結婚して最初に住んだマンションの、隣に住んでいた赤ちゃんは、娘と同じ日に産まれていた。 その反対の隣りの奥さんは、夫と誕生日が同じ(年は違うが)であった。
高2の夏休み、年を偽って長野県の某ホテルで住み込みで働いたことがある。 男の子は1階に、女の子は2階に、共同生活をしていた。 たった1ヶ月ほど過ごしただけなのに、新宿に戻ってきた時には、東京方面の仲間たちとはしゃいだ。 空高くそびえるビルが、まるでゴジラの撮影シーンのように見えたからだ。 信号だってある。 みんなそれぞれ東京の生活に戻るため、別れた。 私は当時渋谷の広尾に住んでいて、渋谷から徒歩15分ほどだった。
東京に戻ってからの私は、渋谷の宮益坂でバイトして働いていた。 ある日、休み時間に昼食を取りに宮益坂を登り切ったところにあるイタリアンレストランに入った。 何の気なしに初めて入った。 そしたらあの時の仲間のうちの1人がいた。 びっくりした。 その子もたった1人で初めてこの店に入った、というのだ。 一緒の席に座り、一緒に食べ、別れた。 その子とはその後も何度かすれ違った。 渋谷の映画館や、あとは覚えないけど、三度くらいあったが、その後は一度も会ったことはない。
長野県では他にもあった。 女の子のほとんどは、ホテルのルームサービスやフロントの手伝いで、男の子のほとんどは、ホテルが経営するバーベキューの施設で働いていた。男の子たちは、お客さんが残した食事を食べあさったり、ビールを瓶ごと飲みあさったりしていた。その様がすさまじかった。 私は、バーベキュー内にある、売店で働いていた。
登山の格好をして、目の前にいて驚いた。 向こうも目を剥きだして慌てたような素振りをした。 彼は結婚して大きな男の子もいる。 一時はその子と私を結婚させるうんぬん、なんて話も聞かされたことがある。 大学教授ということだけあって?か、見た目はなかなかダンディーなおじさんだ。 今までに見たこともない滑稽な素振りを見て、バカらしく思ったものだ。
人との出会いは全て偶然なのかもしれない。
私が気付かないだけで、誰かとどこかですれ違っているのかもしれない。 すれ違って気付かないことが偶然なのか、 気付くことが偶然なのか。
テレビドラマであるような、道路のこちら側とあちら側、知らないうちにすれ違ってるなんてこと、知らないだけでたくさんあるのだろうから。
今日は、公開模試の前日、いつもは何もしないんだけど、前回は簡単な問題さえ解き方を忘れ、エライ目にあったので、今までの問題「つるかめ算」「仕事算」「図形の問題」「過不足算」など、前回カリテで出た問題は絶対目を通すよう言ってあった。
だが、彼女はほとんどゲームに明け暮れていた。 ゲーム名は「THEパズルバブル」、結構はまります。
まず昨日の話から-------------
iモードの某サイトのモニーターで、iモードからリアルタイムで宣伝しているお店に予約を入れ、予約が完了したらその時間に行く、というもの。
徒歩圏内の店を選び予約。 家族4人で行く。
予約特典として金額の10%オフと、既にモニター謝礼分として現金3,000円をもらっているので、気兼ねなく頼む。
以前も、幼稚園の親睦会で一度、学校の親睦会で一度、計2度、足を運んでいる。
そういう時の金額って一律で払っているから気にならなかったけど、結構いい金額するんだ。安い品で350円、大抵580〜680円中心。
生ガキが最高に美味しかった!
お会計1万いくらの1割引、ほら、結構いい金額するよね。
でもね、3,000円謝礼でもらってるわけだから、実質6,000円ちょっとってこと。 こんだけ食べて、ジョッキで3杯ずつ飲んで、6,000円いくらなら満足だわさ。
帰る途中で、ミニストップのベルギーチョコソフト180円を3つ(子供たちと私用に)買い、パパにはりんごパフェ買い、みんなで食べた。このチョコソフト、めっちゃ美味い!チョコらしくていい味なんだ。
そう、そんなんでいい気分で帰ってきた。 娘は、学校の宿題をやり始め、息子も立て続けに漢字のテストを満点取ってせいか、その後もそこそこの点数を取ってくるようになり、次のテストに向け予習していた。
そしたらだ、いやーな予感がしたんだ。 こんな時は大抵いやーなことが起きるんだ。
娘はいきなり、かぼちゃとほうれん草が必要だと言う。
もう夜も10時だぞ!
なんで今? どうして今?
さっきスーパーの向かい側で飯食ってたじゃん。
どうしてもっと前に言わないの?
学校から直接実家に行って、実家の目の前に八百屋あるでしょ。 どうしてその時に言わないかな。
すっかり忘れてたってそんなもん、すっかり忘れられる方がおかしいだろ。
「もう、何処も開いてねーよ。」>夫
「開いてるんだな、それが。(夜中の)2時まで開いてるんだ。(某スーパー)」>私
支度しなさい、と怒鳴り、しゃぼん玉を買った時のように娘を無視気味に行く。 家を出る前にトイレに行くと、その間に玄関でドアがバタンと閉まる音がする。 急いで出てみると、既にマンションの外で私を探している。
「勝手にこんな夜中に一人で外に出てはいけません。誰かに連れて行かれて殺されたらどうするんですか?」
>大袈裟だが、言わなきゃ気がすまない
スタスタ歩く。 何も言わずに歩く。
「何処なの?」
と聞いてくる娘に、一言もしゃべらずただひたすら歩く。
スーパーの前に来て、
「カゴ」
と言うと、娘は自分でカゴを持ち、店内を探し回る。
明後日の方向探してんじゃないよ。
「そこ」
かぼちゃを指さす。 娘はかぼちゃをカゴに入れ、今度は、ほうれん草を探す。
緑の物体がカゴの中に入っている。
「それ、春菊。ほうれん草じゃないよ。」
「だって、ほうれん草って書いてあった。」
>お前ー、ほうれん草と春菊の区別もつかねーのかよ。
娘、もう一度、春菊のところに行き、ほうれん草と書いてある棚をよーく見ると、春菊の下の列にほうれん草がある。
その後、私は食パン8枚切り88円、オレンジジュースパック79円、ロールパン150円、コーラボトル130円、どんどん娘のカゴに詰め込んでいく。
娘は重そうだが必死で持っている。 無視、無視。
レジに行き、ずっと持っている娘に、
「(下に)置いたら?」
と言う。
お金を払い、娘がカゴから出し&袋に詰め、娘がその袋を持つ。
私は空になったカゴを戻し、またスタスタ歩く。
家に帰ってきて、私が買ったオレンジジュースやらも、娘がしっかり冷蔵庫にしまってくれる。
ここまで昨日の話-----------------
今日は、日曜日にやったカリキュラムテストの結果が戻ってきた。
だった。 帰ってきても仕事が忙しく相手してやれなかったが、一人で夕食の残りを食べ、一人で語句の復習をやっていた。 最近ずっと編み物ばかりしていてテレビも観ていない娘、明日は朝早く起きて「フルムーンを探して」を観るんだと言い、11時に寝てしまった。
昨日、塾の前に歯科があったので、連れていった。
私は娘を自転車に乗せ、息子は一人で自転車に乗り、以前住んでいた一駅先の歯科まで向かう。
先に娘に診察券を持たせ、受付に出すように言う。 いつもそうしていることだ。
自転車をとめている間、いやーな予感がした。
財布を首から下げている男の子がこちらに向かって歩いてくる。 案の定、歯科医院に入っていく。
慌てて自転車の鍵を抜きドアを開けると、娘は受付より先にスリッパを取り、履くところだった。 男の子は、その横をスリッパもはかずにスッと通り受付に診察券を出した。
娘は先に歯科医院のドアを開け、先に歯科医院に足を踏み入れた。 でも、診察券を先に出した男の子が、先に診療となった。
その男の子の診察が終わってその男の子が出てくる。
どんくさい、どんくさい。 どんくさいってのはこういうことを言うんだよ。
病院に入ったらまず診察券を出す。 何がなんでも診察券。 スリッパの前に診察券。 診察券を先に出した方が「勝ち」なの。 (勝ち負けじゃないけどさ)
うちの子の診察なんて、5分やそこらだ。 矯正のネジを締めたり等、微調整するだけ。 歯も生え替わっている最中だから、一週間に一度通っている。
それなのにだ、後から来た子に追い越され、待たされる。 いつもなら終わって数十分はファミレスでデザートが食べられるのに、だ。
男の子が先に診察したせいで、次の予約の人が来る時間にもなっていて、 その人までが娘の診療中に割り込んでくる。
いつもは長くても10分で終わるのに、結局、45分もかかってしまった。 もう塾は間に合わない。
携帯を家に忘れてきちゃったので歯科医院で電話を借り、塾に電話する。
「すいません、20分ほど遅れて行きますのでよろしくお願いいたします。」
娘に話したばっかだったよなー。
昨日のベルト通し事件の後、いっぱいいろんな経験してるから、将来自分の子どもが何しても平気だよねー(驚かないよねー)。何があっても「あら大丈夫よ、ママなんてねー。」って言えるもんな。ちょっとやそっちじゃ驚かない、心の広いお母さんになってることだろうよ、羨ましいよ。
と言ったんだ。
こんなこともこんなことも、といろんな話を聞かせ、初めて聞いたような顔して真剣に聞きながら、目をうるうるさせていた。自分の知らないところで母親が自分のために悪戦苦闘している様が「愛されてる」実感となり、嬉しかったのかもしれない。話を聞きながら、いつの間にか私の膝枕で寝ころび、編み物を続けていた。
その中には「チョコパン事件」の話もしていた。
そう『どんくさい』事件だ。
その話をしたばかりじゃないか。
世の中に出たらね、どんくさくちゃ生きていけないの。 切符買うのにね、どんくさかったらいつまで経っても買えないでしょ。 席取るのにね、どんくさかったら座れないでしょ。 何買うのもね、どんくさかったらいつまでも買えないでしょ。
どんくさかったら後から来た人にどんどん追い越され、 ただただ時間だけが過ぎていくんだよ。
どんくさかったら、どんくさかったら、どんくさかったら。。
そういや私も、教室の移動のあまりの遅さに友だちが教科書運んで席とっててくれたっけ。
でもさ、4時間目の終わりにクラスのみんなの希望パンをゲットするためにチャイムと同時に抜けて走ったことあったっけ。 >決してパシリじゃあないんですが。順番ってことで。
一番乗りでパンが購入できる時の喜びと言ったらっ、そりゃあ、ねえ!くくっ。 人気のパンも選び放題ですからっ。
ってお呼びするんだったかしらん?
あなたは何パンが好きでした?
2002年11月27日(水) |
勝手に糸が通るかいっ! |
あまりのバカさかげんに呆れてしまった。
まず昨日のことから。
例のごとく、娘はまた「国語の上巻」がないと騒いでいた。 娘の部屋から、ドッタンバッタンと大きな音が、これみよがしに聞こえてくる。 さも、私はこんなにも探しているのよ、大変なのよ、と言いたげだ。
夫は、ほっとけ、と言うが、 壁に穴でもあいたらどうする! 我慢できなくて娘の部屋に入る。 あてつけの攻撃が私への攻撃に変化する。 私がどこかへしまったのではないかというような態度で怒鳴り散らしてくる。
学校の教科書は机の上の本棚の一番右端のブロックに入れる、 きちんと指定位置に整理整頓しとけ! と言っているではないか。 自分がきちんと管理していないのがいけないんじゃないのか。
娘は、そんな話は、もう聞き飽きて素直に聞くはずもない。
「だから探しているんでしょ!」
チラッと、机横の本棚を見る。 彼女の探しているとやらの国語の教科書上巻が、きちんと入っているじゃあないか。
「これは何?」
「あ。」
「自分でしまったんじゃないの?教科書は1人で歩いて行かないよね。」
「(間)いや、歩いていくんだよ。」
「んなバカな話、あるわけないでしょ。」
以前も同じような事はあったよな。この日記にも書いたけどさ。 これくらいでびっくりしちゃあいけない、わけさね。
今日、学校から帰ってきた娘は、カバンをしょったまま上着も脱がずリビングに座り、編み物をしていた。 どうやら学校の帰り道も編みながら帰ってきたらしい。
昨日、実家に行くのに、実家でもやりたいからと入れていた編み物がそのまま入ったままになっていたのだろう。かぎ針編みだから、給食用のナプキン等が入る小さなきんちゃくに十分入るのだった。
いつまでも帰ってきたままの状態で編み物を続けている。
「いい加減、カバンもおろして上着を脱ぎなさい」
ひとまず、言われた通りにしたようだが、娘の様子がおかしい。 イライラして糸のはしきれがうんぬんとブツブツ言い、糸がこんがらがった状態で、ぐちゃぐちゃになっている。
「どうしたの?」
「なんでもない!」
毛糸は、まん中にある糸を取り出して編んでいるわけで、毛糸の外側の先端はそのまま毛糸に巻いていれば問題なく編める。 編んでいるのは毛糸のまん中から出ている糸なわけだから、そのまま編んでいれば、まん中からするすると永遠に糸は出てくるはずなのだ。
それなのに外側にくるっと巻いてたはずの糸の先端を持ちながら、必死にほどいているように見えた。いや、ほどいているというより、余計ぐちゃぐちゃにしているような、どんどんえらいことになっているようにすらみえる。
ん?!
よーく、見ていくと、娘のズボンのベルト通し部分を毛糸が通過している。
むむ?!
どういうこと?
「この糸をベルトに通しちゃったの?」
「違う!知らないうちにこうなってたの!」
「知らないうちって、糸が勝手に歩くわけないじゃん。」
「学校ではどうだったの?」
「カバンの中に入ってた。」
「どうしてこうなったかわかる?」
「わかんない。家に帰って編み物してたらいつの間にかこうなってた。」
いつのまにかって。。
いろいろ考えてしまった。 さゆりちゃん?ゆかりちゃん?みきちゃん?ゆうこちゃん?彼女の中には本当は別の人格があって、その人格がいたずらしたのかな〜。いや、彼女ならないとは言えない。いつもそんな事を考えたりするんだが。
冷静になれ、冷静になれ。
糸は勝手にベルト通しを通ったわけがない。 この世でそんなことが現実に起こるなんて面白いだろうが、あるはずないはず。 >ちょっと自信なさげ
ひょっとして私が知らないだけで、本当は寝ている間におもちゃたちがおもちゃのマーチを演奏して踊っているのかもしれない? いや、たぶん、ないだろう、いや、ぜったいに。
そう、絶対娘が入れたに違いないんだ。 でも、入れたんじゃないと言っている。
「とにかく編み続けなさい」 編み続けさせながら考える。
こんがらがった毛糸をよーく見ながら、多少ほどきながら考えていく。 違う、毛糸の外側の先端が入ったんじゃない。
編んでる作品そのものか、毛糸そのものが入ったとしか思えない。 娘が編み続け、ぐちゃぐちゃした毛糸がスカスカになっていくにつれ見えたきた。
でも毛糸の固まりが娘のズボンの小さなベルト通しに入るわけがない。 だからといって、編んでる作品そのものもベルト通しに勝手に入るわけもない。
「ねえ、まさか。」
娘を追求する。
「そうかもしれない。」
「そうかもしれないって?」
「学校の帰り、ここにあれば手に持たなくていいって思って。」
「そこ(ベルト通し)に、ひっかけてきたの?」
「そう。。」
んなアホな。
これで謎が解けた。
帰り道に編んでいた。編むのが疲れたので、ちょっとポケットに入れるつもりで、ベルト通しに編みかけの作品の方をひっかけた。家に帰ってきてそれを抜いた時にベルト穴を通してしまった。そのまま娘は編み続け、簡単には抜けないくらいまで作品が仕上がってしまった。
「よかったー。取れたー。」
なんとか作品をほどかずに取ってやると、嬉しそうにまた編み続けている。
そりゃ、そうさ。 毛糸と自分の身体がくっついたまま、ずっと編んでたんだからな。
2002年11月26日(火) |
「特定疾患」って何やそれ! |
昨夜、原稿がポストに届き、今朝の5時過ぎまで仕事をして、7時半に子供達を起こし、8時過ぎに学校に送り出す。それからまた30分ほど横になり、10時の打ち合わせにチャリで出かける。
息子の帰宅後、息子の喘息の薬が切れるので、今後の薬をどうするか決めるために病院へ行く。 「調子いいみたいですね。薬はどうしますか?念のため置いておきますか?」 「吸入の方だけで様子を見て、何か変化があった場合にまた連れてきます。」 と言う。
処方箋もない、今日は安く済むだろう。 >と思う私
そのまま待合室で会計を待つ間、睡眠不足もあって爆睡してしまった。 息子は心配そうに何度か起こし、それにしても遅いな、と思いきって受付に聞いてみると、ただ単に呼ぶのを忘れてしまっていたようだった。 >おいおい、勘弁してくれよ!
ボーっとした中で代金を払う。 1,050円? 薬も処方されてなくて、ただ聴診器当てて大丈夫ですね、と言われただけだ。 ちょっと高いな、と思いつつも、とりあえず払って帰ってきた。
今までの領収書を調べてみる。 安いものは300円、高いもので1,140円だ。 吸入を数回してもらったりしても1,140円なのに、なんで何もしないのに1,050円なんだろう。
病院に電話してみる。 そしたら、喘息は特定疾患になるので、月に2回まではその料金を払ってもらうことになっている、とのこと。
初めて知った。 だったらわざわざ元気な時に、行かない方がよかったじゃん? 薬が切れたら来てくださいって。 それでただ金取られて、ってセコイ? 1,050円って大金だぞ!
勉強になった。
特定疾患療養指導料として225点、1点10円?の3割負担で、約700円。
ホームページで検索してみるといろいろ出てきた。 例えばココとか。
大変なのよ、喘息患者が家族に何人もいると。 子ども2人が喘息になるだけで、1回行くと薬代と合わせて5,000円くらい取られちゃうのよ。ひどい時は毎日通うのよ、吸入してもらったり、点滴してもらったり、大変なのよ。 私だって、ずっと具合悪いのよ、夜は喘息がひどくなって寝られない時もあるし、今は咳が続いて止まらなくてしんどいし、そんなだから、少し疲れると熱が出るし。 それでもね、医療費が高いから病院行くの、我慢してるんじゃん! 風邪ごときで病院なんか行けないよ。 これでもしもよ、 「咳が止まらないんです。」 「肺ガンです。」 なんてことになったらシャレになんないってよっ。
でもね、単なる風邪かもしれないなら、行けないわよ、お母さんは。 子どもは病院に連れてっても、自分は行けないのよ、お金勿体なくて。
特定疾患ならなおさら、金とんなよ。
と思ってる。でも、ホントのことなんて、ケチくさくて言えないじゃない。
映画恋に唄えばを観に行く。
とにかく面白かった! 笑えるし、楽しいし、単純だし。
竹中直人さん、最高に面白いし、 長老役の古田新太さんも、最高に面白い、古田さん、あんなに軽やかに動けたなんて!感激しながらゲラゲラ笑ってた。
結構きびしい評価をあちこちで聞く。 優香がかわいいだけじゃん、とか。
優香は決して美人じゃないと思うけど、彼女の演技は好きだ。見ていて気持ちがいい。 平成夫婦茶碗の時も、菅野ちゃんじゃなくて喜んだくらいだ。
竹中さんの演技が堪能できることも、古田さんと竹中さんとのコンビも、バカバカしさも、難しく考えず楽しめばいいじゃない。
きっと、この映画をクソミソにいう人は、子どもの頃の純粋な心をどこかへ置いてきちゃったんじゃないの?
今日、夫は雨で休みになった。 子供達は、土曜日に学校の行事があったことで、振替休日だった。 ハリー・ポッターに行く?どうする?という話になり、 どうせハリポタは長く上映するだろうし、と、 この映画を観に来たのだ。
子供たちは、冒頭から笑いが絶えず、内容も単純明快でわかりやすく、家族連れで行くには楽しい映画だと思った。
家に帰ってきてからも、 「♪ダイジョブ〜ダイジョブ〜、お金な〜んてなくっても〜」 「♪ダイジョブ〜ダイジョブ〜、ガソリンなんてなくっても〜」 なんて唄い続けている。>息子
その度に、 「金がなくていいわけないだろ!」 「ガソリンがなくちゃ(車)走らねーだろ!」 とチャチャ入れる。>夫
いつもは、「金」「金」「金」「金」「金」「金」「金」「金」「金」 と言ってるいる息子が、この時ばかりは「金」がなくとも、と唄う姿は、なんともかわいらしかった。
ストーリーだって、私の中での評価は完璧だ。心優しい人が、結局最後にはハッピーになる。映画くらい楽しくなくっちゃ!
「テンション」の田口浩正さんも最高だった。 いつもの演技、デブの汗っかき、身体がにじみ出る人柄、「アンルジャーノンに花束を」と同じ白衣姿で、子供達も出てきた瞬間に「アッ!」と喜んびの声をあげていた。
映画館は平日ということもあって、うちらの他には3組程度だった。 15分に着いたうちらが一番のりで、広い映画館でポツンとど真ん中に座る。 夫は、ウェンディーズのハンバーガーを頬張りながら、 子供達と私は、近くで買ったマクドナルドのハンバーガーを頬張りながら、 私は、マックのポテチリバーガー99円と、マックのクレジットカードMJCカードでコーラMを100円で購入!
映画が終わると、夫は有隣堂へ行き、私は子どもを連れてカレーミュージアムへ行く。夫と私はカレーミュージアムで食べたりもしているが、子どもは初めて足を踏み入れ大はしゃぎ!お腹はいっぱいなので、何も食べなかったけど、カレーのお菓子を購入し、あとはいろいろボタン押したりぐるっと遊び回っていた。女神の胸のペンダントに手を当てると、
息子は、 「強い運の持ち主です。」
娘は、 「清らかな心の持ち主です。」
とか言われているのに、
って!>おいおい、それはないだろ。
一度電車で家に戻り、娘のお弁当を作り、塾に送り出した後、夫に車でイトーヨーカドーに連れてってもらう。 イトーヨーカドーは、JCBギフトカードで買い物ができるからね。 息子の上履き、体操服、夫のゲームソフト、リンスや生理用品、食材、全部で2万弱、すべて、JCBギフトカードで購入! やっとギフトカードもあと残すところ500円分となった。でもそろそろまた次のJCBギフトカードがもらえるほど、ポイントが溜まってるんだ〜。フフッ。
今日は、塾のカリキュラムテストだった。
あれだけ頑張っていたせいか、漢字は全て書いてきた。 語句も全部正しい。 ただ、文章問題は接続詞以外、ほぼ全滅に近かった。
算数は、今までで一番ヤバイかもしれない。 問題用紙が今までになく綺麗すぎて恐ろしくなった。 本人は暗算で計算したというが、実際に計算させてみると、 勘違いしていたりすることがいくつもあった。 文章問題は必ず読みながら、文章の単位や数字の箇所に下線を引くこと、 グラフにも書き込んで、全体の流れを頭にたたきこむこと、を伝える。 復習の際に伝えていたことがテストでようやく理解できたらしい。 全く、ミスしなけりゃ実行しないんだから。 平均点を少し下回るくらいだろうか。 それで済めばいいが。。
実際、復習の時にも共通問題は頭がこんがらがっていた。 特に道のりが一桁台と小さい数字で、時間や速度が2桁や3桁の場合、小さい数字から大きな数字を割るというに抵抗を感じてしまうようだった。 割らなければいけないのに掛けてしまう。 掛けてはいけないと少し考えればわかるのに、少しも考えられない。
家を出る時も、 「道のりは?」 「掛けない」 そう確認し合った。
だが、途中で式がこんがらがっている様子が問題用紙にあらわれていた。 せっかく途中まで順序立てて解いていたものが、最後の最後で「道のり×時間」や「道のり×速度」などと言ったバカげた式にすり替わってしまっている。1つ1つ質問し、確認させて本人が気付きショックを受ける、その繰り返しをしていく。かなり精神力がいる作業だ。かわいそうになってしまうほどだった。
理科は簡単な問題だったのか、共通はほぼ満点近く取ってきた。 とは言っても、写し間違いがなければ、の話。 ほとんど暗算で解いてきてるからこちらも恐ろしい。 応用問題後半はとりかかろうとしたらあと1分と言われて諦めたという。 試しにやらせてみると、1問数秒で解いていた。 あのね、この1問やってたら80点以上取れたのにね〜、というと、 かなりのショックを受けていた。 1分は短いようで長いのだ。 1問でも多く解いて来い!
社会はあれほどやったのに、チンプンカンプンだったらしい。 一桁じゃなければいいけど、と本人。 恐ろしいな〜。
昨日、息子が「編み物がしたい」と言い出し、 棒針編みのやり方を教えてやった。 最初はすぐ目をはずすわ、途中でUターンして編むわで、大変だったが、 今日は思い出して1段ずつ編んでいる。
娘も念願のカリテ&復習の後で、編み物ができるのを心待ちにしていた。 娘にはかぎ針編みを教え、やはり最初はどんどん編み目が少なくなって上に行くほど細くなってしまっていたりしたが、間違ったところまでほどいてはやり直していくうちに上手くなっていた。
息子は、自分のためのマフラーを編み、
を編んでいる。
今日は、子供達が通う小学校の研究発表会の日だった。
娘は前半にやるというので、まずは娘のクラスへ向かう。 娘のクラスは、地域の公園で花植えをしたり、町中に緑を増やそう、と、ベッドボトルで作った鉢植えポットを学校の周りの柵のところに飾って管理したりしている。 花について研究したことがいろいろ書いてあって、案内役と書かれたバッチが娘の胸に輝いている。
クイズを終え、苗をゲットし、後にそれを義母に渡したが、 娘もまた苗を持って帰ってきたという。 だから〜、どうせ枯らすんだから要らないってっ! 私には花を枯らすオーラが出ているらしい。
彼女が欲しがっていた先着○名様の手作り石けんを手に入れるため、他のクラスの説明を聞きにいく。 なんでも劇薬が入っているとかで、出来上がる1ヶ月後に子供を通して渡されてるとのこと。
義父母とは娘のクラスで待ち合わせし、一緒に見て回る。
息子は体育館でお祭りもどき、それぞれ自分たちで作ったカラービニールのはっぴを着て、劇をやったり、クイズをしたりしている。
息子は、近くの神社についての問題を出すグループだった。
「こま犬は何でできているか。」
「こま犬の足は何本か。」 「こま犬は明治何年に出来たか。」 などなど。
以前は、戦後のおやつを配っていたり、試食できるものがたくさんあって、回っているだけでお腹がいっぱいになったものだが、毎年どんどん減ってきて、今回は何も体育館で配っていた「さつまいもチップス」くらいだった。
その他は、クイズをやって正解しないともらえないカレーだったり、長蛇の列の味噌汁だったりしたので、義父母と一緒ということもあり、断念した。地域の人たちには優しくないな〜、と感じた。だって彼等をいつも見守ってくれているのは、地域の商店街の人たちや、昔から住んでいる学区内に住んでいる人たちなのだろうから。
研究内容は、いつも素晴らしいな、と思う。 「蚕」をもらってきて、「まゆ」にさせ、そこから「生糸」を取り出す実演をしてくれる。水の中でくるくる回る「まゆ」、するすると糸が巻かれていく様、感動的だった。厚紙や木のはしきれ、小枝などで道具は作っている。いかにも手作りらしきところも感心してしまった。
教室をぐるっと囲むところに生徒たちが待ちかまえていて、二人一組で椅子の上に立ち、1人は暗記している内容を発表し、もう1人がその内容にそって壁に貼られたグラフや絵などを棒で指す。終わったかと思うと今度は後ろから声が聞こえ、終わったかと思うと今度は左から声が聞こえ、最後まで飽きずに説明を聞くことが出来た。
難しい言葉、長い文章を暗記できる彼等に感心するとともに、自分の学生時代も思い出した。
中学の時の英語の先生は、すっごくきびしくて、毎回教科書を暗記させられた。暗記してもらうと職員室に行き、先生に聞いてもらい合格点をもらう。授業中は、生徒全員が手をあげた。あげなければ椅子の上で正座、その次は床で正座、
ということもあって、特に女の子は・・・するのが嫌で必死で予習した。ノートにも書いて書いて書きまくった。それは後にとても役だったものだ。
一通り見て終わると、お昼近くになっていて、義父が近くの蕎麦屋で飯を食おうと言った。 天ぷらそば3人前、と義父が決め、私にとっては950円と高価な天ぷらそばを食べた。 大きな海老の天ぷらはじっくり味わって食べた。 すっごく美味しかった。 ついでにビールも少しご馳走になってしまってしまった。 支払いの時になって、天ぷらそばの代金だけでも、と、1,000円札をとっさに出すと、 「いらねえよ。そんなつもりで誘ったわけじゃねえんだ。」 と義父がいい、 有り難く 「ごちそうさまです。」 と義母にもお礼を言うと、「あら、いいのよ。」という感じで、ニッコリ微笑んでいた。
お義父さん、お義母さん、ありがとう。
2002年11月22日(金) |
息子が初めて漢字のテストで満点を取って帰ってきた |
いつも学校から帰ってくるとランドセルを放り投げて遊びに行ってしまうんだけど、 宿題やってから行きなさい、と言い、 「うるせー、ババア」 と初めて言われ、ショックを受けながらも、 ひっつかまえて無理矢理やらせた。
過去に「ババア」って言われたのは、幼稚園の年中の時だ。 私は言われたショック+演技で涙をポロっと流してみせた。 それを見た息子はさっと顔色が変わり、それを隠すように掛け布団を出してきてかぶってしまった。 バツが悪かったに違いない。
それから彼は二度と「ババア」なんて言うことはなかった。 外での口は確かに悪い。 「俺さ〜。」「お前さ〜。」 「・・しろよ。」 「・・だろ。」
家ではかわいいかわいい「僕」くんなのに、 遊びに行く前に勉強しろ、と言ったら手がつけられなくなっちゃうんだから。
それでもまだまだ小学2年生、かわいいものだ。 何十回、「ババア」「ババア」「ババア」と叫んで暴れようが、知ったこっちゃない。 「ババアって言った分、夕食抜きね。」 「やだやだーーー。」 と泣き叫ぶ、その程度だ。
「泣いてるだけ時間の無駄だよ。ほら泣いてるだけで5分経った。遊びたかったら集中してやりなさい!」
何度か書かせ、何度か問題を出し、危ないものは何度も繰り返し繰り返し問題を出し書かせる。今までのノートの空いているスペースにどんどん書かせ、完璧になって送り出そうとした。
もう遊びに行っていいよ、と言われたのに、 「もう時間がないから遊ばなくていい!」 と言う。
涙でぐしょぐしょになって、鼻も目も真っ赤な息子。 そりゃそうだ、そんな顔して行ったら泣いてるのバレバレやもんな。
「ふ〜ん、まだ1時間以上あるよ。」
そのまま放っておくと、 「やっぱ行く!」
と顔を洗い、遊びに行ってしまった。
----ここまでが、昨日の話。
今日、息子が学校から帰ってきて、宿題はないか聞く。 「ママ、僕、満点だったよ。」 「へーー、すごいじゃん!」 先生も褒めてくれたらしい。
今日の宿題もまたやらないで出ようとするので、 今日もやるんだよ、と、また羽交い締めにしてやらせてみる。
途中から楽しくなっていく様子も伝わってくる、完璧だと思い、 遊びに行くことを許可すると満足気に出ていった。
遊びから帰ってきて、おやつを食べ、今度は「知の翼」をやる。 最近文章が読めるようになり、心の動きもわかってきて、 記述の問題も的を得て答えていたりする。
「すごいじゃん。」
「僕、どんどん頭よくなかってるね。 そうだ!忘れてないか確かめてみよう!」
遊びに行く前にやった漢字ドリルを出してきてまた繰り返しやっている。 「あーー、1個忘れちゃった。やらなきゃ。」 繰り返しやっているうちにまた完璧になったよう。
「エライエライ。」
しばらくアンパンマンを見ていたりして、ふと、何かを思い出したように、
ママはどう思う?」 照れくさそうに笑っている。
「そうかもしれないね。」 微笑む母。
ああ、なんていい時間なんだろう。
2002年11月21日(木) |
真剣だからこそ悩むんだ |
6年生になったら塾の拘束時間も確実に長くなる。 今できることをたくさんやらせてやらせてあげたいと思う。
友だちと遊んだりすることから学ぶこともあるだろう。 本が面白いなら読んで欲しい。 マンガも読みたいなら読めばいい。 主人公はどう感じたか、どんな話だったか、読んで自分はどう思ったか。親子で話してみてもいい。 この前フリーマーケットで買った「コナン」のマンガからだって、親子の会話、果ては人間の心の動きを話し合えたりする。
お手伝いからもいろんな勉強ができるだろう。 やりたければどんどんやればいい。
勉強は全てをやろうとして消化できるものではない。 きちんと理解できていなければ、違う角度からの質問に戸惑ったりして点数につながらないものだ。 まずは基本、それができてから次に進めばいい。 基本もおろそかな上に、ひねった問題を繰り返しても混乱するだけで理解はできまい。
月水金の週3日、天気のいい日は公園で5時まで遊び、天気の悪い日は友だちの家に遊びに行ったりうちにきたりして遊ぶ。 それでいい。 その代わり、学校から帰って15分は勉強、遊びが終わってから塾までの時間は勉強及び支度、 メリハリをつければいいことだ。
集中力なんて続かない。 眠かったら寝ればいい。
塾がない日はだらだらすればいい。きちんと時間を決めて計画立てた分はしっかり勉強すればいい。
当日の分が終わっても終わらなくても、睡眠時間8時間を切るようなら寝た方がいい。
遊びたいなら遊ばせる、睡眠時間の確保、読書が好きならさせる、手伝いも時間が許す限りしたければさせる、習い事もピアノは本人も続けたいので続けさせる。
それでいいんだ、5年生までは。 1月まではそれでいい。
6年生になったらその時にどうしたらいいのか、また考えればいいんだ。
なのに、なぜだ?
今週は全く友だちと遊んでいない。 たった月・水、と二日間だけど、この二日間だけでも「友だちと遊んでいない」という事実に、母は思い悩んだりするのである。 5時までは遊べるんだから遊べばいいのに、 メリハリつければいいことなのに、と。
娘は、今までのテストの出来の悪さから、こんなんじゃいけない、と思っている。 だからやたらと勉強時間にあてたがる。 だらだらやってて頭には入っていないはずなのに、 点数にも結びつかないであろうことを、それも楽しそうに作業している。 勉強が嫌いなはずなのに、調べ物したりしながら1人で納得したり喜んだりしている。
そういえば2歳の時に、こどもちゃれんじの付録のブロックで、 寝かせようとしても頑固として遊び続け、夜中の2時までずーーーーーっとやっていたことがあった。
あの時の母の心境なのだ、今まさに。
ここ数日勉強だけで12時になっている。 11時半には寝て欲しいのに、勉強の後もまだマンガが読みたいらしく、 昨日も12時から「コナン」を読んでいた。
朝はもちろん起きられない。 7時半に起きればいいのだけど、爆睡していて起きられない。 息子は6時に寝ても起きられないんだけどね。 >それはほっておいて、と
「学校遅刻していく?今日は何もないの?木曜日だけど『花さか委員会』は?」 まるで「花さかじいさん」似の『花さか委員会』では、木曜日に水やりの当番らしい。
こんな言葉は毎度かける。 疲れた娘を見ると、遅刻してってもいいのに、休んでもいいのに、と思う。 でも娘は、 「今日は苗を植えなきゃならないの。」 「家庭科で○○があるの。」 「今日はスローガンを決めるの。」 「今日は○○の準備があるの。」 いろいろ彼女にも諸事情があるのである。
だから今日も 「木曜日だ!(=花さか委員会)」 と20分遅れで起き、遅刻手前で学校に行った。
今日は、木曜日、塾もない。 なのに、今日もまた、(友だちと)遊ばない、と言う。 自分の部屋の散らかり具合を見るとイライラしてきたので片づけたいと言うのだ。
学校から帰って片づけながら、こんなところにこんなものがあった、と見つけては、自分が必要でなくなったものを、弟にあげていたりした。まるで姉弟の金銭の絡まないフリーマーケット状態だ。
私は日中外に出ていて疲れていて、6時半には限界で横になりたかった。 「まだ終わらないの?」 「準備が出来たら言うから寝てていいよ。」 と言う。
布団を敷き、横になり目を閉じ、 15分後にふと目が覚めると夫がリビングに座っていた。 夫が帰って来たのも気付かず爆睡してたらしい。
夫はカレーが食べたいと言い、 「今から材料買って作るのは〜。」 と言うと、食べに行こうという話になり、娘の片づけが一段落した30分後に食べに行った。
夫はそれを見て、腐ってるみてーだな、と言った。(-_-;)
帰ってきて一緒に勉強しようとしたが、自分でやりたいと言う。 漢字やって、算数やって、わからなくなったら呼ぶからそれまではいい、と言うのだ。 どうしても一緒にいたいのなら、何もせず隣りで座って見ていろ、と言う。
これは、大人になったということなのか? 複雑な思いだ。
久しぶりに、電車で上大岡にある婦人科に行くと、 「院長が7月28日早朝に逝去のため、しばらく診察ができません」 という内容の張り紙がしてあった。 驚き&これからどうしよう、という思いがぐるぐるまわっていた。
仕方なく病院を諦め、近くのイトーヨーカドーをぶらぶらし、 息子の靴下を6足、昨日母からもらったギフト券+JCBギフトカードで購入する。
KEIKYU地下の食料品売場で、夫が好きな「コールスローサラダ」100g120円を300g、焼き鳥もも10本で580円、食パン1斤を、KEIKYUのポイントカードでゲットしたお買物券で買う。
まだ息子が帰ってくるまでは少し時間がある。 5Fの子供服売場でも覗いてみるかな、と、何の気なしにエスカレーターに乗る。
何気なく隣りの下りエスカレーターに目をやり、そのまま上の階に目をやる。 1秒くらい経って「あれ?」ともう一度、下りエスカレーターに目をやると、 さっきも視界にいたショートでふわふわっした髪の女性がこちらを見ている。 (あーーーーーーーーーーー!!) 知っている顔だ、間違いない、笑顔で手を振る。
先に気付いたのは向こうで、振り返らないかな、と待っていたそうだ。 私が振り向いて気付くか気付かないかくらいで、笑顔で手を振ってくれた。
彼女は下の階に辿り着くなり、そっちに上がっていってもいい? というしぐさをしたので、おいでおいで!としぐさで返す。
当時、下の息子を妊娠中にいろいろと仕事を手伝ってもらっていたことがある。
「びっくりしたー!すぐわからなかったよ。」 「振り向いてくれなかったらって駄目ってことだって思ってた。」>彼女 「すぐわかったの?」>私 「相変わらず綺麗だから(すぐわかったよ)。」>彼女 「またまたー。」>私
「時間あるの?」>私 「うん、大丈夫」>彼女 「お茶する?」>私 「いいよ。」>彼女 「ご飯食べた?」>私 「ううん、まだ。」>彼女 「じゃ、何か食べる?」>私 「うん。」>彼女
ホントにホントに、びっくりした。
今、ホームヘルパーの仕事をしていて、今日はたまたま仕事先のおばあちゃんが骨折して仕事がなくなってしまったそうだ。 誰かとお茶でもしたい、そう思っていたそうだ。
たまたま仕事がなくなって、たまたま仕方なしにKEIKYUをぶらぶらしていた彼女。 私も行くはずの婦人科の先生が亡くなっていて診察を受けられず、たまたまイトーヨーカドー→KEIKYUと来たのだ。 数秒でもズレていたら、二人は出会わなかった。
もう何年も会ってない相手とたまたま会ったのだ。 もし私が下りのエスカレーターを見なければ、 もし彼女が上りのエスカレーターを見なければ、 二人は気付かずすれ違っていたはず。
5Fの喫茶店でランチを食べることにした。
何から話していいのかわからない。 本当はお互いいっぱい聞きたいことがあったのかもしれない。 いっぱい話したいことがあったのかもしれないけど、 驚きの方がいっぱいで、近況報告にとどまった。
時間になって、私は電車、彼女はバイクで帰るということで別れる時、 「また機会があったら声かけるね。一緒に仕事しよう。」 と言った。
彼女は、 「会えてよかった。過去に嫌な思いをさせちゃったから。」 と言った。
そういえば私は彼女から避けられていたっけ。 彼女は私の仕事を手伝ってくれていたけど、その仕事に興味がないから、と、言って去っていったのに、ノウハウそっくり持っていかれて、自分でやり始めていたのだ。 周りの知人は、てっきり私も一緒にやっているものだと思ったらしく、いろいろ私に聞いてきて初めて知った。 その後、店を開いたことも、移転したことも、閉店したこともすべて人づてに聞くこととなった。
「知ってるんでしょ?」 「うん、知ってたよ。」
今までの付き合いからいって、こういう場合、周りから聞くより本人から直接それなりの報告があってもおかしくはない。 彼女はそれを避けたのだ。
もしかしたら、私に顔向けできない、そう思っているのかな? そう感じるようにもなっていった。 ある日私が問うと、私の思いやりのなさが、彼女を傷つけていたらしく、それが嫌なんだ、と言われた。
その後も、私は仕事という口実で、時々コンタクトを取ったりしていた。こちらから連絡すれば笑顔で対応もしてくれていた。
そう、そんなこともあったんだよ。
彼女が言ったこと、 「会えてよかった。過去に嫌な思いをさせちゃったから。」 と、過去のことがすぐには結びつかなかった。
いろんな感情があったことは確かだ。
「そう思ってるんだ。」 何気にそう口にしていた。
そう思ってくれていたんだ。 今までつかえていたものが、はがれ落ちていく気がした。
よそよそしい態度が、もしかしたらそういう風に思ってのことじゃないかと、思ってはいた。 でも、改めて言葉で言われて受け入れられたような気がした。
「もう40(才)になっちゃった。」 そう言って笑ってる彼女の笑顔が眩しかった。 ごたごたする以前の彼女を見ているようだったから。
彼女は言ってたんだ。 初めて会った時に、 「自分の店を持ちたい。」 って。 彼女は夢を叶えたんだもん。 すごいことだよ。
私がボーっとして過ごしている間、彼女はまた新しい仕事をするために資格を取って頑張っていたんだ。 会わなくなってから、彼女が二人目を妊娠したことを聞いた。 「生まれたんだってよ。」 知人から聞いていた。 何度か店の前を、自転車では通り過ぎていた。 ベビーカーに生まれたばかりのちっちゃな赤ちゃんを寝かせ、品物の整理をしていたり、お客さんと話していたりする姿を見かけたりしてた。 でも、声はかけなかった。 頑張ってるんだ、そう思うと嬉しかった、ただそれだけだった。 きっと彼女は私に会いたくないに違いない、そう思うようになってたし。
「会えてよかった。過去に嫌な思いをさせちゃったから。」
その言葉が頭の中で繰り返している。 彼女と別れてからもその言葉が繰り返し繰り返し頭の中で響いている。
いろんなことがあった。 彼女に限らず、いろんなことがあった。 いろんな感情があふれてきてたまらなくなった。
「ねえ、赤ちゃん、もういくつになったの?」 「3歳だよ。」
えーーーーーっ!! あれから3年も経ってるんだ。
日中、仕事の打ち合わせ。
打ち合わせ後は、いつもは他スタッフたちと何か出前とったりして食べるんだけど、今日はちょっと気分転換も兼ね、スタッフの1人につき合ってもらって横浜スタジアム横の中華街入口並びにある「ジョナサン」へ。 初めて行ったけど、ここって本当に「ジョナサン?」って感じの洒落た店内でびっくりした。 ふつーのファミレスは、下が駐車場になっているのに、その駐車場さえ見当たらないし、落ちついた色のレンガ造りが高級感に溢れてる。 自転車をどこに停めたらいいのか戸惑い思わず店内入ってすぐに店員さんに 「自転車どこに停めていいかわからなかったので、とりあえず目の前に停めてしまったんですが。。」 「大丈夫ですよ。」 なんて。
なんか洒落た店の前に、きったないママチャリを置くのは抵抗あるよなー、なのに。 こんな気分になるのもなんだかちょっとリッチ気分?
娘は学校から直接実家へ行き、ピアノの練習。 息子が帰ってくると一緒にチャリで友だちの家へ。 友だちのi-MACのハードが壊れて修理から帰ってきたので、ソフトのインストールやら何やら手伝うためだ。 彼女にi-MACを勧めたのも自分、調子が悪い時、もっと早くからいろいろ見てあげられたらよかったのに、という気持ちのせめてものつぐない。 他ソフトとの相性が悪いのか、スキャナ附属の画像ソフトを入れると起動しなくなっちゃうんだよな。 最初は原因がわからなくて、機能拡張外して調べてやっとわかったんだけどさ。
彼女のご主人は、日頃から日曜大工したり、掃除好きだったり、家庭的なパパなのだ。
以前、釣り好きでもあるご主人の話が聞きたいと、家族ぐるみで一緒に酒を飲んだ時に、夫が 「釣りをしたいけど時間がない」 という話しをすると、 「大丈夫です。朝9時には帰って来られるので運動会だって出られますから。」 とケロッと笑顔で言ってくれた。 バイタリティーがある人なのだ。
自転車のパンクを自転車屋さんで直してると言うと、 「勿体ない。持ってくれば直しますよ。」 とサラっと言ってくれたりする。 お手数をおかけしては申し訳ないので、お願いしたことはないが、その話を夫にすると、俺だってパンクくらい直せるわ、と言い、一度直したっきりで、以後はずっと自転車屋にお世話になっている。
彼女の息子(小4)は剣道でも優勝したり、野球もピアノもやっててかっこいいんだ。赤ちゃん学級からの付き合いなんだけど、子供が小さかった時はよく遊んでいた。
気付いたら黒いコタツの上が真っ白くなっていて、近づいてみるとご飯粒がきれいにコーティングされていたことがあった。友だちの息子&うちの娘と二人で、ご飯粒で遊んでいたのだ。楽しそうに二人で塗りたくってたんだな。掃除するのも大変だったけど、今では笑い話です。
彼女は着くなり息子に「プレゼントだよ。」と袋に入ったものを渡してくれる。 「見てごらん?」 息子が大喜び!だ。
が包装されていた。 息子は喜び度は大きく、家に帰っても何度も袋から出しては眺めてた。
娘は実家から帰ってくると社会の勉強。 日本の工業地帯の話なのに、地理さえわかってないので、四大工業地帯だのの前に地理をやれ! と、 「神奈川県はどこ?」 「その上は何県?」 「その上は?」 と、ずーーーーーっとやっていた。
前々からわかってたことだけど、ようやくわかった。 地理がわからない、その土地の背景がわからない、だから覚えようったって覚えられない。
四大工業地帯が用地不足&用水不足だったからその近くの臨海付近に広がって行き、今ではその他の工業地帯が半分以上を示しているんだよ、と言ったところで、 「四大工業地帯」 が何かわかってないのにわかるわけもなく、それ以前に都道府県がわかっていなければわかるはずもなく、今更、都道府県の勉強となってしまった。
土地が安い砂丘や塩田に工場が、と言ったところで、 「砂丘って何?」 「塩田って何?」 から始めさせる。
今まで、何も疑問を持たず、疑問を持っていてもわからない、と飛ばしてきたんだろう。 意味がわからないものを読んでも覚えられないし、理解できないだろう。
都道府県を白地図に書き込みながら、四大工業地帯を書いていき、その工業地帯の特色や土地の様子なども気になるとすべて地図に書き入れていく。点数には結びつかないかもしれない。でも、こうやって母&子で、地理資料集を調べながら、以前のテキストも見ながら探したり書いたりしているのは娘にとって楽しいらしい。楽しくやれる、ということが大事なのだから。 結局、そこから今回出る内容に辿り着く頃には、11時過ぎてしまった。それでもまだやりたい、と言うので、一緒に付き合い、12時までやる。さあもう寝なさい、と寝かせる。
結局、途中で苺食べたりして休憩したけど、2時間半はたっぷり社会をやったことになる。
2002年11月18日(月) |
ルミネtheよしもと/吉本新喜劇ほか |
まず、星田英利さん、彼の福山雅治さん物真似「あんちゃん」がいつ聞けるかと始まってからずっと待ってしまった。生で聞けた時は最高に嬉しかったっス!
石田靖さんさん、長身でビシッとしたスーツを着こなし、出だしで豪快にすっころんでくれる。思い切りがよく、アザできないんだろうか、と心配してしまった。彼が木村祐一さんより後輩だったとは初めて知った。「一応先輩だから」と言い訳して強くはたかないシーンでわかったんだけどね。
三瓶はちょぼっとしか出演せず、子供達は残念がっていた。夫&私的にはちょうどよかったな。 ヨイショどころで、 「三瓶のちょっと面白い話」 と言うぐらいでちょうどいい。 「サンペイです。」 を生で見られたのも満足。 私的にはそれを真似して言う星田英利さんの「フクヤマです。」が好きだけどっ。
東野幸治さんは相変わらず芸もなく(失礼)、 だが、子供達はテレビに出ている人が目の前にいるという事実に喜んでいた。
山田花子さん。 花ちゃんは、めっちゃ肌すべすべで、触らしてくれ〜〜と言いたいほど赤ちゃんみたいにきれいな肌してた。石田靖さんにおっぱい掴まれたりしてたけど、本人としては笑ってもらえればいいことなのかな〜。純粋そうだし、ちょっと心配したりして。芸人たるもの大変だ〜。
夫は新喜劇はやっぱり「なんばグランド花月」の方が断然面白い!と言った。 私はそれなりに面白かったよ。
若手芸人さんで、藤井隆さんそっくりな人も出てたんだけど、ユニット名なんなんだろう。わからずじまいだった。う〜ん。
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今日は母が来た。
いっぱいのお土産を買ってきてくれた。 来るだけで1万円も使っちゃったよって言ってる。 毎回、息子の大好きなアイスクリームをハーゲンダッツでたくさん買い、 娘の好きなケーキ類を買い、 婿のためにビール500ml×6本買い、 その他つまみやらお弁当やらいろいろ買ってくる。 さらに、もらったけど使わないから、と、DCカードギフト券3,000円分をくれた。
私がカード払いして母の自宅に直接送った母注文のセシール分5万ちょいと、払ってきてくれと頼まれた海苔屋さんの代金17,000円ちょいとで7万払ってくれようとしたので、多すぎるからと5,000円だけ返した。
電話で話した時に、母は来年の夏には田舎に帰ると言っていた。 おばあちゃんがほとんど寝たきりで、おじいちゃんが世話をしている。 以前、危篤状態の時にも行き、病院で数週間世話をした母、 今年の夏には(私の)弟夫婦&その娘と一緒に行ってきた。 唯一、私だけはもうかれこれ8年くらい会ってないことになる。
母は今日、 「お前も一緒に帰らないか?」 と聞いてきた。 私1人分ならお金は何とかなるし、行ってもお金使わなくていいから行こうと言う。 「飛行機代くらいは自分で何とかする。」 「お前が行けば、おばあちゃん喜ぶよ。」
そうなんだ。 おばあちゃんは私の声が聞きたいから、と、いろいろ送ってくれる。 手紙より声が聞きたいって言う。
が回らないのか言っていることが聞き取れないでいる。 元気な時はよく怒られて叩かれたけど、なんだかんだ言っても初孫の私はかわいいらしい。
どちらにしろ、行くことになれば子供達を義母に見てもらわなければならない。 折りをみて話す、ということにした。 とりあえず行く方向で。
後に夫に話すと、 「俺も気になってたんだ。どちらにしても何かあったらお前だけは行かなくちゃならないと思ってたし、できれば元気なうちに言けばおばあちゃんも喜ぶだろう。お前だって悔いが残らないようにした方がいいだろうし、俺は子供たちのことさえクリアになればOKだよ。」 と言った。 要するに、子供達の学校や塾のこと、私が留守でもやっていけるようにしてってくれればいい、ということらしい。
2002年11月17日(日) |
ルミネtheよしもと/中川家最高!! |
午前中は、仕事つながりの会社で、フリマを開催とのことで、関内の某ビルに行く。 私は買い物専門で、息子と娘は、自分の物が売りたいと言うので、出かける30分だけ準備をさせ、箱に入れて持って行く。
私はとりあえず行ってすぐに自分が欲しいものを買いまくり、合計1,000円くらいだけど、紙袋にして2袋いっぱい。 コナンのマンガ2冊で100円,お絵かき帳&キャラティッシュ&鉛筆&なわとびなど男の子グッズが袋に詰まって50円,キティちゃんスリッパ300円,キティちゃんグラスセット100円,ケンケン上履き入れ10円,などなど。
本以外は全部新品で、なかなか掘り出し物がゲットでき幸せ気分。
息子は「遊戯王カード」、娘は「モーニング娘のカード」を売る。 息子は営業が上手く、箱を持ちながら売り歩いたりして、それなりに楽しめたらしい。
実際はAM10時〜PM2時まで開催なんだけど、子供達には1時間で帰ると約束。 売れても売れなくてもそれで終わりよ、と。
午後2時半位に家を出て、「ルミネよしもと」がある新宿に向かう。 JR湘南新宿ラインができたおかげで、快速だと横浜から30分で新宿に着いちゃうんだもん。 もうびっくり!! 空いてるから座っていけるし、もう感激だった。 うちからだって40分ちょいで行けるんだもんな。 これだとそっち方面の学校もいろいろ考えられるかもしれん、と思った。
開場の1時間以上前に着いてしまったので、同ビルの本屋を覗き、「ルミネtheよしもと」同階のショップ「よしもとテレビ通り」を覗く。 娘は「三瓶」の缶バッチが欲しかったらしいが、ステッカーしかなく断念、
>なんで「よしもと」来て「・・・」やねん!
本家本元「なんばグランド花月」の方が「よしもと」グッズはたくさんあって楽しかった。「よしもとテレビ通り」は私&夫的には興味をそそるものは何もなく買わなんだ。
ネットで購入しておいた指定席分を、先にレジでチケットに交換してもらい、下の階のカフェで時間を潰していざ劇場へ。
【線香花火】 夫的には「帰りたい」と思ったらしいが、私は左の人の病的な淡々としたキャラが面白く、右の人もなかなかの外見で、これからが楽しみだなと思った。まだセリフを言うのにいっぱいいっぱいなところが伝わってきて、時々噛んだりしてるのでハラハラする部分もあった。
【ザ・プラン9】 アングラなお芝居として観るのは面白いかと思うんだけど、ネタ的にどうなんでしょうか。夫はここでも「帰りたい」と思ったそうで、単純な笑いが欲しい人には不向きかもしれない。
【次長課長】 夫的にも爆笑だった。とにかく最高に面白かった!! こなれたしゃべり、テンポの良さ、アドリブなのかセリフなのか、区別がつかない面白さ。同じコントでもこの人たちがやるからこそ面白いんだろう、と思わされる。ファンになっちゃいました。また観たいよ〜!!
【中川家】 さすが、中川家!! 弟の持ちネタが沢山ありすぎて、すぐ脱線していろんなことやってくれる。お兄ちゃんも素なんだか演技なんだか、やっぱり素なんだろう的な可笑しさがあって、めちゃくちゃ笑える。弟がお兄ちゃんの頭をパシパシ叩くし、お兄ちゃんは叩かれながらもくしゃっとしたいつもの憎めない顔ではにかむように笑ってる→それが可笑しかったりする。前から4列目の中央右に座って観ていたので、下手から「よきところで」という画用紙に書いた紙が見え、なんだかそれも可笑しくて、二人が気付いて「オチ」に持っていくところなんざ、さすがだ、と思ってしまった。それともたまたま「オチ」に行く時間だったりして? 夫は「中川家」が観たくて来たので、ネタのオンパレードに大満足していた。
以前、小堺くんの番組で、お兄ちゃんが小学生の時に家の中で火遊びをしていて、弟が逃げ遅れて消防隊員に助けられたということがあったという話をしていた。お兄ちゃんは、マッチに火がつくのをぼーっと見てはポイっと投げ捨て、つけては投げ捨てとしているうちに燃え広がり逃げ、隣に寝ていた弟を見捨てて、お母さんも逃げたとか。弟の方は、コタツで寝ていて、それで熱いのかな〜程度で、消防隊員に助けられて気付いたとか。お父さんが帰ってきて燃えてる家を観て「嘘やん」と言ったとか。もう可笑しくて可笑しくてブラウン管の前で大笑いしてしまった。今はお兄ちゃんの方が体格もちっちゃいが、当時はやっぱりお兄ちゃんの方が大きく、大きくなるにつれ弟の方が大きくなり力で勝てなくなると反則技を使うとか言ってたっけ。 それでも二人で漫才やってるんだから、不思議だよな。それもすごく仲良さげ。 弟くんが、木村佳乃さんと同棲してる役で出てきた時に、「こいつ面白い」と思ったのが最初で、それから「中川家」というのを知った。反町さんと唐沢さんが主役で、秘書たち(りょうさん、小雪さん,木村佳乃さん他)と対立するドラマ、わかります?
その後は「吉本新喜劇」ですが、続きは明日。。
今日はカリキュラムテスト。
昨日、娘は焦っていた。 算数の基礎しか頭に入ってないから。 漢字はただだらだらと少し書いてただけでちっとも覚えていなかったから。
塾の前に計算マスターをやり、
塾から帰ってきてご飯を食べ、国語の語句をやる。
一通り流してやって書かせ、 後は自分で覚えたい一心で書き写しているのでそのまま部屋を出る。
しばらくして覗くとガサゴソと収納箱を開けている。
「何やってるの?」 「ないの!」 「何が?」 「ワイヤーが。」
明日テストだぞ。 そんなものが今、現在、必要であるはずがない。 もう夜の11時、明日テストだぞ。 テストのための復習、国語の語句,算数は本科の基本しかやってない。 社理なんてテキストも広げていない。 漢字だって頭に入ってない。
それでどうして「ワイヤー」なの? 今、この時間に、なんで「ワイヤー」が必要なの? ビーズやる時間なんてあんの? 明日テストなのに? テストの勉強ほとんどできてないのに?
だったら毎日やればいいじゃん。 どうして毎日最低限のことができないの? やる気あんの? それで受験したいとか言うな。
やるべきことやって遊ぶんならいいよ。 頭に入ってるならいいよ。
呆れて部屋を出た。
11時半、1人で頑張って漢字をやっているよう。
「ほら、もう12時だよ、諦めてそろそろ寝たら?」 「いやだ、まだ終わってない!」
仕方がないので、算数のプリントの共通を一緒にやる。 眠そうだ。
「もう止める?」
何度もそう声をかけたが、 「やる!」 と言うのでつきあってやる。
比の問題も、速さの問題も、なんなくクリアはしている。 2回分もやったから随分時間もかかってしまった。
AM1時、ようやく諦めてくれ就寝。
大丈夫よ、簡単な問題をしっかり解いてくる。 そうすれば(算数だけは)平均点は取れるからね、と言い聞かせる。
もっと前からきちんとやっておけば、テストの前日くらいゆっくり出来るだろうに。 一夜漬けして一体どれだけできるんだろう。
今朝、睡眠時間6時間程度起き、ご飯を食べている間に社会のテキストを読んでやる。
「もっと早く言ってよ。」
理科を読んでちょいと質問してみるが、てんでわかってないらしい。 つーか、私もわかんないしー。
物質Aは、80C゜で水100gに○gまで溶けます。50C゜の物質Aのほう和水溶液250gを50C゜から80に上げるとあと何g溶けますか?
80C゜濃度は計算できるけどさ、 温度が変われば溶ける割合も変わる? わっけわっかんねー、みたいな。 >朝っぱらから、こんなもんわかるいかい!
「いいや、簡単な問題だけ必ず解いてこい。グラフ読むとか、見ればできるから。そしたら(100点中)20点くらい取れるだろう。」
昼は息子が卵を買いに行き、目玉焼きを作ってくれた。 出来上がりを待ちながら算数のテストの復習をする。 昼食を食べ、その他の教科の復習をする。
算数以外は仕方ないにしても、算数のケアレスミスにまたショックを受けていた。 前回と同じ比を逆さまに書いてしまうという大変バカらしい間違いはさすがになかったが、また新たなミスというべきか。
(5)の問題なのに(4)の数字で計算していたりした。
いつものことながら、単純な足し算やかけ算を間違っていたりもする。
あの、もう一度、2年生からやった方がよろしいかと。。
娘が、 「バスケとサッカーとどっちがいいと思う?」 クラス対抗か何かの試合があるらしい。
「どっちがいいと思うの?」 「バスケに決めてきちゃったんだけど。」 「だったらバスケ頑張ればいいじゃない。」
「できるかな〜。」
「ママね、クラスでバスケの試合に出ることが決まって、 すっごい下手くそでね。 でもシュートで勝ったんだよ。」
「へえ、すごい!」
「ほら、上手い子は、敵にマークされてさ、動けないの。 ママなんて下手っぴだから、誰もマークしないのよ。 もう時間がないって時に、ママにボールがまわってきて、 どうしようって思ったら、友だちが「そのままシュート!」って言ってくれて、 やったら入っちゃったの。 それで勝ったんだよ。 その代わりね、毎日毎日練習したよ。 休み時間もすごい練習して頑張った。 いっぱい練習して、これでもかって練習して、そしたら絶対できる。 なせばなる、だよ。」
そしたら夫が、
「そんな過去の栄光をいつまで話してるんだよ。 それは過去なの。俺なんて終わったらすぐ忘れちゃうよ。 先を見なくてどうするんだ。」
「頑張ったら出来た。 それがあるから、また頑張れるんじゃないの?
受験だってそうだって自分が言ってたじゃない。」>私
「受験はそうだけど。」>夫
>なんだそりゃ。
「なんだって同じだよ。 ママだって逆上がり全然できなかったよ。 それが悔しくて毎日毎日練習した。 それでも全然出来なくて、夢にまでうなされてたよ。 ある日、夢で出来てさ、そしたらその日に学校の授業で出来た。」 まさ夢だったんだね。 そう、やったからやらなきゃ出来ないんだよ。 身体で覚えるしかないんだもん。」
娘の目は未来に向かって輝いている。
運動神経がにぶい娘が、 今日は走り幅跳びが前回よりもまた遠くまで飛べたと喜んでいる。
そう、なせばなるだよ。
え? そうなの?
まあ、でも今は違うからいいんじゃないの、かな? (^_^;)
昨日、夜10時半頃になって、 娘が「明日しゃぼん玉がいる。」と言い出し、また腹が立ってしまった。 どうしていつもいつもこう夜遅くになってから言うんだろう。 学校から1時半に帰ってきて、確かにその時は私はまだ仕事先で家にいなかった。
携帯に電話してきて、 「いつ帰る?」 「まだ打ち合わせ中だからあと30分くらいかかるけど、誰かと遊ぶ約束したの?」 「ううん、今日は遊ばない。」 「だったらママが帰るまでマンガ読んでたら?」 「うん、そうする。」 と会話していた。
何か必要なものがあるなら、忘れないうちに書き置きをしろ!と言ってある。 必要なものが書かれたプリント類や、書き置きは、私のパソコンデスクの目立つところに置いておくようにしてもらっている。
2時に帰ってくると、息子はもう遊びに行っていて、娘だけ家でマンガを読んでいた。 しばらくして、一緒に計算マスターをやり、お弁当を作り、塾の準備をさせる。 息子が帰ってきて歯科に連れてった。
2時から3時間の間、ほとんど二人っきりで会話したりしたはず。 明日の準備は? なんて会話もここでしていた。 それなのにどうしてその時言わないんだろう。
私は娘を責め立てる。 娘は申し訳なさそうに「ごめんなさい。」とつぶやく。
そんな事言われたってこっちの気持ちはおさまらない。
「思いっきり蹴らしてくれたら許す」 口先だけで手も出さないので余計ストレスになる。 「ボサっとしてないで早く支度しろよ!」
外に連れ出しコンビニ巡りし、 言葉1つ交わさず、スタスタ歩いていく私を後ろからやっとこ追っかけてくる。 腹が立って腹が立っておさまらない。
子供はわかっている。 どんなに怒ってても、どんなに困らせても、ママは私のためにどうにかしてくれる。 そう思っているのか?
うちの周りにはコンビニがたくさんある。 5分圏内で、軽く7軒くらいある。 片っ端から入って探せば、しゃぼん玉の1つや2つあるだろうとは思っている。
でも、当たり前のようにある、と思われるのはシャクだった。
1軒入って見つからず、2軒目まで歩かせる。 「自分のことだろ。自分で探せよ。」
ああ、どうして私はこんな言葉遣いしてるんだよ。 もういい加減自分が壊れてしまいそうだ。
娘は、次のコンビニめがけて走り出す。 入ったって明後日の方向で探している。 アホか、こいつ。
おもちゃの棚で1個だけ吊されてるしゃぼん玉を見つけ、 ほとんど言葉も交わさず、目で「ほれ、あるだろ。」と言う。 娘がそれを手に取り、レジに出して心配そうに私を見る。 私が財布からお金を出し、おつりを受取り、娘がしゃぼん玉の入った袋を受け取る。
きっと娘はほくそ笑んでいる。 その顔が見たくないからまたスタスタと歩いて行った。
「二度とこんなことをするな。」 家に入るなり私は無視した。
「ごめんなさい。」 と謝り続ける娘。
待ちに待った窪塚くんが企画から加わったという「狂気の桜」。 夫は少し不満気だった。
近くの劇場では、15日までが上映期限ということで、 前売券を買ってたものの、機会がなく、 娘の塾に行っている間に行こうということになり、 急遽今日に決まった。
娘を歯科に連れて行き、ファミレスでお茶をする。 娘は15分程で電車に乗り、塾に向かう。 私と息子は自転車を家に置き、 バスで劇場に向かう。
夫は車で直接劇場に向かう。
現地集合ということを携帯でやりとりして決めた。
こんな映画に小2の息子を連れてきていいものか、 と不安大だったが、なんとか前半だけ乗り切ればOKだった。
私と息子は帰りの車の中でもずっと映画について語っていた。
「だまされたんでしょ?」 「そうね。簡単に人を信用しちゃいけないってことね。」
う〜ん、どういう事を教えているんだっていう気もするが。
前半のヤバイシーンは、時々、手で目を覆ってた息子だが、 後半は前のめりになって真剣に見ていた。
窪塚くんはいつもながら軽やかな挌闘シーンで、 RIKIYAさんのおちゃらけた顔はめちゃくちゃかわいかった。 夫は、須藤元気さんの演技が見られて満足だったらしい。
内容的には、結局何が言いたいの?
青春時代のもがき、友情、大人たちにいいように使われ、将来を絶たれてしまう。 勝たなきゃ、意味ないじゃん。
やっぱ、喧嘩するにしても、 「池袋ウェストサイドパーク」的な内容でないと、私としては物足りない。 じゃ、見るなよって? そりゃそうだ。
窪塚くんが記者会見の時に着ていたラクガキいっぱいのトレーナー。 「くそくらえ」ってな事がいっぱい書いてあった。 あなたは、「この世はくそくらえだ」ってそう言いたかっただけですか? 企画段階から加わったのは、何が伝えたかったからですか?
何だか腹が立って仕方がない。 これは作り手の思惑通りってことなのか?
2002年11月12日(火) |
公開模試の後日テスト |
娘は今日、公開の後日テスト。 学校から帰って少し休憩すると、出かけて行った。
「眠いけど頑張ってくるよ!」 と言って出かけたが、 暗〜くなって帰ってきた。
思ったほどに出来なくてショックだったらし。 その件についてふれられたくないのか何も話さない。
私は、ここんとこずっと咳がひどく、夜は喘息がひどく、咳込んで息ができないと夫が背中をさすってくれていた。仕事から帰ってくると私の咳のひどさに、「何もしないで寝てろよ。」って言うんだけど、そうも行かないじゃん?塾のお迎えも昨日,今日と行ってもらう。
喘息の薬もそろそろないし、本当は夕方に病院へ行きたかったけど、息子が友だち3人連れてきて遊んでいたため、行きそびれてしまった。明日も日中出かけるし、夕方は娘の歯科だし、木曜日かな〜。咳のせいで胸と背中の筋肉が痛くて苦しい。 どうしても自分は後回しになっちゃうんだよな〜。つらいです、ホント。
しかし、そんな事も言ってられず、娘はご飯を食べると、 算数のテストの復習。 5問以外は全部解けたという。 既にホームページに出ていた速報での平均点が低かったので、 ミスが3問あったにせよ、平均点以上は間違いないな、と思いきや、 最初の方の簡単な問題をボロボロ落としている。 >おいおい、大丈夫かあ?
今までで一番大量の計算ミスだった。 もう一度解いてごらん? 自分で自分のミスに気付き、かなりのショックを受けている。 >学校から帰って眠いと言いつつ出かけて行ったから集中力欠けてたのかな〜。
つるかめ算とか、過不足の問題とか、植木算、仕事算、平均算、売買算、四捨五入,前期にやった懐かしい問題が出ている。
植木算は1を足したり引いたりするのを忘れてしまっている。 必ず図に書き書いてあることを把握するよう伝える。 端から端まで植えるなら1増えるし、 間に植えるなら1本減るし、 円だけがそのままの数でいいんだよねー的な。
過不足も余りを引いてということは覚えているものの、 箱に7個ずつ入れると箱が2個余り、1箱は6個しか入らなかった、と書かれてると、 余りは「2箱×7個+(7個−6個)」となるのに、ここに考えが及ばない。 もう「わかんない」で済んでしまう。 だからわからなかったら図で書いてみろ! そうすると「ああ、わかった、そうか。」と、なる。
四捨五入では、 千の単位で四捨五入するといくらで、この整数の範囲は? で、わけわからない答えになっている。 じゃあ、いくつはどう? いくつかどう? と反対にすでにある数を四捨五入させるとわかるわけで、 何度も繰り返して問題出すうちに理解してくる。
仕事算すっかり忘れている。 私も忘れていたけど、一緒に考えて思い出し合った。
ばねは、理科でもやっているせいかOK、 A,B,Cの水槽にそれぞれ分速何Lの水を入れ、は、簡単な計算で解いていた。
3枚の正方形の紙をずらして重ね、3枚が重なった部分の面積は? は、取り組んでもおらず、やらせて解かせ、難しそうに見えるが実際にやれば簡単なんだ、 と自信を持たせるようにする。
今回は初めて自分で最後まで考えさせた。 私が解けないほど難しい問題はなかったし、 考えさせるという点で、今までで一番見なおしに時間はかかったが、 いい経験になったと思う。 1つわかれば同じような問題はすらすら解ける。
とりあえず算数だけ。 後は答えが返ってきてから復習させようっと。
#問題の内容が書かれているので、当日ではなく、全ての後日テスト終了後のうちに更新しています。
息子は息子で未だに「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」の使い方がわからない。
息子はかなりの「痛がり」である。
血を見るのが怖いのである。
「水いぼ」になり、病院で、おしりや太股の水いぼを30個くらいピンセットで取られた時は、痛すぎて歩けなくなったほどで。 看護婦さんは、苦笑しながら「大丈夫?」と聞き、 私は息子の態度がとっても恥ずかしかったりしたのであ〜る。
転んで膝を擦りむいたとする。 いつまででもそれを覚えていて、 ちょっと当たったくらいで、 「痛い痛い痛い痛い。」 とわめき、 「ほらね。」 と、ズボンをめくって見せ、 何も怪我してない膝を見て、 「あっ、違った。」 と、もう1つの足をまた見せるのである。
そんな事を繰り返していくうちに、 いつの間にか傷もなくなり、 どっちの足が怪我してたんだかも定かじゃなくなるのであ〜る。
今、息子は乳歯が生え替わっている最中で、 この前、やっと前歯が抜けた。
昔は糸でくくりつけてひっぱったり、なんてしなかったか? 息子は、「友だちはそうしてるよ」と誇らしげに言うだけで、 異次元の世界のことのように感じているようだ。
上の娘は、今ちょうど犬歯あたりがグラグラする時期にきていて、 自分で指でグラグラしてひっぱったり力づくで抜いたりしている。
もちろん息子はそんな事も出来ず、 ただひたすら抜けるのを待つだけである。
かろうじてひっついているような歯も、 決して触らせてくれないし、 歯を磨いている間にポロっと落ちるのが理想らしい。
上の前歯の1本は、そうやって歯磨きの最中に抜け、喜んでいた。
あともう1本。 これがまたかろうじてついてるだけで、 私はひっぱりたい衝動にかられていたが、それを許してくれないので随分と我慢した。
そして、つい先日朝、 「ねえ、誰か寝てる時に僕の歯抜かなかった?」 「知らない。飲んじゃったんじゃないの?うわ〜〜。」 「そしたら、うんちで出てくるでしょ。」
夫が帰ってきてから、 「ねえ、パパ、僕の歯抜いた?」
「うん、そう。」 と恥ずかしそうに息子。
数日後の朝、 「見つかった!」 と嬉しそうに起きてきた。
ベッドから起きたらコロコロっと床に転がる音がして、 もしかしてって探したら自分の歯だったって。
なんだそりゃって思ったものだから、ちょっと記しておこうと思ったのであ〜る。
2002年11月10日(日) |
某女子大附属の文化祭 |
娘は友だちの家にお泊まりして、朝友だちと一緒に友だちの通う学校の文化祭へ行く。 私は、昼前くらいに学校で待ち合わせをして会う。
幼稚園〜大学までが1つの敷地にあるので、 入るなり賑やかだ。
ホットドッグ、フライドポテト、大学いも、わたあめ、豚汁、焼き鳥をあちこちで売っていて、その場で売れないと、売り歩きに出ていて声かけられる。買う意思表示をするとすごく嬉しそうに「ありがとうございます!」 この明るさと素直さが気持ちいい。
どこの文化祭でもそうだが、食堂はごった返していて昼時は座る場所を確保するのが困難。 「空きますか?」 と声をかけ、席を立つ前に予約して待っている必要がある。 小学校の校舎ではお母さんたちの手伝いが盛んで、食堂にはお父さんと一緒にいる生徒たちの姿も多く見られた。
私は、ミニラーメン250円、フランクフルト150円を食べた。 娘は、友だちのお母さんが前以て買ってくれた食券で、 ラーメン,おでん,豚汁など、二人で仲良さそうに半分こしながら食べていた。
美味しかったですよ。ラーメン。
小学生までは、ゲームや手作り体験などで遊べたりもするが、 中学はほとんどが研究発表の場になっている。 しかし、フェリス同様、字の上手さにはびっくりした。
いつもは大学も回るんだけど、今回は時間がなかったので見られませんでした。 残念。
終了まで遊び、駅近くで一緒に夕食。 電車で帰ってきた。
駅から家に電話をすると、カップラーメンを食ったところだそうで。 まだお腹空いてるよコールだった。 途中のコンビニで彼等の夕食を調達し家路を急ぐ
赤信号を待っていると、 バン!バン!と、遠くから音が聞こえてきた。
音の聞こえる方を見ると、遠い空に大きな打ち上げ花火が見えた。 なんでこんな時に花火が上がっているのだろう。 今日、何かイベントでもあったのだろうか。
足早に橋の上まで行き、家々の間から空に向かって大きく散らばる花々を、 じっと見つめていた。
昨日は息子とオリオン座を眺め、 今日は娘と花火を眺め、 ここに引っ越してきてよかったな、と、しんみりとした。
家に帰ると、ダンボールにいっぱいの駄菓子が入っていた。 夏のイベントでゲットした探検隊のお金(おもちゃのお金)を、 今日のイベントで全部駄菓子に取り替えてきたという。
お疲れさま、と、買ってきたお弁当を出すと、 「舞茸カレー」を、二人で押しつけ合っていた。 なんでも昼に「カレー」を食べてきたらしい。
父と息子の戦い、どっちがカレー食べたかって?
2002年11月09日(土) |
横浜英和女学院の文化祭 |
急な階段を上り続ける道と、 坂の途中から階段を上りつめる道と、 ぐる〜っとまわって行く(階段なしの)坂道と、 道はいくつかある。
現在、小学生の校舎を建設中。
幼稚園,小学校があるせいか、小さい子でも楽しめるゲームがたくさんあった。 風船いっぱいの中から宝物カードを探したり、 すごろくゲーム(大きなサイコロを転がして自分がコマになってマスを動く)をしたり。
すごろくゲームは、「戻る」というのが結構あって、なかなかゴールできないよ、ということで、途中から10マス戻る→2マス戻るに変更したりしていた。なんだかそんな生徒たちのやりとりがかわいかったな。
「ウォーリーを探して」 では、風船を持った「ウォーリー」役の子を別の校舎から探して見つかった時刻を記入してもらうというもの。スタート時刻からどれだけの時間で見つかったかによって点数が変わる。 別の校舎ったって、1F〜4Fのどこにいるかわかんね〜。 見つかったのは、2時間近く経ってからだった。
友だちが見つけた時に、 「あなたがウォーリー?もう!どこ行ってたのよ〜。ずっと探してたんだから〜。」
って言ったと聞いて大笑い。
だって、景品で風船をもらってる人が多く、みんな風船持ってるわ、目立った衣装着てるわけじゃなし、誰が「ウォーリー」だか分かりゃしません。
まあ、それも子供らしい考えというのかな。 明るくて子供らしい、そんな生徒たちが多く、私は結構ここが好き。
ゲームは全て無料。 景品は風船以外には、ビヨ〜〜〜〜ンってのびるスライムみたいなゴムみたいなネバネバしたキャラものやシールが主だった。 縁日のところでは、ヨーヨーも無料でもらえた。
理科室では、マシュマロやパンを液体窒素?で一瞬のうちに凍らせて試食させてくれたり、スライムを作ったりできる。
休憩所では、寄付されたものでまかなっている旨が書かれていて、コーヒー,紅茶,お茶,ココアなどが無料でいただくことができた。息子なんてココア5杯くらいおかわりしてたかもしれません。超はずかしい〜。
バザーは、10時半から整理券を配るというのに、文化祭スタート の9時にはもう5人ほど並び始め、後はごったがえしていた。 友だちと帰り際に寄りいくつか安いものを買った。
何度か足を運んでいるが、今日は今までで最高に幸せな気分になれた。 なぜなら、1校舎と3校舎をつなぐ通路から、はっきりとした富士山が見えたからだ。
私だけならきっと目に入っていなかっただろうな。
真っ青な空、こんな素敵な景色が見られるなら、キツイ階段も上った甲斐があったものだということ。
本当はこの後、Y校(横浜商業高校)の文化祭にも行こうと思っていた。
11月の2日,3日,4日の連休は、文化祭三昧に終わり、 3日の日は、文化祭の後にカリキュラムテストというハードさだった。
前日の夜は、漢字の確認と、算数の確認。 当日朝も10分ほど算数の確認をして文化祭に来た。 文化祭から直行してテストに向かった。 本人はできるかどうか不安ながら行ったが、 娘は満面の笑顔で帰ってきた。
「(成績優秀者名簿に)カタカナで名前が載るく・ら・い・算数が出来た」という。
まさか、と思いながらも少し期待しながら、ミス探し。
基礎問題で5点落とす。 台形の計算なのに2で割るのを忘れている。 復習で気付き、自分のバカさ加減にショックを受けていた。 まあ、この程度は許すよ。 誰にでもミスはあるってことよ。
共通ではどうだ?
比の問題の、A:Bの図には正しい比の数字が書かれているのに、 文章下に、A:Bではなく、B:Aの数値で書いてきている。 ひょっとして逆さまに書いてきたってこと?? それも同じような間違いをいくつもやっている。 図に正確な数字を書いてるってことは理解はしているわけで、もし図に書き込みましょう、という設問ならそれで正解であろう。 確認しながら書き込めば間違うはずがない。 自信過剰気味で浮かれた娘の鼻っぱしらを折るにはとてもよかったテストとなった。
これで見なおすことがいかに大事かっていうことがわかったろう。 時間も随分余ったと言っていた。 見直しもしたというのにどこを見てたのだろう。 考えれば考えるほど滑稽に思える。
きちんと見なおしてミスがなければ、 (難しい最後の問題を除き)144点は取れてたね。 娘は今までにないくらいのショックを受け、 今までにないくらいめちゃくちゃ悔しがっていた。
いつまでもたっても「惜しかった惜しかった」と言うので、 点数的には、ぜ・ん・ぜ・ん・惜しくない、ことを強調して伝えた。
「絶対カタカナで載ってやる!」
そうですか。 ぜひとも、見せてもらおうじゃあ〜りませんか。
相変わらずといった成績で、見るほどのものじゃありません。
今日は息子も元気に学校へ行き、学校から帰ってもすぐ遊びに行き、5時前に帰ってきてホットケーキを焼く。 残りはラップに包んで冷凍庫へ。 これをチン!すれば、子供達の朝食ざます。
娘は今日も遊ばず、塾に行く前に漢字をやり、ちゃお全プレのビデオを観て塾に行く。 塾から帰ってきて1時間くらいで寝てしまった。
ねえ、明日泊まりに行くんでしょ。 漢字しかやってないやんけ。
何年か前までは、私の誕生日の週末には、 夫の実家に子供を預け、夫と二人で居酒屋に行った。
私は、「いろはにほへと」が大好きで、 その時だけは連れてってもらえたから嬉しかった。 たまに違う居酒屋にも行ったりもしたけど、 その頃の私にとって「いろはにほへと」はやっぱり私の希望の居酒屋なのであった。
今となっては「白木屋」でもいいよ、くらいに思ってて、 友だちとは年に1回程度、子連れで行ったりしている。
問題は酒の量だ。 やっぱりほら、友だちと行くと、お勘定のこと考えるじゃない? 割り勘になるのに自分だけガバガバ飲むわけに行かないから、 相手のペースに合わせるわけ。 そうするとサワーも3杯くらいしか飲めないとか。 飲んだ気しないというか。 酒が飲める友だちと行けばいいんだけど、 そういう女友だちって少ないわけよ。 ましてや子持ちだと一緒に飲める機会はごくごくわずかなわけで、 居酒屋行きたい病になるわけさ〜ね。
「最近居酒屋行ってないから行きたい!連れてって!」 と事あるごとに言ったり、入ってるちらしをヒラヒラしたり、 精一杯の意思表示をしても、 「今日は行きたくない。」 「子供は連れては行きたくないな。」 「人が作ったもの食いたくない。」 「家で寝てたい。」 何度も何度もふられる。
「カッパ寿司」 も、未だに行ったことない。 「♪カッパカッパカッパのマークのカッパ寿司〜」 と宣伝していると子供達も思わず踊って行きたい行きたいの歓声があがる。 それでも、 「寿司はいいや」 「今気分じゃない。」 だ。
これがピザなら、 勝手に頼んで、「今日ピザ食べたかったから〜」なんて手段も身につけたけど、 どこかへ一緒に行って食べるというのは相手も行かなきゃ実現しないわけで。。
北海道旅行もスキーも、未だに行ったことがない。 自分が好きなものも買えないからもう旅行には行かないとも言ってるしね。
周りの友だちは、夏休みにハワイ行ったり、サイパン行ったり、沖縄行ったり。。 その他にも小さい旅行してるっつーに、 うちはたった1回行くか行かないかよ、 かわいそうじゃないの? って思うんだけど、 「そんな金ない。」
そんな金ってどんな金だよ。 おもちゃ買う金かよ。 空手のビデオかよ。
まあ、それは心の声、ということで、
実際はいたってかわいらしくふるまってるんだけど。
「何度も何度もふられてる気持ちわかって〜!」
と、関内に新しく出来たという「村さ来」のちらしをヒラヒラさせたのである。 4日まで金額の半分をポイントで還元! ほら、4日までに行かないと〜。
というわけで、4日は日中、フェリス女学院の文化祭に行ってファミレスに行ったにもかかわらず、夜は電車に乗って関内まで行って酒を飲んできたのであ〜る。 友だちには1日2回も外食なんてリッチだね〜、と。
あいにく風邪気味で腹がくだっていて、 >そんな時に行くなよって感じだが 何度も何度もトイレに走りながら、ビールジョッキ1杯と生グレープフルーツサワーで、 夫も同じだけ飲んでました。 体調が悪かったせいでこれしか飲めず、安くすんだってか?
家族4人で6,000円ちょっとでした。 次回3,000円ちょいがタダになるというわけだ。 いつ行こうっかな。
子供達はサイコロステーキを美味い美味いと食っていた。 日頃から食わせてないみたいじゃないね〜。 あとは、もちの豚肉巻き?みたいなやつがすご〜く美味しかったです。 黒米のおかゆみたいなものも美味かったし。
では、ここちからやっと今日の話。
今日、息子はまた喘息で学校を休み、病院に連れてった。
娘は久しぶりに友だちと遊ばず勉強するんだ、と言っていたが、 帰ってきて算数を少しだけやると寝てしまった。
食べていて、月曜日に休んでやってない社理も、国語の語句もな〜んにも進んでいなかった。 いい加減、夜11時にもなって私はキレた。
娘は、今度のテストは公開模試だし、公開模試に向けての勉強なんていつもしてないし、今週は勉強なんてしなくていいじゃん的な発言をした。
「公開のことやれなんて言ってないよ。来週末には次の(カリキュラムテスト)があるんだよ。そのためにどうするの?って言ってるの。今日は月曜日休んだ分をやるって約束したんだよね?全部やったの?」
「社会はやった。」
「じゃあ社会は頭に入ってるのね?じゃ、今からテストするから。」
「覚えてない。」
「それじゃやったってことにならないでしょう。 明日もう金曜日だよ。土日は友だちと遊ぶんでしょう?泊まりにも行くんでしょう?今日しかやる日なかったでしょう?今日できなかった分いつやるの?また社会と理科17点とか取るよ。漢字だってやらなきゃならない。60問、来週だけで全部覚えられるの?毎日少しずつやった方が楽でしょう。計算マスターだって今日の分やったの?1日たった4問だよ。やれば5分でできるでしょう?寝たって構わないよ。遊んだって構わない。だけど、やるべきことはやりなさいって言ってるの。最低限だよ、最低限。朝早く起きてやってる子もいるよ。朝できないんだったら夜やるしかないでしょう?」
私だっていけないのわかってる。 今日は、仕事が忙しくて見てやれなかった。 学校から帰ってきてずっと仕事して、夕食後もまた仕事していた。 私がずっと側についてやらなければ何もできないの?
機関銃のようにしゃべって、私はまた仕事に戻った。
11時半を回っても、また起きてる気配がして覗くと漢字をやっていた。 「エライエライ。明日国語だもんね。提出するために頑張っているんだ〜。」 「うん。」 「でも、それ書いたら寝なさい。12時になっちやうよ。」 「うん。これで終わりにする。」
まあ、多少はキレてよかったんでしょうか。
昨日、夫が仕事から帰ってきて、 フェリスで息子が「博士になるには科学が大事」というような事を言い、DNAの説明を真剣に聞いていた、という話をした。 夫は昔は「将来博士になる。」とよく友だちに言われたものだ、という話を再びしていた。
「お前みたいに、自分で博士になるって言ってちゃ駄目なんだよ。」 てな、展開に行く。
そこで、 「でもね、(唯一私の友だちで、息子を暖かく励ましてくれる友だちの)○○さんが言ってたよ。 『博士は、必ずしも小学生で頭がよかったわけじゃない』って。『むしろ、勉強できなかった人もいる』って。『大丈夫だよ、そう思ってたら成れるよ。』ってね。
パパは周りから言われても博士にはならなかった。 それは裏を返せば、自分から博士になりたいって思わなかったからじゃない?」
−間−
「うん、そうかもしれない。 やっぱ、思いこみって大事なんだな。」
そうか、そうかってニコニコしていた。
昨日、喘息で休んだ息子だったが、今日は学校へ行った。 娘のこともあり心配だったので、息子のランドセルの中も調べてみた。
国語のノートが3冊入っていた。 算数のノートも2冊入っていた。
まだ残りがいっぱいあるのに、まだ使ってもいないノートを入れていたのだ。 全て引き出しの新しいノートの保管場所にしまわせた。
全く、どいつもこいつも!
今日、夕食の支度をしていると、自分から「今日は『ちゃれんじ』じゃなくて『知の翼』がやりたい。」 と言ってやっていた。
「博士になるために頑張るんだもんね。エライエライ。」 夕食を作りながら褒めてやる。
夫は、また、 「駄目なんだよ。自分から言ってるようじゃ。人から言われるようにならないと。」 と、昨日と同じことを言っている。
息子は、 「何言ってるの?自分でなりたいって思わなきゃなれないんだよ。わかってないね〜。」
と言っていた。
昨日の一言で自信をつけたのか?
知の翼の2年3月の問題で、 >今、やってるんです。3月の。。
「用賀から渋谷に行くには大人いくら子供いくらの切符を買えばいいでしょう。」 というのがあった。
用賀駅の切符売り場にある路線地図を元に答えを探すようになっている。 正しい答えは、大人190円,子供100円なんだけど、 息子の答えは、「560円,260円」と書かれている。
ん??? 地図には、560や260という数字はどこにもない。
ねえ、なんで260円なの?
「だって学校でおいもほりに行くには(電車賃が)260円かかるよ。」
あなた用賀に住んでるの? おいもほりは渋谷でやるの?
「ううん。」
電車賃は、電車によっても違うし、行く場所によっても違うんだよ。
「へえ、そうなんだ。」
え????
今まで知らなかったのかよ、んなバカな。
知の翼の教科毎の添削用テストの最後に、得点には関係ない質問がある。 夏休みで楽しかったことはなんですか? 好きな食べ物はなんですか? 一番たのしかったことは? などなど。
そして今日やった算数の最後の質問は、 「きみの学校まで、かようのにどのくらいかかるのかな?」
そりゃ、そうだけど。。(^_^;)
爆笑してしまった。
そうかと思えば、 「きみがいちばんすきなことばをおしえて」 で、
「『おかね』な〜んて」 と言いながら、
と書いていた。
憎いね、こいつ!って感じだ。
とりあえず先に夕食にしようよ、と、 食べながら「テニスの王子様」を見ていると、 「僕、テニスがやりたい」 と言い、 「ひかるの碁」を見終わると、囲碁セットを出してきて遊んでいる。
囲碁ってどうやるかわかってんの? 「ぜんぜん。」
「あー、ギターもやりたいな。」
>って。。結局、なんでもやりたいんじゃん。
2002年11月05日(火) |
ボケ老人じゃあるまいし |
娘の友だちのお母さんから、
「(娘の)忘れ物がひどく、Mちゃんも相当我慢しいると思うよ。」 「連絡帳も持ってきていないみたいだし、1冊は必ず持たせて目を通した方がいいと思う。」 「○○ちゃんが忘れるといけないからって、○○ちゃんの分も持たせるんだけど、それが○○ちゃんにとって良いことなのかどうか」
と言われた。
情けなくて情けなくて、言われた瞬間、涙が出そうになった。
連絡帳は4冊以上もあって、面談の時に机から2冊出てきて、 「連絡帳は1冊でいいんですけどね。」と先生に言われたほどだ。
こんなことを夫に言ったって、また喧嘩になるだけ。 どうしてあいつはそうなんだって、不機嫌になるだけ、 義母の耳になんて入ったら、受験でいっぱいいっぱいだからって私が責められるだけ。
受験でいっぱいいっぱい? 冗談じゃない。 毎日遊んでばっかりいて、家でも遊んでばっかりいて、 いっぱいいっぱいなわけがない。 遊びでいっぱいいっぱい? だったら遊ぶのなんてやめちまえ!
塾の筆箱、学校の筆箱、 筆箱なんていくつもあるんだから、ちゃんとそれぞれのカバンにいつも入れておきなさい、 そうすれば忘れることもないでしょ、 そう言っているのに、今日もまた確認したら入っていない。
ねえ、そんなに迷惑かけてるの? そんなに友だちに迷惑かけっぱなしなの?
「うん、迷惑かけてる。」
明日の用意はもうしてあるの? 忘れ物はないの?
あ、と気付いたように理科の教科書を入れる。
ナプキンはいらないの? ハンカチやティッシュやマスクはいらないの?
言われて黙々と用意している。 >いるんじゃねえかよ!
ねえ、なんでなの? 一から十まで何で言われなきゃ用意できないの?
そんなに迷惑かけて、どう思ってるの? 友だちの優しさに甘えて、借りられてラッキーとか思ってるの? 申し訳ないとか、なんとかしなきゃとか、性格直さなきゃとか思ってんの?
「直さなきゃって思ってる。」
もう嫌だ!
勉強とか受験とかそれ以前の問題だ。 人間性の問題だ。 私の子育てが間違っていたのか? 全ては間違いだったのか?
こんなことになるのが嫌だから、毎度毎度カバンをチェックし、 プリントに目を通し、不明な点は友だちに電話して聞いたりしていた。 5年生にもなって、それでは過保護すぎるだろう、と、 本人に任せてきた。
塾のカバンは帰ってくるなりチェックしても、 学校のカバンはチェックしていなかった。
忘れ物しても、次の時には慌てていれているような場面を何度か見ていたし、 自分なりに改善しようと心がけているんだろうな、くらいに思っていた。
私は何をしてきたのだろう。
謝ってお礼を言うことしかできず、 一生懸命考えても、 「いつか総スカン喰らって無視でもされればいいのに。」という言葉しか出てこない。
友だちだって困ってしまって、やっとの思いで、 「いじわるな子やキツイ子だったら、そうされてしまうかもしれないね。」 と言った。
正直、何年もつき合ってそんな言葉を言われたことはなかった。 そんな言葉を友だちに言わせてしまうほどの思いをさせてしまっていたんだ。
もう嫌、もう嫌、 母なんて仕事、もう嫌、 子育ての義務とか、躾するのが当たり前とか、 何もかも嫌!
自分のことさえまともにできないのに、なんで子供の事までできるんだよ、思いっきり自分の力量越えてるのに、これ以上どうしろって言うんだよ! いい加減、自覚してくれよ!
息子もいろいろあって、面談の時に担任の先生に相談したことがある。
思いもかけない言葉に耳を疑ったほどだ。
ピアノで実家から9時に帰ってきた娘は、反抗もせず毎日の計算をやっていた。 もう疲れたから寝るね、と、他は何もせず寝てしまった。 自分から取りかかったことはエラかったし、 「明日の忘れ物はないの?」 と声だけかけた。
できるだけ今まで通りで、声かけだけは注意して行こうと思う。 先生の言葉も含め、いっぱいいっぱい考えた結果である。 これが吉と出るか、凶と出るか。
2002年11月04日(月) |
フェリス女学院の文化祭 |
山の上のお嬢様学校、頭はとびきり良く、 うちの教室では最低偏差値は57.5の子だったというほど、 ほとんどは偏差値60以上の子が入る学校だ。 大学もあるが、ほとんどは他大学に進学する。
娘はまた同じ受験3組の子を誘い、一緒に行くことになった。 また新しい子なんだな、これが。 同じ受験3組の子に会うのは、この子で3人目となった。
その子の家の近くの方のバス停で待ち合わせをし、 一緒にバスに乗る。 その次の次のバス停で友だちが乗り、 その次のバス停で別の友だちが乗り、 当初約束した通り、4組一緒に同じバスで向かうこととなった。
本当は、今日の午前中は社理の授業があったんだけど、 お休みして行った。 一緒に行った受験3組の子は、二科目だから行く必要はもともとなく、 うちは塾に電話する予定だったが、忘れてしまった。 気付いたのは、帰りのバスを待つ間。 授業を終えてこれから見ようと来た塾の母&子に会い思い出したのである。
一般公開はしておらず、招待チケットが無くて入れるのは、受験生対象者に限り、である。 受付も受験生対象者のみが自ら名簿に書き、 親とその兄弟は、付き添い的立場になり、パンフレットさえもらえない。
初めて行ったが、校舎はきれいで広々としていて、 作りも高級感にあふれている。
バザーはこじんまりとしていて、あまりお買い得品はなく、 金額も高いものが多い。
教室の外には大きな模造紙にいっぱいの主張をして、 絵が美味く、デザインも美味い。 メルヘンチックな大きな一枚の絵を、ちぎり絵で作っていたり、 違う大きさの色とりどりの星型の折り紙を重ね合わせて流れるように見せたり、 どれもこれも見事な出来映えだった。 教室の中に貼られた実験の説明書きも、教科書から抜き出てきたような字の上手さだ。
そういや、家庭教師の先生も字が上手だったよな。 私がコメント添えるの恥ずかしいくらいだったもの。
昇降口の前で、紅白まんじゅうを買う。 ひらがなで縦に「ふぇりす」と書かれている。 1回目分はすぐ売り切れてしまったというので、 2回目の今日ということで早速買ってしまう。 少しはご利益があるだろうか。 娘は、フェリスとデザインされた缶バッチ180円を買う。 勉強ができるようになりますように。。
開店前だというのに、B1のワンタンスープは長蛇の列だった。 子供たちが他の教室を見ている間に、親は並びチケットゲット。 野菜,エビ,卵と3種あって、各300円なり。 美味しかったです。
紙すきで紙を作成したり、点字をやったり、 生物部では、小2の息子までもがDNAについて学んでいた。 お姉さんたちが丁寧に説明してくれるんだけど、 わかったんかいな?
息子は、「博士になるためには科学は大事なんだ」い言って、 真剣に聞いていた。 >あきらめないのね。。
中庭っぽいコンクリートの空間では、 紙コップに入ったチキンラーメン80円(カップを返すと10円戻る)、 フランクフルト100円、 駄菓子などが売っていた。
なかなかいい文化祭でした。 機会があったら講堂での演劇部や管弦楽部の演奏も観たいです。
大人は疲れて腰も痛くなってしまったので、 スタンプラリーを終えた子供達を連れて帰り、 ファミレスでちょっと遅めの昼食を取る。
受験3組のお友達は、その後、今度はうちに来て遊び、 5時には電車で帰った。
今度また遊びに来てね、ということで、 今日の私のお仕事も終了です。
お疲れさま。>自分へ
---------------------------------- おまけ
小2の息子は、今一年生の漢字をやっているが、 「国語」の読みがなのところに
「・・・?へえ〜、じゃ、今、『・・・』の勉強しているんだ〜、へえ〜。」 とテキストの表紙を見せてやる。 「こくご!こくご!」 慌てて訂正している息子。 >先が思いやられる
ここは、横浜共立の生徒もうらやましがるという英語のテキストがあるということで知られている。塾の面談の時も、クラス担当から直接、横浜英和を抑えにするくらいなら、横浜女学院の方がいい、と勧められた。入口は40と低い割に出口が高い、入ってからの伸び率が高いということだった。 今日は昼からカリテで、本来なら午前中は勉強してもらいたかったが、 先生から勧められていたし、一度は足を運んだ方がいいと思い、 同じ受験3組の友だちとも約束してきたと言うので、勉強よりも文化祭優先とした。
友だちは後日テストで受けるとのこと、うちは日程的に無理だったので否応なしに文化祭の後塾へ直行してもらうことにした。 夫は空手の試合を観に行ってしまったので、義父に送り迎えを頼んだ。
確かに英語のテキストはいいかもしれない。 チアリーディング部も観る度にホレボレするし、 その他にもいいところはいっぱいあるのだろう。
校門は飾られ、グウンドには、フランクフルト150円、寿司(納豆巻き&カッパ巻き,おいなりさん他),豚汁、昇降口前のスペースでは、焼き鳥1本60円,缶ドリンクなどで、文化祭の雰囲気は十分だった。 残念なことに各教室は、とてもさっぱりしたものだった。
他の学校では、クラス単位でどれだけ気合いを入れているかひしひしと伝わってくる。飾りつけや、クラス毎のトレーナーにはびっしり友だちからの寄せ書きがあったりして、ワキアイアイで1つの事に向かっている姿が眩しく見えるくらいだ。 活気を感じたのは、グランドや昇降口だけで、 各教室のイベントからは、あまり感じることができなかった。
○教室のど真ん中にヨーヨーつりオンリー。 なんともさっぱりひっそり、生徒はたくさんいるんだけれどね〜。 縁日なら縁日らしく、いろんなゲームを集めた方が盛り上がるに決まっている。
○駄菓子屋も、ただ机の上に新聞紙を広げ、その上に山積みされているだけ。 駄菓子屋さんらしく、段ボールなどで店頭らしく飾ったり、絵の具で塗ったり、と、することはない。
○お化け屋敷もただ真っ暗な中を手をつかまれたり身体を押さえられたりするだけで面白味がない。他の学校なら暗い中にも赤い灯りを使ったり、神社や井戸、といった細工を作り、入っていく人たちが何かをやりとげて終わる的なイベントが発生したりするのだが。
○外の豚汁もインスタントだったし、「うどん」と書いてあって期待して行ったが、生徒たちが手にしていたのは緑のタヌキ??? まさか、カップメン?
○校庭も狭い、コンクリートで味気ない。 いくら伸び率はよくとも、学園生活はいまいち楽しそうではない、という印象を持ってしまった。これはあくまでも第一印象なので、次回は違うかもしれない。 もしかしたら学校側が、制限しているのかもしれないし、 あくまでも私1人の感じ方であるので、その程度、と思ってください。
共立の方がどちらかというときびしい割に駅で着替えていたりするが、 こちらはすごく真面目だ、という噂も聞いていた。 見たところによるとそれは誰かの思いこみ?、と首を傾げてしまう。 髪が茶色い子もいたし、化粧してた子もいたし、 まあ文化祭というイベントに弾けているのかもしれないけれど、 なんか聞いた話と全然ちがうやんけ。
前回、神奈川学園の文化祭を書いたら、神奈川学園の生徒さんからメールがきた。
というものだった。 こんな文章を読むことができて、私まで幸せを感じたくらいだ。 うちの娘もそんな風に言える学校に行ければ、親として大仕事を成し遂げたひとときの満足感を得られるだろう。それが親としてどんなに嬉しいことか。たとえその後に、一難二難あろうとも、その事実がある限り、強くなれるものなのである。
今日のような文章を横浜女学院の生徒さんが読んだら、きっと嫌な思いをするに違いない。 一生懸命やっているのに非難されたら誰だって嫌だもの。 ブーイング集中メールが来るかもしれない。 そう思って、更新するかどうか迷った。 でも、勘違いや思いこみは指摘して欲しい。 ぜひ在校中の生徒さん、何かありましたらぜひともお気軽にメールください。 楽しみにしております。
もしかしたらこの日記は削除、突然の編集&更新になるやもしれません。 あしからず。
--------------------------------- さてさて、文化祭は12時まで、それから塾に直行してカリテを受けた娘。 昨日、今日と遊びほうけて、結果はいかに?(怖)
2002年11月02日(土) |
関東学院中高文化祭/第44回かんらんさい |
関東学院中高の文化祭へ行く。
義父も夫もここ出身で、娘も生まれた時から中学はここに行くべし的な思い、 が夫にあった。 マーチングバンドも日本一を受賞したり、世界でも活躍している。 マーチングのために2時間以上もかけて通う生徒もいるそうだ。
このレベルの高いマーチング生活を、 中高一貫の学校で思う存分楽しむべく、 小学校のマーチングクラブでも夏休みに朝早くから夜遅くまで練習に明け暮れていたのだから。
本来ならここが目的での受験だったが、 今の娘の志望校は別のところであり、 娘にとって楽しい中高生活ができるところであればいいのだから、 何が何でもここで、というものではなくなってしまった。
徒歩圏内の学校ということで、娘の通っている小学校でも、親がここ出身という人が多い。 「昔は誰でも入れたのよ〜。」 と言うが、今は偏差値48だ。 関東学院六浦は偏差値38くらいで、小泉首相の息子さんもここ出身だ。 以前、説明会でここの教頭先生だかが自慢されていた。 六浦はほとんどが関東大学へ行くが、 三春台の関東学院の方は、教頭先生曰く、最低レベルが日大であり、それ以上の学校へ進学するということだ。
学年毎にベストクラスというのがあることも昔から変わっていない。 最近、少人数制のレベル別の授業も行うようになり、今いる子たちのレベルがどこまであがるのか、注目されているところである。
うちの娘にとって4科で48以上は、未だかつて一度しか取ったことがない。 それも、6月に取った、国語60、算数55、社会35、理科48のただ一度っきりだ。 その次の7月の公開では、 国語38、算数56、社会32、理科37という成績だったわけで、
社会はあきらめたとしても、国語や理科までもが偏差値30台というのは、 正直、現段階では受けるとか受けないとか以前の問題であることをつきつけられたような気分だ。
社理に限って言えば、今まで一度も偏差値50以上というのを取ったことがない。
正門はぐるっと大きな坂を上がっていくが、近道は坂のふもとにあるお墓の横の階段を昇る。
体育館前で、ワンダーフォーゲル部が、登山での食べ物の投票を行っている。 声をかけてくれ、試食させてくれ、投票するというしくみだ。 子供達は美味しい美味しいと食べ、おかゆに投票していた。
とりあえず階段上にある高校校舎に向かい、 バザーの整理券をもらい、各部屋を回る。
男女共学ということもあって、男女が明るく呼び込みしている姿は楽しそう。 メイクしてドレスを着た男子達が呼び込んでいたり、 アトラクションに並んでいる人たちにも売ってしまおう、と、 おしるこ,杏仁豆腐の注文をとりつけていたりする。 大きな声で、それぞれが自分のクラスを売り込み、自分たちのペースに巻き込んでいくのは上手い。
ただ、どこの学校でもそうだが、 そういう元気集団とはまた違った雰囲気を持つ子たちがいるのも事実で、 ゲームなどのお祭り気分の横で、目立つところに座ってマンガを読みふけっている姿は、 異様に見えてしまった。教室の中でバラバラで5人ほど読んでいるクラスもあったのだ。 読むなら人目につかないところで読めよ! 私が親や先生なら言うんだけどな。
午前中に友だちから携帯に連絡が入り、 用事が早く済んだのでもう関東学院にいるとか。 1人は夫婦共に関東学院出身であった。 昼にグラウンドで行われるマーチングバンドの演奏を見て、 今度は一緒に教室を回った。
ゲームはいろいろあって、小さい子でも十分楽しめる。 ダーツ、ボーリング、割り箸のピストル?での輪ゴム飛ばし、 ささやかな景品がもらえたりする。 活発そうなお兄ちゃんが、「何色がいい?」「何作る?」 と、子供達に風船アートをしてくれたりする。
ハンドベルも手袋を借りて、体験させてもらう。
中学の方は、迷路などの子供が面白そうなイベントを主に周り、 ネイルアートもしてもらい、 全部は見きれなかったが10時から15時半まで堪能した。 終わり近くには、飾り付けに使われていた風船などをたくさんもらって帰ってきた。
今回初めての試みという陸上部のOBがやる休憩所&ゲームでは、 パターゴルフ,輪投げ,さいころを転がしたりして遊び、 できたらポケットティッシュを3つもらえ、できなくても1つもらえ、 ポケットティッシュでいっぱいになり、 親の方は、もうもらわなくていいですから、と、 子供達は飽きずに遊んでいた。 親はそれを見ながら、飾りつけされた机に置かれたお菓子を食べながら、ゆっくりと椅子に座ってくつろぎ、暖かいコーヒーや紅茶をいただいた。
ゲームでもお金取らないし、景品もあるし、飴玉1個じゃおどろかないけど。」 チョコや生徒たちの力作をもらったり、これ作るの大変じゃないの? と聞くと、30分くらいで出来ますよとあっさりした返事。 30分も1個作るのにとりかかるなんてやっぱりふつーじゃできないよーと思ってしまったりした。
食堂でも食事し、この日に限り、食券でなく現金売り。 ラーメン,カレー各330円。 焼きそば,ポテト,唐揚げを2点ずつ買い1,000円だった。
徒歩で家に帰りPM4時。 娘がこれからピアノなので、すぐ自転車で実家に連れてったが、 その前に記念撮影。
さてさて明日は塾のカリキュラムテストです。 こんなに遊んでて大丈夫でしょうか。
息子は今、九九をやっている。 五の段は完璧で、二の段に入りつつある。
水疱瘡になって以来、彼は幼稚園生対象程度のくもんドリルから始まり、学研,ちゃれんじなどの問題にとりかかっている。
全ては上の子の時に買ったもので、上の子は全く家庭学習というものをせずに過ごしてきてしまったので、ほとんど丸々残っているのである。学研の学習についていたドリルなんかは、友だちにそっくり1年分あげてしまったほどだ。 まさか、下の子がやるとは思わなかった。
現在、やっと1年生の「ふきのとう」をやっている。
そんな息子が、学校で「博士になりたい」と言ったそうだ。 なんとも勇気があるものだ、と感心してしまった。
「これ、エロじゃん。」
きょとん、とした顔をしている。
説明してやり、「やっばっ、捨てなよ」 と、言うと、慌てて歯医者さんのゴミ箱に捨てていた。
「『おいら』っていうお父さんが出てる男の人のやつであったよね。」
「おいら???」
「ほら、死んじゃうかもしれないってやつ。」
「ああ、『北の国から』ね。」
「そうそう、それそれ。」
「(何が言いたいんだろう、と考える)ああ、出逢い系サイトね。あれは、メールね。」
「そうそう、メール。(間)うっえーーっ、ブスでデブだったらやだよ、ボク。 だって、誰かわかんないんでしょ。」
「そうね。」
「ねえ、あの『おいら』って人、死んじゃうんだっけ。」
「えっ、死なないでしょ。」
「だって、『おいら死んじゃうかもしれない。』『長くない。』って言ってたじゃん。」
「ああ、勘違いでしょ。だって検査したら梅干しだったじゃん。」
「ああそうだそうだ。(間)ねえ、あれって本当に飲んでるのかな〜。」
「どうなのかな〜。」
「どうやって撮ってるんだろう。。」
「さあ。」
歯科の待合室でどういう話をしてるんだよって感じだ。
帰ってきて息子が何拾ってきたかって話を夫にすると、
「相手だっておめーみたいな歯っかけやろうはやだろー。」
確かに乳歯が抜けて前歯が1本なく、 「歯っかけ」 「歯っかけ」 と呼ばれているが。
-------------------------------------- 今日、娘のカリテの結果が戻ってきた。 2科評価5で、4科評価4で、 見事な受験3組さまさまの成績で、4組は遠のいた。 でも、評価3が1つもなかったので、エライエライと褒めてやりました。 われながらなんていい母してるんだろう、私って。
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