Love Letters
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2005年09月30日(金) 会ってみたい人


 二年半も『エンピツ』で書いていると、

 時々メールのやり取りをしたり、

 メッセで話をする日記書きさんもいて…

 会ってみたいなと思う人もいます。

 今までネットで知り合った人と

 リアルで会ったことはないのだけれど。



 今日、My登録している或る日記を読んで、




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 もし、私から連絡すれば

 リアルなお付き合いが始まるかもしれません。



 でも、多分そうしないと思うのは、

 会わないで繋がっているスリリングというのも

 あると思うから。



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2005年09月29日(木) 体位と持続時間


 女から好きな人に聞けないことってありますよね。

 夜通し話をしたり、

 幾度となく抱き合っても、

 恥ずかしくて聞けないこと。




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 でも、自分で聞くのは恥ずかしくても、

 かなり気にはなります。(笑)




 この間、

 たまたまあなたと体位の話になりました。

 体位によって持続時間が違うという話。(笑)

 それは、つまり



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 私達にとって

 オーガズムに至りやすい体位というのはあります。

 


 何となく

 締りが良ければ良いほど、

 気持ちがいいのかなと思っていた私。

 あなたから意外なことを聞きました。



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 そんなこと言われても…困ります。^^;



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2005年09月28日(水) 短期ダイエット


 あなたに会えるまで

 あと三日。




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 もう間に合わないと思いつつ、

 とりあえず間食と甘い飲み物は控え、

 バスルームで軽い美容体操をしています。^^



 私の場合は、

 食べる量を減らすというシンプルな方法が

 一番効果的という気がします。

 子供のいる生活だと

 お菓子やジュースが常備されているから、

 ついつい手が出てしまう…

 これがいけないんですね。^^;



 食生活の他にも、

 スカートやジーンズは

 ぴったりか少しきつめのサイズを選ぶとか、

 歩ける距離は乗り物を使わずに出来るだけ歩くとか、

 普段心がけていることはあります。





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 手脚の長さでは負けていても、

 ウエストのくびれは大人の女の美しさ。

 負けてはいられません。^^



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2005年09月27日(火) 秘密の暗号


 電話であなたがいやらしい言葉を言って、

 私がくすっと笑っただけで黙っていると、




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 「あなたって

  いやらしいこと言っても、

  そんなに下品に聞こえないかも。(笑)」


 「でしょ?(笑)

  俺の下ネタは相手の想像力に

  うったえるタイプだから。(笑)」




 あなたはおおっぴらに

 下ネタを言うような人ではありません。

 バーのように他の人がいるような場所で

 そういう話をすることはあり得ないし。



 あなたが口にするいやらしい言葉は、

 あなたと肌を重ねた私だけが理解しうる

 秘密の暗号みたいなものなのです。



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2005年09月26日(月) 恋は恋のままで


 週末、あなたに会えることになりました。

 最近ずっと二泊していたから、

 一泊だけのデートというのは

 とても短く感じるかもしれません。

 それでも、

 今週あなたに会わなければ、

 また、しばらくの間、

 あなたに会えそうにないから、

 少しの時間でもいいから

 あなたと過ごしたいと思いました。




 あなたは気づかないかもしれないけれど、

 このごろ

 あなたの愛し方は少し変わったような気がします。

 私はあなたに

 変わらぬ情熱を求めるのに、




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 あなたの想いは

 恋から愛情へと移行しているような気がするのに、

 私はまだ、

 胸を焦がすような想いを失くしたくなくて…




 あなたのKissや

 私の服の脱がせ方や

 抱き合った後の髪を撫でてくれる仕草まで、

 何もかもが新鮮だったあの頃とは違うと

 何故女は気づいてしまうのでしょう。

 男は何一つ変わらず続いていると信じているのに。




 どうか、恋よ色褪せないで。

 いつまでも鮮やかな

 恋は恋のままで。



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2005年09月24日(土) 3回分の画像


 『 You've got mail 』 の

 トム・ハンクスとメグ・ライアンのように

 リアルタイムチャットがしてみたいと私が言ったら、

 あなたがICQのインストールの仕方を教えてくれました。

 それが私達のチャットの始まり。

 初めの頃は好きな時いつでも話が出来るのが嬉しくて、

 朝も夜も時間が許す限りオンにしていました。




 最近はお互い忙しくて

 夜通しお喋りすることも少なくなりました。

 それでも、

 ほとんど毎日メールで時間を確認し合って、

 おやすみ前の少しの時間、

 あなたとチャットするのが習慣になっています。




 あなたはいつも夕食の後にお酒を飲むのですが、

 酔っ払ってくると

 チャットで卑猥な言葉を連発します。




 昨夜もあなたは、


 「小夜子の葡萄、甘噛みしたい。^^」

 
 「今どんな風になってる?

  欲しがってる?」


 などといやらしい言葉を言っていました。




 あなたに刺激されて、

 次第に欲しくなってきた私は、




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 「それを撮って送ってよ。」


 「恥ずかしいよ。」


 「連休のおかずにするから。(笑)」


 「ん、考えとく。(笑)」



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 今朝、あなたから感想のメールが届きました。^^


   早速使わせてもらいました。(笑)

   あの2つの画像で3回はいけそうです。(笑)



 あなたの体調を心配していたけれど、

 その点では元気で何より。(笑)



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2005年09月22日(木) 素直に言えない


 遠距離恋愛になってから、

 ほとんどいつもお泊りデートの私達。

 だから、

 あなたは私をホテルに誘ったりする必要はないのです。




 もし、これがお泊りでなくて、

 抱き合うことを欲したとしたら、

 「ホテルに行こう。」とか、

 「抱かれたい。」とか、

 どちらかが『したい』気持ちを

 伝えなければならないでしょう。




 みぞれ混じりの雨が冷たかった

 三月のあの日、

 私達には六時間という短い時間しかなくて、

 お互い抱き合うことをひどく欲していたのに、

 あなたも私もそれを言い出せなかったのです。

 悪戯に時間だけが過ぎて、

 一つの傘の中、

 温め合うように身体を寄せ合って歩いていました。




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 先月のデートの最後の日の朝、

 私はもう一度あなたに抱かれたいと望んでいました。

 私達は前の晩に宿泊したホテルを

 チェックアウトしたばかりでした。

 だから、

 私がそんなことを言ったら

 きっとあなたに呆れられるのではと思い、

 躊躇していました。
 
 もう何度も肌を重ねている関係なのに

 素直に言えないなんて不思議ですね。

 結局、私はうつむきながら、

 「二人きりになれる所へ行きたい。」

 と伝えたのでした。

 まるで、初めての告白をするみたいに緊張して。




 以前、あなたとこんな会話がありました。


 「私って色気ないでしょ。^^」


 「そんなことないよ。

  欲しい時に欲しいって表現してくれる女の子っていいよ。

  それが色気ってもんでしょ。(笑)」


 もしかしたら、

 私の欲しい気持ちは言葉にしなくても

 あなたにちゃんと伝わっているのかもしれません。



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2005年09月21日(水) 君と行きたい場所がある


 一昨日、

 ちょっとした言葉のやりとりで

 私が悲しくなった時、

 あなたからのメールには

 こう書いてありました。


  元気になって退院したら、

  小夜子と行きたい場所が沢山ある。




 あなたが最近、

 休日も返上して取り組んでいた仕事は

 ようやく一段落ついて、

 高い評価を得ることが出来たそうです。


 「冬のボーナスに反映されればいいんだけどね。(笑)」


 「ですね。^^」


 「そしたら、

  ○○楼でフレンチのディナーっていうのはどう?^^」


 「わぁ、嬉しい。^^

  その頃には退院してるといいね。」




 付き合い初めの頃は、

 私が拗ねるとあなたも意地を張って

 お互い一歩も譲らないような感じだったのに、

 最近では

 あなたも私のあやしかたを覚えたようで。^^;

 さすが、あなたは大人です。^^




 入院中も

 私のことを忘れたりはしないと

 あなたは言いました。




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 「ちゃんと、保護しておいてね。

  人に見られたら恥ずかし過ぎるから。^^;」


 「はい。^^」



 
 あなたとの喧嘩が少なくなったのは、

 遠距離中の諍いはお互いが辛くなるということを

 あなたも私も学習したからでしょう。



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2005年09月20日(火) 引き金


 会えない期間が長くなって、

 メールやチャットでの言葉のやり取りばかり続くと、

 ちょっとした言葉の使い方や解釈のこじれが

 諍いの引き金になります。




 昨日、電話で

 来週の土曜日のデートが

 私の都合で駄目になるかもしれないという話になった時、

 あなたが言いました。 




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 あなたの言葉が心のどこかに引っかかって、

 電話を切った後もずっと気になっていました。

 我慢出来ないってどういうことなのかなと。

 やっぱり遠距離は厳しいってことなのかもしれないとか。

 あなたの言葉には会いたいの一言がなかったので、

 ネガティブな不安ばかりが大きくなりました。




 身近にSex出来る相手が欲しいのかなとも思いました。

 普通の男の人だったら何ヶ月もSexしないのは

 耐えられないことなのだろうと。


 例えば、私が一言

 「風俗に行ってもいいよ。」と言えたら、

 あなたは気が楽になるのかもしれないと思ったり…




 結局、

 メールを出して

 あなたの真意を尋ねました。

 あなたの返事にはこう書かれていました。


  我慢出来ないというのは、

  俺の指が小夜子を欲しがって

  禁断症状になるんじゃないかと思って。(笑)



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 結局、

 来週末のデートは未定。

 会いたいという気持ちは

 あなたも私も同じなのに。



 会いたくても会えない時、

 こんなにあなたを好きにならなければよかったと

 思ってしまう弱気な私です。

 

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2005年09月19日(月) 初恋は成就しないからこそ


 時々、初恋の人が夢の中に出て来ます。

 私の場合、

 付き合っている恋人というのは

 ほとんど夢に出て来ないから、

 人生で最も出演回数の多い人は

 初恋の人ということになるでしょう。




 私の初恋は中学生の時。

 でも、夢に出てくる彼は

 成長して大学生になっています。

 某国立大の理系の学生。(笑)

 実際は何処の大学へ進んだのかは

 知らないのだけれど。^^

 ストーリーもだいたい決まっていて、

 二人が再会するという設定。(笑)

 夢の中だというのに

 胸のドキドキは当時のものと同じで、

 臨場感すらあるから不思議です。^^






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 憧れて、

 振り向いて欲しくて、

 思い切り背伸びしていたあの頃の私が蘇ります。



 初恋は恋の結晶作用によって、

 相手のイメージは

 限りなく美化されがち。(笑)




 初恋は成就しないものだと言います。

 初めての恋を経験する時、

 人は誰も臆病で不器用だから。

 そして、成就しないからこそ、 

 それは特別なものとして

 いつまでも心に残るのでしょう。



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2005年09月17日(土) もう一つの心配


 あなたの元カノがナースだったってことは、

 付き合う前から知っていました。

 その後、あなたの過去の入院話を聞いてみたら、

 その他にも色々出てくるんです。

 ナース絡みの話が。^^;



 入院中に友達になったナースの女の子と

 退院後も飲みに行ったりしていたという話とか、

 担当のナースの女の子をデートに誘って、

 あっさりかわされたという話とか…




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 ストレスの多い仕事の反動じゃないかと

 あなたは分析していましたが。^^;




 ナースの人気の秘密って何なんでしょ。

 やっぱりあの白衣?

 
 「今度、私もアレ着てみようかな。(笑)」


 「コスプレ?(笑)」


 「そうそう、ネットでコスプレ用のナース服売ってるし。

  淡いピンクのなんてどう?(笑)」


 「そんなもん、買わなくていいって。(笑)」


 「だって、あなたってナース大好きでしょ。(笑)」


 「好きじゃないって。^^;」


 「元カノもナースだし。」


 「あれはたまたま。

  大体、ナースって性格きついし。」


 「ほんとかなぁ。」


 「ほんとほんと。

  それに、俺の入院する病棟は

  若いナースの女の子なんていないし。」


 「前に言ってたことと違う。^^;」


 「いや、今は確かそうだったはず。(笑)

  チェックしに見に来たら?」


 「行こうかなぁ。^^」


 「ん、歓迎。(笑)



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 「うふふ。^^」




 あなたが入院したら、

 あなたのナース好きが再発しないか、

 それがもう一つの心配でもあります。



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2005年09月16日(金) 検査入院


 最近ずっと

 あなたの体調が良くないことは知っていました。

 私に出来ることは、

 ただ「無理しないでね。」と口癖のように言うことだけでした。

 あなたの仕事はあなたの体調などお構い無しに、

 日々過酷になっていました。






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 以前、患ったことのある病気の再発も

 考えられるということでした。

 
 「まぁ、入院したらその間は仕事から逃れられるし。(笑)

  小夜子の画像も持ち込もう。^^」


 あなたはけろっとして言いました。




 検査入院だけで何もなければいいけれど、

 もし再発ということになれば、

 入院は数週間では済まなくなるでしょう。





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 しばらく自由に会えなくなるから、

 その前に会っておきたいという気持ちは私も同じです。




 こんな時、

 もしあなたの近くに住んでいたら

 お見舞いに行くことだって出来るのにと思ってしまいます。

 あなたが以前入院していた時は、

 元カノが何度もお見舞いに来ていたそうです。



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 とにかく、お見舞いに行く時間がないほど、

 あっという間に退院してくれることを祈っています。



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2005年09月14日(水) 肌が馴染むまで


 新しい人と付き合い始めて、

 初めて抱き合ってから肌が馴染むまでには、

 少しの時間がかかると

 私は思うのです。




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 初めての時は何もかもが新鮮で、

 相手への情熱だけで抱き合えるけれど、

 二度目のベッドの後に

 お互いがまた抱き合いたいと感じなければ、

 その恋は消滅してしまうと…




 初めてあなたに抱かれた時、

 私は長いことSexの無い生活をしていて、

 ほとんどセカンドバージンのようでした。



 これは後からあなたに聞いたことだけれど、

 初めの頃のあなたの

 私に対するイメージは潔癖症。(笑)、

 抱き合うようになってからの



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 それを聞いた時、私は

 あなたの過去の女性と比べられているような気がして、

 ひどく悲しくなって

 あなたと小さな諍いになったのだけれど、

 その時、あなたは、


 「慣れていないというのは、

  俺にとってはいい意味なんだよ。」


 と言いました。




 それから、

 何度もあなたと抱き合って、

 身体の隅々まで知り尽くされて、

 ゆっくりと確実に

 お互いの肌が馴染むようになったと感じます。



 「まだまだ、開いていない扉もあると思う。^^」


 とあなたは言うけれど。



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2005年09月13日(火) 危ない時は欲しい時


 真夏の昼下がり、

 広い綺麗なバスタブで

 残された少ない時間を惜しむように

 私達は抱き合い、

 触れ合い、

 何度もKissをしました。




 あなたの膝に抱っこされて、

 後ろから

 胸や腿の内側や

 湯の中で濡れているあの部分を愛撫されていました。




 やがて、

 一方的なあなたの責めに耐え切れず

 あなたの方へ向き直り、

 愛しくてたまらない

 その肩や唇にKissをしました。




 お部屋を出なければならない時間まで

 わずかしか残されていませんでした。

 私はバスタブの中で

 あなたと繋がりたいと切望しました。




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 あなたが優しく制止しました。


 「ベッドへ移ろう。

  それともここでしたい?」


 「今、欲しいの。」


 まるで自分の表情を映したかのような

 切ない顔のあなたと見つめ合い、

 胸がきゅっと締め付けられるようでした。


 「やっぱり、駄目だ。

  取ってくるから…」




 結局、

 私達はいつものように

 安全な方法で愛し合いました。



 家へ帰ってカレンダーを見たら、

 その日はまさに危険日でした。

 あなたの冷静な制止に感謝しました。

 と同時に、

 私の身体がいつになく

 貪欲にあなたを求めていた理由がわかりました。



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2005年09月11日(日) なぜ少女は


 小学校6年生の女の子が

 教室で首を吊ったというニュースを見ました。

 彼女は病院へ運ばれ、重体だそうです。



 人が自ら死を選ぶ理由なんて

 他人にはわからないでしょう。

 虐めとか悩みとか

 世間は騒ぎ立てるけれど、

 本当のところは本人しかわからないのではないでしょうか。

 遺書があれば話は別かもしれないけれど。



 こんな言い方おかしいかもしれないけれど、

 死にたくなるような辛いことなんて

 この先もっと沢山あるのに、

 どうして彼女は今

 死を選ぼうとしたのでしょう。

 生きていれば誰だって、

 受け入れたくない現実もあれば、

 目覚めたくない朝もあるでしょう。



 ねぇ、どうして死を選んだりするのですか。

 急がなくても

 人間いつかは死ぬのです。

 生きたくたって生きられない短い命だって

 この世にはあるのです。



 どんな理由があっても

 自ら死を選ぶことは悪いことだと

 大人は教えるべきでしょう。




 何故自殺はいけないのか、




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 たとえどんな理由があっても、

 それは自己中心的な行為だと私は思うのです。



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2005年09月10日(土) 女であること


 女であることを捨てるとか、

 女としての自分を取り戻すとかいうフレーズを

 よく目にするけれど、

 これってどうなのかな。



 確かに意味するところはわかるのです。

 仕事や育児に忙殺されていると、

 自分が女だってことをほとんど意識せずに、

 日常が流れていくから…



 でもね、女は女だって思うんです。

 生まれながらに女ですもん。^^

 初潮を迎える前から女の子は男の子とは違うし、

 バージンだって母親だって女です。

 母親としての自分を実感しているなら、

 それは女としての自分を実感していることと

 同じだと思うのです。



 私が今まで女であることを一番実感したのは、

 初めてお母さんになった時。

 その時の幸福感と言ったら、

 初めて愛する人に抱かれた時の比較になりません。^^




 私の友人の旦那様が

 産婦人科の先生なのですが、




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 「出産した女性に対する

  敬意みたいなものじゃないかしら。^^」


 友人は微笑んで言いました。




 あなたに諒を会わせた後、

 尋ねてみました。


 「私がすっかり母親してるから、

  幻滅しなかった?(笑)」


 「いや、全然。

  俺に対しても母親口調っぽい時

  たまにあるし。(笑)」


 「えっ、嘘。^^;

  それは失礼しました。(笑)」
 


 どうやら、
 
 母親としての私も、

 恋人としての私も、

 あなたにとっては同じ私のようです。^^



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2005年09月09日(金) 子供との距離


 私は今まで

 他者との間に居心地の良い距離を取る

 習慣のようなものがありました。



 例えば、それが

 親との距離だったり、

 恋人との距離だったり、

 親友との距離だったり…



 その距離の取り方が上手く出来なくて悩んだのは、

 せいぜい十代の頃まで…

 二十歳を過ぎてからは

 人間関係を上手にコントロール出来るように

 なったような気がします。



 ただ、今でも唯一難しいと感じるのが、

 子供との距離。

 仕事上、他人の子供と関わることには

 慣れていると思うのです。




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 おそらく何よりも勝る強い愛情だからでしょう。

 それだけの愛情には

 ありったけの喜びや希望や面白さの他に

 心配や反省や惰性も必ず付き物で…






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 子供がどんな大人に成長するか…

 それは楽しみなことであり、

 責任重大だと感じることでもあります。^^



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2005年09月08日(木) 今度あなたに会う日


 本当は十月の連休に

 二泊三日のデートをするはずでした。

 あなたがホテルも予約してくれていたのに、

 私の都合でキャンセルに。^^;



 九月は会えそうにないし、

 十月中に会えるかどうか、

 あなたと相談。




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 今週は自宅でPCを開く時間もないほど忙しいと言う

 あなたに代わって、

 私がお泊まりするホテルをチェックしました。

 いくつか候補をリストアップした後で、

 あなたに決めてもらいました。^^



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 一泊になってしまった分、

 出来るだけ二人きりでゆったり過ごしたいねと

 あなたと話しました。



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2005年09月07日(水) 痺れ


 あなたの瞳が

 私の瞳の奥を射抜く。



 ずっと

 見つめ合っていたいのに、

 快感で

 目を閉じてしまう。



 襞の奥から溢れる熱い液。

 硬くなったあなたのもので

 掻き混ぜて欲しいの。

 甘く痺れるほどに…




 林檎をかじる子供のように

 二つの膨らみの先端を噛む。




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 やがて、

 少しずつ丹念に加えられた痛みは

 体中を痺れさせる快感に変わる…




 このまま

 登りつめたら、

 壊れてしまいそうな…



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2005年09月05日(月) ある日、書くことをやめる日が来るとしたら


 もう二年半以上、

 ここで日々の想いを綴っています。

 正直、書き始めた頃は、

 こんなに長続きするとは思わなかったのです。

 ある日、書くことをやめる日が来るとしたら、




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 いずれかのためでしょう。




 親しい人さえ知らない、

 ここだけに綴っていること、

 逆に親しい人は知っているけれど、

 ここには書いていないことがあります。



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 「小夜子の日記、ずっと探してるんだけれど、

  見つからないのよね〜。(笑)」


 先日、友達に言われました。

 彼女は思いつく限りのキーワードを手がかりに、

 私の日記を探しているそうです。(笑)

 もし、見つけてしまったら、

 誰にも言わず、こっそりメールをくれるようにと

 話しているのだけれど。^^



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2005年09月04日(日) 愛し合う時の言葉


 私が覚えていることは、

 あなたは忘れていることが多いのに、

 私が覚えていないことを

 あなたは鮮明に覚えていて、

 後になって

 意地悪く私に告げるのです。



 昨夜のチャットでも、

 先月あなたに抱かれた時、

 私がどんな言葉を呟いたのかを

 告げられました。




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 恥ずかしいけれど、

 おそらくあなたへの甘えから来るものなのでしょう。




 「嫌?」


 「嫌じゃないけど。(笑)

  普段の小夜子とは違う。^^

  本当に自分では覚えてないの?」


 「はっきりとは。^^;」



 
 愛し合っている時、

 私の言葉は

 私の身体と同じように素直だから、

 あなたは

 私の身体を適切に理解し、

 適切に愛してくれるのでしょう。

 少しだけ痛みを伴う方が感じる私に

 あなたは痛みの量さえ適切に選ぶのです。



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2005年09月03日(土) 恋の予習


 エンピツで、

 遠距離恋愛をしている方の日記を

 いくつか読ませて頂いているのですが、

 思わず同感してしまうのが、

 会う時までに○○kg痩せたいとか、

 会う時は新しい服で…などという女心。^^



 遠距離恋愛は

 次に会うまでのインターバルが長いから、

 久しぶりに会った時には

 ドキッとさせたいとか、

 「やっぱりいい女だなぁ。」と

 惚れ直させたいとか思うんです。^^

 そして

 彼の記憶の中に

 手放したくない女のイメージを残しておきたいってね。^^



 似たようなことは

 彼の側にもあるみたいで、

 新しいお店をチェックしておこうとか、




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 つまり、遠距離恋愛は予習が出来る恋なんです。^^




 この日記の冒頭に書いた

 恋なら会えない時間も出来るというあなたの言葉は、

 遠距離恋愛にこそしっくり来ます。

 会えない時間に

 本を読んだり、仕事のスキルを磨いたり、

 スキンケアしたり、ダイエットしたり…

 適度に緊張感のある毎日を送ることが

 いい恋愛に繋がるような気がします。



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2005年09月02日(金) あなたの名前


 私の友人が


 「大学時代に付き合っていた彼と再会したの。^^」


 と、少しはにかんで言いました。


 「あの同郷の元彼?^^」


 以前、彼女から、

 彼女と同じ九州出身で、

 東大を卒業後、アメリカのMITに進んだという

 元彼の話は聞いていました。


 「日本に帰って、就職していたの。」


 「どこで会ったの?」


 「Web上でね。^^」


 再会とは言っても、それはWeb上のこと。

 彼女は息子さんの宿題を手伝って

 宇宙に関して調べていた時に、

 宇宙開発の研究に携わる法人のHPで

 元彼の名前を見つけたのだと言います。

 彼の珍しい名前と専門分野から考えて、

 それは彼本人に間違いないと確信したそうです。


 「元気に活躍していることを知って嬉しかった。^^」


 彼女は言いました。


 「結婚してるのかしら?」


 「わからないけど…多分ね。^^

  子供もいるんじゃないかしら。」




 知人の本名で検索をかけてみたりすることありませんか?

 長いこと会っていない

 かつて親しかった人の名前で検索すると、

 その人の現在の活躍がわかったりすることがあります。




 思い立って

 私の本名で検索してみました。

 当然のことですが、

 私本人の情報は何一つ出て来ません。^^




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 あなたの名前が載っていました。



 それは、公の立場であるあなたの名前。

 至福の時間を共有した恋人のもう一つの顔でした。

 Kissの癖まで知っている男の

 もう一つの顔を見て、

 セクシーだと感じました。



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2005年09月01日(木) 近親相姦の匂い


 私達は

 以前通りすがりに見つけたことのある

 あまりそれらしくない佇まいのホテルに入りました。



 週末は家族連れや観光客で賑わう通りに面している

 そのホテルの外観は、

 ラブホというよりはビジネスホテルのようでもありました。



 お部屋はシックなブラウン系の内装で、

 清潔に整えられたダブルベッドと、

 シャワーブースが独立している

 広いバスルームがありました。

 アメニティも充実していて、

 大きなバスタオルが4枚と

 白いバスローブが用意されていました。



 あなたは服のまま、

 私はバスローブに着替えて、

 ベッドの上に寝転びました。

 それから、

 前日に観た『エピソード3』の話で盛り上がり、




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 お馬鹿なおふざけの後、

 あなたは

 身体の芯が熱くなるような

 いやらしいKissを浴びせました。



 まるで兄と妹のような戯れの続きで行われる秘め事は、

 近親相姦の匂いがして、

 ふざけながら兄に犯されている妹のような

 幻覚に囚われるのでした。



 この日、私達は

 初めて一緒にアダルトビデオを見ました。



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 あなたと冗談を言い合い、

 笑いながら見ていたのに、

 私の正直な身体は恥ずかしいほど反応していました。



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小夜子

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