Love Letters
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2003年03月31日(月) 元気の素


 夜、チャットであなたと話しました。


 いつもより元気がなかったあなた。

 普段は、愚痴や弱音を吐くこともないあなたですが、

 会社で、少し嫌な事があったと言っていました。

 

 設計という仕事が好きだと言うあなた。

 一人で行う職務がほとんどだから、

 他の職種に比べて、

 人間関係のプレッシャーも少ないと言います。

 それでも、組織の一員であることには変わりなく、
 
 時には、

 納得のいかない場面に遭遇することもあるのでしょう。



 そんな時、私は、

 あなたの素敵な部分を沢山誉めたり、

 落ち込んでいるあなたが笑ってくれるよう、

 冗談を言ったりすることしか出来ません。

 私が塞ぎこんでいる時に、

 あなたがいつもそうしてくれるように…

 

 「小夜子におだてられると、下心がありそうで恐いなぁ。(笑)」


 「なによー。下心なんてないですよん。(笑)」


 「何か、買って欲しいとか。(笑)」


 「欲しいものなんてないもの。

  欲しい時は欲しいってちゃんと言いますよ。(笑)」


 「でも、指輪は口に出さなかったね。^^」


 「そうでしたっけ?^^」


 「最終的には、欲しいって言ってたけど。(笑)」


 「もしかして、ずっと前から、

  指輪贈ろうかなって思ってたんですか?^^」


 「はい。(笑)」


 「いつ頃から?^^」


 「いらんって言われたらそれまでだけど。(笑)

  いつからかなぁ?

  去年の暮れ頃かな。」


 「それなら、私が欲しがるずっと前から、

  考えてくれていたのね。^^

  私はね。ある日、急に欲しくなったから。(笑)」


 「じゃあ、今後心構えをしておかないと。

  小夜子の目が輝いたら要注意だね。(笑)」


 ジュエリーショップで、指輪を選んでいた時、

 私の目はいつになく輝いていたと

 あなたは私をからかいます。^^;



 元気のなかったあなただけれど、

 私との他愛ない会話が、

 気分転換になっていますように。

 私は、いつでもあなたの味方です。^^



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2003年03月30日(日) まどろみの中で


 「この前、ホテルに泊まった時、

  小夜子に『この手どうなってるのー?』って

  言われた。(笑)」


 「いつのこと?^^」


 「翌朝、8時頃だよ。覚えてない?(笑)」


 「全然覚えてないなぁ。(笑)

  目が覚めたら、

  あなたのいけない手が、

  私の胸にあったのは覚えているけど。^^」



 どうやら、其の時、

 私は、まどろみの中にいたようです。

 あなたは、

 うずくまって眠る私の後ろから、

 髪を撫でたり、手を触ったりしていたと言います。



 まだ、半分夢の中にいる私に、

 あなたが、優しく触れていてくれたからでしょうか?

 あなたの隣で目覚めた朝は、

 ずっと幸せ色の夢を見ていたような、

 そして、あなたと二人で

 その夢の続きを見ているような

 そんな柔らかな気持ちに包まれていました。



 そして、

 あなたは、

 私を後ろから抱きしめながら、

 耳たぶにそっとキスを繰り返したり、

 私の胸を両手で優しく揉んだり、

 胸の先端を指先で転がしたり…

 眠っていた私の快感を

 少しずつ

 呼び覚ましていったのでした。



 悪戯好きなあなたの手によって、

 目覚めていく快感…

 思わず零れてしまう私の声が

 あなたに届くと、

 あなたの愛撫も

 次第に強くなっていく…



 そして、私達は、

 再び、

 深く深く

 愛し合ったのです。



 朝の

 まぶしい光の中で

 あなたに抱かれると、

 何故、

 心も身体も

 幸せな感覚に満たされるのでしょうか。



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2003年03月29日(土) 抱かれ上手


 会えない週末は、

 あなたと深夜までチャットでお喋り。

 夜のしじまに、二人を繋ぐ淫らな会話。^^



 「Hの時、私の名前を呼んで欲しいの。^^」


 「全神経が小夜子を感じさせる事に

  集中してるからなぁ。(笑)」


 「私って、最近マグロだよね。ごめんなさい。(笑)」


 「いや。小夜子は抱かれ上手だよ。(笑)」


 「自分が気持ちよくなることばかり考えてる女って

  どうなんでしょ?^^」


 「君がそんなこと言うと、反芻してしまうよ。(笑)」


 「今度は、私が、いっぱい気持ち良くしてあげます。(笑)

  あなたの全身にキスしたりして…」


 「今のままで十分だよ。気持ちいいから。(笑)

  しかし、翌日まで余韻が残ってるとはびっくりだった。^^」


 「女ってみんなそうだと思います。2、3日楽しめるの。^^」


 「いいなぁ。(笑)」


 「相手によりますけどね。

  心から好きな人に抱かれると、甘い余韻が残るの。^^」


 「あの時の心拍数増加って、小夜子凄いよ。(笑)」


 「心拍数数えたの?(笑)」


 「1秒に2回程度かなと…(笑)」



 自分で自分の身体が怖くなる時がある…

 感じ過ぎて、おかしくなってしまいそうな時。



 「小夜子の甘え方が可愛い。^^」

 あなたが私を好きな理由の一つだそうです。



 抱かれ方や甘え方が上手になったとしたら、

 それは、あなたが上手に

 私を愛してくれるからです。



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2003年03月28日(金) Lunaの仕業


 ここ2、3日

 ずーっと、気持ちがざわざわして

 不安定だったのは、

 月の女神Lunaの仕業です。



 潮の満ち干き、女性の月経、

 生命の誕生から死に至るまで、

 偉大な影響力を持つと言われている、

 古代ローマ伝説の月の女神。



 私のバイオリズムは、

 彼女に支配されがちです。



 今日は、朝から、

 胸が張って、

 理由もなくイライラして、

 たまらなく眠いと思っていたら、

 夕方になって、

 月のものが始まりました。



 先週末、あなたとお泊まりしたのは、

 ちょうど良いタイミングだったのですね。

 あの日、

 私は、恥ずかしいほど感じてしまったけれど、

 あれもLunaの悪戯だったのでしょう。



 月のものが来る前は、

 心も身体も敏感になります。

 無性に不安を感じたり、

 一人でいると淋しくなったり、

 あなたが欲しくてたまらなくなったり…



 「もうすぐ、始まりそうだからイライラしてる…」


 「こればっかりは、俺にはどうしようもないなぁ。(苦笑)」


 『あなたにぎゅっと抱きしめられたいの。』



 そういう時に、

 心と身体を鎮める方法は、2つだけ。

 1つは、

 大人しく、潮が引いていくのを待つこと。

 そして、もう一つは、

 あなたに、

 いつもより少し激しく抱かれること。



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2003年03月27日(木) 夢で逢えたら


 あなたと一緒にいる時間って

 本当にあっという間に過ぎてしまう。

 あなたに会えない日も

 毎日連絡を取り合ってはいるけれど、

 仕事の合間とか、

 夜、PCに向かう一人の時間などに

 無性にあなたに会いたくなるのです。



 「俺と一緒の時、小夜子はいつも笑ってる。(笑)」

 あなたは、からかうように私に言います。


 だけどね。

 あなたに会えない日常生活の中には、

 悩みもあれば、涙もあるのです。

 そんな時、

 私は、いつも、誰にも頼らずに、

 一人で悪戦苦闘しているのです。



 あなたの胸の中で

 思い切り泣いてみたい…

 だけど、これは一生出来ないかもしれません。

 可愛げのない、強い女になってしまった自分が、

 ちょっと寂しかったりして…



 「小夜子の性格は、

  負けず嫌いで、

  気丈な面と弱い面が同居している。」


 あなたは、私の性格を

 よく見抜いています。


 あなたに会っている時には、

 自分を本当に理解してくれている人と一緒にいるという

 安心感があるから、

 日常の全ての悲しみや寂しさを忘れてしまいます。

 だから、前日まで涙に濡れていた瞳も

 たちまち乾いてしまいます。



 昨夜のあなたとのチャット


 「また、しばらく会えないね。」


 「俺にナデナデされてる夢でも見て下さい。(笑)」


 「勝手に想像して感じちゃいます。^^」


 「なんて、敏感な娘。(笑)」



 『あなたと夢で逢えますように…』



 昨夜は、

 そんな願いをかけるように、

 薬指のリングにそっとKissして

 目を閉じました。



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2003年03月26日(水) 朝の電話


 昨日から、

 少し落ち込んでいた私。

 今朝、あなたはオフィスから電話をくれました。


 「どうしたの?

  珍しいね。会社からなんて。」


 「うん。朝一番でオフィスに着いたから。

  どう?少しは元気になった?」


 付き合い始めの頃、

 あなたは、メールやチャットに比べて、

 電話というコミュニケーションツールが

 あまり好きではなかったようです。

 それでも、

 私が、落ち込んでいるのを知ると、

 直ぐに電話をかけてきてくれました。


 

 一度、生理が遅れたことがありました。

 予定日の直前に、あなたとは抱き合っていました。



 その日、私達は、

 あなたが私の中でいった後も、

 暫くの間、きつく抱き合っていました。

 それが原因で、

 あなたが私の身体から離れる時、

 避妊具が私の身体の中に残ってしまい、

 私は妊娠の可能性を心配していました。



 微熱が一週間以上続いて、

 私は、不安な気持ちで過ごしていました。

 あなたは、毎朝、私に電話をくれました。


 「大丈夫なはず。

  きっと、遅れているだけだよ。」


 「もし、赤ちゃんが出来ていたら、

  子供達を連れて、俺の所へおいで。^^」


 あなたの言葉に、私はどんなに安心したでしょう。




 結局、予定日から一週間遅れて生理が来ました。

 生理が来たことをあなたに告げると、

 
 「良かった。安心したよ。(笑)」


 「心配していたの?^^」


 「そりゃそうだよ。

  小夜子を苦しめるようなことになったら、

  全て俺の責任だし。」


 「あなたはちっとも、

  不安がっているようには見えなかったけど?^^」


 「それは、もし俺が不安そうな様子を見せたら、

  小夜子は、もっと不安になると思ったからだよ。」


 あの時、私は、

 あなたの包容力の大きさをしみじみと感じました。




 「小夜子が落ち込んでいるとわかってる時、

  電話で小夜子の笑い声を聞くとほっとする。」


 それからというもの、

 私が落ち込んでいる時、

 あなたが朝一番で電話をくれるというのが、

 習慣になりました。




 今朝も、

 私を元気付けに笑わせようと

 電話してくれたあなた。

 だけど、今朝の電話は、

 私をますます寂しくさせてしまったみたい。


 「会いたいよー。」


 「会ってから、まだ一週間も経ってないのに…(笑)」



 熱く愛し合った後の一週間が、

 私にとっては一番寂しいってこと

 あなたは知らないのかな。



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2003年03月25日(火) あなたの左側


 あなたと歩く時、

 私はいつも

 あなたの左側。



 あなたの車でドライブする時も、

 左の助手席に座る。



 そういえば、

 あなたとのベッドでは、

 私は

 何時でも、

 あなたの左側に

 寄り添うようにしていたね。



 先日、

 珍しく

 あなたの右腕に抱き寄せられて、

 あなたの左手で

 愛撫されていた私。




 「こっちの方が、小夜子をもっと感じさせることが出来るよ。」


 そう言って、

 愛撫の途中で、

 私の右側に位置を変えたあなた。


 「利き手の方が、微妙な動きが出来るから。(笑)」


 あなたは、悪戯っぽく私を見つめて、

 交代したいつもの右手で、

 私の秘所を責めてくる。




 歩く時も

 ドライブの時も

 ベッドの上でも

 少し右上に顔を傾ければ、

 そこに

 あなたの愛しい笑顔がある。



 あなたの左側は、

 私の指定席。

 いつも、私のために

 空けておいてくれますか?



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2003年03月24日(月) 嗜好


 「食に関して、拘りのある男は、

  女性に対する拘りも強いと思う。^^」


 以前、あなたが言っていた言葉。


 あなたは、

 今でも憶えているでしょうか?



 食べ物に限らず、

 本、映画、音楽、お酒、煙草にいたるまで、

 あなたは、割りとマニアックな方だと思います。

 好みが、かなりはっきりしていて、

 好きなものしか受けつけないようなところがあります。



 私はといえば、

 その日の気分によって、

 食べたいもの、読みたいもの、観たいものは、

 微妙に変化します。^^

 友人の話や、新聞や雑誌のreviewに

 影響されたりもします。



 恋愛に関しても、

 今まで、時に退屈と思えるほど、

 穏やかな恋愛が多かった私に対して、

 あなたは、

 相手の些細な言葉や態度で、

 気持ちが冷めていくことも多かったそうです。

 例えば、

 女性の話し方とかキスの仕方とか…



 「小夜子に関して云えば、

  急に気持ちが冷めるなんて事は絶対にないから。」


 とあなたは言います。


 けれど、

 もしも、ある日突然、

 心変わりしたら、

 あなたは、きっと何も言わず、

 私から離れていくでしょう。



 私は、生まれて初めて、

 何の駆け引きもない恋愛をしています。

 あなたの前では、

 飾りのない素の自分がそのまま出てしまう…

 だから、時々、

 あなたの望む通りには

 振舞えないこともあります。

 

 それでも、 

 あなたが私に求めていること、

 それは、言葉にしなくとも、

 何となくわかります。



 あなたは、いつも、

 私が欲しいものを知っていて、

 それを私が望む分だけ、

 与えてくれます。



 私の心と身体が、

 いつもちゃんと満たされているように、

 あなたの求めるものも

 ちゃんと与えてあげられる私でいたいと思います。



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2003年03月23日(日) 予感


 ベッドの上で

 服を着たまま

 あなたと抱き合う



 舌を絡め合って

 お喋りのようなキスをしたり、

 ぎゅっと抱き合って

 お互いの体温を確かめ合ったり…




 裸で抱き合う前の

 こんな時間が何よりも好き




 今夜のあなたはどんな風に私を愛するのかしら




 甘酸っぱい予感で

 心も身体も

 熱くなる




 私の予感をくすぐるように、

 あなたの指が

 私の身体のラインを

 優しく撫でていく…




 あなたが欲しい




 切ない想いが

 満ちていく…




 白いシーツに

 柔らかく広がる髪に





 あなたに塞がれた唇に





 あなたと絡め合う脚のつま先に…





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2003年03月22日(土) 薬指に光るもの


 昨日は、お泊りデートでした。


 あなたと二人だけの

 ゆったりとした時間を過ごしました。



 今日の正午、

 シティホテルをチェックアウトして

 軽いブランチをとった後、

 あなたが、

 私に贈る指輪を見に行こうと言ってくれたので、

 ジュエリーショップへ行きました。



 「どれでも良いから、

  小夜子が好きなの選んで。(笑)」


 ショーケースの中のジュエリーに見とれている私に

 あなたが言いました。

 そう言われると、余計に迷います。^^;



 「ねぇ。どっちがいいと思う?」 


 「いや。ジュエリーのことは俺に聞いてもわからないから。

  酒のことなら答えられるんだけど。(笑)

  小夜子が自分で決めなさい。^^」



 散々、迷った挙句、

 私が選んだのは、

 ピンクゴールドのリングに

 ダイヤモンドとアクアマリンの石。
 
 長いこと

 淋しげだった私の薬指に

 柔らかい春の光が訪れたように

 煌きます。



 美しくラッピングされたプレゼントを手に

 お店を出ると、

 あなたが、言いました。


 「ああいうお店の店員って

  どうして男性の顔をちらちら窺いながら

  接客するんだろうね。(苦笑)」


 「普通、ジュエリーショップを訪れるカップルなら

  男性がプレゼントするものだと

  店員さんは、思うからじゃないかしら。^^」


 「だけど、好きな女性にこれが欲しいって言われて、

  買わない男なんているかな?」


 「あなたは、

  私が欲しいって言ったら、

  どれでも買ってくれそうだったでしょ。^^」
 

 あなたは、黙って笑っていました。


 「ありがとう。大事にするね。^^」



 会えなくて寂しい時間も

 薬指に

 この指輪があれば、

 ずっと、明るく過ごせるような気がします。



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2003年03月21日(金) あなただけが知ってるの


 久しぶりにあなたに会いました。

 中華街で、美味しい夕食を頂いた後、

 いつものバーへ行きました。



 ジャズが流れるバーのカウンターで、

 あなたは、シングルモルトを、

 私は、ウオッカベースの苺のカクテルを飲んでいました。


 「小夜子、あの詩なんだけどさ。」

 少し悪戯っぽい目であなたが言いました。


 「ん?」


 「ほら、メールで送ってもらった『蠢く指』(笑)」

 
 「ちょっと、こんなとこで恥ずかしいじゃん。*^^*」


 「あれ、一箇所、言葉の間違いがあるよ。^^」


 「えっ?そうなの?」


 「うん。生物学的な誤りなんだけどさ。(笑)」


 「ふーん。どこ?(笑)」


 「ちょっと、ここでは言えないんだけどね。(笑)」


 「そりゃ、そうよね。(笑)」


 彼が指摘した『蠢く指』の誤りについては、

 この後、

 ホテルで実演付き解説がありました。*^^*



 ベッドの上で、あなたとじゃれ合いながら、

 バーでの会話の続き…


 「あれはね。実際にあなたがどう触れているかというより、

  私の感じ方というか…イメージなの。(笑)」


 「でも、俺の指の動きはそのまんま書いてある。(笑)」


 「うふふ。

  あの詩の真実の部分は、

  あなただけが知ってるんだもの。^^」



 というわけで、

 『蠢く指』の持ち主の解説をもとに、

 3月9日(日)の日記は、

 一部編集させていただきました。^^


 ちなみに、今夜も

 彼の『蠢く指』は健在でした。*^^*



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2003年03月20日(木) Pacifists 平和主義者


 昨日の日記に

 戦争へのカウントダウンが始まったと書きましたが、

 世界中で反戦運動が広まる中、

 とうとう、戦争が始まってしまいました。

 とても悲しいことです。

 多くの命が奪われることに対しても

 美しい地球が血に染まる戦場となることに対しても

 強い憤りを覚えます。



 私は、明日、久しぶりにあなたに会います。

 おそらく、今回の戦争についても話をするでしょう。



 私達は、

 美術館で風景画のコレクションを観て、

 食事をして、

 お酒を飲みに行って、

 それから、愛し合うでしょう。

 私達は、平和主義者です。

 小さな争いごとも嫌いです。

 人の命を奪うような戦争は、もっと嫌いです。



 大国と小国の二人のリーダーは、

 自分の愛する人達が、

 命の危険に晒されたとしても

 心を痛めないのでしょうか?

 自分の子供達には、

 この戦争をどんな風に正当化するのでしょうか?



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2003年03月19日(水) 強さと優しさ


 自分より弱いものに対して手をあげるということは、

 卑怯な行為であり、

 その人の精神的な弱さ、幼さを露呈するものだと思う。



 日本では、

 夫婦間・親子間どちらにおいても

 表面化していないドメスティック・バイオレンスの件数が、

 非常に高いだろうと言われている。
 


 被害者の側も、被害を受けたことを隠そうとする傾向が強く、

 警察に通報されたり、

 児童相談所に報告されるケースが、少ないらしい。

 「身内の恥」と考えるからだろうか?



 私は、父親と前の夫に

 手をあげられたことがある。

 二人から暴力を受けたのは、それぞれ数回であって、

 ドメスティック・バイオレンスなどという

 日常的なものではない。



 けれど、

 たとえ、それが一度きりであっても

 自分よりはるかに腕力のある男に

 暴力を振るわれるという事は、

 物凄い恐怖である。



 そして、それが夫である場合、

 受けた暴力が、愛情の歪曲された形であったにしろ、

 トラウマとして残る。

 自分に手をあげた男に

 安心して抱かれるということは、

 もう、二度と出来なくなってしまう。

 少なくとも私はそうだった。



 父も、前の夫も、

 世間的には、「常識的で穏やかな人物」として見られている。

 とても家族に暴力を振るうような人物には見えないらしい。
 
 ただ、二人とも、

 言葉で感情や考えを表現するのが苦手なタイプである。

 だから、人と議論したりする事が出来ない。

 感情が高ぶると、

 それを相手にどう伝えれば良いのかわからず、

 暴力を振るってしまうのだろう。



 結婚前、前の夫はとても優しい人だった。

 その頃の私は、若くて世間知らずだったから、

 自分に優しい人が優しい人間だと信じて疑わなかった。

 結婚してからも、彼は、変わりなく優しかった。

 子供が生まれてからは、

 優しい夫であると共に、優しいお父さんでもあった。



 ところが、家族にある不幸が訪れてから、

 彼は、全く変わってしまった。

 彼の優しさは、

 何もかもが上手く運んでいる環境の中だからこそ、

 与えることの出来る優しさに過ぎなかったのだ。

 突然、家族に振りかかって来た不幸に対して、

 彼はあまりにも弱かった。

 彼は、人に優しくする余裕を失ってしまった。

 ただ、優しさを与えられることのみを求めたのである。



 私に彼の弱さまでも包み込むような包容力があれば、

 関係は持ち堪えていたかもしれない。

 けれど、家族全員が悲しみに塞ぎこんでいる時、

 一方だけが甘え、他方は甘えられるのみという関係が

 長く続くはずもない。

 いたわり合い、励まし合うことが出来なければ、

 悲しみが、また、

 新たな悲しみを連れて来ることになってしまう。



 私達は、別々に暮し、お互い独立した形で、

 親としては、今後も協力し合うという道を選んだ。



 私は、この経験から、

 「人は変わる。」ということを学んだ。

 良い状況の中では、人は誰でも優しくなれる。

 だが、苦しい状況でも人に優しくなるためには、

 精神的な強さがなければならない。



 私が、もう誰とも結婚はしないと思うのは、

 こんな風に考えるようになったからだと思う。



 私より、ずっと深い人生経験をしているあなたは、

 身の回りに何が起こっても、変わらないかもしれない。

 けれど、あなたの優しさが

 いつまでも変わらないかどうかなんて、

 今の私には、やっぱりわからない。

 わかるのは、状況によって人は変わるんだってこと。

 生きていくために、必要なのは、

 結局、自分自身の精神的強さなんだと思う。 




 私が、今日、

 忘れかけていた、或いは

 忘れようとしていた過去について書こうと決めたのは、

 BBCニュースで、

 すでに戦争へのカウントダウンが始まったことを

 知らされたからである。

 米国が、国際的に真の強さを示すためにすべきことは、

 多くの罪のない人々が血を流す「武力行使」ではなく、

 忍耐強い外交努力ではないだろうか。



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2003年03月18日(火) 灰色の記憶


 あれは、

 一昨年の今頃、

 春が、まだ足踏みをしている

 三月の寒い日でした。

 私は仕事を終え、子供を保育園へ迎えに行き、

 自宅へ帰るところでした。



 地下鉄の薄暗いホームで

 息子と手を繋いで、

 息子が得意げに話す保育園での一日の出来事を

 いつものように聞いていました。



 あの日、私は、

 不安と哀しみで押し潰されそうな心を抱えていたけれど、

 息子に悟られないように、

 いつもの笑顔を見せていました。




 一瞬、

 目の前で起きた出来事が

 信じられませんでした。



 灰色のホームに

 一人の中年の男が飲み込まれていきました。

 まるで、

 街角のコンクリートの影に逃げ込む

 薄汚れた野良猫のように…


 男の体が完全に消えた直後、

 銀色の電車が滑り込んで来ました。




 耳を劈くような急停止の音。




 異様なざわめき、

 匂い…

 


 咄嗟に

 私は、息子の小さい身体を

 かばうように抱き寄せ、

 その光景が子供の視界に入らないようにしました。




 彼らにとっては、

 これが日常の一場面に過ぎないのか、

 無表情でホームに駆けつける駅員達…




 醜い好奇心に目を輝かせ、群がる野次馬達…




 私は、息子の手を固く握り、

 その場を逃げるように立ち去りました。



 「卑怯者。」



 私は、心の奥で叫んでいました。

 灰色のコンクリートに消えていった男に向けて。




 世の中、

 長く生きたくても生きられない人もいるというのに、

 神様が定めた人生のスパンを

 何故、自ら縮めようとするのでしょうか?



 「あなたがたった今、捨てた命を

  限られた命しか持たない私の愛する者に下さい。」



 激しい憤りを抑えきれずに、

 胸の鼓動が鳴り続けていました。




 今日、

 あの日のように

 地下鉄のホームで電車を待っていたら、

 突然、

 あの時の光景が

 鮮明に蘇ってきました。



 あれから2年、

 フラッシュバックを見る度に

 胸の動悸が激しくなり、

 無意識に泣いていたことさえありました。



 けれど、今日、

 私の心は落ち着いていました。

 ふと、悲しい感情が蘇りはしたけれど、

 次の瞬間、

 あなたに会える週末に

 想いを馳せる自分がいました。




 先週末から

 風邪を引いています。

 今朝、微熱があるとメールに書いたら、

 あなたから、直ぐ、

 お見舞いメールが届きました。



 小夜子、大丈夫?

 風邪は引きはじめが肝心だから、

 今晩は、鍋焼きうどんみたいな体の温まるものでも食べて、
 
 ゆっくり休んで下さい。^^



 私の心と体の健康を

 いつも気にかけてくれる人がいる…

 2年前とは違う

 元気な私でいられるのは、

 あなたのおかげです。



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2003年03月17日(月) 焦らされて


 お遊びで

 SM度診断テストをしてみたら、

 予想通りと言うべきか、

 あなたが軽いSで、

 私が軽いMでした。



 お互い痛い思いをしたり、させるのは嫌だから、

 微妙にその傾向があるという程度なのでしょう。



 診断結果を見て、

 あなたが言いました。


 「確かに、小夜子を焦らすのは楽しいかも。(笑)」


 そうなの。

 あなたは、時々

 私が一番欲しいものをなかなかくれません。



 私の快感の引き出し方を

 心得ているあなたは、

 いつもフェザーのように微妙なタッチから

 愛撫を始めます。



 耳たぶを

 甘く噛んだり、

 息を吹き込んだり…

 内腿を優しく撫でたり…



 セーターの中に

 するりと手を差し入れて

 白い膨らみにそっとタッチしたり…



 胸の先端が

 ひりひりと固く尖り、

 私の秘所が

 とろけそうに濡れ始めても、

 あなたは、

 そのペースを変えようとはしない…



 あなたの脚で

 強く固定された私の下半身は

 身動きも出来ず、

 吐息が零れる私の唇を

 あなたは、

 息もつけぬほどに塞ぐのです。



 私の身体が

 焦らされて

 火照って

 疼いて

 私の唇から

 切ないおねだりの言葉が漏れるまで、

 あなたは、

 執拗な愛撫を続けます。



 「お願い…」



 堪えきれずに

 泣きそうな声で求めると、

 あなたは、

 ようやく

 ずっとおあずけされていたものを

 私にくれるのです。



 「意地悪な人。(笑)」


 私がそう言うと、

 あなたはいつも

 悪戯っぽい瞳で

 笑います。



 私の身体が、

 焦らされれば焦らされるほど 

 感じてしまうってことを

 あなたには

 あっさり

 見抜かれてしまったみたい…



 「小夜子は欲張りだから。(笑)」


 からかうように、

 あなたは言います。



 焦らされるのが好きな女は

 欲張りなんでしょうか?



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2003年03月16日(日) 柑橘系の香り


 あなたの優しさは

 あなただけの色をしています。

 甘い言葉や態度ではなく

 尊重という形で示される優しさ。

 私の言葉を、行動を、存在そのものを

 いつも穏やかな眼差しで

 包み込んでくれるあなた。



 あなたは柑橘系の香りや果物が好き。

 あなた自身が檸檬みたいな人だもの。



 ちょっと元気がない時に

 檸檬をかじれば、

 胸いっぱいに甘酸っぱさが広がって

 優しい気持ちになれる…

 そんな香りなの。



 昨夜は知人の送別会へ出かけていたあなた。

 少し酔って帰宅したあなたから、こんなメッセージが…


 「知り合いの子供の相手を一手に引き受けてしまったよ。

  相手にしてくれるから嬉しいのかな。

  おかげで叩かれるのなんの。(苦笑)

  子供は元気だね。(笑)」


 今朝の電話で聞いてみたら、

 昨夜は、

 3人の幼い女の子達に

 おんぶされたり、膝に座られたり、

 大変だったららしい。^^


 「子供好きでしょってみんなに言われたよ。(苦笑)」

 「子供好きなの?(笑)」

 「本人は自覚なし。(笑)」


 あなたの性格の最大の美点は、

 当の本人が、

 その優しさを

 全く自覚していないという点にあります。^^



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2003年03月15日(土) 子猫はミルクを舐めるのが好き


 ベッドの上で

 じゃれあう

 二匹の猫



 擦り寄せ合ったり

 キスしたり

 身体を温め合う

 あなたと私



 雌猫は甘えた声で

 あなたを誘う



 「ねぇ。舐めてもいい?」



 華奢で

 しなやかな身体を

 あなたの浅黒い肌に

 撫でるように這わせていく



 あなたの身体の

 固く、熱くなった部分を

 そっと口に含む



 上目使いで

 あなたの瞳を見つめながら

 いとおしむように

 それを舐める



 「好き?」



 ぴちゃぴちゃという音が

 静かな部屋に

 いつまでも響いている



 生温かい白い液体の匂いが

 雌猫の

 細い喉を通っていく



 やがて

 遊び疲れた

 二匹の猫は

 寄り添ってお昼寝をする





 「小夜子って、猫のイメージだな。(笑)」


 「そう?(笑)」


 「うん。じゃれついて来る感じが…(笑)」


 『あなたに甘えてじゃれつくのは、

  居心地の良い場所をちゃんと知ってるからなの。』



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2003年03月14日(金) プラトニック


 昨日、

 私のクラスに来ている小学5年生の女の子達が、

 レッスンの前に

 ホワイトデーの話を楽しそうにしていました。


 「先生は、誰かからプレゼント貰えるの?」

 女の子達に聞かれてしまいました。^^;


 「由紀ちゃんはね。淳君からチョコ貰えそうなんだよ。先生。」

 嬉しそうに私に話す舞ちゃん。


 「いいなー。由紀ちゃん。この幸せもの!!(笑)」

 はにかんで笑う由紀ちゃんの笑顔を見て、

 本当に羨ましくなってしまった私でした。^^



 私は、仕事柄、

 子供達と話をすることも多くて、

 女の子達から恋の話を打ち明けられたりということも

 時々あるのだけれど、

 いつも感じるのは、

 恋する気持ちって幾つになっても変わらないなぁってこと。

 年を重ねて、幾つもの恋を経験しても、

 ときめく気持ちは少女の頃と同じ。^^

 

 「千と千尋の神隠し」を観て、

 私も小学生の娘も同じシーンで泣いてしまうのは、

 私も娘と同じような気持ちで、

 ハクを懸命に愛する10歳の千尋に

 共感出来るからではないでしょうか。^^

 

 男も女も

 大人の恋愛らしきものを一通り経験すると、

 情熱的な繋がりの中にも

 よりプラトニックなものを求めるようになるという気がします。



 特に、男性は、

 ある時期を越えると、

 愛する女性と抱き合うという行為に

 身体的充足よりも

 寧ろ精神的充足を求めるようになるのではないでしょうか。



 今日は、あなたに会えないホワイトデーだったけれど、

 来週末のデートを心待ちにしている私。

 会えない日でも

 心が繋がっていると信じ合える関係を

 ずっと大切にしていきたいと思うのです。



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2003年03月13日(木) 乳房に抱くもの


 「小夜子ってほんとに敏感な娘。(笑)」


 いつもあなたが言うように、

 感じる部分は、私の全身に無数にあります。

 あなたに新規開拓された部分も数知れず。^^



 耳たぶ、首筋、鎖骨、脇、お臍の周り、ウエストのくびれ、

 お尻の膨らみ、腿の内側…

 そして胸…



 乳房は、本来、

 赤ちゃんに母乳を与えるためにあるものです。

 だけど、女性は、

 母親になる前に、

 その白い二つの膨らみを

 愛する人に捧げます。



 胸を愛撫されると、

 他の部分を愛されるのとは違った喜びを感じるのは、

 私だけでしょうか。

 女としての快感とは別に

 ふわっとした幸せな気持ちに包まれるのです。

 母性本能が刺激されるのかもしれません。



 乳房を優しく揉まれたり、

 その尖った先端を

 指でくるくる旋回するように擦られたり、

 舌で転がすように舐められたり、

 小さく何度も吸われたりする…



 気持ちよくて、

 優しい感覚が波のように押し寄せてきて、

 甘い溜息が零れてしまう…



 私の胸で

 遊んでるあなたが

 とてもいとおしく思える時間。



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2003年03月12日(水) 夢見る頃を過ぎても…


 あなたとは、時々、

 20年後、30年後の未来について

 話をしたりします。



 おそらく、

 同じ30代半ばの男性と比べて、

 その人生経験の深さからか

 知識も豊富で洞察の鋭いあなた。



 いつか、夢見る頃を過ぎて

 欲望が枯れ果てても、

 あなたが私の隣にいてくれるということは、

 私の人生をとても幸せに、豊かにしてくれることだと

 思うのです。



 何の契りも約束も

 取り交わさない私達だけれど、

 あなたが明るく話す未来のビジョンには、

 さりげなく私がいたりします。^^


 「小夜子とは、縁側の茶飲み友達になりたい。(笑)」


 あなたの口癖です。


 30年後に、

 縁側のあるお家なんてあるかどうかはわからないけれど、

 いかにもあなたらしい愛情表現に、

 心が和みます。



 「単純にセックスしたい相手と

  抱き合って眠りたいと思う相手は違うよ。

  愛情のレベルとしては、

  抱き合って眠りたいの方がずっと高いから。」


 「けど、欲情するのは前者の方でしょ?(笑)」


 「前者の場合、欲情はしても飽きが来る。(苦笑)」


 『ふーん。そんなもんなのね。^^』



 あなたと

 あと、いくつ

 抱き合って眠る夜を過ごせるのかな。



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2003年03月11日(火) 言葉で感じて


 「小夜子の文章、読んでみたい。(笑)」

 あなたに言われて、

 3月9日にここで書いた詩「蠢く指」を

 メールで送りました。



 ここの日記のことは、あなたには内緒。^^


 だから、

 私達の秘め事について綴った文章を、

 あなたに読んでもらうのは、

 これが初めてです。


 しかも、初めてだというのに、

 今まで書いたものの中で、

 一番過激なものを選んでしまいました。^^;



 送ってから、かなりドキドキしていた私。

 あの詩って、私にとっては、

 あなたにイカされた時の

 赤裸々な告白みたいなものだもの。*^^*




 チャットであなたの感想を聞きました。^^;


 「小夜子、これはかなり、やらしいでしょ。(笑)」


 「そ、そう?(笑)」←とぼけてる奴


 「こりゃ、どう見ても、18禁だな。(笑)」


 「自分では、オブラートに包んだ表現だと思ってるんだけど?

  綺麗な文章だねって言われたことあるし。(笑)」←自画自賛


 「体験を共有してるからかな。

  俺には、すごいリアルなんだけど?(笑)」


 「きゃはは。(笑)」←笑って誤魔化す


 「一人エッチで使えるでしょ。(笑)」


 「使ってくれる?(笑)」←喜


 「使って欲しいんですか?(笑)」


 「うん。^^」←それが狙い


 「だって、使ってもらえる人、あなたしかいないじゃん。

  登場してるし。(笑)」←薦めてる


 「じゃあ、使ってみよう。^^」←成功祈ります。(笑)


 「けど、いつも、こんなにやらしいの

  書いてるわけじゃないからね。(笑)」←嘘


 「毎日、こんなの書けたら、

  小夜子、女流官能小説家になれるよ。(笑)」←誉め言葉?

 
 「そっかなぁ。^^」←真に受ける奴


 「いやぁ。

  けど、やっぱり、男性と女性は感じ方が違うみたい。」


 「そう?(笑)」


 「やっぱり、真っ白になるんでしょ?^^」


 「うん。*^^*」

 
 「疑問が一杯。(笑)」


 「ねぇ…」


 「ん?^^」


 『また、白い空、見せてね。^^』


 「何だよ?(笑)」


 「ううん。何でもない。(笑)」



 彼曰く、感受性豊かな私。^^

 触れ合ってもいないのに、

 あなたの淫らな言葉に

 濡れてしまう夜もあります。



 言葉にはそんな不思議なマジックがあります。



 だから、

 あなたとの大切な秘め事を

 愛しい言葉達で綴り、

 鮮やかに記憶に留めておきたいと思ったりします。


 
 あなたは、

 私の言葉達に感じてくれたでしょうか?



 言葉にも色気ってあると思いませんか?



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2003年03月10日(月) 抱かれて見つめられて


 「キスする直前の、小夜子の目って色っぽいよ。(笑)」


 「ってことは、キスの最中、

  あなたは、ずっと目を開けているのね。^^

  で、そういう時の私の目ってどんな?(笑)」


 「とろんとして、溶けそうな感じ。(笑)」


 「もう。どうして見てるのよ。^^;

  キスする時は、ちゃんと目を閉じてして。(笑)」


 「男は普通、目を開けてするもんだよ。

  視覚から欲情するんだから。(笑)」



 男は目で恋をし、女は耳で恋をするって

 聞いたことがあります。

 男は、女の容姿や表情、しぐさを見て欲情し、

 女は、男に愛の言葉を囁かれて感じるのでしょうか?


 私は、あなたに出会うまでは、

 キスやセックスの時って、

 ほとんど目を閉じていることが多かったのです。

 目を閉じている方が、

 全身の感覚に神経を集中させることが

 出来ると思っていたから…


 だから、

 愛し合っている時、

 相手がどんな表情をしていたのかということが、

 後になっても、

 思い出せませんでした。




 あなたは、

 私を愛してくれる時は、

 ずっと、私を見つめています。^^

 初めは、それが、すごく恥ずかしかったんですけど、

 最近は、見つめられることが快感になって来て…

 互いに見つめ合いながら、愛し合うのが好き。^^

 だから、体位も、

 見つめ合いながら、抱き合うことができるものが好き。



 「小夜子、上に乗る?」って云われて、

 あなたの上で、あなたと繋がる時、

 あなたに見つめられているという感覚が、

 欲情を刺激します。


 下から強く突かれながら、

 あなたに見つめられる時、

 溢れる羞恥心が、

 快感を加速させます。



 あなたに抱かれている時、

 私は、どんな表情をしているのでしょうか?



 私は、あなたと繋がっている時の

 あなたの

 私を見つめる

 真っ直ぐな熱い視線が

 とても愛しいのです。



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2003年03月09日(日) 蠢く指


 あなたの長い指が

 私の中心で

 遊ぶ



 ちゅるちゅる果汁を掬い取るように

 ざらざら小さな突起を擦るように

 熱く呼吸する子宮に

 辿り着こうとするかの如く…



 小さく旋回しながら

 行きつ戻りつしながら

 私の快感のうねりを

 探っていく

 あなたの指



 時折

 溢れ出す泉を置き去りにして

 傍らの

 深紅の花芯を

 優しく撫でる



 雫で濡れた花芯を

 リズミカルに弄ぶ

 繊細で

 大胆な

 あなたの指



 あなたの指が蠢くたびに

 私の吐息は

 甘く

 濃く

 速くなっていく



 このまま

 階段を駆け登りそうなの



 泣き声にも似た

 甘い叫びが

 唇から零れてしまう



 汗ばんだ

 つま先が震え

 シーツを噛む



 駆け抜けた

 その先に

 果てしなく見えたものは

 眩暈がしそうなほど

 白い空



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2003年03月08日(土) 愛の言葉


 「愛してる。」

 これまで、一度も

 誰にも

 言ったことのない言葉。



 口にしたら、

 嘘になってしまいそうな、

 そんな儚い言葉だから…



 自分からは、口にしたことはないけれど、

 一度だけ、あなたに聞いたことがありました。


 確かめたいという気持ちではなく、

 あなたの声で

 その言葉の響きを感じたかったから…



 「愛してる?」



 あなたは、かなり照れながらも、

 ちゃんと答えてくれました。^^



 「愛してます。」





 今日、あなたに電話で言ってみました。


 「ねぇ。また、あの言葉欲しいな。(笑)」


 「ん?あの言葉って?(笑)」


 「愛の言葉。(笑)」


 「駄目。(笑)

  何度も言うと、新鮮味がなくなるでしょう?

  年に1回ね。(笑)」




 照れ屋のあなたが言ってくれた、

 たった一度きりの

 I love you.



 大切に心の奥にしまっておくね。^^



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2003年03月07日(金) 気になる存在


 「お母さん、好きな人出来た?(笑)」


 昨日、小学生の娘に聞かれた。^^

 お父さんと別れて暮らし始めて、

 もう、3年になる。

 母親と子供達だけの生活にも、だいぶ慣れて来た。



 まだ、胸も薄く、初潮も迎えていない娘だけれど、

 最近、クラスに気になる男の子がいるらしく、

 食卓ではよく、その子の名前が話題に上る。^^


 
 あなたと付き合い始めて、

 もうすぐ1年になる。

 娘はまだ、あなたに会ったことが無い。

 母親の「何でも相談できる大切な友達の一人」くらいに

 思っているらしい。

 娘にとって、あなたは、

 塾で習っている、算数や理科の難しい質問に答えてくれる

 親切な先生でもあったりする。^^



 母娘のせいか、

 私達は似ているところが多い。^^

 洋服の好みとか、好きな男のタイプとか、

 好きな映画とか音楽とか、

 本を読んだり、文章を書いたりすることが好きなところなど、

 数え上げたら切りが無い。



 「君は子供の話をしている時が、

  一番生き生きしてるね。(笑)」


 と、あなたに言われたことがある。

 恋人の前で、子供の話をするなんて

 無神経だと思う男性もいると思うけれど、

 あなたは、私が、子供達との生活の様子を話したりすると、

 「小夜子の家って本当に楽しそうだね。(笑)」と

 いつも面白がって聞いている。^^



 以前、

 某人気日記作家さんが、日記の中に載せていた、

 恋人に送る質問状というものを

 あなたと交換したことがある。

 まず、愛する人の名前を書いて、

 その人に関する、30の質問に答えるというもの。

 「その人(あなたの愛する人)の好きな人は誰ですか?」

 という質問があって、

 私は、図々しく「私。^^」と答えたのに対して、

 あなたは、私の二人の子供の名前を書いた。



 私は、もう結婚はしない。

 仕事と家事に追われる忙しい日々ではあるけれど、

 現在の子供達との生活に十分過ぎるほど満足している。

 この現在の幸せがあるからこそ、

 あなたを愛せるのであって、

 この幸せのベースがなかったら、

 きっと、あなたのことも愛せなくなるような気がする。



 「出来れば、一緒に暮したい。」と

 あなたに言われたことがある。


 「もし、君が結婚する前に出会っていたら、

  俺のプロポーズを受けてくれた?」とも。


  
 だけど、わからない…と思う。

 かつてのあなたと私が出会ったとして、

 二人が恋に落ちたかどうかはわからない。

 一度、結婚して、

 二人の子供を授かって、

 私は変わったと思う。

 守るべき、かけがえのない存在を

 神様に与えられて、私は、

 愛されるより愛することの喜びを知ったような気がする。

 愛されること、許されることばかりを望んでいた

 かつての我侭で幼い私に、

 あなたは惹かれただろうか…

 おそらく、答えはNOだろう。

 

 娘の質問の真意をあれこれ想像していたところへ、

 あなたから電話があった。

 「早紀ちゃん、理科のテストどうだった?(笑)」

 今度のデートの話よりも先に、娘の塾の話題。^^

 娘の通う、某大手進学塾は、

 科目ごと成績順に座席が並んでいる。^^;

 昨夜、あなたに、

 娘が、今回、国語がトップの成績で、

 最前列の真中の席になったと報告したばかり…

 どうやら、いつもあなたに質問ばかりしている

 超苦手な理科の方を心配してくれたみたい。



 最近、あなたも娘も

 お互いが気になる存在になりつつあるのかな。



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2003年03月06日(木) Kiss Kiss Kiss


 おやすみ。小夜子。^^


 ん? おやすみのKissは?(笑)


 Chu ! Chu !


 感触がなーい。(笑)


 ぺろぺろ。(笑)


 きゃあー。 おやすみなさーい。 Chu !



 
 最近、ずっとWeb上のキスばかり。

 最後に本物のキスをしてから何日経つかしら?




 「小夜子とのキスってやみつきになる。(笑)」

 
 「うん。私も癖になりそうよ。^^」


 「俺も、小夜子くらい舌が長ければなぁ。

  いろんなテクが使えるでしょ?(笑)」


 ちなみに私の舌は、鼻の頭につく位長い。^^;


 「私も、あなたくらい肺活量があればなぁ。

  あなたとの永いキスだと、

  息も絶え絶えになっちゃうの。(笑)」




 あなたとの初めてのキスは、

 永い永いキスだった。

 私の想いを確かめるように、

 焦らすように、

 執拗に舌を絡めて来た。

 軽い眩暈を感じながら、

 私も夢中で舌を絡めた。

 胸いっぱいに切なさが広がっていく…

 身体の芯がとろけそうな感覚。

 甘く雄弁な

 大人のキス。



 あの日の印象的なキスで

 ふたりは恋に落ち、恋人になった。

 

 私は、その人のキスが好きになれないと

 身体の関係までは進めない。

 キスの相性とセックスの相性って

 一致すると思いませんか?^^



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2003年03月05日(水) 分身


 愛し合った後、

 あなたは、
 
 私をそっと抱き寄せ、

 腕枕してくれる。


 
 あなたの胸に

 子猫みたいにうずくまりながら、

 他愛も無いお喋りをする

 ひとときが好き。



 時折、

 足を絡め合ったり、

 小さな悪戯を仕掛けてみたり、

 あなたの冗談にくすくす笑い出したり…




 「あなたにとって、私はどんな存在?」


 ほんの軽い気持ちから、

 そんな問いを

 あなたに投げてみた。




 暫くの沈黙の後、

 あなたは、呟いた。


 「分身…みたいな感じ。」




 『分身』


 心の中でその言葉を繰り返してみる。




 意外な筈のあなたの答えは、

 あまりに自然に

 私の心に

 すーっと沁みこんだ。




 「俺達、似てると思わない?」


 「どこが?(笑)」


 「どこって聞かれると、はっきり言えないんだけど、

  とても似ている気がするんだ。」


 「もし、分身の片割れが、

  もう、二度と会えない場所へ行ってしまったら、

  どんな風に感じるのかしら?」


 「どうだろう。

  今の自分には想像もつかない。」



 それは、きっと、

 こうして身体を寄せ合って、

 お互いをとても近くに感じていることが、

 当たり前の二人だから…




 未来の約束のない

 私達だけれど、

 分身なら

 ずっとずっと一緒だね。




 あなたの言葉に灯された

 胸の奥の

 暖かい燈。



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2003年03月04日(火) I miss you. 会いたくて…


 会いたい


 今すぐ

 ここに来て

 抱きしめて欲しい



 見つめ合って

 Kissして

 あなたと触れ合いたいの
 
 

 あなたの仕事は、とてもハードです。

 基本的に仕事は好きと言うあなただけれど、

 常に重責を負って、

 絶え間無い努力を重ねている人です。



 私には私の仕事があり、生活があります。



 だから、

 会いたくても会えない週末もあります。

 抱き合いたくても抱き合えない夜もあります。



 会いたくて、

 会いたくて、

 会いたくて…

 メールもチャットも電話も

 会うこと以外、すべての手段が、

 気持ちを伝え合うにはもどかしいのです。



 気持ちを伝え合えずに、

 お互い意地を張って、

 すれ違って、

 些細な言葉で傷つけ合って…



 そんな時、

 臆病な私のこころは、

 諦めて、閉じてしまうのです。



 今は、お互い会えないのを知っているから、

 もう、子供じゃないから、

 会いたいと言って

 あなたを困らせることなんて出来ません。



 どんなに沢山恋をしても、

 どんなに自分の気持ちを上手に操るコツを身につけても、

 会いたい気持ちを持て余してしまう私がいます。



 あなたの眼差しに見つめられたい。

 あなたの声に囁かれたい。

 あなたの腕の中に包まれたいの。



 会いたいという想いだけが、

 粉雪のように

 乾いた心に

 降り積もります。



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2003年03月03日(月) 惹かれる理由

 
 「あなたは、女性のどんなところに惹かれるの?」

 「大事なのは…波長かな。」

 「例えば…どんな?」

 「話し方、食事の仕方、相手との距離のとり方、

  そういうものが自分としっくりくる女性がいい。」



 彼曰く、私とは波長が合うらしいです。^^



 あなたの行き付けのお店に連れて行ってくれました。

 アットホームな雰囲気の割烹料理のお店です。

 あなたは、事前に予約を入れてくれて、

 私の好みの食材やお酒も

 あらかじめリクエストしておいてくれました。



 いつもは、あなたが、

 会社帰りに一人で立ち寄ることが多いお店。

 そんな時、あなたはいつもカウンターで

 御主人とお喋りしながら、食事をしているようです。



 「ここは、今まで誰も連れて来た事がないんだ。

  小夜子が初めてだよ。(笑)」

 あなたがそっと耳打ちしました。



 初めて女性を連れて来たということで、

 私達が食事をしている間、

 ずっと御主人にからかわれっぱなしだったあなた。^^


 「今日はやけに苛められるよなぁ。(笑)」


 照れてるあなたの顔を見ているのが、

 何故かとても嬉しかったのです。



 運ばれて来るお料理の全てが美味しくて、

 「美味しい!」を連発していた私。

 「美味しそうに食事をする女性が好き。」という

 あなたのタイプに

 私は見事に当てはまった事でしょう。



 あの日、

 私達は、食事の前にベッドを共にしていました。

 ホテルで熱く抱き合った後、

 シャワーを浴びて、
 
 夜の街へ出かけたのです。



 ほんの少し前まで、

 ベッドの上で乱れていた私。

 それを知っているあなた。

 きっと、二人とも

 同じソープの香りがしたのではないでしょうか。



 私達は、

 お行儀良く、向かい合って食事をしました。


 「お箸の持ち方、綺麗だね。」


 身体の隅々まで見られてしまっているあなたに

 そんな小さな事を誉められたのが嬉しくて、

 と同時に、恥ずかしくて、

 うつむいてばかりいた私に

 あなたは気付いたでしょうか。



 私もあなたと話をすることが好き。

 一緒に美味しいものを食べることが好き。



 「小夜子って、俺の理想かもしれない。

  一緒にいると

  楽しくて、

  気持ちいいから。(笑)」

 
 あなたは、ぽつりと言いました。
  


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2003年03月02日(日) 愛する人の過去


 あなたの過去の話を聞くと、

 無意識の内に

 哀しみの迷宮に誘い込まれてしまう…



 何故、女は、

 愛する人の過去に拘ったりするのでしょう。



 愛しい人の全てを知りたいと望むから?

 自分が誰よりも愛されていると確信したいから?

 どちらにしても、独り善がりな女の願望。



 過去のどの時点で、私に出会ったとしても、

 あなたは私に恋をしたでしょうか?

 そんな愚かな問いを投げかけたくなるのは、

 私の幼稚な我侭なのでしょう。



 あなたと

 深く愛し合った後に、

 あなたの肩にそっと唇を寄せる…



 今のあなたと深く繋がることは出来ても、

 過去のあなたは、

 いつだって、私の届かない場所に居る。



 たった今

 あなたに愛されたばかりなのに、

 過去のあなたも欲しくなるなんて

 欲張りな自分に呆れてしまう。



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2003年03月01日(土) 感触

 
 あなたの感触が忘れられないのは、

 抱かれた日のあとの数日間。

 身体が、あなたを思い出して疼きます。

 甘く火照った身体には、

 あなたに愛された痕跡が

 鮮やかに残っています。



 あなたに愛された胸の先端は、

 触れれば痛いほどに敏感で、

 あなたに愛された茂みの奥は、

 蜜が溢れ出すほどに

 潤んでいます。


 
 蘇る欲望を抑え切れなくて、

 私の淫らな指は、

 あなたに愛された記憶を

 再び辿ってしまう…




 「あなたに長いこと会えないと、

  身体もあなたのことを忘れてしまいそうなの。

  あなたに抱かれた記憶にも

  賞味期限があるのよ。(笑)」


 「男と女の記憶の構造って違うんだろうか?」


 「そちらはどうなってるの?」

 
 「こちらでは、いつでも使用可能。(笑)

  肌の感触も

  キスした時の舌のじゃれ合いも

  ヒップラインも

  フトモモの感触も

  尖った先端も…」


 「尖った先端…?」


 「胸。(笑)」


 「………」


 「絶句してる?(笑)」


 「やだ…。恥ずかしいでしょうが。(笑)」



 キーをタイプする音だけが響く

 静かな週末の夜。
 
 チャット画面に打ちこまれる

 あなたからの淫らな言葉に

 赤面している私がいます。



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小夜子

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