Love Letters
DiaryINDEX|past|will
Sexは、本来楽しいもの。
生まれたままの姿で
愛する人に抱かれると、
とても幸せな、満ち足りた気持ちになります。
あなたとのSexは、
お互いの快感を引き出す為に
模索したり、工夫したり、創造したりするものでもあります。
あなたと抱き合う時の気持ちの有り様や
抱き合う形というかスタイルによって、
心が癒されるSexだったり、
ドキドキがおさまらない刺激的なSexだったり…
「結婚生活の最後の1年間くらいは、
Sexが嫌いだった。」
私がそう言うと、
あなたはとても驚いていました。
結婚していた頃、
私と元夫は、
バスルームをSexの場所に使うことがよくありました。
子供達が小さかったので、
私達夫婦は、子供達と寝室を共にしていたからです。
いつからか、
私達のSexは、
夫婦のコミュニケーションではなく、
性欲処理の手段のようなものになっていました。
元夫は、自分が欲しくなると、
たとえ生理中でも
私をバスルームに誘いました。
私は、彼をイライラさせるのが嫌だったので、
いつも彼の要求に従いました。
子供が寝静まった後の
深夜の冷たいバスルーム。
私は、彼に促されるまま、
着ているものを全て脱ぎ、
バスタブの縁に手をかけました。
彼は、前戯もせずに無言のまま、
自分のものを私の体に挿入しました。
そして、自分が果てるまで
後ろから何度も突きました。
あの時、
私はどんな表情をしていたのでしょう。
私の表情がどうであろうと、
彼にとっては関心の無いことだったのでしょう。
終った後、
彼は、必ず、
先にシャワーで自分の身体を洗い流し、
私の方を見向きもせずに、
バスルームを出て行きました。
いつも
始めから終わりまで
お互いが無言のままでした。
愛し合う行為という言葉には
あまりにも遠い、
まるで作業のようなSex。
一人残されたバスルームで、
彼の精液のついた身体を洗い流しながら、
涙が止まらない夜もありました。
あなたにはまだ出会っていなかったあの頃。
その涙の意味さえ、自分でも分からない私でした。
あなたには「恥ずかしいから。」と言い訳しているけど、
本当は、
バスルームでのSexが、
私の心の中で
一つのトラウマのようになっているからかもしれません。
気持ちがすれ違っています。
最近、仕事がとても忙しいあなた。
今日も休日出勤でした。
私はと言えば、
今日みたいな仕事がオフの日でも
家事と育児は年中無休です。^^;
寧ろ休日の方が、
仕事以外の二役は忙しいのです。
チャットでの会話。
「最近、お互い忙しいね。」
「ああ。」
「週末のデート、延期しましょうか。
あなたの仕事が落ち着くまで。」
「小夜子はそうしたいの?」
「其の方がいいかなと思って。」
「仕事は10月まで楽にはならないよ。
それも予想であってどうなるかわからないし。」
「久しぶりのお休みだもの。
私と遠出したりせずに、
お家でのんびり過ごした方がいいんじゃない?」
本当はとても会いたいくせに。
あなたの車の中で聞こうと
好きなCDも3枚ダビングしたし、
その日の
服や靴だって決めていたのにね。
会えば、たちまち
私の心は氷解して
あなたと甘い時間が過ごせることはわかっているのに…
とりあえず、
ダイエットは続行中です。
今日のお昼は、イタリアンでした。^^;
パスタとサラダとデザートにはパンナコッタ。^^;
たまには食べたいもの食べないと、
精神衛生上良くないですしね。←言い訳。
今日、仕事中に
お腹が鳴ってしまいました。^^;
生徒達には気付かれずにすみましたが…
綺麗になるのも楽じゃないですね。^^;
ちなみに今日食べたものは、
朝 フルーツヨーグルトとサラダ
昼 ナタデココヨーグルトとお饂飩
夜 フルーツヨーグルト
その他 美容サプリメント三種
あなたにチャットで
経過報告致しました。
「じゃあ、今度のデートでは、
思いっきり食べてもらいましょう。
小夜子、何食べたい?(笑)」
「あなたと一緒に居る時は、
不思議と何食べても太らないの。(笑)
とりあえず、
会うまでには、すっきり痩せておくわ。^^」
目標まで、あと−1kg。
それにしても、お腹空いたなぁ。←本音
2003年04月27日(日) |
ヨーグルトダイエット |
あなたとのデートまで、
一週間を切ってしまいました。
いつもなら嬉しいことなんだけれど、
ちょっと待ってって感じです。
何故なら、
ヨーグルトダイエットが、
まだ、成功していないから。^^;
決して長身とは言えない私の身長で、
2kg増というのは、
かなり見た目に影響します。
ここ1〜2週間で
オーバーしてしまった2kgを、
あなたに会う日まで
何とか減量しなければと思い立ったのが、
数日前。^^;
過去のダイエット歴の教訓から、
好きなものだけ食べる短期集中プランなら、
意志の弱い私にも出来るのではないかと…
それで、ヨーグルトダイエットに決定。^^
大学の頃、
知る人ぞ知る「柿の種ダイエット」で
2ヶ月で8kg減という減量に成功したことがあります。
過去の輝かしい成果が、
私をやる気にさせてくれます。(笑)
お仕事上、
ランチのみサンドイッチなどの軽食をOKとしました。
あとは朝も夜もヨーグルトだけというダイエットプラン。^^
今のところ、
プランを忠実に守ってはいるのですが…
何故なんでしょう?
一向に体重が減る兆しが見えません。(泣)
恐らく
学業にサークルにバイトにデートにと
いくつもの役割をこなしていた学生の頃とは、
一日のカロリー消費量が違うのでしょう。
このままだと、
「小夜子、ちょっと太ったか?(笑)」と
あなたに見破られることは間違い無し。^^;
ヨーグルトと
美容サプリメントと
朝晩の腹筋体操で
週末まで頑張らなきゃ。^^
2003年04月26日(土) |
あなたと過ごす夜のランジェリー |
今日、
ランジェリーショップへ行きました。
胸のシャーリングと裾のフリルが可愛いの。
セクシーというよりはフェミニンなデザインです。^^
いつものあなたとのベッドでは、
キャミソールのまま、
あなたの胸に滑り込みます。
来週は、あなたと小旅行。
いつもより少しだけ、
ゆったりとした時間が過ごせそうです。
きっと、ベッドの上であなたとじゃれ合いながら、
映画を観たり、お喋りしたりすることでしょう。
それで、
このナイティがいいかな…と。^^
私のチェストは、
衝動買いしたランジェリーでいっぱい。^^
ブラ、パンティ、キャミソールがほとんどですが…
色は、
黒、ブルー、ピンク、白、ワインレッド、薄いグリーン…
私が好きなのは、
肌触りが良くて、色が綺麗で、レース使いがお洒落なもの。
あなたが好きなランジェリーの色は、黒。
私に身に着けて欲しいのは、黒のTバックだそうですが…
実は、このリクエスト、
まだ応えてあげていません。(笑)
デートの日のランジェリーを決めるのは、
楽しくてドキドキします。
愛する人に抱かれる予感にときめくからでしょうか。
去年と同じ問題に
今年もまた直面することになりました。
二度目だというのに、
また、うろたえている臆病な私。
去年は、
まだ友達だったあなたが、
私の相談に乗ってくれました。
あなたは、
少し感傷的になっていた私の話を冷静に聞いて、
適切なアドバイスをくれました。
私は、一人で思い悩み、
一つの選択をしました。
それでも尚、自分の選択に自信がなかった私。 それは、
私が長い間、ずっとずっと欲しかった言葉でした。
私はあの時、
母親に褒められた子供のようにほっとして、 あなたに見つからないように
そっと涙しました。
それまで、
自分に降りかかる不運や悲しみを
全て自分のせいだと思う癖がついていた私。
神様にいつも×をもらっているような
そんな情けない気持ちで生きていた私に、
あなたは笑顔で花丸をくれました。
また、
同じ岐路に立つ私。
今年は、隣にあなたがいてくれます。
今年の私は、
去年より
少しは大人に見えますか?
迷子にならずに
ちゃんと歩いて行けるでしょうか。
「今度のデートなんだけど、
会える時間遅くなりそうなの。
食事してから行ってもいいかな?」
「出来れば、小夜子と一緒に食事したいけどね。^^」
私達は、ベッドを共にする事と同じ位、
一緒に食事をすることが好き。
デートの前には必ず、
「何、食べに行こうか?」という話になるし、
あなたが美味しいお店を新規開拓したりすると、
「今度、小夜子を連れてってあげよう。」と言ってくれます。
美味しいものに出会うと、
私に食べさせたくなるんですって。^^
男の人って
初めて好きな女性を誘う時、
美味しいものをご馳走するでしょ?
これって、
人間の三大欲求の一つである
彼女の食欲を先に満たしておけば、
その次に彼女が満たしたくなるのは性欲だから…
という話を聞いたことがあります。(笑)
あなたの場合、
初めてのデートの時からそんな計算はなくて、
ただ単純に、
私と一緒に美味しいものを食べたい人なんだなぁと
感じていました。
たっぷり時間がある時は、
美味しい食事やお酒をいただきながら
あなたと沢山会話を楽しんだ後に、
あなたと抱き合いたいと思うのです。
だけど、
短い時間の逢瀬なら、
あなたと二人きりの触れ合う時間が
出来るだけ長い方がいいと思うのは、
私だけでしょうか。
「その辺の夫婦よりもずっと濃密な関係だと思うよ。(笑)」
私達の関係を指して
あなたはこう言います。
確かに、私達は、
お互いの事をとてもよく理解しています。
あなたが現在取り組んでいるプロジェクトの内容や、
あなたの行きつけのバーやレストラン、
あなたが好きな本、映画、音楽、絵画、
毎日見るニュースやお気に入りのTV番組、
好きな女優やアナウンサー、
あなたの両親や弟、友人、上司、同僚のこと、
あなたの幼少時代、高校時代、大学時代、
あなたの初恋、
失恋の思い出、
元カノのこと、
あなたが好きなキスや体位…
「俺のことを一番良く知っているのは小夜子だね。(笑)」
ちょっぴり悔しそうにあなたが言いました。
たった一年の間に、
デートやメールやチャットや電話で
あなたと交わした会話は、
その膨大な量といい、中身の濃さといい、
今まで、他の誰とも、
交わしたことのないものです。
先日、また、 あなたについて新しいことを知りました。
それは、
あなたのマスターベーションについて。(笑)
私と会えない日が何日も続くと、
健康な性欲を持つあなたは、
マスターベーションで快楽を得るそうです。←普通だよね。^^
週に何回とか場所とか、
私は知っているけど、ここでは秘密。(笑)
「どんな時に、したくなるの?(笑)」
あなたに聞いてみると、←馬鹿
「私の声を聞くとしたくなるってことですか?(笑)」
「そうそう。(笑)」
「ねっ。おかずは?^^」
「小夜子の白い太腿。(笑)」
「やん。(笑)」←照
休日の朝、
電話で声を聞くと
無性に欲しくなるのは、
私も同じです。^^
「あなたの顔つきとか、仕草って、
何となく犬に似てる。(笑)」
だって、人懐っこくて親しみやすいんだもん。^^
「なんじゃ。そりゃ。(笑)
前に、小夜子に
他の動物にも似てるって言われたこと
あったんじゃないかな。」
「そうそう。蛇でしょ。
蛇にも似てるとこある。^^」
「俺、蛇みたいに舌長くないけど?(笑)」
「見た目は犬で、
メンタリティが蛇なの。(笑)」
「わからん。(笑)
蛇って執念深いイメージだけど、
俺もそんな感じ?」
「蛇ってセクシーだと思うんだけど?^^」
「もしかして、しつこく愛撫するから?(笑)」
「それもある。*^^*」
「よし、今度頑張ろう。^^」
「私も気持ち良くしてあげます。^^」
「じゃあ、勝負だ。(笑)」
それだと、また私が負けてしまいそうです。^^;
もうすぐ、ルナの日が来ます。
そのせいか、
今日は、熱っぽくて、
理由もなくイライラして、
チャットの始まりは、
小さな諍いが起こりそうな気配でした。
けれど、
ちょっとした話題転換で
軌道修正することが出来ました。
本当は、二人とも
喧嘩なんてしたくないんです。
お互い
会いたくて会いたくてたまらないんです。
会いたい気持ちが募り過ぎると、
つい意地を張ってしまう私達。
こんな時、
私より少しだけ大人のあなたが言いました。
心も身体もあなたを欲しています。
恋する女は、
自分の身体を大切にします。
愛する人にしか
触れさせない、
開かない
大切な身体。
と同時に、
毎日
そのみずみずしさを保つよう
心がけるようになります。
自分にとって
愛すべきボディであるだけでなく、
恋人に
すみずみまで
愛してもらうボディだから…
お泊まりデートの時は、
あなたは、
いつもより
時間をかけて念入りに
私のボディを愛してくれます。
あなたは、
私の身体をよく知っているから、
その的確なタッチで
その日の体調とか、
少し太ったとか痩せたとか
すぐにばれてしまいます。^^;
あなたの大胆且つ繊細なタッチに
私の身体はとても敏感です。
あなたは、時々、
触れながら、
キスしながら、
私の身体のパーツを褒めてくれます。
あなたの指先や言葉で
繰り返し褒められた部分は、
あなたに出会う前より
ずっと敏感になりました。
ベッドに投げ出された私の脚
タイトスカートから伸びる二本の脚を
足首から太腿へと
優しく撫でていくあなた。 「あなたにいつも触れられているからよ。」
鎖骨、ウエストの括れ、ヒップライン、脚…
あなたに幾度となく愛撫されたパーツ。
あなたは、多分、
私の華奢で柔らかなパーツが好き。^^
いつまでも
あなたに
愛してもらえるボディでありたいと思います。
やっぱり、日々のエクセサイズが大事よね。^^
春になると、
洋服が欲しくなるのは私だけでしょうか?^^
昨日、
お気に入りのブランドショップで、
ステッチの入った、
ベージュのタイトスカートを買いました。
fitting roomで試着した私に、
馴染みの店員さんは、
「サイズぴったりですね。
丈も丁度いいですし…
よく似合ってますよー。^^」
営業用の決まり文句と知りつつも、
つい、買ってしまいました。^^;
実を言うと、
お昼に食べたボリュームのあるサンドイッチのせいで、
いつもより下腹部が張っていた私。^^;
「もう一つ、上のサイズがいいかしら?」
「いえいえ。
このデザインは、ぴったりサイズの方が、
綺麗に着こなせますよ。^^」
そうなのです。
スカートやパンツは、
ぴったりサイズが一番。
妥協するにしても、
大きめよりは寧ろ小さめのサイズを
選ぶに越したことはありません。
大きめのサイズを買ってしまったら、
ついつい、
そのサイズに合わせて食べ過ぎてしまう…
常に自分自身には厳しくあらねばなりません。^^
「小夜子の腰のラインがいい。^^」
あなたは、そう誉めてくれますが、
脂肪とは、
落ちる時には胸から落ち、
付く時にはウエストから付くものだということは、
誰もが知る常識であります。
指輪でも洋服でも、
7号サイズという響きは、
女心をくすぐります。
昨日買ったスカートに、
綺麗にフィットするボディにならねばと
固く心に誓った私でした。^^
人によると思うけど、
私は、
精神的に信頼し、愛している人とでないと、
抱き合うことが出来ません。
出来ないというのは、
欲情しないというのは勿論、
身体が受けつけないのです。
相手への愛する気持ちが無くなって、
抜け殻みたいな空っぽの身体で
抱かれたとしても、
かつて、同じ愛撫で切ないほどに濡れていたその部分は、
乾いたまま
頑なに拒否してしまうのです。
私の心と身体がそうなるまでには、
小さな悲しみと失望の繰り返しがあったはず…
だけど、
別れの直前まで、
男の人はそのことに気付かないのです。
或いは、気付こうとしないのでしょうか。
「君の身体、最近おかしいんじゃないか。」
男の人はそう言います。
女の身体が以前と変わってしまったことに狼狽して…
身体がそうなるずっと前に、
女の心は、何も感じなくなってしまっていることに、
二人の愛が壊れてしまっていることに
男の人は気付かないのです。
「今の私達には無縁の話だけどね。^^」
私達には、まだ、
お互いの心と身体を知りたいと切望する想いが
溢れるほどあります。
お互いの
優しさや悲しみや痛みや欲望に
無関心になること、鈍感になることが、
男女の危機の始まりではないでしょうか。
朝、
あなたとチャットしました。
昨日、あなたは、
朝も夜もICQにログインして、
暫くの間、私を待っていてくれたとのこと。
なかなか繋がらないと思っていたのは、
お互い様だったようです。^^
朝は、私が早起き出来なかったし、
夜は、微妙に時間がすれ違っていたのかもしれません。
それにしても、
最近の仕事の過密スケジュールで、
あなたは、疲労困憊の様子です。
あなたのオフィスは始業時間が早いので、
あなたは、毎日早起きです。
残業時間が長くなると、
半日以上、仕事に拘束される状態になります。
あなたは、いつも、
取り組んでいる仕事の状況を
私にわかりやすく説明してくれるので、
あなたが言う『忙しい』の中身を
私なりに理解しているつもりです。
「じゃあ、また、今夜。^^」
出掛けにあなたが言いました。
『今夜、またチャットで話をしよう。』
という意味です。
今夜は、同僚と飲みに行くはずだったあなた。
体調がいまいちなので、真っ直ぐ家に帰るそうです。
お酒を飲む約束をキャンセルするなんて、
余程疲れているのでしょう。
昨日の日記に、
『醒めている』という話を書きましたが、
お互い、少し疲れている時、
テンションが低い時には、
かえって、冷静な関係がいいのかもしれません。
感情の高まりに溺れることなく、
相手のことを思いやることが出来るからです。
次に会える約束が、
まだ、もう少し先にある時、
会いたいという言葉も
つい、ためらってしまう…
あなたも同じ気持ちでしょうか。
離れている時のあなたは、
冷静で穏やかな愛情の示し方をします。
相手によっては、
少し素っ気無いと感じられるほど、
静かな愛情表現かもしれません。
けれど、そんなあなたも
もしかしたら、その落差がいいのかもしれません。
いつも情熱的に愛情表現する彼だったら、
私は、少し辟易していたかも…^^;
先日、電話であなたが言いました。
「小夜子と俺って思考回路が似ているような気がする。
だから、付き合っていて心地いいんだな。(笑)」
冷静と情熱が織り成す
二人の感情の波。
お互いの言葉や態度で、
二つの波が、
上手に離れたり、重なり合ったりして、
微妙なバランスを保っているような気がします。
今日は、一日、
あなたからメールも電話も
ICQのメッセージもありませんでした。
私からも
何の連絡も取っていません。
普通なら、こんな時、
寂しいと感じるのでしょうか?
或いは不安を感じるのでしょうか?
どうして、
私の心はこんなにも穏やかなのでしょう。
あなたを信頼しているから…
確かにそれはあるかもしれません。
仕事で疲れているあなたを
これ以上、煩わせたくないというのもあります。
だけど…本当にそれだけなのでしょうか。
ずっと感じていたことだけれど、
私は、この恋に関してかなり醒めています。
冷めているのではなく醒めているのです。
盲目になってもいないし、
溺れてもいない…
ちょっと哀しいくらいに醒めている自分がいます。
そして、
私は、もう誰とも、
心を燃え尽くすような恋愛は、
出来ないような気がします。
理由もわかっているのです。
母親でも恋をすることは出来ます。
だけど、
私にとって、この世で最も大切な存在は、
やはり子供達なのです。
あなたは、始めから、
そのことを理解してくれています。
だから、
私達は、これまで上手くやって来れたのでしょう。
「今、一瞬、母親になってたでしょ。(笑)」
あなたと一緒にいる時でも、
たまに、こんな風に言われたりします。
涙もろくなったり、
感動したり、
心配で胸が張り裂けそうになったりする…
そんな私の熱い想いの80%くらいは、
子供達に注がれています。
映画『恋愛小説家 AS GOOD AS IT GETS 』の中の
ジャック・ニコルソンのように、
あなたは、いつも、
母親として頑張っている私を
誉めて、励ましてくれます。
時には、あなたのそんな言葉が、
女として誉められるよりずっと、
私を幸せにしてくれます。
私にとって、
あなたは、二番目の存在。
あなたにとって、
今は、
私が一番の存在かもしれません。
けれど、
もし、いつか、
あなたに私より大切な人が現われたら、
少しだけ泣いて、
それから笑って、
ちゃんとあなたとお別れします。
そう覚悟しているから、
私は、こんなに醒めているのです。
昨日は、一日、
あなたから連絡がありませんでした。
メールもICQのメッセージも…
こんなこと初めてのことかもしれません。
朝、私からメールを送ったきり音信不通。
私も自分の仕事が忙しく、
それ以降コンタクトをとらないまま、
一日が過ぎました。
また、PCがダウンしてしまったのかなとか、
仕事が忙しくて、 家に着いたら疲れてすぐ寝てしまったのかなとか…
そんなことを考えました。
今夜は、
私がICQにログインすると、
あなたが先に待っていてくれました。
「久しぶり♪(笑)」
ほんの短い間、連絡を取り合わなかっただけなのに、
そんな風に言うあなた。
「お帰りなさい。(笑)」
Web上では、
まるで家族のような私達の会話です。^^
2003年04月15日(火) |
2泊3日の素敵な過ごし方 |
今年のゴールデンウイークは、
子供達が、
おじいちゃん、おばあちゃんの家にお泊まりします。
年に一度あるかないかの2泊3日という自由な時間。
あなたとどう過ごそうか、今から楽しみです。^^
もし、お天気が良かったら、
ドライブしようかという話になりました。
4月1日の日記に書いた
山間のお蕎麦屋さんへ行った後、
美しい湖を見に行く予定です。
二人で旅行する時間は、
なかなか取れない私達だけれど、
行ってみたい場所は沢山あります。^^
いつも話題に上るのは、
客室露天風呂付き純和風温泉旅館と
高原のキッチン付きコテージ。
結婚前、一人暮しをしていた私は、
恋人や女友達が遊びに来た時には、
よく手料理でもてなしていました。
男の人って恋人の手料理が好きですよね。
日本では、やはり、
女が作る人で男が食べる人というのが
一般的なのでしょうか。
国際結婚をしている妹は、
料理はいつもダーリンと一緒。
家事全てをシェアしている仲の良い二人が羨ましいです。
あなたとコテージの話をしていた時、
エプロン姿でキッチンに立つ自分を想像していた私に、 何て嬉しい言葉でしょう。(笑)
毎日、仕事と家事に追われている私に、
オアシスのような言葉。←大袈裟
大学時代、居酒屋の厨房でアルバイトをしていたあなたは、
結構、何でも作れるそうです。
だけど、あなたがお料理をしている間、
私はきっと退屈してしまうから、
二人で一緒に作りたいねと話しました。^^
旅行って、
好きな人とずっと一緒にいられるその時間も素敵だけれど、
旅行前に二人でプランを立てたり、
帰って来て、思い出を語ることも楽しいですよね。
あなたと最後の喧嘩をしたのは、
いつのことだったでしょう。
思い出せないくらい、
もう、ずっと長い間、
喧嘩をしていません。
「小夜子は、喧嘩の後の
感情の揺り返しが大きいね。」
以前、あなたにそんな風に言われたことがありました。
あなたと喧嘩になる時は、いつも、
お互い、自分達の本当の気持ちに素直になれなくて、
意地を張っている時だから、
和解して、気持ちが溶け合うと、
喧嘩をする前よりもっと、
失いかけたものを大切にしたいという
愛しい気持ちが溢れてくるのです。
最近は、
そんな喧嘩もしなくなりました。
だから、
付き合い始めの頃の
あなたを失うのではないかという
胸が張り裂けそうな想いが、
今では少し懐かしかったりします。
あなたとのいくつかの喧嘩を通して、
私が学んだこと。
それは、
あなたには、
恋愛の駆け引きは一切通用しないということです。
考えてみたら、
この二つって、
恋人に限らず、
肉親や親友にもしてはいけないことだと思うのです。
恋人同士だから許されるということではないでしょう。
自分がされて嫌なことは相手にもしない。
自分がされて嬉しいことは相手にもしてあげる。
ごく当たり前のことだけれど、
これが、
あなたとの信頼関係を深める秘訣かもしれません。
途絶えていたあなたとの会話が、
夕方になって、ようやく繋がりました。
新品のHDDを買って来て、
壊れたものと交換したそうです。
車でもPCでも、
少々の故障なら自分で修理してしまうあなた。
私には、とても羨ましい才能です。
ICQが繋がらなかった代わりに、
昨日は、
あなたから二度、電話をかけてくれました。
「明日中には、どうにか繋がると思うよ。」
あなたは、そう言っていました。
だけど、チャットが繋がらない分、
電話で沢山あなたの声が聞けたから、
たまには、こういうのも悪くないかもしれません。^^
今朝、私からあなたに電話をしました。
あなたは、昨日話していた通り、
PCの復旧作業中。(笑)
気がついたら1時間近く、長電話をしていました。
明け方、少し悲しい夢を見て、
不安な気持ちで目覚めた私だったのに、
あなたとお喋りするうちに、
笑いこけて、元気回復。^^
あなたったら、私の心の復旧作業も得意です。^^
私は、
あなたの声が好き。
言葉が好き。
話し方が好き。
電話の後、
あなたにメールを書きました。
休日の朝、
まだ少し眠そうなあなたの声を聞くと、
あなたに触れられたくなります。
会いたい。*^^*
このメールは、
夕方になって、やっとあなたの元へ届きました。
夜のチャットであなたに聞かれました。
「今朝、小夜子が触れて欲しかった部分ってどこ?(笑)」
「こことか、そことか、色々…(笑)」
今日、アンサンブルニットを買いました。
夏空のような綺麗なブルーに惹かれて…
オフホワイトのスカートに似合いそうです。
今度のデートに着て行こうと思います。^^
今朝、
休日出勤前のあなたから電話。
自宅のPCのHDDが壊れたって。^^;
暫くの間、
PCメールとICQは使えないかも…とのことです。
あなたは、プライベートでは携帯を持たない人なので、
二人を繋ぐコミュニケーション手段は、
あなたの自宅の電話だけになりました。
一瞬、寂しいと思ったけれど、
ものは考えようで、
あなたとの会話が途切れた週末を
普段出来ないところのお掃除をしたり、
読みかけの本を読んだりして過ごそうと思いました。
あなたが、プライベートで携帯を持たないのは、
プライベートなシーンに仕事を持ちこむことと、
仕事にプライベートな用事を持ちこむことを避けたいから。
あなたの仕事は、
時々、出張や現場に出なければならない場合はあるものの
ほとんどがデスクでする仕事です。
あなたのデスクのPCは、
勤務時間中ずっと作動しているので、
いつでも私からのメールを受信出来ます。
だから、
仕事を始める前の朝の時間や、
ランチタイム、コーヒーブレイクなどに
ちょっとしたメール交換をすることは可能です。^^
携帯でいつも繋がっているカップルから見れば、
不自由に思えるかもしれないけれど、
私達にとって、
実は、この方がずっと快適だったりします。
と言うのも、
いくつか理由があるのですが…
例えば、あなたは、
デートの待ち合わせに遅れたことがありません。
私はいつも携帯を持っているので、
あなたが遅れそうな場合は、
私に連絡を入れる手段はあるのです。
けれども、きっと、
普段の習慣が身についているのでしょう。
今まで、待ち合わせに遅れるという電話を貰ったことは、
一度もありません。
デートがその日になってキャンセルになったり、
延期になったりということもないのです。
それから、
私の我侭で、
あなたの仕事やビジネス上の会合、
男友達とのお付き合いを
邪魔せずにすむというのもあります。
あなたが、
会議や仕事の打ち合わせをしている時、
職場の人や友達と飲みに行っている時には、
あなたと連絡をとる術がありません。
連絡したくても出来ないあなただけの時間があると思えば、
冷静にもなれるし、
余計な不安に苛まれることもありません。
喧嘩して、自分の気持ちをぶつけたいような時でも、
手軽に携帯に電話するよりも、
PCメールに言葉を選んで気持ちを綴ったり、
お互い自宅にいて気持ちが落ち着いている時に、
電話でゆっくり話し合った方が、
解決の糸口が見つかりやすいような気がします。
「携帯が繋がらないと、
あなたがどこか遠くの素敵な場所で、
素敵な誰かと会っているような気がする。」
好きな人の居場所がわからずに揺れる女心を、
どこかで読んだことがありますが、
おかげさまで、
そんな切ない想いとは無縁でいることが出来ます。(笑)
「だけど、PCが壊れちゃうなんてことがあると、
あなたが携帯を持っていないと不便よね。(苦笑)」
「何とか、今日中に復旧させるから。(笑)」
今回のようなことがあっても、
携帯を持たないというあなたのポリシーは、
頑ななようです。^^;
あなたのことを時々そんな風にからかったりします。^^
だけど、心の中では、
今のままで良いと思っているのです。
便利過ぎるコミュニケーション手段が、
却って関係を面倒にしてしまうことってないですか?
2003年04月11日(金) |
大和撫子は好きですか |
昨夜、あなたとチャットでお喋り。
最近、残業と出張が続いていて、
少々お疲れ気味のあなた。
来月も、ゴールデンウイーク明けから出張とのこと。
忙しい時間の合間に、
毎日、少しでも、
私との会話の時間を作ってくれるあなたに
感謝しています。^^
「今年も、そろそろ着物の虫干しをしなきゃいけないわ。」
「小夜子と着物って何だかすごく意外だなぁ。(笑)」
うーん。何故でしょう?
大和撫子には程遠いってことかしらん??
「少しだけどね。
振袖と訪問着と…それから、浴衣も。^^」
「振袖は、早紀ちゃんにも着せるの?(笑)」
「うん。早紀が大きくなったら着てもらおうかなと。
クラシックな柄だから、何年経っても着れそうなの。^^
浴衣は藍色で、帯は朱色なの。
夏になったら、これを着て、
あなたと花火でも見に行きたいなぁ。^^」
「おっ。いいねぇ。(笑)
浴衣は……脱がしたい。(笑)」
「浴衣を着て、
畳の上であなたに抱かれたら、
感じちゃいそう。*^^*」←馬鹿
「小夜子の白い肌に、
畳の跡がくっきり?(笑)」
前に、
夕食の支度をしていて、
あなたからの電話を受けた時にも
同じようなことを言われたっけ。^^;
携帯であなたと話している間、
後ろで結んだエプロンのリボンを
下の子に悪戯されて困っていた私に、
私が、まだ学生で、
初めてのボーイフレンドとお付合いしていた頃は、
夏が来る度、
逗子の花火大会や、鎌倉のお祭りに誘われて、
浴衣でデートしたものです。^^
どんなにボーイッシュな女の子でも、
着物や浴衣を着ると、
しっとりと艶っぽく見えるから不思議です。^^
男の人も、普段とは違う彼女に
いつになく優しかったりして…
もし、あなたに
私の浴衣姿を見せたら、
きっとすごく照れるけど、喜んでくれそうです。^^
春も始まったばかりなのに、
心は夏に飛んでいる
気の早い私です。
あなたは、
私のことをよく負けず嫌いだと言います。
言われた本人は、ピンと来ないのですが、
あなた曰く、
私は、何事につけ、
あなたと張り合おうとするらしいのです。^^;
「それは、あなたの気のせいだと思うけど?(笑)
あなたの方が、大人で冷静で何でも知っているもの。
いつも、あなたには敵わないって思っているの。^^」
「俺より、よく知ってることもあるでしょ。(笑)」
「そんなのあるかしら?
思いつかないなぁ。(笑)」
「料理とか英語とかファッションとか…(笑)」
「それだけじゃん。(苦笑)
しかも、あなたがその気になれば、
料理も英語もあなたに負けると思うわ。^^」
あなたは、私の気の強さは、
女一人で、子供二人を育てているからだろうと言います。
自分では、とろくて、
すぐ落ち込む駄目な母親だと思っているので、
あなたにそんな風に言われることが、
少し不思議だったりします。
「其の癖、二人きりになると、
甘えたがりなんだから。(笑)」
あなたには、私の性格を
しっかり見抜かれてしまっているようです。^^
たとえ、
どんなに素敵な女性が現われたとしても、
小夜子の方がいいと、
あなたは、言ってくれました。
その理由は、
「小夜子って、
まだ自分自身が気付いていない
性感帯があるのでは?(笑)」
あなたにこう言われました。
「えっ。そうなの?^^;」
「俺の勘違いかなぁ。(苦笑)」
「どこなんでしょ?(笑)」
「小夜子さぁ。」
「ん?^^」
「アナルって…」
「えっ???」
「感じたりする?(笑)」
「きゃあ。*^^*
そこは、私、まだバージンなんですけど。^^;」
「だよね。(笑)」
「う、うん。^^;」
「いや、この前…
指で触れた時にさ。(笑)」
あなたの指で
あの部分に触れられた時の
私の反応が、 激しかったそうなのです。^^;
そういえば、
前回のベッドで、
あなたの大胆な指は、
何度も執拗に
そこに触れて来ました。
始めの2、3回は、
偶然なのかな?と思えるような
軽いタッチでした。
次第に
確信犯とも言えるようなタッチで、
あなたは、繰り返し
その部分を撫でたり、
擦ったりして来たのです。
くすぐったいような、
じれったいような気持ち…
今日は、朝から曇り空でした。
午後、仕事の合間にPCを覗くと、
あなたからメールが届いていました。
仕事思いっきり煮詰まってます。
英語のマニュアルと格闘してて、
頭が爆発しそうです。(苦笑)
コーヒーがぶ飲み。(笑)
昼頃にまた台風のように激しい雨が降り、
今は止んでいます。
短いメールだけれど、
二人を繋ぐ大切な情報です。
あなたは、きっと、
今日も残業なのね。
今朝のチャットでの会話を思い出しました。
「傘を忘れないでね。^^」
「会社のロッカーに置き傘があるから大丈夫だよ。
小夜子は心配性だね。(笑)」
学生の頃から、英語は苦手だったと言うあなた。
時々、英語の歌詞の簡単な意味を
私に聞いたりするくせに、
NASAのホームページの英文は、
難なく理解出来たりするあなたが、
私には、ミステリアスなの。^^
マニュアルと睨めっこしているあなたの表情を想像したら、
思わず笑みが零れました。
見つめ合って、触れ合って
伝え合う心が10だとしたら、
メールで伝え合う心は、
どれくらい?
私は、
人に甘えることが苦手でした。
両親は、
長女である私に、
子供の頃から
早い自立を求めていたような気がします。
だから、私は、
いつも、心のどこかで、
愛情に飢えているようなところがありました。
大人になって
男の人を愛するようになっても、
人前で涙を見せることが苦手なのは、
幼い頃からの癖でしょうか?
今は、
強い母親であるために、
私は、ますます
甘えることを忘れてしまいました。
「私は、あなたみたいに強くはなれない。」
こんな風に言う人達を、
私は、嫌悪し、
自分のことを理解していない人達なのだと
避けるようにしてきました。
けれど、最近、
自分でも、強くなったなと思う時があります。
それは、きっと
あなたに出会えたから…
強靭な精神の持ち主であるあなたが、
いつも側にいてくれるという安心感が、
私の心を強くしてくれたのでしょう。
安心感がないと
相手に甘えられないのは、
大人も子供も一緒なんですね。
甘え方が可愛いと
言ってくれたあなた。
あなたになら
心も身体も
安心して委ねられるからです。
今日の午後は、
心地よい眠気に誘われて、
しばらくお昼寝をしてしまいました。
先月の忙しさの疲れが出たのか、
春眠暁を覚えずと言われる季節のせいなのか、
ソファーにもたれて、本を読んでいたら、
そのまま熟睡してしまいました。
午前中、あなたと電話で話しました。
あなたの仕事の
先月からの多忙なスケジュールは、
今月も続くそうです。
しばらくは、会えない日が続きそうです。
あなたは、
現在どんなプロジェクトに関わっているのか、
いつも普段の会話の中で私に話してくれるので、
会えなくても不安になったりすることはありません。
ただ、今度会う日が
待ち遠しくてたまらないだけ…
今度のデートでは、
昔から、あなたがよく行っている、
多国籍料理のお店に連れてってくれるそうです。
そのお店は、私達がいつもデートしている場所から、
少し離れたところにあります。
ホテルも新しいところを探してみようかと
あなたが言いました。^^
あなたの声を聞いたら、
無性にあなたに会いたくなりました。
「今日の午後は、
あなたのことを想いながら
お昼寝しよう。^^」
「じゃあ、俺は、
俺の腰を締め付ける
小夜子の脚を思い出しながら。(笑)」
あなたと繋がっている時、
快感が増してくると、
私は、脚であなたの腰を締め付けているそうです。^^;
あなたは、私のこの技を、
「蟹ばさみ」と呼んでいます。^^;
春の昼下がりのお昼寝は、
とても気持ち良かったけれど、
目覚めた時、少し寂しかったのは、
夢の中でも
あなたに会えなかったからでしょうか。
2003年04月05日(土) |
Pride プライド |
今日、
大学でフランス語を教える友人に会いました。
彼女は、大学院生の時に学生結婚したけれど、
別れて、現在は独身です。
聡明で、知的な彼女だけれど、
プライベートでは、とても可愛らしい女性です。
大きな窓から春の明るい光が射し込むカフェ。
美味しい紅茶とシフォンケーキで
ティータイムを愉しみました。
「私達は、友達とか同士のような関係だったから、
お互いを信頼したり、
尊敬する気持ちはとても強かったのだけれど、
次第に夫婦でいる意味を失ってしまったの。」
彼女は、別れた理由を
こんな風に語っていました。
精神的にも、経済的にも、
お互いがあまりにも自立し過ぎていて、
夫婦の情愛というものから離れてしまったとも
話していました。
「でも、彼ほど、どんな相手に対しても
対等に接する男性には、
もう二度と出会えないのではないかと思うわ。」
彼女の、かつてのパートナーに対する、
敬意と思いやりが感じられる言葉でした。
彼女の職場は、いわゆる「男社会」で、
女性蔑視の考えを持つ男性も
少なくないと言います。
「男のプライド」という言葉があるけれど、
女性を見下した関係の中での
男性のそういった意識には、
私も抵抗があります。
愛する人に持っていて欲しいものは、
どんな人間関係の中でも、
どんな状況の中でも、
自信と自制心を失わない為の
人としてのプライドです。
「俺ってプライド高いかな?」
あなたに聞かれました。
「かなり、高いと思うけど?(笑)」
「そうかなぁ。
そんなふうに見えるかな。(苦笑)」
「悪い意味じゃないの。
プライドのない男の人なんて魅力ないもの。」
「コンプレックスもかなりあるけどね。(笑)」
「あなたのコンプレックスは、
強い自尊心の裏返しだから…
私の向上心のないコンプレックスとは、
全く違うわ。(笑)」
「自分でも知らなかったよ。(苦笑)」
「あなたのこと、詳しいでしょ?(笑)」
「参りました。(笑)」
「素敵だよ。^^」
真のプライドを持っている人だけが、
本当に必要とされる時に、
真の優しさを示すことが出来るのだと思います。
2003年04月04日(金) |
あなたが眼鏡を外す時 |
唇
耳たぶ
首筋
肩
胸
沢山のキスの雨が、
身体中に注がれる…
あなたの器用な手で
するすると
身に纏うものが奪われていく…
絡み合う視線
素肌の隅々まで見つめられる
羞恥心に耐えられず、
吐息まじりにお願いする
「ねぇ。眼鏡外して…」
これまで、 私が好きになる人は、
眼鏡をかけている人が多かったような気がします。
別に、眼鏡フェチというわけではないのですが…(笑)
私はずっと、
抱き合う時には、眼鏡は外すものだと思っていました。
お互い、身につけているものを全て脱ぐのだから、
眼鏡もその一つだという風に…
「小夜子の感じている表情が見たい。」
あなたの本音を聞いたら、
明るいお部屋で、眼鏡を着けたまま、
私を抱きたいと言うかもしれません。^^;
男性は、視覚から欲情するとあなたは言います。
だから、愛し合っている間ずっと、
感じている私の表情や身体を見つめていたいと…
女性は、快感の波が大きくなると、
目を閉じる人が多いのではないでしょうか。
目を閉じた方が、より感じることが出来るような気がします。
私も、あなたと抱き合うようになって、
見つめ合いながらキスをしたり、
触れ合ったりすることが好きになりました。
けれど、やっぱり、
オーガズムに達する直前には、
無意識に目を閉じてしまいます。
「薄暗い部屋で、眼鏡を外すと、
小夜子の身体もぼんやりとしか見えないよ。(笑)」
「それなのに、何故、
あなたは、
私の身体の形とか色とか柔らかさが
こんな風だって言えるの?^^」
「触感に頼る部分が大きい。(笑)」
『触感だけで、
私さえ知らない小さなほくろの位置は、
わからないと思うんですけど?^^』
「ほんとは結構見えてるんでしょ?(笑)」
「見えてないって。(笑)」
私は、
左腕で私を抱き寄せながら、
右手でそっと眼鏡を外す
あなたの仕草が
とても好きです。
映画『シェルタリング・スカイ』の中に、
アフリカを旅する孤独な夫婦が、
荒涼とした砂漠の中で
セックスをするシーンがあります。
虚無と静寂の中で、
お互いの身体を渇望する男と女。
とても印象的なシーンとして、
私の記憶に残っています。
あなたは、他人の前で、
キスをしたり、いちゃいちゃすることを嫌がります。
だから、たまに、
飲みに行った帰りに、そっと手を繋がれたり、
車の中や夜の公園で、軽いキスをされただけでも、
私は、ドキドキしてしまいます。^^
アウトドア・セックスについて、
あなたと話をしたことがありました。
「露出癖はないからなぁ。(笑)
やっぱり、抱き合うなら、
二人きりになれる場所がいいね。」
あなたは、今までの恋愛の中で、
カーセックスも含めて、
アウトドア・セックスの経験はないそうです。
「小夜子は?
経験あるの?」
あなたに聞かれました。
「一度だけ…」
「場所はどこ?」
「学生時代、
付き合っていた彼と
北海道を旅行していた時にね。^^
誰もいない草原に車を止めて…」
「やばい。想像しちゃいそう。(笑)」
「あら、焼き餅焼かないんですか?(笑)」
「想像の中では、勿論、
小夜子の相手は俺に入れ替わってるから。(笑)」
シチュエーションだけ借りることの出来る
便利な想像力なのね。^^
南太平洋の小さな島。
私達の他は誰もいない…
美しい珊瑚礁の海を前にして
椰子の木陰で愛し合う…
潮風に混じり合う
二人の吐息と波の音…
想像の翼は、
果てしなく自由で、
いつでもどこへでも
飛んで行けます。^^
男の人は、
おっぱい派と
お尻派に分かれると言いますが、
私の彼は…
後者です。^^;
「小夜子のヒップラインが好き。^^」
付き合い始めの頃は、
口癖にように、
私のヒップラインを誉めてくれていたあなた。^^;
ある日、二人で
『アイズ・ワイド・シャット』のビデオを観ていた時。
「二コール・キッドマンのお尻って綺麗よね。
女の私が見ても惚れ惚れしちゃう。^^」
「俺は、小夜子のお尻の方がいい。(笑)」
「それって、ちょっと誉め過ぎ。^^;」
「小夜子のお尻の方が柔らかいから。(笑)
ニコールのは硬そう…」
「私のお尻も、
前は、あんな風にぴぴっと
上向きに尖がってたんだけどなぁ。
年と共に丸くなるから、やんなっちゃう。^^;」
「尖がったお尻って、ちょっと想像がつかない。(笑)
小夜子のは丸いから、可愛いんだよ。^^」
その後、何度目かのデートの時でした。
二人でベッドを共にした後、
シャワーを浴びて、バスルームから出た私が、
お部屋のソファーの上に置き忘れたスカートを
カットソーとパンティ姿のまま取りに行ったのです。
あなたは、
少し離れたベッドの上で、
本を読んでいるように見えたので、
こっそりスカートを取りに行く私の姿には、
気付いていないと思っていました。
ところが…
ホテルを出た後、あなたに言われました。
「小夜子のお尻、
横から見ると、今でもちゃんと尖がってるよ。(笑)」
「きゃあー。
いつ見たんですか? ^^;」
ベッドの上で、
一糸纏わぬ姿を見られているとはいえ、
下着姿で無防備に歩いているところを見られるのは、
何だかすごく恥ずかしいものですね。^^;
あなたが好きだと言ってくれている部分だから、
せめて現状をキープしたいとは思うのだけれど…
小学生の娘と一緒にお風呂に入ると、
やっぱり、
引き締まった、ぴちぴちのお尻には
敵いっこないって思ってしまう。^^;
ウォーキングはヒップアップ効果があるそうです。
春の公園へお散歩にでも出かけましょうか。^^
2003年04月01日(火) |
美味しいものに誘われて |
去年の今頃、
私達は、まだプラトニックなお付き合いをしていました。
「春になったら、山間の美味しい蕎麦屋に行こう。」
3月に入った頃でしょうか。
あなたが、初めて
私をドライブに誘ってくれました。
お蕎麦好きな私達。
山間にあるというそのお蕎麦屋さんは、
冬の間は、
山道が雪に閉ざされて、車で行くことが出来ません。
「毎年、山の雪解けが近くなると、
行きたくなるお店なんだ。(笑)」
そんなあなたの言葉が、
私の心を誘いました。
市内から車で2時間もかかる上、
売り切れになり次第閉店という
人気のお店です。
「もし行くなら、早起きしないとね。(笑)」
あなたは、言いました。
美味しいものに目がない私は、
行ってみたいと思いつつも、
あの頃はまだ、
彼でもないあなたと長時間のドライブをすることに、
ためらいがありました。
結局、去年は機会を逃して、
そのお蕎麦屋さんに連れていってもらう話は、
流れてしまいました。
あなたと恋人同士になった日、
あなたと初めてキスをした日、
あなたは、
そのお店の乾蕎麦をお土産に持って来てくれました。^^
「ドライブついでに買って来たから…
小夜子、食べたいって言ってたでしょ?
お子さん達と食べなさい。(笑)」
朽木の水と厳選されたそば粉を使って打ったお蕎麦は、
シコシコしていて、とても美味しかったです。^^
ここ数日、暖かい日が続いたので、
私達の間で、
再び、魅惑のお蕎麦屋さんの話題となりました。^^
今年は、
もう、友達ではなく、
恋人同士の私達。
春の息吹が感じられる、
山の景色を見ながらのドライブは、
きっと素敵でしょう。
なのに、二人とも忙しくて、
なかなか、
お互いの時間の調整が、つきません。^^;
あなたとデートするようになってから、
二人で美味しいものを沢山食べました。^^
大好きな人と美味しいものを食べるって、
シンプルだけど、
とても幸せなことですね。
小夜子
|