Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2015年10月31日(土) CDレビューする・1








ぬばたまの。


今日(11/1)はゴルフ場の下見で茨城県水戸まで、開通したばかりの圏央道や北関東道を駆けめぐってきた、夕方に初台で特訓中のJKきよりんからお迎えのリクエストを受信するが、ごめんよー


タダマス19への福島恵一さんレビューをいただいて
ジョナサン・スターン『聞こえくる過去 音響再生産の文化的起源』(インスクリプト)の告知を読み、すぐにアマゾンでポチしてしまった(駅前のあゆみブックスで購入すべきだった!)、このドキドキしたカンジ。
不思議と何か新しい時代が到来しつつあるような、気持ちになっている。
個人的な、ですね、きっと、あくまで、というか。こういう契機の到来というのは、まったくコントロールできないもので、わたし個人における耳の身体性の更新、何の本を読んだ?テレビを観た?うまい物食べた?誰かとくすっと笑った?、なぜそうなったのかわからない、


CDレビュー、する。


『Studies to be Quiet / Daysuke Takaoka』 2015 private 50 limited

フィーレコ作品のレビューとはどのようなものか、鳴る音を記述することは反則ではないのか、などと思考している。虫の音、川のせせらぎ、と言ってみたところで。端的に言って、空間を聴いているのである。豊かな自然音に接近したマイクロフォンが拾った、耳の鼓膜ではトレースできない/ゲシュタルトできない形状のサウンド。これが、その場所の空間の拡がりを必然的に含んでおり。高岡大祐が楽器を使用しているということは知っている、が、自然音との対比で人為的な音であることはわかっていても、その正体はわからない、というよりも、楽器や奏法がどんなものであるかは問題になっていない。耳が衝かれるのは、その音の正しさというか、独自の魅力というか、ヴォイスといったものか、なんとも形容できないが、魅惑的な謎によってだ。響きのコンビネーション、そのタイミング。インプロ、即興という「演奏すること」「反応すること」「図形的な瞬間美を獲得すること」といった軸足には重きは置かずに、獰猛な耳の悦楽にのみ殉じた、響きのコンビネーション、そのタイミング。(ははっ、いまコピペを使いました)。耳を通過したのちに(事後的に)、これはこういう演奏行為をしているのではないかという判断は起動することはする。奏者はマイクを動かしているだけかな?カーテンのレールを動かしているだけかな?というトラックもある。数分のトラックが、すっと途切れて、次々と、それはまるでビートルズのポップソングのいでたちになって、とは語弊のほうが大きい。この途切れさせ方がまた、ペットサウンズのトラックの必要な短さ、みたいに感じられる。

当初、帰路の中央環状線山手トンネルをグイングイン左右にカーブしながら加速するクラウンで聴いており、重力Gによって揺れる身体、と、録音が覆われる風圧の音響との特異な体験にドラッギーな快楽を得ていた。部屋のスピーカーで鳴らしてみること。ヘッドホンで耳にすること。この3形態がまたそれぞれに異なる官能に至る。

おそらく制作者は、こんな傑作を作っているという気分ではいないのではないか。鈴の音色も、金属の打音も、動物の鳴き声も、その音像のありよう(マイクとの距離、空間把握の差異)は、動かし難く魅力的である。なぜ、そう言えるのか、根拠を言い当てることが困難でいる。



『外の人 vol.3 / Masafumi Ezaki, Daysuke Takaoka』

若者が生活している気分がする。京王線沿線の夜遅く、かな。住宅地の近くにあるトンネルで吹いているのだろうか。上記『Studies to be Quiet』とは、耳の触覚のありようが異なるので、別人だろう、と思っていたが、同じ高岡大祐のクレジット、あれれ?それはそれで興味深いなあ。こちらは、環境に訪れるサウンドに対して、良い意味で手放して放置している感覚がある。高岡大祐の営為の存在を、場所とのコントラストを愉しむことができる。

のどかで、クスッと微笑ませる柔らかさがある。笑わせようと意図したり、逸脱して異化させようと企んだり、のどかさを演出していることとも無縁でいる。ポストモダンなる語彙が有意味であった世代、古典が古典として居た時代の息苦しさがない。息苦しさと書いてしまったのは、54さいのワタシの経年耳の自覚でもある。

19さいのころを体験してしまっているのだろうか。いや、それは間違い、いまの、なし、なし。

祖父の仕事場に、手回しの金属ヤスリ機があった。クルクルと回した。いろんな材料を接触させて、音色や長さやタイミングを味わっていた。穴の開いた50円玉を祖父が戻ってきたらもらえるようにと思いながら。

マイクロフォンが至近距離の音まで拾ってしまうので、実際に人間がそこで体験しているサウンド風景とは、遠い。リアルでありながら、遠い。そこにノスタルジーの距離を適用させてしまうのは、誤った聴取である。

このCDに関わっているふたりの制作者の精神はとてもキュート。ワタシの耳の中で、彼らは遊び、ワタシは彼らと同化してひとときの時間を過ごしてしまう。




2015年10月30日(金)



小椋佳は4日間生前葬コンサートをやって、あさイチ。毎日40本喫煙で70さい現役だよ。
葬式無用、戒名不要。白洲次郎いわく。


「迷ってこそ人生、彷徨ってこそ人生。」


おれにケンカ売ってんのか!






2015年10月29日(木) 『庭を読む<六義園>―景色とうつろひ・「和歌の宇宙」に遊ぶ―』






ねぇ、寮母さんっていくつ?
聞いちゃダメ光線ビーッ!


奈良の橿原市行きたい、今井町行きたい。


帝国ホテル本館にお出かけしたけど、そんなフツーの庶民が連泊できるようなところやおまへんがな、どうやったら泊まれるんかな


美人な秘書さんや、たださん月曜お休みにして大丈夫ですよん、四連休ではないですか、




実演とお話による
伝統芸能パースペクティヴ<第3回>
『庭を読む<六義園>―景色とうつろひ・「和歌の宇宙」に遊ぶ―』



11月9日(月)10時〜17時
10:00〜12:00 講座1
12:00〜15:00 庭園散策 
15:00〜17:00 講座2
※昼食は、12:00〜15:00の間に各自ご自由にお取りください。
※講座1と講座2の内容は異なります。

鈴木宏子[日本古典文学 平安文学 和歌文学/千葉大学教育学部教授]
藤井直敬[脳科学/理化学研究所 脳科学総合研究センター 適応知性研究チーム・チームリーダー]
安田登[下掛宝生流ワキ方能楽師]
座談進行:船曳建夫[文化人類学/東京大学名誉教授]

講座・座談
◇和歌の修辞(レトリック)を知る
 ・和歌における表現技巧の紹介(枕詞、序詞、見立て、掛詞、縁語)
◇中世の遊行者たちから芭蕉まで
 ・山伏の道、遊女の道 ・歌枕と道行
◇「六義園」と和歌
 ・見立ての妙 ・かさねとあわせ
◇<体験>和歌の詠唱(謡)
現地体験
◇庭を読む
 ・講座で学んだ知識を使って「見えないものを見る」テクニックを実践
 (当日、講師から課題が出ます。)


なんというアクチュアルな講座なこと、受け身でのほほんとは参加できないが、

秘書さん、こっちも休みにしておくれやすー

こういうのを実体験で学習できる機会というのは、そうそう無いと考える。











2015年10月28日(水)




早朝の神楽坂を。田中角栄の出勤に合わせて午前午後の一方通行が反対になったことで有名な早稲田通り、飯田橋を越えると白百合学園の小学生たちが登校してゆく。


ランドセルのカバーのオレンジ色と秋季制服の鮮やかな紺色とのコントラスト、歩く姿も身動きも品格があるといいますか。


武道館に出る田安門の交差点で信号待ち、右には靖国神社の朱色の大鳥居を背景に清浄な玉砂利の登り坂、白百合の小学生たちがわらわらと散らばって登ってゆくさまがあまりに美しく。音は遠く。絵を見ているようだった。


今夜、JKきよりんがキートーク日本武道館ライブに群馬県民の日を利用して出てくるのだな。ライブをアンコールまで盛り上がったら、浅草発の東武線の終電間に合わない!おとんは今夜は仕事だよ、22時30分上尾駅西口なら行けるけどー、熊谷駅前から出ている太田行きバスを利用するのが賢明かな。


日本橋コレドのある場所は、白木屋があった。昭和7年の火災で、着物の下には何もつけていないのがフツーだったのが、女性店員が救命設備に飛び降り出来なくて、以降下着をつけるよう奨励された、むかしの女子は和服でそんなんだったのかー


着物文化復活せよ!


JKのおとんとしての意見とわたくし個人の見解が真っ向から対立している場合。


世界最大の砂漠の祭典 アメリカ バーニングマン
サトシは自分と向き合い


傍観者になるな









2015年10月27日(火) 代々木公園への上り坂、緑の曲線






代々木公園への上り坂、緑の曲線。向こうは原宿、月光茶房。


すっと加速すると、遠い夜、小沢健二のラジオの声。


マーティン・デニー『エキゾティカ』、ヴァンダイクパークス『ディスカバーアメリカ』、ジャケは見たことあるけど聴いたことがなかった、細野晴臣の耳が出会った時代に逆算して耳にする。


ちゃんとしたコーヒー、ちゃんとした料理、を、摂取したい、が、セブンイレブンのコーヒーやイワシのしょうが煮やサラダを食べている。庶民のための無菌のディズニーランドに囚われている。


北海道から四国九州までタクシーの運ちゃんにきいて、景気が回復している維持しているなどという回答は無かったそうだ。地方はこの上なく不景気のままだそうだ、札幌の繁華街は中国人ツアー客でいっぱいだった、中国経済が失速して爆買い無くなったら、


モンサント、頑なだった態度をなぜ一変?
遺伝子組み換えの最先端、根強い不安に対応



KDDIの通信費が46236円引き去り、年間55万円、10年で550万円も支払っている。











2015年10月26日(月) 151025 tadamassnineteen





なんとタダマス19に、札幌在住の方の来場をいただいたのだった。15年前のコラム「ロヴァの耳」をご存知で、手稲に住んでいるのでこのところの琴似や砂川の親族ネタも地元親近感とのことでした。


同郷でタダマス同人であるとは、もうほとんど家族のようなものである。


ううう、北海道行きたいー。ゆめぴりか、きらら397、カルビー、メグミルクの牛乳、野菜は北海道産を探して買ってるさ。老後は函館の亀田港町に住んで函館病院の高層病室から町を見下ろしてぼーっと昔を懐かしむのが夢だが、やはりそれは夢だろう。


それはさておき、Yotsuya Tea Party メンバーのホソダさん作成の編集CDRの曲目を、
わたしがとっさにお渡しした持ち歩き編集CDRの曲目を以下に掲げさせていただきます。



『 151025 tadamassnineteen 』

01 プーランク:ナゼルの夜 Preambule
Jacques Fevrierジャック・フェヴリエ/p
02 Azul/ Hank Roberts with Marc Ducret Jim Black [Green]
03 Cancao Do Amor / Elizete Cardoso [サンバ歌謡の女王]
04 Sotto Voce / Sylvie courvoisier Ellery eskelin
Vincent courtois [As Soon As Possible]
05 Brahms:Violin Sonata 3 In D #02
Kyung-Wha Chung チョン・キョンファ/vln, Peter Frankl/p
06 Gurdijeff Hartmann:Seekers of the TruSeekers Of The Truth Part1
Cecil Lytle/p [The Complete Piano Music of Gurdjieff&Hartmann Vol.1]
07 From The North / Trio Viriditas:Alfred Harth
[Waxwebwind@ebroadway]
08 Elgar:Cello Concerto In E Minor #02
Jacqueline Du Pre
09 Bach:Ich Ruf Zu Dir Herr Jesu Chris BWV 639
Edwin Fisher/p
10 Bach:Cello Suite No 5 En Do Mineur Prelude
Pascal Monteilhetパスカル・モンテイエ/theorbo(リュート系)
11 Elgar:Cello Concerto In E Minor #03
Jacqueline Du Pre
12 Bantu Welesa Wesu/Mansa Visual Art Band
[va:ザンビア・ロードサイド 2]
13 Aicha/Jean Bernard Samboue
[v.a.:Voltaique Panoramique Vol.1]
14 Schumann:Adagio & Allegro In A #01 / Martha Argerich/p
  Gautier Capucon/vc Daniel Rivera/p [ルガーノ2010]
15 Two Listening Rooms_Birmingham
David Cunningham [David toop編集:v.a./Haunted Weather...
16 Love at first sight / the Gist
[7"シングル盤]
17 No One's Gonna Love You/ SOS BAND
[ 12"シングル]






soundcheck 『20151025tadamasu19』

01 Franz Schubert:Ungarische Melodie in H-Moll, D. 817 / András Schiff 2015
02 Plates 2 / Aero Flynn 2015
03 Joyful Departure / Ralph Towner “ANA” 1997
04 Souvenir / Orchestral Manoeuvres In The Dark 1981
05 あこがれ / 小坂明子 1974
06 John Boy / Brad Mehldau 2010
07 Harvest Moon / Cassandra Wilson 1996
08 Principe di un giorno / Celeste 1976
09 All True Night / Future Perfect / Craig Taborn Trio “Chants” 2013
10 Love Me, Please Love Me / Michel Polnareff 1966
11 夏空〜オープニングテーマ 「時をかける少女」 Original Sound Track 2006
12 Oceanus / Ralph Towner Solstice ECM1060 1975
13 Output / Wolfgang Dauner ECM1006 1970







2015年10月25日(日) タダマス19来場御礼






タダマス19 益子博之=多田雅範 四谷音盤茶会 Yotsuya Tea Party vol.19


ご来場のみなさま、ありがとうございました。


Badenhorst, Jozef Dumoulin の才能を再認識。
Jen Shyu の奥深い多様性の発見、と、彼女に集う Thomas Morgan, Dan Weiss, John Herbert ネットワークの確認。
Benoit Delbecq ピアノトリオの現在性と高み。
Tim Berne の健在。
Mary Halvorson 謎めく個性という存在から、汎ジャンル的横断といった事態以上の何か新しいサウンドを見せてくれる巨大な存在になるブレイクスルーを記録しはじめたのではないかという観測。


Tim Berne にしても Henry Threadgill にしても、一家を成す巨星である。
80年代から(厳密には70年代後半から)シーンをリードしてきた老舗の味も、後継できるのかというと、それはまた別の問題なのではないかと思ったりもした。


タダマスも19回目となると、才能あるミュージシャンのラインナップは星座の如く満ち、それらはシーンに見えるものだ。ジャズ売り場全体からすると偏っているのは当然だ。


それにしても、Thomas Morgan が出向くレコーディング、関心を持つ音楽、共演するミュージシャンたちの系といったもの、これらはすべて金色に輝く。Thomas Morgan が触発した演奏家たちはいやおうなく変化するだろう(必ずしも高度になるかはわからないけれど)。


んかー、Jen Shyu ちゃんと Craig Taborn さまが仲良しなのだったら、スタジオでも共演してほしいぞー


リスナーであるわたしは残酷に飽きっぽいぞ。まだまだ未踏峰な音楽の領域はある。いわゆるジャズのかたちをしていない、いわゆる音楽の要素に軸足はない、強度が奏者に依存していない、意図をコントロールし切れない投機、


現代美術とかも知らないとだめかなー、おれ。


言葉が走る前に、快楽が光速で到達している。













2015年10月24日(土) 求婚フォト





L'Arc-en-Cielのよーなイケメソだなー


ウチの家族アルバムに無く、母親の実家にしかない、ということは、
これは求婚フォトなのだ、求婚フォトなんて言い方はあるかな。


としおちゃんなんて小学1年生のツルツルちんちんん時から知ってるから、
あたしゃオトコだと思ったことなかったわよ、
色気づいてアタシをデートに誘うのよ、駅前の雑居ビル3階にあった喫茶店に行ったわねー、
何話したかしら、何も話さなかったんじゃないかしら、


ううむ、バックトゥーザフューチャーして喫茶店を覗きたいぞ。


そうだよ、今時はいけめそと言うのんよ、おじーちゃんちょーいけめそ!












2015年10月23日(金) 戦争する国の道徳






いいなあ、女子高ではないか、かわいいではないか、



昨日はありがとうo(^-^)o 赤ちゃん小さめだけど元気だったよ〜
食事制限言われたわorz




むかしの砂川市ばなしだけどさ。
マサノリは砂川神社の下、天使幼稚園エリア、
函館本線を渡って二股に分かれている宮下と呼称されてたエリアに住んでた。
国道はさんで消防署があって正午にはサイレンが鳴り響いていた。

銭湯が、東一北五あたりと、同じ5号線沿いで消防署あたりと、二つあったのよ。
おれが5さい頃、のぶこおばさんが3さいと乳飲み児のふたりを連れて、こっちのほうの銭湯まで来たことがあって、あらやすこさんあちらの銭湯がお休みでここまで来たのよー、なんて和気あいあいな会話をきいた記憶だけがある。






どんどん聴いたら消去するのだけれど、PCにCDが600枚たまっている。


アンドラーシュ・シフのフォルテピアノについて、シフの改宗の作文(国内盤)を読んだら、驚くことに、こちらの耳の改宗することとなった。


最近のフィーレコ盤2枚、サックス盤2枚を聴き、それぞれの2枚の対比が批評を要請するように響いている。横綱申し合わせのぶつかり稽古に息があがる前頭筆頭のような武者奮いとは聞こえはいいが、果たして書けるものだろうか、タガララジオの次なる段階に、


神谷町のツタヤでは立ち読み、平和台のあゆみブックスで購入、スタジオヴォイス、モンキービジネス、戦争する国の道徳。おおー、なんだか本を買うと、とってもうれしい。今月のお買い物はこれ1回でおしまい。

レココレの湯浅学監修のレコード本2400円は・・・いつか読みたい。
読みたい小説、翻訳、人文書はタイトルをメモして、図書館検索にまわす。

戦争する国の道徳
小林よしのり・宮台真司・東浩紀


くい打ち偽装もひどいが、7月〜9月期の年金の運用で10兆円損を出していたという、


生活クラブの会長が「オールジャパン平和と共生」の総決起集会に出ている動画、見ました


安心安全な国産の食べ物を食べたり、ファミレスやジャンクフードを避けて暮らしてゆくことはできるのでしょうか、お金は血液のようなものだと思うておるのだから、消費活動の内容は投票行為に等しいんだぜ、ってひとには言えるけれど、









2015年10月22日(木) 大宮「新むら」の釜飯






大宮パレスホテルへ出かけたので、路地を散策して「新むら」の釜飯をランチしました。
五目釜飯が炊き上がります。お茶碗3杯半もあるような。釜のお焦げもおいしい。添えの厚焼き卵がダシがきいてて、二子玉強のふっくらもたまらんー。



仕事帰りに浅草へ、長女かなみんを呼び出して浅草ライフでお買い物。
あれ食え、これ食え。おなかの赤ちゃんのために。
明日赤ちゃんの健診だよー、赤ちゃん元気だよー。



そういえばおれの妹のあきおばさんは小学生の頃にIQが高くて学校から呼び出しをくらった、130いくつかあったそうだが、どうしてこの成績なんでしょうねーとアタシャしこたま恥をかいてきたよデタラメ回答した偶然なんだとおふくろが力説していたものであるが、マサノリはもっと頭が良いはずだがIQと成績と年収と品格は無関係なんだね、証明してるわよね、これマサノリ、札幌に来てまでそんなキチガイ音楽聴くのやめなさいヘッドホンはずしなさい!




IQテストやってみた、101点、上位25%


上位2.5%のはずなんだが











2015年10月21日(水) 虎ノ門の金刀比羅宮さま。びっくりぽんやー





虎ノ門の金刀比羅宮さま。びっくりぽんやー


『 このクジ運の人は 苦しみに耐えて来たことが一転し 萬人の羨望の的になる運勢
古きを捨て「仕合せ」を摑む受入れ態勢を示せば 思はぬ福近し
心も言葉も皆朴(みなすなほ)を保て 』


出産、安し
縁結び、思い控えて焦らぬがよし


よし、よし、よし!週末は宝くじ買って菊花賞GIレースだー、好きなあのコにはダマテンだー
あ、タダマス19@喫茶茶会記も日曜日であります




たださん、苦しみに耐えて来たことが前提なのでしょう?
いやいやいや、苦しみに耐えて来ましたよおー、CD買えないライブ行けない恋人できない
転職して6キロ太って寝てばかりでほとんど仕事してないNHK観まくりで?
そうそう、左のヒザが痛いという苦しみに耐えている!
運動不足なだけだと思います痩せれば治ります
うー、とにかく、受入れ態勢は万全ですよー神さま仏さまー





こないだよったんがウチに来て飲んだときこんなこと言ってたなー
札幌の琴似だかで結婚式があったときに、マサノリのおばさんから頼まれてお弁当やお茶を十数人分買いにマサノリと駅前に出たのだそうだ。
よったんは二人のよちよち子連れでいたそうだ、その時。
マサノリは、駅前の雑居ビルの看板に中古レコードの文字を見つけるなり、
オレちょっとあそこチェックしてくるわ、よったん頼むねー、と。
返事する間もなく横断歩道を駆けってゆくマサノリ。
子供二人を連れてひとりでお弁当とお茶を4袋にして、おまけに当日は駅前でイベントか何かでとても混雑もしていたんだ、あれには苦労した。
マサノリは、いいもん見つけたとおばさんに自慢してるし、おばさんは、この極楽トンボがー、と笑顔でいるだけだし、よー。


おれは憶えていないが、よったんが言うのなら本当だろう。
記憶は失われてはいけないものなので、記しておきます。
ごめんね、よったん。その頃のマサノリによく注意しときます。





















2015年10月20日(火) 喫茶茶会記へライブラリを観に




喫茶茶会記へライブラリを観に。


エレベが映ったリハ画像に、今日の蛯子健太郎(リーダー)はウッドベースではないのか!とサムシングの予兆を察知し駆けつける池田さんも。


蛯子健太郎(b) 三角みづ紀(poetry) 橋爪亮督(sax) 飯尾登志(pf) 井谷享志(perc)


五者五様の孤島が反射しあう海域のような、聴く像を一瞬見えたり見えなくなったりさせるライブラリの、何処かに参照点を持つようではない音楽。


井谷のタイコと橋爪のサックスが先導する、どこか橋爪亮督グループの疾走感浮遊感を思わせる展開、最初の数曲はコンポジションがよく見える構成感で、あれれ、ライブラリってこういうサウンドだったっけ、と、不思議に思っていたが、何かちょっと予測(聴くこちらの)とのズレというか、コンポジションでは狙えない快楽をこちらが把握できたと拍手して、リーダーが曲名を紹介しはじめたところからグイグイと高みに入ってくる。


ウッドベースとエレベは同じベース奏者の楽器であるが、わたしには全く種族が異なるサウンドに感じる。前者を中空にもしくは地面に打ち込む楔(くさび)の振動のように捉えているのに対し、後者は字足らずの文句を太ゴチックで強調してビートを残像させるもののように捉えている。


書いてて、あまりものデタラメな解釈で撤回したくなっているが。


エレベになると、サウンドの推進が全体性が、収束するようなバイアスがかかる。つい、ノッてしまう引力が作用する。コンポジションによって、ビートの残像は断層を意図される。ベーシスト蛯子が紅潮させて追及する来るべき彼方に目を凝らす、耳を凝らす。


今日の三角のコトバは歌に聴こえる。朗読のようにしていても、旋律を耳が追っている。メロディーを歌うと、そのコトバが力強く響き。


あたらしい貌を見せて、予期していなかった可能性まで聴かせてくれたライブラリ。固定せずに、流動し続けている、いや、固定/流動という明確な意思は無い。呼吸しあうように、創造はいまここにあると思わせるサウンドが今日もまた聴けたのだ、ううう、また聴きたい。



BGM:昨日のYouTube集




2015年10月19日(月) YouTube集 ライブラリほか





Gilles Aubry: Grrounding (Sonic Acts XIII, 2010)



Solo - Lucio Dalla



Forgotten Ones 2013 6 18 Pitinn

Yoichi Hirai (g) Kentaro Ebiko (b) Takashi Itani (ds)


Steve Swallow - Some echoes



Library 2014.2.7ライブ音源 / Vitriol

2014年2月7日に四谷茶会記行われた、ライブ音源から『Vitriol - 毒』という新曲です(アルバムには入っていません)。
作曲:Kentaro Ebiko  作詞:Mizuki Misumi


Library@ 四谷茶会記 1.11.2013「部屋の記録」

2013年11月1日のライブ音源5曲を同時再生した「部屋の記録」です。
Kentaro Ebiko - bass / Ryoske Hashizume - sax / Toshi Iio - piano / Takashi Itani - drums / Mizuki Misumi - poetry & vo


Claudio Puntin & Skúli Sverrisson @ Mengi, Reykjavik, 1 March 2015



La Düsseldorf / Flashback / Individuellos



哀愁列車 / 三橋美智也 (昭和31年)



初夏 / ふきのとう (昭和50年)





2015年10月18日(日)




みんなオトコなの、すぐわかっぺ
High School Girl? メーク女子高生のヒミツ



2015年10月17日(土) スターズの『灼熱の砂漠』CD






小学校入学時の神童マサノリ。砂川の伊勢写真館にて。昨日のタダマスのチラシは同じだ。


高校に入って総額35万円のステレオを買ってもらって最初に買ったLPは、スターズの『灼熱の砂漠』と、風の『海風』、タンジェリン・ドリームの『浪漫』、ミスター・ビッグの『フォトグラフィック・スマイル』だったわけですが、どれもそのジャンルではB級なのかなー、客観的には。


スターズの『灼熱の砂漠』CDが、目黒区八雲中央図書館にあったんですよー。


おとといも同い年の同僚と、バグルズ「ラジオスターの悲劇」を聴くと19さいん時に身体が戻ってしまいますねー!いやー、ほんとほんと。ちんこはまったく戻らないんですけどね、かははは、ひじとか肩甲骨のあいだとかがキュンと痛くなるような、切ない19さい!









2015年10月16日(金) 25日は「益子博之×多田雅範=四谷音盤茶会 vol. 19」ですー






Close To You - Jacob Collier



Pedro Aznar Solo Dios Sabe (OFICIAL) ペドロ・アズナールの“God Only Knows”カバー(!)




いよいよ来週はタダマス19でございます。


19というと全米ヒット、ポール・ハードキャッスル「19」ベトナム従軍兵の平均年齢だとか、しか浮かびません、80年代の懐かしダサいサウンドが泣けます、「週刊金曜日」の特集は“経済徴兵制”で、貧困層の有利子奨学金(そんなの奨学金とは言わないだろ、借金だろ)で、公務員に就職させるという図式だ、用意周到なんだ、18才選挙権とセットで。


ジャズ評論家の益子博之が現代ジャズを踏査するアンテナと眼光は鋭いままだ。タダマス選曲を契機にその才能に惹かれたJoachim Badenhorst、Jozef Dumoulin、蓮見令麻、Todd Neufeldは来日公演を果たしている。


モチアンもプーさんも鬼籍に入り、現代ジャズ世界ランキングもThomas Morganも不動の1位に、ラインナップも更新しなければならないなあ、と、日々思う。街に出てCDショップで試聴機で物色するも、さっぱりブツに出会えなくなった。タダマスが選定する年間ベストが、海外のミュージシャン投票やマーク・ラパポートさんと共鳴している事実が、さっぱりマーケットで観測されないという不可思議。


Thomas Morganが参加するディスクを聴きながら、「謎が持続している」強度に耳が捕まえられる。蛯子健太郎率いる「ライブラリ」に惹かれるのも、そこにある謎にだ。


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益子博之×多田雅範=四谷音盤茶会 vol. 19

2015年10月25日(日) open 18:30/start 19:00/end 22:00(予定)
会場:綜合藝術茶房 喫茶茶会記 (四谷三丁目) 新宿区大京町2-4
ホスト:益子博之・多田雅範 ゲスト:カイドーユタカ(ベース奏者)
参加費:\1,300 (1ドリンク付き)

今回は、2015年第3 四半期(7〜9月)に入手したニューヨーク ダウンタウン〜ブルックリンのジャズを中心とした新譜CDをご紹介します。

ゲストには、ベース奏者、カイドーユタカさんをお迎えすることになりました。ストレートなジャズから完全即興、ソロ演奏まで幅広い領域で活躍するカイドーさんは、現在のニューヨークを中心としたシーンの動向をどのように聴くのでしょうか。お楽しみに。(益子博之)
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プーさんとモチアンとスレッギルと、メアリーハルヴァーソンとクリススピードと、
トーマスモーガンの参加作はすべからく聴きたい。
あとは要らんよ、


とは日頃申しておるわたくしですが、いやもう、世間で話題になっているアーティストはこまめにチェックはしてるんです、


が、あれもこれも、いやもうそれはジャズじゃないでしょう、うー志が低いー、演ってて恥ずかしくないんか、
こんなのまでジャズでくくれるのなら何でもアリですね、
えー、コレをあの方が褒めていたのですか?どういう角度で聴けば褒められるのだろう、
ううう、わたしがECMファン時代にあまたの仲間を失った「おまえの耳、腐ってんじゃね?」断言を数十年ぶりに封印をとくべきではないのだろうか、



ハマシアンのECM盤は、あれはECMとして素晴らしいでした、
タダマスではかけませんけど。



タダマスと松籟夜話と月光茶房でかかる音源は、次元が違うんだよなあ。



それはわたし個人の耳が高所から判定している価値なのではなくって、ゲストのミュージシャンの言葉のニュアンスや、言葉のかけらによる着眼と視点のズラしの光速、もとより聴取体験の言語化は”正しい”ことは言い得ないのではありますが、交差する言葉によって聴こえるようになったりお手上げになったりするアクチュアリティによって、

それこそ音楽のような理解、言語化できない謎そのものの理解、といった、


そしてまた熱を持って饒舌になってしまう、その音楽に何度も耳をそばだててしまう、











2015年10月15日(木) 親バカちゃんりん







羽田空港で2時間オフする、売店のおいしいチーズケーキを買いたいが、月曜に行きたいライブの木戸銭のこともあるのでぐっとがまん、マトン肉とベルの成吉思汗たれもがまんがまん、



おふくろと羽田空港でお茶していると、おふくろの妹のあっこばちゃんと遭遇した朝があった。「あらー、親バカちゃんりんでアンタも東京来てたのかい!」、春に筑波大学に進学した息子のもとに向かうのと、40を過ぎてCD買い過ぎでフラフラしている息子に会うのと、どちらが親バカなのかは自明であるが、ミラノサンドとカフェオレをごちしてもらってそばに立つわたしに発言する資格はあんまりない。あっこばちゃんは一万円札をわたしに握らせて、マサノリがんばんなさいよ、


そんなワンシーンを思い出した夕刻。



今夜のNHK特報首都圏延命治療をどうするか、て、「胃ろう」のことだが、喉や胃に向かって穴を穿って栄養素を注ぎ込む延命治療、これはヨーロッパではごく限定的な医療行為であって日本の用法は虐待行為であるという認識だ。自ら咀嚼できなくなった身体は次の摂理に自然とゆるやかな現象を迎えることができる。




岩波ブックレットNo.933 『「テロに屈するな!」に屈するな / 森達也』 2015
“声高に叫ばれる「正義」が危機を加速させる”
これも目ウロコな読書だった。ううう、おれは浅はかな死刑存続論者みたいだったぜー、岩波ブックレットえらい。


ティグランハマシアンのECM新譜は、アイヒャーECMの特許オフィチウム製法の音楽であるが、



親バカちゃんりん、て、慣用句にあるのね。




2015年10月14日(水)



浅草橋で不意に行列、ラーメン???
饗 くろ㐂 もてなし くろき
よっしゃ並んだる、クルマ停めて並んでから小銭700円しかないのに気付く、ガス代払ったんだったー
浅草橋には美味そうな鯛焼きもあるな、建物もいい感じの街だなー





2015年10月12日(月)




モンゴルの障がい児に布絵本を送る活動をしている時天空。
モンゴルの数学オリンピック金メダルの照ノ富士。


剣岳に登りたい。
まず、ヒザの痛みを、からだの重みを。


芝公園から台場、大井と滑走して環状線トンネルに潜る、速度を上げる。
daisuke Takaoka の音響
加速度重力の体感の揺れと、耳を襲う空間の揺れが、相乗効果となっているのだろうか、
時間と空間を超えるアニメーション世界どころではない




2015年10月11日(日) ステファン・グラビンスキ「音無しの空間(鉄道のバラッド)」










よったんとかくれんぼした懐かしいこの家の写真はこの二枚しかない。



ステファン・グラビンスキ『動きの悪魔』(国書刊行会)2015 「音無しの空間(鉄道のバラッド)」

「ここじゃ至る所であの思い出たちが生きている。人間の目には見えないそれらがこの谷の両壁の間をさまよい歩き、線路を打ち鳴らし、この空間全体をぶらつきまわっている。ただそれを見聞きできる能力が必要だが」



バスターミナルから砂川駅舎に入って、ホームの桟橋を、こっちが歌志内線、向こうが上砂川線、5さいのおれ、多くの炭鉱労働者と家族が砂川に流れ込んでいる、ひとは列を作って行儀良く動くものだと理解した。



スノーデンが、CIAに仕送りしてもらってバハマで家族と暮らしているビンラディン情報を、



『TPPで暮らしはどうなる?』 岩波ブックレット No.876
「1%の1%による1%のための協定」鈴木宣弘
年金運用も、郵貯資産のマーケット侵食も、みんな彼らのために差し上げましょう、よろこんで。



マサノリ、だいじょうぶかあ?
2つ下のいとこのよったん(写真下の子ども)から電話、なんでなんで?何言ってんだよ、おれはまだ人生の四分目だよ、どの数値も安全圏だよ、85kg人生最高値を更新中だよ、
医療を受けなければこんな「お迎え」が来るらしーし、

ビオフェルミンも重層もゴボウ茶も伯方の塩浴も、やってるんだぜー




浅草へ、ベビーベッドを組み立てに、妊婦かなみんのリクエストを最優先でイオン西新井に走ってプッチンプリン・バディファイト特製PRカードをゲットしに。孫(妊娠8ヶ月)とママとみみまんオジサンとJKおばさんとおきぼうさまとでかけるおじいちゃんゴチのうたげ第3回、お寿司はだめー、デニーズ梅島店。


うえええ、もう男の子のお名前の内定が出てるの?
隆士郎、りゅうじろう、どのアニメとどのアニメのレファレンスなのかいのー
おなかをぱんぱん蹴っているのは、そりゃみみまんおじさんだなー


国宝(平成24年に指定)妻沼聖天山歓喜院(めぬましょうでんざんかんぎいん)
ここはいちどゆっくりと散策してみよう
あとで妻沼ローソン前を23時30分頃に太田行きの終バスが(!)走っていったー、熊谷23時02分発だ。
平日は熊谷23時56分発太田行き、というのがある。



2015年10月10日(土) 昨夜の月光茶房で Claudio Puntin に触手



テレビを観ながら座っていると、若い社員がたくさん入ってきて、テーブルとかぼくの荷物を片付けはじめる。仕切りの壁がとっぱわれて、フロア全体が畳の広間になって、中央には大きな仏壇が飾られていて坊さんが4にん、金色の座布団を持って歩いてきて、これから何かの儀式を始めようとしている。「こういう会社はやっぱり仏さんに護られているんですねえ」「ぼくはこの金属音が好きなんですよ、フェチなんですよ」と、幹部に話しかけている。ぼくの机やオフィスのパソコンから、黒い和紙のような邪気が取り出されて、坊さんたちがそれを念仏で消滅させている。


テレビを観ながら座り寝をして、その状態がそのまま夢になってたー。


コンビニでサラダと納豆を買って夕食、テレビを少し観て、新橋に向おうとエレベーターの前、白いワンピースを着たキレイなお嬢さんが赤いワインを両手についてきて、ご一緒に屋上でバーベキューしましょう、これからお迎えですので、お心遣いありがとうございます、よろしくお願いします、ニコッと笑顔がまた極上で。いいことあるなあ。


インターFMでソウル/ラテンっぽい選曲に、ジャズをちゃんと演ったピアニストのおしゃれトラックがあって、ハマシアンだった、ECM盤ではないサウンドだったけど。


まー、わしはユニバーサルシンコペーション1やマヌ・カチェのECM登場からすでに乗り遅れているからな。なるほど、フレイバ的なジャズ、バークリーメソッドに漂うジャズを基調にしたECMのゼロ年代以降の潮流。


JTNCの思考と視野はとても理解できるのだけれど、音源がわしの耳を撃たない。プログレッシヴ・ジャズ:進化するソウル、今ジャズ。新種の料理法に過ぎなくて、材料は問わないのかと感じる。新種の料理法でないものが古くさく感じる感性心性もわかる、昔で言えばアドリブ誌には載らないよなーという判断基準の。


それってドラムンベースや擦過音テクノ、音響派、弱音即興、ジョンケージ即興の、はしかみたいなもの?


バーサルの国内盤タイアップ漁法、ウィキペディア文体、リスペクト包囲網作戦、という意見もある。


たださん、もう新しいものにどんどん適応する年代じゃないんですよー、という意見もあれば。
たださん、それはもうツマンナイと自信を持って断ずればいいんですよー、という意見もあり。
益子さんとのタダマスも今月19回目を迎えて、ますますわしの耳は研ぎ澄まされて、獰猛に不寛容になって、それは、やはりレッキとして音楽は進化しているんだ、未知に向って勇敢であらねばならないという確信なのであって。


Thomas Morgan, Joachim Badenhorst, Jozef Dumoulin, Mary Halvorson, Chris Speed, Tim Berne, Henry Threadgill, Mat Maneri, Todd Neufeld, Billy Mintz, Eivind Opsvik, Gilles Aubry, Patrick Farmer, Lucio Capece, Stilllife,


やはり、タダマスや松籟夜話や月光茶房や耳の枠はずしにしか、耳の謎に突き動かされる機会はこの世にはないのだ、と、ウルトラ耳の5兄弟は地球防衛しなければならないのだと、蜂飼耳の言うことに模すれば、まだまだ耳に聴かれてないサウンドの可能性はあるのだと。ノーベル賞を得た孤独な科学者のようなものだ。


昨夜の月光茶房で Claudio Puntin に触手。堀内さんが書いた nemu records
ごおお、最新作はこの3にん、
Albrecht Maurer - violin
Mat Maneri - viola
Lucian Ban - piano









2015年10月09日(金) RE:『松籟夜話』番外篇 来場御礼




耳の枠はずし 『松籟夜話』番外篇 来場御礼




やはり、そのような選曲なのだった。


「説明するために音源を当て込むのではなく、紹介するに足るだけの高い強度を有した作品を選び、むしろスティルライフのイメージを四方八方に引き裂くつもりでよいのではないか」


その人の耳の人生で出会った、唐突に脈絡なく遭遇した、津田さんと笹島さんの耳の人生を踏み外した凶悪な音源たちが、結果選ばれたのだった。


さかなだって、ちょっとしたサジェスチョンで、あんなふうに響いた。


トシのせいか飽きたせいか音楽に響かなくなっていた身体が、このイベントのこの時空に響いた音源たちに、この体験をしたかったのだと、思う、ひたすら耳が響きを追っていた。再生装置が良かったから?初めて聴く音源だから?


フィーレコ耳に訴える、何らかの美学というか、未知の誘因形式を備えたものばかりだったから。・・・なんて、キレイなまとめではきっとない。


たとえば。手拍子にイカれてしまったんだよね。この雅楽の響きが。あれは昭和62年の。鳴ったとたんに身動きできなくなった。ドラムが合ってないようなカンジに。背後の機械音が。・・・なんでもいい(よくない)、単に「これがいい!」というフレーズであったかもしれない、大学の講義や書籍では伝わらないような、ナマの言葉によって伝播している。目くばせでも、口調でも、言い淀み、間によって。思念は伝播している。


カフェの効用、耳の公共性、とは、実は相当に深淵な、意識/無意識とか、


強度ある作品。


とは、まず、耳が打たれて在る。打たれた謎が知りたくて、ひとは探求する、言葉を捜す、視点を求める。





2015年10月08日(木)



「昭和」を送る / 中井久夫 みすず書房 2013

『文化会議』1989年5月号に掲載された論考、副題は「ひととしての昭和天皇」
米国人歴史家との架空の対話パートという中井の自問自答ぶり、内容が目ウロコばかりというか、諸事情の勘案、深い。



南へ / ものんくる
The Ballad Of Peter Pumpkinhead / XTC
The Ballad Of Frankie Lee And / Bob Dylan
My Sharona / The Knack
1/2 / 川本真琴
Every Breath You Take / The Police
グングニル / Bump Of Chicken
アンドラーシュシフ
大都会 / クリスタルキング 1979
I Must Have That Man ! / Billy Holiday
二十九、三十 / クリープハイプ
紅い女
ニコラ / バニラビーンズ
タイルマシンにお願い / サディスティックミカバンド
JUNTA / dCprG 2015


2015年10月07日(水)




能の演奏と密教の声明、金属音


2015年10月06日(火) アンドラーシュ・シフ、10/8(木) 05:00〜05:55 NHK-BSプレミアム





神童マサノリ
北海道砂川市東一北七昭和40年頃


ああー、アンドラーシュ・シフ、10/8(木) 05:00〜05:55 NHK-BSプレミアム
予約録音しとかなきゃ。


シフのECM新譜シューベルト2CD、小石川図書館、期待値最高で再生しはじめて、のけぞる、なんじゃこの音色は、ノオオオ、だれがフォルテピアノ弾いていいと言った。


DCPRG、デートコースの新譜『フランツ・カフカの南アメリカ』、バンド名表記がdCprGへ。

奈良お水取りへ東名をとばして聴いたインパルス盤が楽しかったせいか、既視感ばかりだ。リスナーは飽きるので残酷だと思う。


小沢昭一の「思い出のアルバム」、あんなこと、こんなこと、あったでしょ、泣けるー




『民音現代作曲音楽祭’82』 
松本日之春:レ・レオニード
石井眞木:半透明の幻影op.49 (1981-82) 〜オーケストラのための

『民音現代作曲音楽祭’83』 
一柳慧:ヴァイオリン協奏曲「循環する風景」
河南智雄:「オンディーヌ」〜」ソプラノとオーケストラのための〈第1部〉

『民音現代作曲音楽祭’85』 
多田栄一:交響曲第2番
林光:第2交響曲「さまざまな歌」
80年代半ばには現代音楽のあり方についてさまざまな意見が提出された時代であった。そのような事情を背景にした多田作品は,伝統と前衛の狭間に置かれた迷いを迷いとして素直に提示し,独特な存在感を出している。林作品はさすがに手慣れたものだ。

『民音現代作曲音楽祭’88』 
中川俊郎:合奏協奏曲第2番
西岡龍彦:闇のなかの黒い馬〜オーケストラのための
土田英介:交響的譚憚詩

『高田三郎作品集V』 イザヤの預言 争いと平和 ヨハネによる福音

以上の5枚は練馬区リサイクル資料として放出されたもの、お一人2枚まで、おれは同行二人以上
現代音楽はオケだ、という決め付けも何だが。
オーケストラという、個々の楽器の完成の道のりから、習熟と高み、あの響きの豊かさの無限性みたいのを思考すると、なんというか空恐ろしい気がしてくる。





Paul McCartney - Front Parlour (2011 Stereo Remaster)


Jon Anderson "ANIMATION"


Tangerine Dream & Jon Anderson - Loved By The Sun






2015年10月04日(日) ステーキの宮






次男こいちんが母校で教育実習をするクラスにはJKきよりんが座っているというマンガみたいな設定、どっちが先生なんだかおれにはわからん。


初台でひろって世界堂で買い物して、関越自動車道、三芳Pで「いもこい」を食べて、キートークばかりのCDRで気分がアップ。はじめて「ステーキの宮」へ。


スタンゲッツ、バニラビーンズ、アントニオカルロスジョビン、クリープハイプ、ケミカルブラザーズ、ゆらゆら帝国、クリストファークロス、シュガーベイブ、マイルスレジェンドカルテット、


組み立てベビーベッドを浅草へ運んで、ローソンのスムージーを差し入れ。



2015年10月03日(土) 尼僧ヨアンナ浦島64男はつらいよ知床慕情






標準体重よりも20kgのお米を腹に巻いて歩いているようなもの、どうりでヒザが痛い。五十肩も痛い。


ナチュラルローソンのナッツ、アイスカフェオレ、バジル風味の緑黄色野菜サラダ。


3夜連続で東京タワーの近くで待機。DVD『尼僧ヨアンナ』を観る(港南図書館)、解説書が素晴らしい。実際にあった中世の実話に基づいているのか。キリスト教とはなんともこけおどしで浅くて残酷なものだな。



あがた森魚『浦島64』が桃源郷だ。
作詞をするという営為よりも心地良いイメージを連ねる自由度に泳いでいることに加速がかかっている。
幼子の好きな場所や事柄の連呼する歓びに身をまかせている境地にある。
戦後にアメリカンポップスやボブディランを産湯にして、
そうさな、坂本慎太郎とあがた森魚をツートップにみるジャンル批評であるべきなんだが。



『男はつらいよ知床慕情』38作目1987年公開をみる。三船敏郎、竹下景子、すまけい、淡路恵子。
知床の景色がしみる。大通公園には北洋相互銀行本店。

札幌から東京に出てきて35年になるだなー、ニセコでのラフティング(川下り)の体験は、あたかも宗教体験のようにいろんな思考のこわばりを溶かしてくれたものだった。








2015年10月02日(金) じいちゃんばあちゃんあっこばちゃんままおれ





じいちゃんばあちゃんあっこばちゃんままおれ、1さいちょっと、でぶ




みやこ音楽 くるり岸田繁プロデュース 2006
デイジー・ホリデー presented by 細野晴臣 Compilation 2008
布施明がバカラックに会った時 / 布施明 1971











Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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