Love Letters
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今週末、
あなたとお泊まりデートです。
お泊まりの場所は、
私達がよく行くラブホです。
そのラブホをよく利用する理由は、
内装がシックで落ち着いた雰囲気であること。 周りに
美味しい食事が出来るお店が多いというのも
お気に入りの理由です。(笑)
ただ、
そのラブホは、
普通のシティホテルみたいな
シンプルさなので、
カラオケとかゲームで
遊びたいというカップルには
ちょっと物足りないかもしれませんね。
今夜、TVで、
『ノッティングヒルの恋人』を観ました。
この映画は、
私が大好きな映画の一つで、
映画館でも観たし、
英語の脚本も持ってるんです。(笑)
これを観ていたら、
無性にイギリスへ行きたくなってしまいました。
それにしても、
ジュリア・ロバーツの笑顔って可愛い。^^
あなたは、
私のことを
強がりだと言います。
「強いね。」と言われたことは何度もあるけれど、
強がりだなんて言われたの
あなたが初めてです。
私の強がりに気づいたのは、
あなたが私を愛しているからだって
自惚れてもいいですか?
悲しみに崩れそうな夜を
いくつも越えて来たけれど、
誰にも涙は見せなかったの。
人に同情されたり、
慰めの言葉をかけられるのが大嫌い。
私が泣いている時は、
優しく私の頭を撫でていて。
ずっと私を抱きしめていて。
あなたが
いつか
そうしてくれたように。
ローションを垂らした
私の背中を、
若い女性の指が
優しくゆっくりと
マッサージしました。
室内は清潔で
心地よい音楽が流れています。
思わず眠ってしまいそうなひとときでした。
実は、これ
今日、クリニックで初体験したことです。
天然ダイヤモンドの微粒子がついているバーで
背中全体の肌をピーリングした後、
エスティシャンが
ジェルで優しくマッサージしてくれます。
娘が思春期のニキビで通っていた
このクリニックは、
皮膚科と言うよりはエステティックサロンのような雰囲気。
通常の保険内診療の他に、
希望があれば
アロマセラピーやイオンソニック、
ピーリングを受けることが出来ます。
背中のニキビ跡が
少し気になっていた私も
今日から通うことにしました。
お風呂の時に、
初日でこれだけ効果があるなんて、
私も大満足。^^
女性の指で
ローションでマッサージされるのって
凄く気持ち良いんですね〜。
是非、私も学んでみたいものです。
エスティシャンのフィンガーテク。(笑)
2003年08月28日(木) |
愛してるなんて言わなくても |
夕食を済ませて、
TVを見ながらぼんやり過ごしていたら、
携帯にあなたからの着信音。
仕事の接待で飲みに行った帰りだと言うあなた。
「結構酔ってるから、
この分だと家に着いたらすぐ寝ると思う。
今夜はチャット出来ないから、
待ってないで先に寝なさい。」
なんて優しい心配り。^^
あなたと電話で話すのは
会えない週末がほとんどだから、
平日の電話って
ちょっと新鮮だったりします。
来週末のデートについて
少し話をしました。
あなたの声の感じで、
私があなたに会いたいのと同じくらい、
あなたも私に会いたいと思ってくれているのが
電話の向こうから伝わって来ます。
年甲斐も無く可愛いことを言うあなた。
儚い響きの「愛してる。」よりも
私はこっちの方が好き。
2003年08月27日(水) |
南西の夜空を見上げて |
今日は、火星大接近の日。
子供達と
ベランダに
天体望遠鏡を持ち出して、
南西の空に輝くオレンジ色の火星を見ました。
火星を見ながら願い事をかけたのは、
うちの子供たちだけでしょうか?(笑)
チャットであなたに
火星を見た報告をしたら、
そういえば、
以前あなたと
一緒に星を見に行きたいねと話したことがありました。
学生時代、登山部にいたあなたは、
幾度も美しい満天の星空を見たことでしょう。
火星を見たせいか、
今夜は少しだけ神秘的な気分。
あなたとの会話も途切れがちで、
いつもより早く
「おやすみなさい。」
と告げました。
今夜、
2003年08月26日(火) |
言葉は時にナイフのように |
心のバランスを
ちょっと崩したりすると
決まって
辛かった結婚生活を
思い出してしまいます。
砂を噛むような気持ちで
過ごしていた日々。
お互いを
ナイフのような言葉で
傷つけ合っていた夫婦。
相手からひどい言葉が吐き出される度に、
自分に最も近い人間の
それほどまでに醜い部分を引き出してしまう自分が
嫌でたまらなかったあの頃。
Sexが愛情を確かめ合う行為ではなく、
お互いの欲望を満たし、
精神的な飢えを紛らわすためのものだと感じていたのは、
私だけだったのでしょうか。
男にとっては、
ベッドの上だけでも女を征服し、
自分の意のままにする為の手段に過ぎなかった行為。
夫婦は、
夜、仲直りするという言葉があって、
どんなに言葉で言い争っても
抱き合えば関係を修復出来るだなんて
一体誰が言ったのでしょう。
言葉のナイフでえぐられた心の傷は、
トラウマとなり、
今でも、心が風邪を引くと、
ズキズキと痛み出すのです。
そんな私に
痛みが和らぐ薬の処方箋を出してくれるのは、
いつもあなたです。
あなたが優しいのは、
私達が離れているから?
もしも、
あなたと一緒に生活することになったら、
私達も
互いの心を傷つける
ナイフを隠し持つようになるのかな。
誰かと傷つけ合うのは
もう嫌なの。
2003年08月25日(月) |
サスペンスのような光景 |
二週間前に
あなたとシティホテルに泊った夜の出来事です。
実は、
そのホテルで
とても不可思議な光景を目撃しました。
私達は、
バーでゆったりとした時間を過ごした後、
ほろ酔い気分で
ホテルに戻りました。
10時頃だったでしょうか。
その場面に遭遇したのは、
ちょうど
12階のフロアで
エレベーターを降りたところでした。
そのホテルは、
エレベーターを降りると、
左手にアンティークな長椅子が置かれています。
その時、
その椅子には
40代らしい一人の女性が座っていました。
一見したところ、
そのホテルの客で、
年相応のお洒落をしていました。
私が、
思わず息を飲んだのは、
彼女が
その椅子の上で
一心不乱にしている
或る事を目撃したからです。
部屋に入るなり、
あなたに聞きました。
「今の見た?」
「何?」
「気がつかなかった?
私達がエレベーターから降りた時に
椅子に座っていた女の人。」
「ああ。いたね。」
「何していたか見なかった?」
「いや。何してたの?」
私は、
見たばかりの鮮明な光景を
あなたに話しました。
「俺、もう一度見てくるよ。(笑)」
「駄目だよ。殺されたらどうするの?」←本気
「ホテトル嬢を装って
客がシャワーを浴びている間に
財布を抜き取るってやつ?(笑)」
「男の人はもう殺されてるかもよ。^^;」←果てしない想像力
「警察がこの部屋に事情聴取に来るかも。(笑)」
「もう、からかってるんでしょ。(笑)」
その後、
私はバスルームに入りました。
すると、
バスタブには
カーテンが閉められています。
確か、外出する時には、
カーテンは開いていた筈なのに…
その時、
「きゃあああああ。」
「はははっ。(笑)」
「もう、脅かさないでよ。(笑)」
あなたは、
恐がる私を見て大笑い。(苦笑)
でも、それは本当に
その場にふさわしくない奇妙な光景だったのです。
彼女は一体、何をしていたのでしょう?
全ては謎のままです。
今日も
あなたと長電話。
一時間近く話していたような気がします。
頻繁に会うことは出来ないけれど、
二人の毎日の会話量は
友達も驚くほどです。
なかなか会えなくても
気持ちが繋がっていると感じられるのは、
チャットやメールや電話で、
毎日、会話しているからだと思います。
先日、
私達のことを良く知る友達に
「そんなに毎日話していて、
よく話すことが尽きないよね〜。(笑)」
と半ば呆れ気味に言われました。^^;
私も
あなたみたいな人初めてです。
長い時間
話をしても
話題の尽きない相手。
それとも、関西出身の男性ってみんなこうなの?^^
今まで
関東の男性としかおつきあいしたことがないので、
よくわからないのですが。(笑)
そういえば
こんなことも
あなたに言われたことあったっけ。
あなたの場合は、
関西人といっても
小さい頃からお父さんの転勤で
関東と関西両方で育ったので、
私と話すときは、ほとんど標準語。^^
でも、
時々、ぽろっと関西弁が出たりすると、
嬉しくなったりします。
関西弁って
どことなく
あったか味があって和みます。
今夜は、
あなたとのチャットで
今度のデートはどこへ行こうかという話に…
実は、
今度、娘の小学校で、
親子対抗ボーリング大会というのがあるんです。^^;
もう何年もボーリングなどやっていない私。^^;
あなたが教えてくれるって言うんです。
「すごく下手だと思うよ。あなたが呆れるくらい。^^;」
「触っちゃ駄目だよ。(笑)」
「それは、触られたいってことでしょ。(笑)」
「やだ。この人。やらしいおじさん。(笑)」
「ハハハッ。(笑)」
書くのが恥ずかしいほど、
お馬鹿な会話です。^^;
今日は、
娘の塾のことについても
相談にのってもらいました。
あなたに何か相談すると
いつも明確な回答が返って来ます。
学生の頃から
友人に相談を持ちかけられることが多かったと言うあなた。
だから、
人に相談されることが苦にならないと話していました。
あなたは、
私の恋人でもあり、
無二の親友でもあります。
ユーモアのセンスがあって、
一緒にいると楽しくて、
知識が豊富で、
好奇心旺盛で、
子供っぽいところもあるけれど、
いつも冷静な大人でもあります。
そんな素敵な親友は、
とろけそうなKissをくれる
素敵な恋人でもあります。
あなたに触れられると、
私の身体のスイッチは
たちまちオンになります。
週末なのに会えないのは、
私達にとって
いつものことです。
私達は、
お互いの仕事が忙しい上、
二人の間の約束だけで
デートを決めることは不可能です。
いつも
子供達の予定や
デートの時に預かってくれる私の両親の都合を
優先して考えるようにしているから…
なかなか会えないことが原因で喧嘩したことはないけれど、
時々、
好きな時に自由に会えないことが
寂しかったりします。
たった今、
あなたからICQにメッセージが…
私にモーニングコールを頼んで、 「お休み。(^.^)チュッ。」と一言。
そのままベッドへ行ってしまいました。^^
ICQであなたの声が聞けたから、
私もお休みしようかな。
夢であなたに会えるでしょうか。
私は、
ここ『エンピツ』で
他の人の日記を読むことが好きです。
最近は、
書くことよりも読むことに費やされる時間の方が、
長いような気がします。
勿論、
恋の話を読むことも好きだけれど、
My登録された
他のジャンルの日記を読むことも
楽しくて、新鮮です。
他の人の恋の話を読んでいて感じることは、
人それぞれの
恋の色や形があるということ。
そして、それは、
その人自身のパーソナリティや
生い立ちや人生観、
過去の恋愛経験と
繋がっているものなのでしょう。
先日、ある男性の日記を読んでいたら、
「あなたじゃないと駄目なの。」
という類の恋人の台詞は、
男にとっては疎ましく感じるという
文章がありました。
これを読んで、
私も男だったら、
こういう台詞は鬱陶しいだろうなぁと想像できるし、
女の立場で
男性からこう言われるのも
ちょっと気が重いかも…と思ったのです。
昨夜、
チャットで
あなたにこの話をしてみたところ、
えっ、
私、言ってますか?
そんなんこと…^^;
思わず聞いてしまいました。
「もしかして、私って重い女?^^;」
だけどね。
あなたの場合は、
私にそんな風に言われても
ちっとも嫌じゃないそうです。^^
寧ろ
お互いが、
このパートナーでなければ…
と思うような関係でなければ、
二人が望む
魂が溶け合うようなSexなんてできっこないよと
言いました。
他人の恋を私達の恋に当てはめることは出来ないし、
私達の恋を他人の恋と比べたりすることも
ナンセンスでしょう。
恋の色は十人十色。
だからこそ、
他の人の恋物語を読むのは楽しいんですね。
昨日、
あなたから
幼少時代の画像を貰ったので、
私からも
色っぽい写真でもと思い立ち、←謎
アルバムの中から
数枚ピックアップしてみました。
「うん。いいよ。(笑)」
どんなものでもいいから送って欲しいと
あなたが言うので、
サイパンのホテルのプールサイドで撮った写真を
送ることにしました。
付き合い始めて
一年以上も経つのに、
お互いの画像すら交換していなかった私達。
昨夜、
私のPC画面に、
30年以上も前の
可愛いあなたが蘇りました。
趣のある和風旅館の座布団の上に
犬柄の浴衣を着せられて、
ちょこんとかしこまって座っている
30年以上も昔のあなた。
とってもノスタルジックです。^^
あなたには
今までに
三日分の日記を読んでもらっています。
あなたは、まだ
私がここで書いていることを知りません。
あなたとの会話の中で、
私は日記のいくつかの題名を教えたことがあるし、
一度、
或る日記書きさんへのメールのお返事を
間違ってあなたに送ってしまったことがあるから、
あなたがその気になりさえすれば、
この場所を見つけることは
とても簡単な筈。
それでも
あなたの性格を考えると、
私がここのアドレスを教えない限り、
あなたがここを訪れることはないでしょう。^^
以前、あなたと、
『さとられ』という映画について
話をしたことがあります。
この映画は、
自分の想いが何もかも周囲の人に悟られてしまうという
特別な能力を持って生まれた男の人のお話。
この映画の話をしていた時、
あなたも
私と同じような考えを持っていたことを思い出します。
どんなに愛する相手でも、
お互いの想いを
何もかも曝け出すような関係は苦手だということ。
ロマンチックで好奇心の強いあなたらしく、
二人の関係に
どこか未知な部分を残しておきたいと
話していました。
だから、
あなたが自ら
ここを訪れることはないと
確信しています。
それに
私にとっても、
ここは
鍵をかけた私の胸の内のようなもの。
あなたに覗かれたら、
素直な想いを書きにくくなるでしょう。
たまに
この日記の断片を読むことは、
あなたにとっても楽しいようです。
14日(木)の日記を読んで、
あなたがぼやいていました。(笑)
「あれ読むと、
俺ってただのやらしいオヤジだよな〜。(笑)」
「なことないじゃん。^^
素敵でしょ。(笑)」
これを書いている途中で
あなたからメールがありました。^^
タイトルは、
『プチ・プレゼント』
わっ。可愛い♪
待望の赤ちゃんが生まれることになりました。
とはいえ、
何だかとても不安です。^^;
私の心配をよそに
息子は大はしゃぎ。(笑)
赤ちゃんの誕生をとても楽しみにしています。
一匹もお友達にあげずに
自分で育てると意気込んでいます。^^
それにしても、
この母親とっても強そうです。
赤ちゃんのお父さんは、
交尾の翌日に死んでしまったというのに。^^;
水槽に張りついてこちらを威嚇する動作は、
産んだ卵を守るためのもの??
本音を言えば、
一匹でさえお世話が大変なのに
赤ちゃんが何匹も生まれて来たらと思うと、
はしゃぐ息子とは正反対に
何だかとっても憂鬱です。
2003年08月17日(日) |
会えない時に欲しいもの |
午後、
夏休み最後の一日を
お家でのんびり過ごしていたあなたに
電話をしました。
「昨日、小夜子から送ってもらった文章、
あれって記憶を呼び起こすよなぁ。(笑)」
昨夜、
チャットの最中に、
ちょっとした悪戯心から
14日と15日の日記を
あなたに送りました。
「そう?(笑)
会えない時のおかずに使ってね。^^」
「…………」
「もしかして…もう使った?(笑)」
「………使った。(笑)」←早い。(笑)
「わぃ。(笑)
何だか嬉しい。^^
あんなので良ければ、また送ります。(笑)」
「実体験でしょ。
だから、
小夜子の言葉が記憶を呼び起こして
それが引き金になるんだよな。(笑)」
「全部読みたい?^^」
「きゃはは。わかりました。(笑)」
今度会う予定が
なかなか決まらない私達。
ほとんど私の都合ばかりで
デートの予定が立たないのに、
思わず、
「会いたいなぁ。」
と呟いてしまいました。
夕方、
あなたからメールがありました。
俺だって会いたいです。
いっつも会うと別れたくなくなるんだよね。
だから、口に出さないようにしてるんです。
言葉が気持ちに拍車をかけそうで。
別れ際に
笑って手を振ってくれる
あなたを思い出しました。
私は何にしようかな。
会えない時のおかず。^^
あなたと私の夏休みも
明日で終わり…
あなたと過ごす二度目の夏が、
微かな秋の香りがする風と共に
過ぎ去ろうとしています。
今夜のチャットで、
あなたはワイン、
私は檸檬酒を飲んでいました。
心地よい酔いもあって、
話題はHな内容に…
私は、
冗談半分で
昨日と一昨日の日記を
あなたに送りました。
「この文章を読んで、
これは自分だなって思いますか?
それとも、自分じゃないって思う?(笑)」
「こういうの読むと、少し気持ちが重くなる?」
昨日の日記について聞いてみました。
「重くなるのとは違うなぁ。
ちょっと切なくなるね。」
そして、
こう続けました。
「今度は、
そんなことに気が回らないくらい
感じさせちゃおう。(笑)」
「すごく感じちゃってるから、そういう気持ちになるのでは?
理性が働いていないから…」
「いや。もっと押し上げて忘我の極を目指すから。(笑)
小夜子は、一度逝った後、
俺に触れさせないようにするのは何故?」
「そんな風にしてる?(笑)」
「俺の手を払いのけまくりなんだけど?(笑)」
「たて続けに何度も逝くのが恐いのかな。
自分で我慢しちゃうんだと思う。」
私達は、まだ
一緒に逝くという経験をしたことがありません。
「小夜子と一緒に逝けるように、俄然燃えて来た。(笑)」
「頑張ろうね。^^」
二人の願いが叶う日はいつでしょうか。
今週になってすぐ
ルナが始まりました。
不思議といつもそうなのです。
あなたとのデートの数日後に
予定日より早いルナが始まります。
先週の土曜日、
私は、
ルナが近いことを予感していました。
少し情緒不安定になったり、
胸が張って熱を帯びたり、
一日中眠くてたまらなかったり…
金曜日あたりから、
いつもの兆候がみられたからです。
「小夜子がそんな風に言っちゃ駄目だよ。
こっちだって我慢してるんだから。」
あなたは、
優しく諭すように
私に言いました。
私達は、
一度、私の生理が二週間近く遅れた時に、
今の状況で二人の子供は望めない以上、
避妊はきちんとしようという話をしました。
それなのに
土曜の夜、
あなたと繋がろうとしていた
あの瞬間、
私はあなたのことを
強く強く求めていて、
あなたをそのまま受け入れたくて、
胸の奥に閉じ込めていた禁句を
口走ってしまいました。
私は、
あなたと肌を重ねながら、
激しい感情が
通り過ぎていくのを
待ちました。
やがて、
潮が引くように欲望は遠のき、
一度口にしたその言葉は、
再び
私の胸の奥に隠されて
小さな鍵がかけられました。
日曜日の朝、
私は
あなたとの
僅かな愛情の温度差を感じて、
ベッドの上で拗ねていました。
「もう1回しようか。(笑)」
「濡れてないもん。」
「見せてごらん。」
「やだ。(笑)」
片紐だけで私の腰に繋がれた
薄い布地の中に
あなたの長い指が差し込まれました。
私の茂みの奥は、
眠りから覚めたばかりで渇いていました。
あなたの指は、
ゆっくりと円を描くように
私の茂みを撫でました。
やがて、
あなたの中指が
私の敏感な部分に
差し入れられると、
切ない吐息と共に
温かな蜜が溢れ出しました。
「あっという間だね。」
目を閉じている私の耳元に
あなたの声が届きました。
ついさっきまで
何も感じないほど
渇いていた私の身体は、
ほんの僅かなあなたの触診で
恥ずかしいほど
熱く濡れていました。
2003年08月13日(水) |
Afternoon Tea |
あなたと
中国式ティータイムを愉しみました。
やっと取ることの出来た
短い大人の夏休み。
あなたと向かい合って
他愛のないお喋りをしながら、
薫り高い中国茶を味わっていると、
静かな午後の時間が
ゆったりと流れます。
数時間前まで
ホテルの部屋で
熱く抱き合っていたことなど
すっかり忘れてしまっているみたいな
あなたの少年みたいな笑顔。
あまりタイプじゃなかったはずなのに、
いつのまにか
あなたの顔が好きになっている自分に
気付きました。
大きな窓から見える
通りを歩く人達はとても暑そうだけれど、
クーラーが程よく効いた
このティールームの中は
心地良いオアシス。
今朝、
あなたは電話で
不満そうにこう言いました。
「小夜子は、誤解が多いと思うよ。」
これは、
昨日の日記に書いたことを
私があなたに話したから…
つまり、
あなたとのベッドで、
私にとっては
本当に心身を許した相手とでなければ
出来ない行為でも、
あなたにとっては
今までに何度も
他の女性にされたことのある
慣れた行為であるということ。
そして、
そのことが時に私を寂しくさせるということ。
「経験があることは仕方ないことだけど、
小夜子にされた時が
一番気持ち良かったし、一番嬉しかった。
感情表現が下手だから伝わらないんだね。(苦笑)」
あなたは、
昨夜12時近くまで、
ICQをオンにして
私がログインするのを待っていてくれたそうです。
私はといえば、
その頃はあなたとのチャットも忘れて
眠りについていました。^^;
「そんなに私のことが好きだったの?(笑)」
冗談っぽく私が聞くと、
教訓。
ベッドの上で生まれた誤解は、
ベッドの上で解いておかないと、
次のベッドまでの二人の関係が
危うくなります。
久々の日記の更新です。
週末はお泊まりデートでした。
デートの前は
留守中の日記も後で書くつもりだったのですが、
最近、私達のお付き合いも
良く言えば安定期、
悪く言えばマンネリ気味になっていまして…
イマイチ書きたいという衝動に駆られません。^^;
とは言いつつも、
今回のお泊まりデートでは
二人にとっての
初体験がありました。
今まで
私がフェラをしている時、
あなたは憎らしいくらい冷静で…
私はあなたをもっと感じさせたいとずっと思っていたのです。
そして、
その日は突然訪れました。(笑)
私が何気なく試したその方法が、
あなたの快感のツボに
ぴったりはまったようです。
私は、いつも私がされているように
あなたをちょっぴり焦らしたりしていました。
あなたは、
続けるように私に言いました。
私は初めて、
あなたのものから溢れる白い液体を
口にしました。
ずっと前に
初めて男の人の精液を口にした時に感じた
違和感はありませんでした。
あなたのそれは無味無臭で、
気づいた時には
私の喉を通り過ぎていました。
不快感がないかわりに
愛しい人の愛しい体液を口にしたという
感動もありませんでした。
私の気持ちはとても醒めていました。
私が初めて
男性の精液を口にした時、
その時の恋人は、
「馬鹿だなぁ。飲まなくていいのに。(笑)」と言って
私をぎゅっと抱き締め、
彼のそれを受けとめたばかりの私の唇に
沢山のキスの雨を降らせてくれました。
私は、
本当に好きな人のものでないと
飲むことは出来ません。
あなたは、
こういうことに慣れているのかもしれません。
だけど、
私は慣れているわけではないのです。
心の通い合う相手との
魂が溶け合うようなSexの中でしか
出来ない行為です。
あなたとのSexは、
ほとんどが幸せなものですが、
たまに虚しい想いに駆られたりもします。
私とあなたが
過去に経験した恋愛とSexに
大きな隔たりがあるからだと思います。
「小夜子を一度失神させてみたい。(笑)」
冗談なのか本気なのか、
時々あなたはそんなことを言います。^^;
でも、
あれって
演技ですよね???
最近見たことが無いので、←笑
もしかしたら最近のものは、
もっとリアルだったりするのかもしれませんが、←謎
私が今までに何本か見た印象では、
ぜーったい
あれは演技だと思うのです。
しかも、
かなりの過剰演技。(笑)
今まで
ベッドの上で演技をしたことは、
一度もありません。
男の人って
普段は理論的な考え方をする人でも
ああいうものに対しては、
思春期の男の子みたいなとこありますよね。^^
まっ
そういうところも可愛いのですが。(笑)
もしも、本当に
失神するほど感じさせられたら…
快感の極限状態を想像するとちょっと恐いです。
チャットの話の流れで
あなたと元カノのSexについて
あなたから聞くことになりました。
あなたとは
友達としての期間が長かったので、
その間、
元カノの話は色々聞いていました。
あなたの元カノは、
ナースで
あなたより6つ年下で
どちらかと言えばぽっちゃり型で
直情型の女性。
Sexに関しても
あけすけに話をするタイプの女の子だったそうです。
そんなあなたの話から
あなたと元カノとのSexは、
奔放で情熱的なものだったのではないかと
軽い嫉妬の入り混じった気持ちで
想像していました。
あなたと彼女のSexがどんなものだったのか
あなたは話してくれました。
とてもプライベートな内容なので
ここには書けませんが、
真面目に人を好きになるあなただから、
彼女に夢中だった時期もきっとあったことでしょう。
でも、
私達の繋がりの方が
ずっとずっと深いものであることを
確信しました。
今日は、
とても暑い一日でした。
全国各地で今年一番の暑さだったそうです。
夕食の後、
ベランダに椅子を出して、
夕涼みを楽しみました。
数日前、
娘の部屋のバルコニーからは
近所の河川敷で行われた花火大会の 美しい花火が見えました。
週末あなたに会う約束をしています。 その言葉を聞いて
私の気持ちはとても幸せなはずなのに…
暮れなずむ夏の空を見ながら、
私の心は
こう呟いていました。
あなたと友達だった頃の
心の軽さを取り戻せたらいいのにと。
「ちょっと早いけど、ルナ前かも。
お泊まりデートに当たらないといいんだけど…」
今日の午後、電話であなたに告げました。
「確かに、昨日からちょっとイライラしてるか?(笑)」
「うん。
それに、胸がひりひりしてる。」
「先週、俺が舐め過ぎたから?(笑)」
「じゃないと思う。(笑)」
「撫で撫でしてあげようか。(笑)」
「ルナ前は過敏になってるから駄目です。(笑)」
ルナ前には胸が張って、少し熱を帯びます。
胸の先端も
ブラの布地に触れるだけでひりひりします。
電話を切った後、
Tシャツをめくって
左手でそっと
左の胸に触れてみました。
微かな痛みのある先端を摘むと、
すぐに硬く尖りました。
あなたの指や舌の感触を
私の二つの膨らみはちゃんと憶えているのでしょう。
今夜のチャットで
あなたに絡んでしまいました。
「いつ頃からあなたは私を好きになったの?」
会えない週末は、
こんなつまらない質問が
不意に出てしまったりするのです。
正直過ぎるあなたは、
いつだって本当のことを言います。
「それまでは本気じゃなかったの?」
「好意は持っていたよ。」
「初めての時、どうして私を抱いたの?」
女は恋をした相手に抱かれ、
男は抱いた後にその女に本気の恋をするって
どこかの本に書いてあったっけ。
二人の歴史の中にある
全てのKissやSexに理由が欲しいと思うのは、
女の愚かな我侭でしょうか。
週末の夜、
ICQを立ち上げて
あなたを待っていると、
必ず
知らない男性からメッセージが入ります。
それほど女性に飢えていない男性なら、
「つきあってる彼がいるから。」
と言えば、
他のチャット相手を探すか、
暫し、お互いの恋やHの話を楽しむだけということになります。
けれど、
声をかけてくる男性の中には、
今すぐセックスする相手が欲しいと思ってる人もいて…
相手の顔は見えないし、 こちらに伝わってくるのは文字だけなのだけれど、
明らかに
その人に心の余裕が無く、
あせっているのがわかるのです。
こういう人達にとって
セックスって何なのかな。
好きな人とのコミュニケーションだなんて
これっぽっちも思っていないようです。
体だけの関係。
私はそんな関係を持ったことがないけれど、
お互いが望むなら、
それは、その人達の自由だと思うのです。
ただ、
それはあくまで
お互いが望んでいるという
前提のもとで成立するもの。
つまり、
最低限のコミュニケーションが
そこには必要であって…
フレンドがいないような人に
セックスフレンドが出来るはずもなく…
自分の性欲に振り回されているように見える男性に
女性は近づかないでしょう。
私だったら、
好きでもない相手とセックスするくらいなら
マスターベーションの方がずっと楽しいと思うのですが。(笑)
近頃、
自分の性欲と上手に付き合えるのは、
男性より寧ろ女性の方??
時々、
Web上で暴走する性欲を目の当たりにして
軽い恐怖感を感じます。
小夜子
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