夕暮れの公園で - 2006年09月27日(水) はてなで「夕暮れの公園でブランコを押してもらうなら誰がいいですか。」という質問があった。 誰かなぁ、って思い出したのが学のことで、回答を開いてみたら、多くの人が亡くなった身近な人を挙げていた。 ブランコを押してくれている学と弧を描く自分、という光景を思い浮かべると、なんかものすごく涙が出てきた。 なんでだろう。 寂しいよ。 会いたい。 - 昨日の今日 - 2006年09月24日(日) お腹が痛いわけです。 今日は春期講習以来会っていない別校の中3の日曜特訓に入ることになっていたのだけど、まず朝からお腹がものすごく痛い。 排泄口も火を噴くように痛いです。 ファイッアァーーーーーー!!! な感じです。 明らかに昨夜のキムチだ。食べ過ぎだ。 それで髪の毛もボサボサなままにとりあえず塾に行き、久しぶりに会う子どもたちと一通り雑談を楽しんでいたら出会いがしらにある生徒が一言「先生、髪痛んだね」。 うん…。 しかも教科は苦手だった数学と理科で、まぁ苦手だったとは言っても何とかなるだろうと思いつつ昨夜軽く予習をしていたら全然何ともならないという驚愕の真実に行き当たり、いつものように自分の甘さを噛み締めながら結局予習は4時までかかりました。 それでお腹が痛い上に眠いわけです。 髪の毛もボサボサなんです。 当然のごとく授業もボロボロでした。 数学なんて、大問2(7)一個しか終わらんかったし。 なんとか取り繕いながら3時間終わらせてよろよろしながら来週の担当の先生に持っていって、大問2(7)しか終わらなかったことをびくびくしながら伝えると、普段は温厚な彼が「…あぁ…まぁ、何とかします…」と言葉を一生懸命選びながら紡ぎ出していたのでまことに申し訳なく、逃げるように帰ってきましたとさ。あぁ。とにかく早く体力を回復させよう。 - 児童合唱団の歌声とJ−POP - 2006年09月22日(金) 教室の教え子から、ある日「ずいっ」っと手渡された招待券があった。 地域の結構大きな児童合唱団(よくテレビに出たりしてる)に入っている子なのだけど、総じて無愛想な子で、あまり快活にしゃべることをしない。多分過密スケジュールのせいだと思うのだがいつも疲れている。 その子がある日、「ずいっ」と、きれいなカラー刷りのチケットを2枚、私に差し出してきた。ちょっと照れたような微笑を浮かべながら。 定期演奏会の招待券で、聞けばミュージカルなんかもやるらしい。 小学生から高校生までが在籍する合唱団で、まだ小学生の彼女はセリフ無しの街人Aらしいのだが。 一瞬の戸惑いの後「うわーっ!ありがとう!!行く、絶対行くよ!」と素っ頓狂な声を上げてしまった。 とは言うもののよくよくスケジュールを確認すると家庭教師とちょうど重なっていて、ずらしてもらおうにも最近は研修続きで既に今月に入ってから2回もずらしてもらっていて、あぁどうしよう、どうしようとひそかに悶々としていたところ、ちょうどそこに、ほんとにちょうどそのときに、先方から電話がかかってきて 「ごめんなさい、ちょっと今度の家庭教師、時間をずらしていただけないでしょうか?」 なんと! しんいちは ていきえんそうかいに いけることになった! 「しんいち」というのはドラクエ7の主人公につけた名前で、最初はほんとに適当に「たろう」だったんだけど、後で命名神マリナン様に頼んでうちの弟の名前に変えてもらい、さらにその後、寄生獣の主人公の「新一」にしてもらったのだが、まぁそういうのはほんとにどうでもよくて、とにかく恐るべきタイミングでスケジュール調整に成功し、私は教室の経営者である母とともに定期演奏会に行くことに相成った。 で、いきなり感想ですが、レベルがとても高かった。 さすがテレビに出てるようなところは違うね。 ミュージカルが本当にミュージカルとして立派に成り立っていて、私は、なんとなくぼやーっとした印象の主役のお姫様より(言っちゃ悪いが結構太った子だったし…)、敵役の魔女の美しく凛とした演技にうっとりとしびれていたのだけど、歌も本当にきれいに揃っていて感情豊かで、小学生たちは生き生きと躍動感にあふれていて、本人たちがやりながら十分に楽しんでいるというのが見ていてよく伝わってきた。 私と母は会場に入るのが遅れてしまい、初めは2階席で見ていたのだけど、そこには舞台上の人々の顔を峻別できないという私たちにとって致命的なデメリットが存在していた。 それを打開するべく席の移動を繰り返し、やっと終盤になって彼女を見つけることができた。 いやぁ。かわいかった。 なんだよ、あれが、いつものあのブッキラボーなあの子か。 何を言っても片方の唇をゆがませて「ふっ」と薄く笑うだけの子か。 (ちびまるこちゃんの野口さんを今書きながら思い浮かべたが、まさにあんな感じ) なんか、ほんと、がんばってたんだろうな、と思う。 大人たちの言うことをひとつひとつ黙って素直に吸収し、自分のものとするべく練習を積み重ねてきたんだな、って。 いじらしい。 どんなに精一杯突っ張っても自己主張してみせても、大人に指先一本で操られる子どもたち、大人の期待というものに必ずしも自覚を伴わずとも従順に沿い、そこから逸れることを拒み、楽しみを見出してゆこうとする。 だからね。 大人は、本当にね、いいかげんな心持ちじゃいかんと思うのです。 マジで。 J−POPがなんだと書きたかったのかというと、久しぶりにスペースシャワーで民生を見て、なんか北海道のろくふぇすに出たりしてたんですね。三人の侍。全然知らんかった、というか知ろうともしていなかった。 あれーー? なんでこんなに、どうでもいいんだろ。 あんなにはまっていた Rie fu に対しても、この恐るべき無関心。 でですね、今までずっとしっかり考えたことがなかったことなのですが(考える必要もなかったしね)、私はどうも、J−POPがあまり好きではないらしい。 いや嫌いでもないんですけど。決して。 基本的に歌詞を見て好きになることが多いので、日本語の歌のほうが好きになることが多いのはまぁ当然だとは思う。 同時翻訳しながら聞けるほど外国語に長けていないので。 でも、ネトラジで聞くのはやはりケルティックばっかりで、あまり精根こめて聞き込んでいるわけでもなんでもなく、本当にただ、聞き流している。それで十分満足している。今のところは。 なんか、特定のアーティストにずっぽりのめり込んでしまえたらどんなに楽しいかと思うし、そういう人に、わたしも、なりたい。と思っていたけれど、まぁ、もう、いいや。 うん。 ホント、飽きっぽいのな。わたしって。 もう、これは認めて受け入れるしかないわ。ホントに。 - - 2006年09月19日(火) 素敵な夢を見た。 うれしかった。 うれしかったので壁紙の色も変えてみた。 早くちゃんとしたウェブサイトをつくろう。うん。 もうちょっと書いてておもしろくなるようなのを。 - ひさびさのへんな夢 - 2006年09月13日(水) だいたい誰でもへんじゃない夢のほうが少ないんだろうけど。 自分の部屋になかなか辿り着けないのだ。 マンションの25階かなんかに住んでいるのだが、外出先から戻るときに、階段の途中で老人が倒れているのを助けたり友人と立ち話をしたり部屋を間違えたり、いろいろしているうちに「部屋に戻る」という本来の目的をだんだんと忘れてゆく。ついに地下まで降りてきてしまい、通ったことのない地下通路を「たぶんマンションはこっちだろう」と見当をつけて歩いていくとまったく見たことのない町並に出てしまった。しょうがないのでタクシーを拾い、地名を伝える。乗車してから手持ちのお金が1000円もないことに気づき、私はタクシーの運転手に色仕掛けを使って運賃をタダにしてもらおうと目論む。そうしているうちにまるでAVのような強引な展開で性欲に溺れてしまい、また本体の「部屋に戻る」という目的をだんだんと忘れてゆく。 事務局からの電話で目が覚めた。引継ぎの件での連絡だった。一気に現実に引き戻されながら、脳裏にはまだタクシー運転手のだらしなく鼻の下を伸ばした顔がちらついている。 へんな夢。 - 管理 - 2006年09月10日(日) 一番悔やまれるのは、私が薬をもっと厳重に管理しておくべきだった、ということだ。 そして、あの冷徹なセリフを吐くべきではなかったということだ。 そんなことも守れない人間が、他人の世話なんかできるわけがない。 言えない。 家族に対して、彼がどんな感情を抱いていたのか、なんて。 だって、それを言ってどうなるの? 家族がそれで悔い改めて、そうすれば彼は戻ってくるの? 言えないよ。 言うならば、生きているうちに、言うべきだったのだ。 - 星になった少年 - 2006年09月08日(金) 先日は雨のせいで、途中で受信不可能になってしまったのだ。 バカバカ。脆弱衛星のバカバカ。 ということで今日やっと、見られなかったところから改めて見た。 「ダイヤモンド」が流れ出すところから。(ネタバレ) やっぱり柳楽くんはいいねえ。 明日私は学のお墓参りに行ってくる。 誕生日だから。 プレゼントは、無難なところで腕時計。 本当は、もっといいものを買ってあげたかった。 こんなものしか買えなくて。 私は肝心なところでもっとしっかりできるようにしようと思った。 だから、ブリザーブドフラワーを明日買って行こうと思う。 朝はすぐに飛行機に乗らなくてはいけない。 中部国際空港にお花屋さんはあるだろうか。 先日ハワイから帰ってきたときの両親も中部国際空港で飛行機を降りたそうで、空港のレストラン街の某うどん屋のカレーうどんがものすごくおいしかった、と言っていた。カレーうどんもやっぱり味噌仕立てなのだそうだ。 柳楽くん扮するテツはやっぱり、本当はお母さんのことが大好きだった。 学は? 学はどうだったんだろう。 常盤貴子のあの絶叫、あれはね、本当に、ああいう絶叫をする。 母親というものは。 私の耳にずっとこびりついていて離れないおばちゃんの絶叫がある。 わからないのが、いちばんつらいよ。 スペースシャワーでとめどなく流れ続ける、甘く切ない恋の歌。 可能性があるからさ、別れても離れても、また会える可能性があるから、切なくて苦しくて恋しいんだね。きっと。 学は目の前で火葬されました。おじちゃんがボタンを押しました。 白い骨は、本当に真っ白で、若い男のからだだから、太くがっしりしていて、それまで見たことのある祖父や祖母の老いた骨とはぜんぜん違うものだった。拾うとずっしりと重く、あぁ、そうだ、学の骨をみんな、拾ってくれたんだ。ありがとう。それなのに、私は彼らに心を閉ざして、ひねくれて。だめだねこんなんじゃ。 明日私はお墓にお花を供えて、手を合わせて、手を合わせる?へんなの。まるで学が死んじゃったみたいじゃない。それから?お線香をあげて? 学の思い出を家族の方たちと語り合うの? 笑顔で? あんなこともあった、こんなこともあった? へんなの。 学が、まるで死んじゃったみたいじゃない。 - 殺人をして自分も死んだ - 2006年09月07日(木) お母様が「本当のことがわからなくなってしまって、つらいです」と、放心状態でコメントしているのを見て泣いてしまいそうになった。 そうなのだ。 わからない、というのが、一番耐え難いのだ。 どうして、娘は死ななければいけなかったのか。 何にしても、本人の口から直接、どうして娘でなければいけなかったのか、どうして殺さなければいけなかったのか、もちろんそれで納得なんてできるわけはないけれども、とにかく、本人の口から直接、聞かせてほしい、と思うのだ。 もう、こんな結末になるなんて。 私なんかが感情を寄せることもはばかられるけれども、それでも、いっしょに泣いてあげたいと思う。 本当にわかってんのかなぁ。 死んだら、そこで何もかもおしまいなんだよ。 何も解決しないし、何も前に進まないんだよ。 - 芸能人の夢 - 2006年09月06日(水) 倖田來未が夢に出てきた。 どうも私の夢の中の芸能人は現実の身近な人を示すシンボルのようなものとして出てきているような気がするのだが、倖田來未は多分塾で同僚の大学生(ギャル)だろう。倖田來未の性格がそのまま彼女の性格だったから。 勝手にキャラ付けされた倖田來未には甚だ失礼な話なのだが、彼女は自分の多忙さを自慢げに愚痴っていた。 バイキング形式でクレープを好きに作って食べられる食堂のようなところだった。 鬱陶しいので無視して中に包むアイスクリームをすくっていたら 「〜〜だよね?」 と何か私に話を振ってきたので、ディッシャを握ったまま 「へ?ごめん、聞いてなかった」 と答えた。 あからさまにむっとした様子の彼女が 「人の話はきちんと聞きなさい、って学校で習わなかった?」 と言ってきたので 「ごめん、関心がなかったんだよ。それに、あなたもさっき私の話を聞いてなかったじゃない」 と反論すると、 「ちゃんと答えたもん、『わかりません』って」 と反論してきて、そんなのは聞いたうちに入らない、とか私がまた切れてなんか言い合いになっていた。 ふたりとも鬱陶しいなこれ。なんなんだ。 フラストレーションがたまってるんだろうか…。 学生って怖いものなしだからいいね。 私は彼女よりもっと痛い大学生だったし、彼女は年の割にはだいぶしっかりしてるほうだとは思うんだけどね。 性格が基本的にあまり好きじゃない。 「ギャルの思考回路はおもしろいなぁ」という気持ちと「面倒くさい」という気持ちとでは後者のほうが最近強くなってきたので彼女の話は何でもかんでも聞き流すということが増えたのだけど、それでもやはりウザいという気持ちが高じてこんな夢を見たのかしらん。 「○○先生も自分のこと話してくださいよ〜」て言われてもなぁ。 話してもどうせ速攻で自分の話に持っていかれるだけだし…とは言えない。 「うーん、(あなたには)特に話すようなこともないしなぁ」 と、言外に本音を込めてみるものの伝わるはずもなく。 あぁ。ウザい。 - フリーズと寝すぎと夢の話 - 2006年09月04日(月) ついにフリーズしたのだ。 ドラクエ7が。 フリーズしやすいらしいというのは前から聞いていたし、実際大学生の頃に初めてプレイしたときもしばしば悩まされてはいたけれども、今回はなかったのだ。例のからくり兵のボスと戦う前後はものすごいフリーズしやすいんだが、そこもうまくクリアできてたのに。 もうなんで、ほんと、あんな、しばらくセーブしないまま何かちょっとしたイベントをなしとげた、後にフリーズするんだろう。バカバカ。 NHKが機器点検のためとかいって深夜放送をやめてしまった。 どのチャンネルでも、放送終了後の画面はものすごく怖いので、急いで変えた。 もうほんとに怖い。 どきどきする。 あのビープ音やめてほしい。 カラーバーには松ちゃんが出てきてほしい。 そうじゃないと怖い。 夢を見ます。 いろんな夢、でもほとんどは現実に即している。 まっくらなところで、誰か気づいて、誰か気づいて、って叫んでいる声が聞こえる夢とか。 私は夢の中で頭を抱えて発狂していたが、目が覚めるとすこぶる機嫌がよかった。なぜだろう。 多分昨日の塾での初授業が割合うまくいったからだろう。 でももう、3人でうどんを食べに行ったり、ジョイフルに行ったりしたくはない、ので断ったけれども。 したくない、というのは、べつにふたりのことが嫌いなわけではないんだけれども、以前こうして毎晩のようにごはんを食べに行くことでどんどん自分の中のウェイトがそちらのほうにばかり傾き、それに伴って学との心理的な距離が離れてしまったことに対する負い目というのが自分の中で日に日に大きくなっているから、というのがあり、また彼らの楽しくも激しい自己主張に徐々に振り回されることになるかと思うとうんざりする、というのもあり、帰りが遅くなると親がある日突然怒り出したりするのでよろしくない、というのもあり、まぁいろいろあって、もうやめたいな、と思ったのだ。うん。 「自分でも言ってたんだけど、あいつは『からっぽ』だから。人間的に」と、以前塾長が言っていた。 そのときは意味がわからなかったんだけど、今はその「からっぽ」の意味がわかる。 からっぽな人、というのはいる。確かに。 じゃあわたしはからっぽじゃないのかというとそれはわからないけど。 からっぽ、というのもひどく一方的な言い分で、自分の思考とリンクするところがない人はどうしても「からっぽ」に見えてしまうというだけの話なんだけれども。 バイト先と家を往復するだけの毎日で、味も素っ気もない生活を送っているけれども、人との触れ合いを拒んでいるなどということは(そういうポーズをとってはいるけれど)決してない。きっと私は誰かと触れ合いたいと願っている。けど、私が望むような形で触れ合える人がいない。 本当に、家族が心の支え。 以上の話とはたぶんほとんど関係ないけど、最近めちゃくちゃ眠い。 気温が下がると眠くなる、と今日母が言っていたけれど、確かにそうだなと思う。 -
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