ズギューン - 2005年05月30日(月) 胸を射抜かれる、とはよく言ったものだと思った。 24日書いた人にちょっとした転機が訪れたらしい。 落ち込んでいる。 もう恥も外聞もなく、普段の淡々とした簡潔な文体はどこへやら、生の感情むき出しで息も絶え絶えの様子。 そんな彼の日記に息も絶え絶えな私。 あぁぁ。 ほ…ほっとけない…。 今の私にほのかに漂う「だめんず」の予感。 こうやって「だめんず」というものになっていくのだろうと思った。 自分が直面しているあまりにも大きな問題を解決できないまま、人の世話を焼こうとするのはちょっとおかしなことだ。 なんだかんだで本当に危ない橋を察知して事前に回避することは知っているので、そんなに悲観はしていないんだけれども。 そして、人の世話を焼きたがっているということは大方私はもう大丈夫ということなんだろう。多分。 よかった。とりあえず。 - 夢、3年B組ワンピース - 2005年05月29日(日) 今日のサザエさんで波平は虫歯になっていた。 しかし歯医者が怖くて、マスオさん以外の家族には隠していた。 ボロが出そうになるのを必死に取り繕う波平。 そして結局ばれてしまい、意を決して歯医者に行き、治療してもらえばなんてことなく、同じく虫歯に悩むご近所の諸氏に、打って変わって誇らしげな様子で歯科技術の進歩をとうとうと説いて回る波平。 波平。 面白い。 学園ものの夢を見た。 なんか、皆やけに個性的な服装をしているなぁとは思っていた。 クラスメイト全員が、それぞれ異なる系統のショップの店員のようだった。 でもそれにしては、斜め前に座っている男の子が履いているヒョウ柄のボトムスにしっぽがついていたり、さらに同じ柄のほっかむりをかぶっていたり(耳付き)なんかおかしい。 あぁ、ワンピースだ、と程なくして気付いた。 マンガのワンピースに出てくるような人達で構成されているクラスだった。 ちなみに私は普通にTシャツにデニムでした。 なんか、鋲が打ってあったりしたみたいだけど、よく覚えてない。 テンガロンハットをかぶっていたようなかぶってなかったような。 あんまり服のこと詳しくないし…。 まぁ、私の中でのワンピース的自分流オシャレだったのでしょう。多分。 左隣はサル君だった。 右隣がゴリラ君。 男子が全員動物系なのはどうしてなのだろう。 前の席は、妖精っぽいふわふわしたお花みたいな服装の女の子だった。 超かわいい。 長いさらさらの黒髪で、前髪がまゆ毛の上で揃っている。 ふっと吹けば飛んでいってしまいそうな、はかなげな女の子だった。 後ろの子は覚えてない。 サル君と今度遊ぼうという話をしていたら、ゴリラ君が何故かヒョウ君と喧嘩を始めた。 ヒョウ君のズボンには尻に大きなポケットがついていて、そのポケットをゴリラ君がバカにしたのが発端らしい。 かわいいのに。ゴリラ君もセンスがない。 しょうがないのでサル君と席を離れて、少し遠いところに避難して喧嘩を見守っていた。 ヒョウ君はしっぽを振り回して応戦していた。 ということはあのしっぽは本物だったのだろうか。 ヒョウ君は人間じゃなかったってことだろうか。 まぁそんなことはあまり大したことじゃないんだけど、周りがうんざりした表情で喧嘩を見守る中、前の席の妖精の女の子がとある絶妙のタイミングでゴリラ君の足をさりげなく払った。 すっ転んだゴリラ君。何が起こったかわからず目を白黒させている。 それで喧嘩が収まった。 見ている人と見ていない人がいたが、私はたまたま見ていた。 女の子はこちらに向かって「もう大丈夫よ」といった感じでそっと微笑んだ。 そこで目が覚めた。 サル君と私はどこに遊びに行こうと話していたのか、少し気になる。 - 夢、波平とバーバリー - 2005年05月28日(土) トイレで並んでいたら、バーバリー着用者専用の列があると知らされた。 バーバリーを着ていた私はそっちの列に並び直した。 そしたら波平が出てきた。 波平もバーバリー着用者だったのだ。 波平は、見るも涼しげなサマーセーターを粋に着こなしていた。 波平は、ちょっと切ない表情で私のほうを見た。 なぜかいたたまれなくなり、私は思わず目をそらしてしまった。 波平は寂しそうにトイレから立ち去った。 その後、父が記憶喪失になって、弟の名前を忘れてしまっていた。 横にいた私が何度も教えてやるのだが、頑としてそれを受け入れようとしない。 弟は、諦めたような、でもまだ諦めきれないような、複雑な表情で父を見ていた。 波平… あのときの波平の切ない表情が、忘れられない。 - 奇妙な共同生活 - 2005年05月27日(金) 家族とは奇妙な共同生活だ。 ちょっと日本語がおかしいな…。 いなくなったと思っていた人が、本当はまだいた。 暗いニュースばっかりの毎日、こういうニュースを見ると、何はともあれ、よかったよなぁ…と思う。 今までどのようにして生活していたのだろう、どんな気持ちだったのだろう、と思うと、想像に余りあるものがあるけれど…。 帰ってくるとしたら、どんな表情で日本に帰ってくるんだろう。 飛行機のトラップを降りてくるときには晴れやかな表情だといいなぁ…と思う。 - 母性本能? - 2005年05月24日(火) 前から気に入ってる面白いサイトがあるのだけど、そこの管理人が書く日記が私のある一定のツボを刺激して仕方ない。 弟と同じぐらいの年の男の人なんだけど、病気をしていて、ときどきものすごい弱気な日記を書く。 弱気で詩的で、そのくせちっともイヤミじゃない。言葉の使い方が巧い。 もともと文才のある人なので、そういうことを難なくやってのける人なのだ。 このツボがいわゆる母性本能というやつなのだろうか。 どうも最近このツボが押される機会が多いというか、いろんな人に不意打ちで押されては一人苦悶する。 年のせいなのかしら…。 - よく言われる言葉ではあるけれど - 2005年05月20日(金) 人って、死ぬときはあっけなく死んでしまうものなんだな… と思った。 部活仲間あっちゃんがMLに流してくれた事故のその後。 折れ曲がる機体、関係者言葉失う 先日の脱線事故を知ったときも、日常に潜む危機というものを改めて実感させられて空恐ろしい気持ちになったものだが、あの事故よりもやはり自分にとってはこのグライダー墜落事故のほうがはるかに大きくて重い。 突然すぎる。 私ごときがこんなことを言うのも不謹慎なのかもしれないけれど、中村教官は心身ともに非常に強く生命力に溢れる人で、私の中で「死」というイメージとまったく結びつかないのだ。 少し話はずれるけれど、墜落した機体は、私達が3年生のときにうちの大学ともう一箇所と2大学の名義で共同購入したもので、任意に決められる機体番号には両大学名のイニシャルが含まれている。 テレビで放映される墜落した機体の脇腹にこの番号を認めたとき、いろいろな思いがいっぺんに押し寄せて、本当に何ともいえない気持ちになった。 大した戦力にはなれなかったが、OBさん達に募金を募ったり、久住への搬入時に立ち会ったり(雪が降ってて、機体を運ぶトレーラーがなかなか格納庫まで辿り着けず難儀していたのを遠くからドキドキしながら見守っていた)この機体が久住にやってくるまでに、私も私なりにできることをやった。 どうしてこんなことになってしまったのだろう…。 突然の事故でこんな風に人が死ぬなんて、本当に嫌だ。 祖父母や親戚が寿命で死ぬ姿は何度か目にしたが、事故死というのは、またそれとはまったく違った後味の悪さとやりきれなさが残る。 私でさえこんな気持ちになるのだから、ご遺族や部員や合宿メンバーや関係者の皆さんの気持ちはどんなものだろうと思うと…。 中村教官と、九工大の三村さんが、せめてゆっくりと安らかに眠れるといい、と思う。 葬儀に参列できないのが残念だけど…。 本当に、ただただ、ご冥福をお祈りするばかりです。 - 訃報 - 2005年05月17日(火) ミッチーが亡くなった。 ミッチーというのは及川さんのことではなく私が大学時代に所属していた航空部でお世話になった教官のことで、先ほど部活仲間から「グライダーが墜落して、同乗の学生とともに亡くなった」とのメールが入ってきた。 「えぇっっっ!!!!」 と声をあげてしまい、自分の声にびっくりし、5回ぐらいメールを読み直し、その後内心「いやいやいや…嘘やろ」と思いながら(そんな嘘メールが流れてくるはずないんだけど)ヤフーで検索したところが本当だった。 とりあえずリンクを… <グライダー墜落>学生と教官の2人死亡 大分・中部牧野 ここまで読んでもまだ半信半疑な自分がいる。 うーん。ちょっと待ってくれ。混乱。落ち着け自分。 ミッチーはめちゃくちゃ恐い。いわゆる鬼教官。 接する機会が少ないほうだった私でさえいくつか忘れられないトラウマが残っている。 なんというか、うまく言えんが、だからこそにわかに信じられない。 どういうことだ? あのミッチーが? 同乗していた学生は九工大航空部の主将とのことで… 部員もご遺族も、やりきれないことと思う。 私はただ、二人のご冥福を祈るしかない。 知っている人がこんな形でニュースになるなんて。 何とも言えない気持ちだ。 胸が塞がる。 - あだまがいだい - 2005年05月16日(月) ネットで知り合った人とチャット。 なにぶんチャット自体が久しぶりで、趣味も合うものでつい楽しくて、正常になりかけていた生活リズムがまた少し夜型に戻ってしまった。 多分大学生ぐらいだと思うのだ。 最初はあまり現実のことは話したくないと言っていたが、途中から、堰を切ったように自分のことを話し始めた。 「相談できる人がいない。」 「本当は、誰かに聞いてほしかった。」 私が投げかける質問に何分間も黙って、やっと 「ごめんなさい、うまく言えない」 と答える。 他人とのコミュニケーションの仕方がよくわからなくなってしまっていると言っていた。 ネットだから。 ということは常に頭に入れている。 掲示板で話をしていたときは感情の見えない淡々とした語調だったが、それも自己防衛のためだったのかもしれないと思った。 他人からひかれるのがとても怖いと言っていた。 しかし、チャットで会話するときには相手への気遣いが終始端々に見受けられ、私なんかよりずっとコミュニケーションの仕方をわかっているのではないかという印象を受けた。 そういう人だからこそ、面と向かって人と話そうとすると、いろいろなことがわからなくなってしまうのだろう。多分。 そんなこんなで真夜中までチャットが続いた。 非常に頭が痛い。 自分も決して余裕のある状態ではないのに、こういう人を見るとどうしても放っておけなくなってしまう。 少し消耗してしまった。ぐったり。 - ババネロとハバネロと - 2005年05月09日(月) ハバネロ栽培キットが売れているらしいが、通販のページで見たところが 「ババネロ栽培キット」 マスコットキャラが使われていることからわかる通り、東ハトの暴君ハバネロとの提携商品らしいのだが。 上記サイトの本文中にさえ「ハバネロ」と「ババネロ」が混在している。 左上の写真を見ても、袋や箱の配置に相当気を遣って撮影されたのだろうということは容易に想像できる。 わざと…なんだよね? そのまま同じ名前にすると、なんか不都合があったりしたんだよね?きっと? だから、あえて、こういう差をつけた…んだよね? それにしても「暴君ババネロ」はまずいだろうと思うのだが。 あーーーーー 頭いてぇぇぇぇ。 Rie fu のニューシングルをようやっと昨日買ったのだが、またアニメのエンディングに使われてるんですね。知らなかった。 前の曲もそうだったんだよね。違うアニメだけど。 こうやってどんどん有名になっていくんだろうなぁと思うと、なんだか嬉しいような寂しいような。 近所のタワレコでもだんだんと扱いが大きくなっていってるしなぁ。 りえふこないだとうとうMステに出たんだけど、実は見ていない。 頭が痛くて寝ていたのです。 ネットで流れたりしてないかな…してないよな… それにしてもいい声してる。 - 夢でもし逢えたら - 2005年05月08日(日) ゴキブリの影に怯えながら目が覚めた、というのは嘘で、明るくなればあんなやつなんでもない。 夜に忽然と姿を現わすのが嫌なのだ。 予定より早く目が覚めたのは夢のせいで、恋をする夢を見た。 あっ、言うと正夢にならないんだっけか。 まぁいいや。 すごく幸せな夢だった。 「あぁ、これが恋だった。そういえば。」 と思った。 うん。 彼の外見は私が今まで好きになった人の特徴を少しずつ寄せ集めたもので完全に架空の存在なのだけど、カッコよすぎずブサイクすぎず、オシャレすぎずダサすぎず、「安心感」と「刺激」の両極端のボーダーラインで挟まれている私のストライクゾーンのど真ん中に入るものだった。 性格はもうこれは言うまでもなくぴったりで、とにかく馬が合う。波長が合う。感性が似ている。話していて安心する。何気ない会話が楽しくて仕方ない。向こうもそう感じているのがわかる。 これが恋だ。そうそう。 あー。私、大丈夫だわ、と思った。 こういう夢を見られるのならね。 大丈夫だわ。多分。 あの人もう一回出てこないかな。 - おとととと - 2005年05月07日(土) 藤井隆と乙葉が婚約発表とのことで、二人とも好きなタレントなのでなんだかいつになくよかったなぁと思った。 乙葉と言えばさっきからすごく気になっている音があるのだけど、ついさっき、台所のほうからふいに ぶーん という音がして、続いて かさっ という音がした。 その後はしーんとしている。 最初の「ぶーん」は冷蔵庫のモーター音か、蛍光灯のうなる音だと思う。 「かさっ」というのはあれだよ。よくきしむんだよね。このボロアパート。 うん。そうなんだよ。 そうだよね!ねぇ!? と心の中で叫びながらも一応現実から逃げずに考えてみることにする。 冷蔵庫のモーター音なら 「ぶーーーーーーーーん」 蛍光灯なら 「ぶぅぅぅん」 のはずだ。 明らかに違う。 今まで聞いたことのない音だ。 「かさっ」 については本当に微妙なところ。 なんとも判断しがたい。 2年住んで虫発生ゼロだったのが密かな自慢だったのだが(蚊と蛾の侵入は除く)、ついに、引越し間近の今になってついに、奴との仁義なき戦いの日々が始まろうとしているのかッ…!!! そんなわけで本当は乙葉とは何の関係もない話なんだけど。 明日は母の日だ。 まだ5月だけど、今年になってから母には本当に世話になっている。 感謝してもしきれない。 今回は気合を入れて感謝の意を表したいと思っている。 だからゴキブリなんかに怯えて眠れなくなってる場合じゃないんだよー。 -
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