|
|
■■■
■■
■ 恋のPTSD
信じる気持ちがなくなったら、おしまいです。 いつも不安なのに、それにすら気づかない。 必要としているときに、何の音沙汰もない。 電話をかけることも出来ない。 ただ、待ってるだけ。メールの返事を。 恋は好きの綱引きみたい。 けど、試合放棄をされたら、不戦勝にすらならない。 相手がいなかったら、勝ちも負けもないし、 何より、孤独でしかない。 寂しくなったら、おしまいです。 指の先にまで、悲しみが充ちてきて、 涙がこぼれる。 そして、癒される間も、涙が乾く間もなく、 心まで凍てついてしまう。 恋は心が凍てついたら、おしまいです。 恋はトラウマになったら、おしまいです。 どんな素敵な一日も、どんな楽しい記憶も、 その分、痛みを伴って、ただ、放心状態。 去ってしまった日々も、そのころ抱いていた憧れも、 灰燼に帰していくばかり。 過去の裏切りを許せることと、 愛情の深さは、決して連動していない。 愛が深いほど、裏切りの記憶は、私を締め付ける。 愛していても、許せない、 それは私の罪なのでしょうか?
2001年07月30日(月)
|
|
|