Love Letters
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2005年04月27日(水) 熱い眼差しに濡れて


 あなたといると、

 自分でも信じられないほどに

 感じてしまうのです。

 あなたに抱き寄せられて

 見つめられただけで、

 熱いものが溢れてしまう…

 恥ずかしいような、

 切ないような想いで

 胸が苦しくなるのです。



 あなたの愛を確かめたくて、

 あなたの瞳を見つめ返すけれど、

 やがて、

 強い快感に目の前が霞んでしまう。



 私の

 痛いくらいに尖った

 乳首に触れて、

 あなたが囁きました。




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 いつしか私の身体は

 まじないをかけられたかのように、

 あなたの意のままにされてしまうのです。



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2005年04月23日(土) スーツと髭


 先週会った時、

 あなたの髭が濃くなっていました。

 プロジェクトの他のメンバーに風邪をうつさないように

 出張の間ほとんどマスクをしていたので、

 数日剃ることを怠っていたと話していました。



 スーツ姿にお髭のあなたは、

 いつもと違うように見えました。



 きちんとワイシャツを着たあなたに

 いやらしいことをされて、

 いつも以上に感じてしまった私。




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 微かな痛み。

 癖になりそうな甘い痛み。 



 押し寄せる快感に

 喘ぎ声を漏らしながら、

 私の胸に

 顔をうずめるあなたの

 柔らかい髪を

 そっと抱きしめました。



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2005年04月22日(金) 遅咲きの桜


 ついこの間

 会ったばかりなのに

 会いたくて仕方がないのは何故でしょう。




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 GWが待ち遠しいな。

 湖畔にある和風旅館。

 露天風呂付のお部屋に泊まります。^^

 その辺りはGWが桜の見頃。

 あなたと一緒に

 遅咲きの桜を見ることが出来るでしょう。
 


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2005年04月21日(木) ちょっぴりましなさよなら


 日曜日は

 お蕎麦屋さんで

 遅めの昼食の後、

 元町辺りをぶらぶらとお散歩。



 八重桜の並木道が

 とても綺麗でした。



 帰り、

 私が降りる駅で途中下車してくれたあなた。

 いつものように改札で見送ってくれました。




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 今度いつ会えるかわからない別れよりは、

 ちょっぴりましなさよならでした。



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2005年04月18日(月) カクテルバー


 先週の土曜日、

 久しぶりにあなたに会いました。

 待ち合わせして、

 中華街にお昼ご飯を食べに行って、

 あなたが予約してくれていたホテルにチェックインしました。



 あなたは金曜日に横浜でお仕事があったのですが、

 その後、私のために一人で一泊して、

 土日を一緒に過ごしてくれることになったのです。

 あなたは、仕事に必要なもの以外は

 必要最低限の着替えしか持って来ていないと言って、

 ダークグレーのスーツ姿でした。



 お部屋に入るとすぐに

 ベッドに座ってKissをしました。

 熱く舌を絡めながら、

 あなたがブラウスのボタンを外していきます。

 片手で胸を愛撫し、

 もう一方の手を

 タイトスカートの前スリットから

 滑り込ませました。


 腿に触れたあなたの手を軽く押さえて、

  
 「シャワー浴びて来るね。」


 と言いました。





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 どおりで感じやすいと思ったのです。

 前にもこんなことありました。

 予定は一週間以上先のはずなのに、

 あなたに会うなりいきなり…ってこと。




 ベッドの上で

 しばらくあなたといちゃいちゃした後、

 スペイン料理のお店に出かけました。

 久々に新規開拓のお店です。

 それから、

 カクテルバーに連れて行って頂きました。

 丸いカウンターの小さなバーは、

 カップルのお客さんでいっぱいでした。

 評判のお店だけあって、

 旬のフルーツで作ったカクテルは

 どれもとても美味でした。^^



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2005年04月03日(日) 肌の記憶


 「わっ、ヒュー・グラント♪」


 ラブホのTVのスクリーンには

 衛星放送の映画のシーンが映し出されていました。


 「こりゃ、負けられないな。(笑)」


 ベッドの上に座って

 私を後ろから抱きながら、

 あなたがニッと笑って

 私の唇を塞ぎます。


 「ん、ちょっとこれ見たい。^^」


 唇はあなたにあずけながら、

 視線はヒュー・グラントへ。(笑)


 「こっちとどっちがいいの?」


 あなたは

 私のうなじに舌を這わせながら、

 カットソーの胸元から

 両手を滑りこませました。

 
 「どっちもいい。^^」


 吐息が甘ったるい喘ぎ声になり、

 スクリーンを見ていた視界がぼやけてきます。


 「やっぱりこっちの方がいいでしょ?^^」

 
 あなたは笑いながら、

 両手で

 私の二つの胸を揉んだり、
 
 乳首を摘んだりしています。


 「あん。

  やっぱり、こっちの方がいいみたい。」


 あなたの方に向き直り、

 あなたの背中に腕を回して、

 求めるようなKissをしました。




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 久しぶりに会えたのに

 その時間はあまりにも短くて、切なくて…

 幾度もきつく抱きしめ合いました。

 会えない間も

 私の肌があなたの体温を覚えているように。



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小夜子

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