ローラー」とは書かずに「ローラ」のまま文章が続く。
夫と私は思わず 「♪ローラ、君はなぜに、ローラ〜」 と西条秀樹の物真似をするのだった。
「そんな歌ない!」
と怒鳴る息子に、
「へ〜ん、知らないの?あるんだもんねーー!!」 と言い返す私たちなのだ。
そんなだから息子は依然、頭がよくならないのだろうか。
そしてこれはつい昨日の話だ。 水疱瘡で辛いだろう息子を攻撃している親なのだった。 強く、たくましく、育て、息子よ!
最後に、息子は父親の影響で、ペーパークラフトを手がける。 こちらは夏休みの工作用として出展したものだ。 もう二度と作れないという程、彼にとって最高傑作だという。 以前の日記にもアップしたが、ウッディ追加で本日アップとする。
2002年10月18日(金) |
水疱瘡(みずぼうそう) |
昨日、息子の喘息の薬をもらいに病院に行った。
週末に友だちの家の前でどろんこ遊びをし、少し冷え込んでいたせいか、その夜に喘息がひどくなっていた。連休明けにはすっかり元気になった。
どれどれ。 じゃ、音を聞こうか。
聴診器を息子の鼻に当てる。
>おいおい
冗談だよ。
>息子、笑っている。苦笑
状態いいみたいだね。 今は大丈夫だよ。 じゃ、今日から薬を1つ減らそう。 今まではアレルギーの薬も入ってたけど、 気管拡張剤だけでいいと思うから、 そうだな〜、1ヶ月分出しておくからさ、 吸うやつのもまだあるだろうけど出しておくね。
いや、赤くなってからきます。 >無くなると赤くなるんだ。無理して、お金使いたくないから。。
連休前になくなったら困るじゃない? 出しておくね。
>これで診察費と薬代合わせて3,000円だよ!!
そして夜、8時。 娘の家庭教師の休憩時間に合わせ、娘と先生に「おやつ」を出すついでに、 息子にも同じものを与えるんだけど、いつもバクバク食う息子の様子が違う。 腕にふれると熱いので熱を計ると37度5分。 すぐ夫の携帯にメールをする。 空手が終わって電話がきて、ポカリスエットを買ってきてくれる。
先生を駅まで送る途中で、夫とすれ違う。
先生を送って帰ってきてもう一度熱を計ると38度。 息子は辛すぎるのか身体は小刻みに震えているようで涙を流している。
とりあえずアイスノン、脇にもアイスノンぶらさげて、ポカリを飲ませる。
夜11時半。 右眉毛の上に2つ発疹があるのを見つける。 もしかして、と、Tシャツをめくってみる。 背中にあずき大の水疱が見つかった。 他にも注意深く探してみると、数ヶ所に小さな発疹が見つかる。
「みずぼうそうだ!!」
そして、今日、朝すぐ病院へ連れてった。 先生はアレ?って顔してる。
昨日、喘息の薬もらいに来ました。
そうだよね〜。どれ見せて。
よく気付いたね。どんピシャ、水疱瘡だよ。
そっか〜。
昨日来た時になってればよかったね。。
お母さん、ごめん。
昨日、出した薬だけどさ〜、今もう喘息出ちゃってるから〜、 きっと水疱瘡で誘発されたんだと思うけど、 とりあえず出した薬は飲ませないで取って置いて。
せっかく昨日薬減らしたのにな〜。
前の薬に戻すからさ〜、その薬と〜、水疱瘡用のウィルスの薬ね、それからかゆみ止めと塗り薬、学校は一週間は無理だから、薬がなくなる一週間後にもう一度見せて。
しめて今日の診察代&薬代5,600円!!
ちょっとちょっとーー、昨日3,000円も使ってんのよ。 こっちが薬はまだ要らないって言ってるのに、 そいで今日また5,600円!!
勘弁してよーーーー。
息子は水疱瘡になったことより学校に行けないということにショックを受けていた。 外で遊べない、それは毎日公園に行って遊ぶ息子にとって一番辛いことなのだ。 雨の日はお互いのマンションのエントランスで遊ぶし、 とにかく友だちと遊べないのが一番辛いのだから。
毎年、毎年、医療費控除、それだって大して戻ってこないのよ。 悲しくなるよ。
娘のカリテ評価が戻ってきた。 結果は、
11月のクラスはまた同じ受験3組だそうだ。 クラスが上がる日は来るんだろうか。。
2002年10月17日(木) |
母は怒っている!!/画像あり |
昨日、塾から帰ってきて「牛肉のはらみ」と「ししとう」を食べた娘は、 それからずっと自分の部屋の掃除をしていた。
「物が多すぎてイライラする。 いらない物は捨てるんだ!」 と意気込んでいた。
何度か、「計算マスターやったの?」 と声をかけるが、 「まだ終わってない。」 と言うばかり。
またしばらくして、 「ねえ、ひょっとして『終わってない』んじゃなくて、『手をつけてない』んじゃないの?」 「そう。」
そんなこと繰り返して娘の部屋に入る。 >夜11時半
「これで片づけたって言えるの?」
アクセサリーはあちこちに散らかっている。 シールはバラバラになっている。 学校の教科書は散らばっている。 ブツブツ責めながら片づけまくってしまった。
友だちと交換したまだ使ってもいないメモがポロポロと落ちている。 ねえ、これ、使えるよ。
「今、それどころじゃないの! 明日の支度しなきゃならないの!」
>一体、今のいままで何してたんだっつーの!
私も整理しながら、ある発見をする。 塾の国語の本科テキストが無いと騒いでいた。 その本科テキストが裏向きに学校の教科書類の本棚に入ってたのだ。
「ねえ、それが何か見てごらん?」 「あ。。」
苦笑いしている。
だからいつも言ってるでしょう? 塾のテキストはここ、学校の教科書はここ、決まったところに置かないからこういうことになるの! 「ないない。」って騒いで塾にまで電話して、アホか! ここにあるじゃん。自分でいれたんじやん。
バツ悪そうにしている。
結局、夜中の12時からベッドの上で社会と理科の本科テキストを私が読み、 質問して答えてもらう。 めずらしく授業を集中して聞いてきたらしい。 全部答えられるので、30分後に寝かせた。
私はその後、彼女がゴミ袋に入れた袋の中身を見て怒りが最高級に達してしまった。 明日 絶対 言ってやる!
今朝は起きるのが辛そうだった。 どうするの?遅刻して行くの? 何もないの?家庭科あるんじゃないの?
なんたって、この家庭科の宿題のために掃除してたんだから。 宿題が「掃除」&それに対するレポート。
慌てて起きて支度して出かける。
ここぞとばかりに昨日の夜の「ゴミ袋の中身」について怒りを爆発させる。
「塾からもらった計算プリントや小テストの紙が捨ててあったけど?」 「終わったから捨てた。」 「終わったって何が?受験が終わったの?終わってないでしょ!やった問題全部頭に入ってるとでも思ってるの?忘れちゃうから何度も何度も繰り返し問題を解くのよ。だから今までのテストだって全部取ってあるの。まだ必要なのよ。」
私が何のために今までのをファイリングして取ってあると思ってるんだ。 親の苦労が全くわかっていない。
「ノートもメモ帳も捨ててあったよ。 たった1枚でもお金と一緒だよ。1枚買ってちょっと書いたら捨てる。おかしいでしょう? お金と一緒だよ。
1枚2円とか3円とかするんだよ。 >昔、この手のを計算したことがあるんだ
ママの入力の仕事なんて1文字0.4円とか0.5円とかの世界なんだよ。 あんたが捨てたこのノートのために、ママがどれだけ無駄に働いているのよ。 朝まで頑張って入力したってあんたがこんな事してちゃ意味ないじゃない。
毎日の食費だって少しでも安くするために頑張ってんじゃない。 あんた何やってんの?!
冗談じゃないっつーの!!
塾のノートだって何冊あるのよ。 (塾に行く時に持たせている)財布の中に入れてるお金は、 無駄遣いのためにあるわけじゃないのよ。 万が一何か必要かもしれないって入れてあげてるの。 ノート買って最後まで使わないでポイポイ捨てちゃうわけ?! 勘弁してよ!!」
これでもかこれでもかって言葉が機関銃のように出てくる。 昨日、ワナワナと震える手をギュッ!と握りしめて、噴火寸前の火山のようにフツフツと煮えたぎっていたんだからな!! 本当なら夜中でもなんでもたたき起こしてボコボコにして外に放り出したいところだったんだからな。
お母さんは怒っているんだ!!
今朝、起きたらこんなものが彼女の部屋のタンスの横に貼ってあった。
この鬼は話しの流れから言って。。紛れもなく私???? >かよ、おい!!
私があんなに怒っている間に、反省文でも書いてるかと思いきや、こんなものを書いていたなんてっ。
学校から帰ってきても、尚、私の怒りは治まらなかった。 ゴミ袋にはまだ朝の状態のまま入っているのだ。
下の息子を病院に連れて行ってたので、娘の方が先に帰っている。 部屋に入るなり、
「塾のノート1冊80円、36枚だから1枚何円?」
計算している。>娘
「えーと、2円。」
「2.22222円でしょう?」
「うん、永遠に続く。」>娘
「ほら、これ何枚あるの? 1,2,3,4,,,,,,, 10枚あるよ。 ねえ、20円捨ててるってことだよ。」
ハッ!とした顔をして、 娘はそそくさとゴミ袋からちぎれたノートを取り出して机にしまいに行った。 やっとわかったか、思い知れ。
うちの娘は受験組。 通っている塾は成績によってクラスが違い、 偏差値60以上が特組、 それ以下が受験組となっていて、 特組は1クラス、 受験組は5クラスある。
うちの娘は受験組5クラスの中の下から3番目の受験3組にいる。
不思議なのは、 偏差値20台だった時からずっと受験3組で、 社会で(100点満点中) 6点取った時も受験3組で、 偏差値60取った時も受験3組で、 他の子はクラスが上がったり下がったりするというのに、 ずっと受験3組なわけで?
結局、良かったり悪かったり安定した成績でない子は、下にも上にも行くことはなくここをキープしているんじゃないかと。。それが受験3組という位置なのかと思い始めている。
その受験3組の中で、切磋琢磨?しているのだ。
この塾に入れて、友だちによく言われる。 「そんな集団の競争の中で、○○ちゃんみたいに大人しい子がやっていけるの?」
確かに、「私も私も」とみんなを払いのけて前に行けるような子ではない。 でも、みんなが我先に、とザワザワしている中をすっと通り抜けて、 ポツンとした先生のところに聞きに行ったりする技は持っている。 当然、先生は慕われれば嬉しいわけで、幼稚園にしろ、体操教室にしろ、 彼女はずっとそうやって自分の味方を見つけてきた。 目立とうとしなくても、目立たないからこそ気にしてくれる人、 と信頼関係を持つのが上手いのだ。
かくして娘は、この競争社会に、埋もれることなく競争しており、 大人しく見える割に、芯があり,気が強く,負けず嫌いな性格であることも私は知っているし、 本人も自覚している。
算数は本人も自分で出来ると思っているらしく、 参観日では決して手をあげない彼女が、塾ではいつも手をあげるという、 何人も間違えて自分が正解した時は、とびきり嬉しいと言っていた。 1回指してくれると次はなかなか指してもらえずまた指してもらえるまで頑張って手をあげる、 らしい。 算数は簡単だ、とも言う。 >ほんとかよ
前回の公開模試の結果で、国語の時間にワースト2が名指しされ、 「お前のせいでクラスの平均点が下がってるんだぞ!」 と言われていたらしい。 『うわ〜〜、きっとワースト1は自分だーーーー!!! 先生ごめんなさーーーーい!!』 と思ったとか。
そりゃ、そうだわや。 クラス平均90点台で、うちの子は50点台だったんだもの。苦笑
ある時、社会で頑張って80点くらい取った時に、 理科の先生から「社会は取れて理科取れないなんて。。」と言われて申し訳ないな、 と思ったそうだ。 本人は社会しかやっておらず、やってない理科は確か10点台だったような。。
そして、彼女は、今日を心待ちにしていた。 テストを受けた土曜日から、今日が来る日を楽しみにしていた。
なぜって? テストがいつもよりできたから。
前回のカリテは2列目だった。 今回の公開は5列目だった。 5列目になって、2列目で後ろにいた子たちが自分より前にいる。 >あたりまえだ。
それが悔しくてたまらなかったらしい。
仲良しの子が前にいても、○○ちゃんスゴイな、頑張ったんだな、 と、思うらしいが、 デブな男の子とかがいたりすると、なんであんなデブに負けなきゃならん、 と、思うらしい。 >そんな体型で敵対意識持つなよ、と思うんだが。
いつぞや、彼女が「おにぎりくん」と呼ぶ男の子がいて、 なぜそう呼ぶのか聞くと、 おしりが椅子からはみ出ていて、椅子が海苔とすると、おにぎりのようだと言うのだ。 彼女の身体は小さくて細いから、「おにぎりくん」の後ろにすっぽりと隠れてしまうらしい。
渋滞の高速道路で、普通車がでかいトラックの後ろに付いてしまう気持ちなのだろう。 それが嫌なら「おにぎりくん」よりいい点数を取ればいい話なわけで、 ある日、「おにぎりくん」はクラスにいなかったらしい。 きっと上のクラスに上がったのだろう。
話しを戻そう。 それを言った後で、自分で自分の事を 「性格が悪い」 と言うのは大したものだと思った。
特別算数教室の抜き打ちテストで2位だった時も、 「特クラスのクセに私よりバカな奴がいる」 と笑っていた。
あの子たちは今できなくても、帰ってから復習してあんたなんて抜かしちゃうんだよ。
と、言っていた。
今、彼女は、周りはとっても頑張っているんだ、ということに、 ようやく気付いたらしい。
今回の公開模試で、前から5列目という屈辱は何度も味わってはいるものの、 きっと自分より後ろの子たちは、 後日テストで座席が反映されてない子たちなのだろう。。 いや、きっとそうに違いない。 私はこの公開模試でこのクラスで一番ビリだったのだ。 そう、受験2組がすぐ後ろにいる。 と、危機感を感じたのだ。
だからなのか? カリテの前2日間、昼寝はしたが今までにないくらい頑張っていた。
明るい顔で塾から帰ってくる。 念願の2列目だったらしい。
算数は絶対正解している、と思っていた問題が通分し忘れて×になっていた。 すごくショックを受けていた。 結局、いつもと同じケアレスミスが3問だ。 それでも今回は平均点が低かったせいで助かったようだ。
理科と社会は自己採点より高かった。 多分、選択問題でテキトーに書いていたところが合っていたのだろう。
国語と理科は、平均点ぐらい、 社会は評価3でなければいいな〜と。 願うばかりである。。
息子の喘息のために近くの病院を開拓した際、 その先生に、 「近くの薬局の辻さんに聞いて(紹介されて)」 と言った私。
「お子さん3人いる辻さん?」 「いえ、薬局の」 「なんだ、患者さんかと思った。」
そんな会話をしていた。
ほとんど毎日、目の前を通っているんだけどそこの薬局。
「辻さん」
じゃなかった。
「○△仁成薬局」
さんで、「辻仁成」さんとごっちゃっになって、 ○△さんではなく、辻さんと言ってしまった。
「冷静と情熱のあいだ」 の辻さんです。 ミポリンこと中山美穂さんと結婚したあの辻さん。
あちゃーー。
なんて間違いをしてましったんだ。 もう今更説明するのも何だよな。
本日、授業参観日の日であり、その後は懇談会があったのだが出席せず、 娘の定期検診に行った。
バスで1本、1時間に2本しかバスがなく、非常に不便だ。 いつもは混んでいるのにすぐ順番が来て、 いつもより遅く行った割にすぐ終わってしまった。
昨日、ちょっと夫と喧嘩?したが、 電話してみると「ちょうど通り道だから仕事帰りに寄ってくれる」ことになった。 夫を待つ30分、病院の食堂で、 私はラーメン380円、娘はチョコレートパフェ390円を食べる。 食堂の場所忘れたから外で待ってるよ、と言っていた夫が、 食べ始めた頃に横に立っていた。
あれ?早いじゃん。
ラーメンってさ、無性に食べたくなる時ってない? どうしても食べたくなって我慢できず1人でラーメン屋に入ったりすることもあるんだ。 ここんとこずっとラーメン食べてなかったらどうしても食べたくて、 それもこの病院のラーメン。
「うまいの?」 「食べてみそ。」 「懐かしい味だね。うまいよ。」
「じゃ、俺、外で待ってるよ。」
っていうくらい喧嘩したのよね。。
なんかね、こういう事がある時の次の日っていうのは、妙に優しかったりする。 多少、気を遣ってくれているのでしょうか。 それだったら嬉しいことだけど。
娘は結局、大きすぎるパフェを持て余し、私が半分食べた。 帰ってから夕食の支度をして私はしっかりご飯を3杯食べた。 さんまの開き、大根おろしたっぷりで食べると美味いんだな〜これが!
娘は気持ち悪いと言って、何も食べずに寝てしまった。 もちろん勉強もせずに。
2002年10月14日(月) |
微妙に変わり始めた娘 |
今日は祝日なので塾の時間は午前中だ。 普段よりは随分ゆっくり起き、 ピーナツバターを塗った食パンを食べさせる。
「昨日、お片づけしたんだね。」 「うん。」
「あまりの汚さに耐えきれなかったの?」
「うん。すっごい汚いんだもん!」
「エライね。ママが何も言わないので自分から進んでやるなんて! 随分お姉さんになったんだね。」
頭を優しくなでてやると、 大きくピースをして「ニッ!」って笑ってみせる。
▼昨日の夕食後----------------------------------------------------
娘は公開模試の国語の復習だけして、その後は本を読んだりいろいろ遊んでいた。
あと20分くらいしたら残りの(算数,社会,理科)復習もするように言ったが、 気になって30分後に声かけをしようと部屋を覗くと、 本やらメモ帳やら紙クズやらで山のようになっているぐっちゃぐちゃの机の上を片づけ始めていた。
「区切りのいいところで(勉強)やろうね。」 「ん。。今、ちょっと出来ない。」
そのまま放っておいてまた様子を見ると、机はきれいになり、 机周辺の床に重なって置いてあるマンガの付録を整理しはじめた。 最後には自分の部屋のゴミ箱に入れたゴミをキッチンにあるゴミ袋に入れている。
「自分の名前やお友だちの名前とか住所とか電話番号とか個人情報があるものはわからないようにしないと駄目よ。」
理解したように交換した手紙なんかを一度入れたゴミ袋から取り出して外から見えない袋に入れ始める。
そのまま放っておくと、ベッドに横になっていた。
「あれ?寝るの?」
「うん、疲れちゃった。」
「そう、じゃ明日(塾から)帰ってきてから(勉強)しなさい。」
「うん!」
ここまで-----------------------------------------------------
塾から帰ってくるなりお昼も食べずに公園に行く。 自転車の練習のためだ。
小5の娘はまだ公園でしか自転車に乗れない。 小2の息子は道路でもスイスイ乗れる。
自転車圏内へ行く時は、小5の娘を後ろに乗せ、 小2の息子は自分の自転車に乗り、 2台で行く。
公園から帰るとご飯を食べ、また公開の復習をした。 図形の問題も、余りの問題も、娘が間違えたところなんてちっともわからなかった。 最初の式を伝え、「これってどういう意味かわかる?」 と聞くと、 「ああーーーー!そうだったーーー!!」 とスラスラ解いていく。 面倒な計算になると、イライラしながら「面倒くせー」を連発しているが、 正解すると「よっしゃー!」と喜んでいる。
つーか、私、全然理解できてないんで、 「ねえ、どうしてそうなるの?」 「えっ?わかんない。もっとちゃんと説明してよ。」
小さい子に教えるように丁寧に教えてもらう。
こうすると台形になるでしょ。 台形は(上辺+下辺)×高さ÷2でしょ。 上辺がわからないんだから□にして、 (□+下辺)×高さ÷2=面積 じゃない。 面積から逆算すれば答え出るじゃない。
あ〜〜〜〜。それでこれから引けば答えなわけね。 なるほどーーーー。
わかった? あー疲れた。
ベイサイドマリーナへ行く。 オークションで1万円のお買物券を7,000円程度でゲットした。 期限は今月末までで、行けるのは今日しかない。
息子が急に成長し、去年買ったものはほとんど着られない。 寒くなってきたのに、今履けるジーンズは2着しかなく、 それを交替で履いているのだ。 洋服的にも必要に迫られている。
まずは娘が大好きなブランド「KLC」に向かう。 その隣に陳列されているブランド「バナナチップス」も、 最近は娘の心躍るブランド品であり、 欲しくて欲しくてたまらないって態度をする。
確かにかわいいんだ。 子ギャルって感じで、細身の彼女の体型にも合うように作られている。 だが彼女が欲しいというデニムコートは、15,000円もするし、 デニムレッグウォーマー?も膝から足首までの長さで3,900円もする。 スニーカーにそれ履いたんじゃあんまりでどうせ買うなら合う靴を買わなきゃならん。 凝ったデザインのジーンズも7,900円もする。
「バーゲンの時に残ってたら買ってあげるよ。」
息子は細身では入らない。 娘は普通のものでは入らない。 ということで、 試着させて2枚ずつジーンズを見つける。 いつものように娘のはウエストがゴムで細く調整できるものになった。
アウトレットで1着1,900円〜2,900円の物を4着で1万円。 オークションで7,000円だから3,000円は安く買えたってことだ。
帰りにファミレスに寄り帰ってくる。
はどこにあるのか尋ねると、 ファミレスのテーブルの上に店のナフキンにくるんで置いてきてしまったと言う。
7万もするんだぞ!! なんてこった。 声をかけなかった自分にも腹が立ち、 「紙にくるんだらゴミと間違えて捨てちゃうかもしれないんだからケースに入れるように」 といつも言っているのにそれをしない娘にも腹が立った。
すぐにファミレスに電話すると、 既に次の人が座っているとのこと。 とりあえずゴミ箱を探してみると言ってくれた。 娘は塾の友だちと遊ぶ約束をしていて家を出なければならなかったので、 夫にすぐファミレスに向かってもらう。 夫もすごく怒っていた。
ファミレスから、 「ゴミ箱の底から出てきました!」 と連絡があった。 感謝の気持ちと申し訳ない気持ちとでいっぱいになった。
娘を連れて電車で向かう。 駅でお友達と一緒に食べるようにとデザート5個入りエッグパイを買い持たせる。 友だちが来たので、「バイバイ」って帰る。
娘は、2時間もしないうちに電車で帰ってきた。 「あれ?早いじゃない。」 >あと1時間くらいは遅いかなって思ってた。
「うん、お友達がお家で遊んじゃ行けないって言われてて外で遊んでたの。」 なんだそりゃ。笑
「じゃ、どこで(持っていったお菓子)を食べたの?」 「道路で。」 >マジ?笑
なんでも友だちんちのマンションの塀を越えて、その友だちの妹の自転車を借りて遊んでたとか。 でも楽しかったならよかったね〜、と。
実は、この一件で昨日は大騒ぎだったのだ。 塾の友だちの家に初めて遊びに行くと勝手に決めてきてしまい、 親としてはどう対応したらいいものか、と。
とりあえず手みやげ持たせて電話で挨拶しよう。 でも、誰も電話に出なかった。 そうか、そういうことか。
夫は、 「悩むほどの事じゃなかったね。」
ホッとした。 そうだよな、もう5年生なんだから、子供に任せてもいいのかもしれない。 うちって過保護なんだよな、きっと。
目一杯のお洒落して、友だちから誕生日にもらったブランドバッグに、 シール帳とかいろいろ入れて、わざわざ電車に乗って行ったのに、 道路で遊んでたなんて。。笑
だったら100円くらいの気軽に食べられるお菓子の方がよかったな。 道ばたで包装紙開けて箱開けてパイ食ってる子供っつーのも、 ちょっと見たことない光景だ〜ね。
娘、カリキュラムテスト。
朝7時に目覚ましが鳴るが起きない。 しばらくして声をかけて起こす。 ピーナツバターを塗ったパンを食べている間、 私が算数プリントから問題を出す。
父母会で言っていた。 今、算数では「比」の問題に入り、 今まで算数が出来ていた子も急にできなくなり辛い時期だ、と。
娘はつまづくことなくすらすら暗算で解いていく。 ○+△+□=★だから、★÷◎×◇=■
?????? 私はずっと家庭教師の先生に任せていたから、 まるっきり意味がわからず、解答を目で追いながら娘の答えを確かめる。
家庭教師の先生も、全然つまづくことなくスラスラ解いていたと言っていた。 その言葉通り、後は計算ミスさえしなければ大丈夫のようだ。 最後に必ず確認しろよって言っておく。
娘も、 「今回のテストはできる子とできない子との差が大きく出るって先生が言ってたよ。 私は大丈夫だから」 と言う。
社会の栄冠への道をやり、それで行く時間となる。
>って、やっぱ理科全然やってないし。
息子は朝9時過ぎに女友だちから電話があり、 早々と遊びに行ってしまった。
娘は帰ってくると、 「算数と国語と社会はそこそこ出来た。」 と言う。
特に算数は、「最後の1問以外全て解いてきた。自信がある。」 と言った。 ということは計算ミス3問として、まあまずまずか、と。
帰ってくるなり昼ご飯も食べさせず確認をする。 いつものごとく、引くのを足してしまったり、分数の分母と分子を逆にしてしまったり、 確認しながら本人もショックを受けたのが2問あった。 もし、彼女が計算通りに書いてきているのなら、共通問題は3問間違いだけであろう。
国語は、漢字がボロボロだった。 なぜ?やったんじゃないの?っていう感じで、 なんでもやってなかったところばかり出たようで、 そんなの言い訳にならないって! 国語の文章問題は、昨日、家でやった問題が、どんぴしゃで共通問題に出た。 同じ文章が出るなんて知らなかった。 >おいおいっ
これならやればやっただけ出来るじゃないよ〜〜〜。 ちゃんとやらせなきゃ。。
というわけで漢字や語句はボロボロだったが、文章問題で点数を取ったようだ。 多分、平均点かそれ以下くらい、評価5くらいかな。
社会は、やったわりにやっぱり出来ていなかった。 きちんと理解しておらず暗記してるだけだから、 質問のされ方が違うだけでわからなくなってしまっていた。 別の言葉で説明したり地名がわからないところは、 地図帳の索引から、文章にある川の名前を探し、その地名を探させた。
お昼ご飯を食べ、友だちの(生後2ヶ月の)赤ちゃんを見に子供達を連れて遊びに行く。 生まれて間もなくの病院で会った時よりはもちろん大きいけれど、 めちゃくちゃかわいくてまたメロメロになった。 子供達は友だちの子(小2女の子)と遊び、5時過ぎまでどろんこになりながら、 どろのお団子を作って遊んでいた。 小5の娘が泥遊びをしていて、なんだか嬉しかった。 そんな風に遊んでいるところを見たのは久しぶりだし、 今更公園に行ったってもう一緒にはついていかないしね。
▼本日のお勉強▼
国語,算数,理科,社会 | テスト直し | ◎延べ勉強時間1時間 |
昨日、家庭教師の先生が辞めるって話しで、 先生が辞めたら自分でやらなきゃならないんだ! と、自覚したようだった娘。
何度も何度も社会の栄冠への道を繰り返し解き、 3問以外全部覚えた!と張り切っていた。
今日は学校から帰ると、ずっと本を読んでいた。 友だちから借りてきたとかで、私が覗くと
「本を読むのはいいんでしょ。」 「そうね〜。翌日がテストじゃない日だったらいいんじゃない? 泣いても笑っても明日はテスト。 明日のために今日は過ごさないとね。」 「分かった。少ししたらやるから。」
20分くらい経って、自分の部屋からリビングに出てきて、 私が仕事している横でテキストを広げている。
やっぱり社会をやってるんだな、これが。
あの。。別に。。社会にそんなに張り切らなくていいんです。 社会はやっても出来ないわけで、 漢字の語句をやってもらった方が点数取れるわけで。。 >ってな内容のことを母親らしく言ってみせた。
「口出ししないで!私は私のやり方でやるの!」
娘はたいそう怒ってしまった。
こういう時は「まだ5年生だから」と勝手にやらせるべきだったろうか。 これで点数取れなくて、「漢字の語句やっとけばよかったね。」 と言った方が効果的だろうか。
なんてことはない。 私が悩んでる間に、リビングで寝ていた。
まだ時間あるし、しばらくそっとしておこう。 30分くらいすると一人ですくっと起き、 自分の部屋に行った。
しばらくして覗くと、 ベッドの上で寝ていた。
おいおい、寝てるんかい。
仕方ないからほっといた。
結局、起きる気配がないので、 「もう5時過ぎてますよ。もうすぐ塾ですよ。」 と声をかける。
急に起きあがると、怒りを振りまきながら支度をし、 「まだ早いわよ。」 と言ってるのにプリプリしたまま玄関に行く。
「お弁当!」 「中に入ってますよ。確かめてみて?」 「わかんない!もういい!」
ちょっと早いけど、いなくなってくれた方がいいや、と、 もう引き留めなかった。
娘はいつもより10分早く出ていった。
塾から公開模試の結果を持って帰ってきて、 その偏差値を見て夫がまた何やかやと言い、喧嘩になった。 社会の偏差値26ってのを見て、 26って一体なんだよ、と言っている。
やる気がないとか、自覚がないとか、 今、言うなよ、で、喧嘩になった。
とにかく喧嘩してる間、娘は勉強しながら泣いているようだった。 (テキストが涙でびしょびしょになっていてわかった)
「たった1日(昨日)勉強しただけで勉強した気になるな!」 そりゃあ、ごもっともな意見だけど、 何もテスト前の今、言わんでも。。 とにかく昨日はやったし、今日もやらねばという気持ちはあるのだから。
部屋に入ると娘は国語の栄冠への道をやっている。 テスト前の今、わざわざ文章問題やらんでも。。 すぐ点数に結びつく語句をやれっちゅーに。
「ねえ、ママこの文章面白いよ。なるほどーって思うよ。読んでごらん?」
父母会で塾の先生が言っていた。 ごもっともな話だ。
このタイプは、理数系の親の傾向らしい。 >私はどちらでもないが。。
とりあえず今日のところは見守ろう。 明日のテストの点数にはつながらなくとも、6年の今頃結果が出ると信じて。
文章問題が終わると理科をやると言っていたが、 覗くと、また本を読んでいる。 放っておくと12時半まで読んでいる。 もうあと数ページで読み終わりそうな勢いだ。 面白いから読んでみなよ、と友だちに言われて学校の図書室から借りてきたらしい。 好きなだけ読ませてやりたいところだが、 明日のことを考え、強制的に電気を切って寝かせるようにした。
ねえ、理科全然やってないけど大丈夫なの?
2002年10月10日(木) |
家庭教師をやめることになった |
娘、家庭教師。
今日はなぜか、娘も息子も一緒に家庭教師の先生を駅まで送りに行った。 その途中、先生がお父さんの仕事の都合もあって、急に引越が決まったとかで、 来月いっぱいまでしかできない事を告げられた。
正直、嬉しかった。 家庭教師代が家計を圧迫していて、いつやめようか悩んでいたんだ。
でも、先生が頑張ってくれているのに、なんだか言い出せないでいた。 夫は、 「そんなの気にする必要はないよ。」 と言っていたが、 私は、そのう、なんていうか、情が移ってしまうというか、 お慕い申しあげてしまうというか、 もうこの先生には会えないのかな〜、とか、 あちらの手違いとはいえ、責任者の人がいろいろ配慮してくれたしな〜、とか、 思うとついつい言えないでいたのである。
3月に娘の成績は最悪な状況だった。 それまでもいいわけはなかったけど、 今まで算数だけは得意だった彼女に評価4という数字が続き、 他の教科が評価3だったりすると最悪な事態だった。 3と4しかない評価、これで受験3組にいられるわけがない、 と思っていた。
クラス担当にも話した。 なんでうちは受験1に下がらないんでしょう。 本人は全然勉強しないし、言えば反抗するだけでどうにもならない。 ほとほと私は疲れ果てていた。
親が教えても反発するだけ。 とにかく彼女をやる気にさせなきゃならない。 そこで頼みの綱が家庭教師だった。
なんだかんだ言いながら、娘は家庭教師の先生が好きだった。 先生が教えてくれる2時間だけは頑張って机に向かった。 本人のやる気も多少なりとも出てきたようだ。 先生と出会ったことが、刺激にはなったのは事実だ。
先生は引継のことを心配していたが、 これを機にしばらく家庭教師なしでやりたいので、と伝えた。
私の心の中は躍ってた。 12月から月4万弱浮くんだ。 これで少しは自分のためにお金が使える。
今日、某掲示板を見ていたら、私立に入れるには、 年収最低でも800万はないとキツイらしく、 理想は1,000万だと書いてあった。 それでいて、みんな計画立てて貯金したりしているようだった。
うちは、結婚した時から子供は私立中学に行かせるつもりで、 結婚前に私が貯めていた貯金120万ほどを養老保険にしていて、 それが中学入学の時には300万以上になる予定だった。 当時はすごく利率がよかったのだ。 だって、当時預けた郵便局の定額貯金の30万が10年後に50万以上になったのだから。
でも、その計画は狂った。 階下から子供の足音がうるさいと苦情があり、 急遽引っ越すことになってしまい、 そのお金を解約して使ってしまったのだ。
さて、どうしようである。 上の子の高校入学時&下の子の中学入学時のお金は、 息子が生まれた時からの貯金と娘の学資保険がある。 娘の大学入学にも学資保険も降りる。
肝心な一番近い、娘の中学入学のお金が無いのである。 無謀だと思うだろう?
そっくりそのまま夫に話したら、 いつものように 「その前に行けるかどうかだろ。それくらいの金、引っ張ってきてやるよ。」
確かに、実家は自営だ。 会社の力を借りれば「それくらい」の金かもしれない。 この不況の中、中小企業が上向きなのは珍しく、 この会社があったからこそ住宅ローンも借りることができた。 貸してくれる銀行がどこもなく、それでも会社の取引先の銀行だけは、 本店で貸せない部分は支店で。。とやりくりしてくれた。
当時、私が仕事で借りてる部屋と合わせ、月に18万以上を家賃として払っていた。 毎月家賃に18万なんて払ってたら貯金なんかできるわけもなく、 家賃払うために働いているようなものだ。 5年生になったら塾代がUPする。 とてもじゃないけど今の生活費ではやっていけない。 そう思い、4LDKのところに引っ越さなければならなくなっていた。 根気よく探してくれた不動産屋さんが、今のところを紹介してくれたのだ。 頭金も諸経費も何もないが、毎月18万の家賃を何年も滞納することなく払ってきたという事実。 家賃の支払証明や、貯金もない代わりに借金もないとか。 実家の会社まで巻き込んで、会社の決算書やら何やらの分厚い書類を、 お義母さんにコピーしてもらったりもした。
俺が働いているからこの会社は成り立っている。 それは当然のことでもあろうが、 税務署に入られても何も問題がなかったというくらいお義母さんがしっかり帳簿をつけたり、 お義父さんが築き上げてきた信頼の上に成り立つはず。
借りようと思えば借りられるだろう額なんだろうけど、 それ、ちょっと違う気がする。
まさか。。ね。。(^_^;)
公開模試結果を持ち帰ってきた。
顔を見るなり駆けてきて、 「算数、平均点以下だった。」 ショックを受けているようだった。
あの最後の(1)を解いてきてなかったから平均点を割ったんだ。 この1問、3秒で解けたこの1問を書いてきさえすれば、 平均点だった。 いいか、この1問で君はあの学校に落ちるんだ。 1問の重みを知れ、1問の重みを。
「もう何度も聞いてるって!」 「わかってるの?」 「わかってるよ、もう。」
何度、同じこと繰り返してるんだろう。
前回2列目で、今回5列目、娘の友だちも同じように後ろの方になったみたいで、 何あんたたちみんな一緒に前行ったり後ろ行ったり。。 とほほ、である。 もっと切磋琢磨してみんなで頑張ろう!って気はないの? 気持ちだけはある、それはわかってるんだけどさ。
遊ぶ約束して、手紙の交換して、 そりゃ楽しかろう。 でもそれだけじゃあ駄目だってっ。
予想点数より唯一高かったのは理科だけで、 それだって平均点には程遠い。 なんたって、平均が、 国語 95.0 算数 88.1 社会 61.6 理科 62.1 なんだからっ。
ねえ、なんで社会と理科、みんなこんなにできるの? うちの子を見てると不思議でしょうがない。
なんであんたはこんなにできないの? やってないからよ、と言われればそれまでだけど、 授業さえ聞いていれば多少はできるんじゃないの?
国語は漢字は全然ダメ。 予想点数より全然できてない。 ああ、偏差値見たくないよ、マジ。
受験やってない友だちはさ〜、 偏差値50位の学校なら簡単でしょ? て言ってくる。 とんでもございませんですわ。
面談時の先生は、押さえは必要ですから。。 と、偏差値40前後のところを勧めてくる。 あの〜、うちは偏差値50のところを受けちゃあマズイんでしょうか???
日曜日に財布にたった数千円しかなかった私は、、 見事に給料日の前日の今日、札が1枚もなくなってしまった。 それも息子が「スライム」を作りたいからと、 薬局で「ほう砂」と「洗濯のり」を買わされて、 最後の千円札が消えたのだった。
息子は永遠にお金はあるものだと思っている。 家に帰ればあるじゃない。 「ないよ。」 えっ?!
薬局でお金を払いながら、 「これで全財産だよ。」 とつぶやいた。 店の人は苦笑している。 冗談だと思っているのだろう。 いや、マジ、ホント。
どうするの? もし、夜に何かあって急に病院に行くことになったら? お金ないのよ、どうするの? 「大丈夫だよ、そんなことないから。」>息子 >絶対だな?
「スライム」作りにこんなにお金がかかるなんて知らず、
しまったんだけど。
仕事柄、何かしたい(夢を実現させたい)女性達の集まりに、 パネラーとして呼ばれることがある。
話を聞きにきた女性たちは、数百円から数千円の参加費を払い、 パネラーたちは数千円(多い時で1万円)程度の謝礼をもらう。
私の前に座る人たちは、大抵が何かしたいのにまだ何もしていない、 あるいは既に何かしているがそこからどうしていいのかわからない、 もう何かしていて単に出逢いが欲しい、 などなど。
ある時、「何かしたいのならこんなところに来てる場合じゃないよ。」 なんて言ってたパネラーがいて、主催者側も苦笑してたこともあったが。
気の合う仲間と出逢い、後に一緒に仕事をすることになることもあるのも事実なのだ。
つい先日も、お招きいただき、 今まで自分が掲載された雑誌などを資料用として持って行ったりした。 私は人前で話すのは好きではないし 私の話なんてたかが知れてると思っている。 だが、自分の番になると、頭で考える前に勝手に言葉が出てしまい、 サービス精神旺盛になってしまうのである。 自分の恥?をこれでもかとさらけ出し、笑ってもらおうとしているような、 話さなくてもいいような事をベラベラと話してしまうのだ。 前の人たちの目が輝いてくると、余計調子に乗ってこれもあれもと話し続けてしまうのである。
そんな自分が私は嫌いだ。 落ちついて言葉を噛みしめながら話すような人になりたい、 と、毎度毎度、心に誓うのである。
他のパネラーが話している時は、大抵前に座る人たちの表情を見ている。 前の席からだと座ってる人の顔がよくわかるからね。
うわっ、女優さんみたいに気が強そうで怖い感じだな。 あれ?しゃべると結構かわいいんだ、とか。
この人、顔立ちがきれいでスタイルいいんだから、 そのパッチワークのジーンズに深緑のだぼカーディガンはマズイだろう。 せっかく個性的なジーンズなんだから、 上は少しぴったりめで肌を露出した感じで、 髪もいっその事ショートにして少し動きをつけて。。 なんて、自分の事棚にあげてイメージしてみせる。 地味で目立たない彼女が話し始めると、 目がキラキラしていい笑顔だった。 ほら、やっぱり最高な原石じゃないか。
終わった後に声かけて、 「せっかくかわいいんだからちゃんと化粧してお洒落するといいよ。」 とか言ってしまうのである。 「私もそうしたいなって思っているんですけど。。」 「顔の作りはいいんだからいっその事髪の毛ショートにすると顔立ちが映えるよ。」 ホント、大きなお世話である。 >お前に言われたかねえよ、と、自分に思ってしまうのだ。
大抵こういう集まりは終わるや否や、今まで話した事がある人やスタッフに、 「ご飯どうするの?」 と声をかけ、主催者側が用意してくれたお弁当を食べたり、 自腹で食べたりしながら、親交を深めるのである。
結局、私は、変わりたくても変われず、 自分に始まり自分に終わる。
名刺もらって、帰ってすぐ「お疲れ様でした」メールを送り、 後に彼女たちと再会できることを密かに楽しみとするのである。
私はいつも私のままで、 私の周りの景色だけが変わっていく。 変わった景色に、同じままの私が存在する。 永遠に変わり続ける景色は、今のままの私をこれからも受け入れてくれるのだろうか。
それともいつか私も、
ダイヤモンドになった原石たちのように、
変われる日が来るんだろうか。
9月26日水曜日のこと。
母が来た。
息子は母(おばあちゃん)からもらったビー玉を見せようとしていた。 「(ビー玉は)埃まみれで喘息がひどくなるから持って来なくていいよ。」 と言ったのに自分の部屋から持って来ようとして廊下に落としてばらまいた。 500個以上ものビー玉がばらまかれ、 夫は言うこと聞かないで持ってきた息子の頭をハタいた。
母が、 「頭は叩いちゃだめだよ。 叩くなら、お尻や太股でなきゃ。 私なんて手のひらで叩いたからしょっちゅう手の痕ついてたわよ。」
「手のひらだけじゃないね。物使うじゃん。」>私
「布団叩きでようく叩いたわよ。」>母
更に、 「そういえばおじいちゃんがあんたを木の枕で叩いたこと、 あんたよく覚えてるわよね。」>母
>そんなこと言わんでええ。
「私が覚えてるんじゃない。お母さんが言ってたんじゃん。 それでおばあちゃんが家出して。。 おじいちゃんが叩くとおばあちゃんが怒って、 おばあちゃんが叩くとおばあちゃんが怒る。」>私
「そりゃそうよ。」>母
「どっちにしろ叩くのはよくないね。」>私
嫌いなんだ。 過去のこといろいろ言われて、 生理のこととかも言い出す。
娘は林間学校の前にやっと知ったくらいだ。 まだまだ彼女の体型からしたら先のことだ。 それでも、それを知った時は泣きだして大変だった。
全くデリカシーってもんがない。
弟(息子)が自慢なんだ。 「躾がきびしかったらあんなに立派に育った」 とか言ってる。
躾がきびしかった?
いつだって叩かれる時に守ってたのは私じゃないか。 私が弟の楯になり、楯になった私はそれに輪をかけて叩かれた。 弟は私に矛先が向くと、一目散に逃げる。
夜中に外に出された時だって、 マンションの階段で 裸足で弟抱っこして、 泣いてる弟を励ましていたんだ。
どっちが心細いか考えてみろ。
アザだらけだったのは弟じゃない。 私だ。
「弟の方は優しかった。 ぎっくり腰で辛い時に、あんたは遊びに行っちゃうんだから。」
いつも叩かれてる人に優しくできるのか? 友だちと遊ぶ方が楽しいに決まってる。 さみしい時はあんたじゃない。 同じ境遇の友だちが一緒に居てくれた。 その場しのぎだけど、その時はそうやって仲間同士で冷えた心を温めあってたんだ。
子供だけであちこちの家に泊まり歩く。 友だちがいなけりゃ夜はひとりぼっちだから、 各家でキャベツ炒めて食べたりしたんだ。 中学生だぞ。 まだ子供なんだぞ。
いつもアザだらけで、それが躾だ? 冗談じゃない。
ただの虐待じゃないか。 話してること自体が恥をさらしてるって気付かないのか!
包丁持ってきておっかけてきたり、 着物のひもで首締めたり、 さるぐつわして、手を後ろで縛り吊す。 そんな事、ふつーの母親がすることか!
そんな話、聞きたくない。 もう止めてくれ!
夫も夫だ。
母はどれだけ自分が素晴らしいか話し、
夫は夫で、どれだけ私が悪妻か話す。 後で聞いたって、 「嘘は言ってない。」 嘘じゃなければ最愛なる妻を傷つけてもいいのか? 私はそれで傷ついてる!
「俺やお前なんて、昔は頭良かったとか言いながら高校中退だしよ。」
それが何だ? 別に高校中退だからって恥なんて思ったことないし、 困ってもいない。
一流大学行けばエライのか? 一流大学行ったから仕事ができるのか? 一流大学行ったって仕事のできない奴がいっぱいいるじゃないのか?
それじゃ、タダのアホやん。
娘、公開模試。
相変わらず娘は1問の重みを分かっていない。
問題用紙のあちこちに、丁寧なイラストが書いてあり、 ホント、ある意味、感心してしまう。
決して時間が余って書いているわけじゃない。 集中力が50分も持たないのだ。
社会と理科なんて30分しかないのに、 それでもイラストを書く時間があるというのは、 どういうことなのだ???
問題を読む前にはなっからあきらめてるとしか思えない。 問題用紙がお絵かき帳だと思っているのか?
最後の2問は難しい問題のはずだが、 (1)は必ず簡単だから解いてこいよ、 そういつも言ってるいるのに、 読むことすらしていない。 案の定、読めば3秒とかからない。
「これであと5点は取れたのにね。」
そうだ、ショックを受けるんだ。 1問の重み、思いしれっ!
問題用紙が入った袋には、ご丁寧にイラスト解説付きで予想点数まで書いてある。
って。。全然駄目じゃん。理社なんてあてっぱちってこと? 勘弁してくれよ。
それも結構ご丁寧に書いているし。
さてさて、昨日の夜、実家に行った娘は、 「ジジがテスト終わったらもんじゃに連れてってくれる」 という約束をしたようで。。
テストから帰ってくると実家に電話していた。 「ジジ酔っぱらってたから覚えてるかどうかわからないけど。」
というわけで、テストの出来はよくなかったものの、 夕食は「もんじゃ屋」に行くことになった。
そういや、最近、「もんじゃ」行ってなかったな。 金ないし、外食も控えていたし。
娘は大好きな「もんじゃ」をいっぱい食べて、 やっぱりお義父さんたちにご馳走してもらって帰ってきた。
いつもなら私たち家族だけで行くと、3,500円くらいなのに、 お義母さんとお義父さんの二人が増えただけで15,000円になってた。
家族だけだとみんな遠慮して頼まないんだよな。 お義母さんとお義父さんいると、お酒もガンガン飲んじゃうし、 量もたくさん頼んじゃうし、 ちょっと甘えすぎたかも。。と。
びっくりして、思わず1,000円札を5枚、 お義父さんに渡そうとしたんだけど、 「いいよいいよ」って受け取ってもらえず、
家に帰ってきて全財産
ことに気付いた。 お義父さん、受け取ってくれなくて有難う。 助かりました。
10日が給料日なんですけど、大丈夫でしょうか?
2002年10月05日(土) |
横浜共立学園の文化祭 |
横浜共立学園の文化祭に行った。
去年も行ったので今年で二度目だ。
今年は去年とは全く印象が異なった。 かわいいくて明るく、楽しくて面白い。 一度行ったくらいじゃその学校のことはわからない、実感した。 >去年のことは、敢えて書くまい。
内田有紀ちゃんのような肌がつるつるできれいめの顔に、明るい笑顔、こちらが質問することに丁寧に応える、私はかわいい女の子が大好きだ。つい、じっと見つめてしまった。 ごくごくふつーの明るくてかわいい子、これが結構いそうでいないのであるからして。
まあ、いいな、と思ったところで、うちの子には行けるはずもない学校であることは間違いなく。。 そりゃあね、塾に行かせる前に夫が、ここに入ってくれればな〜、とつぶやいていたものだが。 今はかすかにも聞かない。
横浜で憧れの女子校フェリス女学院の次に、頭がいい中高一貫の女子校なのだから。
友だちは恐れもなく、生徒たちに質問攻め。 プールはなく、水泳の授業もないこと。 高校に入ると急に勉強が大変になること。 ほとんどの子たちが塾に行き出すこと。 校則がきびしいこと。 などなど。。
校則がきびしいのは昔から有名だ。 駅でルーズソックスに履き替えたりするのも有名だ。 >あくまでも噂だ、現場を見たことはない。
裏表がある、そんなイメージが、 それくらいの息抜きがあってもいいじゃないか的に、 感情が変わるのは不思議というか。 やっぱりかわいい子は得なのである。
話は変わるが、 「ビューティーコロシアム」という番組が大好きだ。 決して綺麗とは言えない女たちが、プロたちのあの手この手で、 数カ月後に美しく変身するというもの。
と言うが。 そんな人は放って置けばいい。 私はこういうシンデレラストーリーが好きなのである。 ついつい自分に置き換え、自分は何も変わってはいないのに、 ブラウン管の向こうの彼女たちが美しくなったのを見て、 自分もまだまだイケるんじゃないか、という錯覚をするのである。
話を戻そう。
クラス毎に催し物があり、子供達は次から次へと楽しんでいる。 私はほとんど教室の外で待っていたが、 友だちに誘われ、大の大人が三人でゲーム&クイズに参加。 血液型当てゲームでは、友だちが見事AB型を当て、 サッカーゲームでは、私が見事、70点のむずかしい位置の高さにシュートを決め、拍手をもらった。 結構大人たちは真剣になりやすい。
昼食は、チキンカレー,ケーキ,グラタンなど。 終了間近には、モスバーガーのハンバーガー類が半額になり、 親たちは買いに行った。
この学校は、めずらしく、上履き持参である。 まあ、無くても大丈夫。 玄関前で靴にかぶせるヘアーキャップみたいなビニールを50円で購入する。 娘は、靴を脱いでそれを履いてみせ、 次にそれを履いたまま靴を履いてみせたそうで。。 おいおい、それは笑いを取っているのかマジなのか? ちょっと不安であった。
今朝、8時過ぎに友だちから電話があってここに来ることが決まり、 1時間後に自転車を5分飛ばして実家の前に泊め、 待ち合わせのバス停まで走る。 バスで1本、乗れば20分程で着く。
あちゃー。 義母から携帯に伝言が入っていた。 電話をすると、自転車が朝から置いてあったから公園にでも来てるのかと思い、 昼食を用意してくれていたようだった。 ごめんなさい、お義母さん。 ありがとう、お義母さん。 急いでて一言何処にいくか伝えるのを忘れてしまった。
というわけで、帰りは実家に寄り、 パパが帰ってきてから一緒に帰ると言う息子と、 ピアノの練習をさせたい娘を置いて、 先に家に帰り、シャワーを浴び、ビールとモスバーガー片手に、 一人、借りてきたビデオ【ブリジットジョーンズの日記】を観るのだった。 最高の幸せ!だ。
お義母さん、あなたのおかげです。
テストの結果(評価)を持って帰ってきた。
久しぶりに算数の評価【8】を見た。
受験種別集計の順位も初めて9000番台中の500番台前半だった。 国語で【9】を取った時でさえ、800番台だった。 素直に嬉しい。 後ろに1,000人いないって時もあったんだ。 そんな子を持つ親としては、三桁の番号は眩しいくらい輝いて見える。
同じクラスの子で、1個間違いの1位の子は、 優秀者成績順位表の算数の欄に名前が載っていた。 人ごとながら、同じ受験3組に名前が載るような子がいるという事実がすごく嬉しかった。 すごいすごい! 娘と二人で拍手した。
ちなみに、1問間違いのその子は、算数の受験種別集計の順位が61位。 たった2問の違いで、約500人もの差がついてしまうのだから、 1問の重みはかなり大きい! 娘も(やるやらないは別として)今回ばかりはわかったようだった。
見直して間違いに気付いていれば。。 しっかり毎日の計算マスターをやっていれば。。 きっと満点であったろうに?
見事、予想通り。
いつもながら社会悪すぎっ。
国語は漢字が正解だったら平均点以上取れたのに。。 漢字だよ、漢字。 誰だってやればできる漢字! は〜。 溜息しか出ない。
2002年10月03日(木) |
ベーカー嚢腫/その後 |
火曜日に膝裏の腫れ(ベーカー嚢腫)で、 血を抜いてもらいに行った。 先生が針を神経に刺したのか当たったのかで、 膝から下に激痛としびれが走り、 結局、そのまま放置することになってしまった。 先生も焦ってる様子が伝わってくる。 「神経に当たってもすぐ治まるから。」 と言われ、何も処置されずそのまま帰ってきた。 あれから、まだしびれは続いている。 例えば、膝を伸ばしたまま床のものを拾うとか、 布団を敷くとか、そういう体勢の時に、 膝から足裏に向かって電流が走ったようになり、 足裏はしばらくビリビリしびれた状態になる。 急いで足裏を揉み、耐えられる状態になるまで揉み続ける。
その病院に行って「まだ治らない」と伝えるべきか? それとも他の病院に行って事情を説明して診てもらうべきか? 悩んでいる。
と言ってる。 どう思う?
学校から帰ってくるなり、子供達は公園に遊びに行った。 娘には、公園に行く前に「計算マスター」だけでもやりな、と言ったが、 全然聞く気なし。 更に、私が机を片づけたせいでシール帳が無いと散々怒鳴って、出て行った。
なんで片づけて怒られなきゃならんねん! だったら自分で片づけろ! ティッシュやら消しゴムのカスやら、紙切れやら、ビーズやら、きったないから片づけてるんだろ。 学校のノートも塾のノートもお絵かきのノートも小さなメモも、み〜んな机の上に乗せてからにっ!
帰ってきて必ずやるように!と言ったが、5時半近くに帰ってきた。 USJで買った筆箱をなくし、その中にシャーペンの芯も入ってたとか、 だからシャーペンの芯を買うからと少し早めに出て行った。
帰ってきたら、シャーペンの芯に犬のマスコットがついていたとかでお得だったとか。 >つーか、謝れよ。
カリュラムテストの第二成績表が戻ってきた。
やっとここに書ける点数を取ってきた。
理科の先生は「60点以下は補習だ」と言ったそうで、 あの先生なら絶対やりかねない、とホッとしたとか。 最近、理科は面白いらしい。
見事に理数系になってしまって、相変わらず国社が悪い。 これで平均してできるようになれば今のクラスであるわけないもんな。
算数は久しぶりにクラスで2位だったようで、 喜んでいた。
一番トップは、1問間違いで、 なんで満点(150点)の子がいなかったんだろう。。と言ってる。
みんなちょんミスしてるんだよ。 それが3組なんじゃないのか?
あんただって全部できたとか言いながら、3問間違ってるんだからさ。 いつもは最後の2問以外全部出来たとか言いながら3問ちょんミスして、 計5問間違って120点台でしょう?
納得してる。
いいか、1問で受かるか受からないか、それが受験なんだ。 1問の重みを思い知るがいい。
国語はいつもながら漢字の全体正答率はいいね〜。 溜息でちゃうね〜。 みんなができてるっつーことは、やればできるっつーことだよ、 やれよ、ほんとに。
TUTAYAのレンタルビデオ半額クーポンを使い、レンタルしてきた。 i−モードでTUTAYAオンラインに登録しておくと、半額クーポンがゲットできる。 これ、結構お得! 半額だから、新作以外1本170円+税で借りられる。 レンタルビデオによっては、100円なんてところもあるようだが、 近くて気軽に返せる距離にはないし。 というわけで、TUTAYA、結構助かってる。
映画【クローン】本当は、劇場の予告版で興味を持って観たかったんだけど、機会がなく。。
こんなに食い入るように観た映画は久しぶりというくらい、 緊張感のある映画だった。
約70年後の世界、 クローン人間が作り出され、クローン人間たちは胸に爆弾を抱え、 必要な時に爆発するようになっている。 地位のある人間が、いきなり突然「お前はクローン人間だ」と言われ、 友人達の目の前で処分されそうになるが逃げ出し、 自分は「クローンじゃない!」と証明するために奮闘する。
クローンたちは、自分たちがクローンだとはわかっていない。 本物を殺し、同じ記憶を持って生まれたクローンは、 本物だ! と叫び続けながら、心臓をえぐられ爆弾を取り出され、初めてクローンだと確信できる。 クローンだと思われ、心臓をえぐられても爆弾が出ず、本物だった場合もある。 主人公も同じように「本物だ!」と叫び続ける。
人々はIDで管理され、それとは裏の世界、IDを持っていない人たちも存在し、 そこは貧困、病、怪我人に溢れ、ただ生きることに必死な人たちの居場所だ。 そこで医師として働く男に、自分の妻が経営している病院の薬をやる、という条件で、 自分に力を貸して欲しいと頼む。
自分は本物だと訴える夫。 それを信じる妻。
見つかりそうになったり、見つかっては逃げたり、 ハラハラドキドキ、 ああ、私はこういう映画が好きなんだよな〜ってつくづく思いながら観ていた。
ダイ・ハードを思い出す。
ラストは、途中から予想できたが、 ある意味、なんともいえない充実感があった。
どうしても知りたい人は。。以下をどうぞ。。
主人公の男もまた、クローンじゃないかと途中で思い始める。 もちろん、本人は気付いちゃいないが。。 クローン人間を作り出すやつが乗っている宇宙船が墜落したとのニュースがあり、 そこへ行ってそいつらの死体を見つければ自分がクローンにされたと言われる時間の前に死んでいたことになり、 そいつらと出会わなかったとすれば、自分は本物だと証明できる、と妻に話し、一緒にその宇宙船に向かう。 そこで見つけたものは、妻の死体だった。 そう、目の前にいる妻、自分が本物だと信じ、愛情いっぱいの涙を流している妻は、クローンだったのだ。 そこへ警官たちがかけつけ、クローンの妻が射殺される。 夫は、死体の妻に対してではなく、殺されたクローンの妻を泣き崩れながら抱きしめる。 そしてもう1つの死体が発見される。 それは夫、自分の死体だった。 彼もまたクローンだった。 自分はクローンだと気付いた瞬間、爆発する。 回りにいた誰も彼もが、一緒に無となるのだった。
彼の手助けをしたもう一つの世界の医者は、 その頃、彼のお陰で、患者のための薬を手にいれることができ、 多くの人たちを救っていた。 彼が死んだというニュースが流れ、 この人は知り合いなの?と聞かれ、 「そうだと思いたい」 と言う。
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