Love Letters
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2006年04月21日(金) ごく自然な感情


 お見舞いに行こうかどうか迷っていました。

 一週間前は

 入院の日も確定していなかったし、

 治療のスケジュールも未定でした。



 先日入院したばかりのあなたと

 メールや電話で言葉を交しているうちに、

 少しずつ

 会いに行こうという気持ちに傾いて来ました。



 GWのデートはキャンセルになったし、

 今回のあなたの入院は長くなりそうなので、

 このままお見舞いに行かなければ

 きっと夏まで会えないでしょう。



 会えばKissしたり、抱き合うことは

 当然のことのように思っていたけれど、

 そういう男女の戯れが一切無かった頃の

 私達を思い出しました。

 あの頃の自分の感情を振り返ると、

 今以上にあなたを真っ直ぐ見つめていたような気がします。

 尊敬と友情をいっぱい含んだ好きという気持ちで。



 
 「弱ってるところを見られたくないし、

  わざわざ来なくていいよ。」 


 ずっとそう言っていたあなたでした。


 そこにはきっと

 子供を両親に預けて、

 ほんの数時間だけ

 あなたに会いに行く私を気遣う気持ちもあったでしょう。




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 と、言われました。

 遠慮がちながら、

 これはあなたのリクエストでした。




 私の顔を見れば、少しは元気になってくれるかな。

 あなたに頼まれたものを持って

 来週にでも会いに行こうと思っています。



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2006年04月18日(火) Virtual Sex


 やっとあなたの入院の日が決まりました。

 しっかり治療をして元気になって欲しいです。

 会社を休んで家で休養するようになってから

 幾らか身体が楽になって、

 厳しい治療を頑張れるだけの体力もついたようです。

 心配なのは入院中よりも

 退院して職場に復帰した後のこと。

 いつも頑張り過ぎてしまうあなただから、

 無理をしないで身体を大切にして欲しいです。




 電話であなたと話しました。

 
 「会いたいなぁ。」


 「退院したら、また横浜に行こう。^^」


 「電話ってもっと色々出来たらいいのにね。」


 「Virtual Sex?(笑)」


 「私達は無理よね。

  笑っちゃいそう。^^」


 「ちょっと興味はあるけどね。^^」


 「そう?」




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 「あなたは冷静だから無理ね。^^;

  私も電話で『ああ〜ん』なんて言えない。(笑)」


 「第一、小夜子の喘ぎ声はそういうんじゃないから、

  全然リアルじゃないし。(笑)」


 「そなの?^^;」


 「うん、言葉を喋ってる。(笑)」


 「そっか。*^^*」


 「あれはVirtualでは無理でしょ。(笑)」


 「やっぱり…会わなきゃね。」


 「すぐに会えるって。^^」




 身体だけが欲しているのではない。

 でも、心だけではない。

 あなたに会いたいのは。



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2006年04月13日(木) もしも恋人が病気になったら


 家族の看病をしたり、

 病院へ大切な人のお見舞いに行ったりすると、

 心身ともにぐったりしたという経験があります。

 自分は健康な身体の筈なのに、

 疲労感と倦怠感で無気力になってしまうような感じ。




 電話で話していると、

 あなたの体調の悪さが声から伝わって来ます。

 そういう時、

 励ましてあげたいと思いながら、

 自分の気持ちに元気が無くなっていることに気づいて

 思わずはっとするのでした。




 健康で強く逞しい恋人なら

 誰だって愛することが出来るでしょう。

 それでは、

 恋人が病気になって身も心も弱っている時に




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 それは本当の愛情が試される場面でもあるでしょう。




 健康が失われると、

 同時に失われるものがあります。

 例えば、それは心からの笑顔だったり、

 情熱に満ちたKissだったり、

 夏の日差しのように激しいSexだったり…

 そういう生命力溢れるもの全てが失われても、

 今までと変わらぬ愛情を感じることが出来るかどうか…




 「入院してきちんと治療すれば、

  また前と同じようにデート出来るよ。」


 あなたはそう言いました。




 あなたの元気な笑顔が帰って来るその日まで、

 私は今までと変わらぬ気持ちで

 あなたを待つことが出来るでしょうか。



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2006年04月10日(月) 恋は途方に暮れて

 
 昨日、あなたと電話で話しました。

 あなたはいつ入院するかわからないし、

 今度の入院は一ヶ月というわけにはいかないでしょう。

 痛みや食事制限や仕事など

 様々なことを我慢しなければならないあなたに比べて、

 私の我慢などちっぽけなものです。

 それはわかっているのだけれど、

 いつ会えるともわからない恋人を長い間待つと思うと、

 落ち着いた気持ちではいられなくなり

 途方に暮れてしまうのでした。




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 これは私の心の中だけの問題。

 あなたに口に出して言うつもりはないけれど。

 あなたが退院するまで、

 恋はお預けしようかなと。



 あなたの身体のことは心配。

 出来ればあなたの側にいて、

 何か私に出来ることをしてあげられたらと思います。

 でも、それが出来ない以上、

 遠く離れてあなたの恋人でいることは

 とてもやるせなく感じるのです。



 長い期間会えないということは、

 抱かれない日々が続くということ。

 恋愛中のほとんどの女は

 心と身体がくっついてしまっているから、



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 白いブラウスも

 ノースリーブの花柄のワンピースも

 来月のデートのために買ったようなものなのに。



 恋はしばらくお預け。

 さて、映画でも観ましょうか。



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2006年04月08日(土) 一緒に暮らしたい


 昨日は1時間以上

 あなたと長電話してしまいました。

 まだ、入院は出来ずに自宅待機です。




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 少し寂しいけれど、

 あなたの言うとおりにしようと思います。

 あなたが少しでも嫌なことはしたくないし。




 最近、私の好きな日記書きさんが

 遠距離恋愛に終止符を打って、

 同棲生活を始めました。

 本当に幸せそうで羨ましい限りです。

 いつか一緒に暮らすことを目的にしないと

 遠距離恋愛も辛いなぁと思ってしまいます。

 とりあえず今は大丈夫。

 でも何年か先は全く見えない感じ。




 「一緒に暮らしたい。」


 あなたにそう言われたのは、

 何年前だったでしょう。

 あの時の言葉、

 あなたはもう忘れてしまっているでしょうか。



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2006年04月05日(水) 遠距離恋愛の障害


 遠距離恋愛って

 普通の恋愛より難しい。




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 あなたのことは信頼しているから

 会えない時間があなたの心を遠ざけるという

 不安はないけれど、

 数ヶ月、半年と会えなくても

 自分の気持ちを持続できるかと聞かれれば、

 正直わからない。



 あなたの再入院の話を聞いて、

 あなたの身体のことを心配するのと同時に

 遠距離恋愛を続ける自信が挫けそうになった。




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 遠くであなたの回復を祈ること、

 ただそれだけしか出来ない。



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2006年04月04日(火) 再入院


 あなたが再入院することになりました。


 病院で診察を受けた結果、

 ここ数日の腹痛と発熱は

 風邪によるものではなかったようです。

 以前に発症した病気の再発でした。



 病室に空きが出たらすぐに入院出来るように

 緊急入院の予約をしたと

 あなたからメールがありました。

 緊急入院が必要なほどの病状なのに

 すぐに入院出来ないなんて…

 どの位の日数を待たなければならないのか、

 あなたの病状が心配です。



 休み時間にあなたに電話をしました。

 
 「痛みは大丈夫?」


 「昨夜はひどくて眠れなかった。」


 「早く入院出来るといいね。」


 「うん。

  とりあえず仕事は休むよ。」


 「お家でゆっくり休んで。

  一人で大丈夫?

  お母さんにお仕事休んで来てもらったら?」


 「安静にしてれば大丈夫。

  前回よりは早く入院出来ると思うし。」




 電話を切った後、

 あなたからメールがありました。




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 GWのデートも駄目になりそうだから、

 私を慰めようとするあなたの優しさでしょう。

 こんな時なのに、

 遠くにいて何も出来ない自分をもどかしく感じます。




 夜、インターネットで

 あなたの病気について調べました。

 早く処置をしなければ命の危険が伴うと記されていました。

 外科手術が可能な病院へ

 早急に入院しなければならないと。




 もし近くに住んでいたら、

 すぐに駆けつけることが出来るのに。


 「一人でも大丈夫だから。」


 たとえ近くにいても

 あなたはそう言うに違いないけれど。



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2006年04月02日(日) たった一言のメール


 休日はあっという間に時間が経ちます。

 今は子供達が春休み中なので尚更のこと。

 午前中はいつもの休日と同じように

 遅めの朝食を食べて、

 お掃除したり、洗濯したり…

 午後からは春休みらしく(?)

 子供達を遊びに連れて行きました。

 『ナルニア国物語』を観に行って、

 その後、トイザらスに連行されました。

 春休みってお金がかかりますね。^^;

 『ナルニア国物語』は面白かったです。

 あなたは小学生の時にこの映画の原作を読んで、

 ファンタジーが好きになったと話していました。




 携帯をマナーモードにしていたので、

 正午過ぎのあなたからのメールに気づきませんでした。




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 数日前からあなたは風邪をこじらせていたのです。

 熱は下がったと言っていたので安心していたのですが。




 家に帰ってから、

 あなたに電話をしました。


 「大丈夫?」


 「いや、今はだいぶ落ち着いてる。」


 「そっか。なら良かった。^^

  めったに自分から具合が悪いとか言わないから

  心配しました。」


 「あはは。」


 「なんだ、元気そうな声。^^

  ちょっと心配させようと思ったでしょ?

  さっきのメール。」


 「それはないって。(笑)」


 「電話して欲しかったんじゃない?(笑)」


 「本当に動けないんだって。

  ずっとベッドの中。」


 「うん、じゃあちゃんと大人しくしててね。」


 「はいはい。^^」


 

 思ったより元気そうだったので安心しました。

 あなたは少々熱があっても仕事を休まない人なので、

 休日のうちに治しておかないと。

 あなたの風邪が完治するまで

 夜のチャットはお休みにすることにしました。



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2006年04月01日(土) すれ違い


 よく離婚の記者会見で、

 「お互い忙しく、すれ違いが多くなって…」

 などと言うけれど、

 すれ違いが別れの原因になったりするかなぁ。




 私達も最近すれ違いが多いんです。

 あなたからメールの着信があっても気づかなかったり、

 こちらから送っても返信がなかったり…

 でも、特に気に留めたりもしてないの。

 もしかして、これ自体が危機でしょうか。^^;

 だけど、

 会社にいる時間だったら

 きっと会議などで忙しいんだろうと想像出来るし、

 お家にいる時間だったら

 疲れて寝てるんだろうなと考えられるから。

 予定がほとんど把握出来ているから

 気にならないというのもあるのかもしれません。




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 もう長いこと喧嘩もしていないような気がします。

 初めの頃は私が焼餅焼いたり、

 お互いの言動を誤解したりということも多かったけれど。




 同じすれ違いでも

 別れに結びつくものとそうでないものが

 あるような気がします。

 物理的なすれ違いと共に

 相手に対して無関心になってしまったら、

 それは別れに繋がるでしょう。

 それとは反対に、

 すれ違いで連絡が取れなくても

 いつも相手のことを意識しているようなら、

 全然大丈夫だと思うのです。




 すれ違いが続いた後で、



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 あなたの返事はいつも同じ。


 「勿論。^^

  小夜子はいつも俺の心の中に住んでるから。(笑)」



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小夜子

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