French Wolf の日記
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2002年05月31日(金) 大阪から帰郷。仕事の嵐。


金曜日。

朝 7 時に、爽やかとまではいかないまでも、何とか起きた。二日酔いではないものの体がだるい。寝ている間、かなりエアコンがきつかったため、スイッチをオフにしたのだが、やはりもう寝ながらエアコンは身体が受け付けなくなっているのだろう。

シャワーを浴びて、荷物をまとめ、7:45 からの BS2 で『さくら』を見た後、タクシーで新大阪へ。8:27 の東京行きのぞみに乗り込む。東京着が 11:07。当初の予定では、11:30 の常磐線特急に乗るはずだったのだが、上野で悠長にご飯を食べていたら乗り遅れた。これで、例の駐車料金は 700 円から一気に 1400 円に跳ね上がった。まぁ、そこまで気にしなくても、ご飯はゆっくり食べたいし、仕事がいくら待ちかねているとはいえ、慌ててかえって、疲れて仕事ができない、というような状況になるよりは、多少ゆったりとした方がよいに決まっている、と自分で自分を説得。

家に着くと、まずはメイルのチェック。返信。そして、昼寝。2 時間ほど寝たのだろうか。仕事に取りかかる。

大阪に行っている間にお願いしていた翻訳者のみなさんからは続々とデータが送られてきており、それらをチェックして、納品する。単純な作業に思われがちである。いや、内容は単純そのものだ。しかし、すり減らす神経はかなりのものである。



祐二郎くん、病院というかホテルに預けられていたら、いつの間にかさらに大きくなっていた。
今日引き取りに行ったとき、体重を量ってもらったら、5.1 キロ。着実に増えている。しかも見た目も犬らしくなってきた。最初のかわいい赤ちゃん顔から、犬らしい表情になってきており、最近は特に口がでかい。ときどきニヤリと笑っているような表情をすることがあり、なんとなくドキッとしてしまう。



2002年05月30日(木) 再び大阪へ。


木曜日。

結局昨日は、夜 9 時前に寝てしまった。ふ〜。仕事はもちろん進んでいない。やばい。今日は午後の電車で大阪に向かう。間に合わせなければ。その前に美容室『美人』にも行きたいし。

まずは、祐二郎をあずけに行った。かかりつけの動物病院で預かってくれる (有料: 1 泊 2 日で 4000 円、税別、食餌込) ということで、朝一番に病院に連れて行った。ちゃんといいこにしてろよ、祐二郎!

さて、それから美容室『美人』へ。夏も近いということで、かなり短めにしてみた。モヒカン風に仕上がり、しかも今晩の宴までセットをキープできるように、がちがちに固めてもらった。俺としては珍しいことである。

家に帰って、出発の用意。遠出をするたびに、大きな過ちをしていたから、今回は入念にチェックした。家を出たのが 12 時頃。軽く昼ご飯を食べてから駅近くの駐車場 (24 時間で 700 円。24 時間を 1 分でもオーバーすると、700 円追加、というスリリングな場所である。ただ、コインパーキングよりは安心できる) に車を止めて、特急で出陣。

上野駅には 14 時頃到着。15 時前発の東京→新大阪のぞみに乗り込み、3 時間弱を貴重な睡眠時間として費やした。本来ならば節約しなければならないところだが、新大阪に着いて、地下鉄に乗ったり、駅から歩いたりが面倒で、タクシーでホテルまで行ってしまった。が、ホテルの名前を勘違いし、結局は歩く羽目に・・・。本当は『東急』だったのだが、運転手に『阪急』といってしまい、たぶん 1 キロ程度は歩いたのではないだろうか。チェックインして、すぐ宴会場へ。これまたタクシーでの移動。今回不覚なことに、パーティ会場の情報を何ももっていかなかった。ヒントは、堺筋本町13番出口のすぐ近くにあるビール専門のお店。タクシーのドライヴァも困ったようで、とりあえず近辺におろしてもらったのだが、目的地に到着するまでかなり歩いた気がする。ここでも 1 キロ程度は歩いているはず。何度も携帯電話で出席者に連絡を入れたのだがみんな連絡が取れない。

ようやく宴に参加。携帯が通じないのも当たり前で、地下の店だったのである。新しい人々とまた交流が増え、今後のネットワークとしてお互いにうまくつきあっていきたいところである。

2 次会は例によって『マルビル』。大阪の人ならすぐわかるのだろうか、俺にしてみれば、この前もこのビルに来たな、という程度。最初の店でかなりのビールを飲んだため、ここではおとなしくグレープフルーツ ジュース。

ホテルに帰ったら、もう 12 時過ぎ。明日は朝一番で東京、いや茨城に帰らなくては・・・。



NHK『さくら』。

A = apple
B = balloon
C = candle
D = door
E = earth
F = family
G = gift
H = hammer
I = iron

ということで、今週はなんと、IRON だった。

なんだか、あんまり物語の進行とは関係ない選択であることは間違いないということに気づいてきた。



2002年05月29日(水) 果たして準備は間に合うのか


水曜日。

トライアル合格の知らせがあり、友人に頼み込んでなんとかほとんどのファイルは割り当てることができた。が、それでも手元に多少のファイルが残ってしまった。中身を確認してみると、それほど分量があるわけでもない。自分でやることにした。

明日は大阪。それまでに無事終えることができるのか・・・。心配である。しかも、準備は何もしていない! いや、新幹線の手配はしたし、地元から東京方面の特急券も購入した。平日の昼間だから指定席をとるまでもないだろう。

ちょっと緊張している。今まで、Air H" を忘れたり、電車の切符を忘れたり、とんでもないことをしでかしているから、、、。でも眠い・・・。



2002年05月28日(火) 新規取引で緊張


火曜日。

午前中はトライアルの結果待ち。天気もよく、外に出たい気分は山々だったのだが、このトライアルの結果次第で至急の仕事が発生することになっている。いや、順序が逆で実際は、仕事の打診があって、それを何とかするために手続き上、会社のシステム上トライアルを受ける必要があったというわけだ。まぁ、新規取引を開始するにあたって翻訳者のレヴェルを知りたいというのは、会社としても当然だし、こちらとしてもいきなりお金の発生する仕事を引き受けて、後からこんなはずじゃなかった、と言われても困る。こういう意味でトライアルは、積極的に受けることにしている。

さて、その間も準備は着々と進み、いろいろな翻訳者に声をかけたり、レートを設定したり。明後日からは関西。友人兼翻訳者仲間が渡米するということで送別会だ。

結局夜中の 2 時頃までやりとりを続け、なんとか 6 割強の物量はさばいた。もうすでに納品してきてくれている人もおり、スタイルのチェック、最終チェック、納品前準備、残りの 4 割の手配を同時に進行させなければならない。明日は6時起きの予定だが、この分だと 8:15 の NHK『さくら』に間に合うか否かも微妙なところか。




2002年05月27日(月) 梅雨入り?


月曜日。

昨日の書き忘れ。お昼頃とある財団法人から電話連絡があった。以前にインターネットで速聴についてデモテープの資料を請求したところからである。

夕方から突然忙しくなった。と同時に物理的な天気の方も下り坂。雷は鳴るし、風は強くなるし、雨は横殴り。稲妻が走り、祐二郎はなんだかそわそわ。これはいつものことだから雷とは無縁かもしれないが。

結局トライアルを終えたのが夜 12 時を回った頃。最近健康的に眠くなることもある。そうでないこともある。が、できるだけ自然な睡眠を心がけている。



2002年05月26日(日) 暮らし安心


日曜日。

なんだか忙しかったような気がするが、何をやっていたのだろう。

そうそう、先日うちに駆け込み営業でやってきた下水口の清掃業者がいんちきでないことを確かめるため、クラシアンに連絡し、見積だけお願いした。その結果、これまでの段階では、極めて良心的な価格設定であり、仕事も丁寧であったことが判明。問題はこれからの水漏れ点検などで、漏れてもいない箇所で請求が発生すること。ただし、こういった場合には、実際に現場を見せてもらうように、と親切にもクラシアンの担当者はアドヴァイスしてくれた。

母が風邪で倒れる。祖母は動けない。朝ご飯は、大盤振る舞い (語法に誤り)。盛りそばだけだが、かなり自分ではいけてる感じに仕上がった。そばごときと思われるかもしれないが、祖母に旨いといってもらえるのは嬉しいものである。

夜は、母親には、おかゆという名目のおじや、松茸汁、祖母にはポタージュと中華丼。マグロの煮付けは両者にプレゼント。

夜半、ショックなことが。もうすでに取りかかっていた仕事について、一時中止の知らせが来た。どうやら翻訳会社の方でファイルの分配を間違えていたらしい。まぁ、ショックだが仕方ない。



2002年05月25日(土) なんでクーポンごときでイライラするのか


土曜日。

天気はよい。朝からまじめに仕事。といっても今日はまた請求書の印刷に時間をかけてしまった。

途中、下水管の清掃業者が駆け込みで営業しにきて、通常 4〜6 万かかる作業を、今日なら 2 万、ということでお願いしてしまった。最終的に水道管の蛇腹の水漏れチェックというのを来週の水曜日にやってもらい、その時点で支払うことになっているから、それまでに第三者の業者に見積を出してもらい、今の状況を説明してもらおうと思っている。俗に言う「合い見積もり」であり、今回の作業が素人でもできるような杜撰なものであれば、一銭たりとも払うつもりはないし、先方もそれは覚悟だと明示的に主張していたのだ。それだけ自信があるなら、別の業者に見てもらって、「これじゃ、掃除したことにならない」と言われれば、無料は当然だろう。

さて、お昼。金曜の新聞に地元のファミリー レストランで使用できるクーポンがついていたため、そこを目指してみたのはよかったが、家の近くにある 2 店舗両方とも大盛況。こんなにこの町に人がいたのかと一瞬自分の目を疑ったほどである。したがって、自動的に選択肢はカレーに向かう。今日のカレーは、野菜カレー。ちょっと気になったのが、ほうれん草問題。中国からの輸入物を使っていて、他のレストランで基準値を上回る農薬が検出されたため、この店でも当分はほうれん草カレーの販売を差し控える、ということだった。あのぉ、実は俺、結構ほうれん草カレー好きでたくさん喰っていたんですが・・・。大丈夫なんでしょうか・・・。というのが疑問。その店、何を隠そうココイチだが、アンケートがおいてある。行くたびにまじめな意見を書いて、ポストに投函しているのだが、担当者が本当に読んでいるかどうか眉唾ものである。ほうれん草問題については、是非きちんとした説明をいただきたいところだ。

午後、水道業者の作業が再開。1 時間くらい作業していたのだろうか。彼らは一階の排水溝のふたを開けて、水圧で掃除する機械でいろいろと頑張っていた。俺はそれを二階の窓から眺めていたのだが、彼らは気づいていなかった。ここで、彼らが本当にまじめな業者であるか試しに見てみようと思ったのである。やりとり、作業、そういった点では問題なさそうである。あとは、実際に本当にきれいになっているかどうか。名刺をくれ、といえば、そんなものはない、と返ってきたり、飛び込み営業というのはいささか胡散臭いところがあるから、あとで確認してみたい。

昼から夕方にかけては、仕事と祐二郎の散歩。

夜には、昼の腹いせでファミリー レストランに出かけた。最近胃が小さくなっているのか、普通の成人男子一人前に相当する量を食べると、途中で満腹になってしまう。でももったいない根性があるため、食べてしまう。これが痩せない原因、いやむしろ太る元凶なのだが、なかなかどうしてやめられない・・・。



2002年05月24日(金) ポイントカードと駐車料金の割引サービスについての文句


金曜日。

朝は爽やかに。銀行が開く前に今日支払う金額の確認と振り込み作業。

久しぶりに祐二郎と公園へ散歩に出かけた。あくまでも、定期的な散歩、食餌は避けている。これは、犬の飼い方の基本らしい。(よくあることがだ、巷で一般的な考え方が実は間違っているらしい。)

さて、犬の散歩の後、無事クライアントからの入金も確認され、何よりである。来月はなんとか生きていけるだろう。

その後は病院へ。これまた久しぶりである。病院はどうでもよかったのだが、駐車場やその駅ビルのテナントのポイントカードの取扱、駐車料金割引制度などで納得いかなかった。俺の逆鱗に触れた。だからといって誰も死なないし、痛くも痒くもない。ま、その話はあとでじっくりと。

家に帰ってくると、今度は水戸まで出張。忙しい。まぁ、夕ご飯も食べられたから楽しみと実益と趣味を兼ねた一石三鳥といったところか。笑。




大型スーパーと専門店街の組み合わせにおける問題点。
こんな仰々しいタイトルを付けてみたのはよいが、標題に負ける内容になることは必死である。読者諸賢にはお馴染みのとおり。

さて、具体的な名前を挙げると、うちの近くにある「JUSC●」と同じ建物の中にある専門店街の「パ↓ット」。さらに、土浦にある「ウララ」という名前の総合リゾート施設 (!? いやいや、とにかく医療専門のビルがあったり、ごく普通の専門店街があったり、後述する「イト→ヨーカ堂」があったりである) 大型スーパーがある。

うちの近所のものも、土浦もそうなのだが、空間的な占有率が一番高いのは、やはり「JUSC◎」や「イトーヨ←カ堂」であり、その他の専門店は合わせればかなりを占めることになるが、ここの店舗はたいしたことはない。そこで、ポイントカードを作り、ポイントを貯めようとすると、問題が起こる。地元では駐車場がそもそも無料であるから、それほどこだわることもない。それに、JUSC○ がセールをやっているときには、専門店街の方もセールをやる。便利である。

が、土浦。これは駐車場のお金が一番面倒。専門店街では、合計の買い上げ金額が 3,000 円にならないとサービス対象にはならない。イトーヨーカ堂では、1,000 円で 1 時間分駐車料金がサービスになる。じゃぁ、複雑な買い物 (というか好き勝手に買い物) したら、どうなるか。計算がややこしい上に、両者のサービス カウンタが異なる! こっちは買い物するために仕方なく車で行っているのに、なんで客が駐車料金のサービスで頭を抱えなければならないのか? そんなみみっちいことを言うヤツは店に来るなということか。人をばかにするのもいい加減にしてもらいたいものだ。いや、確かに駅前で電車で来たり、バスで来たり、そういう人も少なくはないだろう。じゃ、なんで駐車場を作るんだ。車にも対応しているというのがウリ文句ではないのか? 田舎の人は来るまでしか移動しないこともある、ということを考えているからではないのか?

ネットでウララなる総合リゾート施設に苦情のメイルを出しておいた。反応はないだろう。が、顧客の気持ちをわからないビジネスは、何事にしても成功する道理がない。




祐二郎の新しい写真館へようこそ。
今度から、祐二郎専門のページを作ることにした。新しい画像もここに随時追加していく予定である。ブックマーク ([お気に入りに追加]) されると便利だろう。

http://www.photoaccess.co.jp/share/guest.jsp?ID=A00A0D11327&cb=PA ここをクリックすると、祐二郎写真館へジャンプします。ちょっと読み込みに時間がかかることもあるけど、辛抱強くお願いいたします。今回は、まだ整理がきちんとできていないけど、そのうち時系列順にソート、コメントを追加などして、充実させていくつもり。というのも、小犬は成長が早いから、なるべくたくさん写真とっておいた方がいいよ、って電気屋のにいちゃん (といっても俺より 6 つも年下) に言われたから。

実際、うちに来てまだ 2 週間経っていないのに、この成長ぶり。おしっこはなんとか所定の場所でできるようになったんだけど、ニアミスも多い。ウンチョスは厳しいなぁ。しかも回虫の虫下しをこの前飲んで、今日になってようやくウンニョに出てきましたよ、回虫が。結構長いものをお腹の中に飼っていらっしゃったんだねぇ、祐二郎さん。



2002年05月23日(木) トライアル -- 試練のとき


木曜日。

昨日の夜は早めに寝た。死海体験で身体の水分が無理矢理排泄されてしまったようで、なんとなく脱水症状に近かったかもしれない。

今朝は、トライアルに取り組んだ。かなり難しいが、参考資料やインターネットで調べて自分で満足できる代物にするのに四苦八苦したが、結局はかなりのハイクォリティを達成できたと自負している。顧客サービスのために、頼まれてもいないグロッサリを提供してみたり。

これで仕事につながると非常に嬉しいのだが・・・。




2002年05月22日(水) 一人暮らししていた頃に思いを寄せて。


水曜日。

母親も祖母もいないということで、家事を珍しくやってみた。一人暮らししていたのももう 1 年以上前の話。ちょっと楽しんでいたりして。

朝起きて、ゴミを外に出した。今日は空き缶の日。日頃さんざん飲んでいるビールなどで山のようにたまっていたゴミである。ラッキーなことに、うちの目の前がゴミ集積所。厄介なことは今まで起きていない。住民の意識が高いのだろう。

そして、洗濯機を回す (この表現は死語か?)。朝食の準備をする。布団を干す。観葉植物をヴェランダに出し、水をやる。洗濯物を干す。ちょっと気になった、コンロについているグリルの窓の掃除をする。

なんとなく心地よい疲れである。

今日納品の仕事の最終チェック。その間に新しい案件の打診が飛び込んできた。これまたトライアル。これすなわち無料で自分のテクニック、能力、スピード、専門知識などなどを先方にアピールする作品を仕上げなければならない。トライアルは、結構好きだ。というのも、お金云々の前に、いろいろと調べて、自分で納得できるものを納める、というプロセスが楽しいからだ。でも、この忙しい時期に・・・。文句は言っていられない。これが後々に続くのだから。

適当なところで切り上げて、温泉に出かけた。お得意の「ゆ〜わ〜るど」である。午後から天気は下り坂という噂だったが、意外にも好天。ということで、例の死海体験もまた楽しんできてしまった! 他にも、これまで 1 カ月以上延ばし続けていた髭を剃ったり、イベントが多かったなぁ。




祐二郎くん、寝言事件。
うちの祐二郎。犬らしくない。
















甘えるときじゃれるとき体を掻きむしるとき寝るとき鳴き声
クゥ〜ンとセクシーな声、アプローチで歩み寄ってきます。これは小犬だからかなぁ。なんだか小さな恋人みたいな感じです。フランス語で petit ami (男性形) または petite amie (女性形) って、ひょっとしてうちの祐二郎が語源かも。苦笑。猫っぽい。人間みたい。うつぶせ、しかも腹をべたりと床につけて、両手を伸ばして、脚も伸ばして・・・。大の字になっているときもあれば、人の腕を枕にして--そう、腕枕である!--あごを俺の腕に乗っけたりして寝ている。人間でいうところの寝返りで、ある向きから別の向きに変えるときの途中の姿勢で固まって寝ているときもある。グルルルルル〜、という通常の唸り声。威嚇の声は OK。犬として合格。ただし、ときどき、猫みたいな声、カエル、アヒルのような声を出すのだ。




2002年05月21日(火) 回虫!


火曜日。

昨日の夜中中途半端に終わらせた仕事。今朝本来なら 6 時から再開する予定だったのだが、昨日結局眠りについたのは 3 時頃。当然定刻に目覚められる道理がなく、7 時に起きた。早速仕事に取りかかる。

サッカー、ワールドカップなど俺の最も不得手とする分野。スタッフのなみなみならぬ力添えに感謝している。これがなければ、納品はおろか、固有名詞のリサーチですらままならなかっただろう。

母も祖母も泊まりがけで出かけているため、スタッフ@元寿司職人に炒飯 B 定食を作ってもらった。これがまた恐ろしいほどの味。英語で、terrific と terrible よく間違えるが・・・いや、間違えない。むしろ、フランス語の formidable と英語の formidable の方がよいかもしれない。とにかく、C'etait très formidable! だったわけで。

午後はちょっとした息抜き。といっても昼寝である。2 時間くらい寝たのだろうか。それでもかなり充実した昼寝だった。今日はあと一件納品しなければならないものがあったが、もうろうとした頭で仕事をしたところでよい作品は仕上がる道理がない。というわけで、きちんと意識を回復させてからと自分に言い訳し、目覚めてから取りかかり、納品を済ませた。

他の仕事もちょうどよいタイミングで打診が来ている。ちょっと気になるのは、最近海外からの取引が増えており、自分でお願いしているものの USD での支払の割合が高くなっている。日本円に換算するつもりは毛頭ないため、ドルカードで決済できるオンライン ショッピングなどで有効に使ってはいるものの、USD と JPY での入金の立場が逆転することになると、ちと面倒なことになりそうである。

夕飯は、そば。カレーそばと普通のざるそば。サラダは昼ご飯に俺が作ったものの残り。餃子、納豆。とにかく盛りだくさんである。うちのスタッフ、このまま料理屋でも任せた方がいいのかもしれない。いやもちろん今の商売でも期待のルーキーであることは紛れもない事実である。



祐二郎くん、回虫を飼ってらっしゃるのねぇ。この前、昼ご飯前の散歩に連れ出したとき、Unchos をビニール袋に詰め込み、例によって突然思いたった。このまま病院に提出すれば検便の容器に移し替えることなく、検査ができるではないか! ちょっと礼を失した行為ではあったが、動物病院の受付嬢もその手のパターンに慣れているのか、ビニール袋ごと引き受けてくれた。

結果が届いたのは昨日。電話にて。祐二郎くんは、回虫を飼っているらしい。薬でやっつけることができるということで、今日病院に行って来た。薬は白い錠剤一粒。口を開けさせて、医師の手から放り込まれて、口を閉じさせ、顔を上下にシェーク。もう一度口を開けて確認。きちんと飲み込んでいるようだったので合格。しめて 420 円也。

ついでに体重を量ってもらったのだが、前回 5月 13 日の初診時は、3.8 キロ。今回 5 月 21 日は、4.3 キロ! 先生も若干驚いていたが、ずいぶんと成長している。今の俺がいきなり1週間で 10 キロ増えるようなものだろう。今は甘えたい盛りで、こちらも向こうも相思相愛。溺愛、邪魔者はいかなるものも排斥、というスタンスだが、徐々に成長すると、この関係も別の姿に変貌を遂げていくのだろう。

夜ペットの救急病院の特集を見た。番組を見たあと、祐二郎が無性に可愛くて、どうしようもないくらい切ない気持ちに襲われた。理由はなんとなくはわかっているが、口にはしたくない。言霊とかそういう次元ではないが、口にするのが憚られるのである。(そういえば、大学時代「それシャレにならないって」というと、その「それ」が実現する、変な友人 A がいたものだ。)

夜中、2 階を暴れ始めた祐二郎。まぁトイレだろうな、とは思ったのだが、なかなか排便しようとしない。仕方なく庭に連れて行ったら、ものの 3 秒でミッション コンプリート。一説によると、散歩のときにしか、おしっこ、うんにょをしない、という「しつけ」はあまりよろしくないらしいが、まだ幼い祐二郎。しかも我が家に来て 2 週間も経っていない。こっちも向こうも手探り状態である。



2002年05月20日(月) H


月曜日。

朝から天気が悪い。しかも今日は納品を一件抱えており、急がなくてはならない。また、明日納品のものもあり、実はまだそっちには手をつけていない!

今日の午前中はいったい何をしていたのだろう。あ、そうだ。今日納品の仕事があって、必死になって作業していたのだった。ところが、先方からは明日まででよいとのこと。急に腰を砕かれたようになってしまった。

が、別問題があることに気づいた。明日までの件があったのである。金曜に受けてから今まで手つかずの状態。しかも不案内なスポーツ関連。うひゃ〜。夕方始めたのはよいが、かなり難航し、途中でこれ以上続けても集中できないし、もう限界と感じて、1 時頃断念。明日の朝、10 時納品。果たして間に合うのだろうか。見物である。(おいおい、他人事か?)




NHK『さくら』。今週は、H で始まる単語。

Apple
Balloon
Candle
Door
Earth
Family
Gift
Hammer


何かドラマの本筋と関係がある単語なのか・・・。



2002年05月19日(日) 動脈での酸素飽和度 100% 記録。


日曜日。

爽やかな日曜、降り注ぐ太陽、hey, hey, hey, it's a beautiful day!



動脈での酸素飽和度 100% 記録。昨日タイトルだけ予告しておいた、例の件である。昨日午前中病院に行って、相変わらずの咳と痰について症状を訴えたのだが、聴診器を胸にあてられ、指にはクリップのような医療機器を取り付けられた。これは、脈拍と動脈中の酸素濃度を測定する機器らしいのだが、なんと酸素飽和度が 100%。医師も驚いていた。

もしも肺に異状があれば、この数値は当然低下し、70% などになる。100% ということは満点。嬉しかった。まぁ、そもそも俺の場合デフォルト状態で過換気気味だから、二酸化炭素の方が不足しているのだ。当たり前といえば、言い得て妙。



祐二郎くん、9日目。散歩は、定期的にするのはよろしくない、という本の教えに従い、不定期に連れ出している。さもなくば、犬は自分の思うとおり飼い主を弄んでいると錯覚するらしい。さて、俺自身もだんだん犬の飼い主コミュニティの慣習を覚えてきた。初対面の場合しかないが、まずは犬の名前を聞いて、種類のやりとり、それから♂♀。何歳、などなどの情報交換。うちの祐二郎を紹介すると、たいていの人は決まり文句のように「ご立派なお名前」という反応をする。そりゃ逆じゃないの? というのが本音。どうみても日本古来の伝統的な犬に、カタカナでおしゃれな名前をつける方がご立派な気がするが。読者諸賢は、どのように思われるだろうか?





2002年05月18日(土) モーニング カレー。


土曜日。

朝からイヤな天気。雨が降り出しそうだった。ふだんなら午前中は、『ライフスタイル革命』に基づいて、朝食抜きか、食べても果物のみなのだが、今日は例外。もっともこの本は、強制的に読者をヴェジタリアンにしてしまおうとか、自分の考え方を押しつけようという押しつけがましさはない。慎ましい。できる範囲で実行すればよい。ただ、この本、スタイルに忠実に生活していれば、それだけ早く、健康を取り戻すことができ、結果として減量に成功する、という主旨である。

いずれにしても、先日カレーを食べにいったとき、モーニングの特別メニューがあることを知り、今日は特例の日として朝からカレーを食べにいった。時間限定で、朝 6 時から 10 時まで。最近ご存知のとおり、朝は遅い。起きたら、9 時半。走ったぜ、べいべ〜。トッピングでオムエッグ。自分はこれだけだったが、他にもナンカレートーストなどもあり、今後試してみたいメニューではある。

すぐお昼になってしまった。しかも眠くなってきた…。仕事はあるし、本当なら明日開催される BBQ 大会の買い出しに出かけなくてはならなかった。担当の委員長には、仕事の都合で厳しいということは伝えておいたものの、昼寝していたら・・・とちょっと考えたが、体調が何よりも優先されるべき、と自分自身に説得し、しばしの休憩。

起きたらもう夕方! あわてて祐二郎ともども、ファミリーレストランへ。祐二郎さんは車でお留守番。その後散歩に連れて行ったのだが、帰ってきたその刹那、雨が降り始めた。祐二郎は晴れ男なのだろうか?

夜は、ちょっと出張で水戸へ。水戸では、マイブームのラーメン屋で激辛ネギラーメンとチャーハンを満喫。家に帰るともう睡魔に襲われた。お風呂も省略。明日、祐二郎と一緒に昼間入ろう。



動脈での酸素飽和度 100% 記録。昨日タイトルだけ予告しておいた、例の件である。昨日午前中病院に行って、相変わらずの咳と痰について症状を訴えたのだが、聴診器を胸にあてられ、指にはクリップのような医療機器を取り付けられた。これは、脈拍と動脈中の酸素濃度を測定する機器らしいのだが、なんと酸素飽和度が 100%。医師も驚いていた。

もしも肺に異状があれば、この数値は当然低下し、70% などになる。100% ということは満点。嬉しかった。まぁ、そもそも俺の場合デフォルト状態で過換気気味だから、二酸化炭素の方が不足しているのだ。当たり前といえば、言い得て妙。


祐二郎くん、もう 8 日目。だんだん慣れてきて、パニック発作のように暴れるようになった。おすわりは、まぁまぁ及第点。お手もよいのだが、彼の場合頼んでいないのに勝手に芸を披露して、ご褒美を要求してくる。小犬はこういうものなのかもしれない。



2002年05月17日(金) 両面印刷とシークレットはがき (圧着はがき) 印刷。


金曜日。

なんだか、最近祐二郎も朝起こしに来ないようになったし、寝坊気味である。今日も起きたらもう 9 時前。NHK『さくら』も断念。おとなしく今日納品しなければならない仕事に取りかかった。

が、相変わらずすぐれない体調。これは、最近の気温の変化の激しさ、雨、曇りなどうっとうしい天気にも関連すると思うのだが、いずれにせよ医師の診断を仰ぎ、薬をストックしておくにこしたことはないだろうという判断のもと、医師を訪れた。西洋医学の薬ももちろん処方してもらったが、前回ちょっと話題に上った漢方も処方してもらった。これは、体質改善が目的であるため、今は症状を緩和するためにも漢方ではないもので対処し、落ち着いたら漢方を日常的に取り入れていくという方針である。

その後、家に戻るともう昼近い。祐二郎を連れて、昼ご飯。今日はカレー南蛮そば、豆腐サラダである。祐二郎と散歩に出かけたのは、例の JA 前にある豪華な公園。時間帯や天気も関係あったのだろうか、人もまばらで、ゆっくりとしたペースで散歩を楽しんだ。(本当に楽しんだのは誰か?)

家に戻れば、仕事。

途中ちょっとした息抜きのつもりで、プリンタの両面印刷ユニットのインストール。最初は難航したが、なんとか設定完了。そこで、前々から試したかったシークレットはがき (圧着はがきともよばれている) にちょっとした印刷物を作成した。


念のため。各種請求書でみられるタイプのはがきで、下の隅に「ここをめくると内側にも何か書いてありますよ」というものである。

これがまたなかなか面白い作業で、実際に体験してもらわないことには、気持ちを伝えることは難しい。

あ、そうそう、両面印刷ユニットのインストール完了後、後かたづけをしていたときのことである。ふと祐二郎のトイレをのぞいてみたら、なんとウンチョスがあるではないか! はじめて自分で自分のトイレで用を足せた! これは、感無量である。感激のあまり、涙が…。感涙にむせぶとはこのことか、と実感したほどである。

さて夕方。ちょっと買い物に出かけ、また家で仕事。途中『夢のカリフォルニア』を楽しんだが、夜更けから祐二郎の様子がおかしい。いつもなら寝ていても、突然起き出して、活発に動き回ったりするのだが、なんだかぐったりしていて、鼻の頭も乾いている。しかもゲップをしたりしているのだ。ただ単に眠いだけで、普通の犬らしくなってきたのか。今すぐ何も対処できないのがつらい。

しばらく様子を見ていたら、単に甘えたかっただけみたい。それによるご飯はちょっと多めに与えすぎたみたいで、ゲップが出ていたもよう。こっちも気をつけなくては。水分もたくさん摂取させなければならないようで、毎日が勉強。

仕事も新たなものが発生し、大変なことになっている。週末、本来ならば商工会議所青年部拡大交流委員会主催の BBQ 大会があったのだが、土曜の買い出しと日曜の本番、両日とも仕事のため欠席となりそうである。




動脈での酸素飽和度 100% 記録。詳しくは明日。





2002年05月16日(木) 両面だ! Amazon.co.jp だ!


木曜日。

OKI MICROLINE の両面印刷オプションが届きました。いよいよですよ。ただ、セッティングする時間がない! 今日は燃えるゴミの収集日だったため、急いで外の段ボールや中の発泡スチロールをまとめ、家のすぐ前にあるゴミ集積所にポイ。

今、裸の状態で 2 階の空き部屋に放っておかれている。今から作業をしてもよいのだが、ちょっとうるさくなりそうだし、面倒なので週末にしよう。いやいや、明日納期のものがあるから、そっちを何より優先させなくてはならない。ふ〜。いろいろと忙しい。

それから、アマゾンで注文した、犬関連の書物 (というほど大げさではないが、親ばかだから、勉強熱心なのである。単に自分の好奇心というのもある) が 3 冊届いた。そのうち一冊は、なかなか面白い。犬が悪いことをしたら、天罰をくわえるというのである。本人にばれないように、ちょっとしたところで、罰を与える。たとえば、見えないところからボールを投げてソフトお仕置き。何かによじ登ろうとしたときに、本人にばれないように、足をすくってやるなど。



α波と 1/f ゆらぎ。うちの祐二郎。やたらと寝る。まだ幼いから寝る、動く、喰うの繰り返しでよいのだろう。もっとも犬の場合、それが商売だ。特に、オフィスに導入している有線放送のα波や 1/f ゆらぎチャンネルがお気に入りのようで、これにチャンネルを合わせると、最初は動き回っているものの、徐々におとなしくなり、コテンと寝てしまう。

犬の聴覚、嗅覚が発達しているのは、素人の俺でもわかることだが、人間のデータに基づいた脳波やリラクゼーションの方策が、犬にも適用されるのだろうか。それとも単に眠いときにたまたま有線放送がかかっているだけなのだろうか…。謎は残る。

あともう一つは、テレビを結構熱心に見入っている点だろうか。NHK『さくら』は俺が大好きであるため、俺があぐらをかいて、足の上に乗せていると、テレビを注視している。内容を理解しているかどうかは別にして、おとなしく 15 分間じっとしているのである。





2002年05月15日(水) 寝坊すけだったのか、おまえは!


水曜日。

今日は、珍しく祐二郎さんは散歩 (排便) の催促に来なかった。昨日夜更かししたからだろう。おかげさまで NHK『さくら』を見逃すところで、一応テレビはつけていたのだが、メイルのチェックやらあれとかこれとか、しているうちに、終わってしまった…。結局ビデオに撮って、後ほど楽しむことになった。

さて、朝からご近所の公園へ。そこまで車で移動するというのが、なかなか面白い。でも、犬の散歩に来ている大多数の人々は、車で来ていて、そのあと公園で犬の散歩をさせ、車で帰途に就くというパターンである。

祐二郎くん、今日も朝から元気です。一周 1 キロ半程度のアップダウンの激しいコースを元気に走り回りました。もちろん俺もそれにつきあって、朝から走り回っています。ふだんの喫煙習慣のおかげで、息が上がるのはもちろん、汗だく。運動不足、しかも俺のようなデブがいきなり激しい運動をするのは、膝や身体のさまざまな部位に負担をかけるらしいから、気をつけなければならないが、祐二郎さんにそんないいわけは通用しません。それに、ヤツにはあくまでも人間がリーダーで自分は犬であることを認識させなくてはならないから、俺が先に走って、彼にあとから追いかけるようにしなければならない。ということは、これすなわち、俺が彼より速く走る必要があるわけで。生後 2 カ月でひ〜ひ〜いっている俺。来月あたり突然死しているかも。お葬式には回転寿司、否、カレーパーティをやっていただきたい。


夕方の散歩のとき、祐二郎の意外な側面を発見! というかそもそもまだ一週間経っていないのだから、すべてが新鮮といえばそのとおりで。

散歩の途中、他の犬とすれ違うときも、冷静沈着。冷淡といってもよいほどクール ガイ。ただし、飼い主がお姉さん (きれいな人ほどよいらしい) だったり、「かわいい〜わんちゃん」と言われたりすると、尻尾の振幅が 3 倍になり、突然おとなしくなり、可愛く「きゅい〜ん」なんて言ってみせたりする。こっちは、「おまえ、ついさっきまで、leash をひっぱって、う〜う〜うなっていたやんけ!」という感じ。辟易としてしまう。いや、もうそれすら通り越して、感心だね。祐二郎という自分の名前はあんまり認識していないが、「かわいい〜」と言われると、よい子になる。将来が危ぶまれるなぁ。「子どもの頃はかわいがられたのに、なんで最近みんな『可愛い』って言ってくれないんだろう。ぐれてやる〜」とか非行に走られてもこまる (死語か?)。




そういえば、5 月ってこんな感じだった (昨日の落書きへのアンチテーゼ !?)。 今朝祐二郎の散歩、いや、俺の散歩? で気づいたが、今日は暖かい。新緑の季節をあらためて思い出させてくれる (暦の上ではもう夏だが)。芝生の上でごろごろとして、講義をさぼり、友達と話し込んでいた学生時代を思い出したしまった。ちょっとアンニュイでノスタルジックな詩人の気分。隣では、脱糞している祐二郎・・・。このミスマッチもなかなか「おつ」なものだ。詩人は何事にも風情を感じてしまうから、困ったものだ。

さて、そんな祐二郎くん。今日も元気です。http://www.photohighway.co.jp/AlbumPage.asp?un=150072&key=775795&m=0 ここをクリックすると、5月15日現在での祐二郎写真館へジャンプします。画像をクリックするたびに拡大表示されますよ。動画もあります。お楽しみください。





2002年05月14日(火) 素敵な祐二郎。


火曜日。

朝はもうおきまりのように、祐二郎さんに 5 時半起床攻撃。トイレに行きたいから家の外へ出してくれ、というのはもう了解した。眠い目をこすりながら、とりあえず leash をつなげて家のまわりのブロックを一週。途中、ちょうど我が家の南側にある空き地で用を足し、といっても俺ではない。祐二郎である。ご近所さんの先輩の犬とご挨拶し、走ったり、歩いたり。

不思議なことに、祐二郎。鈍感なのか、肝がすわっているのか、大型犬、獰猛に見える犬に物怖じしない。逆に冷静に見返し、向こうが威嚇しているのに、我関せず状態。ん〜。こんなのでよいのだろうか・・・。本当は内心どきどき、心臓バクバク状態なのに結構すまして我慢していたりして (だとすれば、もう飼い主にかなり似ていることになるが、苦笑)。

家に帰ると早速朝ご飯。こいつがまた、えらい喰う。缶詰は高いから、カリカリしたドッグフードをなるべく食べさせるようにしたいのだが、うまくブレンドしないと、しかもカリカリは、砕いてやらないと自主的には食べない。お手、おすわりなどの技の練習でご褒美として、カリカリくん 1 個をあげるときには、問題なく噛み砕くくせに、いざ食事となるとラクして食べたいようである。本当は食えるくせに甘えやがって、この可愛い弟め。(もう、親ばか。兄貴ばか炸裂。)

こっちは午前中は仕事。お昼は自宅で久しぶりに食べた。が食事中祐二郎が人間の食卓にはい上がろうとしているのを必死で制止するのに苦労した。いや正直言うと、これで苦労したのはうちのスタッフである。人間の食事ときみの食事は違う、ということを認識させたい。よく人間の食事と同じものを犬に与えている人がいる。それはそれで、飼い主の意向なのだから俺が口をはさむことではないが、俺は犬は犬。毎日同じ味で飽きるだろうとは考えない。基本的に 1 日 2 食で OK というのであれば、それ以上は与えない。近未来的には、お客さんがたくさんきて、テーブル、または部屋中に人間用の食べ物が散乱していても、飼い主=俺の許可があるまでは手をつけない、となるようにしつけていくつもりだ。

午後、ちょっとした仕事を片づけ、温泉にでかけた。(http://www.tyw.co.jp/をクリックすると、詳細をご覧いただける。) だいぶ前に一回行ってから、先日回数券だけ買いに行き、今回で行くのは 3 度目だが、お湯に浸かるのは 2 回目。

最初は、「死海体験」。屋上で風邪の攻撃を直に受ける場所にあるため、寒くなかったとはいえないが、一応温水であるわけだし、塩化ナトリウムの性質上、ぴりぴり感がある。それに耳まで使って空を見てプヨプヨ浮かんでいると、それだけで気持ちよくなるものだ。うちに遊びに来る方には、是非紹介したい。

次に、屋内に移動し、目にとまったのが、「韓国式あかすり」と「イスラエル式エステ」である。どちらも最短・最安値のコースは 30 分で 3,500 円。両方試してみたかったのだが、今日はあかすり初体験にした。思っていたほど痛くはなく、イタきもちよい程度。そのまま放っておかれたら、他人に耳かきをしてもらうのとおなじくらい気持ちよいから、寝てしまっていただろう。途中で韓国の担当女性が、「はい、仰向けね」とか「反対」とか「足開いて」とかいわれなければ、間違いなく寝ていた・・・。結果? 微妙なところである。確かに肌につやが出てきた気がしないこともない。

今度は、イスラエルか? 笑。



そういえば、5 月ってこんなに寒かったっけ? 今年は異様に寒い気がする。エアコンのお任せコースを選択すると、暖房+加湿機能がオンになったりする。実際、朝晩の冷え込みはいうまでもなく、日中でもかなり寒い。梅雨時など、肌寒いと表現するが、今のこの場所での表現としては、ごく普通に「寒い」のである。

去年もここにいたはずだから、覚えていてもよさそうなものだが、いっこうに記憶はよみがえってこない。東京にいた頃は、電車通勤で、また最寄り駅まで徒歩 15 分ということもあり、電車に乗る頃には汗をかいていたものだ。3 月下旬からそうだったと思う。

って思っていたら、今日の昼間は暑かった・・・。だから温泉にも行ったんだが。

祐二郎。5 日目。相変わらず絶好調な祐二郎さん。いよいよなついてきたという感じ。名前を呼んでも反応しないが、口笛を吹くと、しかもいやらしいヴィブラートをかけてふいてみると、ひょこひょこ千鳥足で走ってくる。



2002年05月13日(月) 雨だけど、どよよぉんとしている暇なんかないわい


月曜日。

祐二郎に、朝 5 時半頃起こされた。彼のしつけのため、寝る場所、食事の場所、トイレはきちんと区別させるようにしていて、今彼の寝場所は、廊下の隅っこ。犬用の座布団が敷かれた丸い、なんといえばよいのだろう、小さな部屋みたいなものにバスタオルを広げて、お気に入りのおもちゃを入れて、そこで寝てもらっている。トイレは廊下のもう一端に用意してあるから、部屋の扉は全部閉めることにしている。さもなくば、容赦なく寝室に入り込んで人間と一緒に寝ようとするからである。それ自体、俺はさして気にはとめないのだが、将来的によくないのかもしれないと思ったわけである。

朝になると、とりあえず目が覚めて、周りに人がいないことに気づき寂しくなるのだろう。俺の寝室の前にやってきて、ク〜ンと甘えた声を出す。ドアを開けると、勢いよく部屋の中に飛び込んでくる。ただし俺の寝室は乱雑そのもの。狼藉状態。彼を中に入れると、高級羽毛布団がとんでもないことになりそうだし、ペットボトルにポトスがささっていたりするから、安全でもない。すぐさま俺が部屋の外に出て、彼の相手を勤めることになる。なんで呼び出されたか、俺もまだよくわからないから、まずは朝食かなと思って、ご飯を用意してやると、2 口、3 口は食べるのだが、そのあとは、俺の横で眠り始める。要するに寂しがりやさんなのだろう。

今日は小雨。散歩はどうしようか。雨の日の散歩はしなくてもよい、という情報を見つけたのだが、彼は葉っぱだいすき小僧だし、俺もそんな彼を見ているのはとても嬉しい。できれば大便も外で済ませて (念のため、ちゃんと後始末はしている! 当然だが。) きてくれた方が、その日一日安心して部屋の中に入れておける (もっとも、こればかりは仕方ないが)。

夜は、お気に入りの『異風園』に久々に顔を出した。やっぱり旨い! 店員さんというか厨房スタッフが増えていた。しかも翁である。いや、だから味とどんな関係があるかと「ソモサン」されたところで、「説破」できないが・・・。



NHK『さくら』のエンディング。なんと、GIFT! 俺が予想していたのは、Green、Greenie、Greenwich、GUSTO、Girlfriend、Go Dutch などだったから、大幅にはずしていたことになる。

祐二郎。4 日目。
朝の散歩は、雨上がりということもあり、自宅南側の空き地。といってもブロックを回って裏側に行かなければならないため、祐二郎さんにとってはかなりのハードワークだったに違いない。それでも元気にはしゃぎまわり、便も 2 回も出してくれた。毎朝 5 時半頃たたき起こしにやってくるのは、「トイレに行きたいから、外に出してくれ」という合図なのだろう。徐々にペースをつかんできたぞ。間違って餌を与えていた俺は、まったくの見当はずれだったというわけだ。

夕方、獣医さんのところに出かけた。実は昨日相談に行ったのだが、狂犬病のワクチンは生後 3 カ月からということで、特に急ぐ必要はないとのこと。ただ、もちろん向こうも商売だし、犬の健康を気遣ってくれているのだろうし、他の健康面での注射や薬について教えてもらった。というわけで、今日は伝染病予防の 8 種混合注射を受けてきた。体重は 3.8 キロ。祐二郎は、将来大物になるぞ。というのも、注射なぞ defy (日本語でなんて言えばよいのかすぐには思い出せなくなった。記憶喪失?) という気品と態度。

ところで、まだ早いかもしれないが、祐二郎のおかげで自分の自然な感情を外部に向けられるようになった気がする。わずか 4 日だが、自分の内面が劇的な変化をたどっているのは明らかである。

人間相手の場合、言葉という手段があるためか、表層的なコミュニケーションをとろうと思えば、とることもできる。ただ相手が犬だと、上っ面のつきあいじゃやっていけない。本気で相手のことを心配したり、気遣ったりしないと、自分の気持ちを伝えることもできなければ、向こうの意思も伝わってこない。感情を露出することをことごとく忌み嫌ってきた俺だが、祐二郎のおかげで、感情の露出の是非は別問題として、「本気」で何かに取り組むということをはじめて経験している。

数年前のことだろうか、友人たちとのランチ タイムに「幼少期動物を飼ったことのない人は、その後の人格形成に問題が生じることがある」という話題で盛り上がったことがある。「問題がある」というのは多少誇張された表現かもしれないが、似たようなニュアンスだったと思う。今、はじめてその意味がわかったような気がするのである。相手のことを思いやる気持ち、命を尊ぶこと・・・なんだか道徳の教科書みたいだし、幼稚園、小学校で習うことだが、実感としてはっと目が覚めた気がする。

このままでは、俺らしさの根幹を構成するところのものの「毒気」が祐二郎さんの存在によりゼロにまで抜かれてしまい、「いい人」に成り「下がって」しまうことも考えられる。いや、心配には及ばない。相手が人間であれば容赦しないから。苦笑。



2002年05月12日(日) 徹夜あけ。


日曜日。

まずは昨日の日記の追加分から。

夜中 9 時頃、いつもお世話になっている電気屋さんが訪問。パソコン ラックを新規購入し、その搬入と組立のためである。本来なら有償のところ、特別サービスで営業時間外に来てくれたのである。担当の方はまだまだ若い。22 歳。うらやましいかぎりである。

さて、作業が終わり、仕事に戻る。明日の朝 10 時までという約束だから、なんとしてでも今日寝る前に終わらせたい、と気迫はあふれていたのだが、いざはじめてみると、かなりの難行である。結局 2 時頃、一度休憩することにして、1 時間半後再び目を覚まし活動する予定だった・・・。いや、1 時間半後、起きるには、起きた。が、もう 3 時を回っているし、集中力も持続しないことは明らかだったため、朝 6 時から再開することにして、仮眠をとった。

そして、今朝。起きたのは 7 時。やばい! 納品まであと 3 時間。残された分量は、5 分の 3! 大急ぎで、しかも慎重に。かなり神経をすり減らした。10 時を回ってしまった。が、まだあと数ページ残っている。ゴール直前のラストスパートをかけ、11 時にはなんとか無事納品完了。今回クライアントが海外にいたため、電話で確認しようとしたのだが、相手の所在が不明! 事前にもらっておいた連絡先に電話を入れても、そんな人はいませんよ、みたいな返事。しかたがない。メイルで連絡してくるか、緊急の場合こちらの携帯番号も知らせてあるから、問題ないだろう。

ということで、愛犬とのひととき。心の安らぎの時間である。もっともこれは俺が勝手に感じていることであって、祐二郎がどう思っているかはいささか疑問が残る。遊んでいる、遊ばれている、遊んでやっている、どっちがどうのこうのは、この際どうでもよいのだが、彼にも楽しんでもらわなければ意味がない。

買い物をしてから昨日出かけた公園へ向かった。昨日は日が沈んだあとだったため、周りの景色はほとんど見えず、芝生が生いしげっており、池がある程度の認識だったが、あらためて周りを見渡してみると、かなり敷地は広く、手入れが行き届いている。JA の管轄下にあるのか、または県、市のものらしいが、人の手で作り出された「美しい」自然という印象である。公園の中に一般の車道がある点がちょっと疑問だが、駐車スペース、トイレもあり、24 時間開いているようだ。

今日は追いかけっこなぞしてみた。最初は歩くのもおっくうで、こいつは本当はやる気がないのでは、いや正確には覇気がないのではなどと心配したものだが、こっちが走ればヤツもついてくるし、こっちが逆に引っ張られることもある (しつけの面では、あくまでも人間がリーダーであることを認識させなければならないらしいが・・・)。元気いっぱいに遊び回る祐二郎を見て、ほっと胸をなで下ろすことができた。

彼のペースで毎日こっちも運動していれば、それはもう大変な消費カロリーになるだろう (ただし今までとの比較のみを考慮するものとする)。一日中パソコンの前に座りっぱなし、昼寝し放題、ご飯食べて、寝て、気が向いたときに仕事して、徹夜して、というライフサイクルの変革が迫られているのだ。いや、祐二郎にあわせていれば、こちらもごく一般的な成人男性の生活リズムが身に付くのかもしれない。犬は大人になるとあんまり遊ばなくなる = 俺が遊んでもらえなくなる、という話も聞いた。はしゃいでいられるのは、彼が若いうちだけなのだろうか。

家に戻り、仕事を再開。今日もう一件納めなければならないものがあった。先週末から着手してし、そもそもの分量がそれほど多くない。なんとか仕上げることができた。

昼寝したかったのだが、昨日買ったパソコン ラックの中身の整理整頓が終わっていない。まぁこれはなんとか片づいたのだが、今まで使っていたデスクをスタッフに譲った。引き出しの中身を入れ替えたりしたが、ものの 30 分程度で終了。

その後、テレビを見始めたのはよいが、睡魔に襲われ、いつの間にか寝てしまったようである。その後、祐二郎に予想だにせぬ異変が! (詳しくは後述。)

夜は、仕事から解放される時間としよう。



本の山。最近おやじっぽくなったのかもなぁ。理詰めというのは昔から俺の特性だが、近頃より顕著になってきている。最近、書籍の購入が増えている。いろいろと勉強したいことが出てきて、友人のアドヴァイスから推薦書籍をどんどん購入しているためである。これは今後の自分に対する投資。費用はもちろん、読む時間、理解する能力、実践への行動力すべてが投資である。

G で始まる単語 -- NHK『さくら』のエンディング。さぁ、今までの復習。
Apple
Balloon
Candle
Door
Earth
Family
G...

さて次に来るのはなんだろう。

祐二郎について思うこと。3 日目の独り言。英語でたしか、dog year という単語があった気がする。以前の仕事で passive vocabulary に加えられたものだが、人間と犬の年月の体感の相違を表した単語だったように記憶している。今日ちょうど生まれて 2 カ月目を迎えた祐二郎。人間に換算すると、もう離乳し、そろそろ幼稚園に通い始めるころなのだろうか。

寝顔は無条件に可愛い。ふだんが可愛いのはいうにおよばない。ただ今日の夜はじめて見せた祐二郎の怒りというか、困惑というか、何とも形容しがたい感情の露呈には、俺自身どう対応してよいかわからなかった。可愛いのはもちろんなのだが、正直焦った。餌がほしいのか、トイレなのか、それとも水か、遊んでほしいのか・・・。おもちゃとして買い与えた、アヒルの形をした毛糸でできたぬいぐるみらしきヤツ、ボール (これは人間がテニスなどの練習に使えるよう、ゴムひもがついていて、ヨーヨーみたいにして遊ぶこともできる・・・が、これを繰り返すと祐二郎は発狂寸前になる! フラストレーションがたまるのだろう)、むじゃむじゃくん (ゴムのボールが毬藻というか、ハリネズミのような触覚らしきアンテナが無数に生えているもの)、かむチカラ養成ギブスみたいなものを文字通り必死に噛み砕こうとしていたのだ。しかも、オフィスと寝室の間を全力疾走で往復し始め、唸り、何ものかを威嚇しているような気配。はじめて見た。これが噂の狂犬病かとも思った。本気で救急車の代わりを探そうかと思ったくらいである。

そんなときは、こっちが動揺し、逆に怖くなってしまう。こういう人間の気持ちの変化など、彼らは敏感に察知し、まさに筒抜け状態なのだろう。俺が焦っているところを逆手にとられたのかもしれない。今度は怒りの矛先が俺に向けられる。まだ幼いから、指をかまれても大丈夫。いや、彼が加減しているのだろう。タオルをくわえて、俺と綱引きごっこで遊ぶときなど、自分が空中に持ち上げられても、口からタオルを決して離そうとはしないから。

かと思うと、突然おとなしくなり、「我存ぜぬ」的な猫なで声を出してみたりする。これは犬全般的に見られることなのだろうか。俺が布団で横になると、俺の格好をまねして、同じような姿勢で布団で横になる。俺がテレビを見れば、祐二郎もテレビを見ている (ようである)。

感情の起伏なのか、犬本来こういう性質を持ち合わせているものなのか。本当に手探りで、毎日お互いの気持ちをちょっとずつ確認しながら歩み寄っていくしかないのだろう。トイレのしつけなど、基本的なこともあるが、それよりも、今のきみの気持ちを知りたい。なんでそんなに怒っているのか、、、。なんで数秒後に落ち着いて、平然とした顔をしているのか。

根気が必要だとは聞いていた。相手が命あるものだから、途中で放り出すなどという無責任なことは絶対に許されないし、もっともそんな卑劣なことをしようはずもない。人間と犬を比較するのは、恋愛で仕事と恋人とを比較するくらい無意味だと俺は思うが、ヤツが本気なら俺も本気でつきあっていくつもりだ。

今、まさにこの刹那、祐二郎はさっき暴れたことの片鱗すら記憶にないといわんばかりで、安らかな寝息をたてている。しかも、なんだか犬らしくない姿勢で。全身びろ〜んとのばして、横向きに寝ている。これで枕さえあれば、人間と見まごうことがあってもおかしくない。(実際にいたら、おかしい。) 赤ん坊の寝顔、いや大人になっても寝顔が可愛いというのはたいていの人に共通しているのではないだろうか。祐二郎も同じ。たぶん、こっちが相手を庇護しているという認識があり、こころにゆとりがあるからなのではないだろうか。




2002年05月11日(土) 散歩デビュー。


土曜日。

朝 5 時ごろ、祐二郎に起こされた。まずは顔を舐められる。布団の上から歩き回る。布団に潜り込み、足下から抜け出ていったり、吠えているというほどまだ大人ではないのだが、なんだかうなっているような、うめいているような・・・。外に連れ出してみたら、案の定。脱糞。そのあと、お風呂に入れた。意外にもヤツは風呂好きと見た。

さて、そろそろ本格的に仕事に取りかからねば。昨日の夜も実はかなり忙しかったが、今日もそれを上回る忙しさ。それだけ儲かっているのか? -- 疑問である。

午後ちょっとした息抜きで、つくば方面に出かけた。ゆ〜わ〜るどという温泉なのだが、この前「死海体験」(あやうく臨死体験と打ちそうになった)をしたプールというか温泉があるところである。本来なら、大人 1 回 1,800 円の入館料。5 月 7 日から 11 日まで、30 枚綴りの回数券が 30,000 円 (24,000 円のお得!) というではないか! 本当は、初日の 7 日に行きたかったのだが、あいにくの雨。電話で問い合わせたところ「死海」は営業していないとのことだった。そのため、先送りになっていたのだが、今日行かないと一生後悔することにもなりかねないと危惧が高まり、思い切って、気分転換も兼ね出かけてみたのである。もちろん、愛犬「祐二郎」も車に便乗。今日のスケジュールはいっぱいだったから、風呂には入らず買い物だけ。また、時間ができたら、天気のよい日にエンジョイしに来ようか、というところである。

家に戻る途中、祐二郎グッズを買い集めた。トイレ用のシート、伸縮自在の leash (日本語ではリードというようだが、なんとなく気に入らない)、シャンプー、犬のみを守るための芳香剤 (説明不足か。犬によってたかる虫が嫌いなにおいを出す芳香剤らしい。でも「ひのき」の香りとなっていた。どういうからくりか? 周波数に似たようなものか?) など。

さっそくその足で自宅近辺の公園へ。もらってきてから初めての公園。あんまり活発ではなかったが、彼なりに楽しんでくれたみたいだ。こっちは、leash を持って、彼のあとをとぼとぼとついていく格好だったが、ときどき笑わせてくれる。木の茂みの中に入っていったまではよかったが、出てくる場所が、入った場所と違う。つまり、leash が草むらでこんがらがることになる。祐二郎は、特にあわてることはないが、こちらの方が焦ってしまう。おいおい、そんな変なところから出てくるなよぉ、という気分。いったん leash をクビからとって、本人を抱きかかえてから、leash を回収・・・。犬の飼い主のみなさんは、誰でも経験することなのだろうか? 初心者は、犬にとっても迷惑だろうが、飼い主だって大変な苦労をしているのである。なんといってもすべてが暗中模索、五里霧中なのだから。

おい、おまえ。そこでいびきをかいて、人間みたいな顔して寝ているけどよぉ、ちゃんとわかっているのかい?




2002年05月10日(金) Bad news and good news -- 二日酔いの苦しみと親になる喜び。


金曜日。

二日酔い。久しぶりに昨日の夜は飲み過ぎた。いや分量はそれほどでもない。夜商工会議所青年部の会合があったのは書いたとおり。議題は 5 月 19 日に開催される BBQ 大会の役割分担。これは 30 分くらいで決まった。それから当然、飲み会。1 次会は普通の居酒屋。2次会はおねえちゃんのいるバー。3次会は居酒屋。4次会はまた別のおねえちゃんがいるバー。飲み過ぎたと言うより、体調不良でげろげろ大魔王だった。寝る前にきちんと処理しておいたのだが、朝まで残り、朝も不調。

ただ、今日は予定があった。11 時には水戸に車の調整を予約していた。なんとか水戸で車の調整を行ってもらい、ご飯を食べ、県内某所へ向かった。そう、読者諸賢ならおわかり。昨日の日記で予告していた、「祐二郎」で OK が出たのである。ちょっとした手みやげを持参して (その際、自分の家用のものも買い込んでしまった)、訪問した。ちびが 3 人いて、自分がねらっていた茶色の子は末っ子みたい。まだお母さんのおっぱいを飲んでいた。そりゃそうだ。生後、2 カ月も経っていないのである。

家につれて帰ってくるとき、ずっとだっこしていたのだが、車での長旅に慣れていなかったというのもあるだろうし、そもそも俺に慣れていなかったのだろう。帰り道、ホームセンターで当座必要になりそうなものをそろえた。首輪、leash、えさ (固形のかりかりしたもの、あれは 5 キロ? および缶詰のもの 24 個くらい入っているもの 1 箱)、遊び道具 (縄をよじっただけのものだが、これで彼は気に入ってくれるだろう)、部屋 (といっても丸い囲いのある座布団みたいなもの)。

さて、家に着いたのはよいが、仕事が本当にピンチ! というくらいたまっていて、大変だった。いろいろな人にヘルプをお願いしているが、それでも手が足りない。猫の手も借りたいというほどである。祐二郎が何かしてくれればよいのだが、俺の精神衛生面では祐二郎が大きな支えになってくれることは間違いないのだから、それ以上は望まない。

夜 8 時過ぎようやく一段落つき、食事。実は昼ご飯もざるそばと味噌汁だけ。二日酔いのせいである。夕方 5 時頃からかなり顕著な空腹感に襲われていたのだが、仕事を先に片づけなければならない。クライアントも週末前で右往左往していたのである。こちらも協力しておけば、今後のビジネスの展開にも期待できるというものである。さてさて、元に戻ると、ご飯である。久しぶりのカレー。今日はきのこカレー 400 グラム 5 辛と野菜サラダ 2 つ (with ノンオイル ドレッシング)。満足。満足。

家に戻り、まずは国仲涼子のドラマ。『夢のカリフォルニア』。もう中盤を迎えているのに、飽きさせない展開。すごい。

もう祐二郎でこっちは疲労困憊。仕事は明日に回して、今日は早めに寝よう。



祐二郎くん。(ここをクリックすると祐二郎くんをご覧いただけます。画像をクリックして選択を繰り返すと、どんどん拡大されます。) いよいよ来た。我が家に新しい家族が加わったのだ。名前のとおり可愛いでしょう? もう親ばか炸裂。親というか自分では兄貴のつもりで名前を付けたんだけど、こんなに可愛くてもよいのだろうか、というほど。
この子は、なかなか面白い習性を持っているようだ。靴下大好きくんである。あと、狭い場所が好きなもよう。寝る姿勢も人間さながら。なんというかゴロンと横になってしまったり、犬らしくない。そこがまた可愛い。生後 2 カ月というわりには、かなりの量を喰う。寝て、起きて、喰って、寝て、起きて、の繰り返し。おい、これじゃおまえデブへの道まっしぐらだろう、という気がしなくもない。人間の赤ちゃんもそういうものだから、彼らの商売なのだろう。

動物を飼うのは初めて。ドキドキしてしまう。わからないことだらけ。部屋の中をぐるぐる回り始めたら、トイレらしいというのを教わったのだが、実践できずじまい。カレーを食べに行っている間、オフィスのポトス (その名は、Giro。覚えていらっしゃるだろうか?) と壁の間、ちょうど OA タップの上に、ジャ〜という形跡が! やられた〜。相手はちゃんとシグナルを送ってきているのに、こっちが気づかないのだから、手に負えない。今後は気をつけよう。

あと悩むのは、何を欲しているのかわからないときが多いということである。こいつは基本的によく喰うから、まずは餌の在処へナヴィゲートしてみる。(これが過度になるといけないのだろうが、今は手探り状態。) あとは、外に出たいのかと思って、leash をつけて家の外に出してみた。雨が降っていたのに? と思われるブリーダーもいらっしゃるだろう。でもこっちにしてみれば、彼について知っておく必要があるのだ。いざ脱糞したときのためにビニール袋を持って、自分は傘をさして、出かけたのだが。今まで放し飼い (もらい先が田舎の広い家で庭で十分遊べたのである。兄弟とママと一緒だったし) 状態だったから、首輪とリーシュで引っ張られることにただならぬ抵抗を示していた。幼いからだ全体でイヤイヤという姿勢をとり、足を踏ん張って、なんとしても動くまいという強い意志が伝わってきた。また、交通量が多い、自宅前の道路。慣れない環境でびっくりしていたのだろう。結局 5 メートルも散歩できなかった。徐々に、祐二郎と俺の関係を築き上げていこう。



2002年05月09日(木) 異風園


木曜日。

相変わらずぱっとしない天気。気分も滅入りがち。なにより体調が悪いというのは結構つらいものがある。

朝は最近早起きになり、昨日なんか夜寝たのが 3 時過ぎ。それでも朝 6 時過ぎには起きて、仕事を始めている。その分二度寝する割合が高くなったことは言うまでもないが。朝 9 時半を回ったところで、茨城県の動物ほにゃららセンターに電話を入れた。昨日の夜リサーチした結果、子犬の譲渡情報が掲載されており、犬の簡単な情報などともともとの飼い主の住所 (市町村名だけである) が含まれていたのである。詳しくは後述。

仕事をこなしていると睡魔に襲われ、食事もとらぬままごろ寝してしまい、目が覚めるともうお昼間近。最近マイブームの「異風園」に出かけた。車で 10 分もかからない。祖母の家からなら歩いて 5 分程度。例によって、お店にはいると老板 (日本語で「女将さん」に相当する北京語) に向かって、Ni3好3! と一声かける。いつもの席について、今日はランチをオーダー。麻婆豆腐のセット -- 麻婆豆腐、ライス、サラダ、卵スープのセットである。さらに追加で野菜サラダをオーダーし、またもや幸福感に包まれた。

幸せが冷め切らないうちに、電気屋に出向いた。というのも、先日取り寄せをお願いした商品が今日届くと思っていたからである。本当は、電気屋の若造くんにうちまで届けてもらって、組み立ててもらう予定だったのだが、今日明日と連休らしく、土日は店を離れられないということで、最短でも来週の月曜日になってしまう。これを危惧して、いやいや要するに早くほしかっただけである。自分で商品を引き取って、スタッフにお願いして組み立ててもらおうという魂胆だったのだ。

ところが、商品はまだ入荷していないとのこと。俺の聞き間違いだったのか。残念。とぼとぼ家に帰り、メイルをチェックし、返信し (これも立派な仕事のうち) 寝てしまった。
今日は夜、商工会議所青年部拡大交流委員会の会議がある。今度 BBQ 大会があるそうで、その際の役割分担だそうだ。体調も悪いことだし欠席しようと思ったが、この会合はいるだけで面白いし、やるべきことはさっさと済ませて、じゃぁ飲みに行こう、となるので雰囲気が好きである。行くことになるだろう。その前に薬を飲んで、咳止め、鼻水、のどの痛みを抑えておこう。




「祐二郎」くん、果たして我が家にやってくるのだろうか?? 犬の名前である。まだうちにやってくるかどうかわからない。センターに問い合わせて、現在の飼い主さんの連絡先を教えてもらった。本人と直接話してみると、これがいい人。「そのワンちゃんはかわいいですか?」などこちらの愚問にも喜んで答えてくれた。「クビのところに白い模様があって、目がクリクリしていてかわいいですよ」とのこと。ただ、今先に予約というか、別の人から連絡があって、そちらの人からの連絡待ちという状況だそうだ。つまり、早い者勝ちではないが、1 週間ほど前、先に連絡してくれた人が別の犬を見つけたり、犬を諦めてくれれば、今回俺がゲットできることになる!

名前はもう決まっていて、「祐二郎」である。お父さんになるにはちょっと…と思って、弟分とすることに決めた。最初は、名字も新たに考えて、例えば「石原祐二郎」とか、「Jean-Jacque 祐二郎 Debussy」とか、「Iwan Iwanovitch 祐二郎 Kane Kosugi」とかも考えたのだが、友人情報によると、それは狂気の沙汰だ、ということで思いとどまった。

今日の夜には連絡が入ることになっている。ただ自分の留守中 (商工会議所のミーティング) に連絡があることになるので、家に帰るのが楽しみでもあり、ちょっと怖い感じもする。うまくいけば、明日から犬のお兄さんである。[新しい弟の追加(A)...] ボタンをクリックしたような気分。いやもちろん生命あるものとして、しかも弟分だからかわいがるつもりである。甘えたいときは甘えさせてやって、こっちが甘えたいときは甘えてもらう。(普通の兄弟でそんな関係あるか? これじゃまるで恋人同士じゃないか! しかも同性愛ということになる?!)

いやいや、Don't count chickens before they are hatched. という諺 (日本語で「捕らぬ狸の皮算用」といわないところが、FrenchWolf ならではで好感が持てる) もあるとおり、NG だったときのショックを緩衝するものとして、何か考えておかねば。



2002年05月08日(水) 異風園。アマゾンからの贈り物。


水曜日。

そういえば、昨日の日記何を勘違いしたか「月曜日」などとぬけぬけと書いていなかっただろうか。気のせいならそれでよいのだが…。

昨日の夜は、『異風園』での料理に満足し、あたかも記憶喪失になるかのごとく、倒れ込んで眠りの世界へという始末だった。幸せな一晩だったなぁ。

さて、今日はうってかわって朝から頑張りましたよ。仕事です。最近外注さんにお願いすることが多くなってきて、自分では最終的なチェック・編集作業をやることがメインになってきた。キャッシュ フローは増大しているが、営業利益としてはどうだか、いささか疑問が残る。粗利で考えてみればまずまずといったところなのだが、自分の手間を考えると微妙な線である。

当然朝食は『ライフスタイル革命 (Fit for Life)』に則った果物中心の生活。ミキサーでが〜っとかき混ぜるだけである。その後は翻訳にとりかかった。が、昨日病院でいただいた咳止めの薬と、咳止めに効果的と言われている抗生物質、さらに鼻水の軽減ということでポララミンが処方されており、これらはすべて睡魔となって襲ってくる。午前中はまたもや二度寝ということで終わってしまったといっても過言ではない。

ただし、寝ていても人間、基礎代謝 (俺の場合極端に少ないだろうが) があるから、エネルギーは消耗しているはずである。という言い訳のもとで昼ご飯に選ばれたのは、驚くことなかれ、またもや『異風園』である。昨日帰り際、また来ますね、とおかみさんに声をかけた以上、礼儀もあるし約束もある。が何よりも、味である。あの味は、M 市の『味平』を上回る代物だ。



Amazon.co.jp から数々の書籍。だいぶ前に注文しておいて、忘れた頃にやってくるのが Amazon のよいところでもある。今回は、タガログ語と英語の両方向の辞書。それから、観葉植物で部屋やオフィスの空気を清浄する方法についての洋書。さらに夕方には、タガログ語の入門書 (洋書) が届いた。まだ目を通す時間はないが、読まなければならない本リストの上位にランクインである。



2002年05月07日(火) ギャンブルの成果。勝ち組の俺。


月曜日。

GW も終わり、サラリーマン、サラリーウーマンも仕事に復帰だろう。こちらは特に変化はなし。昨日納品に失敗した作品の仕上げをして、ファイル形式を変換して保存したり、PDF 形式にしてフォントを埋め込んだり、考えられるあらゆるフォーマットで送信しておいた。確認の意味でアメリカまで電話をかけた。いやぁ、国際電話も最近はだいぶ慣れてきたが、それでもやはり緊張するものである。商売柄話せて当然、という向きもあるかもしれないが、実際そううまくはいかない。相手の表情が見えない電話ではなおさらである。無事目的の相手と通話することができ、要件も伝えられた。これだけでも十分の満足感が得られた。

そして、昨日宣誓したとおり、病院に行ってきた。本来麻酔科が専門の先生が田舎で開業したのだが、看板にはありとあらゆる科目が羅列されている。先日車のドアに指をはさんで (そういえば、このことについて日記には書いていないような気がする) 以来、爪に無惨な傷というか、内出血の跡が残されており、また先日東京に出かけた際に左目に赤い模様ができたこと、今回のメインテーマであるのどの痛みなど総合的に診察してもらった。いただいた薬はもうおなじみである。先生が気を遣ってくれて目薬をサービスしてくれた。といっても無料になったわけではない。いつもどおり、待ち時間はもちろん、診察も簡潔に要点に的を絞ったもので、会計もスムーズ、院外薬局での処方箋処理プロセスも迅速。正味 1 時間程度で家に戻ることができた。

その後、今日が 5 月 5 日以降はじめての銀行営業日であることをふと思いだし、口座残高をチェック。きちんと入金されているではないか。嬉しい! すると母親からの依頼が飛び込んできた。ちょっと遠いところにある銀行にお出かけである。スタッフに運転手をお願いし、用事を済ませて帰ってきたらもうお昼である。

昼ご飯は家でふつうに食べた。その後仕事に取りかかるはずだったのだが、これまで未請求だった海外の取引先へ請求書を送付することにしたため、かなり手こずった。というのも一件ごとに発注書が送られてくるのだが、こちらは数件分をまとめて一枚の請求書に仕立て上げる。ということは、漏れや重複があってはならないのはもちろんである。慎重に作業していたせいもあるのか、気がつくと夕方。ここで新たな仕事が発生。ん〜。大変である。

そして、夕食。詳しくは後述。

家に帰ると、満腹感と幸福感で満たされ、ばたんきゅーだった。最近このパターンが多いような気がするのは気のせいだろうか。否!




大発掘。新規開拓。茨城県 I 岡市の穴場的グルメ スポット。その名も『異風園 (yi-feng-yuan)』という中華料理屋さん。ラーメン屋というのともちょっと違うし、定食屋でもない。高級中華レストランかといえば、決してしきいの高いものでもない。むしろ庶民的な価格で最高の味を提供してくれる、きわめて良心的なお店である。店長は上海出身の女性。あと店内には日本人スタッフがチャイナ ドレスを身にまとい接客と厨房を往復している。

今日注文したのは、坦々麺、野菜サラダ、チャーハン (スープ付き)、鶏の唐揚げ、麻婆豆腐丼である。といってもまさか俺一人で全部を平らげたわけではない。念のため。

この店は、国道6号沿い、貝地の交差点をすぎてすぐの右側にある。一緒に行った友人と話していたのだが、お店には繁盛してもらいたいが、有名になりすぎてもらっても困る、という微妙な気持ちだった。雑誌の取材などは断ってもらいたいし、今の味で口コミや自分の友達をどんどん紹介して連れて行って繁盛させるなどしたいところである。

中国語で会話できたのも嬉しかった。



2002年05月06日(月) 風邪引いた〜。間違いなし。


月曜日 (振替休日)。

どうやら本格的に風邪を引いたもよう。不摂生な生活を送っているわけではない。むしろ「革命」的な生活である。体に害があるとはとうてい思えない。ただひとつ心当たりがあるとすれば、2 〜 3 日前、寝る寸前まで寝室の窓を開けっ放しにしていたことことである。なぜそんなばかげたまねをしたのか、自分でも理解不能なところがあるが、おそらく風呂上がりで体がほてっていたとか、部屋に紫煙が立ちこめていたとか、そのあたりの理由だったと思う。

昨日の夜は友人と 4 人でまとめてチャットして、非常に面白かった。あまりに没頭しすぎて、本来仕事をしなくてはならなかったものの、それを終える前に、眠ってしまったのである。大問題ではないか!

今朝 10 時までの仕事なのだ。クライアントが日本からアメリカ合衆国ニューヨークに発ってしまう関係上、納期はなんとも調整しがたい状況。朝 6 時から集中して作業に取り組み、10 時はすぎてしまったが、11 時半ごろに納品完了。ところが、後でチェックしてみると途中の部分がすっぽりと抜けていることが判明。これは他ならぬ俺のせいで、翻訳者からは、すべての訳文が小分けにされて複数ファイルできちんと納品されていた。問題は俺がこれらのファイルをとりまとめ、ひとつの大きなファイルにする際、取りこぼしがあったのである。その旨、空港に向かっているクライアントに急いで電話で伝え、結局一番避けたかった事態に突入してしまったのである。そう、海外へ日本語のデータを送るというものである。いざとなったら、PDF を作成して、フォントを埋め込んだり、必要であれば日本語フォントのダウンロード サイトへのリンクを指示したり、最悪の場合、画像ファイルとして送信する必要があるだろう。念のため、DHL、FedEx、郵便局の EMS (最近この単語を聞くとどうしても、アブトロニック系のダイエット グッズが先に想起されてしまう)、クライアントの滞在先へ FAX を入れておくのも必要だろう。

さて、午後。体調が悪化してきていたのだが、今日はビジネスで同業者とトップ会談が予定されていた。はるばる千葉からうちまでご足労いただいて、いろいろと勉強させてもらった。発想の転換というのが、今後のキーワードになるだろう。

夜、またしても、食事の後すぐ睡魔に襲われてしまった。明日はきちんと病院に行こう。この痛みからすると、去年の 3 月に点滴を受けたときと同じ程度だと思われる・・・ということはほぼ点滴される可能性は 100%。点滴は格別痛いわけではないし、苦痛ではないのだが、下手な看護婦さんに針を刺されると、後で青く腫れ上がる。体が資本の俺としては、できればお上手に対処してもらいたいところであるが、それは贅沢だろうか?



NHK『さくら』。 番組最後に放映される、単語の紹介コーナー。以前紹介したとおり、半年間放映される番組、およそ 26 週である。アルファベットの文字数になんと一致しているではないか。


Apple
Balloon
Candle
Door
Earth
Family






2002年05月05日(日) うそ、マジ?


日曜日 (こどもの日)。

久しぶりに家でゆっくりとしていたような気がするが、よく覚えていない。何をしていたのだろうか。



神様からのプレゼント? こどもの日を記念してきっと神様がことを進めてくれたに違いない。今日の夕食を済ませた某ファミリー レストランにて、万券で支払ったところ、なんとおつりに 2000 円札が! 自分のものとして入手したのは初めてである。感動この上ない。無邪気にはしゃぐ俺を傍らにした同僚の視線には厳しい辛辣なものがあったのは気のせいか。

今日日、新 500 円硬貨では感動しない。微動だにしない。が、2000円札となると話はまったく別次元である。これは額縁に入れて飾っておくか、あるいはラミネート加工 (これは合法だと思うのだが) して、お守りにすべきか・・・悩むところである。今は机の上のカレンダーに挟み込んである。


新しいパソコン ラックの購入。最近、出費が多い。いやむしろ正確には、衝動的な買い物が増えている気がする。気のせいではなく、銀行の残高、クレジットカードの利用使用履歴を確認すれば明らかなことである。

ただ、このラック在庫がなかったため、取り寄せてもらうことにした。この電気屋さんとはもう顔なじみ。特に家電コーナーには 2 人も仲のよい (と俺が勝手に思っているところのものの) スタッフがいる。一人はチーフ。もう一人は若造。チーフは値段交渉に、若造はフットワークの軽快さ (軽薄さという噂もちらほら) でうちまで組立に来てくれたり、なにかと融通が利く。今回も、入荷したら若造くんに届けて組み立ててもらう@無料の予定である。




2002年05月04日(土) 寿司職人の見習いになれる? エビの皮むきはマスターしました (たぶん)


土曜日。

今日は例の身内の宴会@我が家である。俺はそもそもその宴会の主旨とは無関係であるため、元寿司職人のスタッフに用意を任せた。朝から買い出し、準備など忙しい。

ただ、風邪を引いたらしいのである。いつもと同様、のどが痛くなり、大変である。また鼻水が止まらない。ポララミンが手元にあればすぐ対処したのだが、あいにく祖母の実家で下ごしらえの手伝い (邪魔? という説もある) をしていたため、鼻水を軽減する手だてがなかった。やむをえず、のどに直接スプレーして炎症を抑えるタイプのもので我慢することにした。これが、ひと噴きするだけでもかなりのどにひどい痛みが走る。それだけ炎症が進行していたということだろうが、とにかく薬で治癒または治療されていると思うだけで満足してしまう。痛いのに変化はないのだが。痛い痛いとわめきながら何度もぷしゅ〜、ぷしゅ〜とスプレーしているのをスタッフに見つかり、「ひょっとしてキャップ (オフィスではそういうことになっている俺) は、マゾっすか?」だとさ。笑わせていただきました。マゾではありません。

準備も佳境というところで、そろそろ昼食に。食べに出かけてもよかったのだが、もう面倒になってしまい出前を頼むことにした。電話の近辺で一番目のつく場所に置いてあった『大番』なる店から、カツ丼、チャーハン、ラーメンを注文。電話をしたと思ったら、すぐ毎度〜の声が。5 分くらいしかたっていなかったのではなかろうか。ちょうど昼ごろ電話したものだから、てっきり 40 分、下手すれば 1 時間くらいかかるだろうと覚悟していたのだが、よい意味でこの期待は裏切られ、やおら食べ物にありつくことができた。食事も終わり、胃も満たされると当然やってくるのは睡魔である。これに堪え忍んで (またまた大げさな)、役に立たないヘルプの仕事。

午後一度足りない食材を買い出しに行った。スタッフの食材選びに対する審美眼。食材を目の前にしたときの鋭いまなざし、真剣な表情。料理の世界もやはり厳しいのだろうなぁというのが実感として湧いてきた。ありがちなことだとは思うのだが、自分の専門以外については、とかく門外漢であることをいいわけに微に入り細を穿つように観察する習性は人間にはないのかもしれない。いや俺だけかもしれないが、新たな発見である。仕事、商売としてやっていくには、何事にもそれなりのパワー、その仕事に対する意気込み、気合いなどが必要になるのかもしれない。精神論的な議論は好きではないが、なんとなく感じてしまったものだから、しかたがない。



2002年05月03日(金) 革命の日々


金曜日。

朝起きて革命を起こし、いつもどおりの日が始まった。フリーランスにゴールデン ウィークなど関係ない。むしろ、クライアントは休日になるため、ゴールデン ウィーク前にたんまり発注しておいて、休み明けの納品を希望するケースが多い。ということは、いつもにもまして忙しいということである。

午前中はまじめに仕事。お昼は、スタッフ 2 人とラーメン屋へ。激辛冷やし中華を頼んだのだが、味がちっとも辛くない。自分なりの味付け、こしょう、ラー油、酢で整えてようやく食べられる代物に仕立て上げた次第である。

夕方ちょっとした昼寝をしたが、食事までまた仕事漬け。そして夕食後、明日身内で開催される宴会のための下ごしらえということで、スタッフ (実は料理人もかねている逸材である) と某地方大都市に向かう。

家に戻るともうそろそろ眠りが訪れる時間帯。最近仕事のペースはそれほど速くはないものの、充実している。なぜか体にエネルギーが満ちあふれている。これも『革命』のおかげだろうか。笑。




2002年05月02日(木) IT オフィス


木曜日。

休んでいると曜日感覚も、日付、時間の感覚もどんどん失われていく…。

SkyPerfecTV のチューナー、アンテナを設置したことは話しただろうか? 無事にいろいろなチャンネルが楽しめるようになった。電気屋の若いにいちゃんとも友達になり、今後飲み会や合コンなどがあるときには、「声をかけてくれなければ、今後お店では買い物をしない」という冗談とも本気ともとれるソフト脅迫をしておいた。

さらに、今日は有線放送でおなじみの USEN から、サウンド プラネットという CS を利用したサービスの設置工事があった。ベランダには、SkyPerfecTV と このサウンド プラネットの 2 つのアンテナがインストールされ、寝室にはスカパー、オフィスにはサウンド プラネット。なんだか徐々に居心地のよい居住空間が完成しつつある。

そういえば、こっちに引っ越してきてから 1 年以上経ったのだ。そのわりには、押入の中身などいまだ整理ができていない部分も多い。今日は、スピーカーやテレビ、ビデオなどの配置と、スタッフの作業場を確保するため、夜中に大掃除大会を繰り広げた。まだ完成してはいないが、前より 100 万倍くらいスッキリとしており、いつお客さまが見えても問題ない。もしよろしければ、是非遊びにどうぞ。ただし職場なので、おしゃべり厳禁。下手にこの部屋に入ると、無理矢理仕事を押しつけられる。それは、うちのスタッフに聞いてもらえばわかるだろう。(笑)



ポトスの生長。かなりスピードが速い。一日太陽の光の届く場所、ベランダに置いておくと、新しい葉っぱがどんどん増えていく。これは決して誇張したものではない。毎日、新しい葉っぱが次々に生まれているのである。間引きというか、葉っぱでちょっと古くなったものは、根元に近い方から引っこ抜いて、水栽培。しばらく様子をみないとわからないが、これで株分けができるらしい。家中ポトスだらけになってしまうではないか!




2002年05月01日(水) メーデーだから休憩?


水曜日。

昨日ビデオを買ったのはご存知の通り。これをどうしても使ってみたかったため、朝 7:15 からの BS2 と 8:15 からの NHK 総合で『さくら』を予約してみた。起きたのは、ちなみに 7 時 20 分ごろである。そう、これすなわちリアルタイムで放映をみようと思えば、いくらでも間に合う時間だったのである。とにかく、ビデオを使ってみたかっただけである。

朝食も快調に革命をベースにしている。

ここ数日間は、仕事から離れて自由な時間を満喫しようと思っている。


French Wolf |MAIL

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