Love Letters
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2003年07月31日(木) 微妙な女心


 最近、

 朝、シャワーを浴びることが日課になっています。



 今朝もシャワーを浴びた後、

 まだ少し濡れた髪で

 あなたとチャットをしていました。



 「小夜子の家って

  お風呂から上がったところに大きな鏡があるんだっけ?」


 「うん。^^」


 「じゃあ、お風呂あがりはいつも

  全身を映して見てるわけ?(笑)」


 「そうなの。

  今日も鏡見ながら思っちゃった。




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 「小夜子のは感度がいいからいいじゃない。(笑)」


 「授乳期のおっぱいに戻らないかなぁ。(笑)」


 「母乳なんか出たら、俺が驚くって。(笑)」


 「二の腕の肉が、胸に移動してくれればいいのになぁ。」



 そんな胸の話をしていたら、

 いつの間にか

 ネガティブな思考回路に

 陥ってしまった私。



 あなたの元カノは、

 ぽっちゃり型だったそうです。

 彼女に比べたら、

 私はスリムだとあなたは言うけれど、

 スリムな分、胸も小ぶりです。^^;



 「あなたは元々、

  ぽっちゃりの女の子が好きだものね〜」


 悪い癖で、

 自分がネガティブモードになると

 あなたにつっかかりたくなる私です。



 何となく

 気まずいムードのまま

 朝のチャットを終えました。



 お昼休みに

 あなたからメールが届きました。


  胸に関しては、

  俺が気に入ってるんだからいいでしょう。^^



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 あなたは、

 私のあやし方を良く心得ています。^^

 たかが胸、されど胸。

 女心は微妙です。



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2003年07月30日(水) 愛情とSexの関係


 今日、

 ランチタイムに

 友達に会いました。



 彼女は、

 イギリス人の彼と

 留学中に熱烈な恋愛をして結婚。

 二人の間には、

 もうすぐ1歳になる娘さんがいます。



 彼女に会うのは、

 結婚式以来久しぶりだったけれど、

 時々、e-mailで送られてくる家族写真から

 彼女の幸せな結婚生活を想像していました。



 オフィスに近い

 イタリアンレストランで

 パスタのランチを頂きながら、

 初めての子育ての奮闘ぶりを

 楽しく話してくれた彼女。



 あまりに彼女の笑顔が輝いていたから、

 彼女が口にした次の話題に

 戸惑いを見せたのは、

 寧ろ私の方だったでしょう。




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 そして、こう続けました。


 「私達は、おかしいかな?(笑)」


 「私にはわからない。夫婦それぞれだもの。」



 そんな気の利かない言葉しか浮かばなかった私。

 出産後、子供への愛情が強くなることによって

 夫婦の関係が希薄になることは

 さほど珍しいことではないし…

 彼女達は、

 このままじゃいけないということで

 夫婦で話し合いもしていると言うから、

 これから関係が修復される可能性も大きいと思ったのです。



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 愛情のあるSexは理想的だけれど、

 悲しいかな、

 愛情が無くても男女間にSexは成立します。

 ならば、

 愛情と信頼があっても

 何らかの理由でSexが成立しない…

 そういう状況も有り得るのではないかと

 思うのです。



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2003年07月29日(火)


 「嫌…」


 あなたに愛撫されている時に

 無意識に言っているそうです。

 

 「自覚なかったの?(笑)」


 「全然。(笑)

  だって、あなたに嫌なことなんてされたことないもの。(笑)」


 「実際、途中で止めるべきかと思う時もある。(笑)」


 「ごめん。(苦笑)」


 「嫌よ嫌よも好きのうち…と思うようにしているけど。(笑)」


 「きゃはは。そうだね。

  私の場合はそうです。(笑)

  だけど、他の人には適用しないでね。^^」




 「嫌…」


 何故、無意識に

 そう呟いてしまうのでしょう。




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 「そうなの?(笑)」


 「うん。私のささやかな抵抗。(笑)

  あなたに触れられると

  あっという間にオンになってしまう

  自分の身体が悔しいから。(笑)」


 「あっという間か。

  確かに小夜子は敏感だね。いいことだ。(笑)」




 嫌

 嫌

 嫌

 嫌

 いい

 いいの

 もっと

 もっと

 欲しいの




 私達の秘密は、

 吐息混じりの「嫌」で

 始まります。



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2003年07月28日(月) 淋しがる二本の腕


 昨日まで

 あなたの身体に絡みついていた

 二本の腕。

 今日は、

 絡みつく相手もいなくて

 淋しがっています。





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 きっと

 多忙なあなたにとっては、

 あっという間の日数でしょう。

 この位の会えない期間、

 以前の私にとっては何ともなかったのに…



 いつのまにか

 私の好きが、

 あなたの好きを追い越してしまったような気がします。



 だから、

 二本の腕が

 もう

 昨日別れたばかりの

 あなたの背中を恋しがっているの。



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2003年07月27日(日) あなたとだけ


 昼下がりの眩い光の中で、


 バーから戻って

 ほろ酔い気分のままで、


 朝一番の汽笛が聞こえる

 まどろみの中で、




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 朝、抱き合った後に

 あなたが言いました。


 「いいよなぁ。女性は何度でもいけて。(笑)」


 「あなたを喜ばせちゃうかもだけど…(笑)」


 「ん?」


 「あなたとだけなの。

  こんなに何度もいけるのって…」


 「じゃあ、今度はもっと頑張ろう。(笑)」


 「これ以上、頑張らなくていいです。(笑)

  やみつきになったら離れていられなくなっちゃうもん。」


 「更なる世界が広がるかもしれないし。(笑)」



 あなたは、

 涼しい笑顔で

 私の頬に

 そっとキスをしました。



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2003年07月26日(土) 明るい光が差し込む部屋で


 明るい光が差し込む

 シティホテルの部屋で、

 あなたに抱かれました。



 ベイブリッジが見える

 10階のツインルーム。



 あなたは

 ベッドに座る私を

 抱き寄せると、

 貪るようなキスをしました。



 それから

 私をベッドに押し倒すと、

 息が苦しくなるほど、

 強く私を抱き締めました。




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 あなたが笑って言いました。




 サマーニットとスカートを脱いで、

 ネイビーブルーのブラとショーツになった私は、

 白いシーツの中に潜り込みました。

 あなたも

 シャツとジーンズを脱いで

 私の隣に入って来ました。




 重なり合う肌



 溶け合う体温



 絡み合う脚



 交じり合う汗と液




 あなたが触れていた

 私の花弁は

 雫で濡れて、

 私が触れていた

 あなたのものは

 熱く固くなり…



 あなたは、

 カーテンが大きく開かれた部屋の

 午後の眩い光が零れるベッドの上に

 私を組み敷き、

 私の脚を大きく広げ、

 私の体の奥に

 入って来ました。



 あなたの熱いリズムが

 私の全身に伝わると、

 いつしか

 羞恥心は消え、

 快感の波が

 幾度も

 私に押し寄せました。




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2003年07月25日(金) 素顔の私


 仕事をする私。

 子供達のお母さんである私。

 あなたの恋人である私。

 日記の中の私。




 どれも私なのに、

 それぞれ

 少しずつ違う表情を持っています。




 或る年配の方に言われました。




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 子供達と居る時は

 母親の表情をしていて、

 一人で居る時には

 緊張感のある働く女の表情をしているそうです。




 あなたの隣にいる私は、

 どんな表情をしているのでしょうか。




 時々、

 あなたは私の表情から

 私の胸の内を読んだりします。

 他人に心の内を探られるのは嫌いな筈だったのに、

 あなたになら

 立ち入られても嫌じゃないから不思議です。



 寧ろ

 今まで誰にも見せなかった

 私の心の中の

 ごくプライベートな領域を

 あなたに侵されることに

 快感すら感じます。




 あなたの前では、

 飾りの無い

 素顔の自分を晒したいのです。




 ただ

 あなたのことが好きで好きでたまらない

 それだけの私。



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2003年07月24日(木) 運動の後の美味しい食事


 「会ったらすぐに抱き合いたい。」



 今夜の気分を

 そのまま

 チャットの文字にのせました。





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 「ぎゅっと抱いて。^^」


 「それだけでいいの?(笑)」


 「キスしたり、触れ合ったり…(笑)」


 「絡み合ったり…(笑)」


 「繋がりたい。^^」


 「で、すがすがしい顔で

  美味しい中華料理を食べに行くと。(笑)」


 「運動の後の食事は美味しいよね。(笑)」


 「週末が楽しみだ。(笑)」




 付き合い始めの頃は、

 お互い

 とても意地っ張りだった私達。




 一年を経て、

 漸く

 想いの丈を

 素直に相手に告げることが出来るようになりました。



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2003年07月23日(水) 週末のベッド


 夜のチャットで、

 あなたに聞かれました。



 「週末のベッドで、

  どんな風にされたいか言ってごらん?(笑)」



 デートの前に時々、

 あなたにこんな風に聞かれることがあります。



 だけど、

 何だか照れてしまって、

 答えられません。^^;



 ベッドの中でなら、

 答えられたりもするんですけど。(笑)



 あなたとつきあって

 もう一年以上になるけれど、

 未だに

 あなたにされることに

 抵抗のある行為があります。




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 今までに何度か

 あなたにされたことはあるけれど、

 羞恥心から

 いつも途中で拒んでしまうのです。



 あなたほど

 愛していなかった人に対しても

 許していた行為なのに、

 あなたに対しては

 何故かとても恥ずかしいのです。




 「あなたのことはとても尊敬していて、

  尊敬しているあなたに

  そんなことをされるのが

  たまらなく恥ずかしいのかも。(笑)」


 「意味不明だ。(笑)」




 今夜

 あなたとこんな話をしたから、

 週末のベッドでは、

 あなたは

 私の抵抗を

 許さないでしょう。



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2003年07月22日(火) 充電


 このごろ

 何かが足りないなと思います。




 睡眠や

 精神的ゆとりや

 友人とお喋りする時間や




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 だからでしょうか。

 心も身体も

 いまいち調子が出ないんです。

 まるで、電池切れの機械みたいに。




 週末はあなたに会えます。

 ゆったりとした時間を過ごして、

 充電したいと思います。



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2003年07月21日(月) 穏やかな恋愛


 私との恋愛には、

 ハラハラドキドキがないと

 あなたが言いました。




 少し拗ねて

 私が言いました。


 「それって、

  この恋にあまり夢中になっていないってことでしょ?」


 「そういうことじゃないよ。(笑)」


 「相手の気持ちを掴みたくて、

  でも、掴みきれなくて、

  いつも心がざわざわしているのが恋愛でしょ。」


 「以前は、そういうのが恋愛だと思ってたけど、

  それって本当は違うんじゃないかなって最近思う。」


 「ふーん。」←ちょっと不満。


 「ドキドキして欲しいの?(笑)」


 「そりゃね。(笑)」


 「ドキドキはしないけど、ワクワクはするよ。(笑)」

 
 「何だか、誤魔化されてるみたい。(苦笑)」


 「穏やかな恋愛があってもいいんじゃない。^^」




 チャットを終えてから、

 少し考えてみました。




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 何故なんでしょうね。

 私達は、どこか似ているから?

 あまりにも波長が合い過ぎるから?




 あなたが言いました。


 「今まで、隣に誰かがいると絶対熟睡出来なかったけど、

  小夜子とは初めから

  一晩中ぴったりくっついてても

  ぐっすり眠れたから不思議だよ。(笑)」

 


 ずっと一緒にいても

 決して疲れない相手。




 そういう意味では、

 穏やかな関係というのも悪くはないかな。



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2003年07月20日(日) Love Song


 チャットの最中に、

 あなたから

 ファイルが送られて来ました。



 ファイルの中には、




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 以前、二人で

 「あの歌いいね。」

 と話していたメロディが、

 四角い箱から流れて来ました。



 愛しているの言葉より嬉しい

 思いがけないプレゼント。



 美しいメロディラインと
 
 しっとりとした歌詞が、

 心に沁みます。



 ありがとう。



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2003年07月19日(土) 恋愛下手


 午前中

 あなたと電話で話しました。

 ほとんど

 冗談ばかり言ってた私だったけど、

 本当は、

 もっと弱音を吐きたかったの。

 

 私は弱い人間です。

 あなたと付き合い始めてから、

 少し強くなったような気がしたのは、

 きっとただの気のせい。




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2003年07月18日(金) もうすぐ会える


 来週末

 あなたに会えそうです。

 

 あなたと会っている時間も楽しいけれど、

 会う前に

 あなたと何処へ行こうかと話をしたり、

 ワードローブを広げて

 着て行く服を迷っている時間も

 楽しかったりするのです。



 好きな人に会う日の

 服や靴やアクセサリーを決める楽しみって

 私にとってはとっても大きな楽しみなんです。^^




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 あなたは、

 彼女が自分のためにお洒落することを

 とても喜んでくれる人です。



 自分自身のファッションの方が気になる男性とか、

 彼女が何を着ようと全く関心のない男性とか…

 もし、あなたがそんな人だったら、

 お洒落するのもつまらなかったかもね。^^



 ファッションであれ、

 仕事であれ、

 生き方であれ、

 私が憧れるのは、

 『自分が似合うものを熟知している女性』です。



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2003年07月17日(木) 現実逃避


 今週は、

 あなたの仕事がとても忙しく

 帰宅が遅いので、

 お互い

 夜の遅い時間のチャットは控えています。



 だから、

 今朝も私が早起きして、

 ICQにログインしました。



 「おはよう。」で始まる他愛のない会話。




 今朝は、

 ビーチリゾートに行きたいという話になりました。

 それから、

 ハワイのホテルのパンケーキの朝食がいいなという話題に。


 「フルーツとホイップクリームがたっぷり添えられた

  小さくて薄めのパンケーキが好き。^^」


 と私が言えば、


 「俺は、フルーツだけでいいや。(笑)」


 と甘いものが苦手なあなたが言います。




 「小夜子の水着はどんなの?」


 あなたとはまだ、

 一緒に泳ぎに行ったことがありません。


 「ビキニ?」


 「ううん。

  ワンピースしか着たことないの。」


 ここ数年、水着も買っていないなぁと気付く私。




 ハワイには一つ

 お気に入りのホテルがあります。


 ホノルルから車で20分くらいのところで、

 シーズンによっては

 日本人もほとんどいない

 別荘気分が味わえるリゾートホテル。

 ホテルの中庭のプールにはイルカがいて、

 ビーチやレストランへ行くために

 そこを通るゲストの気持ちを和ませてくれます。

 夕暮れ時になると、

 趣のあるラウンジから

 クラシック音楽の

 美しい生演奏が流れて来ます。




 最近、

 日々時間に追われて、

 海外旅行にも出かけていません。



 精神的にも身体的にも

 余裕のない生活をしてるかも。^^;

 海外旅行は無理でも

 ちょっとした現実逃避は必要かもしれませんね。




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2003年07月16日(水) 絡みつく視線


 私が

 あなたの車に乗り込むと、

 私達は

 癖みたいに

 見つめ合って、

 どちらからともなく

 唇を重ねます。



 Kissをする前に

 あなたがくれる、

 その

 絡みつくような

 視線が好きなの。



 私の本心を

 掠め取るみたいな

 あなたの視線は

 とても雄弁で、

 二人が離れていた長い時間を

 一瞬にして縮めてしまう…



 まるで

 私の心の奥の

 一番柔らかい部分を

 撫でるかのような

 あなたの眼差し。




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 上司からの信頼の眼差しや

 父親から注がれる慈しみの眼差し、

 10代の恋人に投げられた

 剥き出しの欲望の眼差し、

 強がりの男が二人だけの時に見せる

 甘えたような眼差し…



 あなたの眼差しは

 そのどれとも違います。



 私の

 記憶の襞に

 絡みついて

 離れない

 視線。



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2003年07月15日(火) 明るいニュース


 別れた人と

 久しぶりに

 電話で話しました。



 今まで
 
 彼から電話があるのは、

 二人の子供に関して

 用事がある時だけだったのに…



 今回、

 二人が別離した後の

 お互いの恋の話になりました。

 もう

 自然にこんな話も出来るようになったなんて

 不思議です。^^



 別離は二人の精神をすり減らし、

 もう二度と一緒に笑い合える日など

 来ないと思っていたのに…

 どんな摩擦や緊張も

 時が解決してくれると

 しみじみ感じました。




 彼が照れながら話してくれたのは、




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 「もう、俺はおじさんだしなぁ。(苦笑)」


 と言いつつも、

 まんざら悪い気はしていない様子です。




 この明るいニュースを聞いて、

 彼よりもはしゃいでしまった私。^^

 別れた人には幸せでいて欲しいって

 やっぱり思ってしまうから。



 こんな風に

 落ち着いた気持ちで

 別れた人の新しい恋を喜べるのも

 今の私が幸せだからなのかな。



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2003年07月14日(月) あなたのもの


 あなたの指

 その長く美しい指で

 弄ばれたいの



 なぞられて

 擦られて

 掴まれて

 揉まれて

 差し込まれて

 弄られて

 苛められて

 壊されて

 泣かされて

 意識のない

 恍惚の世界に

 導かれたいの



 あなたの声

 その低く温かな声で

 囁かれたいの

 

 あなたの分身

 何よりもいとおしい

 それを

 わたしに下さい



 今すぐ

 それを

 わたしに

 触れさせて

 舐めさせて

 この時間だけ

 私のものにさせて



 そして

 あなたの指で

 あなたの声で

 あなたの分身で

 強く

 甘く

 切なく

 愛されたいの



 繋がりたいの



 この時間を

 永遠に

 閉じ込めたいの





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2003年07月13日(日) 暗示


 ビルが建ち並ぶ街角に、

 オーセンティックな雰囲気の

 小さなバーがありました。



 曇ったガラスの扉から

 中を覗くと、

 店内は

 細長くなっていて、

 左側にカウンター、

 右側に小さなテーブル席が三つほどあります。



 いつもは必ず

 カウンターで飲むあなたなのに、

 今夜は何故か、

 一番手前のテーブル席で

 一人で飲んでいました。



 あなたは、私に気付かず、
 
 いつもと同じか、

 それよりも速いペースで

 ウイスキーを飲んでいました。


 『飲み過ぎないでね』


 店の外に佇む私の呟きは、

 あなたに届きそうにはありませんでした。



 しばらくすると、

 あなたの周りに

 気の荒そうな男達が集まって来ました。

 ふざけているのか、

 店の中から

 男達の陽気な笑い声が聞こえてきます。



 やがて、

 笑い声は、

 激しい押し問答に変わっていきました。



 息が止まるかと思いました。



 あっという間に、

 あなたは男達に抑えつけられ、

 殴られ、

 床の上に倒れ込んだまま、

 それっきり

 動かなくなりました。



 私は、

 ただ立ち尽くし、

 呆然として、

 その一部始終を見つめていました。





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 「その後はね。

  まるで、『レオン』のラストシーンのようだったの。(笑)

  私は、

  まるで何も見なかったかのように

  その店の前を立ち去り、

  ひどく悲しい気持ちで

  一人歩き始めるの。」


 「泣いてくれた?(笑)」


 「それが、泣かなかったの。(笑)

  寧ろさっぱりとした表情。

  そして、私は、

  こう感じているの。


  『あなたは、この恋に対して

   いつもどこか醒めていたけれど、

   それは、

   いつかこんな終わりが来ることを

   知っていたからなのね。』って。」


 「ドラマチックだ。(笑)

  だけど、その夢から推測すると、

  別れを予感しているのは小夜子の方なんじゃないの?」


 「そうなのかな。

  私は、教訓かなって思ったんだけど?

  『お酒の飲み過ぎには注意しましょう。』って。(笑)」


 「嫌だ。(笑)

  お酒は飲みたい。(笑)」


 「死んじゃうよ。」


 「お酒で死んだんじゃないでしょ。

  殺されたんでしょ。(笑)」


 「きゃはは。確かに。(笑)」




 初めて

 あなたが出てきた

 私の夢の話です。^^




 「生き返らせてくれ。(笑)」

 
 とあなたに言われたけれど、

 あれから一度も

 あなたの夢を見ていないので、

 私の夢の中で

 あなたは死んでしまったままです。^^;




 夢って、

 見た後にすぐ、

 人に話したり、書き留めたりすると、

 ずっと忘れないですね。




 この夢を見たのは、

 或る土曜日の朝でした。



 前の晩、

 飲みに行ったあなたの帰りが遅く、

 私はあなたと何の連絡も取れないまま、

 少し不安な気持ちで

 眠りにつきました。



 目覚めてすぐに、

 あなたとチャットで

 この夢の話をしました。



 だから、

 この夢の内容は、

 ICQの履歴にしっかりと残っています。



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2003年07月12日(土) 美しい女性


 数日前、

 寒気がすると言っていたあなた。

 どうやら風邪をひいたようです。

 今日は、一日

 お家で寝込んでいます。


 
 私も

 夕方から

 少し寒気が…

 ルナの前だからかな。

 引越疲れも残ってます。




 今日、

 刺激的な出会いがありました。

 毎週土曜日に習い事をしているのですけど、




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 最近の己の勉強不足を

 思い知らされる一日でした。^^;



 有能な女性って

 その外見の美しさ以上に

 美しく見えます。



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2003年07月11日(金) 遊び


 コレハアソビナノ


 ホンキデ アソンデルダケ



 こう

 あなたに告げると、

 すとんと

 気持ちが楽になった。



 これはただの遊び。



 だから、

 泣かなくていい。

 傷つかなくていい。

 迷わなくていい。

 悲しまなくていい。

 怯えなくていい。



 いつだって

 友達に戻れる。



 いつだって

 ピリオドが打てる。





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 この日記は、

 永遠にあなたには秘密。

 シリアスになってるだなんて

 思われたくないもの。



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2003年07月10日(木)


 知らない間に

 右の腿の内側に

 小さな痣が出来ていました。

 きっと何処かにぶつけたのでしょう。

 青紫色になっています。



 「痣が出来ちゃった。

  あなたに会う日までに消えるといいんだけど。」


 「きっとすぐに消えるよ。(笑)」


 「色が白いと痣が目立つからやだなぁ。(苦笑)」


 「小夜子はそそっかしいからなぁ。(笑)」


 「早く消えますように。」




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 そっか。

 それなら、

 このまま消えなくてもいいかなと

 密かに思う私でした。^^



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2003年07月09日(水) 噛みつかれたい


 あなたに出会うまで、

 私は、

 舌先だけを絡めるような

 優しいキスが好きでした。



 あなたのキスは、




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 窮屈なまでに

 唇や歯や舌を求められて…

 貪るように

 口の中を愛撫される…




 もっと

 もっと

 もっと

 もっと




 体中が熱くなり

 あなたを求めてしまう…

 敏感な朱色の襞から

 温かい液体が

 溢れ出す…




 このまま

 あなたに噛みつかれて

 あなたの体の中に消化されて

 あなたの一部分になってしまいたいのです。



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2003年07月08日(火) 指輪の威力


 先月末に引越があったから、

 ダンボール箱の梱包やら開梱で

 まるで冬みたいに

 手がカサカサに荒れていました。



 こんな美しくない手に

 指輪は似合わないから、

 あなたから贈られた指輪も

 ここ数週間

 ジュエリーボックスの中。



 とりあえず、

 普段はあまり使わない

 来客用の食器など20箱ちょっとを残して

 開梱が一段落したので、

 今朝、

 久しぶりに

 あなたからの指輪をつけてみました。




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 オフィスに向かう途中で

 電話を架けてきてくれたあなた。

 心配かけてごめんなさい。

 だけど、大丈夫。

 もう少しで元気になります。



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2003年07月07日(月) 七夕


 今夜は七夕。

 織姫と彦星が

 年に一度だけ会える夜。



 究極の遠距離恋愛。

 

 年に一度きりなんて、

 私はきっと

 耐えられないと思います。



 銀河の世界には、

 携帯メールもチャットも無いでしょうし。(笑)



 星空と言えば、

 プラネタリウムって好きです。

 最近は、

 音楽やストーリーで楽しませてくれるところが

 多いですよね。



 一番印象に残っているのが、

 ハワイの博物館にあったプラネタリウム。

 ハワイの歴史と星物語を織り交ぜて、

 満天の星空を見せてくれる演出に

 私も子供達も感動しました。




 私はあなたと

 いつものように

 お休み前のチャットをしました。




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2003年07月06日(日) 甘い快感


 二人きりの時以外は、

 あなたは

 ほとんど私に触れようとしません。



 私を見つめる眼差しや

 温かみのある話し方で

 あなたが私を大切にしてくれていると

 感じられます。



 何時のデートでも、

 見つめあったり

 沢山お喋りする時間を持ってから

 あなたと抱き合うから、

 二人きりになって

 あなたに触れられる頃には、




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 ホテルのベッドの上で、

 洋服を着たまま

 強く強くお互いを求め合う私達。



 あなたに

 耳たぶや

 首筋に

 繰り返し

 Kissされていると、

 身体の隅々まで

 電流が走るみたいに

 感じてくるのです。



 それは、

 一人では

 決して得ることの出来ない

 甘い快感です。



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2003年07月05日(土) Priority


 あなたとチャットで

 デートの打ち合わせ。



 私達は、

 日々とても忙しいので、

 以前はデートの日程を組むのにも

 なかなか調節がつかないことが多かったのです。

 お互い譲り合えずに

 衝突したことも度々。^^;



 ところが、

 最近はそれがありません。

 あなたの仕事がオフの日は、

 私の都合にあなたが合わせてくれるからです。



 今度のデートについて

 お喋りしていた私達。


 「その日は、何も予定はないの?」




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 さりげない一言だけれど、

 家でも諸々の用事がある私にとっては、

 嬉しい限りのお言葉。


 
 今日は、

 お気に入りのショップのセールに行きました。

 鮮やかなブルーのサマーニットと

 黒のサンダルを買いました。



 靴を買うと

 無性にあなたに会いたくなる私。

 足元が駆け出したくなるのかしら。^^

 今度あなたに会う日が

 とても待ち遠しいです。



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2003年07月04日(金) 過去の人


 過去の人から

 PCにメールがありました。

 最近、

 あまり元気がないと書かれていました。

 

 あの人は、

 何を思って

 私にメールを書いたのでしょう。



 長いこと会っていないのに、

 私が最近

 悲しんでいると

 わかったのは何故?



 メールの最後には、

 こう書かれていました。




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 あの人と一緒にいた頃、

 私はどんなにその言葉が欲しかったことか…

 あの頃には、

 決して聞くことのなかった言葉。



 私には、もう

 他に好きな人がいるの。

 あの人の

 どんな優しい言葉も

 私の心に響くことはないでしょう。



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2003年07月03日(木) 新居に遊びに来て


 未開梱のダンボールが

 50箱近くあります。

 仕事を終えてからの作業なので、

 なかなかはかどりません。^^;



 このマンションは、

 たまたま

 仲良しのお友達のマンションのすぐ近くです。

 早くすっきり片付けて

 彼女とリビングでお茶でもしたいものです。



 あなたにも

 「良かったら遊びに来て。」

 と声をかけました。




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 私の子供達に会ってみたいと言うあなた。

 私がデートに子供達を連れて来る夢を

 見たこともあるらしいです。^^



 時々、

 あなたと

 子供達と一緒に

 何処かへ遊びに行くことを想像したりします。

 私があなたと直ぐに心が通い合ったように、

 子供達も

 あなたの人柄に打ち解けて…



 決して現実にはならない想像だからこそ、

 私達は、時々、

 そんな想像を楽しんだりします。



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2003年07月02日(水) 頬を撫でる風


 すとんと

 気持ちが落ちている時、

 あなたの優しさが

 私の心の

 柔らかい部分を

 そっと包み込んでくれるの。



 それは、

 いつも

 あまりにもさりげない行為で、

 それゆえに

 私は、

 感謝の気持ちも

 忘れがちで…




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 愛しているという言葉が

 もどかしいほどに、

 あなたは

 大切な人です。



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2003年07月01日(火) 共感


 こうして

 毎日

 Web上に日記を書いていると、

 どこかで

 私の生き方や想いに

 共感を寄せてくださる方がいらして、

 そのような繋がりは、

 私にとっては初めての経験なので

 思いがけない驚きや感動を与えてくれます。



 ここに綴っているのは

 言葉でしかないのだけれど、

 このつたない文章を通じて、

 私さえ気づいていないような気持ちの奥を読み取って、

 指摘されたりということがあります。



 と同時に

 言葉では書き尽くせない部分の誤解というものも

 時にはあります。

 例えば、




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 子供の父親である人と別れた後に

 彼と知り合ったので、

 秘密の恋だったという過去もありません。



 けれど、

 私の日記は、

 将来の約束のない切ない恋愛をしている方達から

 共感を得られやすいような気がします。



 何故でしょうね。

 未来の約束がないという点では

 私達の恋も同じです。

 ただ、それは、

 自ら選んだことでもあるのです。



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小夜子

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