Love Letters
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あなたと諍いになった
幾つかの原因について、
あなたから
続けて2通のメールが届きました。
私達は今でも
少し離れたところに住んでいます。
あなたは私に会うために
秋からは更にその距離が伸びるのです。
もし、小夜子が本当に好きでなければ、
遠くまで会いに行ったりしないよ。
メールにはそう書いてありました。
それから、
最近あまりKissをしてくれないことについて、
今でも沢山してると思うんだけど?(笑)
確かに
唇にKissするより、
胸にする方が多くなったかもしれないけど。(笑)
この前の旅行の時は、
夜日本酒を飲んだから
匂いを気にして無意識に控えたかもしれないね。
しかし、
俺の想いが小夜子に伝わらないなんて
しょんぼり。(笑)
あなたの愛情に慣れて
欲張りになっているのは私の方なのでしょうか。
最近、
私達は
Kissをしなくなったと思うのです。
会えば必ずするけれど、
眩暈がするほどに
互いの唇を求め合ったのは
いつのことだったでしょう。
初めてKissをする時、
女は
男に
女の身体を男の自由にしてよいという意味の
心の鍵を渡します。
恋人であるあなたは
いつもその鍵を持っていて、
会えば必ず
蕩けるようなKissをくれました。
やがて、
私はあなたに対して
鍵をかけることも忘れて
無防備になったから、
あなたは好きな時にいつでも
私にKissすることが出来るようになりました。
あなたの甘い舌と唇は
私の唇から離れ、
耳たぶ、
首筋、
胸、
ウエスト、
腿の内側、
蜜が溢れるその部分へと
降りていったから、
唇にするKissは
特別な意味を失ってしまったのかもしれません。
瞳を見つめあいながら、
想いを確かめ合いながら
唇を重ね合い、舌を絡め合うKissは
私にとって特別だったのに。
誰もいないオフィス、
休日出勤のあなたから
電話がありました。
「俺の愛情表現が足りなかった?」
あなたがぽつりと言いました。
『いいえ、
きっと
あなたに愛されていると
感じることが出来なくなった
私の心が不感症なの。』
重苦しい空気の中で
私は言葉を探しました。
「初めの頃とは何かが違うような気がするの。」
「俺の感覚では、あまり変わっていない気がするけど。」
「人は無自覚に醒めるものだから。」
「つまり、小夜子が醒めたってこと?」
「わからない…お互いに。
今日、一人なの?」
「あぁ、そうだよ。」
「これから、会いに行ってもいい?」
「一人で来れるの?」
「一度連れて行ってもらったことがあるから。
あなたの車でだけど。」
「いいよ。^^」
「お弁当作って行くから。^^」
「そういえば、小夜子が作ったお弁当って
食べたことないなぁ。(笑)」
あなたにとって私が
熱く求める相手ではなく、
優しく寄り添いたい相手だということがわかったから。
「小夜子に会いたい」
「何故?」
返って来たあなたの言葉は
私が欲していたものとは
全く違うものでした。
2004年08月28日(土) |
さよならはチャットで |
リアルに付き合っていた私達なのに、
今日一日 あなたから何の連絡もありませんでした。
電話もメールも…
ICQもオフラインのまま。
朝から
ちくちくと心が痛んで、
もしかしたらあなたから
連絡があるかもしれないと
微かな期待をしていたけれど、
一日が過ぎて
もう二度と
あなたから連絡があることはないと
今、気づきました。
本当に互いの想いが強ければ、
私達は別れることなど出来ないでしょう。
少なくとも今までは、
別れ話が出た時には
私達の気持ちは
そうならない方向へと動き、
そうならないための行動をして来たのです。
でも、
今私の心の中には
これで良かったのだと
落ち着き払っている自分がいます。
私が涙を流さずにいられるように、
さほど傷付いていないあなたを
想像することも出来ます。
半年もすれば、
きっとあなたには
素敵な彼女が出来るでしょう。
いつもあなたの側にいることが出来て、
いつでもあなたを助けてあげることが出来て、
冷静なあなたが夢中になれる素敵な女の子。
今ならまだ
あなたを取り戻せるかもしれないという
甘い期待を
今度こそは捨てましょう。
嫌いになって別れるわけじゃないもの。
お互いに新しい恋を見つけたら、
親友として
また笑い合える日が来るでしょう。
二人の気持ちがすれ違い、
心が揺れて、
何度も訪れた危機。
その度に
醒めかけた心を
何度も温め直して
二人の恋を繋げて来たような気がします。
ここで書くという作業は
想いを温め直す作業だから、
読む人には
それほどの危機を感じさせなかったかもしれません。
でも、
自分の中ではずっと
いつか
気持ちがすとんと急速に落ちる日が
来るような気がしていたの。
男の人だって弱音を吐きたいことはある…
それは私にだってわかるの。
だけど、
何処かにプライドを置き去りにしてきたような
そんな卑屈な言葉を
あなたの口から聞きたくはなかった。
もう、限界?
それともまた、
ここに優しい言葉を綴って
やり直せるのでしょうか。
あなたが好きだから、
あなたへの想いを
ここに綴ってきたの。
あなたを好きになるために
ここに綴っているわけではないのです。
あなたに
欲しいと言われた画像があります。
今度
一人の時間に撮ろうと思いつつ、
まだその時間が見つからないまま…
それって、
キャミソール姿の写真を撮るより恥ずかしいんですけど。
グラビア女優じゃないもん。^^;
「セルフ画像を撮る時、感じてるでしょ?(笑)」
「えっ、わかるの?^^;」
「エッチ。(笑)」
「自分で触りながら撮ってるでしょ?(笑)」
「それはないですよ〜。(笑)」
「そっか。^^
いつも反応してるから、
触りながら撮ってるのかと。(笑)」
「撮ってる時って
あなたに見られているような
感覚になるからかな。*^^*」
男の人は
女の身体を見ることによって
欲情すると言うけれど、
女は
見られることによって
感じてしまうのです。
海外で生活していた頃や、
試験勉強で
英語漬けの毎日だった頃は、
英語で夢を見るというのを
幾度か経験しました。
そういう時は
頭の中の思考回路が
英語バージョンになっているのだと思います。
最近の私の生活では
英語で夢を見るなんてことも
なくなってしまいましたが、
それでも
私の経歴や現在の仕事、
或いはネイティブの友達が数人いることから、
「外国人と付き合った事あるの?」
と聞かれる事がたまにあります。
自分の男性の好みを
ビジュアル的に分析すると、
さっぱり系の顔が好きなようです。^^
だから、
西欧の男性よりも
日本人の男の人の顔の方が好きだったりします。
それに、
恋愛とか結婚って
とても微妙な部分を共有するものでしょう?
同じ日本人同士でさえ
本当に理解し合うのは難しいのに、
文化や習慣の違う国の人と理解し合うのは
至難の業ではないかと思うのです。
妹はイギリス人の男性と
国際結婚をしています。
恋人になるってことはベッドを共にするということだから、
そういう意味でも
私には同じ日本人の方がしっくり来るような気がします。
ま、そう感じるのも
英語で恋をしたことがないからかもしれませんが。^^
昨夜、
あなたとチャットで
或るご夫婦の話をしました。
奥様がガンで亡くなるその日まで
お互いを
知的に、精神的に高め合い、
決して惰性に移行することのなかった
緊張感のある関係。
普通は
愛情の愛が抜け落ちて、
情で繋がる部分が濃くなるのが
夫婦だと思っていたけれど、
そんな風に
最後の瞬間まで煌きを保ち続ける関係もあるのだと、
そのご夫婦を見て初めて知りました。
あなたと付き合い始めて3年目、
私は今でも
だからといって
一緒にいて疲れるわけではなく、
寧ろあなたといると
そんな気持ちになれる
自分の心の状態が心地良いのです。
チャットを終了する前に
あなたが言いました。
私が私達の関係が変わってしまうことを恐れていると
あなたは思ったのでしょうか。
私が変わらない限り、
あなたが変わらない限り、
ずっと私達は
今の私達のままでいられるでしょう。
2004年08月22日(日) |
Thanks a lot! |
私の仕事の都合で、
秋から
遠距離恋愛になる私達。
「もしかしたら、
なかなか会えなくなるかも。」
「俺は仕事以外はそっちの都合に会わせるから、
どうにか会えるようにしよう。^^」
二人とも呑気な性格なのか、
心のどこかで
なるようになると思ってる気がします。
一人の読者さんから
遠距離恋愛について
メールを頂きました。
全くその通りですよね。
ありがとう。^^
よく男の人はロマンティックで
女は現実的だなんて言うけれど、
実際のところ、
どうなんでしょう。^^
例えば、
あなたと私で
好きな映画やTV番組は全く違っていたりします。
あなたは
非現実的なSFファンタジーが好きだし、
私はラブコメディーも好きだけれど、
事実に基づいたドキュメンタリーも好きだったりします。
あなたがドキュメンタリーを見ることもあるけれど、
私が興味を持つものとは少し違います。
私は人の生き方に焦点を当てたようなものが好きだけれど、
あなたは理系のドキュメンタリーが好き。
もしかしたら、
男が考えるロマンティックと
女が考えるロマンティックって
少し違うのかもしません。
こういう言葉を聞いたことがあります。
男が女に望むのは
結婚後も変わらずにいて欲しいということ、
それに対して、
女は男に
結婚したら変わって欲しいと望む。(笑)
これって
男と女の永遠の矛盾ですよね。^^;
どちらかと言えば、
神秘的なもの、夢みたいなものを
ロマンティックと感じる男性に対して、
女性は
日常の生活や恋愛の中に
ロマンティックを求める。
女が求めるロマンティックは
ほんの少し嘘が混じった
作為的なものなのかもしれない。(笑)
「また、あの旅館に泊まりたいね。」
夏休みに二人で行った宿の話をすると、
あなたが言いました。
「冬は蟹が美味しいから、
一度冬にも泊まってみたいね。
ねぇ、
あなたはとても早足だから、
雪の上をあなたと下駄で散歩するなんて
私にはちっともロマンティックに思えないの。^^;
この男と女の感性の違い。
これこそが永遠にお互いに理解し得ない神秘であり、
ロマンティックなのかもしれませんね。^^
「先生が死ぬまで、ここで英語を習いたい。^^」
そんな大袈裟な事を言って、
私を喜ばせてくれた小学4年生の祐未ちゃん。
初めての英検も
持ち前の頑張りで
満点に近い点数でパスしたよね。
スポーツも勉強も
みんなが羨むほどに出来るのに、
友達に褒められると
申し訳なさそうに恥ずかしがるあなたが
とても可愛い。
だから、
お母さんから
あなたが突然入院したこと、
来週にも
脳腫瘍の摘出手術を受けることになったと
電話で知らされた時には、
信じられない気持ちでいっぱいでした。
あなたの優しいお母さんは、
辛い気持ちを抑えて
気丈に振舞っています。
あなたも病床で痛みに耐えながら、
退院後にしたいことを
明るく話していると聞きました。
秋の英検は受けられないけれど、
病気を治して春には必ず次の級を受験したいとも。
一人娘のあなたをとても愛しているご両親に
心配をかけまいと健気に振舞うあなたが
目に浮かびます。
あなたみたいないい子を
神様が見捨てるわけがないでしょう。
あなたのクラスメート達は、
またあなたの笑顔に会えるのを待っています。
「もし、手術が成功したら、
病院に会いに来てやって下さい。」
あなたのお母さんが言いました。
その時はきっと会いに行くから。
あなたに一番似合う花束を持って。
三日目、
二人の小旅行の最後の日、
私は
少し悲しい気持ちで
贅沢なくらい広いベッドの上で目覚めました。
大きな窓からは、
恐らくこの時期にも
24時間働いている人がいるであろう
高層ビルの群と
白い水飛沫をキラキラさせながら
川を行く
水上バスが見えました。
あなたと過ごす夏休みも、もう終り。
ベッドサイドの時計はもう正午近くで、
私は感傷に浸る時間もないまま
シャワーを浴びて、
あなたと部屋を出ました。
昼食は、
まだ一度も行ったことがない
老舗のお饂飩のお店に
あなたが連れて行ってくれました。
出汁が美味しいので有名ということで
あなたは温かいお饂飩、
私は夏ならやっぱりこちらでしょうと
冷たいお饂飩を頂きました。(笑)
私達は食事の時、
行ってみたいお店は一致することが多いし、
あなたが連れて行ってくれるお店は
美味しいお店ばかりなのだけれど、
注文するメニューに関しては、
相手に合わせず
自分が食べたいものを食べる主義。(笑)
別々のものを注文して
シェアして頂くことも多いけれど。
あなたはきっと他の誰よりも、
私の嗜好をよく知っています。
だから、この日も
お饂飩屋さんの次は
カフェではなく、
甘味処へ連れて行ってくれました。
甘いものが苦手なあなたはアイスコーヒーを、
私は冷たいお抹茶と綺麗な生菓子を頂きました。^^
その後、私達は
美術展を見に行きました。
お盆休みのせいか、
あまり宣伝していない小さな催しのせいか、
ホールは人もまばら。
京都の詩仙堂へ行った時もそうですけど、
お願いですから、
そういう所で大の大人がふざけるのはやめて下さい。^^;
夏の暑さはいつまでも続くけれど、
大人の夏休みはあっという間。
眩しかった夏休みを終えて、
あなたも私も
其々の仕事に戻りました。
2004年08月18日(水) |
Don’t disturb |
シティホテルにチェックインしたのが
4時近くでした。
しばらくお部屋で休んでから
夕食に出かけました。
ホテルの中にある焼肉レストラン。
あなたとの食事は
和食・中華・イタリアンが圧倒的に多くて、
二人で焼肉を食べたのはこの日が初めて。(笑)
二人とも昼食を抜いていてお腹が空いていたから、
かなり沢山食べました。(笑)
それから、
一度お部屋に戻り
黒のシルクのノースリーブのワンピースに着替え、
黒の薄手のニットのカーディガンを羽織り、
ホテル内バーへ出かけました。
アイリッシュ・パブのような雰囲気のバーで
お酒を飲みながら、
あなたととりとめのないお喋り。
お部屋に戻ったのは11時頃でした。
高層階のお部屋から見える夜景は
とても綺麗でした。
前の晩の温泉街の光景から一転して、
都会のビルの灯りが煌いていました。
朝からの移動で
二人とも疲れていたので、
それぞれシャワーを浴びてベッドへ。
激しい睡魔に襲われながらも、
そして、そのまま動けなくなってしまい、
深い眠りに落ちてしまいました。
翌朝、
目覚めてから
あなたともう一度愛し合いました。
それから、
正午のチェックアウトぎりぎりまで
お部屋でのんびり過ごしました。
お部屋のドアに
Don't disturb の札をかけて。
二日目、
お部屋で朝食を頂いた後、
名残惜しい気持ちで
旅館を後にしました。
旅館の玄関前で
従業員一同並んで
見送りしてくれるのですが、
あれって気恥ずかしいですね。^^;
旅行から帰ったら、
旅館から早速お礼の葉書が届いていたと話していました。^^
旅館を出た後、
二泊目のシティホテルまで
5時間弱のドライブ。
あなたと二人きりで過ごす貴重な時間だというのに、
私は睡魔に勝てず
ついうとうとしてしまいました。^^;
後からあなたに聞いたところによると、
きっちり一時間おきに
目を覚ましていたそうです。^^;
ちょっと反省。
助手席で寝られると
ドライバーも眠くなってしまいますよね。^^;
それに、
あなたにこうも言われてしまいました。
これ、気を付けたほうがいいですよね。^^;
昨夜、あなたとチャットしていたら、
また言われました。^^
「しかし、小夜子浴衣似合うよねぇ。(笑)」
「そう?^^」
「やっぱり俺が言ったとおり、
濃い色が似合うでしょ。(笑)
写真に撮っておかなかったのは惜しかったなぁ。」
「そうね。撮っておけば良かったかも。^^」
「仕草も可愛さ炸裂だったし。(笑)」
「あの時それを言ってくれれば、
もっと嬉しかったのに。(笑)」
「その時には言葉が出ないもんなんだよ。^^」
あなたに会った後は
しばらく逢瀬の余韻が残るものだけれど、
今回はいつもよりもっと長引きそうです。^^
六時頃
目覚めたら、
あなたは既に起きて、
庭園が見える窓際の籐の椅子に腰掛けて
本を読んでいました。
あなたは
こういうお泊まりの時は必ず
バッグの中に文庫本を数冊入れていて、
時間のある時に
読んでいることが多いのです。
お布団の中から
見慣れているその光景を
ぼんやり見つめていたら、
あなたが私の視線に気づいて言いました。
「おはよう。^^」
「おはよう。早いね。」
「あぁ。
これから朝風呂に行こうと思ってたんだ。(笑)」
「気持ち良さそう。
私も行きたい。^^」
それから、それぞれ
館内の大きなお風呂に入りに行きました。
早朝の女風呂はさすがに空いていて、
私の他に二人の女性がいるだけでした。
檜の露天風呂へ行くと、
見た感じ30代前半位でしょうか。
綺麗な女性が声をかけてきました。
「ここはぬるくて、何だか物足りないわ。(笑)」
他の女性の裸を見ると、
この人は何歳位なんだろうとか、
子供はいるのかなとか
つい思ってしまいます。
それだけ
女の裸体は、
その人の経験や歴史を表すものだと思うから。
お風呂から上がってお部屋に戻ると、
あなたが言いました。
「この時間に男風呂に行ったら、
俺の他はおじいさんだけだったよ。(笑)」
「あなたって
おじいさんと同じ位
早起きだものね。(笑)」
「さて…どうしようか。(笑)」
「朝食は8時半?^^」
「もう一眠りするか。(笑)」
それから、
私達は一つのお布団に入って
愛し合いました。
お部屋に戻ると
お布団が二つ敷かれていました。
あなたはお部屋の浴衣に着替えると
お布団の上に仰向けに寝転びました。
私は出かけた時と同じ姿で
お布団の端に座っていました。
あなたが手を伸ばして
私の手にそっと触れました。
それから、
私を抱くようにして
自分の胸に引き寄せました。
あなたの身体の上に重なるようになって
あなたと舌を絡め合い、Kissをする
私達の乱れる姿が
白い障子に淫靡に浮かびあがる
身八口から
あなたの指が滑り込み
私の胸の先端を捉える
唇から
押さえ切れない喘ぎ声が零れてしまう
苦しいほどに
身体はあなたを欲しているのに
あなたは私の浴衣の帯を解こうとしない
胸元がはだけ、
裾が乱れる姿を
あなたにじっと
下から見つめられているのが無性に恥ずかしい
あなたの浴衣を開いて、
あなたの浅黒い胸に
幾つものKissをする
あなたの手は
私の浴衣の裾を割って、
私のショーツの中に忍び込む
既に濡れていたその部分を
あなたの指が弄ぶ
あなたの器用な指で
私は何度も逝かされそうになる
唇を
あなたの胸から
腹
そして、
愛しいその部分へと這わせる
浴衣を着たまま
あなたのものを口に含む
指と舌で
あなたのものを丹念に愛撫する
愛し合った後、
あなたが言いました。
「脱がしてしまう前に、
小夜子の浴衣姿を撮っておけば良かった。(笑)」
結局
浴衣を着た写真は一枚も撮らずじまいでした。
あなたの記憶の中に
残しておいてもらえたでしょうか。
お昼過ぎに待ち合わせをして
あなたの車でドライブ。
温泉旅館に着いた時はもう5時半を過ぎていました。
HPで見たとおり、
とても素敵な旅館でした。
和室からは美しい日本庭園が見え、
静けさの中に蜩と小川のせせらぎが聞こえてきます。
夕食まで少し時間があったので、
それぞれ館内の大きなお風呂に入りました。
大きな岩風呂にゆったりと浸っていたら
身も心もリラックスしました。^^
夕食は懐石料理のコース。
仲居さんによって
一品ずつお部屋に運ばれて来る
美味しいお料理を
ゆっくり時間をかけて頂きました。
夕食後、
素肌に藍色の浴衣を着て、
黄色の帯を締めました。
私の浴衣姿を見て、
「よく似合ってる。^^」
とあなたが言いました。
あなたと温泉街へ出かけました。
あなたはポロシャツとジーンズ。
そして、二人とも下駄を履いて。
学生時代、弓道部だったあなたは
下駄に慣れていて、
いつもと変わらない速度で歩きます。
あなたの腕に触れた
私の浴衣の胸の膨らみを 指でつんと押すあなた。
二人きりの時には慣れてるはずのあなたの仕草に
恥ずかしくなるのは浴衣のせい?
今まで幾つかの温泉街を訪ねたことはあるけれど、
そこはどこか懐かしい
まるで古い映画の一コマのような
レトロな雰囲気の街でした。
街のあちこちに点在する外湯。
湯上りの浴衣姿の人達で賑わう
射的場やアイスクリーム屋さん。
赤い鳥居のある小さな神社。
「明日帰るなんて残念だね。」
あなたが言いました。
「また来たいなぁ。^^」
「今度は二泊しよう。^^」
今度…
今度はいつになるのかな。
来年?
それとももっと先?
でも、二人がまた来たいと望めば
きっと実現するね。
2004年08月06日(金) |
羞恥が快感に変わる時 |
あなたにKissされている時や
愛撫されている時、
「小夜子の手はエッチだよなぁ。(笑)
俺とソレどっちが好きなの?」
「うーん、どっちも。(笑)」
「それはね。
大好きなあなたにくっついてるから好きなのであって、
あなたから離れちゃったら意味ないの。(笑)」
「そっか。(笑)」
「そうよ。
好きでもないひとのもの舐めたいなんて思わないもん。^^」
「小夜子のフェラは凄く気持ちいい。(笑)」
「もっと上手になりたいな。
あなたが私に夢中になるように。(笑)」
「今のままで十分。
これ以上上手くならなくていいから。(笑)」
今までの人には
ギブ&テイクだからという気持ちで
フェラしていたこともあったけれど、
あなたには自分がしたいからしているの。
あなたの一部であり
私と繋がるその部分がとても愛しいから
自然にしてしまう行為。
あなたが感じると自分も感じるから、
夢中でフェラしているうちに
自分も溢れ出るほどに濡れて来てしまう…
あなたに見つめられていることを
理性で感じながら、
本能的にあなたのものを愛撫する…
羞恥心さえ快感に変えてしまう
あなたの熱い眼差し。
その眼差しで見つめられたら
私はどんなことでも
受け入れてしまいそうです。
「抱きしめて。」
あなたが目の前にいたら、
きっとそう呟いたでしょう。
電話越しに聞こえる
あなたの低く温かな声。
会えないことがひどくもどかしくて、
途切れがちになる互いの言葉。
おやすみの前に言いました。
「ねぇ、Kissして。」
あなたは照れたように笑って、
電話越しに
短いKissをくれました。
今度
あなたにKissされたら、
私の身体の奥で眠っている熱は
たちまち呼び覚まされることでしょう。
夏休みを前にして
あなたはますます忙しそうです。
先週に引き続いて
今週も出張。
昨夜は出張先のホテルに泊まっているあなたと
長電話しました。^^
「もうすぐ会えるね。」
「ああ、
そういえば今日、
電車の中で浴衣の女の子やたら見たなぁ。」
「浴衣の女の子って色っぽいでしょ?^^」
「人による。(笑)」
「私、
今度温泉行った時、
どんな浴衣着ようかなぁ。^^」
「ほんと?^^
じゃあ、そうしようかなぁ。
ねぇ、会いたい?」
「うん。^^」
「うん、じゃ駄目。(笑)」
「言わせたがりだ。(笑)
すごく会いたい。^^
今、頭の中でめまぐるしく
旅行のプランを練っているところ。(笑)」
「すごく楽しみ。^^」
ところで、継続中のダイエットですが、
いまだ体重に変化なし。^^;
変化がありしだいお知らせ致します。^^
タイトルですが、
ご想像通り
デート直前に思い立って
ダイエットに励んでいます。^^
普通は夏痩せって言いますけど、
私は夏の方が太り易いんですよね。^^;
おそらく欲求にまかせて
冷たいものを口にしてしまうからだと思うのですが。^^;
最近購入した体組成計は、
体重の他に基礎代謝や体脂肪率、内蔵脂肪レベル、
筋肉量、推定骨量なども判定できます。^^
とりあえず毎日チェックしているのは、
体重と基礎代謝、体脂肪率です。
この体組成計を買うまでは、
ここ数年ほぼ安定している体重だけを見て
たまに気まぐれでダイエットする程度だったのですが、
これを買ってから
自分の身体にシビアになりました。はい。(笑)
あなたに半ばからかわれながらも
頑張っています。
それにしても、
これってハードな割には
なかなか減量に反映されませんね。^^;
単純に食事を減らした方が
効果的のような気すらします。
それに
翌朝筋肉痛になったりもするのですよ。^^;
今の私の体型に全く不満はないって
あなたは言うけれど、
常に自分を磨こうという心がけは大事ですよね。
夏の終りまでに
3kg減目指して頑張ります♪
Sexは人それぞれであって、
ノーマル、アブノーマルの境界線も
そのカップルが決めるもの。
だから、
私達のSexは普通などという認識自体
おかしいのかもしれません。^^
私達が今までベッドで使った小道具は、
タオル一枚だけ。
あなたがその場の思いつきで使ったものだったのに、
その日の私は
いつにも増して感じていました。
今週末
久しぶりに会える私達。
2泊3日の小旅行をします。
「いつもよりゆっくり過ごせるから、
小夜子のリクエストに何でも答えるよ。^^」
とあなたに言われました。
私達が一泊目に泊まる温泉旅館では、
好きなデザインの浴衣を貸してくれます。
浴衣を脱がされ、
そんな小道具で愛撫されたら…
「妄想しないように。^^」
とあなたに言われたけど、
そんなの無理です。(笑)
2004年08月01日(日) |
飽きるのはカラダとココロどちらが先? |
経済にしても
国際情勢にしても
ありうることだけれど、
安定と危機は背中合わせ。
恋愛に関しても同じ。
飽きるのは
カラダとココロ
どちらが先なんだろう?
小夜子
|