French Wolf の日記
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2000年11月30日(木) 軽い腰痛の治療法発見〜男性用

腰痛がひどかったのは周知のとおり。今日会社でふと気づいたことなのだが、意外にも普段ズボンに通しているベルトが腰痛の軽減に一役かっているようである。タイトルに「男性用」と書いたのは、男性と女性でベルトを締める位置が微妙に異なることが多いからである。男性は多くの場合医学的な腰か、それよりもちょっと下にある腰の骨のあたりでベルトを締めるだろう。それに対して、女性は人によって有無があるだろうが、胴体でもっともくびれた部分でベルトを締めるものと思われる。French Wolf の直感だが、「ウェスト」と「腰」は違うものを意味しているような気がしてならない。女の子はウェストでベルトを締め、男は腰でベルトを締める、という具合である。

さてさて、ベルトがいかに腰痛に効くかというと、正直告白して理屈はわからない。が、ベルトを腰周りで多少きつめに締めると腰に適度の圧迫が加えられて、痛みが軽減したのである。これは体験談だから裏づけとなる理論は必要ない。(もっとも万人において奏効するかどうかは保証できないが。) 自分なりの理屈をつけてみると、ベルトが腰の周りの凝り固まった筋肉を、そして痛みを感じる痛点をある程度固定する役回りを演じているのではないか、と考えられる。ギプス (「ギプス」か「ギブス」かで悩むところだが) で骨折や捻挫を固定することを考えると、理にかなっていると思われる。

最近会社での仕事が終わって家に戻ったあとも忙しく、夕食をとる暇もない事が多い。そのせいか、ベルトが今までの位置ではゆるくなった。これすなわち、痩せたということである。そこで、今までよりひとつきつい穴でベルトを締めて上のような結論に至った次第である。読者賢者諸氏はどのように思われるのだろうか? ご意見は、下にある「Mail」をクリックして French Wolf に情報提供をお願いしたい。

明日は会社で一大イベントがあるため、若干緊張気味である。詳しくは明日の日記で紹介することにしよう。


2000年11月29日(水) 狙われたホルン吹き

いやぁ、久しぶりにオーケストラの練習に参加した。何と言ってもブラームスの 4 番である。(ここだけの話だが、曲に惹かれて楽団に復帰しようと思ったのである。) ご存知のとおり、ホルンは通常 4 本で演奏する。1 番と 3 番が高めの音域を担当し、2 番と 4 番がそれぞれ 1 番と 3 番の下の音域をつくり、1 + 2 番チームと 3 + 4 番チームでアンサンブルを奏でる仕組みである。

この曲、どのパートもそれはそれは美しい旋律や逞しいファンファーレ的メロディーなど好き嫌いで選べる次元の話ではない。がしかし、やっぱり (自称) 上吹きの French Wolf としては、是非 1 番か 3 番を、と思っており、もっと素直に告白すればやっぱり 1 番を吹きたいと思っていたのである。

19 時開始の練習に間に合うどころか、余裕綽々で練習会場にたどり着き、他のホルン吹きが現れる前に 1 番の譜面を全部もらってまえ、ということで、会社を 17 時過ぎに出発し、現地には 18 時前の時点ですでに到着していた。当然ながらオケのメンバーは誰も来ていない。「しめしめ・・・」なんて思いつつ、譜面の在り処を探してみたのだが、あいにく誰も来ていないのだから当然譜面も用意されていないわけで・・・。

とにもかくにも、18 時を回った頃から、ようやくボチボチ人が姿を見せ始め、譜面も登場した。ラッキーなことにまだ他のホルン吹きはやってきていない。「ファーストいただき!」という感じでまさに言葉どおり譜面に飛びついた。なんとなく個人練習をしているとゾロゾロとみなさんのお出まし。ホルン吹きも着々と増えてきた。と同時に疑問が脳裏をよぎる。「果たして、自分がファーストを吹いてもよいのだろうか?」というのも前回はもろもろの事情があって演奏会そのものに参加していなかったのである。突然復帰したどこの馬の骨とも知れないヤツにファーストを乗っ取られたら他のみなさん、あまりいい気持ちではないんじゃなかろうか・・・。基本的に小心者なので、とりあえずホルンのみなさんの意向を聞いてみた。

なんと素晴らしいホルンの人々! 特に悶着も起きず、1 番を吹かせてくれると言うではないか! 幸せ〜。指揮者の先生も他のパートも、もちろんホルン パート内部でも、パート争奪戦が繰り広げられるのは必至だったため、1 番を勝ち取れた瞬間は至福のかぎりだった。

と思うのもつかの間、やはり 1 番は難しいのである。いや、もちろん他のパートも難しいのは重々承知しております。(← これを書いておかないと某 A 子に「まったくもぉ、ファースト第一主義なんだから・・・」と言われてしまうし、実際どのパートも大切なのは百も承知の上!) 緊張するし、疲れるし、もちろんきれいなメロディでは自分なりに美しく吹く努力を怠らず、朗々と歌い上げるところはそれらしく、悲しげなところは涙を流しつつ・・・。(そんなことを本当にやっていたらプレーヤーの身が持たない・・・。)

とにかく楽しかった。練習は 1 楽章から 4 楽章までをさらりと通して、指揮者の先生の気になったところを繰り返し練習した。今日は初見大会だったから、まぁこんなところか、というのがみんなの感想であろう。

今後は練習で皆勤賞をとらなければ、いつ 1 番の座を奪われるかわからない。

そう、練習を一回でもサボれば即、その座から引き下ろされ下手すると曲に乗せてもらえなくなるかもしれない。まぁ、温和な人が集まっているホルン パートならそんなことは決してないとは思うが・・・。それでもやはり、練習に来なくなったら当然パートの割り振りも変わってくるだろう。

大学時代よく冗談で言い合ったものだが、おいしいソロがあるパートを吹く人のマウスピースには本番当日に毒を盛る。冗談だから多少大げさかもしれないが、それくらいの覚悟で戦いに挑まなければならないのである。今の自分も例外ではない。背後に気をつけ、尾行しているものがいないか、怪しげな人影が隠れていないか、食器にはシルバー製のものを使い毒物が混入されていたら変色するようなカラクリを設け、つねに細心の注意を払わなければならない日々が続きそうである。


2000年11月28日(火) 甘かった・・・在宅勤務の落とし穴

く〜。残念だ。でも当然と言えばそのとおりかもしれない。というのは、昨日自宅で作業し、今日出社してみると人事の人からメイルが来ていて、「在宅勤務は原則的に認められておりません」とのお達しが届いた。直属の上司が OK と言っているのだから、いいのだろう、と思っていたのだが、大間違いだったらしい。もっとも、大目玉を食らったわけでもなく、先方も「細かいことを言うようで申し訳ないんだけどね。French Wolf さんだけ認めるとなると、周りからの反応もいろいろあるわけで、なにしろ在宅勤務を認める体制が整ってないからねぇ。来年の 1 月早々には French Wolf さんの担当している R&D の上司が他の会社からやってくるから、そのときにでもまた改めて考えてみたいと思っています」と。

確かに先月は 2 週間ほど自宅で仕事をしていたから、その間に「なんであの人だけ?」と思った人も少なくないはずである。そんなに長期間にわたって自宅で仕事をするなんて、今までの人生でそのときが初めてだったのだが、周りの人からみたら、そんなことはどうでもいい話で、今現に French Wolf が在宅勤務をしていることを快くは思っていなかったのだろう。(というのも、人事の担当者からメイルが来たとき、他の人から問い合わせがあった、ということが書かれていたから。)

じゃ、腰痛で自宅内をウロウロすることはできて、パソコンもきちんと操作できるけど、通勤はできない場合どうするんじゃい、なんて思ったりもした。が、そういうときはおとなしく有給休暇を使えばよいのか、とも思う。がしかし! 正式には 9 月入社の French Wolf には、今年の最後まで毎月 1 日の計算で合計 4 日間の有給休暇しかもらっていないのである。腰痛がそんな簡単に収まるわけもないじゃないか!

とはいいつつも、まだ逃げ道はある。週末の作業に関して、人事の人は何も言及していなかった。ここを突いて、今後は週末の自宅作業で代休を蓄積する方向に転換しよう。

ふ〜。人生甘くはないね。


2000年11月27日(月) 腰痛

昨日の夜また腰の調子を壊してしまった。原因はわからない。ちょうど一ヶ月ほど前にギックリ腰で会社にいけなくなってしまったときは、風呂掃除が直接的な原因だったが、今回は何らかの動作がきっかけで腰が痛くなったというわけではない。ただ、胸 (腰?) に手を当てて考えてみると、週末持ち帰った仕事をノートパソコンで、しかも布団でうつぶせになって作業していたのが、負担になっていたのかもしれないなぁ、と思う。

そのおかげで、今日は自宅で作業。仕事は無事にこなせるのだが、動くと腰が痛い。いや、今書きながら思ったのだが、正確には腰というよりも腰の前である。臍と腿の付け根を結ぶ直線の中点。

昼ご飯を買いにいったときに、薬屋に立ち寄って効きそうなものを物色した。その結果目にとまったのが、ピップエレ○バンの親戚のような薄い小さな銀紙の格好をした湿布である。意外にこれが気持ちよい。貼ってからしばらくして、ジワジワと患部が温かくなり、今では熱を帯びてちょっと熱いくらいになっている。きっとなんかの成分が患部を温め血行を促進しているに違いない。

実は昨日の夜はもうひとつ大きなイベントがあった。夜中の 11 時半。これがまず第一次災難。吐き気と便意を催したのである。トイレに駆け込んだときは、顔面蒼白だったから、朦朧としている意識のなかでも「貧血かな」などと考える余裕があった。吐き出すものを吐き出し、便を出し、再び床に戻った。が草木も眠る丑三つ時第二次災難。これまた吐き気。しかし吐くべきものがもう胃の中には残っていなかったため、ただひたすら頭を低くして、足を高い位置に保ち、脳への血流を促した。

これらの災難だけならまだしも、布団からトイレに移動するのにも相当の努力が必要だったことはいうまでもない。なにしろ腰痛を患っていたのだから…。


2000年11月26日(日) 仕事 + 昼寝 + 読書 + (怪しくない) キリスト教

日曜日だというのに 7 時前には目が覚めた。もっとも昨日の夜、10 時前には寝ていたのだから十分な睡眠をとったことに変わりはないのだが。

今朝の朝食は、ラーメン。最近めっきりラーメン通である。といっても食べるのは週末、祝日、そしてそれらの前の晩である。先週買出した卵の賞味期限が 12 月 3 日 (ところでこれは、母の誕生日なのだが) ということもあり、また平日の夜は青魚系の缶詰以外食べ物 (ビールなどのアルコールは除くという意味) は口にしないことにしている都合もあり、さらにうちのキッチンは、キッチンと言うには大げさであり、マンションの建築法上の事情もあり、電気コンロである。つまり、卵を消費しなければならないというノルマがあるにもかかわらず、卵料理で実際に作れるメニューにはおのずと限界が生じるというカラクリである。

フライパンを使えば、野菜と卵をいっしょに炒めたり、チャーハンを作ってみたり、さまざまなヴァリエーションが楽しめるのは重々承知の上。だが、こうなると油は避けて通れない問題になる。要するに、油もので後の手間がかかる、というそれだけの話なのだが。

とどのつまり、ラーメンが一番手っ取り早く卵を消費するワザなのである。ということで、卵入り、その他の具は一切なし、のラーメンがマイ ブームというところである。

さて、朝食後は会社の仕事に取り掛かった。Windows 用のソフトのオンライン ヘルプを作成するという作業なのだが、ベースとなるリッチ テキストはほぼ完成しており、この週末は、ファイル中の文字列の微調整をするのが目標だった。ただ印刷物になるマニュアルからヘルプ ファイル用のテキスト データを抽出し、いわゆるコピー & ペースト 作業をしなくてはならなず、さらにコピー元のファイルにさまざまなビットマップ画像が埋め込まれているため作業に必要となるファイル サイズが尋常ではなくなってしまった。そのため、メイルであらかじめ必要なファイルを送信しておくこともままならず、金曜日に会社で CD を焼いた次第である。仕事は無事区切りのよいところまで進めることができた。持って帰ってきたときと同様、メイルで会社に送信することのできるサイズではないため、CD に焼き付けて今週末の任務終了である。

仕事が終わって肩の荷が下りたせいか、はたまた自然の摂理か、自動的に瞼が重くなり、加賀乙彦を読んでいるうちに睡魔に襲われ第一次昼寝に突入した。

目が覚めたのは 11 時半。日曜の朝をのんびり迎える人々にとって、この時間帯こそ起床にもっともふさわしい時刻なのかもしれない。ひょっとすると、日曜の午前の存在を知らない人も少なくないのだろうか。いずれにしても、朝ご飯をとり、仕事を終え、読書もして、昼寝から目覚めて 11 時代というのは、世間一般からして、おトクな日曜の午前の過ごし方かもしれない (と思った方が French Wolf 的に賢明でしょ)。

昼ご飯はカレーライス。昨日の夜、最近家でお米を食べる機会が少なくなったことを案じて、米を研ぎ、十分な水分を米の隅々にまで行き渡らせた挙句に「炊飯」ボタンを押したのである。カレーの方は、インスタントである。が、カレー好きの我輩にかぎってカレーの素材に甲乙をつけるなどという不届きな行為はご法度である。インスタントといえども、自分で一味唐辛子、ラー油、タバスコなどで味を調えれば自分好みのカレーが出来上がる寸法である。(カレーにラー油やタバスコと聞いて驚いている読者がいらっしゃったら、お試しあれ。きっと驚くほどの美味に腰を抜かすこと請け合いである。)

食後眠くなるのは誰しも同じだろうが、週末の自分の場合この傾向がおぞましいほど顕著である。またもや睡魔が襲ってきて、第二次昼寝に突入。その前に、きちんと加賀乙彦を読み進めているあたりが好ましい傾向だろう。

目覚めて午後 3 時過ぎ。今週は水曜日は祝日前夜でスーパーのポイント 3 倍デーに乱入できず、また昨日の土曜日もホルン アンサンブルで疲れきって家に帰ってきたため買い物する気力が残されていなかったため機会を逸した。ポイントは通常どおりだが、致し方ない。スーパーに出かけて、生活に必要な物資を購入した。



そうそう。昨日の夜、友人から怪しくない教会についての情報、綿密なリサーチ報告をもらった。自分はエセ クリスチャンである。ただキリスト教の教義に惹かれており、それを信じることによって自分の人生がより豊かになるかもしれない、という思いを抱いているにすぎない。そもそも自分のキリスト教に対する興味は、文学から始まった。三浦綾子、遠藤周作である。彼らの文学作品を読むにつれて、まずは神に対する理不尽さを感じた。その後三浦綾子の聖書入門書で聖書の現代にあい通じる部分に興味深さを覚えた。そして、最近の加賀乙彦の「永遠の都」である。今後、友人が提供してくれた情報を元に怪しい宗教を避け、ちょっとキリスト教の世界を垣間見てみようというところである。


2000年11月25日(土) ホルン アンサンブル

7 時に目覚めた。昔懐かしポンキッキを見て朝食。朝からラーメン。そして、仕事を少々こなす。読書をしているとあっという間に 10 時。今日は午後からホルン アンサンブルの練習が三鷹であり、その前に A 子とランチの約束があったため、慌てて髭剃りと寝癖直し。

東西線にて三鷹へ。ビールで有名なラ○オンにてチキンカレーと大根サラダを食べた。ライスの大盛は無料ということだったので、大盛にしてもらったのだが、思ったより量が多かった。いや、胃が徐々に縮小しているのかもしれない。んん〜。よく考えるとそうでもないか。A 子が朝食を摂ったばかりということで、ピザを注文したのだが、その大半をノルマに課されて、それが胃を圧迫したというのが正解だろう。

さて、ホルンである。楽しませてもらった。面白かった。意外と時の経つのが早く感じられた。きっと意識下レヴェルでも本人が満足しているに違いない。来週も練習があるがあいにく参加できない。次回参加するのは、12 月の中旬。その後は忘年会もあるということで、今から楽しみである。

それから、ブラームスの譜面を貸してくれた A 子。どうもありがとう。


2000年11月24日(金) ブラームスとワーグナー

にわかに自分の中で音楽熱が高まりつつある。今朝は出勤途中、ブラームスの交響曲を聴きながら、スコアに目を泳がせていた。それに、昨日の夜もエンドレスでワーグナーのローエングリン ファンタジー (8 本のホルンのために編曲されたもの) を聴きながら眠りの世界に誘われた。

積極的に音楽の世界に再び舞い戻ろうとしている裏には、何らかの心理的状況の変化があったのだろうか? 自問してみる。確かに今日はいつもより一日早い給料日だった。が、それだけでは説明にならない。

いずれにしても、今日は明日のホルンアンサンブルの練習のために、早々に会社を引き揚げて、洗濯物を片付けた。その間、日曜日に自宅で作業しなければならない会社の仕事の整理に取り組んだ。

一時的に躁状態になっているのだろうか?


2000年11月23日(木) カレーライスと聖書

目が覚めたらもうすでにお昼過ぎだった。友人にコーヒーを淹れてもらい、朝のひとときクラシック音楽談義に花が咲いた。

カレーが無性に食べたくなり (昨日も焼肉屋で食べたことなんかすっかり忘れていた!)、自宅近所にある名古屋発の CoCo壱○館に出かけた。野菜カレー、辛さ普通、400 グラムと野菜サラダを発注して、テーブルに置いてある「特製スパイス」をふんだんに振りかけて食べた。こうすると、1 辛や 2 辛にして追加料金をとられるよりも、安く辛いカレーを食べられるのである。裏技。

ここで、友人とは別れ、ここ数週間買おうと思っていた聖書を古本屋で仕入れた。かつて大学時代に持っていた聖書は、アメリカに住んでいた頃ルームメイトの M の睡眠導入剤としてあげてしまったのである。不覚だった。

何でまた今ごろ聖書に再び目覚めたかというと、今読んでいる本の影響が強い。加賀乙彦の「永遠の都」である。筆者がクリスチャンかどうか定かではないが、登場人物に経験がキリスト教徒が登場するのである。日清戦争、日露戦争後の昭和初期が舞台であり、戦時中の主義者やキリスト教信者に対する弾圧や理不尽な迫害が時代の風潮であったのにもかかわらず、自分の信仰を全うするべく、警察の度重なる拷問にも負けず強い意志を貫き通した「菊地夏江」とその夫「菊地透」に惹かれたのである。

古本屋で買ったというのもまた何かの縁かもしれない。新しい聖書を本屋で購入するくらいたいしたことではない。もっとも、かつて友人から「聖書は買うものではない。もらうものだ」といわれたこともあるが。いずれにせよ、古本屋に聖書を売った人には、いったいどのような経緯があったのか。大学の授業で必要になったから聖書を買ったものの、その後信仰がなく売り払った人かもしれない。敬虔な信者であったのにもかかわらず、生活苦のためやむにやまれず聖書を手放したのかもしれない。


2000年11月22日(水) 焼肉食べ放題・飲み放題 + 飲み会

仕事が終わってから、友人と池袋にあるカルネステーションという肉のハナマ●が経営している焼肉屋に出かけた。ランチは、焼肉食べ放題で 970 円、ディナーにはさらにビール (自分でジョッキに注ぐ)、カクテル (自分で調合するからアルコールの分量もお好みに応じて調節できる)、ワイン (これは氷の入った水槽にプカプカ浮いている)、ソフトドリンク (マク○ナルドなどにある機械を自分でいじってゲット)、水の飲み放題、さらにお寿司の食べ放題がプラスされて、2,900 円。タラバ蟹と特製霜降牛肉の食べ放題をつけると (たしか) 3,900円。

今回は、スタンダードに 2,900 円の食べ放題・飲み放題コースを選択。90 分の時間制限はあるものの、飲兵衛の French Wolf は、ビールをジョッキ 4 杯ほど、焼肉少々、カレーライス、お寿司を堪能した。

この焼肉屋に行くときはお決まりのコースなのだが、行きはバスでもタクシーでも使う。ただし、帰りはお店から自宅まで歩く慣わし。歩いたところで 20 分もかからないのだから、食べた分・飲んだ分を多少なりとも消化するには適度な運動だろう。

自宅に友人とたどり着いてお茶など飲んでいると、別の友人から電話があり、新宿のいつもの店に繰り出すことになった。ここで、第一の友人とはお別れ。夜の帳が下りた新宿に繰り出した。

結局午前 2 時くらいまで飲み、自宅に友人と戻ってきたら 3 時前だった。酉の市、二の酉の前夜ということもあり、タクシーがなかなかつかまらなかったのである。あとは、爆睡したのはいうまでもない。


2000年11月21日(火) 繁忙期

昨日処方された薬がそう簡単に効くはずないが、今日はそれなりにテンションを維持できた。薬のおかげと思っていた方が幸せかもしれない。

明日会社に行けば、一日の小休止。会社の方は無難に進んでいるようにみえる。が、プライベート。最近突然忙しくなってきた。一日に数件の翻訳依頼が飛び込んでくることもまれではない。そのわりに我ながらよく頑張っていると思う。

今後週末もイベント目白押しになりそう。今から体力を温存しておかねば。楽器も練習しなくてはならない。ふ〜。趣味、仕事、生活一般、何をするにしてもエネルギーは必要なんだなあ、とひしひしと実感している今日この頃。


2000年11月20日(月) 鬱の悪化--原因不明--天気 (気圧) の変動のせいか?

最近やる気もないし、午前中から午後 2 〜 3 時くらいになるまで、脳が寝ている。体は起きているし、もちろん会社にも出かけて、人様と同じくらいのペースで仕事をこなしている (つもり) である。しかし、朝 4 時に起きるくせに、そんなに不毛な時間があるのは絶対自分の体・脳みそに問題があるに違いない、と思って今日は 8 時間労働の後、M 鷹のかかりつけのお医者さんのところへ赴いた。

症状を訴えてみる。自分の言葉で表現したつもりだったが、ふだん必要以上に医学書 (特に精神・神経系) を読み漁っているせいか、自動的に医学用語に偏った言葉が口をついて出てくる。まぁ、典型的な A 型であり、しかも神経症的傾向の強い鬱病患者である French Wolf をよぉくご存知主治医だから、俺がいくら専門用語を羅列してみても、ビクともしない。むしろ、自分の病気についてよぉく勉強している優等生のように扱ってくれる。(と思っているのは自分だけかもしれないが、本人がそう思って幸せなのだから誰も文句は言えまい。)

今自分を襲っている感情は、悲哀感である。午前中から日没前後までこの感情が訳もなく自分の心を陣取っている。はかなさ、ふがいなさ、やるせなさ、そういったネガティヴな感情・・・しかもその矛先はすべて自分の存在そのものに向けられている・・・に囚われている。まさに漢字が表現しているように、四方、いや天井と床も含めて六方か?、をその感情で塗り固められた壁に覆い尽くされている気分である。

診断の結果、クスリを調整することになった。Paxil という SSRI が追加された。夜だけ 10mg 服用ということなので、どれだけの効果が期待できるか、自分でもわからない。が、何もないよりは 100 万倍マシだ。抗鬱剤は血中濃度が命だから、今晩のみはじめても実際に効果が出てくるまでに 1 週間や 10 日間くらいは必要だろう。気長に待つしかない。


2000年11月19日(日) やっぱり爆睡と読書と爆睡の日曜

まったくどうしてしまったのだろう、というくらい、死ぬほど寝ている。起きたのが 7 時半で、その後チャルメ●ラーメンを朝食にした。それで、横になっているとまた睡魔が襲ってきた。寝てもぉた。起きたら、危ない危ない 9 時 40 分。大好きな礒野貴理子がでている「遅く起きた朝」が始まっているではないか。慌てて姿勢を正し、テレビに向かって正座。ちゃんと番組を満喫し、その後いいと●増刊号もちゃんと見た。

お昼まえにコンビニに買い物に出かけ、お惣菜系のパンをゲット。昼ご飯はチャル◎ラとそのお惣菜系パン。食べたらまた眠くなってきたが、今度は読書もしたかったので、今マイブームの加賀乙彦を取り出して数ページ繰ってみた。いつのまにかまたもや、夢の世界〜♪

起きたらもう午後3時。書き忘れたが、上の行動の合間には洗濯したり、乾燥機に放り込んだりというアクティビティも含まれている。そこで、ふかふかに仕上がったと思われる洗濯物を 1F のコインランドリーから救出。また眠くなってきた・・・。

普通春先に眠くなるもんだと思うのだが、自分はいったいどうしてしまったのでしょうか? んん。なぞが多く残るが、それでも夜は 10 時前に寝ていたからねぇ〜。困ったものだ。


2000年11月18日(土) 読書と爆睡の一日

友人宅から帰宅したのが午後 2 時すぎ。途中コンビニでミートソーススパゲティとマヨソーセージパンを購入したので、それを昼ご飯として食べた。

そうそう、それからぺり○のモニターとしての役割を果たさなければならないことを思い出し、ペ●エを 200 ml飲んで、インターネット上のアンケート回答サイトで感想を述べた。

その後、本を読みながら横になっていると、自動的に眠くなり、18 時ごろまでの記憶がない。たぶん寝ていたのだろう。(そうじゃなかったらそれはそれは、空恐ろしいことである。)

ポイント3倍デー、前回は雨のため逃してしまったが、今日はちゃんとウーロン茶の 2 リットル入り PET ボトル 2 本と牛乳 2 本、ギャバンの白こしょう (よくラーメン屋に置いてあるプロ用? のペッパーである) とラー油をゲット。

夜は、ビール 1 本と味噌ラーメン豆板醤風味 (というのは、自分で勝手に豆板醤を付け加えたから・・・)。それでまた、横になって読書していたのだが、10 時前には寝てしまったらしい・・・。あちゃ〜。


2000年11月17日(金) 疲れた

一週間の疲れが限界に達した。今日は朝 10 時に出社し、午後 3 時まで、というコアタイムだけの勤務。本当に最後のほうは倒れるか、というくらいになぜか疲れきっていた。

自宅にたどり着く元気がなかったため、近くに住んでいる友人の家に泊めてもらった。


2000年11月16日(木) 俺だって怒りを覚えることはある・・・今日は「怒」の日

朝から気分がすぐれなかったのは、虫の知らせだったのか。とにかく今日は会社でもプライベートでも、喜怒哀楽のうち、喜と楽がことごとく駆逐され怒りと哀しい思いに満ち溢れた一日だった。

もっとも、そうした感情の矛先はたいていある特定の人物に対して向けられているものである。今日の自分も例外ではない。今嫌なことすべてと、それに関わった事物をここで羅列することもできる。ただ、そうはしたくない。(1) 日記をインターネットで自分が一方的に公表しているということ、つまり (1a) 相手には反論する場が提供されておらず、しかも (1b) ごくプライベートな話題を不特定多数の人々の面前で繰り広げるのは非人間的であると思われること、さらに (2) 自分がつねに正しいわけではないという考えがあること、さらに、(3) 相手も悪意があって自分を貶めようとしているわけではない (と信じている) こと。

人間と人間がいて、その間にコミュニケーションがあれば、喜怒哀楽のすべてが起こりうるのは至極当然なわけで、逆にこの方が自然の摂理にかなっているとも思える。

こういうとき自分はエセ信者だが、キリスト教の教義を想い起こす。・・・不思議なことだかこうして書いていると今日一日自分の中に鬱積していた「怒」の感情が、空気の抜けていく風船のように、自分の中の圧力を下げてくれる。心地よい感覚というか、極度の緊張状態にあった自分が徐々にリラックスしていくのが感じられる。

何に対してそんなに怒っていたのか、くだらなく思えてしまう。所詮人間のしたことだ。神の愛を感じることができれば、取るに足らない些事ではあるまいか。

今日の日記はいつもにまして、意味不明な独り言になってしまった。ただもし今日自分が感じていた怒りの対象となる人がこのページを見てくれれば自分の言いたいことは自ずと伝わるはずである。自分が書く文章、その程度の秘めたる力が伴っていて当然である。



そんな一日だったが、ひとつ嬉しいことがあった。ここ半年くらい自宅にインターネット常時接続の環境が整い、それに応じてネットサーフをしてバナー広告のアプリケーションを起動しておくだけで、広告主からの報酬がもらえるシステムや、広告メイルを受信するだけでポイントが蓄積されたまったポイント数に応じて景品と引き換えできるシステム、企業から発信されるアンケートに答えて試供品をもらうシステムなどさまざまな恩恵に浴してきた。

今日は、先日受け取った某大手広告代理店の子会社主催からのメイルに返信した結果、炭酸入りの水で有名なペ●エを半ダースほど試飲モニターとしていただいた。(家に帰ったら宅配便業者の「不在連絡票」が玄関のドアに差し込まれていたので、今日中に再配達してもらうよう手配したのだ。)

炭酸水・・・。日本にいるときはたいして旨いと思わない。いや、より正確にはまずお金を払ってまで飲もうとは決して思わないものなのだが、乾燥している地域・・・特に自分が鮮明に想い起こすことができるのはこの夏訪れたギリシャ、トルコ、イタリアである。普段ビール以外の炭酸飲料を口にしないのに、なぜかそういう乾燥しているが気温の高い地域/国に出かけると・・・無性に炭酸飲料が飲みたくなる。水も炭酸入りの方が美味しく感じられるのだ。不思議である。日本ではまず買わないペリ○。まぁ、サンプルを飲んでみて後でアンケートに答えるというものだから、指示どおり冷蔵庫にしまっておいた。明日の朝には冷えていることだろう。(今日みたいに寒い日が続くと思うと、ビール以外の冷えた炭酸飲料なぞ、実は御免蒙りたい気分なのだが・・・。)


最後に、明日本番を迎える人たち。もしこれを読んでいたならば、自分が蔭ながらエールを送っていることを知っておいてもらいたい。


2000年11月15日(水) ネタ切れ大魔王と思いきや・・・会議でリフレッシュ

昨日予告しておいたのだが、今日のスーパー「ポイント 3 倍デー」のお買い物は延期になった。

だってさぁ、ひどいじゃん。どう考えても天気予報のねぇちゃん。騙されたよ。朝会社に出かける前に最終確認で見た情報で、今日は午後から下り坂ということまでは聞いていたが、サラリーマンのみなさん帰りに雨が降る恐れがあるので折り畳み傘のご用意を、なんて言ってくれなかった。なのに〜なぜ〜♪ 雨じゃんかぁ!

ということで、スーパーに寄って帰るときはいつも使っている面影●駅のひとつ手前の学習院○で下車するのだが、雨に負けていつもどおり面●橋まで乗ってしまった。ゆえにお買い物はなし。ビールの在庫もたんまりあるし、まぁ敢えて緊急に買い揃えなければ死んでしまうようなものもなかったから、気にしないことにする。

本来なら買い物ネタを書くはずだったから、今日みたいに突然予定が狂うとネタ切れ大魔王炸裂・・・おじぃちゃ〜ん・・・状態になってもおかしくないのだが、今日は会社で当たり前だが今まで気づかなかったことがあったのでそれを書くことにしよう。

French Wolf は某外資系ソフトウェア会社の研究開発を担当している。実際の業務は自社で開発・販売しているソフトのマニュアルの翻訳、オンライン ヘルプの作成、お客さんによって製品をカスタマイズしなければならないのだがその際必要になる仕様書の翻訳 (上司が日本語を解さない米国人のため日本語の文書は英語にしなければならない) がメインの仕事である。言ってみれば、一人だけでほとんど自己完結してしまう、毎日勤務時間の大半を一人で黙々と机に向かってコツコツ働いてやり過ごす職種。

ところが、今日はミーティングがあった。これは自分にとって非常に珍しいことで、人と話していると (というかいつもと違うことをすると?) どれだけ時間の経過が早く感じられるか、改めて実感した。おしゃべりをしていたわけではない。きちんと仕事の進捗や今後の見通しなどについて真面目なディスカッションが繰り広げられた。同じ時間集中して翻訳をしているとなると、途中でタバコを吸いたくなったり、気分転換がどうしても必要になるものだが、今日のミーティングでは充実した時間の過ごし方を体験することができた。もっとも、これまた米国人のマネージャとのミーティングだったから、母国語ではない英語で頑張ったせいもあるのかもしれない。

ん〜。これから毎日ちょっとはプチ・ミーティングみたいなものがあってもよいかもしれないなぁ、なんて思っている今日この頃である。


2000年11月14日(火) 毎日更新するプレッシャー

行動パターンはもはや改めて書くまでもないだろう。読者賢者諸氏であれば間違いなく今日の French Wolf の起床時刻、出社時刻、退社時刻を高精度で想像してくれるに違いない。おじいちゃ〜ん。(意味不明の雄叫び。いいんだもぉ〜ん、Wolf だからときどき吼えたくなるんだもぉ〜ん。)

さて昨日友人と電話で話していたことではあるが、こう毎日こまめに日記をつけており、実際更新間隔を 24 時間以上あけたことのないペースを維持している今、もう一種の邪に憑依されているようなものである。つまり、これを死守せねばという強迫観念というか、(更新しなかったときに予想されるところのものの) 罪悪感というか、とにかくこのルーティーンをこなさなかったときの反動が恐い。昨日は雑学でごまかせたものの、今日はもう書くネタがない。ネタ切れである。

が、今日はまだいい。こうして「ネタ切れ」を題材にできたから。恐いのは明後日である。なぜ明日ではないか? それは、至って簡単。明日は地元のスーパーの「ポイント 3 倍デー」だからである。これすなわち、なにがしかの買い物が予想されるためである。

最近めっきりアルコールの消費量が減っている。冷蔵庫には 1 ダース近くのビールのストックが未引当、未ピッキング (このあたりは物流に精通した読者なら笑っていただけるはずである) の状態にあるため「入庫」する必要はない。となると最近水代わりに愛飲している牛乳やウーロン茶の「補充」が必要か? それとも来るべき週末に備えてこんにゃくやしらたきの調達か? ブルーレ●トが切れたからそれを買うべきか・・・。乞うご期待。


2000年11月13日(月) 捨印の意味 - 要注意!

今日は月曜日。いつもどおり早起きして、早く仕事から帰ってきた。その間の話をしても面白くないので、今日は別のネタをちょいとひとつ。

友人からメイルが来た。内容はアパートの賃貸契約に関する相談。まぁ、内容は彼のプライバシーも関わってくるから割愛させていただくが、ここでみなさんに覚えておいてもらいたいことは、「捨印」の意味である。

どんな契約書でも、特に印刷されたクレジットカードの会員申込書やローンの申込書などにありがちな「捨印」欄。意外とこの本当の意味を知っている人は少ないのではないだろうか?

本来、有印公文書において修正液を用いて訂正を施したり、後から二重線で修正し手書きで加筆するような真似は許されない。そのために小さなはんこ、俗称訂正印なるものがあって、二重線で訂正したらその上に捺印する。が、実際はこれだけでは正式な訂正方法とはいえないのである。「何文字抹消」、「何文字追加」というコメントを沿えてはじめて、修正を加えた文書が正式なものとして認められることになる。

ただ、クレジットカードの申込書など多くの人が申し込み、多くの書類の不備が予想される場合、あらかじめ「捨印」なる裏技を用いて、契約書の有効性をスピーディーに勝ち取ることができる。つまり、本来契約書には、一箇所ずつ訂正印と「何文字抹消」などの文句を付け加えなければならないものだが、「捨印」はこれをすべて提出先に一任し、申請者が申し込み手続きを済ませた後に発覚した書類の不備などの訂正を一括で許容・容認・承諾する、という極めておも〜い意味を持ったはんこなのである。

自分はこの情報をある本で知ることになったのだが、それ以来「捨印」は一切押さないことにしている。「自分の書類に不備があったら多少時間がかかっても仕方ないから、もう一回返却してください。書き直した上で再送します」とやることにしている。提出先には極めて迷惑な話かもしれないが、民事裁判を避ける上でもこれくらいの防御策はみなさんも注意された方がよかろう。

ちなみに、French Wolf の本職は翻訳家であり、法律関係ではない。上の情報に多少大げさな描写が含まれている可能性も否めない。が、心配しすぎて損をすることはないだろう。

ということで、ひとくち教養講座でした。それではまた明日。


2000年11月12日(日) 3 枚刃かみそりの効果

昨日の夜参加したホルン アンサンブルの集いはなかなか面白かった。ホルンだけで集結した 7 人。他の楽器が混ざっていないのにあれだけの曲を吹きこなしてしまう人々には脱帽。また、編曲する人、それをパソコンに打ち込んでデモを聞かせてくれる人、遠くからはるばると練習に参加している人、お姉さん、取りまとめ役、師弟関係が丸見えの二人組・・・。とにかく、久しぶりに吹いたわりにはまぁ、そこそこ楽しめたのがなによりだった。

さて、今日は 3 枚刃かみそりについて。「切れてな〜い」の某かみそりメーカーが最近宣伝でやっている 3 枚刃のかみそりを入手した。剃り心地はなかなか。女性にはわからないだろうなぁ。剃っているときはどうってことないのだが、剃り終えた箇所に手を当ててジョリジョリが残っていないか確認すると、今までの同じメーカーのかみそりとは雲泥の差。多少顔に当てる角度などコツが掴めないと難しいかもしれない、など思ったものだが、実際にはヘッドが自由自在に柔軟に動くからくりになっている。これは、優れもの。

天気予報では今日は雨、と聞いていたので乾燥機で洗濯物を乾かしたのだが、今の時点でまだ雨は降っていない。キ〜ッィ! 天気予報にまただまされた気分である。(乾燥機は 30 分で 100 円。たいてい 3 時間回すので、600 円を浪費してしまった勘定になる。)


2000年11月11日(土) 市販のラーメン (カップじゃなくて袋入りのやつ) を美味しく辛く食べる方法

今日は珍しく大寝坊。朝起きたら 9 時。しかも二度寝なしで、ここまで寝たのは本当に久しぶりのことだった。さて、早速朝食の話だが、先週の水曜の「ポイント 3 倍デー」でたくさんのインスタント ラーメン (カップ麺ではないやつ) を買い込んだので、週末に消費するつもりで、もともと中身の詰まっていない頭を振り絞って考えに考え抜いた。

その挙句、冷蔵庫に眠っていたこんにゃくを再び呼び起こし、衝動買いした豆板醤で煮てみることを思い立った。以前こんにゃくを一袋、格子状に切れ目を入れて、手でちぎり、赤唐辛子、化学調味料、麺つゆで味付けしたものを一晩で全部食べてしまったところ、きちんと全部吐き出したという貴重な体験をしてしまった French Wolf。今回は慎重に、一回で全部食べないように微に入り細を穿つ気配りを忘れなかった。

さて、こんにゃくだけでは朝食にならないと思い、チャルメ● ラーメンを取り出して、いっしょに煮込んだ。煮込みラーメンといえば聞こえはよいが、単に若干のび気味のやわらかい麺とこんにゃくの混ざったスペシャル ラーメンの出来上がりである。これは、かなりの美味だった。通常赤唐辛子をわんさかラーメンに振りかけて食べるのだが、どうしても粉末が溶けきれず、スープの底に沈みがちである。ところが、豆板醤をもちいることによって、にんにくなどの薬味というかその他の成分も抽出され、もちろん辛味もきちんと増大している。こんにゃくのせいでやわらかい麺の中にも突然歯ごたえのあるものに遭遇する危機感がまたたまらない。

お薦めの一品である。

今日は夜、ホルン アンサンブルの練習がある。初めての人たちが多いから緊張する。しばらく楽器を人前で吹いていないこともあるが、どんな曲をやるのだろうか?


2000年11月10日(金) ホルン vs. フルート

今日もいつもどおり 4 時前に目覚めた。が、頭痛がするし体がだるい。どうやら急に寒くなったせいで、しかもまた寝るときに窓が開いていた (ひょっとしたら、本人も気づかぬうちに自分からすすんで窓を開けていたのか!) ため、風邪を引いたらしい。薬を飲んだらよくなるか、と思い朝っぱらから薬を飲んでまた再び普通の時間帯に起きることにして、二度寝。

再び起きてもまだ 7 時前だった。頭痛の方はなんとなく症状が緩和したようだが、だるさが残る。朝食を食べてもなんとなく調子が悪い。思い切って会社を休むことにした。週末大事な用事もあることだし、今日は無理して仕事に出かけても集中できないだろう、と思ったからだ。

明日は久しぶりに French Wolf の由来ともなった、French horn を吹く機会がある。嬉しい。日ごろまったく吹いていない、というわけではないにしても、自宅の部屋で吹くときは知るひとぞ知るサイレント●ラスを装着しているため、開放感がない。もっとも、抵抗感はかなりあるため、実際にミュートなしで吹いたときに「自分ってこんなに上手かったっけ?」と思える利点もあるが。

そういえば最近フルートにも凝っている。名曲「タイスの瞑想曲」が今マイブームである。誰かピアノで伴奏してくれないものか。


2000年11月09日(木) 汗 - 秋の足音

俺は異常なほどに、非人間的に汗かきである。前にも書いたが体重と身長とのバランス、これすなわち肥満度 (!) も多少関係してくるものの、自分の場合今より 25 キロほど痩せており、標準的な体型だった頃も汗をかきまくっていた。

これは悩みでもある。自分では気づいていないだけかもしれないが、腋臭ではないと (たぶん) 思う。単なる汗かきなのである。デブでも標準体型でもかくのだから仕方あるまい。

さて、今日は突然気温が下がった。そのため、今日は「汗をかいたなぁ〜」という実感がなかった。いつもならたいてい一日の場面のどこかで汗をかいている。が、今日は自覚症状がなかった。これが、French Wolf にとっては「秋の到来」を意味する一大イベントなのである。ようやく秋? と思われる方もいるかもしれないが、汗をかいているという自覚症状があるうちは、自分の中でまだ夏が終わっていないのだ。

ようやく秋が来た。会社で一服するときにはビルの外でタバコに火をつけるのだが、外の風が冷たく、またそれがえもいわれぬ心地よさをかもし出し、秋を実感した。これから徐々に気温が下がっていくと思うと楽しみである。(ブーイングの嵐間違いなし。)


2000年11月08日(水) ゴレンジャーごっこのために

会社からの帰り道、会社の最寄駅の駅ビルにある UNIQCLO に立ち寄り今大ブームの 1,900 円フリースの黄色を購入した。まぁ、フリースなら数着持っていても困るものではないし、しかも 1,900 円のお手ごろ価格である。色はなんと、黄色。でも目覚めるような黄色がなくオレンジに近いものだったがそれで我慢した。

というのも、うちの会社の某 M くんが考案した「ゴレンジャーごっこ」に参加するためである。赤レンジャーはもうすでに、M くん本人がなりきっており、赤のフリースも着用している。大のカレー好きの自分は自ら名乗りをあげて「黄レンジャー」になる意思を表明。半分冗談で話していたのだが、会社のスタッフが全員でカラフルなフリースを制服のように着ていたら笑えるだろうなぁ、ってね。

今日は長袖シャツ一枚 (下には下着代わりの T シャツ) だけで出社したのだが、やはり帰りになると寒くなってきたので、買ったフリースは包装してもらわず「着て帰りますから」と店員に告げ、そのまま着て帰ってきた。過剰包装が問題視される中、環境にもやさしい French Wolf だったのである。

さて、今度は自宅近所までたどり着いた後。今日はポイント 3 倍デーである。ウーロン茶 2 リットル、ビール 350 ml 6 缶、焼酎 4 リットル (最近飲む量がめっきり減ってきて歳を感じるが買うときはお徳用サイズ)、豆板醤、牛乳 1 リットル。これだけ買うと結構重い。すべての液体の比重を 1 としても、9.1 キロにもなるんだから当然である。

家に帰ると、とたんに眠くなってしまった・・・。


2000年11月07日(火) 早起きの本当の原因解明

朝は雨が降っていた。でも、そんなことは強靭な精神と肉体を持つ French Wolf には一切関係ないことである。

とは思っていたのだが、そろそろお薬が切れるということで、今日は会社をいつものように早めに切り上げて (でも朝は 7 時から働いていますよ、念のため) M 鷹の病院に行った。

最近の行動パターン。夜は 9 時とか 10 時とかに寝てしまい、朝 4 時ごろ目覚めて 7 時に出社するような生活のリズム。これについて、先生に正直に告白したところ (というか、本人は日常生活というか、睡眠・食欲・健康状態・仕事などの報告の一部分として話しただけのつもりだった)、どうやらこの鬼のような早寝早起きの習慣は「うつ病」の症状の顕著なものであるらしいことが判明した。それほど抑うつ的な症状があるわけではないし、むしろ朝早くおきて、夕方に家に帰ることができるこのパターンを自分では気に入っていた。が、やはりうつ病独特の症状らしいのである。

んん。よくわからないが、午前中が他の 9 時〜 18 時のみなさんと比べて長い。その割にテンションが低いという不満を漏らしたこともあるのだろう、先生の判断で今日からクスリがちょっと増えた。SNRI の増量である。

これで多少普通 (何をもって普通とするかは難しいところだが) になれるのだろうか?


2000年11月06日(月) 連休明けはみんなつらいよね

久しぶりの会社だが、ぬかりなく 7 時に出社した。我ながら偉いというか、物好きというか・・・。でも、もちろんその分早く家に帰った。でも、45 分も残業してしまった。フレックスだから、自分の都合にあわせて、早めに出社して早めに帰るのももちろん自由。残業したら、その分別の日に早く帰ればよい、というのもまったく自由。もちろん、コアタイムという例外はあるものの、自分でしっかり管理ができれば、この上ない自由を満喫できるシステムである。

が、自分を管理するというのは実はきわめて難しいことである。小さい頃よく「大人になれば自由になるけど、その分自分の責任が重くなる」と言われたが、ようやく身をもって知った、というところ。



さて、早めに家に着いた後、今日は NTT DoCoMo に出かけ、SIGMARION と PC を接続するケーブルを買ってきた。これは、電話で取り寄せてもらっていたもの。赤外線ポートで SIGMARION と PC の通信をやる予定だったのだが、友人の N 島 J のアドバイスをもらったのにも関わらず、いまだに成功していない。まぁ、いずれにしても会社の PC は NT だから、赤外線ポートは使えないし、接続ケーブルくらいもっていても損はなかろう、ということで入手した次第である。

ただ、今日はなぜかとてつもなく披露困憊。そろそろ横になるか。まだ 8 時前だけど。


2000年11月05日(日) 家から一歩も出ない日曜日大魔王

朝起きたら 7 時。まぁ、二度寝に焦ることもないなと思って、おとなしくそのまま起床した。それにしても早起き過ぎないかい?、と自分でも思ったが、気にしないことにして、朝食の準備。

昨日買っておいた「3 色そぼろ弁当」は実は昨日の夜、日記を書き終えてから食べてしまったため、今日の朝食は自分でこしらえなければならんかった。でも、その辺はちゃんと計算ずくで、昨晩「3 色そぼろ弁当」を食べた時点で、お米を炊いておいた方がよいだろうと思い、3 合ばかし炊いておいたのである。

しかも家にはレトルトのカレーが常備してある。朝からカレー? と思う人も多いのだろうが、カレーは French Wolf にとって、普通の人にとっての白いご飯と同じようなものである。(なんだか高校の英語のグラマーの授業で和文英訳の課題に出てきそうな日本語。) つまり、朝だからカレーはご法度だとか、胃に負担がかかるとか、そんなことは関係ない。

嬉しいことにさらに、昨日の夜のしらたきラーメン (あれ? このネタは書いたんだっけ?) も半分残っていた。麺がのびないようにスープだけ別のお皿にとっておいたので、のび率 (!) は極力低く抑えられたのである。

ゆえに、メインディッシュのカレーと、スープ代わりのしらたきラーメン。完璧な取り合わせの朝食だった。



午前中は読書をして過ごした。例の加賀乙彦の「永遠の都」が第 3 巻に突入し、話もいよいよ佳境近しといったところである。いつもなら本を読むとき横になっていることが多いため、数ページめくっているうちに、いつしか眠りの世界に引きずり込まれているのだが、今日はなぜか元気に数十ページも読んでしまった。別に悪いことをしているわけではないのだが、こんなに一日に読んでは気の毒だ (no pun intended, here, for your info) と思い、本を枕もとにおきテレビに注目した。日曜日といえば、「いいとも増刊号」である。そんなこんなで、午前中は無事終わりを迎えた。

お昼ご飯には、軽めにご飯を岩のりとともに食した。

午後の記憶はない・・・。これすなわち、French Wolf をご存知の方なら想像に難くない・・・そう、昼寝である。今さっき目覚めたところで、シャワーを浴びて、ちびまるこちゃんを見て、サザエさん、その後はこち亀、というパターンが待ち受けている。

というわけで、今日は一歩も家から出なかった。まぁ、たまにはこういう日があってもいいか。ということで、今宵はこれにて。


2000年11月04日(土) 二度寝不能症候群: 暇なときにかぎって天気がよい・・・ダイエット薬マイブーム

今日は特にすることもなく、ぶぉ〜っとした一日だった。と過去形で書いてしまったが、まだ時計は夕方 5 時半を差している。

朝なんと、5 時くらいに目覚めてしまい、これはヤバいと思って慌てて二度寝した。ここで慌てるのがポイントである。間違っても、お湯を沸かしてコーヒーを一杯などと悠長なことをしてはならない。もちろん、トイレでも用を足したらすぐさま布団に戻り目を瞑って、あたかも何事もなかったかのように知らん振りしなくてはならないのである。さもなくば、二度寝の醍醐味は味わえなくなる。

いや、ひょっとすると普通の人はいつでも二度寝できるのかもしれない。自分もかつては二度寝大魔王だった。むしろ、二度寝が普通の正しい寝方だと思っていたといっても過言ではない。それがいつ頃からか、特に今の会社に移ってから顕著になったことなのだが、「二度寝不能症候群」に陥ってしまった。

ともかく今日は「慌てて」二度寝の態勢を整えた甲斐があって、二度寝に成功した。再び目を開けたら、それでも (?) 8 時だった。ポンキッキなんて久しぶりに堪能してしまった。今は番組の名前も横文字だったような気がするが。ちょっと気になったのは、自分の幼かった頃見たポンキッキとだいぶ異なる様相を呈していたことである。こんな大人向けでも笑えるネタを幼児向けに提供してもよいのかどうか、疑問が鎌首をもたげた次第である。



朝食は昨日コンビニで買っておいた「洋風ノリ弁」である。これはかなり自分としては「お気に入りに追加」に属する一品。ベースはごくありふれたノリ弁。トッピングの素晴らしいところが特徴である。中途半端な半熟 (そう、French Wolf は大のアンチ半熟派である) ではなく、こんがりと焼けた目玉焼き。これで両面焼けていればもう、文句のつけどころがないほどである。それから、後は数種類のフライ。(和風の普通のノリ弁であれば、ちくわや白身魚だろうが、それが今思い出せないが、とにかく洋風の揚げ物だったのだ。) さらに、汁物も欲しいということで、昨日の夜の「激辛こんにゃくの煮物おでん風」を温めなおして食した。


昼までは、読書・・・今はまっている加賀乙彦の「永遠の都」・・・に耽った。設定となっている時代は昭和初期であり自分の歴史に対する無知が改めて情けなく思えてくるのだが、舞台が自宅近辺の大久●である。しかも今明治通りと呼ばれている幹線道路がかつて「改正道路」と呼ばれていたことを知り、市電なる交通手段がこの近辺を往来していたことを教えてくれる。

今日は近所のスーパーの「ポイント 3 倍デー」だったため、そのスーパーでノリ弁と3 色そぼろ弁当、インスタント ラーメン (カップ麺ではない) を数種類購入した。昼ご飯は、そのうちの「ノリ弁」。「そぼろ弁当」の方は明日の朝食用に冷蔵保存してある。また、先日買っておいた「豚キムチ」味のカップ麺のミニ ヴァージョンをスープとして飲んだ・食べた。

食後横になって読書を続けていると、やはり睡魔が襲ってくる。猛獣に身を委ね・・・優雅な昼寝のひとときであった。


午後起きたら 3 時ごろ。そういえば、普段愛用しているダイエット系サプリメントが切れそうだったことを思い出し、近くの薬局に出向いた。これまた会員制というか、メンバーズ カードを会計の際提示すると買い物額に応じたポイントを加算してくれる。奮発していつものサプリメントと新製品と思しきものをゲットした。

家に着いてからは、夕食のためにしらたき、ワカメを麺つゆ、赤唐辛子、化学調味料、こしょうで煮る作業に奮闘。そして今に至るというわけである。


昼寝を


2000年11月03日(金) 食べ物: カレーライス + おでん

最近真面目に会社に行っている。当たり前のことだが、我ながら偉いなと思う。もちろん今日は休日。みなさんと同じだけ働いた後の週末は、なんとなく後ろめたさを感じながら自宅で仕事をした後の週末とは、やっぱり違う。くだらないことかもしれないが、「通勤」することで、それが実質的に仕事の能率や結果として表に現れるかどうかは別問題としても、大半のサラリーマンやサラリーウーマンは、「働いた」という気になるのかもしれない。

今日は久しぶりに朝寝坊した。起きたら 9 時だった。とはいえ、実際途中で小用を足すために目を覚ましたり、外の物音で睡眠を妨げられたり、壁際に寝返りを打ったまではいいものの物理的に膝をしたたかに壁に打ち付けてしまったり、諸々の事情で熟睡していたとは言い切れないが・・・。もっとも、昨日のあ●子ピョンとの飲み会がお開きになった後、風呂にも入らず、窓をすこ〜し開けたまま、空気清浄機をつけ放し、爆睡していたことも多少関係あるだろう。

朝起きてから、いきなり朝食はカレー。冷凍保存していたご飯が 2 食分残っていたのだ。これというのも、最近会社に 7 時に到着するべく、朝 6 時前後には家を出発する癖が板に付いてきたことや、日増しに寒くなっていく気候と布団から意を決しておきだす勇気との相関関係など、さまざまな subtle な要因が複雑な web を織り成すように絡み合っているためである。

さて、なんでまた 2 食分というかもしれないが、元来 French Wolf はカレー好きであるが、より突き詰めてみると、カレー味の「ご飯」が好きであることに気づいたのである。だから、スプーン 1 さじのカレーがあれば、その 3 〜 4 倍のご飯を食べることができる。

ということで、今回は、市販のインスタント (といっても、ご飯込みでレンジでチンして、はいカレーライスの出来上がり、というものではなく、レトルトのタイプである) カレー。これは、我ながら再び賢いと思ったのだが、レンジで冷凍ご飯を解凍している間に、お湯を沸かし、インスタント味噌汁用のお湯を調達すると同時に、薬缶から熱湯を鍋に移し、その鍋でレトルトのカレーを温める、という時間節約タイプの策を練り上げたのである。

なにはともあれ、今日の朝食はカレーライス。ご満悦である。

その後は、夏服と冬服の衣替えというか、洋服箪笥の入れ替え作業を行うべく、まずはもう着ることのなくなった T シャツを捨てる作業にとりかかった。まぁ、はじめてみてビックリ。こんな T シャツ、持っていたんだ、なんて思っていたブツが変色して箪笥の棚に収納されていたりする。思い切って、バサバサ捨てることにした。これも結構神経を使うため、途中で断念。その後は昼食。これはコンビニのイカフライ弁当である。

そして、いよいよ夜の部。これは、昼ご飯調達の際纏め買いした「おでんセット」である。こんにゃくは先の水曜日「ポイント 3 倍デー」に買いだめしておいたものを付け足した。もちろん、赤唐辛子のカプサイシン作用も忘れずに追加。本来店頭に陳列されていた「おでんセット」には、5 分間鍋でつゆごと加熱すればよい、とあったのだが、自分の場合こんにゃくを一袋丸々追加したため、これでもかと言わんばかりに、加熱し、麺つゆと化学調味料を少々付け足して、「ワイルドこんやく おでん」全体に味を染み渡らせた。

さて、試食である。試食といっても試しているわけではない。今後の参考までに、本気で味わっている。これが結構いける。辛さが増えると少ない塩分でも、強い塩辛さを感じる、という鉄則のとおり、味もちゃんと染み込んでいる。

しかもどうした偶然か、テレビではキノコの効能についての番組が放映されている。干しキノコは、戻した際も汁といっしょに調理しなければ栄養分が全部水に溶け出してしまう、ということも学習した。どう考えても、キノコとこんにゃくの相性が悪いとは思えない。これら二つの食材「こんにゃく」+「干しキノコ」は、French Wolf の今後の食生活に多大なる影響を及ぼすこと間違いなし。



2000年11月02日(木) A 子恐るべし

今日は、朝からウキウキ・ワクワクの一日だった。それというのも、昨日まで頑張って働いたから今日は 3 時で仕事をお開きにし、その後床屋に行って散髪し、メイン イベントは、大学時代の後輩 A 子ぼよ〜んと飲み会があったからである。

仕事も今日は楽しかった。先日注文しておいた Windows 用アプリケーションのヘルプ ファイルを作るソフトが届き、実験を兼ねていろいろと研究したのだ。その結果が、予想外にも素晴らしかったため、意気揚々。

床屋でも最近結婚したあんちゃんとのくだらないハワイネタで盛り上がり、カットもまぁそこそこ、といったところで満足。

最後には、A 子と飲み放題のお店にて一次会。60 分という時間制限がけっこう痛かったものの、それなりに元はとれた、ということでまずまず。二次会はお決まりのカラオケ。ここでは、まさか歌うとは思っていなかった A 子ぽろ〜ん。なんとまぁ、ちゃんと 2 回に 1 回 (これすなわち、きちんと二人で交代でということだ) のノルマ (!?) をこなしていた。悔しくなったので、歌唱指導も無償で提供した。

久しぶりの飲み会で楽しかったなぁ。今度はいつになることやら。


2000年11月01日(水) 雨・・・みんなは寒いというけれど

雨だねぇ。気が滅入る。最近特に書くことはなくなったが、今週も月曜日から今日まで朝 7 時には出社していた。最近では、会社でも自分が 4 時に帰ることに何ら不審を抱いているものはいないようである。そりゃそうだよ。午前中の 5 時間がどれだけ長いことか。朝 10 時に出社して正午にお昼ご飯を食べる人もいるが、自分からすれば「よく 2 時間でお腹が空くものだ」なんて思ってしまう。もちろん、10 時出社 = 10 時に朝食というわけではないが・・・。いずれにしても、自分の場合、朝食を食べてから昼ご飯までが長い。しかも通常の勤務時間であれば、午前中 3 時間、1 時間のランチをはさんで、午後 5 時間というシステムである。自分の場合は、それがまったく逆転しているわけだ。どうりで午前中に空腹感を覚えるはずである。いや、ちょっと待てよ。空腹感を覚えるということは、例の半夏厚朴湯 (はんげこうぼくとう) の効能か? いよいよ胃も健康を取り戻したのだろうか? ん。もしそうであれば、喜ばしいことこの上ない。

そう。今日のネタは雨。しかもこの季節の雨。ある意味で梅雨どきと似ているかもしれない。気温はそれほど低くないものの湿度ばかりが高い。こんなとき、多くの人は「肌寒い」とか「雨が降ると余計に寒く感じる」などという。が、French Wolf は、まったくそんなことない。湿度がすべてなのである。

朝会社に行くときはまだ体も寝ぼけているせいか、多少湿度が高くてもそれほど気にならないし、実際に汗をかくこともない。が、帰途、会社の最寄駅から家路に向かう電車がホームに滑り込んできたとき、電車の窓が車内の湿度を如実に物語るように曇り、しかも結露が生じているのを目の当たりにした日には、もうそれだけで、脳裏に浮かぶそれはもうおぞましい車内の湿度に恐れおののきたじたじになってしまう。それほど混んででいない電車とはいえ、人いきれと雨に濡れた傘特有の妙に人を (自分だけか?) ムカムカさせる例のにおいである。(ところで、最近「におい」というときに、「臭い」という漢字を用いる人が増えているが、これは本来間違いなのではないか? 「におい」は、あくまでも「匂い」であるべきだ! ただ、「匂い」と書くとそれはそれはさぞかし芳しい芳香なのであろうという発想が先に立つ。いずれにしても、「臭い」は絶対に、「におい」とは読まないぞ! 「臭い」=「くっさぁい」である。頑固爺でもいい。これだけはゆずらむ。) それだけで、電車に乗る前に卒倒しそうになる。

そんなことをいっていても、家にはたどり着けない。意を決して、電車に乗り込む。やはり思っていたとおり。暑い。いや暑いというのは適切な表現ではない。不快である。こんな季節だからもちろん冷房が効いているわけもなく、外は雨だから窓を開ける人もいない。ようするに、乗客のみなさんが吐き出した二酸化炭素や体臭やら傘のにおい・・・。

汗をダラダラ流しているのも格好悪い。が、しかたない。暑いのだから。しかもそれが単なる気温の高さから生じる発汗ではなく、不快がなせるわざなのだから。子 (小?) ギャル、いや女性一般的にはあまりウケがよろしくないかもしれない。でも、こっちの立場も考えろ〜〜。好きで汗をかいているわけじゃないんだぞ。デブだからでもないんだぞ〜。その証拠に、今より 30 キロ程度痩せていた時代でも、きちんと汗をかいていたんだからな。

ん。珍しく日記というよりエッセイ (どの辺が?) になってしまった。そろそろ寝るかね。


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